JP3106420U - 身障者用ニット - Google Patents

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長谷川 雄一
長谷川 哲男
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Abstract

【課題】手の不自由な身障者でも、履き口の掴みやすい靴下を提供する。
【解決手段】口ゴム部の先端を袋状に折り返して縫製したニットにおいて、該袋が手の不自由な身障者の掴みうる把持部4を有してなり、該把持部4が編地と段差を有する円柱状の可撓性クッション材からなり、袋の太さが編地の厚みの2.5倍以上の膨らみを有して掴みやすいようにした身障者用ニットと、また口ゴム部の先端を袋状に折り返して縫製したニットにおいて、該袋が手の不自由な身障者の掴みうる把持部を有してなり、該把持部が袋を外に折り返して二重にしたものからなり、該袋内に指が入る箇所を縫製しないようにした身障者用ニットを構成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、手の不自由な身障者用ニットに関するものである。
脳梗塞の後遺症を始めとして、手の不自由な身障者は多い。然し身障者にとっては、指先を握り締める力が弱いので、従来の靴下では履きずらく、これに対する改善が望まれている。そして手の不自由な身障者にとっては、指先を完全に閉じきらなくても掴めるようなものや、指先を差し込んで摘み上げれるものが望ましい。
介護用の靴下としては、先行技術として、ファスナーで開くようにしたものがある(例えば、特許文献1、実用新案文献1)。これ等の文献は、介護用の靴下であって、手の不自由な身障者にとっては、このような靴下でも、うまく履くことはできない。
特開2002−115101号公報
実用新案文献1
実登第3048130号公報
また、口ゴムを伸びやすくして、履きやすくした介護用の靴下も開示されている(例えば、実用新案文献2)。さらに口ゴム部の上部に伸びる編地を設けた先行技術もある(例えば、特許文献2)。然しこれ等も、身障者にとっては、履き口を掴むことができない。
実用新案文献2
実登第3041858号公報
特開2001−200411号公報
そして口ゴム部の内側に、シリコンゴムを設けて袋状にしたものもある(例えば、特許文献3)。然しこの技術は,ずり落ち防止用の靴下である。
特開2002−180302号公報
そしてまた、履口部の後半部分にパイル編地の舌片を設けた靴下の先行技術もある(例えば、特許文献4)。然しこの舌片では、手の不自由な身障者にとって、掴むことはできない。
特開2001−303404号公報
そのために本考案は、手の不自由な身障者でも、履き口の掴みやすい靴下の提供することを課題とする。
本考案は、口ゴム部の先端を袋状に折り返して縫製したニットにおいて、該袋が手の不自由な身障者の掴みうる把持部を有してなり、該把持部が編地と段差を有する円柱状の可撓性クッション材からなり、袋の太さが編地の厚みの2.5倍以上の膨らみを有して掴みやすいようにした身障者用ニットを構成した。
また本考案は、口ゴム部の先端を袋状に折り返して縫製したニットにおいて、該袋が手の不自由な身障者の掴みうる把持部を有してなり、該把持部が袋を外に折り返して二重にしたものからなり、該袋内に指が入る箇所を縫製しないようにした身障者用ニットを構成して上記の課題を解決した。
本考案のニットは、口ゴム部に把持部を設けて掴めるようにしたので、手の不自由な身障者でも握りやすく、履きやすい靴下となった。
本考案のニットは、口ゴム部に設けた袋を太い膨らみのあるものとすれば、手の不自由な身障者でも掴めやすいニットとなる。
本考案のニットは、口ゴム部に設けた袋を指が入るようにすれば、手の不自由な身障者でも掴めやすいニットとなる。
以下、本考案のニットを図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本考案の実施例1から実施例4の、把持部が口ゴム部に設けた袋を太い膨らみのあるものとした身障者用の靴下からなるニットの例を示す斜視図である。靴下の図柄は無地を始めとする各種の図柄にすることができ、機種も関係ない。
図2は、図1の袋の内部を拡大した実施例1の断面図である。図1の靴下からなるニット1は、口ゴム部2の先端を袋状3に折り返して、図2の把持部4を設けて、一端で縫製5している。袋3内には、円柱状の可撓性クッション材を入れており、編地6と段差を有するようにしているため、手の不自由な身障者でも把持部4を容易に掴むことができる。なお口ゴム部2のゴムは、どの場所に入っているか、あるいはゴムが入ってないかは関係ない。また図1において、把持部4から足首までの長さLの長短は関係なく、全ての寸法が本発明に包含される。
本実施例の場合には、把持部4となる袋3内には詰め物7を入れている。そのため、袋の直径は2糎の太いものとなっている。本実施例の靴下は、厚地の冬物用であるが、それでも編地6の厚みは、2.5粍である。従って、膨らみを有する把持部4は、本実施例の場合は8倍である。本発明の膨らみを有する把持部4は、少なくとも編地の2.5倍以上の太さにして、手の不自由な身障者でも掴みやすいようにしている。
図3は、図1の袋の内部を拡大した実施例2の断面図である。実施例1と同じ図1の靴下からなるニットにおいて、図3の把持部14を設けて、一端で縫製15している。袋内には、円柱状の可撓性クッション材を入れており、編地16と段差を有するようにしているため、これも手の不自由な身障者でも把持部14が容易に掴めるようにしている。
本実施例の場合には、把持部14となる袋内には口ゴムの先端を渦巻き状にカール17して入れている。そのため、袋の直径は同じく2糎の太いものとなっている。本実施例の靴下は、厚地の冬物用であるが、それでも編地16の厚みは、2.5粍である。従って、膨らみを有する把持部14は、本実施例の場合は8倍である。本発明の膨らみを有する把持部14は、少なくとも編地の2.5倍以上の太さにして、手の不自由な身障者でも掴みやすいようにしている。
図4は、図1の袋の内部を拡大した実施例3の断面図である。実施例1と同じ図1の靴下からなるニットにおいて、図4の把持部24を設けて、一端で縫製25している。袋内には、円柱状の可撓性クッション材を入れており、編地26と段差を有するようにしているため、これも手の不自由な身障者でも把持部24が容易に掴めるようにしている。
本実施例の場合には、把持部24となる袋内の編地はパイル編27にしている。そのため、袋の横幅の太さは7.5粍厚になっている。本実施例の靴下は、厚地の冬物用であるが、それでも編地26の厚みは2.5粍である。従って、膨らみを有する把持部24は、本実施例の場合は2.8倍であり、段差も有している。本発明の膨らみを有する把持部24は、少なくとも編地の2.5倍以上の太さにして、手の不自由な身障者でも掴みやすくしている。
図5は、図1の袋の内部を拡大した実施例4の断面図である。実施例1と同じ図1の靴下からなるニットにおいて、図5の把持部34を設けて、一端で縫製35している。袋内には、円柱状の可撓性クッション材を入れており、パイル抜きの編地36と段差を有するようにしているため、これも手の不自由な身障者でも把持部34が容易に掴めるようにしている。なお本実施例の靴下は、内面がパイル編地38になっている。然し縫製35箇所は、パイル抜きの編地36となっいるので、パイル抜きの編地36と把持部34には段差を有するものとなっている。
即ち本実施例の場合には、把持部34となる袋内の編地はパイル編37にしている。そのため、袋の横幅の太さは7.5粍厚になっている。本実施例の靴下は、厚地の冬物用であるが、それでもパイル抜きの編地36の厚みは2.3粍である。従って、膨らみを有する把持部34は、本実施例の場合は2.8倍であり、段差も有している。本発明の膨らみを有する把持部34は、少なくとも編地の2.5倍以上の太さにして、手の不自由な身障者でも掴みやすくしている。
図6は、本考案の実施例5の、袋を外に折り返して二重にし、袋内に指が入る箇所を縫製しないようにした身障者用の靴下からなるニットの例を示す平面図である。靴下の図柄は、無地を始めとする各種の図柄にすることができ、機種も関係ない。
図6の靴下からなるニット41は、口ゴム部42の先端を袋状43に外側に折り返し、手の不自由な身障者でも掴みうる把持部44を設けている。二重にした袋43の中には、外側から指を入れて把持するようにしており、従って、縫製箇所45a,45aまたは45b,45bは、指を入れる箇所49は塞がないようにしている。縫製箇所45a,45aまたは45b,45bとなっているのは、45aのように端でスポット縫製しても、45bのように中央でスポット縫製してもよいからである。なおスポット縫製といっても、点縫製ではなく、本実施例の場合は前後2糎幅を縫製するようにしており、さらにスポットでなくても前後面の1/4周程度を閉じるようにしてもよい。なお口ゴム部42のゴムは、どの場所に入っているか、あるいはゴムが入ってないかは関係ない。
図7は、本考案の実施例6の把持部を口ゴム部に設けた袋を太い膨らみのあるものとした身障者用のサポータからなるニットの例を示す斜視図である。
図7のサポータからなるニット51は、口ゴム部52の先端を袋状53に折り返して、把持部54を設けて、一端で縫製55している。袋53内には、円柱状の可撓性クッション材57を入れており、編地56と段差を有するようにしているため、手の不自由な身障者でも把持部54を容易に掴むことができる。
袋53内のクッション材57は、靴下の実施例と同様に、詰め物や、口ゴムの先端を渦巻き状にカールさせたり、パイル編地等で膨らみをもたせることができる。なお把持部54は、上下に設けるようにしてもよい。
図8は、本考案の実施例7の、袋を外に折り返して二重にし、袋内に指が入る箇所を縫製しないようにした身障者用のサポータからなるニットの例を示す斜視図である。
図8のサポータからなるニット61は、口ゴム部62a,62bの先端を袋状63a,63bに外側に折り返し、手の不自由な身障者でも掴みうる把持部64a,64bを設けている。二重にした袋63a,64bの中には、外側から指を入れて把持するようにしており、従って、縫製箇所65a…65a,65b…65bは、指を入れる箇所69a,69bは塞がないようにしている。縫製箇所65a,65bは、端のスポット縫製を示したが、中央で縫製するようにしてもよい。またスポットでなくても前後面の1/4周を閉じるようにしてもよい。なおこのサポータの場合は、二重にした袋63a,64bや把持部64a,64bを上下に設けるようにして、着用する時だけでなく、拭ぐ時にも便利にしたが、片方だけに設けるようにしてもよい。
本考案の身障者用ニットは、靴下やサポータに広く適用することができる。
本考案の実施例1から実施例4の、把持部が口ゴム部に設けた袋を太い膨らみのあるものとした身障者用の靴下からなるニットの例を示す斜視図である。 図1の袋の内部を拡大した実施例1の断面図である。 図1の袋の内部を拡大した実施例2の断面図である。 図1の袋の内部を拡大した実施例3の断面図である。 図1の袋の内部を拡大した実施例4の断面図である。 本考案の実施例5の、袋を外に折り返して二重にし、袋内に指が入る箇所を縫製しないようにした身障者用の靴下からなるニットの例を示す平面図である。 本考案の実施例6の、把持部を口ゴム部に設けた袋を太い膨らみのあるものとした身障者用のサポータからなるニットの例を示す斜視図である。 本考案の実施例7の、袋を外に折り返して二重にし、袋内に指が入る箇所を縫製しないようにした身障者用のサポータからなるニットの例を示す斜視図である。
符号の説明
1,41 靴下からなるニット
51,61 サポータからなるニット
2,42,52,62a,62b 口ゴム部
3,43,53,63a,63b 袋
4,14,24,34,44,54,64a,64b 把持部
5,15,25,35,55,55 縫製箇所
45a,45b,65a,65b スポット縫製箇所
6,16,26,56 段差を有する編地
36 段差を有するパイル抜きの編地
7 詰め物
17 口ゴム先端の渦巻き状カール
27 パイル編
37 パイル編地
57 各種可撓性クッション材
38 パイルの編地
49,69a,69b 指を入れる箇所
L 把持部から足首までの長さ

Claims (6)

  1. 口ゴム部の先端を袋状に折り返して縫製したニットにおいて、該袋が手の不自由な身障者の掴みうる把持部を有してなり、該把持部が編地と段差を有する円柱状の可撓性クッション材からなり、袋の太さが編地の厚みの2.5倍以上の膨らみを有して掴みやすいようにしたことを特徴とする身障者用ニット。
  2. 把持部が、袋内に詰め物をした請求項1記載の身障者用ニット。
  3. 把持部が、口ゴムの先端を渦巻き状にカールした請求項1記載の身障者用ニット。
  4. 把持部が、パイル編地である請求項1記載の身障者用ニット。
  5. 口ゴム部の先端を袋状に折り返して縫製したニットにおいて、該袋が手の不自由な身障者の掴みうる把持部を有してなり、該把持部が袋を外に折り返して二重にしたものからなり、該袋内に指が入る箇所を縫製しないようにしたことを特徴とする身障者用ニット。
  6. ニットが、靴下またはサポータである請求項1または請求項5記載の身障者用ニット。
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