JP3073632B2 - 風防ガラス・ワイパー系を制御する方法 - Google Patents

風防ガラス・ワイパー系を制御する方法

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JP3073632B2 JP05206510A JP20651093A JP3073632B2 JP 3073632 B2 JP3073632 B2 JP 3073632B2 JP 05206510 A JP05206510 A JP 05206510A JP 20651093 A JP20651093 A JP 20651093A JP 3073632 B2 JP3073632 B2 JP 3073632B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】この発明は、風防ガラスを拭くワ
イパー、前記ワイパーを駆動するモータ、風防ガラスの
ワイパーで拭き払う領域の一部の光学状態を監視するた
めに設けた赤外線発光器と赤外線受光器から成る光電セ
ンサおよび前記光電センサからの検出信号を解析して前
記ワイパーを駆動する制御信号を前記モータに出力する
制御手段から成る風防ガラス・ワイパー系を自動制御す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動制御風防ガラス・ワイパー系は大抵
自動車の風防ガラス上の液体または固体の被膜の存在を
検出するのが普通である。風防ガラス上にある被膜の種
類やその量に応じて、このワイパー系を間欠モードか連
続モードで動作させ、風防ガラスの汚れを落としてい
る。間欠モードでは継続動作の間に可変できる時間遅延
があり、連続モードでは継続動作の間に時間遅延はな
い。
【0003】例えば、カール(Karl) により出版された
米国特許第 3,947,131号明細書には、風防ガラスの泥検
出器が開示されている。ガラス板泥検出器が風防ガラス
の非露出面に取り付けてある。光源と第一光学系は光ビ
ームを非露出面に通して露出面に全反射角で指向させ
る。第二光学系は光ビームを風防ガラスから光度計に導
くように配設されている。風防ガラスを透過して光度計
に戻る光を表す信号を発生する単一透過装置が配設され
ている。光源から出た光は風防ガラスに入射して風防ガ
ラスから出射し、光が汚れたガラス面へ全反射で入射す
るようにプリズム装置で案内される。こうして、外側か
ら風防ガラスに入射する外部光は、厄介な外側の光が光
度計に到達しないように、何時もガラスの内部に或る角
度で屈折する。従って、外部光に対する補償を必要とせ
ず、検出器を昼間でも、また変化する外部光の条件下で
も使用できる。
【0004】渡辺等により出版された米国特許第 4,48
1,450号明細書は、車両の窓等を制御するため風防ガラ
スに組み込まれた系を開示している。この制御系は輻射
ビームが風防ガラスの外面から反射されるような入射角
度で輻射ビームを風防ガラスの内面から風防ガラスの一
部に放射する第一手段を有する。この系にも、反射した
ビームを検出して第一信号に変換する第二手段と、第一
信号を基準値と比較して第二信号を発生する第三手段が
あり、この系にも、可逆駆動モータのような、第二信号
に応答して車両の窓を閉ざす手段がある。
【0005】ホッホスタイン(Hochstein)により出版さ
れた米国特許第 4,798,956号明細書は、水分や他の粒子
が窓に溜まった時、これを検知する装置と方法を開示し
ている。輻射エネルギを内面に対して入射軸上で或る入
射角度にして窓に放出する放射手段が窓の内側に配設さ
れている。出射軸上で内面に対して前記入射角度に等し
い反射角度の窓からの輻射エネルギを検出する検出器が
窓の内側に配設されている。支持手段は窓の内面と出射
軸との交点から窓の内面と入射軸との交点を所定の間隔
にするため、放射器と検出器を支持する。この検知装置
にも出射軸にほぼ平行な放射エネルギのみを視野内に通
して検出器に入る窓からの輻射エネルギの視野を制限す
る制限手段がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、風
防ガラス・ワイパー系を制御する改善された方法を提供
することにある。更に、この発明の課題は広く散らばっ
た複数の水滴から成る雨滴模様に対して風防ガラス・ワ
イパー系を正確に制御する方法を提供することにある。
更に、この発明の課題は風防ガラス上の水分と汚れを区
別でき、水分がある時に拭き取るように、風防ガラス・
ワイパー系を制御する方法を提供することにある。更
に、この発明の課題は複数の動作シキイ値を設定し、条
件が変わる間ワイパー系をスムースに動作させることが
できる、風防ガラス・ワイパー系を制御する方法を提供
することにある。更に、この発明の課題は風防ガラスの
種類のような種々の条件に無関係に、ワイパー系の機能
を適正に保証する増幅度の自動設定により、風防ガラス
・ワイパー系を制御する方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、この発明
により、風防ガラスの一部を監視してセンサ信号を発生
するため風防ガラスに組み込まれているセンサを持つ車
両の風防ガラス・ワイパー系を制御する方法において、
下記の過程、風防ガラスの監視部分上の水分の存在を示
すセンサ信号中の降下エッジの存在を検出し、前記降下
エッジの形状を識別し、所定の期間中にセンサ信号の降
下エッジの形状と数に基づきワイパー系により雨滴模様
を検出し、識別した雨滴模様に基づき風防ガラス・ワイ
パー系を制御する、から成ることによって解決されてい
る。
【0008】更に、上記の課題は、この発明により、ワ
イパーと、風防ガラスの一部を監視するため風防ガラス
に組み込まれていて、監視部分上に水分や汚れが集まる
と値の変化する信号を発生するセンサとを備え、センサ
値が所定のオン・シキイ値を横切ると動作し、所定のオ
フ・シキイ値以上になると止まる、車両の風防ガラス・
ワイパー系を制御する方法において、下記の過程、監視
部分に水分がない時に監視部分上の汚れの存在による可
能な最大のセンサ値より小さいためワイパー系が監視部
分上の水分と汚れの存在を区別できる第一センサ値を定
め、前記第一センサ値に基づき前記所定のオン・シキイ
値とオフ・シキイ値を修正し、修正した両方のシキイ値
に基づき風防ガラス・ワイパー系を制御して、監視部分
上の水分の存在のみでワイパー系が動作させることがで
きる、から成ることによって解決されている。
【0009】更に、上記の課題は、この発明により、ワ
イパーと、風防ガラスの一部を監視するため風防ガラス
に組み込まれ、監視部分上に水分や汚れが集まると値の
変化する信号を発生するセンサとを備えたものであり、
センサ値が所定のオン・シキイ値を横切ると動作し、所
定のオフ・シキイ値以上になると止まる、車両の風防ガ
ラス・ワイパー系を制御する方法において、下記の過
程、センサ値が所定のオン・シキイ値以下に低下する
と、少なくとも1回の拭取の間、ワイパー系を動作さ
せ、前記ワイパーブレードが休止位置から離れ、風防ガ
ラスを拭き、風防ガラスの監視部分を少なくとも一回通
過し、前記ワイパーブレードが拭取動作中の最後に風防
ガラスの監視部分を通過し、前記監視部分に水分がなく
なった後に風防ガラス・ワイパー系が監視部分上の水分
と汚れの存在を区別できるように、監視部分上の汚れの
存在による可能な最大センサ値以下となる第一センサ値
を定め、第一センサ値に基づき所定のオン・シキイ値と
オフ・シキイ値を修正し、修正されたシキイ値に基づき
ワイパー系を制御して監視部分上の水分の存在のみによ
りワイパー系を動作させる、から成ることによって解決
されている。
【0010】更に、上記の課題は、この発明により、ワ
イパーと、風防ガラスの一部を監視するため風防ガラス
に組み込まれ、監視部分上に水分や汚れが集まると値の
変化する信号を発生するセンサとを備え、センサ値が所
定のオン・シキイ値を横切ると動作し、所定のオフ・シ
キイ値以上になると止まる、車両の風防ガラス・ワイパ
ー系を制御する方法において、下記の過程、センサ信号
に基づき風防ガラス・ワイパー系の動作を開始させるオ
ン・シキイ値TONを定め、センサ信号に基づき風防ガラ
スを横切るワイパーの順次行われる拭取動作が所定の時
間遅延で分離されている間欠動作モードで風防ガラス・
ワイパー系の動作を停止させる第一オフ・シキイ値TI
OFF を定め、センサ信号に基づき風防ガラスを横切る
ワイパーの順次行われる拭取動作が所定の時間遅延で分
離されていない連続動作モードで風防ガラス・ワイパー
系の動作を停止させる第二オフ・シキイ値TCMOFF
定める、から成ることによって解決されている。
【0011】更に、上記の課題は、この発明により、モ
ータと、風防ガラス・ワイパーと、各拭取動作期間中に
ワイパーで拭き取られる風防ガラスの一部を監視するた
め風防ガラス上に組み込まれ、赤外線を出射する赤外線
発光器および風防ガラスの上の被膜により変化した放出
赤外線を受光する赤外線受光器から成り、被膜が風防ガ
ラスの監視部分に集まるに従い値が変化する信号を発生
する光電センサと、を含む風防ガラス・ワイパー系を制
御する方法において、下記過程、センサ信号に基づき上
限と下限で定まるデータ窓を設定し、上限シキイ値と下
限シキイ値で定まる測定範囲をデータ窓内で設定し、セ
ンサ信号が測定範囲の下限シキイ値以下なら赤外線発光
器から出射される赤外線の増幅率を増加させ、測定範囲
の上限シキイ値以上なら赤外線発光器から出射される赤
外線の増幅率を減少させる修正を行う、から成ることに
よって解決されている。
【0012】更に、上記の課題は、この発明により、モ
ータと、風防ガラス・ワイパーと、各拭取動作期間中に
ワイパーで拭き取られる風防ガラスの一部を監視するた
め風防ガラス上に組み込まれ、赤外線を出射する赤外線
発光器および風防ガラスの上の被膜により変化した放出
赤外線を受光する赤外線受光器から成り、被膜が風防ガ
ラスの監視部分に集まるに従い値が変化する信号を発生
する光電センサと、を含む風防ガラス・ワイパー系を制
御する方法において、下記過程、センサ信号に基づき上
限と下限で定まるデータ窓を設定し、センサ信号がデー
タ窓の下限値以下なら赤外線発光器から出射する赤外線
の増幅率を増加させ、データ窓の上限値以上なら赤外線
発光器から出射する赤外線の増幅率を減少させる修正を
行う、から成ることによって解決されている。
【0013】更に、上記の課題は、この発明により、モ
ータと、風防ガラス・ワイパーと、各拭取期間中にワイ
パーで拭き取られる風防ガラスの一部を監視するため風
防ガラス上に組み込まれ、赤外線を出射する赤外線発光
器および風防ガラスの上の被膜により変化した放出赤外
線を受光する赤外線受光器から成り、被膜が風防ガラス
の監視部分に集まるに従い値が変化する信号を発生する
光電センサと、を含む風防ガラス・ワイパー系を制御す
る方法において、下記過程、センサ信号に基づき上限と
下限で定まるデータ窓を設定し、上限シキイ値と下限シ
キイ値で決まる測定範囲をデータ窓内で設定し、モータ
が止まった時、センサ信号が測定範囲の下限シキイ値以
下なら赤外線発光器から出射する赤外線の増幅率を増加
させ、測定範囲の上限シキイ値以上なら赤外線発光器か
ら出射する赤外線の増幅率を減少させる修正を行い、モ
ータが動作する時、センサ信号がデータ窓の下限以下な
ら赤外線発光器から出射する赤外線の増幅率を増加さ
せ、データ窓の上限以上なら赤外線発光器から出射する
赤外線の増幅率を減少させる修正を行う、から成ること
によって解決されている。
【0014】この発明による他の有利な構成は、特許請
求の範囲の従属請求項に記載されている。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照し好適実施例に基づき
この発明を詳しく説明する。図1には、参照符号10を
付けた風防ガラス・ワイパー系を制御する装置のブロッ
ク図が一般的に示してある。図示のように、この装置
は、主にマイクロ制御器12,スイッチ16と協働する
クロックパルス発生器14,電流・電圧(I/V)変換
器18,位相選択整流器20およびフィルタ22で構成
されている。この装置10は参照符号24で一般的に示
す光電ユニットを含む。このユニットには、複数の赤外
線発光器26および風防ガラス34の条件を評価するた
め複数のレンズと複数の赤外線受光器30もある。赤外
線発光器26,赤外線案内部28,赤外線受光器30お
よび電子部品は車両の風防ガラス(特に図示していな
い)の内面に装備された一つの光電センサとして形成さ
れている。風防ガラス・ワイパー系はマイクロプロセッ
サで制御されるように示してあるが、この系はアナログ
および/またはデジタル・スイッチ系等でも制御でき
る。センサの表面領域は風防ガラスの一部の領域を占め
る。ここでは、センサで監視される有効センサ領域と称
する。ワイパーブレードは拭取毎に二回有効センサ領域
を通過する。つまり、一度は休止位置から離れ、一度は
休止位置へ戻る。
【0016】赤外線案内要素28の一方の側(入力側)
の赤外線発光器26にはその要素の反対側に対応する赤
外線受光器30がある。この好適実施例では、赤外線発
光器26は、米国、カルフォルニヤ、Cupertino のジー
メンス部品会社 (Siemens Components Inc.)から入手で
きる部品番号 SFH 485 Pのような赤外光放出ダイオード
(LED)である。赤外線受光器は好ましくは非線形特
性を有するもので、ジーメンス部品会社 (Siemens Comp
onents Inc.)から入手できる部品番号 SFH 205のような
赤外光ダイオードである。
【0017】図1に示すように、装置10には赤外線受
光器30とフィルタ22からの信号を処理する一対の演
算増幅器36,38もある。マイクロ制御器12は演算
増幅器38から受け取った信号を処理するので、以下で
詳しく説明するように、制御出力SAと制御入力WA
(ワイパー作動)を介して、特に図示していないワイパ
ーモータを含む車両風防ガラス・ワイパー系の動作を制
御する。
【0018】センサ装置10は、車両バッテリのような
電源への電気接続部を経由してVCCとGNDの入力端か
ら給電されている。赤外線発光器26へ供給する電流は
マイクロ制御器12の制御出力端SSEI 〜SSEN を介し
て設定される。この好適実施例では、光電装置24の赤
外線発光器26は周波数が少なくとも 2 kHzでパルス幅
変調された電圧により励起される。この変調は発光器2
6から生じる交番信号の形の信号を与え、この交番信号
は風防ガラス34の条件を評価するため、赤外線案内部
28を経由して赤外線受光器30へ供給される。赤外線
発光器26から出た光は赤外線受光器30と付属する抵
抗RL1〜RLnにより有効信号を表す電気量に変換され
る。赤外線受光器30は非線形特性を有するので、有効
信号は周囲とは異なる明かりの条件になると直線性がな
い。
【0019】このようにして発生した有効信号は、赤外
線発光器26と赤外線受光器受光器30の効率が温度に
依存するから、更に周囲温度に依存し、有効信号が改悪
される。この温度効果を補償するため、赤外線発光器の
電流源には温度補償がある。この代わりに、マイクロ制
御器12に、特に図示していない少なくとも一つのセン
サからの温度情報を使用してもよい。このセンサは、サ
ーミスタか機能がサーミスタに似た集積回路であっても
よい。そうすると、温度情報に基づきマイクロ制御器1
2により出力量が周囲の温度に無関係になるように、赤
外線発光器26の供給電流を調節できる。
【0020】更に図1を参照すれば、赤外線案内部28
から生じる光は発光信号に加えて干渉信号を含む。この
干渉信号は外乱光のような他の寄生光源の赤外光の成分
から生じている。主に、これ等の赤外光成分は赤外線受
光器30と付属する抵抗により発生し、I/V変換器1
8に供給される信号に重畳する。
【0021】I/V変換器18からの電圧信号を位相選
択整流器20で処理すると好ましい。この整流器はクロ
ック発生器14と協働し、クロック発生器14の周波数
とは異なる周波数の不正信号を抑制する。I/V変換器
18で処理する前に、赤外線受光器30からの電圧信号
はコンデンサC1 〜Cn を使用して容量的に取り出せ
る。これ等のコンデンサと整流器20は重畳している干
渉信号を受光信号から除去するように働く。フィルタ2
2は外乱光の急激な変化によるI/V変換器18の電圧
信号の変動を平滑にするように働く低域濾波特性を有す
ると有利である。フィルタ22の出力信号は最終的には
風防ガラスの付着物の目安もしくは濡れ具合となる。し
かし、受光信号に乱れ効果を与える外乱光の影響が残っ
ている。
【0022】更に図1を参照すれば、赤外線発光器26
の供給電流の制御に加えて、マイクロ制御器12は制御
出力SKを介してI/V変換器18の変換係数を制御す
る。供給電流と変換係数を制御して、この装置は大きく
異なる測定条件に自動的に順応し、風防ガラスの種類に
関係なく、風防ガラス・ワイパー系を正確に制御する。
この順応性は望ましいものである。何故なら、光電装置
24の減衰係数が使用する風防ガラスの種類、例えば透
明ガラス、不透明テープを付けない熱絶縁ガラス、ある
いは不透明テープ付き熱絶縁ガラスに依存しないからで
ある。この順応性のため、装置は自動的に最適動作範囲
に切り換わる。
【0023】この好適実施例では、赤外線発光器26の
供給電流の制御を各赤外線発光器に対して約 15 dBの範
囲、つまり約 1 dB の 16 段で別々に設定できる。I/
V変換器18の変換係数の制御も約 50 dBの範囲、つま
りそれぞれ約 10 dBの6段で設定できる。この結果、装
置10は自動順応として約1dBの段階で約 65 dBの範囲
を連続的に設定できる。得られた設定値はマイクロ制御
器12の不揮発性メモリに入れると有利であるから、順
応を更新する要請なしに、装置10を次に動作させる毎
に初期値として利用できる。設定範囲が重なるため、部
品の許容公差も補償できる。赤外線発光器26と付属す
る赤外線受光器30の間の感度をバランスさせるため、
赤外線発光器26の別々の設定機能に関連してこの重な
り範囲を更に利用する。何故なら、全信号しかI/V変
換器18で変換されないからである。このバランスは光
電装置24の発光器と受光器の各対の感度がほぼ等しく
なることを保証する。
【0024】特に、赤外線発光電流とI/V変換器18
の変換係数を制御できる能力により風防ガラスの異なっ
た種類、製作許容公差および赤外線発光器26と赤外線
受光器30の経年変化の効果、特に図示しないが、装置
10に作用するトリガ・評価電子回路の許容公差、赤外
線案内装置28の許容公差および風防ガラスの経年変化
の効果(例えば、石が当たって生じる傷)等のような効
果を補償できる。
【0025】従来の技術で適切に解決されていない問題
は、外乱光の望ましくない影響や並木に沿って運転する
時に生じる問題(即ち、明暗の作用)のような、外乱光
の条件が連続的に急激に変化することに関連している。
この急変は装置10を作動させ、風防ガラス・ワイパー
系を不注意に作動させる。これ等の望ましくない外乱光
の影響を排除するため、この発明は、図1に示すよう
に、負荷抵抗RL1,RL2,・・・RLn を使用してい
る。負荷抵抗RL1,RL2,・・・RLn での電圧降下が
風防ガラス・ワイパー系の動作と制御に対する補正量と
して使用される。この補正も、例えば外乱光の影響によ
り出力電圧を装置の干渉レベル以下に低下させないため
使用すると有利である。この好適実施例では、干渉レベ
ルはシキイ値を表し、このシキイ値を越えると、必ず信
号の変化を風防ガラス上い存在する被膜として評価す
る。
【0026】図1に最良に示すように、演算増幅器36
は負荷抵抗RL1,RL2,・・・RLn と電気的に関連し
ていて、有効信号を直線化するように負荷抵抗の電圧降
下を修正値に入れる処理をする。演算増幅器36の出力
は演算増幅器38に供給される。
【0027】演算増幅器36から出力された処理済の修
正値を受け取るのに加えて、演算増幅器38も入力値と
してフィルタ22の出力信号を受け取る。この好適実施
例では、演算増幅器38は修正値を入れて外乱光で生じ
る有効信号の変動を除去するので、マイクロ制御器12
へ供給される直線化された出力電圧が生じる。この直線
化された出力電圧は、風防ガラス・ワイパー系を制御す
るため、マイクロ制御器で利用するセンサ信号である。
従って、外乱光による有効信号への影響は効果的に除去
されている。
【0028】図2には、風防ガラス・ワイパー系を制御
するのに装置10で行われる制御の流れを示す上位の流
れ図が示してある。風防ガラスを拭く動作は一般に水分
比の値(MRV) の関数である。この値は、以下により
詳しく説明するように、その時のセンサ値と最後に求め
た百パーセント値(HPV)から算出される。図1で
は、このセンサ値は演算増幅器38からマイクロ制御器
12に入力される信号である。このHPVは「乾いた」
風防ガラスに対する最大センサ値を反映し、清浄な風防
ガラスで測定される可能な最高値とは異なる。何故な
ら、それは風防ガラスの外面にある汚れや塩分等の量に
無関係に測定されるからである。これ等の要因はセンサ
値を低下させるが、HPVを使用して水分と区別でき
る。
【0029】一般に、水分比の値を二つの動的パラメー
タ、ここでは接続シキイ値またはオン・シキイ値(TON
)および遮断シキイ値またはオフ・シキイ値 (TOFF )
と称するパラメータと比較し、風防ガラス・ワイパーの
動作・非動作を決める。この好適実施例では、これ等の
シキイ値をHPVのパーセント値で表し、以下に説明す
るように、特定な条件に基づき修正や上乗せをする。水
分比がオン・シキイ値以下になると、ワイパーは動作す
る。1回の拭取後に水分比がオフ・シキイ値以上であれ
ば、ワイパーを止める。或る付加的な条件下で、つまり
センサ値が範囲外で、しかも以下に詳しく説明するよう
に、特別なタイプの雨滴模様を検出すれば、この風防ガ
ラス・ワイパーを動作させたり止める。更に、拭取の間
の時間遅延が所定の設定時間以上になると、この装置は
間欠動作モードの間に1回の拭取動作を始める。これ
は、風防ガラス・ワイパー系を間欠モードで動作させて
いる乗物の運転者に注意を喚起させる働きをする。
【0030】図2に示すように、動作はステップ50の
初期化と共に始まる。初期化の間に適当なメモリ個所や
フラグを消去し、種々の変数を所定値に設定する。出力
部を正規状態にリセットする。図1に示すI/V変換器
18の利得を予備設定する。ステップ52では増幅率の
自動範囲設定をマイクロ制御器で行う。
【0031】図3と図4にはこの発明を使用するような
増幅度を自動範囲設定する過程を示す流れ図と増幅度の
自動範囲設定の間に利用されるデータ範囲を選択するグ
ラフとがそれぞれ示してある。この好適実施例では、放
射する光または受光する光を増幅する。LEDに供給す
る電流を、先ず自動範囲設定の間に 15 dBの最大値に調
節すると最も良い。更に増幅が必要であれば、受光する
光を約 10 dBの増分で増幅する。受光した光を増幅する
と雑音も増幅するので、S/N比を考慮して放射する光
を先ず調節する。増幅回路は図1に示すI/V変換器1
8の一部であり、二段の反転増幅器を有する。
【0032】図4には、データ範囲と増幅率の間の関係
が示してある。風防ガラスの種類の異なり、汚れ、塩
分、雨の強さの異なり等の効果を補償するため、かなり
の動的範囲がこの装置に要求される。マイクロ制御器に
入力されるセンサ値を監視し、それに応じてデータ範囲
を読取可能なレベルに維持するように利得を調節する。
図示のように、低い増幅率は透過率の高い風防ガラスに
対応し、高い増幅率は透過率の低い風防ガラスに対応す
る。風防ガラスの表面上の水分や汚れの条件に関係な
く、データ範囲を1バイト(256 個の値) の窓で表現す
るが、この窓は増幅率の値に応じて変わる。好ましい増
幅レベルは約 33 dBであり、付属する窓には可能な最大
シキイ値 (MPV) ,汚れ上部シキイ値 (UDT) およ
び汚れ下部シキイ値 (LDT) がある。MPVは清浄で
乾燥した風防ガラスに係わる信号値を表す。UDTとL
DTは増幅レベルと清浄な風防ガラスのMPVの関数で
ある。UDTはMPVより約 50 〜 60 だけ小さい値で
あり、LDTはMPVより約 100〜 120だけ小さい値で
ある。この好適実施例では自動範囲設定中に3つのシキ
イ値全てを含む増幅レベルに利得を調節する。通常の増
幅レベルは約 33 dBで、MPVは約 230の窓値を有し、
UDTは約 180の窓値を有し、LDTは約 130の窓値を
有する。MPV, UDTおよびLDTの窓値は増幅率に
より変化するが、これ等の窓値は風防ガラス上の水分や
汚れの同じ条件を表す。例えば、MPVは32 dBの増幅
率に対して約 150であり、33 dB の増幅率に対して 230
であるが、MPVは最も乾燥し最も清浄な風防ガラスに
対するセンサ値を依然として表している。
【0033】ステップ70では、マイクロ制御器は風防
ガラス・ワイパー系が動作しているか否かを判定する。
このマイクロ制御器はワイパーモータからの信号WAを
基にこの判定を行う。モータが動作してワイパーブレー
ドが休止位置を離れると、直ぐ動作する内部スイッチが
モータの中にあると好ましい。このスイッチが動作する
と、ワイパー動作信号がマイクロ制御器に導入される。
他方、ワイパーモータが止まると、ステップ72でマイ
クロ制御器はセンサ値がデータ窓の測定範囲の下限シキ
イ値(LTMR≒ 30 値) 以下であるか否かを判定す
る。センサ値がLTMR以下であれば、ステップ74で
増幅率を1dBのような所定の1増分だけ上げる。センサ
値がLTMR以上であれば、マイクロ制御器はステップ
76で信号の値がデータ窓の測定範囲の上限シキイ値
(UTMR≒ 240値) 以上か否かを判定する。センサ値
がUTMR以上なら、ステップ78で増幅率を1dBのよ
うな所定の1減分だけ下げる。ステップ74や78で一
単位の増分や減分を行った後に、ステップ80でセンサ
信号の範囲外のフラグをセットし、風防ガラス・ワイパ
ーで風防ガラスを拭いて水分を除去する。以下により詳
しく説明するように、ワイパーブレードが拭取中の最後
にセンサ作動領域を通過する毎に新しいHPVを求め
る。
【0034】更に図3によれば、モータがステップ70
で動作する(即ち、1回の拭取動作が生じる)と、制御
の流れはステップ82に飛ぶ。ここではマイクロ制御器
はワイパーが低い位置、つまり休止位置にあるか否かを
判定する。ワイパーが低い位置になければ、ステップ8
3で信号値を調べ、信号値が測定範囲外であるか否か、
およびどれだけ長くその状態にあったかを判定する。そ
の後、制御の流れと共に自動範囲設定処理を終え、図2
のブロック54に戻る。しかし、モータが動作してい
て、ワイパーが再び低い位置にあれば、マイクロ制御器
は最後の拭取からの情報を調べ(ステップ83),セン
サ値がデータ窓内にあったか否かを判定する。特に、ス
テップ84ではマイクロ制御器は信号の値がデータ窓の
下限(即ちLB=1, センサ値=0) 以下であった否か
を判定する。以下であれば、ステップ86でセンサ値が
拭取動作の間でデータ窓の外にあった全時間に比例する
値だけ増幅率を上げる。以下でなければ、ステップ88
でマイクロ制御器はセンサ値がデータ窓の上限(即ちU
B= 254, センサ値= 255) を越えていたか否かを判定
する。越えたら、マイクロ制御器はステップ90で拭取
動作の間でセンサ値がデータ窓の外にあった全時間に比
例する値だけ増幅率を下げる。
【0035】図2に示すように、増幅率の自動範囲設定
が終了すると、ステップ54でマイクロ制御器は雨滴模
様を識別する処理を行う。雨がゆっくり降り、広く散ら
ばった水滴の模様では、風防ガラスの全領域に対するセ
ンサ作動領域の大きさが大きくなる。この場合には、以
下に詳しく説明するように、拭取の適当な時間間隔を保
証するように、ワイパーブレードの推断の拭取をオン・
シキイ値に無関係に行う。
【0036】図5にはこの発明による単一雨滴模様を識
別する方法の過程を説明する流れ図が示してある。図6
a と図6b はそれぞれ単一雨滴を識別する間のセンサ値
とワイパー系の作動を表すワイパー作動信号とのグラフ
表示である。この好適実施例では、ワイパー系が間欠モ
ードで動作している期間中のみ単一雨滴識別処理に従っ
てワイパー系を制御する。センサ作動領域上の水分値レ
ベルが変わると、センサ値が変わり、つまり増加または
減少して「エッジ」となる。水分のタイプに応じてセン
サ値のエッジの形状が「硬く」か「軟らかい」になる。
順次行われる拭取動作の間の時間遅延中にマイクロ制御
器は両方のタイプのエッジを計数する。一般に、一遅延
期間中に計数される軟らかいエッジの数が同じ期間中に
計数される硬いエッジの数を圧倒的に越えていなけれ
ば、単一雨滴模様を識別できる。
【0037】図5に示すように、ステップ100でマイ
クロ制御器はワイパーが風防ガラスを拭く拭取動作中に
あるか否かあるいはワイパーが間欠遅延期間の間の休止
位置にあるか否を判定する。ワイパーが拭取動作中であ
ればマイクロ制御器はステップ101でワイパーブレー
ドがセンサ作動領域を二回目に通過したか否かを調べ
る。ワイパー系が間欠遅延期間内にあるなら、あるいは
ワイパーが休止位置に向かう途中ならマイクロ制御器は
ステップ102でセンサ値を解析してセンサ値に降下エ
ッジの存在を判定する。降下エッジがあれば、雨滴がセ
ンサ作動領域に落下していて、ステップ104でマイク
ロ制御器はエッジの形状を判定する。この好適実施例に
より、硬いエッジはセンサ値に約4デジットの減少を表
し、軟らかいエッジはセンサ値に約2〜3デジットの減
少を表し、大抵霧雨のような雨滴模様となる。一つの雨
滴による硬いエッジは図6a の点「A」に示してある。
【0038】エッジの形状に応じて、マイクロ制御器は
ステップ106または108で硬いエッジの数(EDG
HD) または軟らかいの数エッジ(EDGESFT ) をそ
れぞれ計数する。センサ値は図6a の点「A」で単一の
硬いエッジを含むので、EDGEHD=1でEDGESFT
=0である。ステップ110では、マイクロ制御器は現
在の間欠遅延期間(DELt )を前の遅延期間(DEL
t-1 )と次のように比較する。 DELt >k・DELt-1 (1) ここでkは1のような定数である。ルーチンを一回目に
通過する間にはDELtとDELt-1 が依然「0」の初
期化された値であるから、このテストは成立せず、制御
の流れは図2に戻る。
【0039】図6a の点「A」の降下エッジはセンサ値
を間欠動作モードのオン・シキイ値TIMOFF 以下の値
に低下させたので、図6b の時間t=1のような遅延期
間が終わると、ワイパーモータを作動させる。間欠モー
ドのシキイ値をHPVから計算する。ワイパーブレード
が休止位置から離れ風防ガラスを拭くに従い、水はセン
サ作動領域の上へ押し出され、図6a の点「B」に一般
的に示すセンサ信号の最初の急激な減少となる。ワイパ
ーブレードが休止位置の方へ戻ると、水はもう一度セン
サ作動領域の上へ押しやられ、図6a の点「C」に一般
的に示すセンサ信号の二回目の急激な減少となる。ワイ
パーが戻り拭取動作で作動領域を通過すると、センサ作
動領域はほぼ乾きオン・シキイ値以上の点でセンサ信号
の急激な上昇となる。図6b の点t=2ではモータは遅
延期間に等しい期間停止する。図5をもう一度参照すれ
ば、単一雨滴認識処理を再び行う時、ステップ100の
条件を満し、モータが間欠動作中に動作し、ワイパーが
二回目にセンサに達していないので、制御はステップ1
14へ飛ぶ。ステップ114では、マイクロ制御器が風
防ガラスを順次行われる拭取動作の間の前の遅延期間の
長さを求める。ステップ116では、マイクロ制御器は
以下の不等式を調べ、その結果は実際に単一雨滴模様の
存在を示す。つまり、 n・EDGEHD>EDGESFT (2) ここで、例えばn=4である。この条件が満たされてい
ないなら、水分を検出した時に次の拭取動作を始める。
ステップ120では、マイクロ制御器はエッジの計数器
を初期化する。
【0040】ステップ116の上記の条件が満たされる
と、ステップ118でマイクロ制御器は前の遅延期間に
基づき順次行われる拭取動作の間の新しい遅延期間を計
算する。しかし、検出した水分がより早い拭取動作を適
当とすれば、これを実行する。図6a と図6b から分か
るように、時点t=2とt=3の間ではセンサ値がTON
の上に留まり、センサ作動領域に落下した雨滴がないこ
とを示す。ステップ110では、図5に示すように、そ
の時の遅延時間を調べる。ステップ118で計算した遅
延時間が終われば、マイクロ制御器は拭取動作を初期化
する雨滴模様のフラグをセットする(ステップ11
2)。図6b の時点t=3では、マイクロ制御器により
モータをもう一度作動させ、風防ガラスを拭く。ワイパ
ーブレードが休止位置から離れて風防ガラスを拭くの
で、水がセンサ作動領域の上に押し出され、図6a の点
「D」に一般的に示すセンサ信号の急激な低下となる。
ワイパーブレードが休止位置に向けて戻るので、水はセ
ンサ作動領域の上にもう一度押し出され、図6a の点
「E」に一般的に示すセンサ信号の別の急激な低下とな
る。センサ信号が図6b の時点t=4でTIMOFF 以上
の点に戻ると、モータは休止位置で止まる。
【0041】図2をもう一度参照すると、ステップ56
でマイクロ制御器は感度調整処理を行う。この好適実施
例では、汚れ、塩分等が風防ガラス上にあると、風防ガ
ラス・ワイパー系の作動を遅らせ、水分を風防ガラス上
に集めることができるように、オン・シキイ値とオフ・
シキイ値を下げる。風防ガラス上の余分な水分により、
ワイパーブレードはより有効な洗浄作用を与え、風防ガ
ラスを横切る汚れの筋を減らす。一般的に、HPVを汚
れ上部シキイ値や汚れ下部シキイ値と比較して汚れを検
知する。HPVが両方のシキイ値以下に低下すれば、感
度をそれに応じて下げる。
【0042】図7には、この発明で使用する汚れの筋に
依存する感度調整用の過程の流れ図が示してある。ステ
ップ130に決めてあるように、1回目の拭取動作を終
えるとワイパー系を止めるまで感度調整処理の初期化を
引き延ばす。ステップ132では、マイクロ制御器がそ
の時のHPVを汚れ上部シキイ値UDTと比較して風防
ガラス上にある汚れを検知する。この比較はワイパーが
センサを二回通過した後に行われる。HPVがUDT以
上であれば、ステップ134でマイクロ制御器は感度レ
ベルを所定の省略時レベルにセットして制御の流れは図
2のステップ58に戻る。ステップ132の条件を満
し、HPVが汚れ上部シキイ値UDT以下なら、感度を
更に下限以下に下げることは望ましくないので、マイク
ロ制御器はセンサの感度がその下限にあるか否かを判定
する。下限以下でなければ、マイクロ制御器は系の省略
時感度レベルをHPVの約K1 %だけ下げる。ここで
は、例えばK1 %=2%である。系の感度が下限にあれ
ば、ステップ140でマイクロ制御器はその時のHPV
が汚れ下部シキイ値LDT以下であるか否かを判定す
る。HPVがLDT以下であれば、ステップ142でマ
イクロ制御器は系の感度が下限にある否かを判定する。
この結果に応じて、ステップ144でHPVの約K2 %
だけ感度を下げる。ここで、例えばK2 %=5%であ
る。
【0043】図2に示すように、ステップ56で感度調
整処理を行った後、マイクロ制御器はステップ58でワ
イパー動作開始処理を行う。一般に、水分比の測定値が
オン・シキイ値以下に低下すると、風防ガラスのワイパ
ーを動作させる。更に図8には、風防ガラス・ワイパー
を低い位置もしくは休止位置から動作させるべきか否か
を決めるステップを説明する流れ図が示してある。ステ
ップ150ではマイクロ制御器が水分比の測定値を形成
する。既に説明したように、水分比の測定値はその時の
センサ値と最後に求めたHPVから算出される。ステッ
プ152では、マイクロ制御器により比較を行い、水分
比が所定の雑音レベル(例えば 98 %)以下であるか否
かを判定する。次いで、以下の式、 TON=TDEF +k・∫Ts t(N−MRV) dt (3) に従いステップ156でオン・シキイ値を更新する。こ
こで、Nは所定の雑音レベルを表し、TDEF は省略時オ
ン・シキイ値を表す。式 (3)は水分の存在量に比例する
時間積分を表す。
【0044】図8に示すように、水分比が所定の雑音レ
ベル以下でないなら、オン・シキイ値を省略時の値から
調整する必要はない。従って、ステップ154では、
(3) 式の積分項がゼロとなり、オン・シキイ値が省略時
のレベルに留まっている、即ちTON=TDEF となるよう
なその時の時刻を表すtの値にMRVが雑音レベル以下
に低下した時刻を表す変数Ts を設定する。しかし、水
分比が雑音レベル以下で、水分の存在を示すなら、オン
・シキイ値を調整する。
【0045】更に図8では、ステップ158でマイクロ
制御器は水分比がステップ156で定めた調整済のオン
・シキイ値TON以下であるか否かを判定する。水分がセ
ンサ作動領域上に存在すれば、オン・シキイ値はやがて
はMRV以上になる。その時には、制御の流れはステッ
プ164に飛び、風防ガラス・ワイパーが1回拭取動作
する。水分比が調整済のオン・シキイ値以下でないな
ら、ステップ160でマイクロ制御器は、図5と図6で
既に説明した単一雨滴模様に基づき1回拭取動作を行う
か否かを判定する。観察した雨滴模様がステップ160
で1回拭取動作の必要を示せば、制御の流れはステップ
164に飛び、ワイパーを動作させる。そうでなけれ
ば、ステップ162でセンサ信号を解析して、センサ信
号の値が測定範囲外であるか否か(即ち 0または 255)
を調べる。センサ信号が測定範囲外であれば、ステップ
164でワイパーを1回作動させる。これは、結局、新
しいHPV,従って新しいシキイ値の決定を開始させ
る。センサの信号レベルが許されれば、制御の流れは図
2のステップ60に戻る。
【0046】図2をもう一度参照し、ステップ60で決
めたように、風防ガラス・ワイパーを動作させれば、ス
テップ62でマイクロ制御器が新しいHPVを決める。
先に説明したように、このHPVは乾いたもしくは清浄
な風防ガラスに対する最大センサ値を反映する。この好
適実施例では、ワイパーブレードが拭取動作中にセンサ
作動領域を最後に通過した後にHPVを測定する。この
時にはセンサで監視される風防ガラスの領域が既存の雨
や汚れの条件に関して最も乾燥しているか最も清浄であ
る。従って、乾いた清浄な風防ガラスは 200の最大セン
サ値であるが、乾いて汚れている風防ガラスは 150の最
大センサ値に過ぎない。HPVを周期的に調整しなけれ
ば、HPVから導くオン・シキイ値およびオフ・シキイ
値は適正な動作を妨げるであろう。例えば、オン・シキ
イ値をHPVの 95 %の値に設定することにする。200
のHPVに対してオン・シキイ値は 190である。しか
し、乾いて汚れている風防ガラスの最大センサ値は 150
に過ぎない。センサ値は必ずオン・シキイ値以下である
から、順次行われる拭取動作となるであろう。HPVを
周期的に測定すると、マイクロ制御器はどんなセンサ値
でモータを動作させるべきかを正確に確認できる。
【0047】図9には、この発明のHPVを求めるステ
ップを説明する流れ図が示してある。図10a と図10
b はそれぞれHPVを決める間の典型的なセンサ信号と
ワイパー作動信号のグラフ表示である。図9に示すよう
に、ステップ170ではマイクロ制御器は1回の拭取動
作期間、つまりワイパーブレードがセンサ作動領域を二
回通過することを表す有効滞在時間を測定する。この時
間は風防ガラス上の水や汚れの量、バッテリー電圧、車
速やワイパーブレード、モータ等の劣化により変わる。
図10a のセンサ信号の経過は拭取動作の大部分に対し
て示してある。点「F」はワイパーブレードが水をセン
サ作動領域上に押し上げ、このセンサ作動領域を通過し
た直後の時点を表す。この点では、センサ作動領域は乾
燥しているため、センサ信号が急激に増加して大体点
「G」に達する。
【0048】ステップ172では、マイクロ制御器はワ
イパーブレードが1回の拭取動作中の最後に、つまり休
止位置への戻り拭取動作で、センサ作動領域を横切るべ
き時間を決める。この時間は図10a の大体時間t=T
C のところに示してある。マイクロ制御器はモータを何
時動作させたかを知り、最後の拭取動作の期間(ワイパ
ー作動信号の実行時間)を知っているので、上記の判定
が可能である。TC が求まると、マイクロ制御器はこの
時間を大体の時間t=TC − 30 mSの下限と大体の時間
t=TC + 30 mSの上限から成る時間窓に広げる。ステ
ップ174では、マイクロ制御器がこの時間窓の間でセ
ンサ信号に急激な低下があるかどうかを解析する。図1
0a の点「H」に示すような急激な低下は休止位置へ戻
るワイパーブレードによりセンサ作動領域上に押し上げ
られた水を示す。
【0049】更に、図10a 〜10b では、急激な低下
を検知したら、ステップ176でマイクロ制御器が新し
いHPVを探す。新しいHPVを決めるため、マイクロ
制御器は新しい最大値に対する急激な低下を検知した
後、センサ値を監視する。図10a に最良に示すよう
に、センサ値はワイパーブレードがセンサ作動領域を横
切ると急激に増加し、大体時間t=TMAX で最大値とな
る。その後、このセンサ値は、例えばセンサ作動領域上
により多くの雨が存在するため減少する。
【0050】図10a に示すように、センサ値は風防ガ
ラス上の水分や汚れの量が増加すると共に減少し続け
る。センサ値と適当なシキイ値に基づきワイパーモータ
を止める。こうして、風防ガラス・ワイパー系が連続モ
ード(つまり連続する2回の拭取動作)で動作している
時にはセンサ信号が、例えばHPVの約 97 %の値であ
るTCMOFF 以下に低下する限り、ワイパー系は連続モ
ードで機能し続ける。センサ値がTCMOFF 以上なら、
ワイパーモータは止まる。この拭取方式は気まぐれなワ
イパーの振舞を最小にする。何故なら、センサ値がより
高いシキイ値以上になるためには風防ガラスの条件がむ
しろ乾燥している必要があるからである。同様に、風防
ガラス・ワイパー系が間欠モードで動作している場合、
ワイパー系はセンサ信号が、例えばHPVの約 95 %の
値であるTIMOFF 以下に低下している限り、間欠モー
ドで機能し続ける。センサ値がTIMOFF 以上に留まれ
ば、この系は連続モードで動作しないので、ワイパーモ
ータは、図10b の時間t=tOFF ように止まる。ワイ
パーモータは、時間t=tONように、作動領域上の水分
によりセンサ値がTONシキイ値以下に低下するまで動作
しない。ステップ174で降下エッジを検出せず、ワイ
パーが作動領域を横切る時間窓が終われば、ステップ1
78で制御の流れはステップ176に戻り、前に説明し
たように新しいHPVを求める。
【0051】図2に示すように、新しいHPVをステッ
プ62で求めると、マイクロ制御器はワイパー停止処理
を行い、風防ガラス・ワイパー系を停止させるか否かを
判定する。一般に、水分比が1回の拭取動作後にオフ・
シキイ値以上であると、ワイパーを止める。
【0052】図11にはワイパーを低い位置に止めるか
否かを決めるステップを説明する流れ図が示してある。
風防ガラス・ワイパー系がステップ190で決めたよう
に低い位置にある場合には、マイクロ制御器はステップ
192で、この風防ガラス・ワイパー系を連続モードで
2回以上動作させたか否かを判定する。この条件が満た
されていれば、ステップ194でマイクロ制御器は水分
比の測定値(MRV)を連続モードのオフ・シキイ値
(TCMOFF ) と比較する。MRVがTCMOFF以下で
あれば、ワイパー停止処理を終え、制御の流れは図2に
示す主ループに戻る。そこでは、上で詳しく説明したよ
うにステップ52〜62を繰り返す。オン・シキイ値と
は無関係に、ワイパーが連続モードで動作している時、
即ちTIMOFF = 96 %・HVPおよびTCMOFF = 9
7 %・HVPの場合、オフ・シキイ値は増加する。オフ
・シキイ値以上の水分比の値では、制御の流れは以下に
詳しく説明するようにステップ198に飛ぶ。
【0053】図10には、ステップ192で調べた条件
が満たされていなければ、ステップ196でマイクロ制
御器は水分比の値が間欠モードのオフ・シキイ値(TI
OFF )以下であるか否かを判定する。ステップ19
8,200と202では、それぞれマイクロ制御器が範
囲外の値に対してセンサ信号を解析し、その時の雨滴模
様がワイパー系の継続した動作を要求しているか否かを
判定し、ワイパーを基本間欠モードで動作させるか否か
を判定する。これ等の条件のどれかが満たされると、ワ
イパー停止処理を終え、制御の流れは図2の主ループへ
戻る。そこでは、上で説明したように、ステップ52〜
62を繰り返す。上記の条件が満たされないなら、マイ
クロ制御器はステップ204でワイパー系を止め、制御
の流れは図2に示すように主ループへ戻る。
【0054】上に説明したこの発明の形態は、この発明
の好適実施例であるが、当然上記の説明がこれ等の可能
な形態の全てを示していないと理解すべきである。使用
した用語が限定よりも説明のための用語であることおよ
び特許請求の範囲に従って構成されるこの発明の核心と
範囲を逸脱することなく、種々の変形が可能であること
も理解すべきである。
【0055】
【発明の効果】この発明で提唱する風防ガラス・ワイパ
ー系を制御する方法により、1.広く散らばった水滴、
細雨、長雨、雪、霧等のような種々の雨滴模様に対して
風防ガラス・ワイパー系を正確に制御できる。2.風防
ガラス上の水分と汚れの存在を区別でき、水分がある時
にワイパーで拭きとることができる。3.複数の操作シ
キイ値を設定し、条件が変化する間にワイパー系をスム
ーズに操作できる。4.風防ガラスのタイプのような条
件に無関係に、ワイパー系の機能を適正に保証する増幅
率自動設定処理により、風防ガラス・ワイパー系を制御
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の方法を実行する風防ガラス・ワイ
パー系の電子制御ユニットのブロック図、
【図2】 この発明の風防ガラス・ワイパー系を制御す
る方法の過程を示す流れ図、
【図3】 図2に示す自動範囲設定過程を説明する流れ
図、
【図4】 移動する 256ビットデータ範囲窓を示し、デ
ータ範囲選択と増幅率の間の関係のグラフ表示、
【図5】 図2に示すこの発明の単一雨滴識別過程を説
明する流れ図、
【図6】 この発明で使用する単一雨滴模様を示す典型
的なセンサ信号のグラフ表示、
【図7】 図2に示す感度調整過程を説明する流れ図、
【図8】 図2に示すワイパーの動作開始過程を説明す
る流れ図、
【図9】 図2に示すこの発明で決定された百パーセン
ト値(HPV) を説明する流れ図、
【図10】 HPVを決定する間のセンサ信号(a)お
よび付属する拭取信号(b)のグラフ表示、
【図11】 図2に示すワイパーを止める過程を説明す
る流れ図である。
【符号の説明】
10 風防ガラス・ワイパー系の制御装置 12 マイクロ制御器 14 クロックパルス発生器 16 スイッチ 18 電流電圧変換器 20 整流器 22 フィルタ 24 光電装置 26 赤外線発光器 28 赤外線案内素子 30 赤外線受光器 34 風防ガラス 36,38 演算増幅器 SSE1 〜SSEn 制御出力 MRV 水分比の値 HPV センサの最後に求めた百パーセント
値 TON ワイパーオン・シキイ値 TOFF ワイパーオフ・シキイ値 MPV 可能な最大シキイ値 UDT 汚れ上部シキイ値 LDT 汚れ下限シキイ値 UTMR センサの測定範囲の上限シキイ値 LTMR センサの測定範囲の下限シキイ値 UB データ窓の上限 LB データ窓の下限 EDGEHD 硬い信号波形エッジの数 EDGESFT 軟らかい信号波形エッジの数 DELt 間欠遅延期間 TIMOFF 間欠動作モードのオフ・シキイ値 N 所定の雑音レベル TC ワイパーブレードがセンサ作動領域
を最後に通過した時間 TMAX センサ値の最大値が生じる時間 TCMOFF 連続モードのオフ・シキイ値 TDEF 省略時のオン・シキイ値 TS ON=TDEF となる時刻を表す値
フロントページの続き (72)発明者 ユルゲン・レバース ドイツ連邦共和国、ボクーム、イム・ミ ユーレンカムプ、11 (56)参考文献 特開 平4−271944(JP,A) 国際公開92/18359(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60S 1/08

Claims (28)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風防ガラスの一部を監視してセンサ信号
    を発生するため風防ガラスに組み込まれているセンサを
    持つ車両の風防ガラス・ワイパー系を制御する方法にお
    いて、下記の過程、 風防ガラスの監視部分上の水分の存在を示すセンサ信号
    中の降下エッジの存在を検出し、 前記降下エッジの形状を識別し、所定の期間中にセンサ
    信号の降下エッジの形状と数に基づきワイパー系により
    雨滴模様を検出し、 識別した雨滴模様に基づき風防ガラス・ワイパー系を制
    御する、 から成ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 形状を識別する過程は更に風防ガラスの
    監視部分上で水分の単一雨滴を表す硬い降下エッジを識
    別する過程である請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 形状を識別する過程は更に風防ガラスの
    監視部分上で霧雨状の水分模様を表す柔らかな降下エッ
    ジを識別する過程である請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 風防ガラス・ワイパー系を制御する過程
    は更に硬い降下エッジの数が前記所定の期間中に軟らか
    な降下エッジの数より十分多いなら、風防ガラスの順次
    行われる拭取動作の間の遅延期間を決める過程である請
    求項3の方法。
  5. 【請求項5】 更に間欠モードでワイパー系を動作させ
    る過程から成り、風防ガラスの順次行われる拭取動作の
    間に可変できる遅延期間がある請求項4の方法。
  6. 【請求項6】 ワイパーと、風防ガラスの一部を監視す
    るため風防ガラスに組み込まれていて、監視部分上に水
    分や汚れが集まると値の変化する信号を発生するセンサ
    とを備え、センサ値が所定のオン・シキイ値を横切ると
    動作し、所定のオフ・シキイ値以上になると止まる、車
    両の風防ガラス・ワイパー系を制御する方法において、
    下記の過程、 監視部分に水分がない時に監視部分上の汚れの存在によ
    る可能な最大のセンサ値より小さいためワイパー系が監
    視部分上の水分と汚れの存在を区別できる第一センサ値
    を定め、 前記第一センサ値に基づき前記所定のオン・シキイ値と
    オフ・シキイ値を修正し、 修正した両方のシキイ値に基づき風防ガラス・ワイパー
    系を制御して、監視部分上の水分の存在のみでワイパー
    系が動作させることができる、 から成ることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 更にセンサ値が所定のオン・シキイ値以
    下になると、ワイパー系を少なくとも1回だけ拭取動作
    させ、前記ワイパーブレードが休止位置を離れ、風防ガ
    ラスを拭き取り、少なくとも一回風防ガラスの監視部分
    を通過する過程を有する請求項6の方法。
  8. 【請求項8】 前記ワイパーブレードが拭取動作中の最
    後に風防ガラスの監視部分を通過した後に前記第一セン
    サ値を求め、監視部分はブレードが通過した後乾燥して
    いる請求項7の方法。
  9. 【請求項9】 ワイパーと、風防ガラスの一部を監視す
    るため風防ガラスに組み込まれ、監視部分上に水分や汚
    れが集まると値の変化する信号を発生するセンサとを備
    えたものであり、センサ値が所定のオン・シキイ値を横
    切ると動作し、所定のオフ・シキイ値以上になると止ま
    る、車両の風防ガラス・ワイパー系を制御する方法にお
    いて、下記の過程、 センサ値が所定のオン・シキイ値以下に低下すると、少
    なくとも1回の拭取の間、ワイパー系を動作させ、前記
    ワイパーブレードが休止位置から離れ、風防ガラスを拭
    き、風防ガラスの監視部分を少なくとも一回通過し、 前記ワイパーブレードが拭取動作中の最後に風防ガラス
    の監視部分を通過し、前記監視部分に水分がなくなった
    後に風防ガラス・ワイパー系が監視部分上の水分と汚れ
    の存在を区別できるように、監視部分上の汚れの存在に
    よる可能な最大センサ値以下となる第一センサ値を定
    め、 第一センサ値に基づき所定のオン・シキイ値とオフ・シ
    キイ値を修正し、 修正されたシキイ値に基づきワイパー系を制御して監視
    部分上の水分の存在のみによりワイパー系を動作させ
    る、 から成ることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 ワイパーと、風防ガラスの一部を監視
    するため風防ガラスに組み込まれ、監視部分上に水分や
    汚れが集まると値の変化する信号を発生するセンサとを
    備え、センサ値が所定のオン・シキイ値を横切ると動作
    し、所定のオフ・シキイ値以上になると止まる、車両の
    風防ガラス・ワイパー系を制御する方法において、下記
    の過程、 センサ信号に基づき風防ガラス・ワイパー系の動作を開
    始させるオン・シキイ値TONを定め、 センサ信号に基づき風防ガラスを横切るワイパーの順次
    行われる拭取動作が所定の時間遅延で分離されている間
    欠動作モードで風防ガラス・ワイパー系の動作を停止さ
    せる第一オフ・シキイ値TIMOFF を定め、 センサ信号に基づき風防ガラスを横切るワイパーの順次
    行われる拭取動作が所定の時間遅延で分離されていない
    連続動作モードで風防ガラス・ワイパー系の動作を停止
    させる第二オフ・シキイ値TCMOFF を定める、 から成ることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 第一オフ・シキイ値は前記オン・シキ
    イ値より大きい請求項10の方法。
  12. 【請求項12】 第二オフ・シキイ値は第一オフ・シキ
    イ値より大きい請求項10の方法。
  13. 【請求項13】 更にセンサ値が第二オフ・シキイ値以
    上でもワイパー系が付加的な拭取動作中に動作するよう
    に、連続動作モードの後に風防ガラス・ワイパー系の動
    作を維持する過程がある請求項10の方法。
  14. 【請求項14】 更にセンサ信号に基づき風防ガラス上
    の被膜の存在を示す所定値を有する干渉シキイ値を決め
    る過程がある請求項10の方法。
  15. 【請求項15】 オン・シキイ値は可変量で、更にセン
    サ信号が干渉シキイ値以下になると、最初の値から所定
    の間隔でオン・シキイ値を増加させる過程がある請求項
    14の方法。
  16. 【請求項16】 更にセンサ信号が干渉レベル以下であ
    るが、オン・シキイ値以上である期間に基づき変わる割
    合でオン・シキイ値を増加させる過程がある請求項15
    の方法。
  17. 【請求項17】 更に干渉シキイ値以下に低下した後、
    特定な期間内でセンサ信号が再び干渉シキイ値以上にな
    ると、オン・シキイ値を最初の値に減少させる過程があ
    る請求項16の方法。
  18. 【請求項18】 オン・シキイ値は最適に清浄な風防ガ
    ラスによるセンサ信号の値の約 93 %である請求項10
    の方法。
  19. 【請求項19】 第一オフ・シキイ値は清浄な風防ガラ
    スによるセンサ信号の値の約 95 %である請求項10の
    方法。
  20. 【請求項20】 第二オフ・シキイ値は最適に清浄な風
    防ガラスによるセンサ信号の値の約 97 %である請求項
    10の方法。
  21. 【請求項21】 干渉シキイ値は最適に清浄な風防ガラ
    スによるセンサ信号の値の約 98 %である請求項14の
    方法。
  22. 【請求項22】 モータと、風防ガラス・ワイパーと、
    各拭取動作期間中にワイパーで拭き取られる風防ガラス
    の一部を監視するため風防ガラス上に組み込まれ、赤外
    線を出射する赤外線発光器および風防ガラスの上の被膜
    により変化した放出赤外線を受光する赤外線受光器から
    成り、被膜が風防ガラスの監視部分に集まるに従い値が
    変化する信号を発生する光電センサと、を含む風防ガラ
    ス・ワイパー系を制御する方法において、下記過程、 センサ信号に基づき上限と下限で定まるデータ窓を設定
    し、 上限シキイ値と下限シキイ値で定まる測定範囲をデータ
    窓内で設定し、 センサ信号が測定範囲の下限シキイ値以下なら赤外線発
    光器から出射される赤外線の増幅率を増加させ、測定範
    囲の上限シキイ値以上なら赤外線発光器から出射される
    赤外線の増幅率を減少させる修正を行う、 から成ることを特徴とする方法。
  23. 【請求項23】 修正過程は赤外線受光器で受光される
    赤外線を増幅することを含む請求項22の方法。
  24. 【請求項24】 修正過程はモータを止めた時に完了す
    る請求項22の方法。
  25. 【請求項25】 モータと、風防ガラス・ワイパーと、
    各拭取動作期間中にワイパーで拭き取られる風防ガラス
    の一部を監視するため風防ガラス上に組み込まれ、赤外
    線を出射する赤外線発光器および風防ガラスの上の被膜
    により変化した放出赤外線を受光する赤外線受光器から
    成り、被膜が風防ガラスの監視部分に集まるに従い値が
    変化する信号を発生する光電センサと、を含む風防ガラ
    ス・ワイパー系を制御する方法において、下記過程、 センサ信号に基づき上限と下限で定まるデータ窓を設定
    し、 センサ信号がデータ窓の下限値以下なら赤外線発光器か
    ら出射する赤外線の増幅率を増加させ、データ窓の上限
    値以上なら赤外線発光器から出射する赤外線の増幅率を
    減少させる修正を行う、 から成ることを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 修正過程は赤外線受光器で受光される
    赤外線を増幅することを含む請求項25の方法。
  27. 【請求項27】 修正過程はモータが動作すると完了す
    る請求項25の方法。
  28. 【請求項28】 モータと、風防ガラス・ワイパーと、
    各拭取期間中にワイパーで拭き取られる風防ガラスの一
    部を監視するため風防ガラス上に組み込まれ、赤外線を
    出射する赤外線発光器および風防ガラスの上の被膜によ
    り変化した放出赤外線を受光する赤外線受光器から成
    り、被膜が風防ガラスの監視部分に集まるに従い値が変
    化する信号を発生する光電センサと、を含む風防ガラス
    ・ワイパー系を制御する方法において、下記過程、 センサ信号に基づき上限と下限で定まるデータ窓を設定
    し、 上限シキイ値と下限シキイ値で決まる測定範囲をデータ
    窓内で設定し、 モータが止まった時、センサ信号が測定範囲の下限シキ
    イ値以下なら赤外線発光器から出射する赤外線の増幅率
    を増加させ、測定範囲の上限シキイ値以上なら赤外線発
    光器から出射する赤外線の増幅率を減少させる修正を行
    い、 モータが動作する時、センサ信号がデータ窓の下限以下
    なら赤外線発光器から出射する赤外線の増幅率を増加さ
    せ、データ窓の上限以上なら赤外線発光器から出射する
    赤外線の増幅率を減少させる修正を行う、 から成ることを特徴とする方法。 【0001】
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