JP3166217B2 - 電子処理装置 - Google Patents

電子処理装置

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JP3166217B2
JP3166217B2 JP19075591A JP19075591A JP3166217B2 JP 3166217 B2 JP3166217 B2 JP 3166217B2 JP 19075591 A JP19075591 A JP 19075591A JP 19075591 A JP19075591 A JP 19075591A JP 3166217 B2 JP3166217 B2 JP 3166217B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データの形態で保
持される画像に、予め用意した文字、記号もしくは図形
等の転記情報を書き込む、ワードプロセッサ,ファクシ
ミリ,コンピュータ等の電子処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ本体,ディスプレイ装置お
よびプリンタ等から構成されるコンピュータシステムを
用い、例えば、氏名,住所等の転記情報を住所カード等
の印字用紙に印字するシステムがある。このコンピュー
タシステムでは、印字用紙のフォーマットに対応する出
力フォーマットを予め記憶しており、その出力フォーマ
ットで定まる印字用紙上の所定の印字領域に各転記情報
を印字する。
【0003】また、印字用紙に予め記入された文字等を
光学的に読み取り、その文字等に応じて印字を行なうプ
リンタが知られている(実開昭60−191444号公
報記載の「文字読取スキャナを備えたプリンタ」等)。
こうしたプリンタを用いたコンピュータシステムでは、
その読み取った文字等から項目名を判定し、予め定めら
れた印字領域にその項目名に対応する転記情報を印字す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の技術では、印字用紙上の印字領域を定めたフォー
マットをシステム中に覚え込ませる必要があることか
ら、その覚え込んだフォーマットと異なる印字用紙に印
字を行なうことができないといった問題があった。例
え、後者の技術(印字用紙に予め記入された文字等を光
学的に読み取り、その文字等に応じて印字を行なうでも
の)であっても、その読み取った文字等から印字領域を
定めるものではないため、その印字領域を定めたフォー
マットをシステム中に覚え込ませる必要があり、前記問
題が発生した。
【0005】ところで、こうした問題は、プリンタを用
いて印字用紙に印字する装置に限って適用されるもので
はなく、画像データの形態で保持される画像に対して転
記情報を書込み、その書き込んだ画像の画像データを回
線を利用して外部に出力する構成のファクシミリ等の装
置に対しても適用される。
【0006】本発明の電子処理装置は、画像データの形
態で保持される画像の情報書込み領域を示すフォーマッ
トを装置中に覚え込ませることなしに、簡単な構成で、
画像の所望の位置に転記情報を書込み可能とすることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、課題を解決するための手段として、本発明は以下に
示す構成をとった。即ち、本発明の電子処理装置の第1
の構成は、文字、記号もしくは図形等の記入済情報が予
め記録された印字用紙の画像を用意し、該画像上の前記
記入済情報に応じて文字、記号もしくは図形等の転記情
報を印字用紙に印字する電子処理装置であって、前記転
記情報の集合を予め得る転記情報取得手段と、 前記印字
用紙の画像を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手
段にて読み取った画像における前記記入済情報が記録さ
れた記入済領域を除く空き領域に、所定形状の空欄領域
を設定する領域設定手段と、該領域設定手段にて設定さ
れた空欄領域を表示する表示手段と、該表示手段に表示
された空欄領域から一領域を選択する領域選択手段と、
前記転記情報取得手段にて得られた転記情報の集合から
一の転記情報を選択する転記情報選択手段と、前記領域
選択手段により選択された前記一領域に、前記転記情報
選択手段により選択された一の転記情報を書き込む転記
情報書込み手段と、前記転記情報書込み手段にて転記情
報が書き込まれた画像を表わす画像データに基づいて前
記印字用紙に印字を行なう印字手段とを備えたことを要
旨としている。
【0008】一方、画像を画像データの形で外部に出力
するファクシミリ等に適用される本発明の電子処理装置
の第2の構成は、画像データの形態で保持される画像
に、文字、記号もしくは図形等の転記情報を書き込む電
子処理装置であって、前記転記情報の集合を予め得る転
記情報取得手段と、前記画像に予め存在する文字、記号
もしくは図形等に対応した画像領域を記入済領域として
検出する記入済領域検出手段と、前記画像における前記
記入済領域を除く空き領域に、所定形状の空欄領域を設
定する領域設定手段と、該領域設定手段にて設定された
空欄領域を表示する表示手段と、該表示手段に表示され
た空欄領域から一領域を選択する領域選択手段と、前記
転記情報取得手段にて得られた転記情報の集合から一の
転記情報を選択する転記情報選択手段と、前記領域選択
手段により選択された前記一領域に、前記転記情報選択
手段により選択された一の転記情報を書き込む転記情報
書込み手段とを備えたことを要旨とする。
【0009】これら電子処理装置において、領域設定手
段は、前記空き領域に、前記画像の主走査方向および副
走査方向に延びる2辺を有する矩形の基本領域を設定す
る基本領域設定手段と、該基本領域を、前記主走査方向
と副走査方向のうちのいずれか一方の方向に、前記記入
済み領域の手前まで拡大する第1拡大手段と、前記第1
拡大手段によって拡大された領域を、前記主走査方向と
副走査方向のうちの他方の方向に、前記記入済み領域の
手前まで拡大する第2拡大手段と、前記第1および第2
拡大手段によって拡大された領域を前記空欄領域と定め
る手段とを備えた構成としてもよい。また、領域設定手
段は、設定される空欄領域の大きさを所定の上限内にお
さめる領域制限部を備えた構成としてもよい。さらに、
これら電子処理装置において、領域設定手段にて設定さ
れた空欄領域を、外部からの操作を受けて変更する領域
変更手段を設けてもよい。本発明の電子処理システム
は、文字、記号もしくは図形等の記入済情報が予め記録
された印字用紙の画像を用意し、該画像上の前記記入済
情報に応じて文字、記号もしくは図形等の転記情報を印
字用紙に印字する電子処理システムであって、前記印字
用紙の画像を読み取る画像読み取り装置と、前記転記情
報の集合を予め得る転記情報取得手段と、前記画像読み
取り装置にて読み取った画像における前記記入済情報が
記録された記入済領域を除く空き領域に、所定形状の空
欄領域を設定する領域設定手段と、該領域設定手段にて
設定された空欄領域を表示する表示手段と、該表示手段
に表示された空欄領域から一領域を選択する領域選択手
段と、前記転記情報取得手段にて得られた転記情報の集
合から一の転記情報を選択する転記情報選択手段と、前
記領域選択手段により選択された前記一領域に、前記転
記情報選択手段により選択された一の転記情報を書き込
む転記情報書込み手段とを含む処理装置と、前記転記情
報書込み手段にて転記情報が書き込まれた画像を表わす
画像データに基づいて前記印字用紙に印字を行なう印字
装置とを備え、さらに、前記領域設定手段は、 前記空き
領域に、前記画像の主走査方向および副走査方向に延び
る2辺を有する矩形の基本領域を設定する基本領域設定
手段と、該基本領域を、前記主走査方向と副走査方向の
うちのいずれか一方の方向に、前記記入済み領域の手前
まで拡大する第1拡大手段と、前記第1拡大手段によっ
て拡大された領域を、前記主走査方向と副走査方向のう
ちの他方の方向に、前記記入済み領域の手前まで拡大す
る第2拡大手段と、前記第1および第2拡大手段によっ
て拡大された領域を前記空欄領域と定める手段とを備え
たことを要旨としている。
【0010】
【作用】以上のように構成された本発明の第1の電子処
理装置は、転記情報の集合を転記情報取得手段により予
め取得するとともに、印字用紙の画像を画像読取手段に
より読み取る。そして、その読み取った画像における記
入済情報が記録された領域を除く空き領域に、所定形状
の空欄領域を、領域設定手段により設定する。さらに、
その設定された空欄領域を、表示手段により表示すると
ともに、その表示された空欄領域から一領域を領域選択
手段により選択する。その後、転記情報取得手段にて得
られた転記情報の集合から一の転記情報を転記情報選択
手段により選択して、その選択された一の転記情報を、
領域選択手段により選択された一領域に、転記情報書込
み手段により書込む。その転記情報が書き込まれた画像
を表わす画像データは、印字手段により印字用紙に印字
される。
【0011】このために、予め取得した転記情報の集合
は、印字用紙のフォーマットに転載されて所望の印字領
域に印字される。
【0012】一方、本発明の第2の電子処理装置は、転
記情報の集合を転記情報取得手段により予め取得して、
画像データの形態で保持される画像における記入済情報
が予め存在する領域を除く空き領域に、所定形状の空欄
領域を、領域設定手段により設定する。さらに、その設
定された空欄領域を、表示手段により表示するととも
に、その表示された空欄領域から一領域を領域選択手段
により選択する。その後、転記情報取得手段にて得られ
た転記情報の集合から一の転記情報を転記情報選択手段
により選択して、その選択された一の転記情報を、領域
選択手段により選択された一領域に、転記情報書込み手
段により書込む。
【0013】このために、画像データの形態で保持され
る画像上の記入済情報に従うフォーマットに、予め取得
した転記情報の集合は転載されて書き込まれる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例について図面を
用いて詳細に説明する。図1は、本発明の電子処理装置
を適用した第1実施例としての処理システムの要部を示
す概略構成図である。
【0015】同図に示すように、この処理システムは、
コンピュータ本体1と、その周辺装置とから構成されて
いる。周辺装置としては、キー操作にて各種処理やデー
タを入力するキーボード3と、各種画像データの画面表
示を行なうCRTディスプレイ5と、各種データを格納
する外部記憶装置としての磁気ディスク装置7と、原稿
上の画像をラスタデータとして読み込むイメージスキャ
ナ9と、各種データを印字用紙P上に印字するプリンタ
11とを備えている。
【0016】コンピュータ本体1は、CPU20a,R
OM20b,RAM20c等から構成される処理ユニッ
ト20を内蔵する周知のものである。処理ユニット20
は、算術論理演算回路として構成されており、ROM2
0bに格納されたプログラムに従って処理を行なうCP
U20aは、コモンバス20dを介して、キーボード3
に直結されたキーボード制御部20e、CRTディスプ
レイ5に直結されたモニタ制御部20f、磁気ディスク
装置7に直結されたディスク制御部20g、イメージス
キャナ9に直結されたスキャナ制御部20h、プリンタ
11に直結されたプリンタ制御部20i等に接続されて
いる。また、処理ユニット20は、フレームメモリ20
jを内蔵しており、イメージスキャナ9からスキャナ制
御部20hで取り込んだ画像データをフレームメモリ2
0j内に記憶する。
【0017】イメージスキャナ9は、原稿(本実施例の
場合、プリンタ11で印字する印字用紙P)上の画像を
光学的にスキャンし白黒の2値情報として画像データを
読み取り、その2値情報を出力するものである。なお、
印字用紙P上の画像は、印字用紙Pに予め記入された文
字、記号もしくは図形等を含む印字用紙全体の画像であ
る。プリンタ11は、フレームメモリ20jに記憶され
た画像データをプリンタ制御部20iの制御を受けて印
刷するもので、ドットプリンタ,熱転写プリンタ,レー
ザプリンタ等いずれの型のプリンタでもよい。
【0018】前述した構成の処理ユニット20は、印字
用紙Pに印字するデータを生成するデータ生成作業と、
その生成したデータを印字用紙Pに印字する印字作業と
を実行するものである。データ生成作業は、キーボード
3から入力されたデータをCPU20aにて処理して印
字用の出力データを生成する作業で、この作業により各
種の転記データがシーケンシャルに配列された出力デー
タが得られる。
【0019】印字作業は、本発明に係る作業である。以
下、印字作業について、図2ないし図4のフローチャー
トに従って説明する。図2に示すように、処理ユニット
20は、処理を開始すると、まず印字用紙Pの画像を読
み取る処理を行なう(ステップ100)。この画像読取
処理は、イメージスキャナ9から読み取った印字用紙P
を表わす2値画像のラスタデータ(以下、単に画像デー
タと呼ぶ)Gをスキャナ制御部20hを介して取り込ん
で、フレームメモリ20jの所定の領域に展開すること
より行なわれる。
【0020】次いで、ステップ100で読み取った、画
像データGの形態で保持される印字用紙Pの画像上に複
数の空欄領域Rを設定する処理を行なう(ステップ20
0)。
【0021】印字用紙Pには、例えば、図5に示すよう
に、「名前」,「住所」,「(地図)」の文字と、「名
前」の文字に続くアンダーラインと、「住所」の文字の
下方に配置された長方形の図形とが、記入済情報として
予め書き込まれているが、前記ステップ200の空欄領
域設定処理においては、まず、画像データGの形態で保
持される画像上におけるこれら記入済情報を含む領域を
記入済領域A1,A2,A3,A4,A5として設定す
る。次いで、画像上におけるそれら記入済領域A1,A
2,A3,A4,A5を除く領域に、複数の矩形の空欄
領域R1,R2,R3,R4,R5,R6を設定する。
この空欄領域の設定の方法ついては、後程、詳しく説明
する。
【0022】続いて、ステップ200で設定された複数
の空欄領域R1〜R6から一領域を選択し、その選択さ
れた一領域に、前述したデータ生成作業で生成した出力
データの転記データを書き込む処理を、出力データ中の
全ての転記データに対して行なう(ステップ300)。
その後、こうしたデータの書込み処理がなされた画像を
表わす画像データGをプリンタ制御部20iからプリン
タ11に出力して、印字用紙Pに印字する処理を行なう
(ステップ400)。
【0023】次に、ステップ200による空欄領域設定
処理の詳細について、図3のフローチャートに従って詳
しく説明する。なお、このフローチャートに従うアルゴ
リズムは、画像データGの形態で保持される画像の副走
査方向xに大きな幅を有する長方形の空欄を優先して確
保するものである。
【0024】図3に示すように、処理ユニット20は、
まず、画像上に記入済領域A1,A2,A3,A4,A
5を設定する処理を行なう(ステップ205)。この記
入済領域を設定する処理は、ステップ100で読み取っ
た画像データGの画像を副走査方向xおよび主走査方向
yに順に走査することで予め書き込まれた文字、記号も
しくは図形を検索し、それらを含む長方形の領域を書き
込むことにより行なわれる。
【0025】次いで、後述する変数iに、初期値として
値0を代入し、また、画像の副走査方向の座標を示す変
数xに、初期値として値5を代入する(ステップ21
0)。さらに、画像の主走査方向の座標を示す変数y
に、初期値として値5を代入する(ステップ215)。
【0026】続いて、変数x,yで定まる座標点(x,
y)を基準点Pとして、x方向に20,y方向に10の
大きさの長方形の基本領域RBを設定する(ステップ2
20)。ここでいう設定とは、基本領域RBを示す長方
形の図形を画像上に書き込むことである。その後、その
基本領域RBは、ステップ205で設定された記入済領
域A1〜A5、または本処理ルーチンで既にデータ書き
