JP3099330U - 安全ベルト - Google Patents

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Abstract

本発明は、安全ベルトが、人間の体に装着可能かつ取付け可能であり、かつこの安全ベルトが、安全ベルト(20)の装着及び取外しを可能にする少なくとも2つのベルト部分(21,22)、及びベルト部分(21,22)を確実にかつ再び取外し可能に結合する取付け要素を有する、とくに人間の保護のための安全ベルト(20)に関する。安全ベルト(20)は、多様の安全又は保護要素のための少なくとも1つの取付け装置(25)を有し、この取付け装置は、少なくとも1つのベルト部分(21,22)に固定的に結合されている。さらに取付け装置(25)を含む安全ベルト(20)は、長い期間にわたってかつ日常生活の活動の際にも、望ましい装着快適性及び大きな運動自由度において安全ベルト(20)の装着が可能であるように、その寸法及びその重量について形成されている。

Description

【0001】
本発明は、安全ベルトが、人間の体に装着可能かつ取付け可能であり、かつこの安全ベルトが、安全ベルトの装着及び取外しを可能にする少なくとも2つのベルト部分、及びベルト部分を確実にかつ再び取外し可能に結合する取付け要素を有する、とくに人間の保護のための安全ベルトに関する。
【0002】
ますます多くなる数の人間が、ますます大きくなる程度の火災、とくに高層建築又はトンネル火災、又は嵐、洪水、雪崩又は地震によって引起こされる天災による増大する危険の可能性に直面している。さらにとくに身体的又は性的な暴力を及ぼす犯罪者に対する保護における増大する要求も存在する。
【0003】
このような目的に対して人間を保護するための一連の安全ベルトが周知になっている。その際、それに同調された特殊な安全又は保護機能を有する特殊な役割のための安全ベルトが問題になっている。これらの安全ベルトは、安全使用の間の比較的短時間の装着のためだけに考慮されている。さらに長い期間にわたる、例えば一日中にわたる又は日常の作業又は活動の際のこのような安全ベルトの装着は、全く又はかなりの制限によってしか可能ではない。
【0004】
したがって本発明の課題は、従来の技術により周知の欠点を回避する安全ベルトを提供することにある。
【0005】
この課題は、特許請求の範囲第1項の特徴によって、とくに次のようにして解決される。すなわち安全ベルトが、多様の安全又は保護要素のための少なくとも1つの取付け装置を有し、この取付け装置が、少なくとも1つのベルト部分に固定的に結合されており、その際、取付け装置を含む安全ベルトが、長い期間にわたってかつ日常生活の活動の際にも、望ましい装着快適性及び大きな運動自由度において安全ベルトの装着が可能であるように、その寸法及びその重量について形成されている。
【0006】
それにより多機能安全ベルトを提供することが、この時に初めて可能であり、この安全ベルトは、日常の業務上の又は個人的な活動の際にさらに長い期間にわたっても装着することができ、かつこの安全ベルトは、安全ベルトを装着した人間の装着快適性及び運動自由度における要求に応じる。
【0007】
有利なように、取付け装置は、なるべく自由端を有する少なくとも1つのロープに固定的に結合されており、このロープは、とくにロープの手動の繰り出し又は巻取りが可能なように、その横断面及びその材料特性に関して形成されている。このロープにより、ベルトを装着した人間は、緊急の場合、例えば住宅火災又は危険な状況の際に有利にロープで下ろすことができ、その際、ロープは、その可とう性又は弾性に基づいて簡単に手動で繰り出すことができ、又は長く延ばすことができ、かつ安全使用の後に再び簡単に手動で巻取ることができ、又はループにして置き、かつ続いて場所的に望ましいように安全ベルトに取付けることができる。
【0008】
目的に合うように、2つのロープが設けられている。それによりロープで下ろす際にとくに望ましい安定状態、及び望ましい取扱いが達成できる。その他の点においてそれにより安全性の準備が明確に増大することができ、又はロープ横断面の減少によってなおさらに望ましい取扱い状態が達成できる。
【0009】
目的に合うように、安全ベルトの装着状態において、それぞれのロープに、負荷を受けて形成される横方向力伝達点が付属しており、これらの力伝達点は、人間の体の安定な位置を可能にする相互の間隔を有する。
【0010】
ロープが、その際に引き裂きなしに、確実に少なくとも人間の体の、したがって安全ベルトの装着者の自重を支持するように、その横断面及びその材料特性に関して構成されていることは自明である。
【0011】
有利なように、取付け装置は、引っ張り負荷を受けたロープ又は体を制動するために、ロープに連結可能でありかつなるべくけん引クラッチを有するように形成された少なくとも1つのブレーキ要素に固定的に結合されている。それによりロープにより下ろす際に管理されかつ計量された制動が達成できる。
【0012】
このことは、ブレーキ要素が、ブレーキ力をロープに伝達するためにブレーキ力伝達手段を備え、このブレーキ力伝達手段が、ブレーキ力の大きさを可変に調節するために調節手段を備えている場合、それによりさらに助長することができ、その際、調節手段は、なるべく手動で、とくに回転信号発生器によって調節可能である。
【0013】
調節手段が、所定の***置にかつ/又はロープ負荷に依存するブレーキ力の大きさの調節を可能にする機構に連結されていると、とくに有利である。それにより有利な手動の又はそれどころか自動的なブレーキ力の制御が達成でき、このことは、ロープにより下ろす際の安全性をなおさらに増加する。
【0014】
さらに取付け装置が、ロープを巻取り又は繰り出すためにロープローラに固定的に結合されており、このロープローラが、なるべくロープの巻取りを援助する戻し要素、とくにねじりばねを有すると有利である。それにより大きな運動自由度を維持してとくに望ましい場所状態、及びロープの巻取り又は繰り出しの際の望ましい手動取扱いが達成できる。その際、ロープローラの回転軸線が、取付け要素に対して又はベルト装着者の体又は胴体の長手軸線に対して垂直に配置されていると、とくに有利である。それにより取付け装置のとくに扁平な構成様式に関連して望ましい組込み状態が達成できるので、ベルト装着者は、その運動自由度について全く又はたいしたことがない程度にしか制限されない。
【0015】
目的に合うように、安全ベルトは、例えばロープ、チェーン又は条片のような力伝達部材を取付けるために取付け要素に固定的に結合されており、かつなるべく安全ベルトの閉じた状態において取付け要素が安全ベルトの1つの範囲に配置されているように取付けられており、この範囲は、1つ又は複数のロープの負荷を受けて形成される1つ又は複数の力作用点に対向している。したがって取付け要素が、例えばリングとして形成されているとき、安全ベルトは、保持装置として、又は対象物を確実に取付けるために利用することもできる。
【0016】
取付け装置が、手動で及び/又は少なくとも1つのセンサによって制御されかつなるべく光学的、音響的、電気的及び/又は電磁的な警報信号を送出する信号発生器に固定的に結合されていると、とくに有利である。それによりベルト装着者は、緊急の場合に、有利に自身に注意を向けることができ、又は信号発生器を手動で操作することによって警報効果を達成することができ、この警報効果は、潜在的な犯罪者の犯罪行為を防止することができ、かつ逃走させることができる。このような緊急の状況において、ベルトの装着者が意識を失い、かつ又は別の理由によりもはや信号発生器を手動で操作することができないことが生じる場合があるので、有利なように信号発生器の自動的なセンサ制御によって、1つ又は複数の適当な警報信号を送出することができる。そのために目的に合うように、センサは、温度、湿度、空気組成、煙含有量及び/又は類似のもののような環境条件を検出するためのセンサとして形成することができる。有利なようにこのような複数のセンサ又は多機能なセンサを利用することができるので、安全ベルトによって種々の緊急状況において高い熱又は冷却のようなその都度の環境状況に依存して、水中における滞在の際及び/又は煙又は有害ガスの形成の際に、自動的に適当な警報信号を送出することができる。このことは、所望のように緊急状況にあるベルト装着者の迅速な位置判定を可能にし、その際、警報信号は、有利なように、これらの警報信号が無線方位測定等を介して無線方位測定可能であるように形成されている。
【0017】
取付け装置が、電気警報システムに、及び警報システムに電流を供給するために自給自足の電流源に固定的に接続されていると、とくに有利であり、その際、有利なように警報システムは、送信機及び/又は受信機を有するように構成されている。それにより緊急の場合に出会ったベルト装着者のとくに望ましいかつ迅速な位置判定が達成できる。警報システムが、これが安全ベルトの衛星援助された位置判定を可能にするように形成されており、その際、警報システムが、なるべくGPSシステムとして形成されていると、なお一層高い精度による位置判定が達成できる。信号発生器33、34、35、36、37と同様に、警報システム40は、センサ制御により、または手動で、ここでは操作キーボード68によって操作することもできる。
【0018】
さらに取付け装置が、ガラス窓を打ち壊すために手動で操作可能な安全補助要素に取外し可能に又は紛失することがないように結合されていると、目的に合っている。それにより望ましいように、ガラス装備品、例えば窓及びドアガラスを破壊することによって、逃走経路を提供することができる。このことは、1人又は複数の関係者に対する迅速な逃走可能性を可能にする。
【0019】
目的に合うように、安全ベルトは、なるべくアルミニウムによって形成された安全カバーを収容するための収容装置を有する。そのために例えばアルミニウムによってカバーされた安全カバーが適しており、これらの安全カバーは、有利な加熱保護及び/又は過冷却に対する保護を可能にする。
【0020】
安全ベルトが、人物識別のために、装着状態において見ることができない安全刻印を有すると、さらに目的に合っている。それにより個人的なデータが、権限のない第三者に対して有利に保護されているが、緊急の場合、権限を有する人間は、関係者の迅速な識別のために利用することができる。
【0021】
取付け装置が、通話を無線伝送するための装置、とくに無線電話を有すると、とくに有利である。それにより安全ベルトの装着者、及び場合によっては補助者も、迅速な助けを求め、かつその際に当該の人、緊急状況の様式、所在地等に関する詳細な報告を行なう可能性を有する。このことは、なお一層効率的な補助使用を可能にする。
【0022】
目的に合うように、通話を無線伝送するための装置は、自由通話装置を含み、この自由通話装置は、なるべく通話制御部を介して通話伝送を可能にする。それによりとくに簡単な通信が可能であるが、一方ベルト装着者は、別の目的のために手を有利に使用することができる。
【0023】
自由通話装置が、取付け装置に電気的に結合可能に構成されており、かつそのために接触プラグを有し、この接触プラグが、取付け装置の電気的な対向接触プラグに合わせて形成されていると、さらに目的に合っている。それにより自由通話装置は、選択的に携帯することができ、かつ必要に応じて別の位置に、例えば自動車内において使用することができる。
【0024】
通話制御の代わりに、かつ/又は通話制御と組合せて、通話を無線伝送するための装置は、なるべく取付け装置に又はこれに結合されたカバー部分に配置されたキーボードによって操作可能であることができ、その際、数値キーボードが望ましい。
【0025】
取付け装置が、これに取外し可能に結合され準自由通話装置のためのなるべく分離した区画を有すると、さらに目的に合っている。このことは、自由通話装置の簡単な使用又は取外し、及び湿気又は液体のような環境の影響に対する望ましい保護を可能にする。
【0026】
保護又は安全要素、とくにロープ、センサ、信号発生器、警報システム、電流源及び/又は安全刻印は、破壊することなくこれらが取り外すことができないように、取付け装置に取付けられていると、とくに有利である。それによりこのような保護又は安全要素の権限のない除去に対する追加的な保護が達成される。
【0027】
有利なように取付け装置又はこれに固定的に結合されたカバー部分は、安全ベルトの装着状態においてこれらが取付け要素をカバーするように構成されており、権限のない第三者による安全ベルトの開きが、取付け装置又はカバー部分を破壊することなく行なうことができないようになっている。それにより権限のない第三者による安全ベルトの開き又は取外しを全く又はさらに大きな困難によってしか可能にしない追加的な保護可能性が提供できる。
【0028】
そのために取付け装置又はカバー部分は、目的に合うように、あらかじめ設定された安全コードによってしか安全ベルトの開きが行なうことができないように、設定可能な安全コードによって操作可能な安全機構によって、取付け要素に連結されている。それにより望ましいように、前記の保護可能性が達成できるが、一方安全ベルトの装着者にとって適正な安全コードの入力によって簡単に、とくにキー等のような追加的な補助手段を利用することなく、安全ベルトの開き及び取外しが可能である。このことは、例えば安全コードが、ベルトの装着状態において外部からアクセス可能な、なるべく取付け装置又はカバー部分に配置されたキーボードによって入力可能であることによって、達成することができる。
【0029】
目的に合うように、保護又は安全要素、とくにロープ、センサ、信号発生器、警報システム、通話を無線伝送するための装置及び/又はキーボードは、液体に対して保護されて、又は密閉されて配置されているので、これらの支障ない機能は、雨又はしぶきのような液体の作用を受けて又は水中に浸された際にも保証されている。
【0030】
目的に合うように、取付け装置は、板又は箱形に形成されている。それにより望ましい重量及び有利なコンパクトな寸法において、安全又は保護要素の望ましい配置及び取付けが可能である。
【0031】
有利なように安全ベルトは、腰ベルトとして形成されている。このことは、簡単な通常の装着及びとくにズボンのベルトとしての利用を可能にする。それにより安全又は保護要素を有する取付け装置のための望ましい装着快適性及び望ましい配置可能性が可能になっているので、ベルト装着者の運動自由度の妨げは、全く又はたいしたことがない程度にしか生じない。
【0032】
その際、有利なように取付け装置及びこれに固定的に結合された安全又は保護手段は、安全ベルトの装着状態において腹側又は腹部に配置されている。このことは、安全又は保護手段の望ましい配置及び操作可能性の際に、とくに有利な装着快適性を可能にする。この配置によって、とくに日常生活の活動の際にも、ベルト装着者にとって最大の運動自由度が可能である。
【0033】
取付け装置及びこれに固定的に結合された安全又は保護手段は、安全ベルトの装着状態において共通のユニットを形成していると、とくに有利である。それにより安全又は保護手段全体は、とくに有利に配置しかつ操作することができる。共通のユニットの形成によって引起こされて、ベルト装着者に対する望ましい運動状態において、重量を最適化した構成が達成される。さらにそれにより安全べルトのとくに望ましいデザインにおいて、安全又は保護要素の保護されたかつ安全な配置が可能になる。
【0034】
前記の処置は、個別的にかつ互いに組合せて、多機能安全機能によって増大した安全の要求にとって十分な要求を満たすために貢献し、かつ業務上の又は個人的な分野においてさえ、一層長い期間にわたる装着の際にも、とくに日常生活の多様な活動の際に望ましい装着快適性及びほとんど制限のない運動自由度を可能にする。
【0035】
本発明のその他の特徴、観点及び利点は、図によって取扱われる次の説明部分から引出すことができる。
【0036】
次に本発明の有利な実施例を図によって説明する。
【0037】
安全ベルト20は、安全ベルト20の装着及び取外しを可能にする両方のベルト部分21及び22、及び種々の安全又は保護要素のための取付け装置25を有する。取付け装置25は、この取付け装置炉安全ベルト20の開いた状態において一方のベルト部分だけ、例えばベルト部分22だけに取付けられているように構成されている。他方のベルト部分21は、例えば切り欠きを備えた板状の連結部分に結合されている。このベルト部分21は、取付け装置25の自由端76の範囲においてこれに沿って案内することができ、又はこの中に差込むことができ、かつ続いて安全止め金42に結合された図には詳細に示されていない取付け要素50に連結することができる。この取付け要素は、安全ベルト20の簡単かつ迅速な手動装着又は取外しのために、なるべく係止又は取外し可能な係止要素によって、例えば飛行機ベルトにおいて利用されるような連結止め金の様式にしたがって構成されている。確実であるが再び取外し可能なベルト部分21、22の結合のために、例えば板状の連結部分は、その収容及び係止を可能にする同様に図には詳細に示されていない対向連結部分内に差込まれる。
【0038】
図1及び2に示された有利な実施例において、安全又は保護要素のための取付け装置25又は装着装置は、コンパクトなかつユニットの構成要素として構成されており、その際、これに固定的に結合された安全又は保護手段は、安全ベルト20の装着状態において、共通のユニット80を形成している。それにより取付け装置25は、簡単、コンパクトかつ望ましいコストに製造することができ、かつ機械的、化学的及び化学的/物理的又は物理的な干渉に対してとくに有利な保護が達成可能である。
【0039】
さらにユニット80の有利な配置及び構成は、安全ベルト20の装着者に対する運動自由度における最大の維持に関連して、安全ベルト20のわずかな総合重量において望ましい装着快適性を可能にする。
【0040】
安全ベルト20の代替構成によれば、両方のベルト部分21、22も、それぞれ1つの取付け装置に固定的に結合することができ、その際、一方の取付け装置は、ベルト部分21、22の確実な再び取外し可能な結合を可能にする取付け要素50の確実なカバーのために適当に構成されてたカバー部分を備えている。
【0041】
主要な安全又は保護要素として、ロープ26、27、センサ28ないし32、信号発生器33ないし37、警報システム40、キーボード41、安全止め金42、及びなるべく安全止め金42の裏側に配置された安全刻印が設けられている。
【0042】
ロープ26、27は、それぞれ自由端51、52を有し、これらの自由端に、ここではリング53又は安全フック54の形の適当に構成された取付け要素が配置されており、かつそれぞれのロープ26又は27に固定的に結合されている。ロープ26、27は、多様な様式で利用することができる。これらのロープは、とくに緊急の状況において、例えば住宅火災の際に、ロープにより下ろすことができるようにするために、安全ベルト20の装着者のために使われ、かつそのために例えば50mの有利な長さを有する。しかしロープ26、27によって安全ベルト20の装着者は、別の人をロープで下ろすことを可能にすることもでき、又はロープに取付けた対象物を保護することができる。さらに安全ベルトを保持装置として、又は対象物を確実に取付けるために利用することが可能である。そのためになるべく安全ベルト20の閉じた状態において、取付け装置25に対して裏側に又は相対的に対向する取付け要素55に、例えばリングに、適当な力伝達部材、例えばロープ、棒、チェーン等が取付けられる。このようにして安全ベルト20自体によってかつ/又はロープ26、27によって、対象物を保護することができる。
【0043】
ロープ26、27は、とくにロープ26、27の手動の繰り出し又は巻取りが可能なように、その横断面及びその材料特性に関して形成されている。それぞれのロープ26、27は、箱形に形成された取付け装置25内に設けられた開口56、57を通って案内されており、かつ取付け装置25の内部においてロープローラ58、59に、繰り出し又は巻取り可能に配置されている。ロープローラ58、59の回転軸線82、83は、取付け装置25の基礎部材38に対して垂直に形成されており、又は安全ベルト20の装着状態において、ベルト装着者の体又は胴体の長手軸線に対してほぼ垂直に配置されている。それによりロープローラ59、59は、とくに場所を節約して取付け装置25内に配置することができる。このことは、取付け装置25のとくに扁平な構成様式を可能にするので、ベルト装着者を著しく妨害することなく、望ましい運動能力を達成することができる。とくに負荷を受けて形成される力伝達点61及び62は、互いに側方に間隔を置いて配置されているので、ロープで下ろす際に、ベルト装着者の人間の体の安定な位置が達成可能である。
【0044】
ロープ26、27は、これらが少なくとも確実にベルト装着者の人間の体の自重を、引き裂きなしに確実に支持することができるように、その横断面及びその材料特性に関して構成されていることは明らかである。有利な構成によれば、安全ベルト20は、強化する材料層63を有し、これらの材料層は、なるべく強化するコア層として、とくに鋼周面の形にかつ/又は高性能合成物質を利用して形成されている。
【0045】
負荷を受けて管理された又は計量された制動を可能にするために、取付け装置25は、ロープ26、27に連結可能な少なくとも1つのブレーキ要素を装備しており、このブレーキ要素は、なるべくけん引クラッチを有するように形成されている。
【0046】
その際、なるべくブレーキ要素は、ロープ26、27にブレーキ力を伝達するためにブレーキ力伝達手段を備え、このブレーキ力伝達手段は、ブレーキ力の大きさを可変に調節するために調節手段64、66を備えている。調節手段64、66は、回転信号発生・器によって手動で調節することができる。調節手段64、66は、図2に特徴を示した位置の代わりに、容易に操作可能な別の適当な位置に、例えば取付け装置25の前側に、とくにロープローラ58、59に対応する範囲に配置してもよい。
【0047】
取付け装置25に、センサ28、29、31、32が固定的に結合されている。その際、センサ28は湿度センサとして、センサ29は空気組成を検出するセンサとして、センサ31は温度センサとして、かつセンサ32は煙り報知器として形成されている。センサ28、29、31、32によって、あらかじめ与えられる限界値に依存して、信号発生器33、34、35、36、37が制御される。信号発生器33は、音響的な信号を送出するためにスピーカとして構成されている。信号発生器34、35、36、37は、所定の緊急の場合の状況に依存してセンサ28、29、31、32によって検出された環境条件について、適当な形でベルト装着者自身に及び/又は第三者に知らせるため、助けを呼ぶため、又は適当な形で警報を発するために、光学的、電気的、電磁的及び/又はその他の適当な警報信号を送出することを可能にする。しかしながら信号発生器33、34、35、36、37は、例えば操作ボタン67(図2)によって、手動で操作することもできる。センサ28、29、31、32及び信号発生器33、34、35、36、37は、比較的小さくかつ軽く構成することができるので、望ましい場所及び重量状態を達成することができる。
【0048】
窮地に陥ったベルト装着者をできるだけ迅速にかつ効率的に助けることができるようにするために、所定の緊急の場合の状況に依存して、安全ベルト20を装着した人間のとくに正確な位置判定が必要である。そのためにとくに電気警報システム40が設けられており、この警報システムは、図には示されていない自給自足の電流源に連結されている。その他の信号発生器33、34、35、36、37及びセンサ28、29、31、32が、同様に例えば再充電可能なバッテリーの形の適当な自給自足の電流源によって又は手動操作可能な発電機によって電流を供給できることは明らかであり、その際、とくに後者は、バッテリーが空になった又は放電した状況において、それでもなお前記の要素の動作のために電流を発生することができる。
【0049】
警報システム40は、送信機71及び受信機72を有するように構成されている。送信機は、とくに無線方位測定可能な信号の送出を可能にする。受信機は、警報信号を受信し、かつなるべく窮地に陥った第三者の無線方位測定を行なうことを、安全ベルト20の装着者にとって可能にする。安全ベルト20の装着者のとくに精密な無線方位測定又は位置判定は、警報システム40が、衛星援助された位置判定を可能にするように構成されていることによって、達成することができる。したがって警報システム40は、なるべくGPSシステムとして、すなわちグローバル位置判定システムとして形成されている。
【0050】
所定の緊急の状況において、例えば火災によって引起こされた熱の発生に対する効果的な防止を迅速に可能にするために、又は冷却又は過冷却に対する防止を保証するために、安全ベルト20は、収容装置73を備えている。この収容装置に又はその中に、なるべくアルミニウムによってカバーされた又はアルミニウムからなる安全カバーが配置されている。
【0051】
取付け装置25自体は、なるべく板状に形成された少なくとも1っの基礎部材38を有するように構成されており、この基礎部材は、一方のベルト部分21、22に固定的に結合されている。意図に反した又は意図的な機械的な損傷に対する、かつあらゆる種類の液体の侵入に対する、とくに水の侵入に対する保護のために、安全又は保護要素の確実な収容のために、取付け装置25は箱状に形成されている。
【0052】
図1及び2に示された取付け装置25は、安全ベルト20の装着状態において、安全止め金42が図には詳細に示されていない取付け要素50を、ベルト部分21、22の確実なかつ再び取外し可能な結合のためにカバーするように構成されており、権限のない第三者による安全ベルト20の開きが安全金具42又は取付け装置25を破壊することなく行なうことができないようになっている。その代わりに取付け装置25に固定的に結合されたカバー部分は同様に構成することができるので、権限のない第三者による安全ベルト20の開きは、カバー部分を破壊することなく行なうことができない。
【0053】
とくに図2から明らかなように、取付け装置25は安全止め金42を有するように形成されており、この安全止め金は、とくに飛行機座席の安全ベルトにおいて通常の安全連結部の様式にしたがって、取付け要素50の操作を可能にする。安全止め金42は、意図しない開きに対して又は権限のない第三者による安全ベルトの開きに対してベルト装着者を保護するために、安全機構に結合されており、この安全機構は、安全ベルト20装着者によって又は権限を有する第三者によってしか、損傷のない又は破壊のない安全ベルト20の開きが可能でないように、取付け要素50に連結されている。そのために取付け装置25は、あらかじめ設定可能な安全コードを入力するためにキーボード41を有し、その際、図から明らかなように、キーボード41は、外から又は前から操作可能であるように、安全止め金42に統合されている。安全止め金42は、有利なように図には詳細に示されていないセンサに連結されており、このセンサは、安全金具42の権限のない開きの試みの際、したがって例えば所定のあらかじめ設定可能な限界を超える機械的な力、又は安全ベルト20又はその保護又は安全要素の損傷又は破壊に向けられたその他の物理的及び/又は化学的な介入の作用によって、1つ又は複数の信号発生器33、34、35、36、37及び/又は警報システム40の送信機71の操作を引起こす。さらに1つ又は複数の信号発生器33、34、35、36、37による同時の光学的、電気的かつ/又は音響的な信号発生によって、その介入が自動的に認識され、かつ助けを行なう第三者に、例えば警察官に引続き知らされることが、早期に権限のない第三者に信号通知することができる。信号発生器33、34、35、36、37が、とくにスピーカとして構成された信号発生器33が、広い区間にわたって聞くことができる警報音を送出するので、それにより権限のない第三者を逃がすことができるように形成されていることは明らかである。
【0054】
ベルト装着者に向けられた取付け装置25の内側に、なるべく基礎部材38の74の裏側に又は安全金具42の内側に、安全刻印又は類似の個人識別手段が取付けられており、それにより安全ベルトを装着した人の識別、例えばベルト装着者の名前、住所及び/又は電話番号又は通知すべき第三者を確認することが、権限を有する人間にとって可能である。
【0055】
さらに取付け装置25は、ガラス窓を打ち壊すために手動操作可能な安全補助要素として、つめ、又は尖端を備え容易に取扱い可能でありかつわずかな重量を有する別の適当な安全補助要素を有する。これらは、取付け装置25に、取外し可能に又は紛失することがないように、例えば細い鋼ロープを介して結合することができ、かつ適当な収容装置81内に確実であるが容易にアクセスできるように保管することができる。
【0056】
安全ベルト20は、なるべく腰ベルトとして、とくにズボンベルトとして装着され、その際、取付け装置25及びこれに結合された安全又は保護要素は、安全ベルト20を装着した状態において、なるべく腹側又は腹部に、したがって安全ベルト20の‘1’突出部の腹部の前に配置されている。これらの処置は、安全ベルト20の装着者の最大の運動自由度の際に、とくに望ましい装着快適性を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】安全又は保護要素を有する取付け装置を備えた安全ベルトの概略的な斜視図である。
【図2】安全又は保護要素を一層良好に示すために一部断面で取付け装置の範囲における安全ベルトの拡大した部分斜視図を示す略図である。

Claims (33)

  1. 安全ベルトが、人間の体に装着可能かつ取付け可能であり、かつこの安全ベルトが、安全ベルトの装着及び取外しを可能にする少なくとも2つのベルト部分、及びベルト部分を確実にかつ再び取外し可能に結合する取付け要素を有する、とくに人間の保護のための安全ベルトにおいて、
    安全ベルト(20)が、多様の安全又は保護要素のための少なくとも1っの取付け装置(25)を有し、この取付け装置が、少なくとも1つのベルト部分(21,22)に固定的に結合されており、その際、取付け装置(25)を含む安全ベルト(20)が、長い期間にわたってかつ日常生活の活動の際にも、望ましい装着快適性及び大きな運動自由度において安全ベルト(20)の装着が可能であるように、その寸法及びその重量について形成されていることを特徴とする、とくに人間の保護のための安全ベルト。
  2. 取付け装置(25)が、なるべく自由端(51,52)を有する少なくとも1つのロープ(26,27)に固定的に結合されており、このロープが、とくにロープ(26,27)の手動の繰り出し又は巻取りが可能なように、その横断面及びその材料特性に関して形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の安全ベルト。
  3. 2つのロープ(26,27)が設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の安全ベルト。
  4. 安全ベルト(20)の装着状態において、それぞれのロープ(26,27)に、負荷を受けて形成される横方向力伝達点(61,62)が付属しており、これらの力伝達点が、人間の体の安定な位置を可能にする相互の間隔を有することを特徴とする、請求項2又は3の1つに記載の安全ベルト。
  5. ロープ(26,27)が、引き裂きなしに、確実に少なくとも人間の体の自重を支持するように、その横断面及びその材料特性に関して構成されていることを特徴とする、請求項2ないし4の1つに記載の安全ベルト。
  6. 取付け装置(25)が、引っ張り負荷を受けたロープ(26,27)又は体を制動するために、ロープ(26,27)に連結可能でありかつなるべくけん引クラッチを有するように形成された少なくとも1つのブレーキ要素に固定的に結合されていることを特徴とする、請求項2ないし5の1つに記載の安全ベルト。
  7. ブレーキ要素が、ブレーキカをロープ(26,27)に伝達するためにブレーキ力伝達手段を備え、このブレーキ力伝達手段が、ブレーキカの大きさを可変に調節する(64,66)ために調節手段を備えていることを特徴とする、請求項6に記載の安全ベルト。
  8. 調節手段(64,66)が、手動でなるべく回転信号発生器によって調節可能であることを特徴とする、請求項7に記載の安全ベルト。
  9. 調節手段(64,66)が、所定の***置にかつ/又はロープ負荷に依存するブレーキカの大きさの調節を可能にする機構に連結されていることを特徴とする、請求項7又は8に記載の安全ベルト。
  10. 取付け装置(25)が、ロープ(26,27)を巻取り又は繰り出すためにロープローラ(58,59)に固定的に結合されており、このロープローラが、なるべくロープ(26,27)の巻取りを援助する戻し要素、とくにねじりばねを有することを特徴とする、請求項2ないし9の1つに記載の安全ベルト。
  11. 安全ベルト(20)が、力伝達部材を取付けるために取付け要素(55)に結合されており、かつなるべく安全ベルト(20)の閉じた状態において取付け要素(55)が安全ベルト(20)の1つの範囲に配置されているように取付けられており、この範囲が、1つ又は複数のロープ(26,27)の負荷を受けて形成される1つ又は複数の力作用点(61,62)に対向していることを特徴とする、請求項1ないし10の1つに記載の安全ベルト。
  12. 取付け装置(25)が、手動で及び/又は少なくとも1つのセンサ(28,29,31,32)によって制御されかつなるべく光学的、音響的、電気的及び/又は電磁的な警報信号を送出する信号発生器(33,34,35,36,37)に結合されていることを特徴とする、請求項1ないし11の1つに記載の安全ベルト。
  13. センサ(28,29,31,32)が、温度、湿度、空気組成、煙含有量及び/又は類似のもののような環境条件を検出するように形成されていることを特徴とする、請求項12に記載の安全ベルト。
  14. 取付け装置(25)が、電気警報システム(40)に、及び警報システム(40)に電流を供給するために自給自足の電流源に接続されていることを特徴とする、請求項1ないし13の1つに記載の安全ベルト。
  15. 警報システム(40)が、送信機(71)及び/又は受信機(72)を有するように構成されていることを特徴とする、請求項14に記:載の安全ベルト。
  16. 警報システム(40)が、これが安全ベルト(20)の衛星援助された位置判定を可能にするように形成されており、なるべくGPSシステムとして形成されていることを特徴とする、請求項14又は15に記載の安全ベルト。
  17. 取付け装置(25)が、ガラス窓を打ち壊すために手動で操作可能な安全補助要素に取外し可能に又は紛失することがないように結合されていることを特徴とする、請求項1ないし16の1つに記載の安全ベルト。
  18. 安全ベルト(20)が、なるべくアルミニウムによって形成された安全カバーを収容するための収容装置(73)を有することを特徴とする、請求項1ないし17の1つに記載の安全ベルト。
  19. 取付け装置(25)が、人物識別のために、安全ベルト(20)の装着状態において見ることができない安全刻印を有することを特徴とする、請求項1ないし18の1つに記載の安全ベルト。
  20. 取付け装置(25)が、通話を無線伝送するための装置、とくに無線電話を有することを特徴とする、請求項1ないし19の少なくとも1つに記載の安全ベルト。
  21. 通話を無線伝送するための装置が、自由通話装置を含み、この自由通話装置が、なるべく通話制御部を介して通話伝送を可能にすることを特徴とする、請求項20に記載の安全ベルト。
  22. 自由通話装置が、取付け装置(25)に電気的に結合可能に構成されており、かつそのために接触プラグを有し、この接触プラグが、取付け装置(25)の電気的な対向接触プラグに合わせて形成されていることを特徴とする、請求項20又は21の少なくとも1つに記載の安全ベルト。
  23. 通話を無線伝送するための装置が、なるべく取付け装置(25)に又はこれに結合されたカバー部分に配置されたキーボードによって操作可能であることを特徴とする、請求項20ないし22の少なくとも1つに記載の安全ベルト。
  24. 取付け装置(25)が、これに取外し可能に結合された自由通話装置のためのなるべく分離した区画を有することを特徴とする、請求項20ないし23の少なくとも1つに記載の安全ベルト。
  25. 保護又は安全要素、とくにロープ(26,27)、センサ(28,29,31,32)、信号発生器(33,34,35,36,37)、警報システム(40)、電流源及び/又は安全刻印が、破壊することなくこれらが取り外すことができないように、取付け装置(25)に取付けられていることを特徴とする、請求項1ないし24の少なくとも1つに記載の安全ベルト。
  26. 取付け装置(25)又はこれに固定的に結合されたカバー部分が、安全ベルト(20)の装着状態においてこれらが取付け要素(25)をカバーするように構成されており、権限のない第三者による安全ベルト(20)の開きが、取付け装置(25)又はカバー部分を破壊することなく行なうことができないようになっていることを特徴とする、請求項1ないし25の1つに記載の安全ベルト。
  27. 取付け装置(25)又はカバー部分が、あらかじめ設定された安全コードによってしか安全ベルト(20)の開きが行なうことができないように、設定可能な安全コードによって操作可能な安全機構によって、取付け要素に連結されていることを特徴とする、請求項1ないし26の1つに記載の安全ベルト。
  28. 安全コードが、安全ベルト(20)の装着状態において外部からアクセス可能な、なるべく取付け装置(25)又はカバー部分に配置されたキーボード(41)によって入力可能であることを特徴とする、請求項27に記載の安全ベルト。
  29. 保護又は安全要素、とくにロープ(26,27)、センサ(28,29,31,32)、信号発生器(33,34,35,36,37)、警報システム(40)、通話を無線伝送するための装置及び/又はキーボード(41)が、液体に対して保護されて、又は密閉されて配置されていることを特徴とする、請求項1ないし28の1つに記載の安全ベルト。
  30. 取付け装置(25)が、板又は箱形に形成されていることを特徴とする、請求項1ないし29の1つに記載の安全ベルト。
  31. 安全ベルト(20)が、腰ベルトとして形成されていることを特徴とする、請求項1ないし30の1つに記載の安全ベルト。
  32. 取付け装置(25)及びこれに固定的に結合された安全又は保護手段が、安全ベルト(20)の装着状態において腹側又は腹部に配置されていることを特徴とする、請求項1ないし31の1つに記載の安全ベルト。
  33. 取付け装置(25)及びこれに固定的に結合された安全又は保護手段が、安全ベルト(20)の装着状態において共通のユニット(80)を形成していることを特徴とする、請求項1ないし32の1つに記載の安全ベルト。
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