JP3060448B2 - 座標測定機の測定範囲制御方法及びミスカウント検出方法 - Google Patents

座標測定機の測定範囲制御方法及びミスカウント検出方法

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JP3060448B2
JP3060448B2 JP5062135A JP6213593A JP3060448B2 JP 3060448 B2 JP3060448 B2 JP 3060448B2 JP 5062135 A JP5062135 A JP 5062135A JP 6213593 A JP6213593 A JP 6213593A JP 3060448 B2 JP3060448 B2 JP 3060448B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は座標測定機の測定範囲
制御方法及びミスカウント検出方法に係り、特にキャリ
ッジを介してプローブが移動自在に設けられた移動ガイ
ドの両端部にプローブの測定範囲を規制する第1、第2
検出手段が設けられた座標測定機に適用される座標測定
機の測定範囲制御方法及びミスカウント検出方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4に示す三次元座標測定機10はX、
Y、Zキャリッジ12、14、16を有していて、Xキ
ャリッジ12はYキャリッジ14の上端部に設けれてい
るX軸ガイド18に移動自在に設けられている。また、
Yキャリッジ14は測定テーブル20の側部に設けられ
ているY軸ガイド22に移動自在に設けられている。さ
らに、Zキャリッジ16はZ軸ガイド17を介してXキ
ャリッジ12に移動自在に設けられている。Z軸ガイド
17はXキャリッジ12に取り付けられている。そし
て、Zキャリッジ16の下端部にはプローブ24が設け
られている。従って、プローブ24をX、Y、Z軸方向
に移動してワークの形状等を測定することができる。
【0003】このように構成された三次元座標測定機1
0のX、Y、Z軸ガイドの両端部にはそれぞれ第1、第
2のリッミトスイッチ(以下、第1LS、第2LSと称
す)が設けられていて、第1LSはソフトウェアでキャ
リッジを減速制御し、第2LSはハードウェアでキャリ
ッジを減速制御する。これにより、ソフトウェアの誤動
作で第1LSの制御が働かない場合にハードウェアの第
2LSでキャリッジを確実に減速制御することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、第1LSと第
2LS間の距離は、最高速度で移動中のキャリッジが第
1LSを検出して急速停止した時の惰走距離より長く設
定されていて、第1LSと第2LS間の領域は測定無効
に設定されている。従って、キャリッジが測定領域から
第1LSを超えて移動すると、キャリッジの移動が継続
してプローブが測定物を検出した場合でも第1LSによ
り急速停止するので測定無効と判断される。従って、測
定テーブルの領域を有効に活用していないという問題が
ある。
【0005】一方、第1LSがソフトウェアによってス
ケールカウンタの値で設定されている場合、キャリッジ
の移動中のスケールカウンタの値が所定値になった時、
第1LSを検出したと判断してキャリッジを減速制御す
る。従って、スケールカウンタがミスカウントすると、
キャリッジが実際に第1LSとして設定されている位置
に到達する前に急速停止するという問題がある。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、測定テーブルの測定領域を有効に活用し、か
つ、スケールカウンタのミスカウントを防止することが
できる座標測定機の測定範囲制御方法及びミスカウント
検出方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する為に、キャリッジを介してプローブが移動自在に
設けられた移動ガイドの両端部に前記プローブを検出す
る第1検出手段、第2検出手段を設け、前記第1検出手
段は、ソフトウェアでキャリッジを減速制御し、前記第
2検出手段は、ソフトウェアの誤動作で前記第1検出手
段が働かない場合にハードウェアにより減速制御し、
記プローブを予め設定された目標点に基づいて移動して
被測定物の形状等を測定する座標測定機に適用される座
標測定機の測定範囲制御方法において、移動中の前記プ
ローブが第1検出手段を超えて移動する際に前記第1検
出手段の検出位置からプローブの目標点までの残距離
と、前記稼動距離とを比較し、前記残距離が稼動距離よ
り小さい場合前記プローブによる測定を継続し、前記残
距離が稼動距離より大きい場合前記プローブを急速停止
することを特徴とする。
【0008】また、本発明は、前記目的を達成する為
に、手動測定等で位置決め目標点が設定されない場合、
移動中の前記プローブが前記第1検出手段を超えて移動
する際に前記第1検出手段を検出後、その時点の位置の
移動速度で前記プローブを急速停止した時の移動距離
と、前記稼動距離とを前記プローブの制御サイクル毎に
逐次比較し、前記移動距離が稼動距離より小さい場合前
記プローブによる測定を継続し、前記移動距離が稼動距
離より大きい場合前記プローブを急速停止することを特
徴とする。
【0009】さらに、本発明は、前記目的を達成する為
に、前記プローブが前記第1検出手段で検出された時の
スケールカウンタ値と前記第1検出手段が設けられてい
る位置のスケール値とを比較し、前記スケールカウンタ
値とスケール値との差が所定値未満の場合、前記スケー
ルカウンタ値が正規のカウントであると判断し、前記ス
ケールカウンタ値とスケール値との差が前記所定値以上
の場合、前記スケールカウンタ値がミスカウントである
と判断することを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、移動中のプローブが前記第1
検出手段を超えて移動する際に第1検出手段の検出位置
からプローブの目標点までの残距離と、最高速度で移動
中のプローブが第1検出手段を超えて移動する際に第1
検出手段を検出してから急速停止するまでの稼動距離と
を比較する。そして、残距離が稼動距離より小さい場合
プローブによる測定を継続し、残距離が稼動距離より大
きい場合プローブを急速停止する。
【0011】また、本発明によれば、移動中のプローブ
が第1検出手段を超えて移動する際に第1検出手段を検
出後、その時点の位置の移動速度でプローブを急速停止
した時の移動距離と、最高速度で移動中のプローブが第
1検出手段を超えて移動する際に第1検出手段を検出し
てから急速停止するまでの稼動距離とをプローブの制御
サイクル毎に逐次比較する。そして、移動距離が稼動距
離より小さい場合プローブによる測定を継続し、移動距
離が稼動距離より大きい場合プローブを急速停止する。
さらに、本発明によれば、プローブが第1検出手段で検
出された時のスケールカウンタ値と第1検出手段が設け
られている位置のスケール値とを比較する。そして、ス
ケールカウンタ値とスケール値との差が所定値未満の場
合、スケールカウンタ値が正規のカウントであると判断
して、スケールカウンタ値とスケール値との差が所定値
以上の場合、スケールカウンタ値がミスカウントである
と判断する。
【0012】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る座標測定
機の測定範囲制御方法及びミスカウント検出方法につい
て詳説する。図1には座標測定機の要部拡大図が示され
ている。同図に示すように移動ガイド(X、Y、Z軸ガ
イド等)30は両端部にハードウェアセンサが使用され
た第1リミットスイッチ(第1LS)30A、第2リミ
ットスイッチ(第2LS)30Bが設けられている。第
1LS30Aと第2LS30B間(以下、リミット範囲
と称す。)の間隔Lは、キャリッジ32が最高速度で移
動中に第1LS30Aを検出して急速停止した場合の惰
走距離(稼動距離)LORに予備距離LY を加えて設定さ
れている(L=LOR+LY )。尚、従来使用されていた
ソフトウェアタイプの第1LS(以下、第1ソフトLS
と称す)が第1LS30Aと併用されている。
【0013】キャリッジ32は移動ガイド30に移動自
在に支持されていて、かつ、プーリ34A、34Bに張
設されているベルト36に連結されている。プーリ34
Aには駆動源38が連結されていて、駆動源38はモー
タドライバ40と制御部48を介してジョイスティック
42やCPU44に接続されている。従って、ジョイス
ティック42やCPU44からキャリッジ32の操作信
号を制御部48を介してモータドライバ40に入力する
と、駆動源38を介してプーリ34Aが駆動する。これ
により、キャリッジ32が移動ガイド30に沿って移動
する。
【0014】また、キャリッジ32にはプローブ32B
及び読取り部32Aが設けられている。読取り部32A
はキャリッジ32が移動すると移動ガイド30に設けら
れているスケールカウンタ46を読み取る。この場合、
読取り部32Aが読み取るスケールカウンタ46のカウ
ンタ値はプローブ32Bの移動量を示す。読取り部32
Aで読み取られたスケールカウンタ46値は制御部48
に入力される。さらに、制御部48には第1LS30A
と第2LS30Bから、キャリッジ32の検知信号が入
力される。
【0015】制御部48は、第1LS30Aが検出され
た時に読取り部32Aが読み取ったスケールカウンタ4
6の座標値をLPOS (図3、図4参照)として記憶す
る。このLPOS はX、Y、Z軸の各軸毎に持ち、第1L
S30Aを検出する毎に新たな座標値に更新する。ま
た、制御部48は稼動距離LOR(図3、図4参照)を次
式(1)に基づいて算出する。
【0016】 LOR=(1/2)・(VMAX 2 /αDN) …(1) 但し、VMAX :キャリッジ32の最大駆動速度 αDN :キャリッジ32の急減速加速度 ここで、上述したようにリミット範囲の間隔Lは、キャ
リッジ32が最高速度で移動中に第1LS30Aを検出
して急速停止した場合の惰走距離(稼動距離)L ORに予
備距離LY を加えた距離が機械的に設定されている(L
=LOR+LY )。
【0017】さらに、CPU44を使用して自動運転で
位置決め運転する場合、制御部48は、移動中のキャリ
ッジ32が第1LS30Aを検出すると、LPOS からキ
ャリッジ32の目標点までの残り距離(以下、残距離と
称す)LR を算出する(図2参照)。そして、制御部4
8は残距離LR と稼動距離LORとを比較して、LR <L
ORの場合キャリッジ32を継続して移動し、LR ≧LOR
の場合キャリッジ32を減速急停止する。また、制御部
48は、リミット範囲内に停止しているキャリッジ32
を第2LS30B方向の目標点へ移動するようにCPU
44から指令された場合、LPOS から目標点までの距離
M を算出する(図2参照)。制御部48はLPOS から
目標点までの距離LM と稼動距離LORとを比較して、L
M <LORの場合キャリッジ32を移動し、LM ≧LOR
場合キャリッジ32を移動させない。
【0018】また、ジョイスティック42を使用した手
動運転や、CPU44を使用した自動運転でベクトル運
転する場合、制御部48は、キャリッジ32の移動中に
第1LS30Aを検出すると、モータコントロールサイ
クル毎にキャリッジ32の減速急停止距離LDN(図3参
照)を計算し、減速急停止距離LDNに基づいてLPOS
らのトータル距離を算出してその時点におけるキャリッ
ジ32の移動速度の1サイクル分の惰走距離を加えた距
離LT (図3参照)を求める。そして、制御部48はL
T とLORとを比較して、LT <LORの場合キャリッジ3
2を継続して移動し、LT ≧LORの場合キャリッジ32
を減速急停止する。
【0019】さらに、従来使用されていた第1ソフトL
Sを第1LS30Aと併用しているので、制御部48
は、第1LS30Aを検出した時のスケールカウンタ値
と、第1ソフトLSのスケールカウンタ値と照合して、
互いのカウンタ値に所定値以上の差がある場合ミスカウ
ントエラーと判断する。そして、制御部48はキャリッ
ジ32がリミット範囲にいて電源が起動された場合に、
改めて第1LS30Aを検出した時点で新たなLPOS
セットする。
【0020】このように構成された本発明に係る座標測
定機の測定範囲制御方法及びミスカウント検出方法を説
明する。先ず、CPU44を使用して自動運転で位置決
め運転する場合について図2に基づいて説明する。キャ
リッジ32が測定範囲内を移動中に第1LS30Aを検
出すると、検出位置からキャリッジ32の目標点までの
残距離LR と稼動距離L ORとを比較する。比較結果がL
R <LORの場合キャリッジ32は継続して移動し、LR
≧LORの場合キャリッジ32は減速急停止する。
【0021】また、リミット範囲内に停止しているキャ
リッジ32を第2LS30B方向の目標点へ移動するよ
うにCPU44から指令されると、LPOS から目標点ま
での距離LM と稼動距離LORとを比較する。比較結果が
M <LORの場合キャリッジ32は移動を開始し、LM
≧LORの場合キャリッジ32は移動しない。さらに、リ
ミット範囲内に停止しているキャリッジ32を第1LS
30A方向の目標点へ移動するようにCPU44から指
令されると、キャリッジ32は移動を開始する。
【0022】次に、ジョイスティック42を使用して手
動運転する場合について図3に基づいて説明する。キャ
リッジ32が測定範囲内を移動中に第1LS30Aを検
出すると、モータコントロールサイクル毎にキャリッジ
32の減速急停止距離LDNを計算して、LPOS からのト
ータル距離にその時点におけるキャリッジ32の移動速
度の1サイクル分の惰走距離を加えた距離LT と、稼動
距離LORとを比較する。比較結果がLT <LORの場合キ
ャリッジ32は継続して移動し、LT ≧LORの場合キャ
リッジ32は減速急停止する。
【0023】また、リミット範囲内に停止しているキャ
リッジ32を第2LS30Bの方向へ移動するようにジ
ョイスティック42から指令されると、キャリッジ32
の移動又は停止の判断は上述した判断方法と同様に行わ
れる。すなわち、LT <LORの場合キャリッジ32は継
続して移動し、LT ≧LORの場合キャリッジ32は減速
急停止する。さらに、リミット範囲内に停止しているキ
ャリッジ32を第1LS30Aの方向へ移動するように
ジョイスティック42から指令されると、キャリッジ3
2は移動を開始する。
【0024】さらに、従来使用されていた第1ソフトL
Sが第1LS30Aと併用されているので、第1LS3
0Aを検出した時のスケールカウンタ46のカウンタ値
を、第1ソフトLSのスケールカウンタ値と照合させて
互いのカウンタ値に所定値以上の差がある場合、制御部
48はミスカウントエラーと判断する。また、第1ソフ
トLSのスケールカウンタ値と照合させて互いのカウン
タ値に所定値未満の差しかない場合、制御部48は正規
のカウントと判断する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る座標測
定機の測定範囲制御方法によれば、残距離が稼動距離よ
り小さい場合プローブによる測定を継続して、残距離が
稼動距離より大きい場合プローブを急速停止する。従っ
て、第1、第2検出手段間でプローブの測定が可能にな
るので、測定テーブルを広範囲に使用することができ
る。
【0026】また、本発明に係る座標測定機の測定範囲
制御方法によれば、移動距離が稼動距離より小さい場合
プローブによる測定を継続して、移動距離が稼動距離よ
り大きい場合プローブを急速停止する。従って、第1、
第2検出手段間でプローブの測定が可能になるので、測
定テーブルを広範囲に使用することができる。さらに、
本発明に係る座標測定機のミスカウント検出方法によれ
ば、プローブが第1検出手段で検出された時のスケール
カウンタ値と第1検出手段が設けられている位置のスケ
ール値との差が所定値未満の場合、スケールカウンタ値
が正規のカウントであると判断して、スケールカウンタ
値とスケール値との差が所定値以上の場合、スケールカ
ウンタ値がミスカウントであると判断する。従って、ス
ケールカウンタ値のミスカウントを検出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る座標測定機の測定範囲制御方法及
びミスカウント検出方法に使用される三次元座標測定機
の要部拡大図
【図2】本発明に係る座標測定機の測定範囲制御方法を
説明した説明図
【図3】本発明に係る座標測定機の測定範囲制御方法を
説明した説明図
【図4】本発明に係る座標測定機の測定範囲制御方法及
びミスカウント検出方法に使用される三次元座標測定機
の斜視図
【符号の説明】
30…移動ガイド 30A…第1検出手段(第1LS) 30B…第2検出手段(第2LS) 32…キャリッジ 32B…プローブ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジを介してプローブが移動自在
    に設けられた移動ガイドの両端部に前記プローブを検出
    する第1検出手段、第2検出手段を設け、前記第1検出
    手段は、ソフトウェアでキャリッジを減速制御し、前記
    第2検出手段は、ソフトウェアの誤動作で前記第1検出
    手段が働かない場合にハードウェアにより減速制御し、
    前記プローブを予め設定された目標点に基づいて移動し
    て被測定物の形状等を測定する座標測定機に適用される
    座標測定機の測定範囲制御方法において、 移動中の前記プローブが第1検出手段を超えて移動する
    際に前記第1検出手段の検出位置からプローブの目標点
    までの残距離と、前記稼動距離とを比較し、 前記残距離が稼動距離より小さい場合前記プローブによ
    る測定を継続し、 前記残距離が稼動距離より大きい場合前記プローブを急
    速停止することを特徴とする座標測定機の測定範囲制御
    方法。
  2. 【請求項2】 キャリッジを介してプローブが移動自在
    に設けられた移動ガイドの両端部に前記プローブを検出
    する第1検出手段、第2検出手段を設け、前記第1検出
    手段は、ソフトウェアでキャリッジを減速制御し、前記
    第2検出手段は、ソフトウェアの誤動作で前記第1検出
    手段が働かない場合にハードウェアにより減速制御し、
    前記プローブを手動運転、又は自動ベクトル運転で移動
    して被測定物の形状等を測定する座標測定機に適用され
    る座標測定機の測定範囲制御方法において、 移動中の前記プローブが前記第1検出手段を超えて移動
    する際に前記第1検出手段を検出後、その時点の位置の
    移動速度で前記プローブを急速停止した時の移動距離
    と、前記稼動距離とを前記プローブの制御サイクル毎に
    逐次比較し、 前記移動距離が稼動距離より小さい場合前記プローブに
    よる測定を継続し、 前記移動距離が稼動距離より大きい場合前記プローブを
    急速停止することを特徴とする座標測定機の測定範囲制
    御方法。
  3. 【請求項3】 キャリッジを介してプローブが移動自在
    に設けられた移動ガイドの両端部に前記プローブを検出
    する第1検出手段、第2検出手段を設け、前記第1検出
    手段は、ソフトウェアでキャリッジを減速制御し、前記
    第2検出手段は 、ソフトウェアの誤動作で前記第1検出
    手段が働かない場合にハードウェアにより減速制御し、
    前記プローブの移動量をスケールカウンタ値から求めて
    被測定物の形状等を測定する座標測定機に適用される座
    標測定機のミスカウント検出方法において、 前記プローブが前記第1検出手段で検出された時のスケ
    ールカウンタ値と前記第1検出手段が設けられている位
    置のスケール値とを比較し、 前記スケールカウンタ値とスケール値との差が所定値未
    満の場合、前記スケールカウンタ値が正規のカウントで
    あると判断し、 前記スケールカウンタ値とスケール値との差が前記所定
    値以上の場合、前記スケールカウンタ値がミスカウント
    であると判断することを特徴とする座標測定機のミスカ
    ウント検出方法。
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