JP3045163B1 - Atmセルのパイプライン構成デ―タ処理装置 - Google Patents

Atmセルのパイプライン構成デ―タ処理装置

Info

Publication number
JP3045163B1
JP3045163B1 JP11028079A JP2807999A JP3045163B1 JP 3045163 B1 JP3045163 B1 JP 3045163B1 JP 11028079 A JP11028079 A JP 11028079A JP 2807999 A JP2807999 A JP 2807999A JP 3045163 B1 JP3045163 B1 JP 3045163B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
cell
data
processor
atm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11028079A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000228664A (ja
Inventor
晃宏 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP11028079A priority Critical patent/JP3045163B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3045163B1 publication Critical patent/JP3045163B1/ja
Publication of JP2000228664A publication Critical patent/JP2000228664A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】ATMセルに対しパイプライン処理を行うデー
タ処理装置において、各部分処理で必要な外部からの設
定データを、別々にメモリ等から収集することなく、ま
た空きセルに対しても同様の構成でOAMセルの処理を
行う。 【解決手段】入力されたATMセルを1セル時間内に処
理を行うN段のパイプライン構成のプロセッサ処理を行
う処理装置であって、入力セルのコネクション値及びセ
ル種別を識別し、後段のパイプライン構成のプロセッサ
処理部で必要となる各種データ情報を記憶するメモリか
ら対応する情報を収集し、当該情報をATMセルの冗長
ビットに載せて転送する手段と、前記ATMセルと冗長
ビットを一時格納する為のN段パイプライン構成のバッ
ファ部と、各バッファの中のATMセルデータと冗長ビ
ットデータのうちの必要なデータを選択し、個別の処理
を行うプロセッサ部より構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATMセルのパイ
プライン構成データ処理装置に関し、特に、入力された
ATMセルの処理を行うパイプライン構成のプロセッサ
を持つデータ処理装置の高速化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ATM伝送を行う通信ネットワークにお
けるデータ処理装置では、多数のコネクションを収容
し、高速で入力されるユーザーデータセルや、ネットワ
ークの監視情報などを載せたOAM(Operatio
n And Management)セル等のATMセ
ルを受信し、その種別やコネクション情報に応じ、当該
セルを終端したり、所定の出力先にセルを中継してい
る。
【0003】そして、上記データ処理装置では、入力さ
れたATMセルデータについて、ATMセルのヘッダ情
報を参照することによって、特定コネクションに含まれ
るセルについてあらかじめ設定されている処理を行う。
例えば、あるコネクションに含まれるセルを終端した
り、所定の中継先に転送したり、または折り返し等の処
理を行う場合がある。または、セルに関する流量監視や
データ領域に含まれる情報のフォーマット変換や複写
等、種々の処理を実行する場合がある。そして、高速で
入力されるセルを効率良く、しかも簡単なハードウェア
構成で処理を行うことがATMセルのデータ処理装置に
求められている。
【0004】入力されたATMセルに対する処理の高速
化を行う処理方法として、パイプライン構成のプロセッ
サ処理が考えられる。パイプライン処理では、あるデー
タに関する処理を複数個の部分処理に分割し、各部分処
理では区切られた時間内で処理を施して、処理結果を次
々と次の部分処理へ渡すことによって処理を進める。
【0005】図10は、パイプライン処理の説明図であ
り、入力されたATMセル(セル1)に対する処理を
V、W、X、Yの部分処理に分割し、時系列的に示して
いる。そしてセル1の次に、セル2の処理及びセル3の
処理を行う。この際、図に示すように、セル1のXの処
理動作のとき、セル2のWの処理動作を実行しており、
セル3のVの処理動作を実行している。
【0006】このとき、セル1の処理Xとセル2の処理
Wとセル3の処理Vは、同時に実行しているが、それぞ
れの処理に使用しているプロセッサは異なる為、処理の
競合はなく、1つのセルに対する処理をN段階のステー
ジに分割した場合、最大N個、並列に処理実行が可能と
なる。
【0007】こうした、パイプライン処理における1つ
の処理を分割した部分処理をパイプラインステージ、各
部分処理での処理時間をサイクル時間と呼ぶ。このプロ
セッサにデータを次々と入力することにより、サイクル
時間ごとに、処理結果を連続して得ることができる。ま
た、ATMセルについて、1セルを各パイプラインステ
ージで処理する処理時間を1セル時間と呼ぶ。
【0008】このように、パイプライン処理は、1つの
セルに対する処理を分割し、専用のプロセッサで流れ作
業を行うことにより、単純なハードで並列処理が行える
という効果がある。
【0009】例えば、特開平1−295335号公報に
一連の処理を数段のパイプライン構成で処理する従来の
プロセッサ処理方式の一例が記載されている。図9を使
用して説明すると、本例はN個のプロセッサ10−1〜
10−Nにおいて一連の処理を行う。各プロセッサは、
部分処理9−1〜9−Nを各プロセッサにて行い、現在
