JP3065884B2 - 掃除口付き二層管継手 - Google Patents
掃除口付き二層管継手Info
- Publication number
- JP3065884B2 JP3065884B2 JP6078960A JP7896094A JP3065884B2 JP 3065884 B2 JP3065884 B2 JP 3065884B2 JP 6078960 A JP6078960 A JP 6078960A JP 7896094 A JP7896094 A JP 7896094A JP 3065884 B2 JP3065884 B2 JP 3065884B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- joint
- cap
- double
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L39/00—Joints or fittings for double-walled or multi-channel pipes or pipe assemblies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は管内を排水経路とする内
管と、該内管の外周側を外管で覆って内管と外管との間
に通気経路を設けた二層管を接続すると共に、内管内を
簡単に清掃できる掃除口付き二層管継手に関する。
管と、該内管の外周側を外管で覆って内管と外管との間
に通気経路を設けた二層管を接続すると共に、内管内を
簡単に清掃できる掃除口付き二層管継手に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、アパート、マンション等の高層住
宅では、図２に部分縦断面図で示した如く各階のトイ
レ、浴槽等の排水機器Ａを横引き管Ｂで集合管Ｃに接続
し、該集合管Ｃの上下のスリーブに二層管Ｄの上流側と
下流側の端部を接続した排水システムが採用されてい
る。
宅では、図２に部分縦断面図で示した如く各階のトイ
レ、浴槽等の排水機器Ａを横引き管Ｂで集合管Ｃに接続
し、該集合管Ｃの上下のスリーブに二層管Ｄの上流側と
下流側の端部を接続した排水システムが採用されてい
る。
【０００３】前記二層管Ｄは、管内を排水経路とする内
管１の外周側を外管２で覆って内管１と外管２との間に
通気経路を設けたものであって、該通気経路の上端は大
気に開放されている。また、集合管Ｃは内集合管Ｃ１の
外周側を外集合管Ｃ２で覆って内外の集合管Ｃ１，Ｃ２
の間に通気経路を設けたものであって、内集合管Ｃ１の
内部は前記通気経路を介して常に大気圧に維持されてい
る。このため、横引き管Ｂから集合管Ｃ内に流入した排
水は、内集合管Ｃ１の内周壁に沿って旋回しつつ下流側
の内管１内にスムーズに落下するようになっている。
管１の外周側を外管２で覆って内管１と外管２との間に
通気経路を設けたものであって、該通気経路の上端は大
気に開放されている。また、集合管Ｃは内集合管Ｃ１の
外周側を外集合管Ｃ２で覆って内外の集合管Ｃ１，Ｃ２
の間に通気経路を設けたものであって、内集合管Ｃ１の
内部は前記通気経路を介して常に大気圧に維持されてい
る。このため、横引き管Ｂから集合管Ｃ内に流入した排
水は、内集合管Ｃ１の内周壁に沿って旋回しつつ下流側
の内管１内にスムーズに落下するようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この二層管
の排水システムは、排水が流れる内管１の内面に汚物等
が付着して通水不良が生じることがあるため、定期的に
あるいは随時に管内の清掃が行なわれている。しかしな
がら、この二層管Ｄは内管１の外周側が外管２で覆われ
ていため、内管１内の清掃作業が簡単に行えないという
問題があった。
の排水システムは、排水が流れる内管１の内面に汚物等
が付着して通水不良が生じることがあるため、定期的に
あるいは随時に管内の清掃が行なわれている。しかしな
がら、この二層管Ｄは内管１の外周側が外管２で覆われ
ていため、内管１内の清掃作業が簡単に行えないという
問題があった。
【０００５】本発明はかかる課題を解決したものであっ
て、二層管を簡単に接続できると共に、排水が流れる内
管内を簡単に清掃できる掃除口付き二層管継手を提供す
るものである。
て、二層管を簡単に接続できると共に、排水が流れる内
管内を簡単に清掃できる掃除口付き二層管継手を提供す
るものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の二層管継手は、
管内を排水経路とする内管と、該内管の外周側を外管で
覆って内管と外管との間に通気経路を設けた二層管を接
続する管継手であって、前記内管の上流側と下流側のそ
れぞれの端部が接続される内継手と、外管の上流側と下
流側のそれぞれの端部が接続される外継手と、キャップ
とからなり、前記内継手の側壁に設けた貫通孔を囲繞し
て枝管を突設すると共に該枝管の先端を外継手の側壁に
設けた貫通孔に臨ませ、また前記枝管にキャップを着脱
自在に嵌挿すると共に該キャップのフランジをビス等で
外継手の側壁に固定したことを特徴とする。
管内を排水経路とする内管と、該内管の外周側を外管で
覆って内管と外管との間に通気経路を設けた二層管を接
続する管継手であって、前記内管の上流側と下流側のそ
れぞれの端部が接続される内継手と、外管の上流側と下
流側のそれぞれの端部が接続される外継手と、キャップ
とからなり、前記内継手の側壁に設けた貫通孔を囲繞し
て枝管を突設すると共に該枝管の先端を外継手の側壁に
設けた貫通孔に臨ませ、また前記枝管にキャップを着脱
自在に嵌挿すると共に該キャップのフランジをビス等で
外継手の側壁に固定したことを特徴とする。
【０００７】
【作用】上記の構成からなるので、二層管の上流側と下
流側のそれぞれの端部を管継手に接続でき、枝管からキ
ャップを取り外すだけで、内管内の清掃が行なえる。
流側のそれぞれの端部を管継手に接続でき、枝管からキ
ャップを取り外すだけで、内管内の清掃が行なえる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にて詳細に説明
する。図１は本発明の一実施例を示す掃除口付き二層管
継手の縦断面図であって、図中１は塩化ビニル樹脂等の
合成樹脂からなる内管、２は鋼管、鋳鉄管等の耐火性を
有する外管、３は前記内管１と同様に合成樹脂からなる
内継手、４は外管２と同様に耐火性を有する金属等から
なる外継手、５はキャップである。
する。図１は本発明の一実施例を示す掃除口付き二層管
継手の縦断面図であって、図中１は塩化ビニル樹脂等の
合成樹脂からなる内管、２は鋼管、鋳鉄管等の耐火性を
有する外管、３は前記内管１と同様に合成樹脂からなる
内継手、４は外管２と同様に耐火性を有する金属等から
なる外継手、５はキャップである。
【０００９】内管１は管内を排水経路とするものであっ
て、該内管１の外周側が外管２で同芯状に覆われてお
り、内管１と外管２との間に通気経路が形成されてい
る。この二層管Ｄの上流側と下流側のそれぞれの端部は
内継手３と外継手４を介して接続されるものであって、
内継手３の上端部には上流側の内管１の端部が嵌挿され
る受口３１が設けられており、その下端部は下流側の内
管１の端部に設けた受口に嵌挿される差口３２となって
いる。また、外継手４の両端部には受口４１が設けられ
ており、それぞれの受口４１に外管２の上流側と下流側
のそれぞれの端部がゴムパッキンを介して伸縮自在に嵌
挿できるようになっている。
て、該内管１の外周側が外管２で同芯状に覆われてお
り、内管１と外管２との間に通気経路が形成されてい
る。この二層管Ｄの上流側と下流側のそれぞれの端部は
内継手３と外継手４を介して接続されるものであって、
内継手３の上端部には上流側の内管１の端部が嵌挿され
る受口３１が設けられており、その下端部は下流側の内
管１の端部に設けた受口に嵌挿される差口３２となって
いる。また、外継手４の両端部には受口４１が設けられ
ており、それぞれの受口４１に外管２の上流側と下流側
のそれぞれの端部がゴムパッキンを介して伸縮自在に嵌
挿できるようになっている。
【００１０】前記内継手３と外継手４は同芯状に配設さ
れており、それぞれの側壁にはほぼ同径の貫通孔３３，
４２が同芯状に設けられている。また、内継手３の貫通
孔３３を囲繞して側壁から枝管３４が突出しており、該
枝管３４の先端が外継手４の側壁に設けた貫通孔４２に
内接している。一方、外継手４の貫通孔４２の周囲に複
数のねじ孔４３が設けられており、後述するキャップ５
を固定する際に前記ねじ孔４３にビス、ボルト等のねじ
部材６を螺合できるようになっている。
れており、それぞれの側壁にはほぼ同径の貫通孔３３，
４２が同芯状に設けられている。また、内継手３の貫通
孔３３を囲繞して側壁から枝管３４が突出しており、該
枝管３４の先端が外継手４の側壁に設けた貫通孔４２に
内接している。一方、外継手４の貫通孔４２の周囲に複
数のねじ孔４３が設けられており、後述するキャップ５
を固定する際に前記ねじ孔４３にビス、ボルト等のねじ
部材６を螺合できるようになっている。
【００１１】キャップ５は本体部５１の一端側にフンン
ジ５２を突設したものであって、本体部５１の他端部は
底壁５３で閉塞されている。底壁５３は内管１の内径と
ほぼ等しい曲率の円弧面に形成されており、キャップ５
を前記枝管３４に嵌挿したとき、底壁５３と内管１の内
周面とが連続した円筒面となるように形成されている。
また、本体部５１の外周面には環状溝が設けられてお
り、該溝に装着したゴムパッキン５４が枝管３４の内周
面と水密的に圧接するようになっている。一方、フンン
ジ５２には外継手４の側壁に設けたねじ孔４３と対応す
る位置に貫通孔５２１が設けられており、その外表面が
耐火部材５５で被覆されている。
ジ５２を突設したものであって、本体部５１の他端部は
底壁５３で閉塞されている。底壁５３は内管１の内径と
ほぼ等しい曲率の円弧面に形成されており、キャップ５
を前記枝管３４に嵌挿したとき、底壁５３と内管１の内
周面とが連続した円筒面となるように形成されている。
また、本体部５１の外周面には環状溝が設けられてお
り、該溝に装着したゴムパッキン５４が枝管３４の内周
面と水密的に圧接するようになっている。一方、フンン
ジ５２には外継手４の側壁に設けたねじ孔４３と対応す
る位置に貫通孔５２１が設けられており、その外表面が
耐火部材５５で被覆されている。
【００１２】この管継手を用いて二層管の配管施工を行
なう場合、内継手３の上端部に設けた受口３１に上流側
の内管１の端部を嵌挿し、下端部の差口３２を下流側の
内管１の端部に設けた受口に嵌挿する。また、外継手４
の両端部に設けた受口４１に外管２の上流側と下流側の
それぞれの端部を嵌挿する。そして、枝管３４にキャッ
プ５の本体部５１を嵌挿し、外継手４のねじ孔４３にビ
ス、ボルト等のねじ部材６を螺合すると施工が完了す
る。排水が流れる内管１の内面に汚物等が付着して通水
不良が生じたり、定期的に管内を清掃する場合、前記キ
ャップ５を取り外すだけで内管１内を簡単に清掃するこ
とができる。
なう場合、内継手３の上端部に設けた受口３１に上流側
の内管１の端部を嵌挿し、下端部の差口３２を下流側の
内管１の端部に設けた受口に嵌挿する。また、外継手４
の両端部に設けた受口４１に外管２の上流側と下流側の
それぞれの端部を嵌挿する。そして、枝管３４にキャッ
プ５の本体部５１を嵌挿し、外継手４のねじ孔４３にビ
ス、ボルト等のねじ部材６を螺合すると施工が完了す
る。排水が流れる内管１の内面に汚物等が付着して通水
不良が生じたり、定期的に管内を清掃する場合、前記キ
ャップ５を取り外すだけで内管１内を簡単に清掃するこ
とができる。
【００１３】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の管継手は二
層管の上流側と下流側のそれぞれの端部を内継手及び外
継手に接続するだけでよいので、配管施工が簡単に行な
える。また、排水が流れる内管の内面に汚物等が付着し
て通水不良が生じたとき、キャップを取り外すだけで内
管内の清掃が行なえるので、清掃作業が極めて簡単に行
なえる。
層管の上流側と下流側のそれぞれの端部を内継手及び外
継手に接続するだけでよいので、配管施工が簡単に行な
える。また、排水が流れる内管の内面に汚物等が付着し
て通水不良が生じたとき、キャップを取り外すだけで内
管内の清掃が行なえるので、清掃作業が極めて簡単に行
なえる。
【図１】図１は本発明の一実施例を示す掃除口付き二層
管継手の縦断面図である。
管継手の縦断面図である。
【図２】図２は二層管排水システムの概略を示す部分縦
断面図である。
断面図である。
１ 内管 ２ 外管 ３ 内継手 ４ 外継手 ５ キャップ ６ ビス等のねじ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平６−117001（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−82771（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−11131（ＪＰ，Ａ) 実開 平３−39692（ＪＰ，Ｕ) 特公 平４−68515（ＪＰ，Ｂ２) 実公 平４−44954（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭60−8230（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F16L 39/00 - 39/04 E03C 1/12 - 1/33 F16L 45/00
Claims (1)
- 【請求項１】 管内を排水経路とする内管（１）と、該
内管（１）の外周側を外管（２）で覆って内管（１）と
外管（２）との間に通気経路を設けた二層管（Ｄ）を接
続する管継手であって、前記内管（１）の上流側と下流
側のそれぞれの端部が接続される内継手（３）と、外管
（２）の上流側と下流側のそれぞれの端部が接続される
外継手（４）と、キャップ（５）とからなり、内継手
（３）の側壁に設けた貫通孔（３３）を囲繞して枝管
（３４）を突設すると共に該枝管（３４）の先端を外継
手（４）の側壁に設けた貫通孔（４２）に臨ませ、また
前記枝管（３４）にキャップ（５）を着脱自在に嵌挿す
ると共に、該キャップ（５）のフランジ（５２）をビス
等のねじ部材（６）で外継手（４）の側壁に固定したこ
とを特徴とする掃除口付き二層管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6078960A JP3065884B2 (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 掃除口付き二層管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6078960A JP3065884B2 (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 掃除口付き二層管継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07286691A JPH07286691A (ja) | 1995-10-31 |
| JP3065884B2 true JP3065884B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=13676466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6078960A Expired - Fee Related JP3065884B2 (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 掃除口付き二層管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3065884B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018134437A1 (en) * | 2017-01-23 | 2018-07-26 | Eltronic A/S | A process unit for hazardous material |
| KR102436940B1 (ko) * | 2017-07-12 | 2022-08-29 | 서울바이오시스 주식회사 | 유체 처리 장치 |
| CN114704700B (zh) * | 2022-01-27 | 2024-03-12 | 昆明中天达玻璃钢开发有限公司 | 一种玻璃钢管道法兰口连接结构 |
-
1994
- 1994-04-18 JP JP6078960A patent/JP3065884B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07286691A (ja) | 1995-10-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |