JP3156622U - 手を挿入して使用する払拭、清掃及び研磨用具 - Google Patents

手を挿入して使用する払拭、清掃及び研磨用具 Download PDF

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Abstract

【課題】自動車の板金加工時の微粉末の除去、金属板の塗装時の削り粉の除去、花崗岩、大理石の修復時の埃の掃除、窓ガラスの清掃など雑巾や布などのクロスを使用する作業において、その拭き上がりや仕上がり等が、これらクロス等から手に伝わり、かつある程度広い面やなだらか曲面を均一に払拭、清掃及び研磨作業をする用具を提供する。【解決手段】作業の目的に合わせた機能特性を持つマイクロファイバークロスや雑巾、タオル、研磨用の布地等を、一部を開口した状態に袋状に加工し、この袋状のクロスと相似形のウレタンフォーム等のある程度硬度のあるクッション材を挿入、配置した構造を持つ用具を考案する。【選択図】図1

Description

本考案は、建物の窓ガラスのようにある程度の大きさのある面、自動車のボディーのように緩やかな膨らみを持った面などを、専用のマイクロファイバークロスや雑巾、タオル、研磨用の布地を用いて、払拭、清掃及び研磨作業を行う際に、効率よく、均一にしかもそれら払拭面から布地、不織布を通して手に感覚が伝わり、仕上がりや拭き残しを感じながら作業ができる構造を持つ払拭、清掃及び研磨用具に関する。
自動車の板金加工時の微粉末の除去、金属板の塗装時の削り粉の除去、花崗岩、大理石の修復時の埃の掃除、窓ガラスの清掃、払拭、清掃及び研磨作業をする際に使用されている布地や不織布は、一般的な雑巾やタオルだけでなく、払拭性の優れたもの、吸着性に優れたもの、吸水性に優れたもの、研磨に優れたものなど、それぞれの作業の用途に合わせた特性をもつものが、日々開発され、提供されている。
一方、それら布地等を使って作業する際には、それらの布地を適当な大きさに切られたものを直接に手で持って払拭、清掃及び研磨作業をしたり、またこれらの布地等を袋状に縫製し、作業を補助するものや、柄や添え板等にこれら布地等をつけた用具が考案され、提供されている。
しかし、実際の作業現場では、払拭、清掃及び研磨面から伝わる手の感覚が重要視されることや、コスト面からも、上記の工夫、考案された用具が、十分にその効果を上げていないなどの理由のため、作業の用途に合わせた特性をもつ布地や不織布を、直接に手に持って使用することが大変に多いのが現状である。
実開平6−36558号公報 特開2001−120484号公報 特開2000−217761号公報
ある程度広い面の払拭、清掃及び研磨作業をする際には、払拭、清掃及び研磨用の布地等を直接に手で持って使用することは、手に伝わる感覚を重視する現場では、一般的であり、柄のついたもの、添え木等を装着したものは、その効果やコストの面からも、敬遠されると先の背景技術で述べたが、直接これら払拭、清掃及び研磨用の布等を手に持って作業する場合にも、均一に払拭、研磨するにはある程度の熟練が必要であり、特に緩やかな曲面を均一に払拭、清掃及び研磨することは、更に難しく、速やかな作業効果を期待する事が困難である。
一方、払拭、清掃及び研磨作業のそれぞれの用途に合わせた特性をもつ布地や不織布は、日々改良、開発されているが、それらの特化した性能をもつ布地等が、実際の作業現場で、効率よくかつその用途に合わせた使い方や冶具等が考案、開発されているとは言い難い。
したがって、本考案が解決しようとする課題は、このような払拭、清掃及び研磨作業を行う際に、払拭、清掃及び研磨面から伝わる手の感触を保ちつつ、日々開発され、進化する作業用途に特化した性能をもつ布地や不織布などのクロスの効果を最大限に活かし、均一に研磨、拭き取り等の作業が容易におこなえ、かつその用具がコスト面からも複雑な構造や大掛かりな形態を持たず、払拭、清掃及び研磨作業をすることのできる用具を提供することにある。
上記の課題を解決するために本考案は、作業の目的に合わせた機能特性を持つマイクロファイバークロスや雑巾、タオル、研磨用の布地や不織布を、手を挿入し使用できるように袋状に加工(図4の符合2)し、さらにこの袋状のクロスの払拭面と挿入された手(図1の符号3)の間に、袋状のクロスの形状に合わせたクッション材(図4の符合1)を挿入、配置した構造を持つことを特徴とする用具を考案した。
尚、その際の袋状のクロスとクッション材の構造は図3の断面図のようになる。
先の背景技術でも述べたが、これら作業の目的に合わせた機能特性を持つ布地等を単に袋状にし、そのまま手を入れて作業する用具が考案されているが、実際にそのような用具で作業をすると、布地等のクロスと払拭面との摩擦によって、袋の中で手が遊び、効率よく払拭、清掃及び研磨作業ができない。また、同様に単に手袋状にしただけでは、前出の手の遊びは解決できるが、手の面の力が均一に払拭面に伝わらないために、結果的に払拭面を均一にかつ効率的に払拭、清掃及び研磨作業ができない。
そこで、図1のように本考案の最大の特徴である袋状のクロスの形状に合わせたクッション材を、クロスの払拭面側と手の間に挿入することにより、手の面からの力を均一に払拭面に伝えるように考案した。
このクッション材は、特別に袋状のクロスと接着材や縫製などで固定していなくとも、このクロスの形状に合わせ、クロス素材の伸縮と挿入する手の厚さを考慮し、若干小さめの形状のクッション材を挿入し、使用することにより、そのクッション材とクロスの摩擦、クッション材と手との摩擦によって、作業中に袋の中でそれらがズレたり遊んだりすることがほとんどなく、これらの作業を支障なく行うことができる。
この考案で使用されるクッション材の主な素材は、ウレタンフォーム、ポリエチレンフォーム、合成ゴム、スポンジで作られており、払拭、清掃及び研磨作業の特性、これら作業の目的に合わせた機能特性を持つ布地、不織布の材質等に合せた硬さと厚さを考慮し、使用する。
本考案の袋状に布地、不織布のクロスを加工する方法は、その布地の特性にあわせて縫製加工、ヒートプレス、ウエルダー加工等によって製造することができる。
本考案は、袋状のクロスにクッション材を、挿入、配置した単純な構造であるため、コスト面からの有用性だけでなく、クッション材を通して、本考案の用具に挿入された手に払拭、清掃及び研磨面の感触が伝わり、作業面の状態がわかるために、作業効率の向上が見込める。
また、本考案のクッション材が、手の力を払拭面に均一に伝えるため、直接これら払拭、清掃及び研磨用の布等を手に持って作業する場合よりも、広い面を均一に払拭、研磨するができる。
特に作業面が緩やかに湾曲している場合でも、クッション材が、適度に湾曲し、作業面の形状に変形するため、直接手で拭くように、本考案の払拭面が作業面によくなじみ、これらクロスをそのまま使用した場合より均一かつ速やかに作業をすることができる。
突起のある作業面も本考案のクッション材の厚さで出来た角や縁を使って、容易に作業することができ、作業の一段の効率化を図ることがでる。
また、袋状のクロスとクッション材を固定していないため、手を差し入れる位置を容易に差し替えることができ、袋状のクロスの払拭面を変え、クロスの両面を使うことできることができるので、クロスを有用に利用できる。さらにクッション材を簡単に着脱することができるので、袋状のクロスだけを洗濯することが容易にでき、クッション材の洗濯による劣化も防げ、大変経済的である。
窓ガラスの清掃用に吸水性等の特性を持つクロスを、本考案の用具に加工したものは、上記の効果の他に、特に高所の作業の場合などの際、手袋のように装着された分、本用具を落とすなどの危険性が極めて少なく、安全に作業できる。
本考案を手に装着した斜視図 本考案の斜視図 本考案の斜視図の図2に示されたA−B間の切断面の断面図 本考案の袋状のクロスとクッション材を分離させた状態の斜視図 本考案の図4とは形状が違う袋状の一例で、クロスとクッション材を分離させた状態の斜視図 本考案の図4とは形状が違う袋状の一例で、クロスとクッション材を分離させた状態の斜視図
本考案の用具のひとつの形態として、図1が考えられる。これは、手を挿入し、使用することから、手の大きさより、少し大きく、全体の形状も四角形状のものが、縫製などの製造のコストや、使用する専用のクロスの取り切りからも最も有用と思われるためである。
しかし、作業する面の形状によっては、本考案の構造を保ちつつ、図5や図6のような他の形状も本考案に含まれる。
特にこのクッション材の材質として使用が適しているもののひとつは、ウレタンフォームで、その発泡度等によって硬さと厚さ等を容易に設定することができ、製造コストも比較的安価であることなどから、実際の作業現場の用途にあわせて、本考案の用具の払拭、清掃及び研磨作業に提供することができる素材のひとつである。
本考案の用具を、自動車の板金加工時の微粉末の除去作業に実施し使用する実施例を紹介する。
上記の目的のため、図4のような形状で、塵や微粉末を除去することに特性を持つマイクロファイバークロスを袋状に縫製し、ある程度力を入れる作業であることを考慮し、少し硬めのウレタンフォームを組み合わせた本考案の用具を作成する。
図1のように、実際に本考案を手に装着し作業をした結果、作業面の微粉末の拭き残しも、板金面から本考案の用具を通して作業する手に伝わり、いちいち別の手で確認するなどの作業をしなくても良くなり、素早く均一にかつ簡単に微粉末の除去することができた。
特に自動車の緩やかな曲面の部分では、本考案の効力が発揮され、その曲面に本考案の用具が馴染み、かつ均一に微粉末の除去ができた。
さらに、本考案の用具の中の手を入れる場所を替えることにより、クロスの両面使えるため効率良く使用することができた。
このようにマイクロファイバークロスを単一で使用するときと比べて、効率よく、均一に作業できるだけでなく、本考案の用具が単純な構造と部品の少なさからも、マイクロファイバークロス単体で使用する場合と比べて、コストもあまり高くならないため、数枚の本考案の用具をこの作業に用意し、適時交換しながら作業ができる。
なお、本考案は、前述の考案を実施するための形態、実施例に限定されるものではなく、本考案の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本考案に含まれるものである。
例えば、図5、図6のように、作業に必要な払拭、清掃または研磨する面の形状等の状態により、本考案の全体の形状を丸くしたり、角を鋭角にするなど、その具体的な形状は、実施にあたって適宜設定すればよい。
すなわち、本考案の用具は、その目的によって使用される布や不織布などのクロスを、作業する人の手の大きさと作業面の形態等に合わせ袋状に縫製等で形成し、この袋状のクロスの中に、硬さや形状を適宜設定しクッション材を入れた構造であり、手を挿入し、作業する際に保持できる形態であればよいものである。
1 クッション材
2 袋状のクロス
3 作業をする手
4 挿入する方向を示した矢印
5 開口部
1a 台形のクッション材
2a 台形の袋状のクロス
1b 上部が丸型のクッション材
2b 上部が丸型のクロス
A−B 切断面の方向示すもの

Claims (1)

  1. 作業の目的に合わせた機能特性を持つ布地や不織布を、手を入れることができるように一部を開口した状態に袋状に加工し、このクロスの形状に合わせたクッション材を、このクロスの袋の中に配置した構造を持つ用具で、この用具のクッション材とクロスの間に手をいれて、保持し、払拭、清掃及び研磨作業を目的とするもの。
JP2009006173U 2009-08-10 2009-08-10 手を挿入して使用する払拭、清掃及び研磨用具 Expired - Fee Related JP3156622U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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