JP3153960U - 美容機器 - Google Patents

美容機器 Download PDF

Info

Publication number
JP3153960U
JP3153960U JP2009004904U JP2009004904U JP3153960U JP 3153960 U JP3153960 U JP 3153960U JP 2009004904 U JP2009004904 U JP 2009004904U JP 2009004904 U JP2009004904 U JP 2009004904U JP 3153960 U JP3153960 U JP 3153960U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin color
image
display
makeup
photographing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2009004904U
Other languages
English (en)
Inventor
康男 後藤
康男 後藤
美和 竹中
美和 竹中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP2009004904U priority Critical patent/JP3153960U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3153960U publication Critical patent/JP3153960U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Abstract

【課題】環境光の影響を除去してユーザの顔を撮影可能な美容機器を提供することを目的とする。【解決手段】撮影機能を有する美容機器1であって、本体部10のフロント面に配置された表示手段13と、フロント面の表示手段13の配置位置より上側位置に配置された撮影手段14と、フロント面の表示手段13の両側位置に配置された照明手段15と、フロント面の表示手段13の配置位置より下側位置、又は、フロント面の表示手段13の両側位置で照明手段15の下側位置に配置されたストロボ手段16と、本体部10に内蔵され、表示手段13,撮影手段14,照明手段15及びストロボ手段16を制御する制御手段とを有することにより上記課題を解決する。【選択図】 図1

Description

本考案は、美容機器に係り、特にユーザの顔を撮影可能な美容機器に関する。
化粧品販売店等の店頭では、撮影したユーザの顔の画像を利用して、肌のカウンセリングやメーキャップシミュレーション等が行われている。肌のカウンセリングでは、例えばユーザの顔の肌色に合わせたファンデーションの効果検証のため、撮影したユーザの顔の画像からユーザの顔の肌色の測定が行われる(例えば特許文献1参照)。
特開2005−34355号公報
しかしながら、撮影したユーザの顔の画像からユーザの顔の肌色を測定する方法は店頭における蛍光灯等の光源(環境光)の影響を避けられず、ユーザの顔の肌色を正確に測定できなかった。すなわち、店頭で撮影したユーザの顔の画像は環境光の影響を避けることができないという問題があった。なお、特許文献1に記載されている技術は偏光板を透過することにより偏光面が整えられた光源の光を利用するものであって、環境光の影響を解消するものではない。
本考案は、上記の点に鑑みなされたもので、環境光の影響を減少又は除去してユーザの顔を撮影可能な美容機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為、本考案は、撮影機能を有する美容機器であって、本体部のフロント面に配置された表示手段と、前記フロント面の前記表示手段の配置位置より上側位置に配置された撮影手段と、前記フロント面の前記表示手段の両側位置に配置された照明手段と、前記フロント面の前記表示手段の配置位置より下側位置、又は、前記フロント面の前記表示手段の両側位置で前記照明手段の下側位置に配置されたストロボ手段と、前記本体部に内蔵され、前記表示手段,前記撮影手段,前記照明手段及び前記ストロボ手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
なお、本考案の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せも本考案の態様として有効である。
本考案によれば、環境光の影響を除去してユーザの顔を撮影可能な美容機器を提供可能である。
本考案による肌色測定装置の第1実施例の外観図である。 本考案による肌色測定装置の第2実施例の外観図である。 本考案による肌色測定装置の第3実施例の外観図である。 本考案による肌色測定装置の一実施例のハードウェア構成図である。 本考案による肌色測定装置の他の実施例のハードウェア構成図である。 肌色測定装置の処理手順を表した一例の処理ブロック図である。 肌色測定装置の処理手順を表した一例のフローチャートである。 ストロボ光のみに影響を受けた一例の肌色測定用画像である。 環境光及びストロボ光に影響を受けた一例の表示用画像である。 肌色計測エリアを表す一例の表示用画像である。 肌色分類マップの一例のイメージ図である。 メーキャップシミュレーション装置が行う処理の概略を表した一実施例のフローチャートである。 モニタに表示される画面の一例の遷移図である。 メーキャップシミュレーション装置の処理手順を表した一例の処理ブロック図である。 シミュレータメインアプリが行なう処理を表す画面イメージ図である。
次に、本考案を実施するための形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。なお、本実施例の肌色測定装置及びメーキャップシミュレーション装置は美容機器の一例である。美容機器とは美容に利用する機器全般を含む。また、本実施例の肌色測定装置及びメーキャップシミュレーション装置は、外観及びユーザの顔の肌色を測定する処理について同様である。ここでは、肌色測定装置を中心に説明するが、メーキャップシミュレーション装置も同様である。
図1は本考案による肌色測定装置の第1実施例の外観図である。図1(A)は肌色測定装置1の正面図である。図1(B)は肌色測定装置1の平面図である。図1(C)は肌色測定装置1の側面図である。
肌色測定装置1は、本体部10,アーム部11,土台部12を有する。肌色測定装置1は本体部10がアーム部11によって可動可能に土台部12へ取り付けられている。本体部10は、表示手段としてのモニタ13,撮影手段としてのカメラ14,照明手段としての照明15,ストロボ手段としてのストロボ16を有する。なお、肌色測定装置1は内蔵されたコンピュータ(図示せず)を有している。
本体部10は表面(フロント面)にモニタ13,カメラ14,照明15及びストロボ16が設置されると共に、裏面(バック面)にアーム部11が取り付けられている。本体部10の表面には中央にモニタ13,上側にカメラ14,モニタ13の両横(両側)に照明15,照明15の下側にストロボ16が設置されている。言い換えればストロボ16は本体部10の表面の下側に設置されている。
モニタ13は液晶ディスプレイや有機EL(organic electroluminescence)ディスプレイ等である。カメラ14はCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)カメラやCCD(Charge Coupled Device)カメラ等である。なお、カメラ14は偏光フィルタ(図示せず)を介して撮影が可能な仕組みを有している。照明15は冷陰極管や発光ダイオード(LED)等である。
モニタ13,カメラ14,照明15,ストロボ16は後述のようにコンピュータにより制御される。なお、ストロボ16は、ユーザの顔の肌色を測定する主な測定部位である頬の部分へ効果的にストロボ光を当てる位置の一例として、本体部10の表面の下側に設置されている。
また、ユーザや化粧品販売員等の操作を受け付ける為、モニタ13はタッチパネルモニタとなっている。タッチパネルモニタはユーザによる操作を受け付けて、操作情報をコンピュータへ出力する。ユーザや化粧品販売員等の操作を受け付ける仕組みはタッチパネルモニタに限らず、操作部を別途設けてもよい。
図2は本考案による肌色測定装置の第2実施例の外観図である。なお、図2の外観図はストロボ16の位置以外、図1の外観図と同一であるため、同一部分についての説明を省略する。図1の肌色測定装置1では縦向きのストロボ16が照明15と連結するように設置されている。一方、図2の肌色測定装置1では、横向きのストロボ16が照明15から若干離れた下側の位置に設置されている。言い換えればストロボ16は本体部10の表面の下側に設置されている。
図3は本考案による肌色測定装置の第3実施例の外観図である。なお、図3の外観図は平面図及び側面図が図2の外観図と同様であるため、平面図及び側面図の図示を省略している。図3は肌色測定装置1の正面図である。図3の肌色測定装置1は、照明15を有していない点で図2の肌色測定装置1と異なっている。
図3の肌色測定装置1は、モニタ13が自発光の可能な例えば有機ELディスプレイである。図3の肌色測定装置1はモニタ13の両端部分13aを発光させることで、両端部分13aが図2の照明15の役割を果たす。図3の肌色測定装置1のその他の構成は図2の肌色測定装置1と同様であるため、説明を省略する。
図4は本考案による肌色測定装置の一実施例のハードウェア構成図である。図4に示すハードウェア構成図は図1及び図2の肌色測定装置1の例を表している。なお、図1及び図2と同一部分については同一符号を付している。
図4の肌色測定装置1は、それぞれバスB等で相互に接続されたモニタ13,カメラ14,照明15,ストロボ16,タッチパネル21,メモリカードI/F22,主記憶装置24,演算処理装置25を有する。なお、図4のメモリカードI/F22,メモリカード23,主記憶装置24,演算処理装置25は、前述のコンピュータである。メモリカード23はメモリカードI/F22を介してバスBに接続される。
メモリカード23は、通電しなくても記憶が消えないフラッシュメモリと、外部との入出力を受け持つコントローラ回路とを有する。また、メモリカード23は例えばATA規格に準拠しており、演算処理装置25からハードディスク等の補助記憶装置と同じように見えるものとする。メモリカード23は例えばメモリカードの規格の一つであるコンパクトフラッシュ(Compact Flash)(登録商標)を利用できる。
肌色測定装置1を制御する肌色測定プログラムは肌色測定装置1を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。肌色測定プログラムは例えばメモリカード23の配布などによって提供される。肌色測定装置1はメモリカード23を脱着可能であるため、メモリカード23を取り替えることでバージョンアップやシステム変更に対応できる。
肌色測定プログラムを記録したメモリカード23がメモリカードI/Fに接続されたあとで電源が投入されると、肌色測定装置1はメモリカード23から肌色測定プログラムを読み出して主記憶装置24に格納する。そして、肌色測定装置1は主記憶装置24に格納された肌色測定プログラムに従って、演算処理装置25に後述のような各種処理を実現させている。モニタ13,カメラ14,照明15,ストロボ16,タッチパネル21は後述のような演算処理装置25による各種処理によって制御される。
図5は本考案による肌色測定装置の他の実施例のハードウェア構成図である。図5に示すハードウェア構成図は図3の肌色測定装置1の例を表している。なお、図3と同一部分については同一符号を付している。図5の肌色測定装置1は、照明15を有していない点で図4の肌色測定装置1と異なる。図5の肌色測定装置1はモニタ13の両端部分13aを発光させることで、両端部分が図2の照明15の役割を果たす為である。図5の肌色測定装置1のその他の構成は図4の肌色測定装置1と同様であるため、説明を省略する。
(肌色測定装置)
次に、肌色測定装置1の処理手順について説明する。図6は、肌色測定装置の処理手順を表した一例の処理ブロック図である。図7は、肌色測定装置の処理手順を表した一例のフローチャートである。
図6に示した肌色測定装置1は、コンピュータ30で肌色測定プログラムを実行することにより実現されている専用API31,縮小部34,トリミング部35,顔認識処理部38,トラッキングポイントDB39,詳細部位抽出部40,トリミング部41,肌色分析部43,肌色分類マップ44,トラッキングポイントDB45及び表示制御部46を有する。
例えばタッチパネルモニタからユーザの顔の肌色測定開始の操作を受け付けると、専用API(application programming interface)31はステップS1に進み、静止画撮影処理を行う。ステップS1の静止画撮影処理では、専用API31が、カメラ14及びストロボ16を制御し、肌色測定用画像32と、表示用画像33とを撮影する。
具体的に、専用API31はカメラ14のシャッタを切るときにストロボ16が発光するように制御する。また、専用API31は肌色測定用画像32を撮影するとき、カメラ14のシャッタ速度を、環境光の影響を除去できるシャッタ速度(例えば1000分の1秒)とする。
カメラ14のシャッタ速度が例えば1000分の1秒など、十分に速い場合、撮影された肌色測定用画像32は環境光の影響が除去され、ストロボ光のみに影響を受けたものとなる。図8はストロボ光のみに影響を受けた一例の肌色測定用画像である。
専用API31は表示用画像33を撮影するとき、カメラ14のシャッタ速度を、環境光の影響を受けるシャッタ速度(例えば300分の1秒)とする。カメラ14のシャッタ速度が例えば300分の1秒など、遅い場合、撮影された表示用画像33は環境光及びストロボ光に影響を受けたものとなる。図9は環境光及びストロボ光に影響を受けた一例の表示用画像である。
このように、ストロボ光の影響を受けた肌色測定用画像32及び表示用画像33は色味及び照度のばらつきが少ないというストロボ光のメリットを受けることができる。言い換えれば、ストロボ光の影響を受けた肌色測定用画像32及び表示用画像33は環境光の影響を減少又は除去できる。カメラ14の設定は、ストロボ光の色味及び照度のばらつきが少ないため固定化できる。例えばカメラ14の設定は、ストロボ撮影時にグレーカードにてホワイトバランスがとれた状態で固定化する。また、カメラ14の設定における明るさは、アイリス,ゲイン値を肌色付近の画素が飽和しない程度で固定化する。
ステップS2に進み、縮小部34は表示用画像33に対して縮小処理を行い、縮小画像36を得る。顔認識処理部38は、縮小画像36からユーザの顔を認識するための後述するようなトラッキングポイントをFFT(高速フーリエ変換)により得て、トラッキングポイントDB39に格納する。また、顔認識処理部38は認識したユーザの顔のトラッキングポイントから図10に示す肌色計測エリア50を設定する。
図10は肌色計測エリアを表す一例の表示用画像である。なお、肌色計測エリア50は外部設定ファイルにより変更が可能とする。例えば肌色計測エリア50は外部設定ファイルにより、トラブルあるいは影の部分を除く顔の肌色部分全体とすることもできる。特にほほの部分の肌色が安定しているため、図10の肌色計測エリア50は基準として使用することができる。顔認識処理部38は、設定した肌色計測エリア50の情報を、トラッキングポイントDB39に格納したトラッキングポイントに付加する。
トリミング部35は表示用画像33に対してトリミング処理を行い、表示用画像37を得る。詳細部位抽出部40はトラッキングポイントDB39に格納したトラッキングポイントに基づき、トリミングを行った表示用画像37に含まれるユーザの顔の画像から詳細部位を抽出し、その詳細部位から顔立ち診断に用いるタイプ等の追加情報を得る。
詳細部位抽出部40はトラッキングポイントDB39に格納したトラッキングポイントに追加情報を付加した新たなトラッキングポイントをトラッキングポイントDB45に格納する。
ステップS3に進み、トリミング部41は肌色測定用画像32に対してトリミング処理を行い、肌色測定用画像42を得る。肌色分析部43はトラッキングポイントDB45に格納されたトラッキングポイント及び肌色計測エリア50を得る。
肌色分析部43はトラッキングポイント及び肌色計測エリア50に基づき、肌色測定用画像42の肌色計測エリア(例えば、ほほの部分)50の画像を使ってヒストグラムを作成する。また、肌色分析部43は作成したヒストグラムに基づき、頻度の高い色から全体のn%分の画素の平均値を計算する。なお、肌色の分類にはHSV色空間(HSV値)を利用する。
ステップS4に進み、肌色分析部43は肌色分類マップDB44から図11に示す肌色分類マップを得る。図11は肌色分類マップの一例のイメージ図である。肌色分類マップは「標準」,「明るめ」,「暗め」,「黄み」,「赤み」の代表HSV値をモニターテストにより作成したものである。
肌色分析部43は肌色分類マップの代表HSV値と、ステップS3の肌色計算処理により求めたHSV値の位置関係を求め、図11の肌色分類マップにプロットすることで肌色を分類する。
ステップS5に進み、表示制御部46は、表示用画像37,肌色分析部43による肌色分類結果の情報に基づき、肌色分析部43による肌色分類結果の情報と、表示用画像37とをモニタ13に表示させる。
なお、表示制御部46は、表示用画像37,トラッキングポイントDB45に格納されているトラッキングポイントの追加情報,肌色分析部43による肌色分類結果の情報に基づき、肌色分析部43による肌色分類結果の情報と、顔立ち診断結果の情報と、表示用画像37とをモニタ13に表示させてもよい。
このように、肌色測定装置1は環境光の影響を除去してユーザの顔の画像を容易に撮影することができ、環境光の影響を除去して撮影したユーザの顔の画像から正確にユーザの顔の肌色を測定できる。
(メーキャップシミュレーション装置)
前述した肌色測定装置1の肌色測定機能は、後述のメーキャップシミュレーション装置に利用できる。そこで、以下では肌色測定装置1の肌色測定機能を利用するメーキャップシミュレーション装置について説明する。
本考案によるメーキャップシミュレーション装置は、鏡というメーキャップに必要不可欠なアイテムをコンセプトとした、ユーザとのインタラクティブな機能を持つ。また、本考案によるメーキャップシミュレーション装置は、ユーザがあたかも鏡を見ながら自然にメーキャップをしている気分にさせる特徴を持つ。
メーキャップシミュレーション装置は、撮影した動画像をコンピュータで画像処理することで、動画像に含まれるユーザの顔の画像にメイクアップを施して、デジタルの鏡であるモニタ13に表示する。なお、メーキャップシミュレーション装置は、商品情報や美容情報もモニタ13に表示できる。次に、メーキャップシミュレーション装置の処理手順について説明する。
図12は、メーキャップシミュレーション装置が行う処理の概略を表した一実施例のフローチャートである。図13は、モニタに表示される画面の一例の遷移図である。例えばタッチパネルモニタからユーザの顔の肌色測定開始の操作を受け付けると、メーキャップシミュレーション装置はステップS11の顔画像取り込み処理を行う。ステップS11の顔画像取り込み処理は図7のステップS1と同様である。顔画像取り込み処理により肌色測定用画像と、表示用画像とを撮影したあと、メーキャップシミュレーション装置はモニタ13に例えば表示用画像を含む画面イメージ61を表示する。
また、メーキャップシミュレーション装置はステップS12に進み、図7のステップS2〜S5に相当する素肌色分析処理を行う。メーキャップシミュレーション装置は素肌色分析処理により、ユーザの顔の肌色を「標準」,「明るめ」,「暗め」,「黄み」,「赤み」に分類する。メーキャップシミュレーション装置は、肌色分類結果の情報と表示用画面とを含む画面イメージ62をモニタ13に表示する。
ステップS13に進み、メーキャップシミュレーション装置はステップS12の肌色分類結果の情報から、お勧めFD(ファンデーション)を提案する為のお勧めFD提案処理を行う。お勧めFD提案処理は、ステップS12の素肌色分析処理により分類するユーザの顔の色ごとに、FD商品情報を関連付けてデータベース(DB)化しておくことで実現することができる。即ち、メーキャップシミュレーション装置はステップS12の肌色分類結果の情報に基づき、分類されたユーザの顔の色に関連付けられたFD商品情報をDBから取得することで、お勧めFD商品情報と表示用画面とを含む画面イメージ63をモニタ13に表示する。
ステップS14に進み、メーキャップシミュレーション装置は肌色測定用画像を用いて立体感分析処理を行う。なお、立体感分析処理は公知の技術を利用できる。メーキャップシミュレーション装置は立体感分析結果と表示用画面とを含む画面イメージ64をモニタ13に表示する。
ステップS15に進み、メーキャップシミュレーション装置はファンデーション,プレメーキャップ,フェースカラーの何れの商品効果シミュレーションを行わせるかを選択するための画面イメージ64をモニタ13に表示する。画面イメージ65は、例えばユーザの顔の動画像と、ファンデーション,プレメーキャップ,フェースカラーの何れの商品効果シミュレーションを行わせるかを選択するボタン等の仕掛けとを含む。
例えばタッチパネルモニタからファンデーションの商品効果シミュレーションを選択するボタンが選択されると、ステップS16に進み、メーキャップシミュレーション装置はファンデーションシミュレーション処理を行う。ファンデーションシミュレーション処理は動画像に含まれるユーザの顔にファンデーションのメイクアップを施して、モニタ13に画面イメージ66を表示するものである。なお、ファンデーションシミュレーション処理は公知の技術(例えば特開2007−216000号公報)を利用できる。
例えばタッチパネルモニタからプレメーキャップの商品効果シミュレーションを選択するボタンが選択されると、ステップS17に進み、メーキャップシミュレーション装置はプレメーキャップシミュレーション処理を行う。プレメーキャップシミュレーション処理は動画像に含まれるユーザの顔にプレメーキャップを施して、モニタ13に画面イメージ67を表示するものである。なお、プレメーキャップシミュレーション処理は、公知の技術(例えば特開2007−216000号公報)を利用できる。
また、例えばタッチパネルモニタからフェースカラーの商品効果シミュレーションを選択するボタンが選択されると、ステップS18に進み、メーキャップシミュレーション装置はフェースカラーシミュレーション処理を行う。フェースカラーシミュレーション処理は動画像に含まれるユーザの顔にフェースカラーのメイクアップを施して、モニタ13に画面イメージ68を表示するものである。なお、フェースカラーシミュレーション処理は公知の技術(例えば特開2007−216000号公報)を利用できる。
図14は、メーキャップシミュレーション装置の処理手順を表した一例の処理ブロック図である。図14のメーキャップシミュレーション装置100は、図6に示した肌色測定装置1の構成を一部に有している。
図15に示すメーキャップシミュレーション装置100は、アナログカメラ151,USBキャプチャデバイス152,動画ファイル153,メイクアップカメラ154,ストロボ155,静止画システム156,共有メモリ157,シミュレータメインアプリ158,インターフェースアプリ159及び動画ファイル160を有する。メイクアップカメラ154は、図6のカメラ14に対応する。ストロボ155は、図6のストロボ16に対応する。
アナログカメラ151は撮影した例えばNTSC方式の動画像をUSBキャプチャデバイス152経由で出力する。USBキャプチャデバイス152から出力された動画像は例えばAPIの一例としてのDirectX161を利用してシミュレータメインアプリ158に入力される。動画ファイル153もDirectX161を利用してシミュレータメインアプリ158に入力される。
メイクアップカメラ154は撮影した動画像をシリアルインターフェースの一例としてのIEEE1394経由で出力する。メイクアップカメラ154から出力された動画像は専用API31を利用してシミュレータメインアプリ158に入力される。シミュレータメインアプリ158は専用API31を利用して入力された動画像から動画像用解像度の原画像を得ると共に、前述の肌色測定用画像32と、表示用画像33とを得る。
シミュレータメインアプリ158はDirectX161を利用して入力された動画像及び動画ファイル153と、専用API31を利用して入力された動画像から得られた動画像用解像度の動画像とを原画像とし、トリミング及び縮小処理を行う。
シミュレータメインアプリ158は原画像に対してトリミングを行ってメイクアップ前画像を得る。また、シミュレータメインアプリ158は原画像に対して縮小処理を行って顔認識処理用画像を得る。顔認識処理部163は、顔認識処理用画像からユーザの顔を認識するための後述するようなトラッキングポイント164を、FFTにより得る。
メイクアップ処理部165は、トラッキングポイント164に基づき、メイクアップ前画像に含まれるユーザの顔の画像に、ファンデーション,眉,シャドウ,口紅,チークから成るメイクアップを施してメイクアップ後画像を得る。なお、メイクアップ処理部165は、ファンデーション処理部166,眉処理部167,シャドウ処理部168,口紅処理部169,チーク処理部170を有する。
メイクアップ処理部165は、メイクアップ後画像のようにメイクアップする為の商品情報171をメイクアップ後画像に含ませることができる。動画サーバ172は、メイクアップ前画像およびメイクアップ後画像を共有メモリ157に書き込む。動画サーバ172は、メイクアップ前画像およびメイクアップ後画像を動画ファイル160として出力することもできる。
インターフェースアプリ159は、ActiveXコントローラ180及びActiveXビュアー181を利用している、動画コントロールオブジェクト182,動画表示オブジェクト183及びその他のコントローラ184を有する。なお、インターフェースアプリ159とシミュレータメインアプリ158とはActiveX&Socketによる連携を図っている。
インターフェースアプリ159はActiveXビュアー181を利用して、供給メモリ157に書き込まれているメイクアップ前画像およびメイクアップ後画像を前述したモニタ13に表示することができる。
また、シミュレータメインアプリ158は、タッチパネルモニタからユーザの顔の肌色測定開始の操作を受け付けると、専用API31を利用して静止画撮影処理を行う。静止画撮影処理では、専用API31が、メイクアップカメラ154及びストロボ155を制御し、肌色測定用画像32と、表示用画像33とを撮影する。
なお、肌色測定用画像32と、表示用画像33とを撮影したあとのユーザの顔の肌色を測定する処理は図6と同様であるため、説明を省略する。なお、シミュレータメインアプリ158は、表示用画像37,トラッキングポイントDB45に格納されているトラッキングポイントの追加情報,肌色分析部43による肌色分類結果の情報を、静止画システム156に出力する。
静止画システム156は、表示用画像37,トラッキングポイントDB45に格納されているトラッキングポイントの追加情報,肌色分析部43による肌色分類結果の情報に基づき、肌色分析部43による肌色分類結果の情報と、顔立ち診断結果の情報と、表示用画像37とをモニタ13に表示させる。
図15は、シミュレータメインアプリが行なう処理を表す画面イメージ図である。画面イメージ400はメイクアップ前画像を表示した例を表している。画面イメージ401は顔認識処理用画像から得たトラッキングポイント164をメイクアップ前画像に重ねて表示した例を表している。また、画面イメージ402はトラッキングポイント164に基づいてメイクアップ前画像に含まれるユーザの顔にメイクアップを施したメイクアップ後画像を表示した例を表している。シミュレータメインアプリ158が行なう顔認識処理,メイクアップ処理,ファンデーション処理,眉処理,シャドウ処理,口紅処理,チーク処理等のメイクアップ処理は周知の技術(例えば特開2007−216000号公報)を利用できる。
以上、本考案によれば、動画像に含まれるユーザの顔に、少ない処理負担で正確にメイクアップを施すことができる。このように、メーキャップシミュレーション装置100は撮影した動画像に含まれるユーザの顔の画像にメイクアップを施して、デジタルの鏡であるモニタ13に表示することができると共に、環境光の影響を除去してユーザの顔の画像を容易に撮影することができ、環境光の影響を減少又は除去して撮影したユーザの顔の画像から正確にユーザの顔の肌色を測定できる。
本考案は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、実用新案請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 肌色測定装置
10 本体部
11 アーム部
12 土台部
13,13A,13B モニタ
13a,13b 両端部分
14 カメラ
15 照明
16 ストロボ
21 タッチパネル
22 メモリカードI/F
23 メモリカード
24 主記憶装置
25 演算処理装置
30 コンピュータ
31 専用API
34 縮小部
35,41 トリミング部
38 顔認識処理部
39,45 トラッキングポイントDB
40 詳細部位抽出部
43 肌色分析部
44 肌色分類マップ
46 表示制御部
100 メーキャップシミュレーション装置

Claims (4)

  1. 撮影機能を有する美容機器であって、
    本体部のフロント面に配置された表示手段と、
    前記フロント面の前記表示手段の配置位置より上側位置に配置された撮影手段と、
    前記フロント面の前記表示手段の両側位置に配置された照明手段と、
    前記フロント面の前記表示手段の配置位置より下側位置、又は、前記フロント面の前記表示手段の両側位置で前記照明手段の下側位置に配置されたストロボ手段と、
    前記本体部に内蔵され、前記表示手段,前記撮影手段,前記照明手段及び前記ストロボ手段を制御する制御手段と
    を有する美容機器。
  2. 前記撮影手段は、前記制御手段による制御により環境光の影響を除去できるシャッタ速度による撮影と、環境光の影響を受けるシャッタ速度による撮影とを行い、
    前記ストロボ手段は、前記撮影手段のシャッタ動作に連動して発光する
    ことを特徴とする請求項1記載の美容機器。
  3. 前記照明手段は、冷陰極管又は発光ダイオードを含むことを特徴とする請求項1又は2記載の美容機器
  4. 前記表示手段は、有機EL(organic electroluminescence)ディスプレイを含み、前記表示手段は前記有機ELディスプレイの一部を前記照明手段の代わりに発光させる請求項1又は2記載の美容機器。
JP2009004904U 2009-07-14 2009-07-14 美容機器 Expired - Lifetime JP3153960U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009004904U JP3153960U (ja) 2009-07-14 2009-07-14 美容機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009004904U JP3153960U (ja) 2009-07-14 2009-07-14 美容機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3153960U true JP3153960U (ja) 2009-09-24

Family

ID=54858146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009004904U Expired - Lifetime JP3153960U (ja) 2009-07-14 2009-07-14 美容機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3153960U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10659681B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program
KR102560689B1 (ko) Ar 객체를 표시하기 위한 장치 및 방법
US20160042557A1 (en) Method of applying virtual makeup, virtual makeup electronic system, and electronic device having virtual makeup electronic system
US10617301B2 (en) Information processing device and information processing method
CN111480333B (zh) 补光拍照方法、移动终端及计算机可读存储介质
CN109101873A (zh) 用于提供针对兴趣对象的外部光源的特性信息的电子设备
JP5879562B2 (ja) カメラ付きミラー装置、ミラー付き什器
DE112017001718T5 (de) Erweiterte realität in einem sichtfeld, das eine reflexion umfasst
JP5227212B2 (ja) 肌色測定装置、肌色測定プログラム、メイクアップシミュレーション装置及びメイクアップシミュレーションプログラム
US20140275948A1 (en) Information terminal device
KR100791372B1 (ko) 인물 이미지 보정 장치 및 방법
JP7286208B2 (ja) 生体顔検出方法、生体顔検出装置、電子機器、及びコンピュータプログラム
Vazquez-Fernandez et al. Built-in face recognition for smart photo sharing in mobile devices
EP4055812B1 (en) A system for performing ambient light image correction
TWI718142B (zh) 顯示裝置及非暫時性電腦可讀媒體
CN110692237B (zh) 用于照明***内容的方法、***和介质
TW200805175A (en) Makeup simulation system, makeup simulation device, makeup simulation method and makeup simulation program
KR20190076360A (ko) 증강 현실을 위한 객체를 표시하기 위한 전자 장치 및 그의 동작 방법
JP2019048026A (ja) 生体情報解析装置及び手肌解析方法
CN112308944A (zh) 仿真唇妆的扩增实境显示方法
CN103985087A (zh) 基于智能信息终端的镜像显示及信息处理方法
JP2011022733A (ja) メーキャップシミュレーション装置、メーキャップシミュレーションプログラム及び対面販売支援方法
CN208013970U (zh) 一种生物特征识别***
US9141857B2 (en) Image processing device, image processing method, computer program and computer-readable recording medium
JP3153960U (ja) 美容機器

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3153960

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120902

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130902

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term