JP3118984U - ２ｃｈラジコンヘリコプター - Google Patents

Abstract

【課題】ラジコンヘリコプターの操縦系統を１ｃｈ減らして、コストを削減しつつ、軽量化を行い、高性能で低価格なラジコンヘリコプターを提供する。
【解決手段】２重反転式ラジコンヘリコプターの前進後進操縦を排除し、重心位置をメインマストより前方に配置する。
【選択図】 図２

Description

本発明は、ラジコンヘリコプターに関するものである。

従来、ラジコンヘリコプターは飛行機と比べても操縦系統が多いので、ラジコンで操縦する場合にも、多くの操縦系統が必要だった。
しかし、小型ラジコンヘリコプターでは、２重反転メインローターを使用しテールローターが不必要となり、さらに出力制御とメインローターピッチ操作を一つにするなどで、上昇下降、左右（ラダー方向）、前進後進の合計３ｃｈまで操縦系統を減らすことが出来た。

このため、コスト削減により低価格なラジコンヘリコプターをユーザーに提供することが可能となった。
また、１ｃｈ削減できたことで、ラジコンヘリコプターそのものが軽量化でき、飛行性能も向上した。

しかし、これ以上操縦系統を減らすことは不可能と思われていた。

本考案が解決しようとする問題点は、操縦系統をもう１ｃｈ減らして、コストを削減しつつ、軽量化を行い、高性能で低価格なラジコンヘリコプターを提供することである。

２重反転式ラジコンヘリコプターの前進後進操縦を排除し、重心位置をメインマストより前方に配置する。

ラジコンヘリコプターは、重心がメインマストより前方にあれば、前に傾き前進する。
この特性を利用することで、ラジコンヘリコプターは常に前進し続ける。
操縦系統は上昇下降、左右（ラダー方向）の２ｃｈ操縦だけで、飛行機と同様に飛ぶことが可能となった。

重心位置は、メインマストから若干前方に配置するように設計する。

バッテリーなどの重量物で重心位置の微調整をすれば、前進速度を調整することが出来る。

２ｃｈラジコンヘリコプター全体図 ２ｃｈラジコンヘリコプター側面図

符号の説明

Ａ ２ｃｈラジコンヘリコプターのメインマスト
Ｂ ２ｃｈラジコンヘリコプター飛行中の重心位置

Claims (1)

1. ２重反転式ラジコンヘリコプターにおいて、重心位置を変更することで常に前進する状況を作り、ラジコンヘリコプターの操縦系統を少なくした、２ｃｈで飛行可能なラジコンヘリコプター。

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