JP3029371U - 自転車用方向指示器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自転車の前部左右計２つ、後部左右計２つの
方向指示器を設け、交通の安全を図る。 【解決手段】 座席近くにバッテリーを設け、電線によ
り、計４つの方向指示器に電気を送り、ハンドルに設け
た左右のスイッチにより点滅させ、前後の右２つ、又
は、前後の左２つ同時に点滅させる。停止の時は、４つ
共点滅させる。これにより、交通の安全に助する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、自転車用方向指示器に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、自転車には、余り良い方向指示器は設けられず、特に電気で点滅す るものはなく、余り安全が計られていなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、電気で点滅する方向指示器を設けることにより、交通の混乱を解消 し、交通の安全を図るものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、ハンドルの左右に、各々方向指示器と、スイッチを設け、バッテリ ー等の発電器が座席近くに設けられ、後方に左右各々、後方の方向指示器が設け られ、該方向指示器が点滅可能であり、該バッテリー等が電線により、４つの方 向指示器に接続された自転車用方向指示器、及び、右前後２つ、ないし左前後２ つの方向指示器が、各々１つのスイッチにより同時に点滅可能な自転車用方向指 示器に関する。

【０００５】

【考案の実施の形態】

自転車ＡのハンドルＢに、左右、前方の方向指示器１を設ける。これは、昼夜 点滅発光する。これを制御する電源スイッチ２が、左右各々ハンドルの手前側に 着く。

【０００６】 バッテリー３が座席の下の横棒Ｃの下につき、電線４がバッテリー３と、方向 指示器１をつなぐ。又、後方の方向指示器が、荷乗せ部の下の縦棒Ｄに左右各々 一つつく。前方の方向指示器１の右側のものと後方の方向指示器の右側のものは 、同時に点滅し、左の方向指示器も同じように同時に前後点滅する。又、停止の 場合には、左右の方向指示器を同時に点滅できる。又、後方の方向指示器５も配 線により、バッテリー３に結ばれている。

【０００７】 使用者は、左に曲がりたい時は左のスイッチ２を押すと、左の前後２つの方向 指示器が点滅し、右に曲がりたい時は右のスイッチを押すと、右の前後の方向指 示器が点滅する。 又、バッテリーは、乾電池、発電機等にも代替できる。

【０００８】

【考案の効果】

自転車が今では、高速度走行化傾向にあり、そのため、対人、対自動車、対自 転車等の事故発生が日常化しているが、この方向指示器はこれを解決する。即ち 、最近の自転車は道路速度規制を上回る速度の出せる機構のものもあり、路上交 差点等での進行方向の指示は、自転車等の使用者のみならず、自動車、歩行者等 、第三者に進行方向を指示することにより、交通の混乱を解消し、交通全体の円 滑と安全に貢献する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】平面図である。

【符号の説明】

１ 前方の方向指示器 ２ 電源スイッチ ３ バッテリー ４ 電線 ５ 後方の方向指示器 Ａ 自転車 Ｂ ハンドル Ｃ 横棒 Ｄ 縦棒

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ハンドルＢの左右に、各々方向指示器１
   と、スイッチ２を設け、バッテリー３等の発電器が座席
   近くに設けられ、後方に左右各々、後方の方向指示器５
   が設けられ、該方向指示器１，２が点滅可能であり、該
   バッテリー３等が電線４により、４つの方向指示器に接
   続された、自転車用方向指示器。
2. 【請求項２】 右前後２つ、ないし左前後２つの方向指
   示器が、各々１つのスイッチにより同時に点滅可能な、
   請求項１に記載の自転車用方向指示器。