JP3075876B2 - ピックアップの送り装置 - Google Patents
ピックアップの送り装置Info
- Publication number
- JP3075876B2 JP3075876B2 JP05005037A JP503793A JP3075876B2 JP 3075876 B2 JP3075876 B2 JP 3075876B2 JP 05005037 A JP05005037 A JP 05005037A JP 503793 A JP503793 A JP 503793A JP 3075876 B2 JP3075876 B2 JP 3075876B2
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- Japan
- Prior art keywords
- pickup
- screw
- feed shaft
- support member
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクに記録されて
いる信号を読み取るピックアップの送り装置に関する。
いる信号を読み取るピックアップの送り装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】光ピックアップを用いてディスクに記録
されている信号の読み取りを行う光学式ディスクプレー
ヤーが普及しているが、斯かるピックアップはディスク
の径方向へ電動機の駆動力によって移動されるように構
成されている。斯かるピックアップを移動させる装置と
しては、種々あるが外周にねじ溝が設けられている軸を
回転させることによって移動させるようにした技術が実
開平２−２０８７４号公報に記載されている。
されている信号の読み取りを行う光学式ディスクプレー
ヤーが普及しているが、斯かるピックアップはディスク
の径方向へ電動機の駆動力によって移動されるように構
成されている。斯かるピックアップを移動させる装置と
しては、種々あるが外周にねじ溝が設けられている軸を
回転させることによって移動させるようにした技術が実
開平２−２０８７４号公報に記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】光学式ディスクプレー
ヤーの代表的なものとしては、ＣＤプレーヤーが良く知
られているが、斯かるＣＤプレーヤーの中にはヘッドフ
ォンによって再生音を聴取するように構成されたヘッド
フォンステレオ型のポータブルＣＤプレーヤーがある。
斯かるポータブル型のＣＤプレーヤーは、携帯して使用
されるため、小型化特に薄型化が要求されるとともに振
動による影響を考慮する必要がある。
ヤーの代表的なものとしては、ＣＤプレーヤーが良く知
られているが、斯かるＣＤプレーヤーの中にはヘッドフ
ォンによって再生音を聴取するように構成されたヘッド
フォンステレオ型のポータブルＣＤプレーヤーがある。
斯かるポータブル型のＣＤプレーヤーは、携帯して使用
されるため、小型化特に薄型化が要求されるとともに振
動による影響を考慮する必要がある。
【０００４】本発明は、斯かる点を考慮したピックアッ
プの送り装置を提供しようとするものである。
プの送り装置を提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の送り装置は、円
柱状のガイドシャフトによりディスクの径方向への移動
を案内されるとともにピックアップが固定されているピ
ックアップ支持部材と、外周にねじ溝が設けられている
とともに電動機により回転駆動せしめられ、且つ前記ガ
イドシャフトと平行に設けられているピックアップ送り
用軸と、前記ピックアップ支持部材に形成されているね
じ穴に螺合されるとともに先端部が円錐状に形成された
ねじとより構成されている。
柱状のガイドシャフトによりディスクの径方向への移動
を案内されるとともにピックアップが固定されているピ
ックアップ支持部材と、外周にねじ溝が設けられている
とともに電動機により回転駆動せしめられ、且つ前記ガ
イドシャフトと平行に設けられているピックアップ送り
用軸と、前記ピックアップ支持部材に形成されているね
じ穴に螺合されるとともに先端部が円錐状に形成された
ねじとより構成されている。
【０００６】
【作用】本発明は、ピックアップ支持部材に形成されて
いるねじ穴にねじを螺合させることによってピックアッ
プ送り用軸の回転力をピックアップ支持部材に伝達する
ようにしたものである。
いるねじ穴にねじを螺合させることによってピックアッ
プ送り用軸の回転力をピックアップ支持部材に伝達する
ようにしたものである。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の送り装置の一実施例を示す要
部の断面図、図２はピックアップ送り用軸とねじとの関
係を示す要部の断面図、図３は本発明に係る送り装置を
示す要部の平面図である。
部の断面図、図２はピックアップ送り用軸とねじとの関
係を示す要部の断面図、図３は本発明に係る送り装置を
示す要部の平面図である。
【０００８】図において、１は固定基板（図示せず）に
取付け固定されている円柱状のガイドシャフト、２はピ
ックアップ３が固定されているピックアップ支持部材で
あり、一端が前記ガイドシャフト１によって支持される
とともにディスクの径方向への移動を可能に設けられて
いる。
取付け固定されている円柱状のガイドシャフト、２はピ
ックアップ３が固定されているピックアップ支持部材で
あり、一端が前記ガイドシャフト１によって支持される
とともにディスクの径方向への移動を可能に設けられて
いる。
【０００９】４は前記ガイドシャフト１と平行に設けら
れているとともに前記ピックアップ支持部材２の他端を
支持するピックアップ送り用軸であり、外周にねじ溝５
が設けられているとともにピックアップ３の送り動作時
電動機（図示せず）によって正逆方向に回転駆動される
ように構成されている。
れているとともに前記ピックアップ支持部材２の他端を
支持するピックアップ送り用軸であり、外周にねじ溝５
が設けられているとともにピックアップ３の送り動作時
電動機（図示せず）によって正逆方向に回転駆動される
ように構成されている。
【００１０】６は前記ピックアップ支持部材２の下面の
前記ピックアップ送り用軸４に対応した位置に形成され
たねじ穴、７は前記ねじ穴６に螺合されるねじであり、
その先端部７ａは前記ピックアップ送り用軸４に設けら
れているねじ溝５と係合するべく円錐状に形成されてい
る。
前記ピックアップ送り用軸４に対応した位置に形成され
たねじ穴、７は前記ねじ穴６に螺合されるねじであり、
その先端部７ａは前記ピックアップ送り用軸４に設けら
れているねじ溝５と係合するべく円錐状に形成されてい
る。
【００１１】本発明の送り装置は、以上の如く構成され
ているが、斯かる構成において、ピックアップ支持部材
２をガイドシャフト１及びピックアップ送り用軸４によ
って支持されるべく取付けた後、前記ねじ７をねじ穴６
に螺合させることによってピックアップの送り装置を組
み立てることができる。
ているが、斯かる構成において、ピックアップ支持部材
２をガイドシャフト１及びピックアップ送り用軸４によ
って支持されるべく取付けた後、前記ねじ７をねじ穴６
に螺合させることによってピックアップの送り装置を組
み立てることができる。
【００１２】前記ねじ穴６にねじ７を螺合させると図２
に示すように該ねじ７の先端部７ａがピックアップ送り
用軸４のねじ溝５に係合した状態になる。斯かる状態に
おいて、ピックアップ送り用の電動機が回転するとピッ
クアップ送り用軸４が図１において時計方向又は反時計
方向に回転せしめられる。前記ピックアップ送り用軸４
が回転するとねじ溝５に係合した状態にあるねじ７を介
してピックアップ支持部材２に駆動力が作用するので、
該ピックアップ支持部材２は、ガイドシャフト１の軸方
向に変位せしめられる。
に示すように該ねじ７の先端部７ａがピックアップ送り
用軸４のねじ溝５に係合した状態になる。斯かる状態に
おいて、ピックアップ送り用の電動機が回転するとピッ
クアップ送り用軸４が図１において時計方向又は反時計
方向に回転せしめられる。前記ピックアップ送り用軸４
が回転するとねじ溝５に係合した状態にあるねじ７を介
してピックアップ支持部材２に駆動力が作用するので、
該ピックアップ支持部材２は、ガイドシャフト１の軸方
向に変位せしめられる。
【００１３】このようにしてピックアップ支持部材２が
ガイドシャフト１及びピックアップ送り用軸４により案
内されながら移動するため、該ピックアップ支持部材２
に固定されているピックアップ３がディスクの径方向へ
移動せしめられる。それ故、ターンテーブル（図示せ
ず）により回転駆動されるディスクに記録されている信
号がピックアップ３によって読み取られる。
ガイドシャフト１及びピックアップ送り用軸４により案
内されながら移動するため、該ピックアップ支持部材２
に固定されているピックアップ３がディスクの径方向へ
移動せしめられる。それ故、ターンテーブル（図示せ
ず）により回転駆動されるディスクに記録されている信
号がピックアップ３によって読み取られる。
【００１４】以上の如く本発明の一実施例は構成されて
いるが、次に他の実施例について図４及び図５を参照し
て説明する。同図において、前述した実施例と同一の部
材には同一の番号を付している。
いるが、次に他の実施例について図４及び図５を参照し
て説明する。同図において、前述した実施例と同一の部
材には同一の番号を付している。
【００１５】図において、８はピックアップ支持部材２
に形成されているねじ穴６に螺合されるねじであり、そ
の先端部８ａは平坦にされている。９は前記ねじ穴６に
挿入されるとともにピックアップ送り用軸４に設けられ
ているねじ溝５と係合する鋼球、１０は該鋼球９と前記
ねじ８の先端部８ａとの間に挿入されているコイルスプ
リングであり、前記鋼球９を前記ピックアップ送り用軸
４に押圧する作用を有している。
に形成されているねじ穴６に螺合されるねじであり、そ
の先端部８ａは平坦にされている。９は前記ねじ穴６に
挿入されるとともにピックアップ送り用軸４に設けられ
ているねじ溝５と係合する鋼球、１０は該鋼球９と前記
ねじ８の先端部８ａとの間に挿入されているコイルスプ
リングであり、前記鋼球９を前記ピックアップ送り用軸
４に押圧する作用を有している。
【００１６】斯かる構成において、ねじ穴６の径は鋼球
９の径より大にされているが、鋼球９が挿入される部分
のピックアップ送り用軸４の軸方向の径は該鋼球９の径
と略同一になるように構成されている。また、ねじ穴６
の径と鋼球９の径とを略同一にすることもできる。
９の径より大にされているが、鋼球９が挿入される部分
のピックアップ送り用軸４の軸方向の径は該鋼球９の径
と略同一になるように構成されている。また、ねじ穴６
の径と鋼球９の径とを略同一にすることもできる。
【００１７】このように構成された本発明において、ピ
ックアップ支持部材２をガイドシャフト１及びピックア
ップ送り用軸４によって支持されるべく取付け、前記ね
じ穴６に鋼球９及びコイルスプリング１０を挿入した
後、前記ねじ８を該ねじ穴６に螺合させることによって
ピックアップの送り装置を組み立てることができる。
ックアップ支持部材２をガイドシャフト１及びピックア
ップ送り用軸４によって支持されるべく取付け、前記ね
じ穴６に鋼球９及びコイルスプリング１０を挿入した
後、前記ねじ８を該ねじ穴６に螺合させることによって
ピックアップの送り装置を組み立てることができる。
【００１８】前記ねじ穴６にねじ８を螺合させると図５
に示すように鋼球９がピックアップ送り用軸４のねじ溝
５に係合した状態になる。斯かる状態において、ピック
アップ送り用の電動機が回転するとピックアップ送り用
軸４が図４において時計方向又は反時計方向に回転せし
められる。前記ピックアップ送り用軸４が回転するとね
じ溝５に係合した状態にある鋼球９を介してピックアッ
プ支持部材２に駆動力が作用するので、該ピックアップ
支持部材２はガイドシャフト１の軸方向に変位せしめら
れる。斯かる動作が行われるとき鋼球９はコイルスプリ
ング１０の弾性力によってピックアップ送り用軸４に押
圧されているため、ねじ溝５との係合状態を良好な状態
に保持することができる。
に示すように鋼球９がピックアップ送り用軸４のねじ溝
５に係合した状態になる。斯かる状態において、ピック
アップ送り用の電動機が回転するとピックアップ送り用
軸４が図４において時計方向又は反時計方向に回転せし
められる。前記ピックアップ送り用軸４が回転するとね
じ溝５に係合した状態にある鋼球９を介してピックアッ
プ支持部材２に駆動力が作用するので、該ピックアップ
支持部材２はガイドシャフト１の軸方向に変位せしめら
れる。斯かる動作が行われるとき鋼球９はコイルスプリ
ング１０の弾性力によってピックアップ送り用軸４に押
圧されているため、ねじ溝５との係合状態を良好な状態
に保持することができる。
【００１９】前述したようにピックアップ支持部材２が
ガイドシャフト１及びピックアップ送り用軸４により案
内されながら移動するため、該ピックアップ支持部材２
に固定されているピックアップ３がディスクの径方向へ
移動せしめられる。それ故、ターンテーブルにより回転
駆動されるディスクに記録されている信号がピックアッ
プ３によって読み取られる。
ガイドシャフト１及びピックアップ送り用軸４により案
内されながら移動するため、該ピックアップ支持部材２
に固定されているピックアップ３がディスクの径方向へ
移動せしめられる。それ故、ターンテーブルにより回転
駆動されるディスクに記録されている信号がピックアッ
プ３によって読み取られる。
【００２０】
【発明の効果】本発明は、円柱状のガイドシャフトによ
りディスクの径方向への移動を案内されるとともにピッ
クアップが固定されているピックアップ支持部材に形成
されているねじ穴にねじを螺合させることによってピッ
クアップ送り用軸の回転力をピックアップ支持部材に伝
達するように構成したので構成が非常に簡単になり、組
み立て作業を容易に行うことができるとともにディスク
プレーヤーの小型化に対しても大きな効果を奏するもの
である。
りディスクの径方向への移動を案内されるとともにピッ
クアップが固定されているピックアップ支持部材に形成
されているねじ穴にねじを螺合させることによってピッ
クアップ送り用軸の回転力をピックアップ支持部材に伝
達するように構成したので構成が非常に簡単になり、組
み立て作業を容易に行うことができるとともにディスク
プレーヤーの小型化に対しても大きな効果を奏するもの
である。
【図１】本発明の一実施例を示す要部の断面図である。
【図２】ピックアップ送り用軸とねじとの関係を示す要
部の断面図である。
部の断面図である。
【図３】本発明に係る送り装置を示す要部の平面図であ
る。
る。
【図４】本発明の他の実施例を示す要部の断面図であ
る。
る。
【図５】ピックアップ送り用軸と鋼球との関係を示す要
部の断面図である。
部の断面図である。
１ ガイドシャフト ２ ピックアップ支持部材 ３ ピックアップ ４ ピックアップ送り用軸 ５ ねじ溝 ６ ねじ穴 ７，８ ねじ ９ 鋼球 １０ コイルスプリング
Claims (2)
- 【請求項１】 円柱状のガイドシャフトによりディスク
の径方向への移動を案内されるとともにピックアップが
固定されているピックアップ支持部材と、外周にねじ溝
が設けられているとともに電動機により回転駆動せしめ
られ、且つ前記ガイドシャフトと平行に設けられている
ピックアップ送り用軸と、前記ピックアップ支持部材に
形成されているねじ穴に螺合されるとともに先端部が円
錐状に形成されたねじとより成り、前記ねじの先端部を
前記ピックアップ送り用軸に設けられているねじ溝に係
合させたことを特徴とするピックアップの送り装置。 - 【請求項２】 円柱状のガイドシャフトによりディスク
の径方向への移動を案内されるとともにピックアップが
固定されているピックアップ支持部材と、外周にねじ溝
が設けられているとともに電動機により回転駆動せしめ
られ、且つ前記ガイドシャフトと平行に設けられている
ピックアップ送り用軸と、前記ピックアップ支持部材に
形成されているねじ穴に螺合されるねじと、前記ねじ穴
に挿入されるとともに前記ピックアップ送り用軸に設け
られているねじ溝に係合する鋼球と、該鋼球と前記ねじ
との間に挿入されるとともに該鋼球を前記ピックアップ
送り用軸に押圧するコイルスプリングとより成るピック
アップの送り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05005037A JP3075876B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | ピックアップの送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05005037A JP3075876B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | ピックアップの送り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06215494A JPH06215494A (ja) | 1994-08-05 |
| JP3075876B2 true JP3075876B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=11600259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05005037A Expired - Fee Related JP3075876B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | ピックアップの送り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3075876B2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-14 JP JP05005037A patent/JP3075876B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06215494A (ja) | 1994-08-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |