JP3136420B2 - 中空射出成形用金型 - Google Patents
中空射出成形用金型Info
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- JP3136420B2 JP3136420B2 JP27499091A JP27499091A JP3136420B2 JP 3136420 B2 JP3136420 B2 JP 3136420B2 JP 27499091 A JP27499091 A JP 27499091A JP 27499091 A JP27499091 A JP 27499091A JP 3136420 B2 JP3136420 B2 JP 3136420B2
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- Japan
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- mold
- hollow
- molten resin
- gate
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1703—Introducing an auxiliary fluid into the mould
- B29C45/1704—Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、金型キャビティ内の溶
融樹脂中に圧入した加圧流体によって中空部を形成する
中空射出成形用の金型に関する。更に詳しくは、金型キ
ャビティを満たすに不十分な量の溶融樹脂を金型キャビ
ティに射出し、この溶融樹脂中に加圧流体を圧入して中
空部を形成する中空射出成形用の金型に関する。
融樹脂中に圧入した加圧流体によって中空部を形成する
中空射出成形用の金型に関する。更に詳しくは、金型キ
ャビティを満たすに不十分な量の溶融樹脂を金型キャビ
ティに射出し、この溶融樹脂中に加圧流体を圧入して中
空部を形成する中空射出成形用の金型に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、金型キャビティを満たすに不十分
な量の溶融樹脂を金型キャビティに射出し、この溶融樹
脂中に加圧流体を圧入して中空部を形成すること、並び
に、このようにして中空部を形成した後、金型キャビテ
ィ容積を拡大し、更に大きな中空部を有する中空成形型
物を成形することが知られている（特開昭５０−７１７
５６号、特開平３−９８２０号、米国特許第４１０１６
１７号明細書）。
な量の溶融樹脂を金型キャビティに射出し、この溶融樹
脂中に加圧流体を圧入して中空部を形成すること、並び
に、このようにして中空部を形成した後、金型キャビテ
ィ容積を拡大し、更に大きな中空部を有する中空成形型
物を成形することが知られている（特開昭５０−７１７
５６号、特開平３−９８２０号、米国特許第４１０１６
１７号明細書）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
中空射出成形における金型キャビティへの溶融樹脂の射
出は、一般に行われている射出成形時の射出と異なると
ころがなく、周囲にほぼ均等に溶融樹脂を送り出すゲー
トを介して行われている。
中空射出成形における金型キャビティへの溶融樹脂の射
出は、一般に行われている射出成形時の射出と異なると
ころがなく、周囲にほぼ均等に溶融樹脂を送り出すゲー
トを介して行われている。
【０００４】しかしながら、このような金型キャビティ
への溶融樹脂の射出では、金型キャビティの容積が、ゲ
ートに対して非対称な場合、中空率の高い中空成形型物
を成形できない問題がある。
への溶融樹脂の射出では、金型キャビティの容積が、ゲ
ートに対して非対称な場合、中空率の高い中空成形型物
を成形できない問題がある。
【０００５】即ち、このような金型キャビティに溶融樹
脂を射出すると、ゲートを中心にして、容積の大きな金
型キャビティ部分と容積の小さな金型キャビティ部分に
ほぼ等しい量の溶融樹脂が送り込まれることになるの
で、加圧流体による中空部の形成時に、容積の小さな金
型キャビティ部分の樹脂がさほど大きくふくらまない場
合でも、容積の大きな金型キャビティ部分の樹脂は大き
くふくらむことになる。このため、樹脂が大きくふくら
む容積の大きな金型キャビティ部分で、加圧流体の圧入
時に樹脂の流動末端部が破れ、加圧流体漏れを生じる。
従って、この容積の大きな金型キャビティ部分での加圧
流体漏れを防止するため、容積の大きな金型キャビティ
部分にある程度の量の溶融樹脂が供給されるよう射出を
行う必要がある。そして、このような溶融樹脂の射出を
行うと、容積の小さな金型キャビティ部分にはその容積
に比してかなり多量の溶融樹脂が供給される結果、ほと
んど中空部が形成されないことにもなり、得られる中空
成形型物全体の中空率が低下することになる。
脂を射出すると、ゲートを中心にして、容積の大きな金
型キャビティ部分と容積の小さな金型キャビティ部分に
ほぼ等しい量の溶融樹脂が送り込まれることになるの
で、加圧流体による中空部の形成時に、容積の小さな金
型キャビティ部分の樹脂がさほど大きくふくらまない場
合でも、容積の大きな金型キャビティ部分の樹脂は大き
くふくらむことになる。このため、樹脂が大きくふくら
む容積の大きな金型キャビティ部分で、加圧流体の圧入
時に樹脂の流動末端部が破れ、加圧流体漏れを生じる。
従って、この容積の大きな金型キャビティ部分での加圧
流体漏れを防止するため、容積の大きな金型キャビティ
部分にある程度の量の溶融樹脂が供給されるよう射出を
行う必要がある。そして、このような溶融樹脂の射出を
行うと、容積の小さな金型キャビティ部分にはその容積
に比してかなり多量の溶融樹脂が供給される結果、ほと
んど中空部が形成されないことにもなり、得られる中空
成形型物全体の中空率が低下することになる。
【０００６】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、金型キャビティ容積が、ゲートに対
して非対称な場合でも、大きな中空率の中空成形型物が
得られるようにすることを目的とする。
てなされたもので、金型キャビティ容積が、ゲートに対
して非対称な場合でも、大きな中空率の中空成形型物が
得られるようにすることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】 このために本発明で
は、図１〜図３に示されるように、金型キャビティ１内
の溶融樹脂注へ圧入した加圧流体によって中空部６（図
５参照）を形成する中空射出成形に用いられる金型であ
って、ゲート２周りに等しい中心角度で金型キャビティ
１を複数に区画した場合に、各区画金型キャビティの容
積がゲート２に対して非対称で、しかもゲート２付近
に、射出される溶融樹脂を、各区画金型キャビティの容
積の相違に応じて振り分ける流量調整コマ３を有する中
空射出成形用金型としているものである。
は、図１〜図３に示されるように、金型キャビティ１内
の溶融樹脂注へ圧入した加圧流体によって中空部６（図
５参照）を形成する中空射出成形に用いられる金型であ
って、ゲート２周りに等しい中心角度で金型キャビティ
１を複数に区画した場合に、各区画金型キャビティの容
積がゲート２に対して非対称で、しかもゲート２付近
に、射出される溶融樹脂を、各区画金型キャビティの容
積の相違に応じて振り分ける流量調整コマ３を有する中
空射出成形用金型としているものである。
【０００８】
【作用】本発明における流量調整コマ３は、ゲート２か
らその周囲に広がる金型キャビティ１へ溶融樹脂を送り
出すに際し、容積の大きな金型キャビティ部分には多
く、容積の小さな金型キャビティ部分には少なく溶融樹
脂を送り出すものである。
らその周囲に広がる金型キャビティ１へ溶融樹脂を送り
出すに際し、容積の大きな金型キャビティ部分には多
く、容積の小さな金型キャビティ部分には少なく溶融樹
脂を送り出すものである。
【０００９】
【実施例】図１及び図２に示されるように、ゲート２の
金型キャビティ１への開口部には、流量調整コマ３が設
けられている。また、金型キャビティ１は、厚みはほぼ
均一であるが、図２より明らかなように、角に丸みが付
けられた台形状をなしており、ゲート２に対して非対称
な金型キャビティ容積を有するものとなっている。
金型キャビティ１への開口部には、流量調整コマ３が設
けられている。また、金型キャビティ１は、厚みはほぼ
均一であるが、図２より明らかなように、角に丸みが付
けられた台形状をなしており、ゲート２に対して非対称
な金型キャビティ容積を有するものとなっている。
【００１０】更にこの金型キャビティ１の状態を図３で
説明する。
説明する。
【００１１】図示されるように、金型キャビティ１を、
ゲート２を中心にして３０度の中心角の領域Ａ〜Ｌに区
分けして説明する。また、Ｘはゲート２を中心とする補
助円である。
ゲート２を中心にして３０度の中心角の領域Ａ〜Ｌに区
分けして説明する。また、Ｘはゲート２を中心とする補
助円である。
【００１２】この補助円Ｘを基準に各領域Ａ〜Ｌにおけ
る金型キャビティ１の容積を見てみると、多少の相違を
