JP3055592B2 - 組み立て包装箱 - Google Patents

組み立て包装箱

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JP3055592B2
JP3055592B2 JP5292916A JP29291693A JP3055592B2 JP 3055592 B2 JP3055592 B2 JP 3055592B2 JP 5292916 A JP5292916 A JP 5292916A JP 29291693 A JP29291693 A JP 29291693A JP 3055592 B2 JP3055592 B2 JP 3055592B2
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JP
Japan
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packaging box
flaps
hole
flap
bottom plate
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JP5292916A
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Inventor
木 義 久 荒
川 雅 敏 相
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製品出荷時に電話機等
の電子機器を収容して保護、保管するための組み立て包
装箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の包装箱は、ボール紙等の
1枚のシート状材料から組み立てて使用する組み立て式
のものが簡便なために多く利用されている。一方、収容
物である電話機等の電子機器は、一般に底部に滑り止め
のためのゴム足が取り付けてあり、このゴム足で重量を
支えることになる。
【0003】このような組み立て包装箱では、電話機等
を収容して包装箱を積載したときに、その重量によって
内部の電話機等のゴム足に荷重が加わり、開梱時にゴム
足が変形していたりすることがある。このため、例えば
図4に示すように、包装箱1の底板2の上に、電話機3
のゴム足4を逃がすための穴5を有する当て板6を乗せ
て、電話機3の重量を当て板6で受けるようにしてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の組み立て包装箱では、ゴム足の変形を防止するため
に、別部材の当て板を使用しなければならず、その製
造、保管、組み立てのために余計な工数を必要とし、コ
スト高になる問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、電子機器のゴム足等の突出物の変形を防
止することのできる安価で構成の簡単な組み立て包装箱
を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】上記目的を達成するために、本発明の組み
立て包装箱は、一枚のシート状材料から形成されて、底
板を構成する4枚のフラップと4枚の側板と天板を形成
する4枚のフラップとを有し、底板を構成する4枚のフ
ラップの1枚以上について、収容物の突出物の下面に接
する部分に穴を設け、前記突出物の周辺を前記穴を有す
るフラップにより支え、その結果、収容物本体を支える
ようにしたことを要旨とするものである。
【0007】本発明はまた、収容物の突出物を逃がすた
めの穴を、4枚のフラップを重ねて底板を構成したとき
に内側となるフラップに設けたものである。
【0008】
【作用】したがって本発明によれば、組み立てたときに
電子機器の突出物に対応する位置の底板に穴が設けられ
ているため、別部材の当て板を用いることなしに、突出
物に加わる荷重を逃がすことができ、安価で構成の簡単
な組み立て包装箱を実現することができる。また、収容
物の突出物の下面に接するフラップの部分に穴を設け、
前記突出物の周辺を前記穴を有するフラップにより支え
ることにより、収容物の重量を突出物でなく収容物本体
で支えることができ、収容物を収容した箱を積み重ねて
も、突出物の変形を防止することができる。
【0009】また本発明によれば、収容物の突出物を逃
がすための穴を、4枚のフラップを重ねて底板を構成し
たときに内側となるフラップに設けたので、外側からは
穴が見えず、外観の向上とほこりやごみの侵入を防止す
ることができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す組み立て包装
箱の展開図である。図1において、11、12、13、
14は底板15を構成する4枚のフラップであり、フラ
ップ11には係止片16が設けられ、フラップ13には
係止溝17が設けられ、フラップ12と13には、電話
機のゴム足を逃げるための逃げ穴18、19が設けられ
ている。21、22、23、24は4枚の側板である。
31、32、33、34は天板35を構成する4枚のフ
ラップであり、フラップ31には係止穴36が設けら
れ、フラップ32と34には、係止穴36に挿入される
係止片37、38が設けられている。このような形状
は、一枚の厚紙からプレス抜きで形成される。
【0011】次に上記組み立て包装箱の組み立て順序に
ついて説明する。まず、底板15を構成する4枚のフラ
ップ11、12、13、14および天板35を構成する
4枚のフラップ31、32、33、34を、それぞれ側
板21、22、23、24に対し山折りにする。次に、
図2に示すように、底板15のフラップ13を一番下に
して、その上にフラップ12、14を折り重ね、次いで
フラップ11を折り重ねて、フラップ11の係止片16
を係止溝17に差し込んで、底板15を完成する。この
状態では、逃げ穴19はフラップ12に覆われ、逃げ穴
18はフラップ11によって覆われる。次に、この箱の
中に、図3に示すように、電話機41をその2個のゴム
足42、43(図示した紙面に垂直な方向に並んでい
る。)を、それぞれ底板15の逃げ穴18、19に挿入
して収納し、天板35を構成するフラップ32、34を
内側に折りまげ、その上にフラップ31、33を折り重
ね、フラップ32、34の係止片37、38を係止穴3
6から外側に出して電話機41の収納を完了する。
【0012】このように、上記実施例によれば、電話機
41のゴム足42、43を底板15に形成された逃げ穴
18、19に挿入して電話機41を箱内に収納するの
で、箱の材料の厚さをゴム足42、43の高さよりも厚
くすることにより、電話機41の重量をゴム足42、4
3でなく電話機41本体で支えることができ、電話機を
収容した箱を積み重ねても、ゴム足の変形を防止するこ
とができる。また、逃げ穴18、19は、それぞれフラ
ップ11、12によって覆われているので、外部からは
見えず、外観を向上させるとともに、ほこりやごみの侵
入を防ぐことができる。
【0013】上記実施例は、本発明を電話機を収容する
組み立て包装箱として説明したが、本発明は、ゴム足の
ような突出物を備えた他の電子機器に対しても適用可能
であり、同様な効果を有する。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明の組み立て包装箱
は、一枚のシート状材料から形成されて、底板を構成す
る4枚のフラップと4枚の側板と天板を形成する4枚の
フラップとを有し、底板を構成する4枚のフラップの内
の任意のフラップに収容物の突出物を逃がすための穴を
設けたものであり、従来のような別部材の当て板を用い
ることなしに、突出物に加わる荷重を逃がすことがで
き、安価で構成の簡単な組み立て包装箱を実現すること
ができる。また、収容物の突出物の下面に接するフラッ
プの部分に穴を設け、前記突出物の周辺を前記穴を有す
るフラップにより支えることにより、収容物の重量を突
出物でなく収容物本体で支えることができ、収容物を収
容した箱を積み重ねても、突出物の変形を防止すること
ができる。
【0015】本発明はまた、収容物の突出物を逃がすた
めの穴を、4枚のフラップを重ねて底板を構成したとき
に内側となるフラップに設けたので、外側からは穴が見
えず、外観の向上とほこりやごみの侵入を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す組み立て包装箱の展開
【図2】同包装箱を底部から見た斜視図
【図3】同包装箱の中に電話機を収容した状態の断面図
【図4】従来の組み立て包装箱の中に電話機を収容した
状態の断面図
【符号の説明】
11、12、13、14 底板を構成するフラップ 15 底板 16 係止片 17 係止溝 18、19 逃げ穴 21、22、23、24 側板 31、32、33、32 天板を構成するフラップ 35 天板 36 係止穴 37、38 係止片

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚のシート状材料から形成されて、底
    板を構成する4枚のフラップと4枚の側板と天板を形成
    する4枚のフラップとを有し、 前記底板を構成する4枚のフラップの1枚以上につい
    て、収容物の突出物の下面に接する部分に穴を設け、 前記突出物の周辺を前記穴を有するフラップにより支
    え、その結果、収容物本体を支え ることを特徴とする組
    み立て包装箱。
  2. 【請求項2】 底板を構成するフラップのうち、穴を設
    けたフラップの下側に穴の空いていないフラップを重ね
    て箱を形成したことを特徴する請求項1記載の組み立て
    包装箱。
JP5292916A 1993-11-24 1993-11-24 組み立て包装箱 Expired - Lifetime JP3055592B2 (ja)

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JPH07149340A JPH07149340A (ja) 1995-06-13
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