JP3133385B2 - 文字編集システム - Google Patents

文字編集システム

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JP3133385B2
JP3133385B2 JP03162466A JP16246691A JP3133385B2 JP 3133385 B2 JP3133385 B2 JP 3133385B2 JP 03162466 A JP03162466 A JP 03162466A JP 16246691 A JP16246691 A JP 16246691A JP 3133385 B2 JP3133385 B2 JP 3133385B2
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昭彦 五十嵐
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字原稿を主体とする
文字情報を任意書式にページメイクして電算写植システ
ムに入稿可能なデータを出力する文字編集システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として特開平1−1
73151号公報等に記載されるように、文字原稿のレ
イアウトを主眼として電子組版処理を行っている場合が
多い。しかしながら、例えば1つの社内報等を出版する
場合であっても、レイアウト段階の処理と、文字段階と
は別個独立した処理として行われる場合が多い。すなわ
ち、レイアウターは編集者の意図するレイアウト指示に
従ってページメイクし、入稿される原稿(FD原稿を含
む)を受け取り、印刷工場内でのレイアウトデータと文
字情報とのマージ処理を行ってゲラを作成し、編集者に
よるそのゲラ校正を経て最終的な刷版を作成して製版工
程に移行するのが通常の流れとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、編集者と印
刷オペレータとの段階におけるデータ確認が少なくとも
多数回におよび最終的な製版段階までに相当の日数と煩
雑な原稿修正作業を強いられ効率よく編集製版が行われ
ないという問題点があった。
【0004】これは、印刷界における電算写植システム
における文書データと単なる文書データとのデータ構造
の相違に止まらず、書体,文字サイズ,字詰めといった
幾多のページメイクに関する処理の相違によるところが
大きい。
【0005】また、通常入力される文字情報は、汎用O
Sに定義されたテキストファイルであり、文字コードと
制御コード(改行,空白コード等)等で構成される場合
が多いが、これは単に入力された各文字に複雑な修飾定
義がなされている、例えば電算写植システムで定義され
るようなデータ構造とはなっていない場合が多い。
【0006】このため、ワードプロセッサ等で作成され
た文字情報をレイアウトデータに基づいて流し込むこと
ができず、疑似的にイメージを確認するといった初歩的
なものに過ぎず、編集者等の要求に応えることができな
い問題点を多く含んでいる。
【0007】また、従来の装置では、編集されたレイア
ウトに対して文書情報を入力する場合には、その割付け
アドレス等の管理が複雑で容易に任意のレイアウトに対
して所望の文書情報を割付け描画することができず、印
刷会社等に別々に入稿されるレイアウト情報と文書フロ
ッピーディスク等から別工程で版下を作成するといった
処理が必要となり、版下作成までに相当の日数を要し、
印刷処理工程の効率化が図りにくいといった問題点があ
った。
【0008】さらに、割付け文書情報中に任意の文書を
割付ける場合に、既に割付けた情報中の要部または全部
に挿入したり、既に割付けた情報中の要部または全部を
削除する操作が必要となる。
【0009】しかしながら、ブロック単位等のようにあ
らかじめ決められた領域でしか文書の挿入,削除を許容
しておらず、本当に必要な文字の他にも付随して挿入,
削除されてしまう等の問題点があった。
【0010】また、この種の画像編集システムおよび同
等のDTP(デスクトップパブリッシング)システム等
では、各種のメニュー選択を通常ウインドまたはマルチ
ウインド表示してポインティングデバイス等で指示しな
がら所望の処理を選択実行させたり、ウインド内での文
字校正処理を独立して実行できる装置も提案されてい
る。
【0011】ところで、この種の文字編集システムにお
いては、電算写植装置に版下情報に従う複数の書体を処
理する必要があり、各種の割付け文を所望の書体,サイ
ズ,変形等に応じて割付けられるように構成されてい
る。
【0012】ところが、これらの書体と文字の制御情報
とは通常各書体毎に連続したファイルとして処理されて
いるので、指定した書体の文字等を検索して表示するた
めには、指定された書体のフォントが定義されているか
どうか等の事前チェック処理と、本来の文字制御情報ア
クセス処理等を実行する必要があり、使用可能な書体数
が増えると、所望の書体の文字を所望の大きさで表示す
る場合、上記判定処理および検索処理に長時間を要し、
リアルタイムで文字の割付けを行うのが非常に難しくな
る等の問題点があった。
【0013】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、各書体毎の各文字制御情報を使用可能
な文字情報に従属して連続アドレスで記憶させて管理す
ることにより、組版ルールに従う書体の各文字制御情報
を割付ける文字情報に従属して効率よく検索処理できる
文字編集システムを得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る文字編集シ
ステムは、入力される各文字情報に対応する書体別の各
文字制御情報を連続アドレスで記憶する記憶手段と、こ
の記憶手段に記憶された書体毎の各文字制御情報をアク
セスするための特定アドレスを生成するインデックステ
ーブルメモリと、入力される各文字情報に対応してイン
デックステーブルメモリへのアクセスアドレスを発生す
るアドレス発生手段と、このアドレス発生手段により発
生されるアクセスアドレスに基づいてインデックスメモ
リから生成される特定アドレスに基づいて記憶手段に記
憶された各文字情報の検索アクセス先を制御する検索制
御手段とを設けたものである。
【0015】
【作用】本発明においては、書体指定で文字情報が入力
され、アドレス発生手段が各文字情報に対応してインデ
ックステーブルメモリへのアクセスアドレスを発生する
と、検索制御手段がアドレス発生手段により発生される
アクセスアドレスに基づいてインデックスメモリから生
成される特定アドレスに基づいて記憶手段に記憶された
各文字情報の検索アクセス先を制御し、各文字情報に対
する書体別の各文字制御情報を検索し、ペイジメイクア
ップ手段に出力させ、組版された所望の位置に各文字を
リアルタイムで割付け描画することを可能とする。
【0016】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す文字編集シス
テムの構成を説明するブロック図である。
【0017】図において、1は指示手段で、文字編集に
必要なメニュー選択指示と座標情報指示等を行う。2は
文字編集ステーションで、レイアウトメモリ4に記憶さ
れた編集プログラムに基づいて文字編集処理を実行する
描画手段2a,初期設定手段2b,メイクアップ手段2
c,流し制御手段2d,検索制御手段2e,アドレス発
生手段2f等を備えている。3はワークメモリで、文字
編集ステーション2で処理された描画情報,制御情報等
を記憶し、このワークメモリ3を介して表示手段5に編
集された電子的なレイアウトイメージ,版下イメージを
表示する。
【0018】3aはインデックステーブルメモリで、シ
ステム立ち上げ時に記憶手段9(テーブルメモリ)をア
クセスするために必要なインデック情報が書き込まれ
る。記憶手段9には文字制御情報となる、例えば各文字
に対する文字種,文字幅,禁則等の情報,調整種,文字
の縦横変換情報,書体情報等が連続アドレスで記憶され
ている。
【0019】6は外部記憶手段で、文字編集ステーショ
ン2で詳細に編集された版下情報を電算写植システム
(CTS)等に入力するためのCTSデータを記憶し、
記憶媒体6aに版下情報を書き込むことも可能に構成さ
れている。
【0020】なお、外部記憶手段6は、通常の文書フロ
ッピーディスク(例えば32ビットCPUで汎用性の高
いOSで定義されたテキストファイルが記憶されたフロ
ッピーディスク)を読み書き可能となっている。また、
文字編集ステーション2は、指示手段1から入力される
キーコードに応じて文書処理を実行するFEP(フロン
トエンドプロセッサ)機能を備えている。
【0021】7は前記文字編集ステーション2とオフラ
インで出力情報を印字するプリント手段で、表示手段5
に表示された版下イメージを高精細、例えば400DP
I(ドット・パー・インチ)で印字することができるエ
ンジン等を備えている。8は文書メモリである。9はテ
ーブルメモリで、入力される文字原稿に入力されている
特定の文字情報を特定の組版ファンクションまたは特定
の文字情報に変更するための変換テーブルT1〜TNを
複数備えており、指示手段1により選択される変換テー
ブルにより、入力文字対変換ファンクションを、1:
1,1:n,n:1,n:nのいずれかに変換する。こ
れにより、入力可能な少なくとも1以上の特定文字情報
を少なくとも1つ以上の組版ファンクション情報または
特定の文字情報に自動変換可能となる。なお、テーブル
メモリ9は、変換テーブルT1〜TNの内容を書き換え
可能に構成され、新たな組版ファンクションまたは特定
の文字情報の登録に対応できるように構成されている。
【0022】このように構成された文字編集システムに
おいて、書体指定で文字情報が入力されると、アドレス
発生手段2fが各文字情報に対応してインデックステー
ブルメモリ3aへのアクセスアドレスを発生すると、検
索制御手段2eがアドレス発生手段2fにより発生され
るアクセスアドレスに基づいてインデックスメモリから
生成される特定アドレスに基づいて記憶手段9に記憶さ
れた各文字情報の検索アクセス先を制御し、各文字情報
に対する書体別の各文字制御情報を検索し、ペイジメイ
クアップ手段2cに出力させ、組版された所望の位置に
各文字をリアルタイムで割付け描画することを可能とす
る。
【0023】図2は、図1に示した文字編集システムの
システム構成を説明するシステム概要図である。
【0024】図において、11は例えば19インチ、1
344×1344ドットの情報を表示可能なビットマッ
プディスプレイ(BMD)、12はポインティングデバ
イス(PD)で、ビットマップディスプレイ11に表示
されるメニューをカーソル指示する時、図形情報の作
成,修正等に使用される。13はキーボードで文字情報
の入力,ジョブ名,管理情報等の入力に使用される。1
4はワーク本体で、ハードディスク,ワークメモリ(R
AM),CPU等で構成され、上記外部記憶手段6を構
成刷る3.5および5インチのフロッピーディスク(F
DU)15a,15b等を備えている。
【0025】次に、図3〜図7を参照しながら基本レイ
アウトパターンの登録および初期設定処理について説明
する。
【0026】図3は、図2に示したBMD11に表示さ
れる基本作業メニューの一例を説明する模式図であり、
選択項目11a〜11fよりなり、選択項目11aは文
書読み込みに対応し、FDU15a,15bからの文書
読み込みを行う場合にポインティングデバイス12より
指示する。また、選択項目11bは新規作成に対応し、
新規に編集処理を実行する際にポインティングデバイス
12より指示する。さらに、選択項目11cは更新処理
に対応し、既に編集されているジョブに対して更新を行
う。
【0027】また、選択項目11dは印刷処理に対応
し、特にプルーフプリンタへの出力と写植出力FDへの
出力との2通りに分かれる。さらに、選択項目11eは
補助処理に対応し、基本的には文書管理処理,ジョブ管
理処理,基本レイアウト管理処理,FD処理(初期化
等)等を行う際に、ポインティングデバイス12より指
示する。また、選択項目11fは、システム終了に対応
する。
【0028】図4は、図2に示したBMD11に表示さ
れる編集メニュー21の一例を説明する模式図であり、
21a〜21eは選択項目見出しで、選択項目見出し2
1aは流し処理に対応し、文字流し処理,文字一括流し
処理等を行う場合にポインティングデバイス12により
所望の処理を選択する。また、選択項目見出し21bは
直し処理に対応し、割付け,文字組指定,文字直し,文
書挿入,大量削除,再文書化等を行う場合にポインティ
ングデバイス12により所望の処理を選択する。さら
に、選択項目見出し21cは頁呼出し処理に対応し、頁
指定,前頁,後頁等を行う場合にポインティングデバイ
ス12により所望の処理を選択する。また、選択項目見
出し21dは表示モード処理に対応し、原寸表示,拡大
表示,見開き表示処理等を行う場合にポインティングデ
バイス12により所望の処理を選択する。さらに、選択
項目見出し21eは画面操作処理に対応し、後述するハ
ンドスクロール処理を行う場合にポインティングデバイ
ス12により所望の処理を選択する。
【0029】図5は、図2に示したBMD11に表示さ
れる割付けメニュー22の一例を説明する模式図であ
り、22a〜22jは割付け選択項目で、割付け選択項
目22aは基準処理に対応する。また、割付け選択項目
22bは本文割付け処理に対応し、作成,更新,削除等
の細目処理に分かれる。さらに、割付け選択項目22c
はノンブル割付け処理に対応し、作成,更新,削除等の
細目処理に分かれる。また、割付け選択項目22dは柱
分割付け処理に対応し、作成,更新,削除等の細目処理
に分かれる。さらに、割付け選択項目22eは空白割付
け処理に対応し、作成,更新,削除等の細目処理に分か
れる。また、割付け選択項目22fは罫線割付け処理に
対応し、作成,更新,削除等の細目処理に分かれる。さ
らに、割付け選択項目22gは見出し罫割付け処理に対
応し、更新,削除等の細目処理に分かれる。また、割付
け選択項目22hは見出し割付け処理に対応し、作成,
更新,削除等の細目処理に分かれる。さらに、割付け選
択項目22iは図版文割付け処理に対応し、作成,更
新,削除等の細目処理に分かれる。また、割付け選択項
目22jは表組割付け処理に対応し、作成,更新,削除
等の細目処理に分かれる。
【0030】図6は、図2に示したBMD11に表示さ
れる本文割付けメニューの一例を説明する模式図であ
る。
【0031】図において、23は本文割付けメニュー
で、本文割付け選択項目23a〜23iを含み、本文割
付け選択23aは基準割付け名処理に対応し、基準割付
け名入力の際に選択される。また、本文割付け選択項目
23bは組方処理に対応し、本文の組方を指定する際に
選択する。さらに、本文割付け選択項目23cは文字サ
イズ処理に対応し、本文の文字サイズを指定する際に選
択する。また、本文割付け選択項目23dは字数処理に
対応し、本文の字数を指定する際に選択する。さらに、
本文割付け選択項目23eは字間処理に対応し、本文の
字間を指定する際に選択する。また、本文割付け選択項
目23fは行数処理に対応し、本文の行数を指定する際
に選択する。更に、本文割付け選択項目23gは行間処
理対応し、本文の行間を指定する際に選択する。また、
本文割付け選択項目23hは段数処理に対応し、本文の
段数を指定する際に選択する。さらに、本文割付け選択
項目23iは段間処理に対応し、本文の段間を指定する
際に選択する。
【0032】次に、図7を参照しながら文字編集システ
ムの基本処理動作について説明する。
【0033】図7は本発明に係る文字編集システムにお
ける基本処理手順の一例を説明するフローチャートであ
る。なお、(1) 〜(5) は各ステップを示す。
【0034】先ず、BMD11に初期画面を表示し、ポ
インティングデバイス12により図3に示した選択項目
11bを指示すると(1) 、文字編集ステーション2がレ
イアウトメモリ4をアクセスして、例えば図8に示す基
本レイアウト一覧をBMD11に描画する(2) 。ここ
で、ポインティングデバイス12により、登録表示され
た所望とするレイアウトパターンを指示すると、ジョブ
名指示画面となる。ここで、キーボード13等を操作し
て所望とするジョブ名を指示入力する(3) 。次いで、編
集情報の選択または入力処理を行い(4) 、その結果をB
MD11に表示し(5) 、次の指示待ちになる。
【0035】なお、上記基本レイアウト一覧への登録処
理は上記各メニューの選択処理により、例えば柱文,本
文情報,図版文情報,空白情報,版情報,ノンブル情報
を指示したレイアウトパターンをページ単位にページメ
イクして行き、一連のページメイクを完了した時点で登
録名を入力すると、図8に示す基本レイアウト一覧に登
録され、以後削除指令が入力されない限り、オペレータ
により作成された基本レイアウトがレイアウトメモリ4
上に登録管理され、随時呼び出して登録された基本レイ
アウトパターンに基づく文字原稿入力処理を実行し、B
MD11上に版下イメージを確認することができるとと
もに、編集された文字原稿の割付けを簡単な指示操作で
修正(変更,削除,移動,複写等)を行い、DTP感覚
で電算写植システムに入稿可能な電算写植システム入稿
データを外部記憶装置となるフロッピーディスクユニッ
ト(FDU)15a,15bにセットされるフロッピー
ディスクに記憶させることができるように構成されてい
る。
【0036】なお、基本レイアウトパターンは自由に設
計/変更可能であり、既に登録された基本レイアウトパ
ターンに基づいて新規の基本レイアウトパターンを作成
することが可能となっている。 〔文字の流し込み〕図8〜図10は、図1に示した流し
制御手段2dによる文字流し処理を説明する模式図であ
り、図8は基本レイアウトパターン描画終了画面を示
し、図9は流し文書指示画面を示し、図10は文書表示
画面を示す。
【0037】編集メニュー21より選択項目見出し21
aを選択(ポインティングデバイス12によるクリック
操作に対応する)すると(図7参照)、文書メモリ8に
登録されている全文書一覧が表示され、その中から流し
を行う文書名をクリックし、さらにどこの割付け上(レ
イアウト上)に流すかを示す流し先を編集画面内の割付
け領域をポインティングデバイス12でカーソル指示し
(図9参照)、文書一覧ウインドWD1の「実行」をポ
インティングデバイス12でカーソル指示すると、図1
0に示すように所望とする任意の文書を指定された任意
のレイアウトに割付け描画(組版ルールに準拠する場合
および空白,改行飲みを有効とする場合を含む)する。
【0038】なお、上記流し先指定の際のポインティン
グデバイス12でのカーソル指示は、レイアウトデータ
が文字編集ステーション2によりアドレス管理されるの
で、該当するレイアウトの位置ならばどこでも良い。
【0039】次に、図11を参照しながら文字流し処理
動作について説明する。
【0040】図11は本発明に係る文字編集ステーショ
ンにおける文字流し処理手順の一例を説明するフローチ
ャートである。なお、(1) 〜(9) はステップを示す。
【0041】先ず、基本レイアウトのBMD11への描
画が完了するのを待機し(1) 、完了したら図8に示すよ
うに編集メニュー21を表示し(2)、選択項目見出し2
1a(内容流し処理)が選択されたかどうかを判断し
(3) 、NOならば他の処理に移行し、YESならば文書
名一覧を図9に示すように表示し(4) 、所望とする文書
名がポインティングデバイス12により指示されるのを
待機し(5) 、指示されたらさらにポインティングデバイ
ス12によりBMD11に描画された流し込み先レイア
ウト対象が指示されるのを待機し(6) 、指示されたら図
9に示される文書名一覧の上右隅に設定された「実行」
がポインティングデバイス12により指示されるのを待
機し(7) 、指示されたステップ(5) で指示された文書名
に相当する文書情報を文書メモリ8から読み出し(8) 、
レイアウト情報,流し込み先アドレスに基づいて割付け
(レイアウト描画)し(9) 、他の処理に移行する。
【0042】なお、上記実施例では文書メモリ8を文字
編集ステーション2の外部装置として構成する場合につ
いて説明したが、文字編集ステーション2内に設けても
良い。
【0043】以下、図12,図13等を参照しながら本
発明に係る文字編集ステーションにおける文字制御情報
検索処理動作について説明する。
【0044】図12は本発明に係る文字編集ステーショ
ンにおける文字制御情報検索処理動作を説明する模式図
であり、(a)は文字コードからINDEXテーブル生
成状態を示し、(b)はINDEXテーブル81を示
し、(c)は文字情報テーブル82を示す。文字情報テ
ーブル82には、上述した文字制御情報となる、例えば
各文字に対する文字種,文字幅,禁則等の情報,調整
種,文字の縦横変換情報,書体情報等が連続アドレスで
記憶されている。
【0045】図において、81はINDEXテーブルを
示し、文字情報テーブル82にアクセスするための文字
コードに対応する文字情報先頭アドレスが決定される。
【0046】図13は本発明に係る文字編集ステーショ
ンにおける文字制御情報検索処理手順の一例を示すフロ
ーチャートである。なお、(1) 〜(14)は各ステップを示
す。先ず、指示手段1による組版情報入力を待機し(1)
、入力されたらペイジメイクする文字原稿の文字を読
み込み(2) 、文字コードからINDEXテーブル81を
アクセスするためのアドレス演算を、例えば図12
(b)に示すように実行して、INDEXテーブル81
アクセスアドレスを生成する(3) 。次いで、INDEX
テーブル81を参照し(4) 、書体カウンタに「1」をセ
ットする(5) 。
【0047】次いで、全書体を参照したかどうかを判定
し(6) 、NOならばステップ(1) 等で指定された所望の
書体はあるかどうかを判定し(7) 、NOならば書体カウ
ンタを「+1」し(8) 、ステップ(6) に戻る。
【0048】一方、ステップ(7) の判断でYESの場合
は、INDEXテーブル81よりアクセスする先頭アド
レスをゲットし(9) 、アドレス発生手段2fが先頭アド
レスと現在の書体カウンタ値とを加算する(10)。次い
で、検索制御手段2eが生成された特定アドレスに基づ
いて文字情報テーブル82をアクセスし(11)、所望とす
る文字制御情報をゲットし(12)、メイクアップ手段2c
に出力して処理を終了する(13)。
【0049】一方、ステップ(6) の判定でYESの場合
は、当該指定書体による文字は不可である旨を通知して
(14)、処理を終了する。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は入力され
る各文字情報に対応する書体別の各文字制御情報を連続
アドレスで記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶さ
れた書体毎の各文字制御情報をアクセスするための特定
アドレスを生成するインデックステーブルメモリと、入
力される各文字情報に対応してインデックステーブルメ
モリへのアクセスアドレスを発生するアドレス発生手段
と、このアドレス発生手段により発生されるアクセスア
ドレスに基づいてインデックスメモリから生成される特
定アドレスに基づいて記憶手段に記憶された各文字情報
の検索アクセス先を制御する検索制御手段とを設けたの
で、各書体毎に組版ルールに従う各文字の制御情報を少
ないメモリ容量で管理でき、各書体毎に組版ルールに従
う各文字の制御情報を高速に検索して処理することがで
きる。従って、文字編集時における各文字のメイクアッ
プをリアルタイムで効率よく実行できる優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す文字編集システムの構
成を説明するブロック図である。
【図2】図1に示した文字編集システムのシステム構成
を説明するシステム概要図である。
【図3】図2に示したBMDに表示される基本作業メニ
ューの一例を説明する模式図である。
【図4】図2に示したBMDに表示される編集メニュー
の一例を説明する模式図である。
【図5】図2に示したBMDに表示される割付けメニュ
ーの一例を説明する模式図である。
【図6】図2に示したBMDに表示される本文割付けメ
ニューの一例を説明する模式図である。
【図7】本発明に係る文字編集システムにおける基本処
理手順の一例を説明するフローチャートである。
【図8】図1に示した流し制御手段による文字流し処理
を説明する模式図である。
【図9】図1に示した流し制御手段による文字流し処理
を説明する模式図である。
【図10】図1に示した流し制御手段による文字流し処
理を説明する模式図である。
【図11】本発明に係る文字編集ステーションにおける
文字流し処理手順の一例を説明するフローチャートであ
る。
【図12】本発明に係る文字編集ステーションにおける
文字制御情報検索処理動作を説明する模式図である。
【図13】本発明に係る文字編集ステーションにおける
文字制御情報検索処理手順の一例を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 指示手段 2 文字編集ステーション 2a 描画手段 2b 初期設定手段 2c メイクアップ手段 2d 流し制御手段 2e 検索制御手段 2f アドレス発生手段 3 ワークメモリ 4 レイアウトメモリ 5 表示手段 6 外部記憶手段 6a 記憶媒体 7 プリント手段 8 文書メモリ 9 テーブルメモリ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】組版情報で定義される各書体の文字情報を
    処理してページメイクを行うメイクアップ手段を有する
    文字編集システムにおいて、入力される各文字情報に対
    応する書体別の各文字制御情報を連続アドレスで記憶す
    る記憶手段と、この記憶手段に記憶された書体毎の各文
    字制御情報をアクセスするための特定アドレスを生成す
    るインデックステーブルメモリと、入力される各文字情
    報に対応して前記インデックステーブルメモリへのアク
    セスアドレスを発生するアドレス発生手段と、このアド
    レス発生手段により発生されるアクセスアドレスに基づ
    いてインデックスメモリから生成される前記特定アドレ
    スに基づいて前記記憶手段に記憶された各文字情報の検
    索アクセス先を制御する検索制御手段とを具備したこと
    を特徴とする文字編集システム。
JP03162466A 1991-06-07 1991-06-07 文字編集システム Expired - Fee Related JP3133385B2 (ja)

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