有するものの、領域Ａ〜Ｃ、Ｆ、Ｇ、Ｊ〜Ｌの各領域に
おける金型キャビティ容積はほぼ等しい。これらに対
し、領域Ｄ及びＩにおける金型キャビティ容積は大き
く、領域Ｅ及びＨにおける金型キャビティ容積は更に大
きくなっており、ゲート２を中心とした周囲の金型キャ
ビティ容積に相違を有している。
る金型キャビティ１の容積を見てみると、多少の相違を
有するものの、領域Ａ〜Ｃ、Ｆ、Ｇ、Ｊ〜Ｌの各領域に
おける金型キャビティ容積はほぼ等しい。これらに対
し、領域Ｄ及びＩにおける金型キャビティ容積は大き
く、領域Ｅ及びＨにおける金型キャビティ容積は更に大
きくなっており、ゲート２を中心とした周囲の金型キャ
ビティ容積に相違を有している。
【００１３】一方、流量調整コマ３は、図４に拡大して
示すように、中央に孔４を有し、この孔４から外方に伸
びる２つの凹部５を有するものとなっている。
示すように、中央に孔４を有し、この孔４から外方に伸
びる２つの凹部５を有するものとなっている。
【００１４】再度図２に戻って説明すると、流量調整コ
マ３の中央の孔４は、ゲート２の金型キャビティ１への
開口部に対応して位置されており、２つの凹部５は、各
々前記図３における領域Ｄ及びＥとＨ及びＩに向け、や
や領域ＥとＨ側に片寄った状態で位置されている。凹部
５は、溶融樹脂の射出時に、この凹部５が設けられてい
ない箇所に比して溶融樹脂が通過しやすくするもので、
これによって、金型キャビティ容積が大きな領域Ｄ及び
ＥとＨ及びＩに向け、しかも領域Ｅ及びＨ側が領域Ｄ及
びＩ側よりやや多くなるよう、他の領域Ａ〜Ｃ、Ｆ、
Ｇ、Ｊ〜Ｌへよりも多くの溶融樹脂が送り出される。従
って、溶融樹脂は、図２に示される金型キャビティ１の
平面形状と相似形に近い形状で金型キャビティ１内に広
がることになる。
マ３の中央の孔４は、ゲート２の金型キャビティ１への
開口部に対応して位置されており、２つの凹部５は、各
々前記図３における領域Ｄ及びＥとＨ及びＩに向け、や
や領域ＥとＨ側に片寄った状態で位置されている。凹部
５は、溶融樹脂の射出時に、この凹部５が設けられてい
ない箇所に比して溶融樹脂が通過しやすくするもので、
これによって、金型キャビティ容積が大きな領域Ｄ及び
ＥとＨ及びＩに向け、しかも領域Ｅ及びＨ側が領域Ｄ及
びＩ側よりやや多くなるよう、他の領域Ａ〜Ｃ、Ｆ、
Ｇ、Ｊ〜Ｌへよりも多くの溶融樹脂が送り出される。従
って、溶融樹脂は、図２に示される金型キャビティ１の
平面形状と相似形に近い形状で金型キャビティ１内に広
がることになる。
【００１５】本中空射出成形用金型を用いた中空射出成
形は従来と同様に行われるものであるが、以下にその手
順を図５で説明する。
形は従来と同様に行われるものであるが、以下にその手
順を図５で説明する。
【００１６】まず、図５（ａ）に示されるように、金型
キャビティ１内に溶融樹脂を射出する。この溶融樹脂の
射出量は、金型キャビティ１を満たすに足りない量で、
具体的には成形する中空成形型物の大きさやその中空率
によって定めればよい。
キャビティ１内に溶融樹脂を射出する。この溶融樹脂の
射出量は、金型キャビティ１を満たすに足りない量で、
具体的には成形する中空成形型物の大きさやその中空率
によって定めればよい。
【００１７】このとき、金型キャビティ容積が大きな部
分（図面上ゲート２より左側の金型キャビティ１部分）
に向けて凹部５が形成された流量調整コマ３が設けられ
ているので、ゲート２から金型キャビティ１に流入する
溶融樹脂は、金型キャビティ容積の大きな部分に多く流
れ、図示されるような状態で金型キャビティ１内に広が
る。
分（図面上ゲート２より左側の金型キャビティ１部分）
に向けて凹部５が形成された流量調整コマ３が設けられ
ているので、ゲート２から金型キャビティ１に流入する
溶融樹脂は、金型キャビティ容積の大きな部分に多く流
れ、図示されるような状態で金型キャビティ１内に広が
る。
【００１８】次いで、図５（ｂ）に示されるように、金
型キャビティ１内に加圧流体を圧入する。この加圧流体
の圧入は、予定した量の溶融樹脂を全て射出し終った後
に行ってもよいが、少量の溶融樹脂を射出した後、溶融
樹脂の残量の射出と共に行ってもよい。
型キャビティ１内に加圧流体を圧入する。この加圧流体
の圧入は、予定した量の溶融樹脂を全て射出し終った後
に行ってもよいが、少量の溶融樹脂を射出した後、溶融
樹脂の残量の射出と共に行ってもよい。
【００１９】この加圧流体の圧入により、中空部６が形
成されると共に、溶融樹脂は更に金型キャビティ１内を
流動し、金型キャビティ１の全内面に密着される。この
とき、前述のように、金型キャビティ容積の大きな部分
に金型キャビティ容積の小さな部分（図面上ゲート２よ
り右側の金型キャビティ１部分）より多くの溶融樹脂が
送り込まれているので、金型キャビティ容積の大きな部
分の中空部６が過剰に大きくなって、当該部分の樹脂が
流動末端部で破れ、加圧流体漏れを生じることがない。
成されると共に、溶融樹脂は更に金型キャビティ１内を
流動し、金型キャビティ１の全内面に密着される。この
とき、前述のように、金型キャビティ容積の大きな部分
に金型キャビティ容積の小さな部分（図面上ゲート２よ
り右側の金型キャビティ１部分）より多くの溶融樹脂が
送り込まれているので、金型キャビティ容積の大きな部
分の中空部６が過剰に大きくなって、当該部分の樹脂が
流動末端部で破れ、加圧流体漏れを生じることがない。
【００２０】この状態で、金型キャビティ１内の樹脂を
十分冷却し、中空部６内の加圧流体を排出した後、中空
成形型物７を取り出してもよいが、図５（ｃ）に示され
るように、更に少なくとも一方の金型を移動させて金型
キャビティ容積を拡大し、より大きな中空部６を有する
中空成形型物７とすることもできる。特に本発明の中空
射出成形用金型は、この金型キャビティ容積の拡大を伴
う、大きな中空部６を形成する中空射出成形に用いると
有効である。
十分冷却し、中空部６内の加圧流体を排出した後、中空
成形型物７を取り出してもよいが、図５（ｃ）に示され
るように、更に少なくとも一方の金型を移動させて金型
キャビティ容積を拡大し、より大きな中空部６を有する
中空成形型物７とすることもできる。特に本発明の中空
射出成形用金型は、この金型キャビティ容積の拡大を伴
う、大きな中空部６を形成する中空射出成形に用いると
有効である。
【００２１】次に、図６及び図７によって本発明の他の
実施例を説明する。
実施例を説明する。
【００２２】図に示されるように、本実施例における流
量調整コマ３は、扇形に複数分割され、全体として円柱
状をなすもので、ゲート２の対向面にスライド可能な状
態で埋設されている。また、流量調整コマ３を構成して
いる扇形の各分割片は、金型外から金型に螺合された調
節ネジ８によって、金型キャビティ１内への突出量が調
整可能になっている。
量調整コマ３は、扇形に複数分割され、全体として円柱
状をなすもので、ゲート２の対向面にスライド可能な状
態で埋設されている。また、流量調整コマ３を構成して
いる扇形の各分割片は、金型外から金型に螺合された調
節ネジ８によって、金型キャビティ１内への突出量が調
整可能になっている。
【００２３】本実施例における流量調整コマ３の場合、
各分割片の金型キャビティ１内への突出量によって、射
出時の溶融樹脂の流れが制御される。即ち、ゲート２か
ら金型キャビティ１内に供給される溶融樹脂は、一旦流
量調整コマ３にぶつかった後その周囲へと流動するの
で、分割片の突出量が大きい位置からは少ない量の溶融
樹脂が送り出され、分割片の突出量の少ない位置からは
多くの溶融樹脂が送り出されることになる。従って、金
型キャビティ容積の大きな部分に向いている分割片の突
出量を小さくし、金型キャビティ容積の小さな部分に向
いている分割片の突出量を大きくすると、ゲート２を中
心とした周囲の金型キャビティ容積の相違に応じて、送
り出す溶融樹脂量を振り分けることができる。
各分割片の金型キャビティ１内への突出量によって、射
出時の溶融樹脂の流れが制御される。即ち、ゲート２か
ら金型キャビティ１内に供給される溶融樹脂は、一旦流
量調整コマ３にぶつかった後その周囲へと流動するの
で、分割片の突出量が大きい位置からは少ない量の溶融
樹脂が送り出され、分割片の突出量の少ない位置からは
多くの溶融樹脂が送り出されることになる。従って、金
型キャビティ容積の大きな部分に向いている分割片の突
出量を小さくし、金型キャビティ容積の小さな部分に向
いている分割片の突出量を大きくすると、ゲート２を中
心とした周囲の金型キャビティ容積の相違に応じて、送
り出す溶融樹脂量を振り分けることができる。
【００２４】
【発明の効果】本発明は、以上説明した通りのものであ
り、例えば非対称形状や極端な偏肉を有する中空成形型
物の成形に際しても、加圧流体漏れによる成形不全を発
生させることなく大きな中空率で中空成形型物を得るこ
とができるものである。
り、例えば非対称形状や極端な偏肉を有する中空成形型
物の成形に際しても、加圧流体漏れによる成形不全を発
生させることなく大きな中空率で中空成形型物を得るこ
とができるものである。
【図１】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図２】図１の中空射出成形用金型のゲート側金型キャ
ビティ部分の平面図である。
ビティ部分の平面図である。
【図３】図１の中空射出成形用金型の金型キャビティ状
態の説明図である。
態の説明図である。
【図４】図１の中空射出成形用金型に設けられている流
量調整コマの拡大斜視図である。
量調整コマの拡大斜視図である。
【図５】本発明に係る中空射出成形用金型を用いた中空
射出成形の手順の説明図である。
射出成形の手順の説明図である。
【図６】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図７】図６の中空射出成形用金型に設けられている流
量調整コマの拡大斜視図である。
量調整コマの拡大斜視図である。
１ 金型キャビティ ２ ゲート ３ 流量調整コマ ４ 孔 ５ 凹部 ６ 中空部 ７ 中空成形型物 ８ 調節ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−334422（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B29C 45/00 - 45/84
Claims (1)
- 【請求項１】 金型キャビティ内の溶融樹脂注へ圧入し
た加圧流体によって中空部を形成する中空射出成形に用
いられる金型であって、ゲート周りに等しい中心角度で
金型キャビティを複数に区画した場合に、各区画金型キ
ャビティの容積がゲートに対して非対称で、しかもゲー
ト付近に、射出される溶融樹脂を、各区画金型キャビテ
ィの容積の相違に応じて振り分ける流量調整コマを有す
ることを特徴とする中空射出成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27499091A JP3136420B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 中空射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27499091A JP3136420B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 中空射出成形用金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0584787A JPH0584787A (ja) | 1993-04-06 |
| JP3136420B2 true JP3136420B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=17549370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27499091A Expired - Lifetime JP3136420B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 中空射出成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3136420B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103003048B (zh) | 2010-07-16 | 2016-06-15 | 考泰克公司 | 改进不透气性的注射成型容器 |
| EP2643136B1 (en) | 2010-11-24 | 2018-06-13 | Milacron LLC | Heat-seal failure prevention method |
| US8491290B2 (en) | 2011-10-21 | 2013-07-23 | Kortec, Inc. | Apparatus for producing non-symmetric multiple layer injection molded products |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP27499091A patent/JP3136420B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0584787A (ja) | 1993-04-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20001024 |
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