込みがなされた空欄領域Rと一部でも重なっているか否
かを判定する(ステップ225)。ここで、重なりがあ
ると判定されると、基本領域RBと重なりをもつ領域の
最下点のy座標値yaを算出し(ステップ230)、そ
のy座標値yaに値2を加算した値を変数yに代入する
(ステップ235)。さらに、ステップ220で設定さ
れた基本領域RBは他の領域と重なる不正なものである
ことから、その基本領域RBの設定を解除する処理を行
なう(ステップ240)。この設定解除処理は、画像デ
ータGの画像上に一旦書き込まれた基本領域RBを取り
消すことにより行なわれる。
【0027】その後、変数yは、主走査方向の最大座標
値ymax に達したか否かを判定し(ステップ245)、
ここで、達していないと判定されると、ステップ220
に戻り、ステップ220以後の処理を繰り返し実行す
る。
【0028】一方、ステップ225で、基本領域RB
が、記入済領域A1〜A5または空欄領域Rとの重なり
を有していないと判定されると、その基本領域RBのy
方向の辺を延長して、基本領域RBの大きさを拡大する
処理を行なう(ステップ250)。この拡大処理は、基
本領域RBのy方向の辺を、他の領域(記入済領域A1
〜A5または本処理ルーチンで既にデータ書き込みがな
された空欄領域R)または主走査方向の最大座標値yma
x の手前まで延長して、基本領域RBの大きさを拡大す
ることにより行なわれる。
【0029】続いて、基本領域RBのx方向の辺を延長
して、基本領域RBの大きさを拡大する処理を行なう
(ステップ255)。この拡大処理は、基本領域RBの
x方向の辺を、前述した他の領域または副走査方向の最
大座標値xmaxの手前まで延長して、基本領域RBの大
きさを拡大することにより行なわれる。続いて、変数i
を値1だけインクリメントする(ステップ260)。そ
の後、前記ステップ250および255で拡大された後
の領域を、変数i番目の空欄領域Riとして設定する
(ステップ265)。
【0030】ステップ265の実行後、その空欄領域R
iの最下点のy座標値ybを算出し(ステップ27
0)、そのy座標値ybに値2を加算した値を変数yに
代入する(ステップ275)。その後、処理はステップ
245に進み、前述したように、変数yは最大座標値y
max に達したか否かを判定し、最大座標値ymax 達す
るまで、ステップ220ないし275の処理を繰り返し
実行する。変数yが最大座標値ymax 達すると、次の
処理に進む。
【0031】ここでは、副走査方向の座標を示す変数x
を値2だけインクリメントし(ステップ280)、その
変数xが、最大値xmax に達したか否かを判定する(ス
テップ285)。ここで、達していないと判定される
と、ステップ215に戻り、変数yをゼロクリアした
後、ステップ220ないし285の処理を繰り返し実行
する。一方、ステップ285で、変数xが最大値xmax
に達したと判定されると、変数iの値、即ち、設定され
た空欄領域Rの総数を変数INに代入して(ステップ2
90)、その後、「EXIT」に抜けて本処理ルーチン
を一旦終了する。
【0032】即ち、以上のように構成した空欄領域設定
処理によれば、図5に示した画像データGの形態で保持
される画像において、まず、座標点(5,5)を基準点
Pとする20×10の基本領域RB(図5中、破線の部
分)を設定する。次いで、その基本領域RBが、記入済
領域A1〜A5または本処理ルーチンで既に書き込みが
なされた空欄領域Rと重ならないかを判定し、この場
合、基本領域RBは記入済領域A1と重なることから、
その基本領域RBを解除する。その結果、記入済領域A
1の上部に空欄領域Rは設定されない。
【0033】続いて、基準点Pを主走査方向yに2単位
ずつ順にずらして、同様に基本領域RBを設定してい
き、その基本領域RBが記入済領域A1〜A5または他
の空欄領域Rと重ならないかを判定する。記入済領域A
1の下方に基準点Pが位置したとき、始めて、基本領域
RBは記入済領域A1〜A5または他の空欄領域Rと重
ならず、その設定が確定される。次いで、その確定した
基本領域RBのx方向およびy方向の辺を、記入済領域
A1〜A5または他の空欄領域Rに達する手前までそれ
ぞれ延長して、基本領域RBの大きさを拡大して、空欄
領域R1を設定する。
【0034】更に、基準点Pを主走査方向yに2単位ず
つ順にずらして、主走査方向の最大座標値ymax まで、
それぞれの基準点の位置で同様にして空欄領域Rの設定
を行なう。その結果、記入済領域A3の下方に、空欄領
域R2が設定される。
【0035】続いて、副走査方向であるx方向に基準点
Pを2単位ずらして、この状態で基準点Pをy方向に走
査しつつ、空欄領域Rの設定を行なう。こうして、基準
点Pをx方向にずらししつ、y方向の走査を行ない、画
像データGの全領域に対して空欄領域Rの設定の処理を
施す。こうした結果、図5に示すように、画像データG
の形態で保持される画像上には、6つの空欄領域R1,
R2,R3,R4,R5,R6が設定される。
【0036】なお、本空欄領域設定処理に従うアルゴリ
ズムは、前述したように、画像の副走査方向xに大きな
幅を有する長方形の空欄を優先して確保するものである
が、これに替えて、画像の主走査方向yに大きな幅を有
する長方形の空欄を優先して確保するアルゴリズムとし
てもよい。
【0037】また、空欄領域設定処理の実行後、その処
理で設定された空欄領域R1,R2,R3,R4,R
5,R6に対して、外部から操作を与えて、必要に応じ
てその大きさを変更するように構成してもよい。具体的
には、空欄領域R1〜R6を画面表示し、画面上の空欄
領域R1〜R6を表わす図形をマウス等を用いて画面上
でつかむようにしてその図形を変形する構成が考えられ
る。
【0038】さらに、設定された空欄領域R1,R2,
R3,R4,R5,R6に対して、外部から操作を与え
て、必要に応じてその領域を複数に分割するように構成
してもよい。例えば、比較的大きな領域である空欄領域
R2(図5参照)を、マウス等を用いて縮小し、空いた
スペースにもう1つ別の空欄領域を、同じくマウス等を
用いて設定する構成が考えられる。また、空欄領域R2
内に線分を付与して、直接、領域を分割する構成も当然
考えられる。こうしたことから、大きな空欄領域に文字
の大きさが異なる複数種類の文章を印字するようなと
き、前記空欄領域を分割する手法を用いて、その文章の
種類の数に空欄領域を分割することで、そうした文字の
大きさが異なる複数種類の文章の印字が可能となる。な
お、前述したように空欄領域を分割する際に、CRTデ
ィスプレイ5上の画像に補助線を一時的に表示する構成
とすることで、空欄領域の設定を容易なものとすること
ができる。
【0039】次に、ステップ300による領域選択/転
記データ書込み処理の詳細について、図4のフローチャ
ートに従って詳しく説明する。図4に示すように、処理
ユニット20は、まず、図3の空欄領域設定処理により
空欄領域が設定された画像データGを、モニタ制御部2
0fを介してCRTディスプレイ5に出力することで画
面に表示する処理を行なう(ステップ310)。次い
で、前述したデータ生成作業で生成された出力データの
内の一の転記データを、同様にCRTディスプレイ5に
出力することで画面に表示する処理を行なう(ステップ
320)。
【0040】続いて、変数iに、初期値として値0を代
入し(ステップ330)、その変数iを値1だけインク
リメントする(ステップ340)。その後、その変数i
で特定される空欄領域RiをCRTディスプレイ5の画
面上でブリンクさせる処理を行なう(ステップ35
0)。
【0041】このCRTディスプレイ5を見ているオペ
レータは、そのブリンクしている空欄領域Riが、ステ
ップ320で画面表示された転記情報の書込み位置とし
て適切かどうかの判定を行ない(記入済領域に書き込ま
れた記入済情報に従ってその判定を行なう)、適切と判
定した場合には、そのブリンクしている空欄領域Riを
選択する旨の選択指示をキーボード3から入力する作業
を行なう。
【0042】そこで、処理ユニット20は、ステップ3
50の実行後、キーボード3からの選択指示があるか否
かを判定する(ステップ360)。ここで、選択指示が
ないと判定されると、次いで、変数iが、ステップ29
0で設定された空欄領域Rの総数を示す変数INより大
きいか否かを判定し(ステップ370)、変数INより
大きくないと判定されると、ステップ340に戻り、ス
テップ340以後の処理を繰り返し実行する。
【0043】即ち、ステップ340で、変数iを値1だ
けインクリメントし、ステップ350で、空欄領域Ri
をブリンクさせ、ステップ360で、その空欄領域Ri
の選択指示があるか否かを判定する。ステップ360
で、選択指示があったと判定されると、次いで、その選
択指示された空欄領域Riに、ステップ320で画面表
示した転記データを書き込む処理を行なう(ステップ3
80)。
【0044】なお、この転記データの書込み処理は、そ
の空欄領域Riの大きさに合わせて文字の大きさや文字
の間隔を拡大または縮小して書き込むことにより行なわ
れる。更に、好ましくは、左揃え、センタリング等の処
理を、指示を受けてあるいは自動的に施して書き込むよ
うにしてもよい。
【0045】ステップ380の実行後、もしくは、ステ
ップ370で変数iが変数INより大きいと判定された
場合には、処理は、ステップ390に進み、前記書き込
んだ転記データが、データ生成作業で生成された出力デ
ータの内の最後の転記データか否かを判定する(ステッ
プ390)。ここで、最後の転記データでないと判定さ
れると、ステップ320に戻り、次の転記データを画面
表示した後、ステップ390までの処理を繰り返し実行
する。
【0046】一方、ステップ390で、最後の転記デー
タと判定された場合には、その後、「EXIT」に抜け
て本処理ルーチンを一旦終了する。なお、こうした転記
データの書込み処理がなされた画像データGは、前述し
たように、ステップ400で、プリンタ制御部20iか
らプリンタ11に出力され、印字用紙Pに印字がなされ
る。
【0047】こうして、本実施例の電子処理装置では、
画像データGの形態で保持される画像における記入済領
域A1〜A5を除く領域に設定された複数の空欄領域R
1〜R6の中から、各転記データ毎に一領域がそれぞれ
選択されて、それら一領域に各転記データが書き込ま
れ、その後、その画像に応じた印字が印字用紙Pになさ
れる。したがって、印字用紙P上の印字領域を示すフォ
ーマットをシステム中に覚え込ませることなしに、印字
用紙P上の所望の印字領域に各転記データをそれぞれ印
字することができる。しかも、従来例のように、印字用
紙に予め記入された文字等を認識するものではないた
め、高度なパターン認識技術を必要とせず、その結果、
装置の構成が簡単にすむ。
【0048】また、本実施例の電子処理装置は、空欄領
域Riを設定する際に、その設定される空欄領域Riの
大きさが、基本領域RBより小さくならないように構成
されているため、画像に設定される空欄領域Riの数が
むやみに多くなるのを防ぎ、オペレータによる選択の操
作性の悪化を防止することができる。
【0049】次に、本発明の第2実施例を説明する。第
2実施例の電子処理装置は、第1実施例の電子処理装置
と比較して、処理ユニット20で実行される空欄領域設
定処理の一部が異なるだけであり、ハードウェアの構成
およびその他のソフトウェアの構成は同じである。
【0050】図6は、その異なる空欄領域設定処理の一
部を表わすフローチャートである。同図に示すように、
処理がステップ250および255に進むと、第1実施
例と同様に、基本領域RBの大きさをy方向およびx方
向にそれぞれ拡大する処理を行なう。続いて、その拡大
後の基本領域RBのy方向の長さLyが、所定値Lyma
x より大きいか否かを判定し(ステップ256)、ここ
で、所定値Lymaxより大きいと判定された場合、その
y方向の長さLyが所定値Lymax となるように、基本
領域RBの大きさをy方向に縮小する(ステップ25
7)。一方、ステップ256で、そのy方向の長さLy
が所定値Lymax 以下と判定された場合、ステップ25
7の処理を回避する。
【0051】続いて、基本領域RBのx方向の長さLx
が、所定値Lxmaxより大きいか否かを判定し(ステッ
プ258)、ここで、所定値Lxmaxより大きいと判定
された場合、そのx方向の長さLxが所定値Lxmax と
なるように、基本領域RBの大きさをx方向に縮小する
(ステップ259)。一方、ステップ258で、そのx
方向の長さLxが所定値Lxmax 以下と判定された場
合、ステップ259の処理を回避する。その後、第1実
施例と同様に、変数iを値1だけインクリメントして
(ステップ260)、空欄領域Riを設定し(ステップ
265)、以降の処理を実行する。
【0052】こうして構成された第2実施例の電子処理
装置は、第1実施例と同様な効果を奏するとともに、空
欄領域Riを設定する際に、空欄領域Riのy方向の長
さLyが所定値Lymax より大きくならないように、ま
た、x方向の長さLxが所定値Lxmax より大きくなら
ないように構成されているため、画像上に必要以上大き
い空欄領域Riが設定されることもない。
【0053】したがって、例えば、印字用紙Pとして郵
便はがきが用意された場合、郵便はがき(表面)の中央
部に、第1実施例では一つの空欄領域が設定されるとこ
ろが、図7に示すように、空欄領域は、縦方向の長さが
Lymax より小さい2つの空欄領域R11,R12に分
割されて設定される。このため、空欄領域R11に宛先
の住所,氏名を、空欄領域R12に差出人の住所,氏名
を印字する場合等のように、2種類の情報を一領域に印
字したい場合に、適切な転記データの印字が可能とな
る。なお、こうした空欄領域R11,R12の設定は、
第1実施例を用いることで、一旦、一つの大きな空欄領
域を設定した後、前述したように、マウス等を用いた外
部からの操作で、この大きな空欄領域を分割することに
よっても実現できる。
【0054】ところで、前記実施例では、空欄領域R1
1,R12は、図7に示すように縦に2段並べて設定さ
れているが、これに替えて、横に縦長の領域が2つ並ぶ
ように設定してもよく、こうした構成により、住所,氏
名等の転記データを縦書きに印字することが可能とな
る。
【0055】また、図7に示す郵便はがきの画像におい
ては、設定する空欄領域の大きさの下限を適切に調節す
ることで、郵便番号欄内にも、空欄領域R13,R1
4,R15,R16,R17を設定することができる。
【0056】次に、本発明の第3実施例を説明する。第
3実施例の電子処理装置は、ワードプロセッサに適用し
た例である。ここでいう、ワードプロセッサとは、キー
ボードから入力した文章を編集して、備え付けの液晶デ
ィスプレイに表示し、備え付けのフロッピィディスク装
置を用いてフロッピィディスクに格納し、また、備え付
けのプリンタ装置を用いて印字用紙Pに印字する周知の
ものに、さらに、印字用紙Pの画像を読み取る画像読取
機構を設けたものである。以下、こうした画像読取機構
周辺の構造を図8を用いて説明する。
【0057】図8に示すように、印字用紙Pを給送する
プラテン501が回転可能に支持され、プラテン501
に平行にガイド軸503が横架され、ガイド軸503に
はキャリッジ505が軸線方向へ摺動可能に支持されて
いる。キャリッジ505上には、カセット507が着脱
可能に取り付けられており、このカセット507内には
リボン509が巻回収容されている。キャリッジ505
に設けられた各リボン送り用ステップモータ511,5
13の選択的な駆動により、前記リボン509が図中に
示す矢印A方向およびB方向へリボン送りされる。
【0058】さらに、キャリッジ505上には、ドット
インパクト形式の印字ヘッド521が、その印字端面と
印字用紙Pの印字面とが所要の間隔をおいて対向するよ
うに載置されている。また、キャリッジ505上には読
取ヘッド523が、その読取端面と印字用紙Pの印字面
とが所要の間隔をおいて対向するように載置されてい
る。この読取ヘッド523は、走査方向と直行する方向
に読取り分解能に応じた所要の微小間隔をおいて配置さ
れた発光用素子と受光用素子とを備えた構成をしてい
る。
【0059】こうした構成の電子処理装置では、まず、
キャリッジ505の移動に伴って読取ヘッド523を印
字用紙Pの印字面に沿って走査させるとともに、プラテ
ン501の回転に伴って副走査方向に走査させて、印字
用紙P全面の画像を読み取る処理を行なう。その後、第
1実施例と同様に、空欄領域設定処理および領域選択/
転記データ書込み処理を行なう。続いて、プラテン50
1を逆回転させて、印字用紙Pを画像読取りの前の位置
まで戻した後、第1実施例と同様に、画像データGの印
字処理を行なう。
【0060】以上のように構成された第3実施例の電子
処理装置では、ワードプロセッサ上で第1実施例と同様
な動作を行ない、第1実施例と同様な効果を奏する。
【0061】次に、本発明の第4実施例を説明する。第
4実施例の電子処理装置は、第1実施例の電子処理装置
と比較して、ハードウェアの構成では、処理ユニット2
0に、外部と通信を行なうシリアルI/Oインターフェ
ースを設けたことが異なる。ソフトウェアの構成では、
図2のステップ400で、転記データの書込み処理がな
された画像を表わす画像データGをプリンタ11に出力
する構成に替えて、シリアルI/Oインターフェースを
介してして、信号の形で回線を利用して外部に出力する
構成としたことが異なる。
【0062】こうした構成により、空欄領域Rに転記デ
ータが書き込まれた画像を画像信号として外部に出力す
ることができる。なお、本第4実施例の構成は、読み取
った画像データを画面上に表示することのできる液晶デ
ィスプレイ付のファクシミリに適用することは勿論可能
である。
【0063】以上本発明のいくつかの実施例について説
明したが、本発明はこれら実施例に何等限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種
々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【0064】
【発明の効果】以上詳述した本発明の電子処理装置の第
1の構成によれば、記入済情報が予め記録された印字用
紙の画像におけるその記入済情報が記録された領域を除
く領域に、所定形状の空欄領域を設定し、その設定され
た空欄領域を表示するとともに、その表示された空欄領
域から一領域を選択して、その選択された一領域に、文
字,図形等の転記情報を書込み、その転記情報が書き込
まれた画像を表わす画像データに基づいて印字用紙に印
字する。
【0065】したがって、印字用紙上の印字領域を示す
フォーマットを装置中に覚え込ませることなしに、簡単
な構成で、印字用紙上の所望の印字領域に各転記情報を
印字することができる。
【0066】本発明の電子処理装置の第2の構成によれ
ば、画像データの形態で保持される画像における文字、
記号もしくは図形等に対応した画像領域を、記入済領域
として検出し、その画像における記入済領域を除く領域
に、所定形状の空欄領域を設定し、その設定された空欄
領域を表示するとともに、その表示された空欄領域から
一領域を選択して、その選択された一領域に、文字、記
号もしくは図形等の転記情報を書き込む。
【0067】したがって、画像データの形態で保持され
る画像の情報書込み領域を示すフォーマットを装置中に
覚え込ませることなしに、簡単な構成で、画像の所望の
位置に転記情報を書込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子処理装置を適用した第1実施例と
しての処理システムの要部を示す概略構成図である。
【図2】処理ユニットにて実行される印字作業の概略を
示すフローチャートである。
【図3】その印字作業における空欄領域設定処理を示す
フローチャートである。
【図4】印字作業における領域選択/転記データ書込み
処理を示すフローチャートである。
【図5】画像データGの形態で保持される画像上に設定
される複数の空欄領域R1〜R6を、記入済領域A1〜
A5とともに示す説明図である。
【図6】第2実施例の電子処理装置において実行される
空欄領域設定処理の一部分を示すフローチャートであ
る。
【図7】第2実施例の電子処理装置により設定される郵
便はがきの画像上における空欄領域を示す説明図であ
る。
【図8】第3実施例の電子処理装置における画像読取機
構周辺の構造を示す斜視図である。
【符号の説明】 1 コンピュータ本体 5 CRTディスプレイ 9 イメージスキャナ 11 プリンタ 20 処理ユニット 20a CPU 20b ROM 20c RAM A1〜A5 記入済領域 R1〜R6 空欄領域 R11,R12 空欄領域 RB 基本領域 P 印字用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 G06T 11/60 - 17/50 G06F 17/20 - 17/26 H04N 1/38 - 1/393

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字、記号もしくは図形等の記入済情報
    が予め記録された印字用紙の画像を用意し、該画像上の
    前記記入済情報に応じて文字、記号もしくは図形等の転
    記情報を印字用紙に印字する電子処理装置であって、前記転記情報の集合を予め得る転記情報取得手段と、 前記印字用紙の画像を読み取る画像読取手段と、 前記画像読取手段にて読み取った画像における前記記入
    済情報が記録された記入済領域を除く空き領域に、所定
    形状の空欄領域を設定する領域設定手段と、 該領域設定手段にて設定された空欄領域を表示する表示
    手段と、 該表示手段に表示された空欄領域から一領域を選択する
    領域選択手段と、 前記転記情報取得手段にて得られた転記情報の集合から
    一の転記情報を選択する転記情報選択手段と、 前記領域選択手段により選択された前記 一領域に、前記
    転記情報選択手段により選択された一の転記情報を書き
    込む転記情報書込み手段と、 前記転記情報書込み手段にて転記情報が書き込まれた画
    像を表わす画像データに基づいて前記印字用紙に印字を
    行なう印字手段とを備えた電子処理装置。
  2. 【請求項2】 画像データの形態で保持される画像に、
    文字、記号もしくは図形等の転記情報を書き込む電子処
    理装置であって、前記転記情報の集合を予め得る転記情報取得手段と、 前記画像に予め存在する文字、記号もしくは図形等に対
    応した画像領域を記入済領域として検出する記入済領域
    検出手段と、 前記画像における前記記入済領域を除く空き領域に、所
    定形状の空欄領域を設定する領域設定手段と、 該領域設定手段にて設定された空欄領域を表示する表示
    手段と、 該表示手段に表示された空欄領域から一領域を選択する
    領域選択手段と、 前記転記情報取得手段にて得られた転記情報の集合から
    一の転記情報を選択する転記情報選択手段と、 前記領域選択手段により選択された前記 一領域に、前記
    転記情報選択手段によ り選択された一の転記情報を書き
    込む転記情報書込み手段とを備えた電子処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電子処理装置で
    あって、前記領域設定手段は、 前記空き領域に、前記画像の主走査方向および副走査方
    向に延びる2辺を有する矩形の基本領域を設定する基本
    領域設定手段と、 該基本領域を、前記主走査方向と副走査方向のうちのい
    ずれか一方の方向に、前記記入済み領域の手前まで拡大
    する第1拡大手段と、 前記第1拡大手段によって拡大された領域を、前記主走
    査方向と副走査方向のうちの他方の方向に、前記記入済
    み領域の手前まで拡大する第2拡大手段と、 前記第1および第2拡大手段によって拡大された領域を
    前記空欄領域と定める手段と を備えた電子処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の電
    子処理装置であって、前記 領域設定手段は、設定される空欄領域の大きさを所
    の上限内におさめる領域制限部を備えた電子処理装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の電
    子処理装置であって、前記 領域設定手段にて設定された空欄領域を、外部から
    の操作を受けて変更する領域変更手段を設けた電子処理
    装置。
  6. 【請求項6】 文字、記号もしくは図形等の記入済情報
    が予め記録された印字用紙の画像を用意し、該画像上の
    前記記入済情報に応じて文字、記号もしくは図形等の転
    記情報を印字用紙に印字する電子処理システムであっ
    て、 前記印字用紙の画像を読み取る画像読み取り装置と、前記転記情報の集合を予め得る転記情報取得手段と、
    記画像読み取り装置にて読み取った画像における前記記
    入済情報が記録された記入済領域を除く空き領域に、所
    定形状の空欄領域を設定する領域設定手段と、該領域設
    定手段にて設定された空欄領域を表示する表示手段と、
    該表示手段に表示された空欄領域から一領域を選択する
    領域選択手段と、前記転記情報取得手段にて得られた転
    記情報の集合から一の転記情報を選択する転記情報選択
    手段と、前記領域選択手段により選択された前記一領域
    、前記転記情報選択手段により選択された一の転記情
    報を書き込む転記情報書込み手段とを含む処理装置と、 前記転記情報書込み手段にて転記情報が書き込まれた画
    像を表わす画像データに基づいて前記印字用紙に印字を
    行なう印字装置とを備え、 さらに、前記領域設定手段は、 前記空き領域に、前記画像の主走査方向および副走査方
    向に延びる2辺を有する矩形の基本領域を設定する基本
    領域設定手段と、 該基本領域を、前記主走査方向と副走査方向のうちのい
    ずれか一方の方向に、前記記入済み領域の手前まで拡大
    する第1拡大手段と、 前記第1拡大手段によって拡大された領域を、前記主走
    査方向と副走査方向のうちの他方の方向に、前記記入済
    み領域の手前まで拡大する第2拡大手段と、 前記第1および第2拡大手段によって拡大された領域を
    前記空欄領域と定める手段と を備えた電子処理装置。
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