JP3082081B2 - プリント回路基板実装型コネクタ装置およびその使用方法 - Google Patents
プリント回路基板実装型コネクタ装置およびその使用方法Info
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- H01R12/7011—Locking or fixing a connector to a PCB
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
- H01R13/5213—Covers
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- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、コネクタの技術
に関するもので、特に、複数の別個の機能を果たすカバ
ーを有しているプリント回路基板実装型コネクタ装置に
関するものである。
に関するもので、特に、複数の別個の機能を果たすカバ
ーを有しているプリント回路基板実装型コネクタ装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】プリント回路基板上に実装して、コネク
タの端子をプリント回路基板の回路配線に接続するため
に、多種多様のコネクタが使用されている。このような
コネクタの一つの形式は、複数の導電性端子を搭載する
細長い誘電性ハウジングを有しており、導電性端子は、
プリント回路基板の回路配線に半田付けするために、ハ
ウジングから突出するソルダテールを有している。例え
ば、コネクタは、プリント回路基板の上面にプリント回
路基板の端縁で実装可能である構成とすることができ
る。
タの端子をプリント回路基板の回路配線に接続するため
に、多種多様のコネクタが使用されている。このような
コネクタの一つの形式は、複数の導電性端子を搭載する
細長い誘電性ハウジングを有しており、導電性端子は、
プリント回路基板の回路配線に半田付けするために、ハ
ウジングから突出するソルダテールを有している。例え
ば、コネクタは、プリント回路基板の上面にプリント回
路基板の端縁で実装可能である構成とすることができ
る。
【０００３】従来、上述した特徴のコネクタは、半田付
け工程時にコネクタハウジングをプリント回路基板に対
して保持する幾つかの形状の手段を有している。例え
ば、細長いハウジングに、前向きに延びる接合部と、プ
リント回路基板の適当な取付孔内に挿入される垂下する
取付脚を有している一つ以上の後ろ向きに延びる取付フ
ランジまたはボスを設ける構成とすることができる。し
かしながら、多くの用途において、プリント回路基板の
孔の数を最小限にすることが望ましい。なぜならば、こ
のような孔により、プリント回路基板の設計のみならず
コネクタを含む種々の部材の装置が複雑になる可能性が
あるからである。
け工程時にコネクタハウジングをプリント回路基板に対
して保持する幾つかの形状の手段を有している。例え
ば、細長いハウジングに、前向きに延びる接合部と、プ
リント回路基板の適当な取付孔内に挿入される垂下する
取付脚を有している一つ以上の後ろ向きに延びる取付フ
ランジまたはボスを設ける構成とすることができる。し
かしながら、多くの用途において、プリント回路基板の
孔の数を最小限にすることが望ましい。なぜならば、こ
のような孔により、プリント回路基板の設計のみならず
コネクタを含む種々の部材の装置が複雑になる可能性が
あるからである。
【０００４】もう一つの問題は、処理中のコネクタ装置
の搬送に関係している。例えば、真空の吸引ノズルによ
りコネクタを固定することは公知なことであり、これに
より、コネクタは、真空の吸引ノズルによりプリント回
路基板に対して選択された位置に搬送される。コネクタ
は、負圧の付与を止めることにより吸引ノズルから簡単
に解放される。しかしながら、しばしば、真空の吸引ノ
ズルが作用することができる平面を設けるために、コネ
クタハウジングを過度に増大させなければならない。
の搬送に関係している。例えば、真空の吸引ノズルによ
りコネクタを固定することは公知なことであり、これに
より、コネクタは、真空の吸引ノズルによりプリント回
路基板に対して選択された位置に搬送される。コネクタ
は、負圧の付与を止めることにより吸引ノズルから簡単
に解放される。しかしながら、しばしば、真空の吸引ノ
ズルが作用することができる平面を設けるために、コネ
クタハウジングを過度に増大させなければならない。
【０００５】さらに、半田付け工程等のコネクタ装置の
製造時、またはこのようなコネクタ装置の保管または出
荷時に、コネクタ装置、特に、コネクタの接合部の薄く
壊れやすい端子を保護することが望ましい。端子を覆う
のが容易であり、埃の堆積または他の異質の破片から端
子を保護すると同時に、異質との不慮の接触による折り
曲げ、または破壊から端子を保護する必要がある。
製造時、またはこのようなコネクタ装置の保管または出
荷時に、コネクタ装置、特に、コネクタの接合部の薄く
壊れやすい端子を保護することが望ましい。端子を覆う
のが容易であり、埃の堆積または他の異質の破片から端
子を保護すると同時に、異質との不慮の接触による折り
曲げ、または破壊から端子を保護する必要がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、コネクタの
部分を保護する複数の機能を果たすカバーをコネクタに
設けることと、真空の吸引ノズル用の吸着面を設けるこ
とと、プリント回路基板上のプリント回路基板の端縁等
でコネクタを支持することより、上述した無数の問題を
解決するものである。
部分を保護する複数の機能を果たすカバーをコネクタに
設けることと、真空の吸引ノズル用の吸着面を設けるこ
とと、プリント回路基板上のプリント回路基板の端縁等
でコネクタを支持することより、上述した無数の問題を
解決するものである。
【０００７】従って、本発明の目的は、プリント回路基
板の上面にプリント回路基板の端縁等でコネクタの実装
を容易にするために、カバーを有する新規であり改良さ
れたコネクタ装置を提供することにある。
板の上面にプリント回路基板の端縁等でコネクタの実装
を容易にするために、カバーを有する新規であり改良さ
れたコネクタ装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明のコネクタ装置
は、プリント回路基板の端縁に実装可能な誘電性コネク
タハウジングを有している。コネクタハウジングの接合
部は、端縁から離れる方向に突出している。複数の導電
性端子が、コネクタハウジングに搭載されており、端子
のテール部は、プリント回路基板の上面に半田接続する
ためにコネクタハウジングから突出している。カバー
は、カバーの接合部の少なくとも一部分に対して取り付
けられる。カバーは、コネクタハウジングの下面から突
出する、プリント回路基板の下面と係合可能な支持アー
ム部を有している。プリント回路基板が配置されると、
プリント回路基板は、プリント回路基板の端縁で、端子
のテール部とカバーの支持アーム部間で挟持される。
は、プリント回路基板の端縁に実装可能な誘電性コネク
タハウジングを有している。コネクタハウジングの接合
部は、端縁から離れる方向に突出している。複数の導電
性端子が、コネクタハウジングに搭載されており、端子
のテール部は、プリント回路基板の上面に半田接続する
ためにコネクタハウジングから突出している。カバー
は、カバーの接合部の少なくとも一部分に対して取り付
けられる。カバーは、コネクタハウジングの下面から突
出する、プリント回路基板の下面と係合可能な支持アー
ム部を有している。プリント回路基板が配置されると、
プリント回路基板は、プリント回路基板の端縁で、端子
のテール部とカバーの支持アーム部間で挟持される。
【０００９】上述したように、カバーは、プリント回路
基板の下面と係合する複数の支持アーム部を有してい
る。さらに、複数の支持フランジ部が、プリント回路基
板の上面に位置するためにハウジングに沿って離間して
いる。端子のテール部は、離間した支持フランジ部間に
配置されている。カバーの支持アーム部は、円弧状の面
の接線上でプリント回路基板の下面に係合する円弧状の
面を有している。
基板の下面と係合する複数の支持アーム部を有してい
る。さらに、複数の支持フランジ部が、プリント回路基
板の上面に位置するためにハウジングに沿って離間して
いる。端子のテール部は、離間した支持フランジ部間に
配置されている。カバーの支持アーム部は、円弧状の面
の接線上でプリント回路基板の下面に係合する円弧状の
面を有している。
【００１０】端子は、コネクタハウジングの端縁で露出
したコンタクト部を有している。カバーは、接合部を包
囲して、端子のコンタクト部を保護する。カバーは、真
空の吸引ノズルにより係合される平面状の上面を有して
いる。カバーは、その両側にそれぞれ、コネクタハウジ
ングの対向する溝内で圧入される外向きに突出する舌片
を有している。
したコンタクト部を有している。カバーは、接合部を包
囲して、端子のコンタクト部を保護する。カバーは、真
空の吸引ノズルにより係合される平面状の上面を有して
いる。カバーは、その両側にそれぞれ、コネクタハウジ
ングの対向する溝内で圧入される外向きに突出する舌片
を有している。
【００１１】また、本発明において、コネクタ装置およ
びプリント回路基板の製造方法が開示されている。誘電
性コネクタハウジングと、端子と、カバーは、上述した
ように設けられる。プリント回路基板の端縁は、カバー
の支持アーム部と端子のテール部間の開口部内に挿入さ
れる。次に、テール部は、プリント回路基板の上面の回
路配線に半田付けされる。出荷および取り扱い時には、
コネクタを保護する位置にカバーを配置したままにする
ことができ、その後、コネクタ装置が電子装置に完全に
組み込まれた時にはカバーを取り外すことができる。
びプリント回路基板の製造方法が開示されている。誘電
性コネクタハウジングと、端子と、カバーは、上述した
ように設けられる。プリント回路基板の端縁は、カバー
の支持アーム部と端子のテール部間の開口部内に挿入さ
れる。次に、テール部は、プリント回路基板の上面の回
路配線に半田付けされる。出荷および取り扱い時には、
コネクタを保護する位置にカバーを配置したままにする
ことができ、その後、コネクタ装置が電子装置に完全に
組み込まれた時にはカバーを取り外すことができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】添付図面に従い本発明の実施の形
態を詳細に説明すれば、まず図１および２において、参
照符号１２で示される誘電性または絶縁性コネクタハウ
ジングと、参照符号１４で示されるカバーを有してい
る、参照符号１０で示される本発明によるコネクタ装置
が示されている。図１において、カバーが、コネクタハ
ウジングに対して矢印「Ａ」の方向に組み込まれるとこ
ろが示されている。図２において、コネクタハウジング
１２に対して完全に組み込まれたカバー１４が示されて
いる。
態を詳細に説明すれば、まず図１および２において、参
照符号１２で示される誘電性または絶縁性コネクタハウ
ジングと、参照符号１４で示されるカバーを有してい
る、参照符号１０で示される本発明によるコネクタ装置
が示されている。図１において、カバーが、コネクタハ
ウジングに対して矢印「Ａ」の方向に組み込まれるとこ
ろが示されている。図２において、コネクタハウジング
１２に対して完全に組み込まれたカバー１４が示されて
いる。
【００１３】コネクタ装置１０の誘電性コネクタハウジ
ング１２は、一対の前向きに突出する接合部１６として
の前向きに突出する接合部を有している。接合部１６を
有するコネクタハウジング全体は、プラスチック等の誘
電性材料で成形された一体構造である。前向きに突出す
る接合部１６は、コネクタハウジングの両側部１８間に
配置されている。両側部は、チャンネル形状であり、
（図示しない）相手方コネクタの両側を収容する内向き
に開口する溝２０を規定している。コネクタハウジング
１２は、後述するようにプリント回路基板の上面に位置
して係合する形状である、複数の後ろ向きに突出する支
持フランジ２２を有している。
ング１２は、一対の前向きに突出する接合部１６として
の前向きに突出する接合部を有している。接合部１６を
有するコネクタハウジング全体は、プラスチック等の誘
電性材料で成形された一体構造である。前向きに突出す
る接合部１６は、コネクタハウジングの両側部１８間に
配置されている。両側部は、チャンネル形状であり、
（図示しない）相手方コネクタの両側を収容する内向き
に開口する溝２０を規定している。コネクタハウジング
１２は、後述するようにプリント回路基板の上面に位置
して係合する形状である、複数の後ろ向きに突出する支
持フランジ２２を有している。
【００１４】なお、コネクタハウジング１２の後ろ向き
に突出する支持フランジ２２はしばしば、コネクタ装置
をプリント回路基板上に実装するのに効果的である下向
きに突出する取付脚の支持手段を設けるために、先行技
術のコネクタにおいて設けられているものである。しか
しながら、本発明において、外側の支持フランジ２２に
は、孔２４が設けられている。図６において示したよう
に、これらの孔２４は、コネクタおよびプリント回路基
板を電子装置に取り付けるために使用され、従って、支
持フランジ２２もコネクタの残りの部分も、コネクタに
取付脚を設けるために使用されてはいない。
に突出する支持フランジ２２はしばしば、コネクタ装置
をプリント回路基板上に実装するのに効果的である下向
きに突出する取付脚の支持手段を設けるために、先行技
術のコネクタにおいて設けられているものである。しか
しながら、本発明において、外側の支持フランジ２２に
は、孔２４が設けられている。図６において示したよう
に、これらの孔２４は、コネクタおよびプリント回路基
板を電子装置に取り付けるために使用され、従って、支
持フランジ２２もコネクタの残りの部分も、コネクタに
取付脚を設けるために使用されてはいない。
【００１５】図１および２とともに図４について説明す
ると、コネクタハウジング１２は、参照符号２６で示さ
れる複数の端子を搭載している。端子は、コネクタハウ
ジングの前向きに突出する接合部１６の両側に配置され
ているコンタクト部２６ａを有している。また、端子２
６は、プリント回路基板３０（図４）の上面２８の適当
な回路配線に半田接続するために、コネクタハウジング
の後ろ向きに突出するテール部２６ｂを有している。端
子は、導電性の金属板材料で打ち抜き成形されている。
ると、コネクタハウジング１２は、参照符号２６で示さ
れる複数の端子を搭載している。端子は、コネクタハウ
ジングの前向きに突出する接合部１６の両側に配置され
ているコンタクト部２６ａを有している。また、端子２
６は、プリント回路基板３０（図４）の上面２８の適当
な回路配線に半田接続するために、コネクタハウジング
の後ろ向きに突出するテール部２６ｂを有している。端
子は、導電性の金属板材料で打ち抜き成形されている。
【００１６】図１に戻って説明すると、コネクタ装置１
０のカバー１４は、両側から突出する舌片３４を有する
細長い中央本体部３２を有している。舌片３４は、カバ
ーとコネクタハウジング間で摩擦係合するために、コネ
クタハウジング１２の溝２０内に圧入可能な寸法となっ
ている。中央本体部３２は、適当な真空の吸引ノズルに
より係合されるのに十分な寸法である平面状の上面３６
を有している。図４において明らかなように、カバーの
中央本体部３２は、中空であり、コネクタハウジングの
前向きに突出する接合部１６を収容する内側キャビィテ
ィ３８を規定している。それによって、カバー１４は、
接合部１６を包囲して、外側の異物に係合することによ
る損傷から端子２６のコンタクト部２６ａを保護すると
同時に、接合部１６およびコンタクト部２６ａに対して
ダストカバーを設けている。
０のカバー１４は、両側から突出する舌片３４を有する
細長い中央本体部３２を有している。舌片３４は、カバ
ーとコネクタハウジング間で摩擦係合するために、コネ
クタハウジング１２の溝２０内に圧入可能な寸法となっ
ている。中央本体部３２は、適当な真空の吸引ノズルに
より係合されるのに十分な寸法である平面状の上面３６
を有している。図４において明らかなように、カバーの
中央本体部３２は、中空であり、コネクタハウジングの
前向きに突出する接合部１６を収容する内側キャビィテ
ィ３８を規定している。それによって、カバー１４は、
接合部１６を包囲して、外側の異物に係合することによ
る損傷から端子２６のコンタクト部２６ａを保護すると
同時に、接合部１６およびコンタクト部２６ａに対して
ダストカバーを設けている。
【００１７】特に、図１および４について説明すると、
カバー１４は、カバーの下面から突出してプリント回路
基板３０の下面４２と係合する三本の支持アーム部４０
を有している。従って、図４において明らかなように、
プリント回路基板３０は、端子２６のテール部２６ｂと
支持アーム部４０間で挟持され、支持フランジ２２は、
プリント回路基板３０の上面２８に位置して、プリント
回路基板３０の下面４２に位置するカバー１４の支持ア
ーム部４０を支持する。支持アーム部４０は、プリント
回路基板の端縁の内向きに円弧状の面に沿って、プリン
ト回路基板の下面４２に係合する円弧状の上面４０ａを
有している。これにより、円弧状の上面４０ａとプリン
ト回路基板の下面４２間で一点（または一列）接合が行
われ、プリント回路基板の上面２８の端子２６のテール
部２６ｂとの完全な接合が確実に行われる。
カバー１４は、カバーの下面から突出してプリント回路
基板３０の下面４２と係合する三本の支持アーム部４０
を有している。従って、図４において明らかなように、
プリント回路基板３０は、端子２６のテール部２６ｂと
支持アーム部４０間で挟持され、支持フランジ２２は、
プリント回路基板３０の上面２８に位置して、プリント
回路基板３０の下面４２に位置するカバー１４の支持ア
ーム部４０を支持する。支持アーム部４０は、プリント
回路基板の端縁の内向きに円弧状の面に沿って、プリン
ト回路基板の下面４２に係合する円弧状の上面４０ａを
有している。これにより、円弧状の上面４０ａとプリン
ト回路基板の下面４２間で一点（または一列）接合が行
われ、プリント回路基板の上面２８の端子２６のテール
部２６ｂとの完全な接合が確実に行われる。
【００１８】図３および４において、コネクタハウジン
グ１２およびカバー１４を有するコネクタ装置１０全体
が、プリント回路基板３０の端縁４４に実装されている
のが図示されている。支持アーム部４０が、プリント回
路基板３０の下面４２に支持して係合された時に、端子
のテール部２６ｂをプリント回路基板の上面２８に半田
付けできるように、支持アーム部４０（図４）は、プリ
ント回路基板を支持する。端子のテール部が、プリント
回路基板の上面に半田付けされた後に、図５に示したよ
うに矢印「Ｂ」の方向にカバー１４を取り外すことがで
き、コネクタハウジング１２は、端子のテール部２６ｂ
のはんだ接合の力のみでプリント回路基板上に支持され
る。次に、図６に図示したように、コネクタハウジング
１２と、端子２６と、プリント回路基板３０のサブアセ
ンブリを適当な電子装置に取り付けることができる。
グ１２およびカバー１４を有するコネクタ装置１０全体
が、プリント回路基板３０の端縁４４に実装されている
のが図示されている。支持アーム部４０が、プリント回
路基板３０の下面４２に支持して係合された時に、端子
のテール部２６ｂをプリント回路基板の上面２８に半田
付けできるように、支持アーム部４０（図４）は、プリ
ント回路基板を支持する。端子のテール部が、プリント
回路基板の上面に半田付けされた後に、図５に示したよ
うに矢印「Ｂ」の方向にカバー１４を取り外すことがで
き、コネクタハウジング１２は、端子のテール部２６ｂ
のはんだ接合の力のみでプリント回路基板上に支持され
る。次に、図６に図示したように、コネクタハウジング
１２と、端子２６と、プリント回路基板３０のサブアセ
ンブリを適当な電子装置に取り付けることができる。
【００１９】特に、図６において、コンピュータのディ
スクドライブケーシング等の参照符号４３で示されるケ
ーシングが示されている。ケーシングは、内側キャビィ
ティ４５と、軸線方向ネジ孔４８を有する一対の直立し
た中実ボス４６を有している。コネクタハウジング１２
およびプリント回路基板３０のサブアセンブリは、コネ
クタハウジングの支持フランジ２２の孔２４を貫通して
挿入される一対の取付ネジ５０により、ケーシング４３
に取り付けられる。無論、プリント回路基板にも、コネ
クタハウジングの孔２４およびケーシングのネジ孔４８
と一直線上に適当な取付孔が設けられている。このよう
な形状のために、プリント回路基板において二つのみの
孔が必要とされるが、ネジ５０が所定位置に配置される
と、コネクタは図６に示したサブアセンブリに確実に固
定される。
スクドライブケーシング等の参照符号４３で示されるケ
ーシングが示されている。ケーシングは、内側キャビィ
ティ４５と、軸線方向ネジ孔４８を有する一対の直立し
た中実ボス４６を有している。コネクタハウジング１２
およびプリント回路基板３０のサブアセンブリは、コネ
クタハウジングの支持フランジ２２の孔２４を貫通して
挿入される一対の取付ネジ５０により、ケーシング４３
に取り付けられる。無論、プリント回路基板にも、コネ
クタハウジングの孔２４およびケーシングのネジ孔４８
と一直線上に適当な取付孔が設けられている。このよう
な形状のために、プリント回路基板において二つのみの
孔が必要とされるが、ネジ５０が所定位置に配置される
と、コネクタは図６に示したサブアセンブリに確実に固
定される。
【００２０】「上面」と、「下面」又は、「上」と、
「下」等の用語が、明細書および特許請求の範囲におい
て使用されているが、これは何らかの方法で限定するこ
とを意図するものではない。これらの用語は、開示およ
び特許請求の範囲に記載された発明を明瞭かつ簡潔に理
解する目的のためのみに使用されているものである。こ
こで開示および特許請求の範囲に記載されたコネクタ装
置は、製造およびその使用の両方において全方向性のも
のであることは十分に理解できるであろう。
「下」等の用語が、明細書および特許請求の範囲におい
て使用されているが、これは何らかの方法で限定するこ
とを意図するものではない。これらの用語は、開示およ
び特許請求の範囲に記載された発明を明瞭かつ簡潔に理
解する目的のためのみに使用されているものである。こ
こで開示および特許請求の範囲に記載されたコネクタ装
置は、製造およびその使用の両方において全方向性のも
のであることは十分に理解できるであろう。
【００２１】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、コネク
タの部分を保護する複数の機能を果たすカバーをコネク
タに設けることと、真空の吸引ノズル用の吸着面を設け
ることと、プリント回路基板上にプリント回路基板の端
縁等でコネクタを支持することより、プリント回路基板
の孔の数を最小限にすることが可能となり、プリント回
路基板の設計のみならずコネクタを含む種々の部材の装
置が簡素化され、コネクタハウジングを過度に増大させ
ることなく真空の吸引ノズルが作用することができる平
面を設けることが可能となり、端子を覆うのが容易であ
り、埃の堆積または他の異質の破片から端子を保護する
と同時に、異質との不慮の接触による折り曲げ、または
破壊から端子を保護することが可能となる。
タの部分を保護する複数の機能を果たすカバーをコネク
タに設けることと、真空の吸引ノズル用の吸着面を設け
ることと、プリント回路基板上にプリント回路基板の端
縁等でコネクタを支持することより、プリント回路基板
の孔の数を最小限にすることが可能となり、プリント回
路基板の設計のみならずコネクタを含む種々の部材の装
置が簡素化され、コネクタハウジングを過度に増大させ
ることなく真空の吸引ノズルが作用することができる平
面を設けることが可能となり、端子を覆うのが容易であ
り、埃の堆積または他の異質の破片から端子を保護する
と同時に、異質との不慮の接触による折り曲げ、または
破壊から端子を保護することが可能となる。
【図１】カバーがコネクタハウジングから取り外されて
いる、本発明によるコネクタ装置の斜視図である。
いる、本発明によるコネクタ装置の斜視図である。
【図２】カバーがコネクタハウジングに取り付けられて
いる、本発明によるコネクタ装置の斜視図である。
いる、本発明によるコネクタ装置の斜視図である。
【図３】プリント回路基板の端縁に実装された本発明に
よるコネクタ装置の斜視図である。
よるコネクタ装置の斜視図である。
【図４】図３の４−４線の倍尺の垂直断面図である。
【図５】端子をプリント回路基板に半田付けした後等で
カバーが取り外されている、プリント回路基板に実装さ
れた本発明によるコネクタ装置の斜視図である。
カバーが取り外されている、プリント回路基板に実装さ
れた本発明によるコネクタ装置の斜視図である。
【図６】コンピュータディスクドライブのケーシングに
取り付けられているコネクタおよびプリント回路基板の
図である。
取り付けられているコネクタおよびプリント回路基板の
図である。
１０ コネクタ装置 １２ コネクタハウジング １４ カバー ３０ プリント回路基板 ２６ 端子 ２６ａ コンタクト部 ２６ｂ テール部 ４０ 支持アーム部 ２８ プリント回路基板の上面 ４２ プリント回路基板の下面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−145893（ＪＰ，Ａ) 特開 平10−228935（ＪＰ，Ａ) 実開 平４−24274（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−123082（ＪＰ，Ｕ) 実開 平６−73882（ＪＰ，Ｕ) 登録実用新案3023695（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 9/09,23/68,43/02
Claims (13)
- 【請求項１】 プリント回路基板（３０）の端縁（４
４）に近接した、前記プリント回路基板の上面（２８）
へ実装するコネクタ装置（１０）であって、 前記プリント回路基板（３０）の前記端縁（４４）に近
接した前記プリント回路基板の上面（２８）に実装可能
な誘電性コネクタハウジング（１２）であって、該コネ
クタハウジングの接合部（１６）が前記端縁（４４）か
ら離れる方向に突出し、前記接合部（１６）に対して反
対方向に前記プリント回路基板の上面（２８）に突出す
る少なくとも一つの支持フランジ部（２２）を有する誘
電性コネクタハウジング（１２）と、 それぞれが、前記プリント回路基板（３０）の上面（２
８）に半田接続するために、前記コネクタハウジング
（１２）から突出するテール部（２６ｂ）を有する、前
記コネクタハウジング（１２）に搭載される複数の導電
性端子（２６）と、 前記コネクタハウジングの接合部（１６）を包囲するよ
うにして前記コネクタハウジングに取り付けられる取り
外し可能なカバー（１４）であって、前記プリント回路
基板の下面（４２）と係合可能である前記コネクタハウ
ジングの下面から突出する支持アーム部（４０）を有し
ており、前記プリント回路基板への前記コネクタ装置
（１０）の実装時に、前記プリント回路基板の端縁で、
前記端子（２６）のテール部（２６ｂ）と前記カバーの
前記支持アーム部（４０）間で前記プリント回路基板
（３０）を挟持する取り外し可能なカバー（１４）で構
成するコネクタ装置（１０）。 - 【請求項２】 前記接合部（１６）に対して反対方向
に突出し、前記コネクタハウジング（１２）に沿って離
間してその間に前記端子（２６）のテール部（２６ｂ）
が配置された、複数の支持フランジ部（２２）を有する
ことを特徴とする請求項１に記載のコネクタ装置。 - 【請求項３】 前記カバー（１４）は、前記コネクタ
ハウジング（１２）の接合部（１６）を包囲することを
特徴とする請求項１に記載のコネクタ装置。 - 【請求項４】 前記端子（２６）は、前記コネクタハ
ウジング（１２）の接合部（１６）で露出したコンタク
ト部（２６ｂ）を有することを特徴とする請求項１に記
載のコネクタ装置。 - 【請求項５】 前記カバー（１４）は、前記コネクタ
ハウジング（１２）の接合部（１６）を包囲することを
特徴とする請求項４に記載のコネクタ装置。 - 【請求項６】 前記コネクタハウジング（１２）およ
び前記カバー（１４）は、該カバーを前記コネクタハウ
ジングに取り付けるために、相互係合する相補型の舌片
（３４）および溝部材（２０）を有することを特徴とす
る請求項１に記載のコネクタ装置。 - 【請求項７】 前記カバー（１４）は、両側にそれぞ
れ、前記コネクタハウジング（１２）の対向する溝（２
０）内で圧入される外向きに突出する舌片（３４）を有
することを特徴とする請求項６に記載のコネクタ装置。 - 【請求項８】 前記コネクタハウジング（１２）に沿
って離間した複数の前記支持アーム部（４０）を有する
ことを特徴とする請求項１に記載のコネクタ装置。 - 【請求項９】 前記支持アーム部（４０）は、円弧状
の面（４０ａ）の接線上で前記プリント回路基板（３
０）の下面（４２）に係合する前記円弧状の面（４０
ａ）を有することを特徴とする請求項１に記載のコネク
タ装置。 - 【請求項１０】 前記カバー（１４）は、適当な真空
の吸引ノズルにより係合されるのに十分な寸法の平面を
有することを特徴とする請求項１に記載のコネクタ装
置。 - 【請求項１１】 前記接合部（１６）および前記支持
フランジ部（２２）は、反対方向に延び、該反対方向
は、前記コネクタ装置（１０）を実装可能である前記プ
リント回路基板（３０）の上面（２８）に対して平行で
あることを特徴とする請求項２に記載のコネクタ装置。 - 【請求項１２】 対向する上面（２８）および下面
（４２）と、前記上面（２８）の端縁に近接して配置さ
れた複数の表面取付パッドを有するプリント回路基板
（３０）を設ける工程と、 接合部（１６）と、搭載される複数の導電性端子（２
６）を有する絶縁性コネクタハウジング（１２）であっ
て、それぞれが、前記コネクタハウジング（１２）の前
記接合部（１６）に配置されるコンタクト部（２６ａ）
と前記コネクタハウジングから後ろ向きに突出するテー
ル部（２６ｂ）を有する、前記プリント回路基板の上面
（２８）の表面取付パッドのそれぞれ一つずつに半田接
続可能な前記端子（２６）を有する前記絶縁性コネクタ
ハウジング（１２）と、前記コネクタハウジング（１
２）の接合部（１６）を包囲するようにして前記コネク
タハウジング（１２）に取り付けられる取り外し可能な
カバー（１４）であって、このカバー（１４）の支持ア
ーム部（４０）をコネクタハウジング（１２）の底面か
ら突出させるようにしてこのカバー（１４）をコネクタ
ハウジング（１２）に取付けた状態のコネクタ装置（１
０）を設ける工程と、前記コネクタ装置（１０）をプリ
ント回路基板（３０）の端縁（４４）に装着し、コネク
タ装置（１０）のカバー（１４）の支持アーム部（４
０）をプリント回路基板（３０）の下面（４２）に係合
させると共に、端子（２６）のテール部（２６ｂ）をプ
リント回路基板（３０）の上面（２８）に位置させる工
程と、前記端子（２６）のテール部（２６ｂ）を前記プ
リント回路基板（３０）の表面取付パッドのそれぞれ一
つずつと整列させる工程と、 前記端子（２６）のテール部（２６ｂ）を前記プリント
回路基板（３０）の表面取付パッドに半田付けする工程
から成る、コネクタ装置（１０）の使用方法。 - 【請求項１３】 半田付け工程後に前記カバー（１
４）を取り外すことを含む請求項１２に記載のコネクタ
装置の使用方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| SG9704291-5 | 1997-12-03 | ||
| SG1997004291A SG78280A1 (en) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | Circuit board mounted electrical connector assembly and method of using same |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11238536A JPH11238536A (ja) | 1999-08-31 |
| JP3082081B2 true JP3082081B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=20429803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10358435A Expired - Fee Related JP3082081B2 (ja) | 1997-12-03 | 1998-12-02 | プリント回路基板実装型コネクタ装置およびその使用方法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0921610A3 (ja) |
| JP (1) | JP3082081B2 (ja) |
| KR (1) | KR19990062762A (ja) |
| CN (1) | CN1221241A (ja) |
| SG (1) | SG78280A1 (ja) |
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| JP4584505B2 (ja) * | 2001-08-22 | 2010-11-24 | 富士通コンポーネント株式会社 | 基板端部に接続されるコネクタ |
| DE102005057592A1 (de) * | 2005-12-02 | 2007-06-06 | Tyco Electronics Amp Gmbh | Indirekstecker |
| WO2009040612A1 (en) * | 2007-09-27 | 2009-04-02 | Fci | Connector with removable covers |
| SG170629A1 (en) * | 2009-10-16 | 2011-05-30 | Molex Singapore Pte Ltd | Cap member for card edge connector |
| KR20120107176A (ko) | 2011-03-21 | 2012-10-02 | 삼성전자주식회사 | 데이터 저장 장치 및 그의 제조 방법 |
| JP5845095B2 (ja) * | 2012-01-16 | 2016-01-20 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ用補助部材 |
| JP5961763B2 (ja) * | 2013-08-06 | 2016-08-02 | 本田技研工業株式会社 | 電子回路接続構造 |
| KR102584707B1 (ko) * | 2021-08-19 | 2023-10-05 | 에이치알에스코리아 주식회사 | 엣지 커넥터 |
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|---|---|---|---|---|
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| US5026295A (en) * | 1990-07-31 | 1991-06-25 | Molex Incorporated | Cover for an electrical connector |
| JP2576105Y2 (ja) * | 1991-07-15 | 1998-07-09 | ケル株式会社 | コネクタの吸着用補助具 |
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| US5242311A (en) * | 1993-02-16 | 1993-09-07 | Molex Incorporated | Electrical connector header with slip-off positioning cover and method of using same |
-
1997
- 1997-12-03 SG SG1997004291A patent/SG78280A1/en unknown
-
1998
- 1998-12-01 EP EP98122856A patent/EP0921610A3/en not_active Withdrawn
- 1998-12-02 JP JP10358435A patent/JP3082081B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1998-12-02 CN CN98126544A patent/CN1221241A/zh active Pending
- 1998-12-03 KR KR1019980052787A patent/KR19990062762A/ko not_active Application Discontinuation
-
1999
- 1999-01-19 TW TW088200853U patent/TW419145U/zh unknown
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |