JP3014746B2 - 機械翻訳装置 - Google Patents

機械翻訳装置

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JP3014746B2 JP2314723A JP31472390A JP3014746B2 JP 3014746 B2 JP3014746 B2 JP 3014746B2 JP 2314723 A JP2314723 A JP 2314723A JP 31472390 A JP31472390 A JP 31472390A JP 3014746 B2 JP3014746 B2 JP 3014746B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、機械翻訳装置に関し、より詳細には、機械
翻訳における副詞の別訳語に活用(付属語連接)を付与
する別訳語処理装置に関する。
従来技術 訳文の訳語が別訳語を持つとき、それを訳文にそのま
ま挿入できるように活用、助動詞付加などを行なった形
で表示することは知られている。この場合、例えば、訳
語自体が3種類、付加する語尾が3種類の候補を持って
いると、3×3の9種類もの候補を表示しなければなら
ないことになる。これは、候補選択の際にユーザの負担
となる。
このように、現時点での機械翻訳技術では、原文に対
して自動的に訳文の構文及び訳語を一意に決定できない
場合が多く、そのため、ユーザがそれらの候補から正し
いと思うものを選択するが、選択枝が多いと、その呈示
の方法によっては、ユーザにとって大きな負担となる。
この点を理解するために、例えば、特開平2−42577
号公報に「機械翻訳装置」が提案されている。この公報
のものは、複数の訳語候補を見やすくユーザに呈示する
ことにより、ユーザの負担を軽減させるために、翻訳中
の各訳語が複数の別訳語を持ち、かつ、各訳語に付与す
る助詞、助動詞等の語尾に別語尾が存在する場合には、
別訳語と別語尾を分離して表示し、操作者は別訳語候補
と別語尾候補の中から所望の訳語と語尾を選択すればよ
く、別訳語と別語尾の組み合わせを全て提示する必要が
ないようにしたものである。
このように、従来の別訳語処理では原文を構文解析し
た結果により得られる構文木から目的言語(ここでは日
本語)の格関係を特定し、その格関係を現すように文を
生成する際に複数の自立語の訳語候補、及び格関係で許
される付属誤候補を保持し、第一解としてそれらの中か
ら1つを表示するものである。
この場合、副詞は格関係においては単に動詞に掛かる
だけで付属語によって意味内容が変わらないので、該付
属語の活用を行なわず辞書内容そのままを候補とする。
しかし、副詞の活用語尾は意味内容は変わらないがニュ
アンスとして異なってくる。例えば、“in fact"の訳語
として“実際”といった訳語があるが、付属語語尾を考
えると“実際、実際は、実際に、実際には、実際のとこ
ろ…”などが考えられる。
ユーザがこれら副詞のニュアンスを語尾を変えようと
するとき、従来は別訳語として変更することが出来ず、
そのままの訳を使うか、自由編集によって変えるしかな
かった。また、これらの付属語の訳を持つ語を訳語とし
て出したいときは、それを辞書登録するしか方法がなか
った。
目的 本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもの
で、副詞の様に活用語尾(付属語連接)が翻訳結果とし
て複数現われない場合に活用(付属語連接)を付与し
て、意味的には同一でもユーザが微妙なニュアンスを副
詞の活用語尾(付属語連接)で変えたい場合に対処する
もので、別訳語として副詞の活用語尾(付属語連接)を
含んだものを選択出来、辞書登録することなしに別訳語
処理を行うようにした機械翻訳装置を提供することを目
的としてなされたものである。
構成 本発明は、上記目的を達成するために、原言語の文章
と、該原言語に対して翻訳処理を行って得られた目的言
語の文章と、前記原言語と目的言語の単語、文節間の対
応情報及び別訳語情報がある時に、該別訳語情報を表示
変更する別訳語処理手段を有する機械翻訳装置におい
て、該別訳語処理手段が、別訳語処理の対象となった単
語、文節が副詞である場合に、別訳語となる副詞の単語
に付属語の活用(付属語連接)を付与したものを別訳語
として扱うようにしたことを特徴としたものである。以
下、本発明の実施例に基づいて説明する。
第1図は、本発明による機械翻訳装置の一実施例を説
明するための構成図で、図中、1は入力部、2は原文記
憶部、3は翻訳部、4は編集制御部、5は翻訳辞書部、
6は訳文記憶部、7は表示制御部、8は表示部、9は印
刷部、10は辞書編集部である。
本発明の実施例においては、英語文を入力して日本語
文の訳文を得る英日機械翻訳装置について説明する。ま
ず、入力される原文をキーボード等から成る入力部1で
入力し、原文記憶部2に送る。翻訳部3は、編集制御部
4の制御下で翻訳辞書部5の情報をもとに、原文記憶部
2の原文を所定の処理単位ごとに翻訳処理する。翻訳処
理されて得られた訳文は順次訳文記憶部6に格納され
る。
編集制御部4は、表示制御部7を駆動し、原文記憶部
2に格納された原文、および訳文記憶部6に格納された
訳文を相互に対応付けて表示部8において表示する。オ
ペレータはこの表示を見ながら後編集処理を行なう。後
編集処理は入力部1から入力される制御情報に従い、編
集制御部4で実行される。辞書編集部10は編集制御部4
の制御下で翻訳辞書部5の内容を修正・変更・削除す
る。翻訳時にこれらの結果が反映される。後編集処理の
後、完成された訳文と原文を印刷部9で出力する。
第2図は、第1図における編集制御部の動作を説明す
るためのフローチャートである。以下、各ステップに従
って順に説明する。
step1;まず、ユーザが入力部より原言語の文章を入力す
る。
step2;次に、文字入力処理指示があるかどうかを調べ
る。文字入力処理指示があれば、文字入力処理を行い、
前記setp1に戻る。
step3;前記step2において、文字入力処理指示がなけれ
ば、次に翻訳処理指示があるかどうか調べる。翻訳処理
指示があれば、翻訳処理を行い、前記step1に戻る。
step4;前記step3において、翻訳処理指示がなければ、
次に別訳語処理指示があるかどうか調べる。別訳語処理
指示があれば、別訳語処理を行い、前記step1に戻り、
別訳語処理がなければ同様に前記step1に戻る。
このように、編集制御部ではユーザからの入力に対し
て入力内容を判別して各処理を行なう。例えば、別訳語
処理が選ばれた場合、別訳語処理部に処理が移る。
第3図は、別訳語処理部における別訳語処理のフロー
チャートである。以下,各ステップに従って順に説明す
る。
step1;まず、対象単語の訳語リストを辞書から抽出す
る。
step2;次に、別訳語リストを空にする。
step3;別訳語処理対象の単語があるかどうか調べる。対
象の単語がなければ、後述するstep8へ行く。
step4;前記step3において、別訳語処理対象の単語があ
れば、別訳語処理対象の単語を1つ抽出する。
step5;抽出された単語が副詞かどうか調べる。
step6;前記step5において、単語が副詞であれば、別訳
語リストに副詞の活用形(付属語連接を付与したもの)
を含めて追加し、前記step3に戻る。
step7;前記step5において、単語が副詞でなければ、別
訳語リストに単語を追加し、前記step3に戻る。
step8;前記step3において、別訳語処理対象の単語がな
ければ、リストを表示し、別訳語の選択をし、訳文の入
れ替えを行って終了する。
第4図(a)〜(d)は、別訳語処理を行うために必
要な情報を示す図で、図(a)は入力文とその訳文を示
す図、図(b)は原文情報の語順と語位置を示す図、図
(c)は訳文情報の文節順と文節位置を示す図、図
(d)は原文情報と訳文情報との対応表を示す図であ
る。
別訳語処理では第4図で示す翻訳処理部で得られる翻
訳結果である訳文と、訳文と原文の対応関係を示す対応
表を利用する。この対応表を基に訳文側の別訳語を表示
し、ユーザにその内容を選択してもらい訳語を入れ替え
る。
本発明は、選ばれた別訳語の内容が副詞の場合の機械
翻訳方式を示すものである。これは訳語(日本語側)が
副詞の場合が問題になるのであって、原文が副詞であっ
ても訳語が副詞でなければ処理は行なわれない。例え
ば、“quickly"の訳語の一つとして“早く”という訳語
がある場合、この訳語は形容詞の連用形なので対象とは
ならない。
訳語の副詞を持つ単語が来た場合、訳語側の副詞の活
用情報を調べる。これは翻訳時に辞書からの情報として
訳語情報に付加される。日本語の副詞の活用(付属語の
連接形)は3つのタイプに分れる。無活用型(孤立
型)、“に”型、“と”型である。例えば“最も、甚
だ、やや..."などは、後ろに活用が来ない無活用型(孤
立型)である。“実際、はるか、わずか、比較的..."な
どは、後ろに活用語尾(付属語連接)として“に”を取
る。“にっこり、ゆっくり、俄然..."などは、後ろに
“と”が来る“と”型である。これらの分類についての
情報が副詞の活用形(付属語連接)を付加して表示す
る。その後、ユーザの選択によって選ばれた別訳語を画
面上の文書の対象語句と置換する。
第4図に示した入力文で説明を行なうと、入力文に対
して翻訳処理をした結果として、原文情報、訳文情報、
対応表が作成される。この時点で、“actually"に対し
て別訳語処理が指定されると別訳語処理対象単語として
辞書から訳語リストを参照する。この場合、訳語リスト
として“実際、本当に、実は”が得られる。まず、別訳
語対象として“実際”を処理する。これは副詞であるの
で活用形(付属語連接)を含めて別訳語リストに追加さ
れる。この場合“に”型であるので“に”を付けるか付
けないか、副助詞を付けるか付けないかで候補が得られ
る。
第5図は、副詞の活用(付属語連接)の追加処理のフ
ローチャートである。以下、各ステップに従って順に説
明する。
step1;まず、抽出された副詞の単語をそのまま別訳語リ
ストに入れる。
step2;次に、別訳語リスト中の語が「と」か「に」型か
どうか調べる。
step3;前記step2において、「と」か「に」型でれば、
「と」か「に」を追加した候補を別訳語リストにし、次
のstep4へ行く。
step4;前記step2において、別訳語リスト中の後が
「と」か「に」型でなければ、別訳語リスト中の各候補
の後ろに「は」を付けられるものがあるときはそれを追
加する。
この処理において、追加される候補は「実際、実際
に、実際は、実際には」が得られる。つぎに、訳語リス
トから「本当に」を取ってきて処理を行なう。この場合
も副詞であるので活用形を別訳語リストに追加するが、
訳語の語尾が既に「に」があるので「本当に、本当に
は」が得られるだけである。このようにして最終的にそ
れぞれの候補を別訳語リストに得ることが出来、それを
ユーザに表示し、選択された候補を訳語として訳文中の
訳語と入れ替える。
効果 以上の説明から明らかなように、本発明によると、別
訳語処理の対象となった単語、文節が副詞である場合、
別訳語となる副詞の単語に付属語の活用(付属語連接)
を付与したものを別訳語として扱うので、副詞が別訳語
として活用(付属語連接)を付加したリスト表示をする
ことが出来、ユーザがニュアンスを変えたいときにその
別訳語を利用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による機械翻訳装置の一実施例を説明
するための構成図、第2図は、編集制御部のフローチャ
ート、第3図は、別訳語処理のフローチャート、第4図
は、別訳語処理を行うために必要な情報を示す図、第5
図は、副詞の活用(付属語連接)の追加処理のフローチ
ャートである。 1……入力部、2……原文記憶部、3……翻訳部、4…
…編集制御部、5……翻訳辞書部、6……訳文記憶部、
7……表示制御部、8……表示部、9……印刷部、10…
…辞書編集部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原文入力部と、入力された原文を記憶する
    原文記憶部と、翻訳辞書部と、訳文記憶部と、前記翻訳
    辞書部の情報のもとに前記原文記憶部の原言語を所定の
    単位ごとに目的言語に翻訳処理する編集制御部とを有す
    る機械翻訳装置において、前記原言語と目的言語の単
    語、文節間の対応情報及び別訳語情報がある時に、該別
    訳語情報を表示変更する別訳語処理手段を有し、該別訳
    語処理手段は、 文節の属性を判断し、別訳語処理の対象となった単語、
    文節が副詞である場合に、別訳語となる副詞の単語に、
    後続可能な付属語を連接して別訳語として扱うようにし
    たことを特徴とする機械翻訳装置。
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