JP3189709B2 - ナックルの構造 - Google Patents

ナックルの構造

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    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2206/00Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
    • B60G2206/01Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
    • B60G2206/50Constructional features of wheel supports or knuckles, e.g. steering knuckles, spindle attachments

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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストラット型サス
ペンションにおけるストラットに固定されるナックルの
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用のサスペンション装置は、路面か
らの衝撃の車体への伝達を緩和して乗員の乗り心地を確
保するとともに、車輪の向きを抑制して操縦安定性を確
保している。車両用のサスペンション装置として独立懸
架式サスペンションが知られており、この独立懸架式サ
スペンションは、各車輪を個別に車体に支持する構成で
あり、ばね下荷重を比較的小さくでき、乗り心地や操縦
安定性を向上できる。独立懸架式サスペンションの一つ
に、ストラット型サスペンションがあり、このストラッ
ト型サスペンションを図7に示す。
【0003】図7に示すストラット型サスペンション
は、コイルスプリング30とダンパー31とが一体的に
設けられ、車体32と車輪33との間に配設されたスト
ラット34と、車輪33を回転自在に支持するスピンド
ル38と、鋳造製または鍛造製のナックル35と、ナッ
クル35の上端部をストラット34の下部に固定するた
めのナックルブラケット36と、ナックル35の下端部
と連結されるとともに、車体に支持されるロアアーム3
6とから主に構成されている。
【0004】ナックル35とストラット34との結合
は、ナックルブラケット36がストラット34の下端部
に取り付けられ、ナックル35が2組のボルト37及び
ナットによってナックルブラケット36の取付部に締結
されて行なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のナックルは、一
般に、鋳造製または鍛造製であるので、その重量が重い
という問題点があった。そこで、ナックルを軽量化する
ために、金属板をプレス成形してナックルを形成する方
法が考えられた。しかしながら、この板金製のナックル
は、スピンドルの取付強度及びナックルブラケットへの
取付強度を保つために、ナックルブラケットの取付部に
種々の筒状の補強部材を必要とするため、部品点数が増
加し、ナックル板金化による軽量化の効果が低い。
【0006】また、鋳造製または鍛造製のナックル、あ
るいは板金製のナックルの取り付けにおいて、両方共に
ナックルブラケットを介してストラットに固定されてい
る。ところが、ナックルのナックルブラケットへの取付
部分、すなわち、ナックルとナックルブラケットとが互
いに重合する部分は、ナックルをナックルブラケットに
取り付けるために形成されているものであり、ナックル
のストラットに対する取付強度には直接寄与していな
い。したがって、ナックルの取付強度に関しては、ナッ
クルとナックルブラケットとの重合部分は、ボルト及び
ナットを含めて、コスト及び重量増加の要因となってい
る。
【0007】よって、本発明の目的は、ナックルの重量
を軽量化できるとともに、コストを低減できるナックル
の構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、スト
ラット型サスペンションのストラットに固定されるナッ
クルの構造において、ナックルが少なくとも二つの板金
で成形されたナックル部材を有し、各ナックル部材が、
断面形状が閉断面となるように互いに固着されていると
ともに、各ナックル部材ストラットの下端部にそれぞ
れ接合され、しかも、上記ナックル部材のうち少なくと
も一つが上記ストラットの母線に沿って延びる延設部を
有し、この延設部が上記ストラットに溶接されている
成である。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載のナック
ルの構造において、上記二つのナックル部材を成すイン
ナナックル及びアウタナックルが車両後面視での断面形
状が略C字状に形成され、互いに対向するように向き合
わされ、略全周の縁が互いに重ね合わさるように係合さ
れて形成される構成である。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
ナックルの構造において、上記ナックル部材のうち少な
くとも一つが、上記ストラットの下端部が挿通する挿通
部を有し、この挿通部が上記ストラットに溶接されてい
構成である。請求項4の発明は、請求項3記載のナッ
クルの構造において、上記ストラットの下端部がインナ
ナックルの挿通部に挿入するように、ナックルがストラ
ットに取り付けられ、上記延設部をストラットの表面に
沿わせて、ナックルのストラットへの取付位置を略決定
する構成である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のナックル構造を車
両後側の従動輪に用いられるストラット型サスペンショ
ンに採用した一実施形態を図面を参照して説明する。ス
トラット型サスペンションの概略構成は、図7に示す従
来例としての車両前側の駆動輪に用いられるストラット
型サスペンションの構成と略同様なので、同一構成部分
に関しては同一符号を付してその説明を省略し、相違す
る点について新たな符号を付して説明する。
【0012】図1〜3において、符号10はナックルを
示す。ナックル10は、図1に示す側面視が略C字状と
なるように、上端部10a、中間部10b及び下端部1
0cが互いに腕部を成すように形成されている。図2に
示す正面視では、上端部10aから中間部10bに向か
って末広がりに形成され、中間部10bにおいてはスピ
ンドル12が取り付けられる所定の平坦部が形成され、
中間部10bから下端部10cにかけては図示しないロ
アアーム等のアームとの取付部が形成されるように中央
部に向かって絞り込まれている。
【0013】ナックル10の上端部10aは、ストラッ
ト34の下端部34aに溶接されている。ナックル10
の中間部10bには、図示しない軸受を介してホイール
ハブが取り付けられるスピンドル12が挿入されてお
り、スピンドル12の基端部12aには、筒状の補強部
材15が嵌入されて溶接されている。ナックル10の下
端部10cには、ブラケット14が溶接されており、ブ
ラケット14の取付部14aには、図示しないロアアー
ムが、ブラケット14の取付部14bには、図示しない
トレーリングアームがそれぞれ取り付けられる。
【0014】ナックル10は、第1のナックル部材とし
てのインナナックル20と第2のナックル部材としての
アウタナックル21との二つの部材から構成されてい
る。インナナックル20及びアウタナックル21は、共
に金属板をプレス成形することによって形成されてい
る。
【0015】図3に示すように、インナナックル20
は、ナックル10の一側面を形成する壁20aと、この
壁20aの周縁からアウタナックル21に向かって折曲
される周壁20bとから形成されており、略箱状をなし
ている。アウタナックル21は、ナックル10の他方面
を形成する壁21aと、この壁21aの周縁からインナ
ナックル20に向かって折曲される周壁21bとから形
成されており、インナナックル20と同様に略箱状をな
している。
【0016】両壁20a,21aは、ナックル10の外
形を形成するべく、上端部から中間部に向かって末広が
りに形成され、中間部ではスピンドル12を取り付ける
所定の平坦部が形成され、中間部から下端部にかけては
段部が形成されるように中央部に向かって絞り込まれて
いる。
【0017】図4に示すように、インナナックル20及
びアウタナックル21の車両後面視での断面形状は、略
C字状にそれぞれ形成されており、インナナックル20
及びアウタナックル21は、互いに開口が対向するよう
に向き合わされて、インナナックル20及びアウタナッ
クル21の略全周の縁が互いに重ね合わさるように係合
されている。インナナックル20及びアウタナックル2
1が互いに係合されることによって、ナックル10の断
面形状は、閉断面となる。なお、インナナックル20の
開口の内幅Wは、アウタナックル21の開口の外幅Wと
略同じ寸法に設定されている。
【0018】図3に示すように、ストラット34の下端
部34aに溶接されるインナナックル20の上端部に
は、ストラット34の下端部34aが挿通する挿通部と
しての孔22が形成されている。孔22は、バーリング
によって形成されている。スピンドル12が固着される
インナナックル20の中間部には、補強部材15が嵌入
される孔23が穿設されている。孔23の外周部には、
孔23の周囲の強度を向上するためのビード24が形成
されている。なお、孔22は、プレスにより形成しても
良い。
【0019】ストラット34の下端部34aに溶接され
るアウタナックル21の上端部には、ストラット34の
母線に沿って延びる延設部25が形成されている。延設
部25は、ストラット34の母線方向において、所定長
さを有し、ストラット34の周方向において、ストラッ
ト34の外周面に沿って略半周に亘って延出している。
延設部25の縁部は、ストラット34の半径方向に折曲
されている。スピンドル12が固着されるアウタナック
ル21の中間部において、孔23と対向した位置には、
補強部材15が嵌入される孔26が穿設されている。
【0020】次に、インナナックル20及びアウタナッ
クル21の組み付けについて説明する。インナナックル
20及びアウタナックル21が、金属板をプレス成形す
ることによって、図1に示す形状にそれぞれ形成され
る。成形後、孔23,26が、インナナックル20及び
アウタナックル21にそれぞれ穿設される。インナナッ
クル20には、バーリングによって孔22も形成され
る。
【0021】補強部材15がアウタナックル21の孔2
6に挿入され、図1中、符号Aで示す補強部材15の一
端部の外周と孔26とが接する部分が互いに溶接され
る。溶接後、インナナックル20及びアウタナックル2
1の各開口が対向するように、インナナックル20及び
アウタナックル21がそれぞれ向き合わされるととも
に、インナナックル20及びアウタナックル21の周壁
20a,21aが互いに重ね合わさるように、インナナ
ックル20及びアウタナックル21が互いに係合され
る。このとき、補強部材15の他端部がインナナックル
20の孔23に挿入される。インナナックル20及びア
ウタナックル21が互いに係合されることによって、ナ
ックル10の断面形状は、閉断面となる。
【0022】インナナックル20及びアウタナックル2
1を互いに係合した後、図1,2中、符号Bで示すイン
ナナックル20の周壁20aの所定箇所が、アウタナッ
クル21に溶接されるとともに、図1中、符号Cで示す
補強部材15の他端部の外周とビード24とが接する部
分が互いに溶接される。スピンドル12がアウタナック
ル21側から補強部材15に挿入され、図1中、符号D
で示すスピンドル12のフランジ部12aとアウタナッ
クル21とが接する部分が互いに溶接される。その後、
ブラケット14が、ナックル10の下端部10cに溶接
される。この溶接が完了すると、ナックル10が完成す
る。
【0023】ストラット34の下端部34aがインナナ
ックル20の孔22に挿入するように、ナックル10が
ストラット34に取り付けられ、延設部25をストラッ
ト34の表面に沿わせることによって、ナックル10の
ストラット34への取付位置が略決定される。下端部3
4aを孔22に挿入することによって、ナックル10の
ストラット34に対する軸芯合わせを容易に行なえ、組
付け精度を向上することができる。
【0024】ナックル10のストラット34に対する取
付位置が決定した後、図1中、符号Eで示す延設部25
とストラット34とが接する部分及び図1中、符号Fで
示す孔22とストラット34とが接する部分がそれぞれ
溶接される。
【0025】ナックル10がストラット34に直接溶接
されることによって、従来、必要であったナックルブラ
ケット及びこのナックルブラケットとナックル10とを
締結していたボルト及びナットが不要となり、部品点数
を低減でき、コストを低減できる。また、ナックル10
が、板金製のインナナックル20及びアウタナックル2
1から構成され、インナナックル20及びアウタナック
ル21が、ナックル10の断面形状が閉断面となるよう
に互いに溶接されているので、ナックル10の強度を保
つことができるとともに、ナックル10を軽量化でき
る。さらに、ナックルブラケットとナックル締結用のボ
ルト及びナットとが不要となることによる軽量化と、ナ
ックル10の板金化による軽量化により、ばね下荷重を
小さくでき、乗車安定性や操縦安定性を向上できる。
【0026】前述の実施形態において、インナナックル
20及び/またはアウタナックル21のプレス成形と同
時に、ブレーキホースブラケット、スタビライザブラケ
ット、ABSセンサ用ブラケット等の各種ブラケットを
一体成形することができる。各種ブラケットをインナナ
ックル20またはアウタナックル21に一体成形するこ
とにより、各種ブラケットの締結用のボルトが不要とな
り、部品点数を低減でき、コスト及び重量を低減でき
る。
【0027】なお、前述の実施形態では、本発明のナッ
クル構造を車両後側の従動輪に用いたが、ナックル10
の形状を適宜変更することによって図7に示す車両前側
の駆動輪に用いることもできる。すなわち、ストラット
型サスペンションにおける全てのナックルに本発明のナ
ックル構造を適用することができる。
【0028】図5(a),(b),(c)に、インナナ
ックル20及びアウタナックル21のストラット34と
の取付部の断面形状の変形例を示す。図5(a)に示す
ように、インナナックル40及びアウタナックル41の
断面形状を、共にチャンネル状に形成し、その縁部40
a,41aを互いに溶接して閉断面を形成しても良い。
また、図5(b)に示すように、インナナックル42及
びアウタナックル43の断面形状を、共に同方向の略コ
字状に形成し、アウタナックル43の開口の内幅W1
を、インナナックル42の開口の外幅W1と略同じ寸法
に設定する。そして、インナナックル42とアウタナッ
クル43の開口を同じ向きとした上で、アウタナックル
43をインナナックル42の背面から覆い被せて、イン
ナナックル42の背面とアウタナックル43の内面とで
閉断面を形成する。さらに、図5(c)に示すように、
インナナックル44の断面形状を略平面状に、アウタナ
ックル45の断面形状をチャンネル状の断面形状にそれ
ぞれ成形し、両端縁部44a,45aを互いに重ね合わ
せて溶接し、閉断面を形成しても良い。
【0029】インナナックル20及びアウタナックル2
1とストラット34との取付部の変形例を図6に示す。
図6(a)に示すように、インナナックル20のストラ
ット34への溶接部に、アウタナックル21の延設部2
5と略同様の延設部40を形成するとともに、アウタナ
ックル21の延設部25を、ストラット34に沿って延
長しても良い。延設部25を延長することによって溶接
面積を大きくでき、ストラット34への取付強度を向上
することができる。また、図6(b)に示すように、ア
ウタナックル21のストラット34への溶接部を、スト
ラット34が挿通可能な筒状の延設部41として形成
し、ストラット34を延設部41とアウタナックル21
の孔22とで支持しても良い。さらに、図6(c)に示
すように、インナナックル20のストラット34への溶
接部に、アウタナックル21の延設部25と略同様の延
設部40を形成するとともに、アウタナックル21のス
トラット34への溶接部を、ストラット34が挿通可能
な筒状の延設部41として形成し、ストラット34をこ
の延設部41とアウタナックル21の孔22とで支持す
るようにしても良い。この場合には、アウタナックル2
1の延設部41でストラット34の軸芯合わせを行な
う。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2の
明によれば、各ナックル部材が、ストラットの下端部に
それぞれ固着されているので、従来、必要であったナッ
クルブラケットや、このナックルブラケットとナックル
とを締結していたボルト及びナットが不要となる。した
がって、部品点数及びコストを低減でき、部品点数の低
減に伴って軽量化もできる。また、ナックルが、少なく
とも二つの板金で成形されたナックル部材から構成さ
れ、各ナックル部材が、断面形状が閉断面となるように
互いに固着されているので、板金化による軽量化を生か
しつつ、ナックルの強度を保つことができる。特に、ナ
ックル部材のうち少なくとも一つが、ストラットの母線
に沿って延びる延設部を有するので、延設部によってナ
ックルのストラットに対する接触面積を拡大でき、溶接
面積が拡大されてストラットへの取付強度を向上するこ
とができる。
【0031】請求項3、4の発明によれば、特に、ナッ
クル部材のうち少なくとも一つが、ストラットの下端部
が挿通する挿通部を有するので、ナックルのストラット
への取付時に、ストラットを挿通部に挿入することによ
って、ナックルのストラットに対する軸芯合わせを容易
に行なうことができる。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のナックルの構造を用いたナックルの一
部破断の側面図である。
【図2】本発明のナックルの構造を用いたナックルの正
面図である。
【図3】ナックルの分解斜視図である。
【図4】図1のIV−IV断面図である。
【図5】ナックルの断面形状の変形例を示し、(a)は
インナナックル及びアウタナックルの断面形状が共にチ
ャンネル状に形成されたナックルの断面図を、(b)は
アウタナックルをインナナックルの背面から覆い被せた
ナックルの断面図を、(c)はインナナックルが略平面
状に、アウタナックルがチャンネル状にそれぞれ成形さ
れたときのナックルの断面図をそれぞれ示す。
【図6】ナックルの上端部の変形例を示し、(a)は、
インナナックル及びアウタナックルの各上端部に共に延
設部を形成したナックルの上端部の拡大側面図を、
(b)は、インナナックル及びアウタナックルの各上端
部に共に挿通部を形成したナックルの上端部の拡大側面
図を、(c)は、インナナックルの上端部に延設部を、
アウタナックルの上端部に挿通部をそれぞれ形成したナ
ックルの上端部の拡大側面図をそれぞれ示す。
【図7】従来のナックルの構造によるナックルを用いた
ストラット型サスペンションの正面図である。
【符号の説明】
10 ナックル 10a 上端部 10b 中間部 10c 下端部 12 スピンドル 14 ブラケット 15 補強部材 20 インナナックル 21 アウタナックル 22 挿通部としての孔 23,26 孔 25 延設部 34 ストラット 34a 下端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60G 3/28 B62D 7/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストラット型サスペンションのストラット
    に固定されるナックルの構造において、 上記ナックルが、少なくとも二つの板金で成形されたナ
    ックル部材を有し、 上記各ナックル部材が、断面形状が閉断面となるように
    互いに固着されているとともに、上記各ナックル部材が
    上記ストラットの下端部にそれぞれ結合され、しかも、
    上記ナックル部材のうち少なくとも一つが上記ストラッ
    トの母線に沿って延びる延設部を有し、この延設部が上
    記ストラットに溶接されていることを特徴とするナック
    ルの構造。
  2. 【請求項2】上記二つのナックル部材を成すインナナッ
    クル及びアウタナックルが車両後面視での断面形状が略
    C字状に形成され、互いに対向するように向き合わさ
    れ、略全周の縁が互いに重ね合わさるように係合されて
    形成されることを特徴とする請求項1記載のナックルの
    構造。
  3. 【請求項3】上記ナックル部材のうち少なくとも一つ
    が、上記ストラットの下端部が挿通する挿通部を有し、
    この挿通部が上記ストラットに溶接されていることを特
    徴とする請求項1又は2記載のナックルの構造
  4. 【請求項4】上記ストラットの下端部がインナナックル
    の挿通部に挿入するように、ナックルがストラットに取
    り付けられ、上記延設部をストラットの表面に沿わせ
    て、ナックルのストラットへの取付位置を略決定するこ
    とを特徴とする請求項3記載のナックルの構造。
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