JP2977003B2 - 排気ブレーキシステム - Google Patents

排気ブレーキシステム

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JP2977003B2
JP2977003B2 JP5352827A JP35282793A JP2977003B2 JP 2977003 B2 JP2977003 B2 JP 2977003B2 JP 5352827 A JP5352827 A JP 5352827A JP 35282793 A JP35282793 A JP 35282793A JP 2977003 B2 JP2977003 B2 JP 2977003B2
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達也 池田
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Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の電気的負荷が大
きい場合、エンジンのアイドリング回転数に応じてその
排気ブレーキを作動させるシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載されたエンジンの排気中に含
まれる微粒子物質、いわゆるパティキュレートを排気か
ら除去するため、パティキュレートのトラップシステム
を装備した従来の車両では、トラップシステムのフィル
タに捕集されたパティキュレートを定期的に燃焼させ
て、そのフィルタを再生させるようにしている。しかし
ながら、パティキュレートの燃焼に使用される電気ヒー
タの負荷が非常に大きいため、上記フィルタの再生時に
は、それを検知した電子制御コントローラによりエンジ
ンのアイドリング回転数を自動的に通常時よりも十分に
高めて、発電量を増大させる必要があった。また、車両
のエアコン使用時やとくに大容量の照明灯の使用時等に
も、上記と同様に電気的負荷の増大に対応して電力の不
足分を補充するため、エンジンのアイドリング回転数を
通常時よりも高めて、発電量を増大させる必要があっ
た。ところが、これらの場合には、エンジンのアイドリ
ング回転数が通常時よりも高められていて、車両の減速
時にその設定回転数にまでエンジン回転数が低下すれ
ば、エンジンブレーキによる制動力が早くも失われるの
で、車両減速時の制動特性が通常時と異なってくる結
果、車両のドライバビリティが大幅に悪化するという不
具合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、車両
の電気的負荷に対応して搭載エンジンのアイドリング回
転数が高められていても、低車速時における車両の制動
力が失われないないようにして、車両のドライバビリテ
ィを良好に保持させることにある。
【0004】このため、本発明にかかる排気ブレーキシ
ステムは、 車両の電気的負荷に対応してエンジンのア
イドリング回転数を所定値にまで上昇させるアイドリン
グ回転数制御手段と、エンジンの排気路に設けられた排
気ブレーキ手段と、上記アイドリング回転数制御手段に
より上記アイドリング回転数が上記所定値に上昇させら
れている場合であって、かつ、車両の走行中にエンジン
回転数が上記所定値付近にまで低下したとき上記排気ブ
レーキ手段を作動させる排気ブレーキ制御手段とを有し
ている。
【0005】
【作用】従って、車両の電気的負荷に対応してアイドリ
ング回転数制御手段によりエンジンのアイドリング回転
数が所定値にまで上昇させられていても、車両の走行中
エンジン回転数が上記所定値付近にまで低下したとき
排気ブレーキ制御手段により排気ブレーキ手段が作動す
るので、車両の減速時にその上昇したアイドリング回転
数付近にまでエンジン回転数が低下した場合、排気ブレ
ーキ手段によって車両の制動力を確実に補うことができ
る。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す本発明の実施例について具
体的に説明する。図1において、車両に搭載されたエン
ジン1の排気路2に排気ブレーキシャッタ3が設置さ
れ、その下流側で分岐した一方の排気路4にバルブ5及
びマフラ6が配置されると共に、他方の排気路7にバル
ブ8及びパティキュレート捕集装置9が配置されてお
り、パティキュレート捕集装置9内にはフィルタ10及
び電気ヒータ11が設けられている。
【0007】また、エンジン1にはその回転数制御機構
12が設けられていると共に、車両の運転席には排気ブ
レーキスイッチ13が設けられ、後記のように、コント
ローラ14により排気ブレーキシャッタ3の開閉、バル
ブ5、8の開閉、電気ヒータ11への通電、回転数制御
機構12の操作等が制御される。
【0008】すなわち、コントローラ14により通常は
バルブ5が閉じられてバルブ8が開かれ、エンジン1の
排気が排気路2、7によりパティキュレート捕集装置9
へ導かれ、排気中のパティキュレートがフィルタ10に
より捕集されるが、エンジン1の一定時間運転後あるい
はエンジン1の一定燃料量の消費時等に、コントローラ
14によりバルブ8が閉じられてバルブ5が開かれ、エ
ンジン1の排気が排気路2、4によりマフラ6に導かれ
る一方、コントローラ14の制御により電気ヒータ11
へ通電され、フィルタ10に捕集されたパティキュレー
トを、電気ヒータ11による加熱及び図示しないポンプ
による燃焼用空気の供給により燃焼させて、フィルタ1
0を再生させるようにすると同時に、車載バッテリの電
力を補うため、コントローラ14により回転数制御機構
12が操作され、エンジン1のアイドリング回転数が通
常の場合よりも高く設定されて、エンジン1により駆動
される図示しない発電機の発電量を確実に増大させる。
【0009】また、車両の図示しないエアコンやその他
の装備が使用されていて、フィルタ10の再生時と同様
に電気的負荷が大きい場合にも、車載バッテリの電力を
補うためにコントローラ14により回転数制御機構12
が操作され、エンジン1のアイドリング回転数が通常の
場合よりも高く設定されて、上記発電機の発電量を確実
に増大させるように構成されている。
【0010】さらに、コントローラ14による排気ブレ
ーキシャッタ3の開閉制御は、図2に示されているよう
に、先ずステップ20において排気ブレーキスイッチ1
3が開いているかどうかがチェックされ、排気ブレーキ
スイッチ13が閉じていればステップ21へ移行し、ス
テップ21においては排気ブレーキシャッタ3が閉じら
れ、車両に排気ブレーキが作用する。
【0011】他方、ステップ20において排気ブレーキ
スイッチ13が開かれていれば次のステップ22に進
み、ステップ22ではコントローラ14によりエンジン
1のアイドリング回転数Nが通常の場合の回転数Noよ
りも高く設定されているかどうかがチェックされ、エン
ジン1のアイドリング回転数Nが通常の場合より高く設
定されていなければステップ23へ移行し、ステップ2
3においては排気ブレーキシャッタ3が開かれ、車両に
排気ブレーキが作用しないようにされる。
【0012】ステップ22において、前記のように車両
の電気的負荷が大きいため、コントローラ14によりエ
ンジン1のアイドリング回転数Nが通常の場合の回転数
Noより高く設定されていれば次のステップ24に進
み、ステップ24ではエンジン回転数Neが高い設定ア
イドリング回転数Nよりも低いかどうか、もしくは、設
定アイドリング回転数Nより幾分高い回転数N1よりも
低いかどうかがチェックされ、エンジン回転数Neの方
が高ければステップ23へ移行し、前記と同様に排気ブ
レーキシャッタ3が開かれて、車両に排気ブレーキが作
用しないようにされる。
【0013】ステップ24においてエンジン回転数Ne
が設定アイドリング回転数Nもしくは回転数N1より低
ければ次のステップ25に進み、ステップ25では車速
Vが0でないかどうかがチェックされ、車両が停止して
いて車速Vが0であればステップ23へ移行し、前記と
同様に排気ブレーキシャッタ3が開かれて、エンジンの
排気が損なわれないようにされる。
【0014】ステップ25において車両走行中のため車
速Vが0でなければ、ステップ21に進み、ステップ2
1では排気ブレーキシャッタ3が閉じられる。すなわ
ち、車両の電気的負荷が大きいためエンジン1のアイド
リング回転数Nが通常の場合の回転数Noより高く設定
されている場合には、排気ブレーキスイッチ13が閉じ
られていなくても、エンジン回転数Neが設定アイドリ
ング回転数Nもしくは回転数N1より低くなった時点で
車両が走行していれば、排気ブレーキシャッタ3が閉じ
られ、車両に対し自動的に排気ブレーキが作用する。
の結果、エンジン回転数Neが通常の場合のアイドル回
転数Noよりも高い設定アイドル回転数Nもしくは回転
数N1にまで低下して、エンジンブレーキの効きが終了
する時点で、自動的に排気ブレーキが作用して制動力が
補われるため、車両のいかなる運転状態においても、通
常必要とされる制動力を常に確保して、車両のドライバ
ビリティを良好に保持させることができる。
【0015】なお、前記実施例においては、ステップ2
5で車両走行の有無をチェックしているが、これに代え
て車両の変速装置がニュートラル位置もしくは前進位置
にあるかどうかをチェックして、ニュートラル位置の場
合もしくは前進位置でない場合はステップ23へ移行し
て排気ブレーキシャッタ3を開くようにし、また、変速
装置がニュートラル位置でない場合もしくは前進位置の
場合には、ステップ21に進んで排気ブレーキシャッタ
3を閉じるようにしても、前記実施例と同等の作用効果
を奏することができるものである。
【0016】
【発明の効果】本発明の排気ブレーキシステムにおいて
は、車両の電気的負荷に対応してアイドリング回転数制
御手段によりエンジンのアイドリング回転数が上昇させ
られていても、車両の減速時等に排気ブレーキ手段が自
動的に作動して車両の制動力が確実に補われるため、車
両のいかなる運転状態でも通常必要とされる制動力が常
に確保されて、車両のドライバビリティを良好に保持さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における概略配置図。
【図2】上記実施例の制御系統図。
【符号の説明】
1 エンジン 3 排気ブレーキシャッタ 9 パティキュレート捕集装置 10 フィルタ 11 電気ヒータ 12 回転数制御機構 14 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 9/04 F02D 29/02 331 F02D 43/00 301

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の電気的負荷に対応してエンジンの
    アイドリング回転数を所定値にまで上昇させるアイドリ
    ング回転数制御手段と、エンジンの排気路に設けられた
    排気ブレーキ手段と、上記アイドリング回転数制御手段
    により上記アイドリング回転数が上記所定値に上昇させ
    られている場合であって、かつ、車両の走行中にエンジ
    ン回転数が上記所定値付近にまで低下したとき上記排気
    ブレーキ手段を作動させる排気ブレーキ制御手段とを有
    する排気ブレーキシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記排気ブレーキ制
    御手段は、車速に基づいて車両が走行中であることを判
    定する検知手段を有し、上記検知手段により車両の走行
    中が検出される排気ブレーキシステム。
JP5352827A 1993-12-28 1993-12-28 排気ブレーキシステム Expired - Fee Related JP2977003B2 (ja)

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