のデータ処理が次のプロセッサに移るときにその一つ後
のデータ処理を行っていくという構成であった。
【0010】また、特開平9−4319783号公報で
は、各プロセッサがパイプライン構成を有し、直列接続
されたマルチプロセッサ構成において、自プロセッサ宛
てであるか行先情報をデータから読み取り、自プロセッ
サ宛てでないデータに関しては、各処理部での処理を禁
止して入力データをそのまま通過させることによって、
特別なバイパス経路を設けることなく、自プロセッサと
異なる行先情報を持つデータに対してバイパス機能を実
現させている。
【0011】ただし、上記発明において、各プロセッサ
についてデータを処理する為に必要とする入力データが
異なる場合のパイプライン処理の高速化については、記
載されていない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述のようなパイプラ
イン処理では、メモリの参照や多数のデータ入力等の割
り込みや、例外処理が発生する場合は、パイプラインの
流れを阻害され、かえって実行時間が増大し、本来の性
能を出せないという問題点があった。
【0013】特に、前述の文献に記載されている従来技
術には次のような問題点があった。
【0014】第1の問題点は、入力ATMセルの処理効
率が低下するケースが起こりうることである。その理由
は、入力ATMセルに対する処理を一連の処理を部分処
理に分割した場合、各部分処理で必要になる外部からの
設定データを、各部分処理部のプロセッサが別々にメモ
リ等から収集する必要が生じてしまうからである。
【0015】図10を用いて説明すると、処理XからY
に移行するために、データqが必要であるとすると、セ
ル1の処理に関し、データqの読み込みが終わるまで、
セル2についての処理WからXに移行ができなくなり、
その為、セル3に関してもVからWに移行ができないと
いうように、連鎖的にセルの処理に待ち時間が生じ処理
効率が低下するおそれがある。
【0016】また、第2の問題点として、入力セルが空
きセルの場合、所定のスケジューリングにより、何種類
かのOAMセルの挿入を行う必要があるが、入力セルが
空きセルの場合、コネクション識別が行えず、OAMセ
ルを挿入する際、事前に処理に必要なデータを読み込む
手段がないという問題点があった。
【0017】本発明は、以上の問題点を解決するATM
セルのパイプライン構成データ処理装置を提供するもの
である。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明のATMセルのパ
イプライン構成データ処理装置は、入力されたATMセ
ルに対する処理を複数の処理に分割し、各々を対応する
専用のプロセッサを複数段に直列に接続して処理を行う
パイプライン構成のプロセッサ処理部を有するデータ処
理装置において、入力されたATMセルに係わる情報を
識別し、当該識別したATMセル情報に対応する処理に
必要なデータを前記プロセッサ処理部の各段のプロセッ
サ処理毎に一括して読み出し、当該読み出した処理デー
タをATMセルに載せて出力する処理用データ収集手段
と、前記プロセッサ処理部を構成するプロセッサであっ
て、前記処理用データ収集手段から入力されたATMセ
ルに書き込まれている処理データから自処理段数情報に
対応する処理データを選択し処理を行うプロセッサを有
することを特徴とするATMセルのパイプライン構成デ
ータ処理装置であって、特に前記処理用データ収集手段
は、入力されたATMセルの、コネクション値識別手
段、セル種別判定手段、処理用データ格納メモリ及び処
理用データ一括収集手段によって構成されるものであ
る。
【0019】さらに、前記処理用データ収集手段は、入
力ATMセルが、空きセルであるかデータセルであるか
を判別する空きセル判定手段と、所定の時間間隔でスケ
ジューリングしてOAMセルを挿入する手段と処理用デ
ータ格納メモリ及び処理用データ一括収集手段を有する
ものであってもよい。
【0020】さらに、前記コネクション値識別手段と、
空きセル判定手段を両方備え、データセルの場合は、処
理用データ格納メモリより、後段のプロセッサ処理に必
要なデータを収集搭載し、空きセルの場合は、所定のス
ケジューリングによってOAMセルを必要なデータを収
集し挿入して後段に送出する手段を有する構成をとるこ
とができる。
【0021】前記プロセッサは、ATMセルに対する処
理を複数の処理に分割し、各々を対応する専用のプロセ
ッサと、各々のプロセッサで処理を実行するため、入力
セルが一時格納される同数のATMセルバッファで構成
され、前記各プロセッサは、ATMセルバッファに入力
されたATMセルから当該セルに関する識別と自プロセ
ッサで処理に必要なデータを選択して処理を行い、後段
のATMセルバッファに転送する手段を有する。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明によるATMセルのパイプ
ライン構成データ処理装置は、ATMセルの1セル時間
内に処理を終了すべきN段のパイプライン構成のプロセ
ッサ処理において、入力されたATMセル毎に、後段の
パイプライン構成のプロセッサ処理部で使用するため
に、外部から設定することが必要な各種データ情報を、
パイプラインの前段でメモリから一括収集を行い、前記
収集したデータを、ATMセルの冗長ビット部に搭載し
て、後段のプロセッサ処理部に転送することにより、入
力されたATMセルに対する処理をより効率的に行うこ
とを可能にするものである。
【0023】以下、本発明の第1の実施の形態について
図面を用いて概要を説明する。
【0024】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す
ATMセルのパイプライン構成を示すブロック図であ
る。
【0025】図1において、CN値識別部1は入力され
たATMセルのヘッダ部よりコネクション番号(VPコ
ネクション番号、VCコネクション番号)を識別する。
【0026】コネクション番号を識別されたATMセル
は、処理用データ一括収集部2において、処理用データ
格納メモリ3より、後段のパイプライン構成のプロセッ
サ処理部で必要となる各種データ情報を収集する。デー
タ収集は、識別されたコネクション番号の値をメモリの
ベースアドレス値として行う。
【0027】処理用データ格納メモリ3−1はコネクシ
ョン毎にバンク分けされており、必要な情報はコネクシ
ョン毎に記憶管理されている。
【0028】後段のプロセッサ処理部で必要となるデー
タは、入力ATMセルのセル種別によって異なり、更に
パイプライン構成の何段目で使用されるかも各データ毎
に異なるものであるが、処理用データ格納メモリ3−1
はこれらのデータを一括してコネクション単位で管理し
ている。
【0029】そのため入力ATMセルに関する処理用の
データ収集も、コネクション単位に一括して行い、こう
して処理用データ格納メモリ3−1から収集したデータ
はあらかじめ領域を確保したATMセルデータの冗長ビ
ット部に格納される。そして、ATMセルデータ及び冗
長ビットに格納されたデータは、ATMセルバッファ部
4−1〜4−Nに転送される。
【0030】ATMセルバッファ部は、4−1〜4−N
のN段パイプライン構成になっており、それぞれのパイ
プラインステージは、プロセッサ5−1〜5−Nによっ
てATMセルデータ及び冗長ビットデータを使って1セ
ル時間ずつに区切られた周期処理を行う。
【0031】このときプロセッサ5−1〜5−Nは、入
力ATMセルのセル種別によって、また自分が何段目の
プロセッサであるかによって、行うべき処理の内容が異
なり、同時に一括して転送されてきた冗長ビットデータ
のうちどの部分のデータを必要とするのかも異なる。こ
のため、プロセッサ5−1〜5−Nの各処理ステージで
は、自分が何段目のステージであるのかという情報と、
入力ATMセルのセル種別判定結果によって、冗長ビッ
トデータのうちの必要データのみを選択して使用し、適
切な個別処理を行う。
【0032】これによりプロセッサ5−1〜5−Nで
は、処理に必要な各種外部設定データをパイプライン構
成の個別ステージ毎に、別々にメモリより収集する必要
がなくなり、入力されたATMセルに対する処理を効率
的に行うことが可能となる。
【0033】次に、第1の実施の形態の動作について、
図1〜3を参照して説明する。
【0034】図2は、本発明の第1の実施の形態におけ
る処理用データ格納メモリの内部構成図である。
【0035】図3は、冗長ビット部を含むATMセルフ
ォーマットである。入力されたATMセルは、CN識別
部1において、図3に示す規定のATMセルフォーマッ
トに従ってATMセルのヘッダ部よりVPI、VCIが
抽出され、該セルのコネクション番号が識別される。
【0036】コネクション番号を識別されたATMセル
は、処理用データ一括収集部2において、処理用データ
格納メモリ3−1より、後段のパイプライン構成のプロ
セッサ処理部で必要となる各種データ情報を収集する。
これらのデータの例としては、コネクションの終端点/
中間点情報や、OAMセルのモニタ/ドロップ情報等が
あげられる。
【0037】図2に示すように、処理用データ格納メモ
リはコネクション毎にバンク分けされており、必要な情
報はコネクション毎に管理されている。後段のプロセッ
サ処理部で必要となるデータは、入力ATMセルのセル
種別によって異なり、図2では一例としてaセル、bセ
ル、cセル、dセルの4種類のATMセル種別を扱うケ
ースを示している。また、パイプライン構成の各ステー
ジ毎に使用されるデータが異なり、図2ではプロセッサ
5−1から5−Nで使用されるデータを示している。該
メモリのベースアドレスはコネクション番号で管理され
ており、CN識別部1で識別されたコネクション番号の
値をメモリのベースアドレス値としてアクセスする。
【0038】パイプライン構成の各プロセッサ5−1〜
5−Nでは、入力ATMセルのセル種別によって、また
自分が何段目のプロセッサであるかによって、収集され
た冗長ビットデータのうちどの部分のデータを必要とす
るのかが異なるものであるが、第一の実施の形態では処
理用データ一括収集部2の構成をシンプルなものにする
ため、これらの情報を区別することなく、コネクション
番号のみをベースアドレス値の基準として識別し、コネ
クション単位で一括してデータを収集する。そして、収
集されたデータは、ATMセルデータと共にATMセル
バッファ部4−1〜4−Nに転送される。
【0039】ATMセルバッファ部は、4−1〜4−N
のN段パイプライン構成になっており、個々のバッファ
は図3に示すようにATMセルデータ部の他に、あらか
じめ一定の冗長ビットデータ領域を確保しておき、処理
用データ一括収集部2で処理用データ格納メモリ3−1
から収集したデータは、該領域に転送される。
【0040】冗長ビットデータ領域は図2に示すメモリ
構成のうち、1コネクション分に相当する領域があれば
良い。また、ATMセルバッファ4−1〜4−Nは、そ
れぞれプロセッサ5−1〜5−NによってATMセルデ
ータ及び冗長ビットデータを使って1セル時間ずつに区
切られた周期処理を行う。
【0041】プロセッサ5−1〜5−Nでは、ATMセ
ルバッファ4−1〜4−Nに入力されたATMセルデー
タのヘッダ情報を読み取り、当該セルのセル種別の判定
を行う機能と、自分が何段目のステージに該当するプロ
セッサであるという、あらかじめ決められた情報を保持
している。
【0042】このとき前述したように、各プロセッサ5
−1〜5−Nは、入力ATMセルのセル種別によって、
また自分が何段目のプロセッサであるかによって行うべ
き処理の内容が異なり、同時に一括して転送されてきた
冗長ビットデータのうちどの部分のデータを必要とする
のかも異なるので、プロセッサ5−1〜5−Nの各処理
ステージでは、自分が何段目のステージであるのかとい
う情報と、入力ATMセルのセル種別判定結果によっ
て、冗長ビットデータのうちの必要データのみを選択し
て使用し、適切な個別処理を行う。
【0043】従来のパイプライン処理においては、処理
に必要なデータが冗長ビット部に存在しないため、プロ
セッサ5−1〜5−Nの各処理ステージで各々CN値識
別を行い、且つ個別に用意されたメモリからデータ収集
を行わなければならず、処理の効率が悪くなっていた。
【0044】それに対し本発明では、CN値識別はプロ
セッサの前段部で行うので、各ステージのプロセッサ処
理においては、その都度CN値識別をする必要が無く、
プロセッサの処理を効率的に行うことができる。
【0045】また本発明では、メモリからのデータ収集
はプロセッサの前段部で行い、冗長ビットデータ部にす
でに処理に必要なデータを格納してあるので、各ステー
ジのプロセッサ処理においてはメモリからのデータ収集
をする必要が無くなる。
【0046】また、メモリからのデータの読み出し収集
はプロセッサ処理において大きな負荷がかかるが、冗長
ビット部のデータ参照は、少ない処理負荷で行える為、
前述の構成を備えたことによりプロセッサの処理を効率
的に行うことができる。
【0047】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0048】第2の実施の形態は、第1の実施の形態で
述べた処理用データ格納メモリについて、後段のプロセ
ッサ処理で必要な情報をコネクション種別とセル種別で
バンク分けして記憶管理するものである。
【0049】図4は、本発明の第2の実施の形態を示す
ATMセルのパイプライン構成を示すブロック図であ
る。
【0050】図5は、本発明の第2の実施の形態におけ
る処理用データ格納メモリの内部構成図である。
【0051】図4を参照すると、本実施の形態は、図1
に示した実施の形態に加えてパイプライン構成のプロセ
ッサ処理部の前段にセル種別判定部6を有する点で異な
る。また、図5に示す処理用データ格納メモリの内部構
成においては、図2に示した構成例のコネクション番号
に関するバンク分けに加えて、ATMセル種別(本例で
はセル種別a、セル種別b、セル種別c)に関してもメ
モリのバンク分けをしている点で異なる。
【0052】本実施の形態では、入力ATMセルデータ
に対し、CN識別部1においてCN識別を行うと同時
に、セル種別判定部6において入力セルされたATMセ
ルのヘッダ情報等をよみとることにより、予め設定され
たセル種別と対応づけることによって種別判定を行い、
処理用データ一括収集部2では、コネクション値とセル
種別判定結果の両方の情報からアクセスするべきメモリ
のアドレスを決定して処理用データ格納メモリより必要
な情報を収集し、図3に示すATMセルの冗長ビット部
に格納する。
【0053】これは、該当コネクションに関する全ての
データを収集すると、収集すべきデータ量が多く、AT
Mセルの冗長ビット部として確保すべき領域が大きくな
りすぎてしまう場合に、セル種別判定をプロセッサの前
段で行い、その結果をメモリからのデータ収集のアドレ
ス指定に使うことにより、収集するデータの量を入力A
TMセルのセル種別のみに関するデータに限定し、AT
Mセルの冗長ビット部として確保すべき領域を小さくす
ることができるという新たな効果を有する。
【0054】こうして、ATMセルデータ及び冗長ビッ
トに格納されたデータは、パイプライン構成をとるAT
Mセルバッファ部4−1〜4−Nに転送される。
【0055】プロセッサ5−1〜5−Nの各処理ステー
ジでは、自分が何段目のステージであるかという、あら
かじめ決められた情報を保持しているので、入力された
ATMセルの冗長ビットから自プロセッサの処理段数に
対応したデータのみを選択して処理を行う。
【0056】次に、本発明の第3の実施例について図面
を参照して詳細に説明する。
【0057】通常、ATM伝送を行うセル流の中に、デ
ータセルの送出タイミングを合わせるなどの理由で、非
同期にデータ情報を持たない空きセルが含まれて通信網
内を転送されている。
【0058】データ処理装置では、受信した空きセルを
検出すると、当該空きセルに替えて適宜、保守運用の為
のOAMセルを挿入し送信を行う。
【0059】第3の実施の形態は、コネクション識別情
報を持たない空きセルが入力された場合、OAMセルを
挿入する処理について述べるものである。
【0060】図6は、本発明の第3の実施の形態におけ
るATMセルのパイプライン構成を示すブロック図であ
る。
【0061】図7は、本発明の第3の実施の形態を示す
処理用データ格納メモリの内部構成図である。
【0062】図6を参照すると、本実施の形態は、図1
に示した実施の形態に対して、CN値識別部1の代わり
に空きセル判定部7を有し、更にOAMセル挿入用スケ
ジューラ回路部8を有する点で異なる。また、図7に示
す処理用データ格納メモリの内部構成においては、コネ
クション番号毎にバンク分けされたメモリ内に、空きセ
ルに挿入するべき何種類かのOAMセル(Operat
ion and Maintenance、コネクショ
ンの保守運用のためのセルであり、本実施の形態ではa
セル、bセル、・・・・hセル等)の組立用データが格
納されている。
【0063】本実施の形態において、空きセル判定部7
では入力されたATMセルが空きセルかどうか判定を行
い、結果を処理用データ一括収集部2に伝達する。
【0064】当該データ処理装置では、一定時間間隔で
OAMセルの挿入を行っており、OAMセル挿入用スケ
ジューラ回路部8では、コネクション間について規定さ
れているOAMセルの挿入時間間隔の計測と、優先順位
に従って挿入するOAMセル種別の決定を行う。そし
て、コネクション間について規定の時間間隔をカウント
したら、処理用データ一括収集部2に対し、挿入すべき
OAMセルのコネクション値と挿入するべきOAMセル
種別を伝達する。
【0065】処理用データ一括収集部2は、該情報を受
信後、最初に空きセルが入力した時に、コネクション値
と挿入するべきOAMセル種別の両方の情報からアクセ
スするべきメモリのアドレスを決定して図7に示す処理
用データ格納メモリより挿入するOAMセルを組み立て
る為に必要な情報を収集し、空きセルと判定されたAT
Mセルの冗長ビット部に格納する。
【0066】こうして、空きセルと判定されたATMセ
ルデータ及び冗長ビットに格納されたデータは、パイプ
ライン構成をとるATMセルバッファ部4−1〜4−N
に転送される。
【0067】プロセッサ5−1〜5−Nの各処理ステー
ジでは、自分が何段目のステージであるかという、あら
かじめ決められた情報を保持しているので、入力された
空きセルの冗長ビットから自プロセッサの処理段数に対
応したデータのみを選択してOAMセルを組み立てる処
理を行う。こうして、適切な間隔で、各コネクションに
対し入力された空きセルに替えて、必要なOAMセルを
組み立てて、送信を行うことができる。
【0068】第3の実施の形態では、入力ATMセルデ
ータが空きセルのためCN識別が行えず、且つその空き
セルにOAMセルを挿入するケースにおいて適用され
る。
【0069】また、本実施の形態の構成部分において
は、入力ATMセルとして、データセルが入力された場
合、特に処理はおこなわず、そのまま出力する。その
為、データセルに対する処理は、本構成とは別に設ける
必要がある。
【0070】次に、本発明の第4の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0071】第4の実施の形態は、入力セルとしてデー
タセルと空きセルが入力された場合、データセルについ
ては、パイプライン処理で必要な処理用データを搭載
し、空きセルの場合は、適切なスケジューリングによ
り、OAMセルを挿入して処理を行うATMセルのパイ
プライン構成処理装置に関する。
【0072】図8は、本発明の第4の実施の形態を示す
ATMセルのパイプライン構成を示すブロック図であ
る。
【0073】図8を参照すると、本実施例は、図1に示
す実施例と図6に示す実施例の両方の機能を兼ね備えた
ものである。
【0074】すなわち、入力ATMセルが有効なデータ
セルの時は、CN値識別部1で識別されたCN値を基
に、処理用データ一括収集部2は図2に示す処理用デー
タ格納メモリ3−1より必要データを収集し、入力AT
Mセルが空きセルの時は、空きセル判定部7で判定さ
れ、OAM挿入用スケジューラ回路部8からの受信情報
を基に、処理用データ一括収集部2は図7に示す処理用
データ格納メモリ3−3より必要データを収集する。
【0075】こうして、ATMセルデータ及び冗長ビッ
トに格納されたデータは、パイプライン構成をとるAT
Mセルバッファ部4−1〜4−Nに転送される。
【0076】プロセッサ5−1〜5−Nの各処理ステー
ジでは、自ステージの情報と、入力されたセルのヘッダ
情報等から空きセルであるか、または、特定のコネクシ
ョン番号を持つデータセルか読み取るとともに、その冗
長ビットから自プロセッサで必要なデータを選択し処理
を行う。
【0077】本実施の形態では、データセルとOAMセ
ルについて、それぞれ共通のパイプライン構成によっ
て、セル種別、コネクション種別に応じた個別の処理が
行え、処理の高速化とハードウェア構成の簡易化が図れ
る。
【0078】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。
【0079】本実施の形態は、第4の実施の形態の構成
に加えて、パイプライン構成のプロセッサ処理部の前段
にセル種別判定部を有するものである。
【0080】第5の実施の形態(図示せず)は、入力セ
ルとしてデータセルと空きセルが入力された場合、デー
タセルについては、コネクション番号の識別と同時にセ
ル種別の判定を行い後段のパイプライン処理で必要な処
理用データを搭載し、空きセルの場合は、適切なスケジ
ューリングにより、OAMセルを挿入して処理を行うA
TMセルのパイプライン構成処理装置に関する。
【0081】すなわち、入力ATMセルが有効なデータ
セルの時は、CN値識別部でCN値を識別を行うと同時
に、セル種別判定部において入力されたATMセルのヘ
ッダ情報等を読み取ることにより、セルの種別判定を行
う。それらの結果を基に、処理用データ一括収集部は図
5に示す処理用データ格納メモリ3−1より必要データ
を収集する。
【0082】入力ATMセルが空きセルの時は、空きセ
ル判定部で判定され、OAM挿入用スケジューラ回路部
からの受信情報を基に、処理用データ一括収集部は図7
に示す処理用データ格納メモリ3−3より必要データを
収集する。
【0083】こうして、ATMセルデータ及び冗長ビッ
トに格納されたデータは、パイプライン構成をとるAT
Mセルバッファ部に転送され、プロセッサの各処理ステ
ージでは、自ステージの情報と、入力されたセルのヘッ
ダ情報等から空きセルであるか、または、特定のコネク
ション番号とセル種別を持つデータセルか読み取るとと
もに、その冗長ビットから自プロセッサで必要なデータ
を選択し処理を行う。
【0084】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、入力されたAT
Mセルに対する処理をより効率的に行うことができるこ
とである。
【0085】すなわち、入力ATMセル毎に、パイプラ
イン構成のプロセッサ処理部で使用するために外部から
設定を必要とする各種データ情報を、パイプラインの前
段でメモリから一括収集を行い、収集したデータをAT
Mセルの冗長ビット部に搭載して後段のプロセッサ処理
部に転送して使用することにより、パイプライン構成の
プロセッサでのCN値識別とメモリからのデータ収集処
理の必要がなくなるからである。特に、入力ATMセル
の速度が高速である場合には1セル処理時間が短くな
り、一段のプロセッサ処理で行うことができる処理量が
少なくなるため、より効率的である。
【0086】第2の効果は、データセルの流れに入力デ
ータとして空きセルが含まれる場合において、データセ
ルと同様のパイプライン処理を用いて、適切なスケジュ
ーリングにより、OAMセルの挿入と、そのOAMセル
の必要なデータを前述の冗長ビットに搭載して処理を行
うことができ、共通のプロセッサ構成で処理を高速に行
えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すATMセルの
パイプライン構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における処理用デー
タ格納メモリの内部構成図である。
【図3】冗長ビット部を含むATMセルフォーマットで
ある。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示すATMセルの
パイプライン構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態における処理用デー
タ格納メモリの内部構成図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示すATMセルの
パイプライン構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態における処理用デー
タ格納メモリの内部構成図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態を示すATMセルの
パイプライン構成を示すブロック図である。
【図9】従来の技術を示すATMセルのパイプライン構
成を示すブロック図である。
【図10】パイプライン処理の説明図である。
【符号の説明】
1 CN値識別部 2 処理用データ一括収集部 3−1、3−2、3−3、3−4 処理用データ格納
メモリ 4−1、…、4−N ATMセルバッファ 5−1、…、5−N プロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−295335(JP,A) 特開 平9−319783(JP,A) 特開 平3−123228(JP,A) 特開 平6−350647(JP,A) 特開 平5−292116(JP,A) 特開 平8−18563(JP,A) 特開 平8−191312(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されたATMセルに対する処理を複数
    の処理に分割し、各々を対応する専用のプロセッサを複
    数段に直列に接続して処理を行うパイプライン構成のプ
    ロセッサ処理部を有するデータ処理装置において、 ATMセルに係わる情報を識別し、当該識別したATM
    セル情報に対応する処理に必要なデータを前記プロセッ
    サ処理部の各段のプロセッサ処理毎に一括して読み出
    し、当該読み出した処理データをATMセルに載せて出
    力する処理用データ収集手段と、 前記プロセッサ処理部を構成するプロセッサであって、
    前記処理用データ収集手段から入力されたATMセルに
    書き込まれている処理データから自処理段数情報に対応
    する処理データを選択し処理を行うプロセッサを有する
    ことを特徴とするATMセルのパイプライン構成データ
    処理装置。
  2. 【請求項2】入力されたATMセルに対する処理を複数
    の処理に分割し、各々を対応する専用のプロセッサを複
    数段に直列に接続して処理を行うパイプライン構成のプ
    ロセッサ処理部を有するデータ処理装置において、 入力されたATMセルのヘッダ情報からコネクション情
    報を識別し、当該コネクションに対応する処理に必要な
    データを、セル種別毎及び前記プロセッサ処理部の各段
    のプロセッサでの処理毎に一括して読み出し、当該読み
    出した処理データをATMセルに載せて出力する処理用
    データ収集手段と、 前記プロセッサ処理部を構成するプロセッサであって、
    前記処理用データ収集手段から入力されたATMセルの
    ヘッダ情報からセル種別を識別し、前記ATMセルに書
    き込まれている処理データから当該識別したセル種別と
    自処理段数情報に対応する処理データを選択して処理を
    行うプロセッサを有することを特徴とするATMセルの
    パイプライン構成データ処理装置。
  3. 【請求項3】入力されたATMセルに対する処理を複数
    の処理に分割し、各々を対応する専用のプロセッサを複
    数段に直列に接続して処理を行うパイプライン構成のプ
    ロセッサ処理部を有するデータ処理装置において、 入力されたATMセルのヘッダ情報からコネクション情
    報とセル識別情報を識別し、当該コネクション及びセル
    種別に対応する処理に必要なデータを、前記プロセッサ
    処理部の各段のプロセッサでの処理毎に一括して読み出
    し、当該読み出した処理データをATMセルに載せて出
    力する処理用データ収集手段と、 前記プロセッサ処理部を構成するプロセッサであって、
    前記処理用データ収集手段から入力されたATMセルに
    書き込まれている処理データから自処理段数情報に対応
    する処理データを選択して処理を行うプロセッサを有す
    ることを特徴とするATMセルのパイプライン構成デー
    タ処理装置。
  4. 【請求項4】入力されたATMセルに対する処理を複数
    の処理に分割し、各々を対応する専用のプロセッサを複
    数段に直列に接続して処理を行うパイプライン構成のプ
    ロセッサ処理部を有するデータ処理装置において、 あらかじめ決められた時間間隔でコネクション情報及び
    OAMセルの識別とその挿入を指示するOAMセル挿入
    スケジューラと、 入力されたATMセルに係わる情報を識別し、当該識別
    したATMセルが空きセルの場合、前記OAMセル挿入
    スケジューラからのOAMセル挿入指示を受けて最初に
    入力した空きセルに対し、指示されたコネクション及び
    OAMセル種別に対応するOAMセル組み立て処理に必
    要なデータを、前記プロセッサ処理部の各段のプロセッ
    サの処理毎に一括して読み出して、当該空きセルに載せ
    て出力し、 当該識別したATMセルがデータセルの場合、当該識別
    したATMセル情報に対応する処理に必要なデータを、
    前記プロセッサ処理部の各段のプロセッサの処理毎に一
    括して読み出し、当該読み出した処理データをATMセ
    ルに載せて出力する処理用データ収集手段と、 前記プロセッサ処理部を構成するプロセッサであって、
    前記処理用データ収集手段から入力されたATMセルが
    空きセルの場合、当該空きセルに書き込まれている処理
    データから、自処理段数情報に対応する処理データを選
    択して処理を行い、OAMセルを順次組み立て、前記処
    理用データ収集手段から入力されたATMセルがデータ
    セルの場合、入力されたATMセルに書き込まれている
    処理データから自処理段数情報に対応する処理データを
    選択して処理を行うプロセッサを有することを特徴とす
    るATMセルのパイプライン構成データ処理装置。
  5. 【請求項5】入力されたATMセルに対する処理を複数
    の処理に分割し、各々を対応する専用のプロセッサを複
    数段に直列に接続して処理を行うパイプライン構成のプ
    ロセッサ処理部を有するデータ処理装置において、 あらかじめ決められた時間間隔でコネクション情報及び
    OAMセルの識別とその挿入を指示するOAMセル挿入
    スケジューラと、 前記OAMセル挿入スケジューラからのOAMセル挿入
    指示を受けて最初に入力した空きセルに対し、指示され
    たコネクション及びOAMセル種別に対応するOAMセ
    ル組み立て処理に必要なデータを、前記プロセッサ処理
    部の各段のプロセッサでの処理毎に一括して読み出し
    て、当該空きセルと判定されたATMセルに載せて出力
    する処理用データ収集手段と、 前記プロセッサ処理部を構成するプロセッサであって、
    前記処理用データ収集手段から入力された空きセルに書
    き込まれている処理データから、自処理段数情報に対応
    する処理データを選択して処理を行ない、OAMセルを
    順次組み立てるプロセッサを有することを特徴とするA
    TMセルのパイプライン構成データ処理装置。
  6. 【請求項6】入力されたATMセルに対する処理を複数
    の処理に分割し、各々を対応する専用のプロセッサを複
    数段に直列に接続して処理を行うパイプライン構成のプ
    ロセッサ処理部を有するデータ処理装置において、 あらかじめ決められた時間間隔でコネクション情報及び
    OAMセルの識別とその挿入を指示するOAMセル挿入
    スケジューラと、 入力されたATMセルが空きセルかデータセルかを判別
    し、データセルの場合はコネクション情報を識別するセ
    ル情報識別手段と、 前記セル情報識別手段の出力情報が空きセルの場合、前
    記OAMセル挿入スケジューラからのOAMセル挿入指
    示を受けて最初に入力した空きセルに対し、指示された
    コネクション及びOAMセル種別に対応するOAMセル
    組み立て処理に必要なデータを、前記プロセッサ処理部
    の各段のプロセッサの処理毎に一括して読み出して、当
    該空きセルと判定されたATMセルに載せて出力し、 前記セル情報識別手段の出力情報がデータセルの場合、
    識別したコネクションに対応する処理に必要なデータ
    を、セル種別毎及び前記プロセッサ処理部の各段のプロ
    セッサ処理毎に一括して読み出し、当該読み出した処理
    データをATMセルに載せて出力する処理用データ収集
    手段と、 前記プロセッサ処理部を構成するプロセッサであって、
    前記処理用データ収集手段から入力されたATMセルが
    空きセルの場合、当該空きセルに書き込まれている処理
    データから、自処理段数情報に対応する処理データを選
    択して処理を行ない、OAMセルを順次組み立て、前記
    処理用データ収集手段から入力されたATMセルがデー
    タセルの場合、入力されたATMセルのヘッダ情報から
    セル種別と自処理段数情報に対応する処理データを選択
    して処理を行なプロセッサを有することを特徴とするA
    TMセルのパイプライン構成データ処理装置。
  7. 【請求項7】入力されたATMセルに対する処理を複数
    の処理に分割し、各々を対応する専用のプロセッサを複
    数段に直列に接続して処理を行うパイプライン構成のプ
    ロセッサ処理部を有するデータ処理装置において、 あらかじめ決められた時間間隔でコネクション情報及び
    OAMセルの識別とその挿入を指示するOAMセル挿入
    スケジューラと、 入力されたATMセルが空きセルかデータセルかを判別
    し、データセルの場合はコネクション情報及びセル種別
    を識別するセル情報識別手段と、 前記セル情報識別手段の出力情報が空きセルの場合、前
    記OAMセル挿入スケジューラからのOAMセル挿入指
    示を受けて最初に入力した空きセルに対し、指示された
    コネクション及びOAMセル種別に対応するOAMセル
    組み立て処理に必要なデータを、前記プロセッサ処理部
    の各段のプロセッサの処理毎に一括して読み出して、当
    該空きセルと判定されたATMセルに載せて出力し、前
    記セル情報識別手段の出力情報がデータセルの場合、識
    別したコネクション及びセル種別に対応する処理に必要
    なデータを、前記プロセッサ処理部の各段のプロセッサ
    での処理毎に一括して読み出し、当該読み出した処理デ
    ータをATMセルに載せて出力する処理用データ収集手
    段と、 前記プロセッサ処理部を構成するプロセッサであって、
    前記処理用データ収集手段から入力されたATMセルが
    空きセルの場合、当該空きセルに書き込まれている処理
    データから、自処理段数情報に対応する処理データを選
    択して処理を行ない、OAMセルを順次組み立て、前記
    処理用データ収集手段から入力されたATMセルがデー
    タセルの場合、入力されたATMセルに書き込まれてい
    る処理データから自処理段数情報に対応する処理データ
    を選択して処理を行なプロセッサを有することを特徴と
    するATMセルのパイプライン構成データ処理装置。
JP11028079A 1999-02-05 1999-02-05 Atmセルのパイプライン構成デ―タ処理装置 Expired - Fee Related JP3045163B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11028079A JP3045163B1 (ja) 1999-02-05 1999-02-05 Atmセルのパイプライン構成デ―タ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11028079A JP3045163B1 (ja) 1999-02-05 1999-02-05 Atmセルのパイプライン構成デ―タ処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3045163B1 true JP3045163B1 (ja) 2000-05-29
JP2000228664A JP2000228664A (ja) 2000-08-15

Family

ID=12238780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11028079A Expired - Fee Related JP3045163B1 (ja) 1999-02-05 1999-02-05 Atmセルのパイプライン構成デ―タ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3045163B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4306997B2 (ja) 2000-05-12 2009-08-05 富士通株式会社 データ制御装置及びatm制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000228664A (ja) 2000-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5007017A (en) Method and apparatus for data communication through composite network
US6104713A (en) Router device and datagram transfer method for data communication network system
US5067104A (en) Programmable protocol engine having context free and context dependent processes
US5513191A (en) Asynchronous transfer mode (ATM) cell error processing system
US5140582A (en) Packet switching system having bus matrix switch
US5414702A (en) Packet disassembler for use in a control unit of an asynchronous switching system
US20010038629A1 (en) Arbiter circuit and method of carrying out arbitration
US5870400A (en) Methods and apparatus for exchanging messages between systems having partially incompatible communication
US5153920A (en) Method and circuit arrangement for the acceptance and forwarding of message cells transmitted according to an asynchronous transfer mode by an asynchronous transfer mode switching equipment
EP0772371A1 (en) Verification of network transporter in networking environments
JP3045163B1 (ja) Atmセルのパイプライン構成デ―タ処理装置
GB2377138A (en) Ring Bus Structure For System On Chip Integrated Circuits
JP2760343B2 (ja) Atmセル化回路
JPH06244869A (ja) パケット交換方法および交換システム
JP2824483B2 (ja) Atm交換機におけるスイッチ診断方式
EP1078484A1 (en) Method and system for providing alternate connection in connection fabric environment
US20020029331A1 (en) Communication protocol processing unit formed by multiprocessor
JPH07111507A (ja) データ受信方式及び通信制御装置
JP2001167075A (ja) 機能分散及び負荷分散処理マルチプロセッサシステム
JP3221429B2 (ja) Atmセルのoam処理装置
JP2001326683A (ja) パケット交換機、パケット交換方法
JP3547233B2 (ja) 特定セル抽出装置
JP3199038B2 (ja) Atmセルのパイプラインによる処理方法及び装置
JPH11220475A (ja) 通信プロトコル処理方法及び通信プロトコル処理装置
JPH09162890A (ja) 非同期転送モード交換機

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000215

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080317

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090317

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090317

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100317

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100317

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110317

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110317

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120317

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120317

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130317

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130317

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140317

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees