JP2968001B2 - 発振回路 - Google Patents
発振回路Info
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- JP2968001B2 JP2968001B2 JP1185056A JP18505689A JP2968001B2 JP 2968001 B2 JP2968001 B2 JP 2968001B2 JP 1185056 A JP1185056 A JP 1185056A JP 18505689 A JP18505689 A JP 18505689A JP 2968001 B2 JP2968001 B2 JP 2968001B2
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- Japan
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- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コルピッツ型等の帰還発振型の発振回路に
関する。
関する。
従来、アンテナコイルから電磁波を放射して血行の促
進を図る血行促進装置が知られている。この電磁波の放
射手段として、非安定マルチバイブレータにより発振動
作を間欠的に行わすようにした帰還発振型の発振回路が
提案されている(特開昭64−29272号公報)。
進を図る血行促進装置が知られている。この電磁波の放
射手段として、非安定マルチバイブレータにより発振動
作を間欠的に行わすようにした帰還発振型の発振回路が
提案されている(特開昭64−29272号公報)。
すなわち、第9図における発振回路では、非安定マル
チバイブレータ3が所定の周期パルスの送出を繰り返
し、第3図(a),(b)の実線Bに示すように、トラ
ンジスタQ2がオフのT1期間には、発振トランジスタQ1の
エミッタからベースへ発振出力の一部が正帰還して周期
tで帰還発振部41が発振し、逆にトランジスタQ2がオン
のT2期間には、帰還発振部41は発振を停止する。このよ
うにして、帰還発振部41は間欠的に発振動作を行い、ア
ンテナコイルL1から間欠的に発振出力が電磁波として放
射される。
チバイブレータ3が所定の周期パルスの送出を繰り返
し、第3図(a),(b)の実線Bに示すように、トラ
ンジスタQ2がオフのT1期間には、発振トランジスタQ1の
エミッタからベースへ発振出力の一部が正帰還して周期
tで帰還発振部41が発振し、逆にトランジスタQ2がオン
のT2期間には、帰還発振部41は発振を停止する。このよ
うにして、帰還発振部41は間欠的に発振動作を行い、ア
ンテナコイルL1から間欠的に発振出力が電磁波として放
射される。
〔発明が解決しようとする課題〕 ところが、従来の発振回路にあっては、発振トランジ
スタQ1のベースへの正帰還はエミッタを通して行なわれ
るため、コンデンサC1,C2およびアンテナコイルL1の定
数を最適に選んでも、アンテナコイルL1の出力を余り大
きくすることができない。
スタQ1のベースへの正帰還はエミッタを通して行なわれ
るため、コンデンサC1,C2およびアンテナコイルL1の定
数を最適に選んでも、アンテナコイルL1の出力を余り大
きくすることができない。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたもので、出力の
大きな発振回路を提供することを目的とする。
大きな発振回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、電源に接続さ
れ、発振トランジスタを有する帰還発振部を備えた発振
回路において、上記帰還発振部と電源間に介設され、電
源からの供給電圧を昇圧して上記帰還発振部に供給する
昇圧手段と、上記帰還発振部の発振動作を間欠的に行わ
せるオンオフ信号を出力すると共に該オンオフに基づい
て発振期間だけ上記昇圧手段を動作させる制御手段とを
備えたものである。
れ、発振トランジスタを有する帰還発振部を備えた発振
回路において、上記帰還発振部と電源間に介設され、電
源からの供給電圧を昇圧して上記帰還発振部に供給する
昇圧手段と、上記帰還発振部の発振動作を間欠的に行わ
せるオンオフ信号を出力すると共に該オンオフに基づい
て発振期間だけ上記昇圧手段を動作させる制御手段とを
備えたものである。
(作用) 上記構成の発振回路によれば、帰還発振部は制御手段
からのオンオフ信号により発振トランジスタが間欠的に
駆動状態とされ、該発振トランジスタが駆動状態の期間
に発振動作が繰り返し行われる。昇圧手段は、制御手段
からのオンオフ信号に基づいて発振期間中、動作して帰
還発振部に昇圧された供給電圧の供給を行う。
からのオンオフ信号により発振トランジスタが間欠的に
駆動状態とされ、該発振トランジスタが駆動状態の期間
に発振動作が繰り返し行われる。昇圧手段は、制御手段
からのオンオフ信号に基づいて発振期間中、動作して帰
還発振部に昇圧された供給電圧の供給を行う。
本発明に係る発振回路の第1実施例を第1図および第
2図を用いて説明する。
2図を用いて説明する。
発振回路は直流電源1、パワーアップ回路2、非安定
マルチバイブレータ3、帰還発振部4およびアンテナ5
(アンテナコイルL1)から構成される。
マルチバイブレータ3、帰還発振部4およびアンテナ5
(アンテナコイルL1)から構成される。
直流電源1は蓄電池等からなり、直流電圧VBを非安定
マルチバイブレータ3および帰還発振部4に供給するも
のである。パワーアップ回路2はコイルL2およびコンデ
ンサC5からなっている。上記コイルL2は直流電源1と帰
還発振部4間に挿入され、帰還発振部4の発振出力が直
流電源1に流出して減衰しないように遮断するととも
に、直流電源1からの直流電圧VBが帰還発振部4に供給
されるようになっている。コンデンサC5は直流電圧VBを
遮断するとともに、帰還発振部4の発振出力の一部を発
振トランジスタQ1のベースに正帰還させるものである。
マルチバイブレータ3および帰還発振部4に供給するも
のである。パワーアップ回路2はコイルL2およびコンデ
ンサC5からなっている。上記コイルL2は直流電源1と帰
還発振部4間に挿入され、帰還発振部4の発振出力が直
流電源1に流出して減衰しないように遮断するととも
に、直流電源1からの直流電圧VBが帰還発振部4に供給
されるようになっている。コンデンサC5は直流電圧VBを
遮断するとともに、帰還発振部4の発振出力の一部を発
振トランジスタQ1のベースに正帰還させるものである。
非安定マルチバイブレータ3の各トランジスタQ2,Q3
は直流電源1からの直流電圧VBの供給により交互にオ
ン、オフを繰り返すものである。すなわち、トランジス
タQ2は抵抗R4およびコンデンサC3から定まる時定数によ
るT2期間(第3図参照)オンし、一方トランジスタQ3は
抵抗R5およびコンデンサC4から定まる時定数によるT1期
間(第3図参照)オンする。そして、トランジスタQ2が
オフの期間中、帰還発振部4が発振するようになされて
いる。
は直流電源1からの直流電圧VBの供給により交互にオ
ン、オフを繰り返すものである。すなわち、トランジス
タQ2は抵抗R4およびコンデンサC3から定まる時定数によ
るT2期間(第3図参照)オンし、一方トランジスタQ3は
抵抗R5およびコンデンサC4から定まる時定数によるT1期
間(第3図参照)オンする。そして、トランジスタQ2が
オフの期間中、帰還発振部4が発振するようになされて
いる。
帰還発振部4はコルピッツ型の帰還発振型の回路を構
成しており、抵抗REによる発振トランジスタQ1のベース
への正帰還により発振する。すなわち、帰還発振部4は
コンデンサC1,C2およびアンテナコイルL1から定まる時
定数による発振周波数で発振を行う。そして、トランジ
スタQ2がオフになり抵抗R3,R2を通して直流電源1から
の直流電圧VBが発振トランジスタQ1のベースに供給され
ると、発振を開始する。
成しており、抵抗REによる発振トランジスタQ1のベース
への正帰還により発振する。すなわち、帰還発振部4は
コンデンサC1,C2およびアンテナコイルL1から定まる時
定数による発振周波数で発振を行う。そして、トランジ
スタQ2がオフになり抵抗R3,R2を通して直流電源1から
の直流電圧VBが発振トランジスタQ1のベースに供給され
ると、発振を開始する。
なお、帰還発振部4はコルピッツ型に限定するもので
はなく、ハートレー型等の帰還発振型の回路であっても
よい。
はなく、ハートレー型等の帰還発振型の回路であっても
よい。
次に、上記第1実施例の動作について第3図(a),
(b)を用いて説明する。
(b)を用いて説明する。
直流電源1からの直流電圧VBの供給により非安定マル
チバイブレータ3の各トランジスタQ2,Q3は(T1+T2)
の周期でオン、オフを繰り返す。そして、トランジスタ
Q2のオフのT1期間中、抵抗R2,R3を通して直流電圧VBが
発振トランジスタQ1のベースへ供給され、これにより帰
還発振部4が周期tで発振を開始する。そして、この発
振出力は直流電源1に流出して減衰しないようにコイル
L2により遮断されるとともに、発振出力の一部は、コン
デンサC5を経て発振トランジスタQ1のベースに正帰還さ
れ、抵抗REによる帰還量に重畳される。
チバイブレータ3の各トランジスタQ2,Q3は(T1+T2)
の周期でオン、オフを繰り返す。そして、トランジスタ
Q2のオフのT1期間中、抵抗R2,R3を通して直流電圧VBが
発振トランジスタQ1のベースへ供給され、これにより帰
還発振部4が周期tで発振を開始する。そして、この発
振出力は直流電源1に流出して減衰しないようにコイル
L2により遮断されるとともに、発振出力の一部は、コン
デンサC5を経て発振トランジスタQ1のベースに正帰還さ
れ、抵抗REによる帰還量に重畳される。
すなわち、第3図(a),(b)の破線Aに示すよう
に、第1実施例のアンテナコイルL1の端子間電圧はV1に
なり、実線Bに示すパワーアップ回路2を有しない従来
の発振回路における端子間電圧V2に比べて大きくなる。
に、第1実施例のアンテナコイルL1の端子間電圧はV1に
なり、実線Bに示すパワーアップ回路2を有しない従来
の発振回路における端子間電圧V2に比べて大きくなる。
このように、第1実施例では、パワーアップ回路2の
コイルL2およびコンデンサC5により、発振出力の減衰を
防げるとともに、発振出力の一部がコンデンサC5を経て
発振トランジスタQ1のベースに正帰還されるので、帰還
量が増加してアンテナコイルL1の端子間電圧をより高く
することができ、アンテナコイルL1の出力、すなわち、
放射される電磁波の放射量を大きくすることができる。
コイルL2およびコンデンサC5により、発振出力の減衰を
防げるとともに、発振出力の一部がコンデンサC5を経て
発振トランジスタQ1のベースに正帰還されるので、帰還
量が増加してアンテナコイルL1の端子間電圧をより高く
することができ、アンテナコイルL1の出力、すなわち、
放射される電磁波の放射量を大きくすることができる。
次に、本発明に係る発振回路の第2実施例を第4図お
よび第5図を用いて説明する。なお、第1図および第2
図と同一符号が付されたものは同一物を示す。
よび第5図を用いて説明する。なお、第1図および第2
図と同一符号が付されたものは同一物を示す。
第2実施例では、第1実施例のパワーアップ回路2に
代えてDC−DCコンバータ6を直流電源1と帰還発振部4
間に挿入したものである。
代えてDC−DCコンバータ6を直流電源1と帰還発振部4
間に挿入したものである。
上記DC−DCコンバータ6はリンキングチョーク方式の
コンバータを構成し、直流電圧VBを所定電圧まで昇圧し
て帰還発振部4に供給するものである。
コンバータを構成し、直流電圧VBを所定電圧まで昇圧し
て帰還発振部4に供給するものである。
すなわち、上記DC−DCコンバータ6のコンデンサC7を
通して直流電源1からの直流が充電されるものである。
コンデンサC7の端子間電圧はコイルL4を経てトランジス
タQ4のベースに入力されており、この端子間電圧がトラ
ンジスタQ4のオン電圧を越えると、トランジスタQ4がオ
ンするようになされている。コイルL3はトランジスタQ4
がオフになったときに上記直流電圧VBに誘起電圧を重畳
させるものである。コイルL4はコイルL3とトランス結合
され、トランジスタQ4がオンするときに発生するコイル
L3の誘起電圧をトランジスタQ4のベースに正帰還させて
トランジスタQ4を発振させるものである。
通して直流電源1からの直流が充電されるものである。
コンデンサC7の端子間電圧はコイルL4を経てトランジス
タQ4のベースに入力されており、この端子間電圧がトラ
ンジスタQ4のオン電圧を越えると、トランジスタQ4がオ
ンするようになされている。コイルL3はトランジスタQ4
がオフになったときに上記直流電圧VBに誘起電圧を重畳
させるものである。コイルL4はコイルL3とトランス結合
され、トランジスタQ4がオンするときに発生するコイル
L3の誘起電圧をトランジスタQ4のベースに正帰還させて
トランジスタQ4を発振させるものである。
ダイオードD1およびコンデンサC6は上記コイルL3の誘
起電圧の重畳により生じた脈流電圧を整流、平滑するも
のである。ツェナーダイオードD0、抵抗R8およびトラン
ジスタQ5はコンデンサC6の出力電圧を所定電圧V0に安定
させるものである。
起電圧の重畳により生じた脈流電圧を整流、平滑するも
のである。ツェナーダイオードD0、抵抗R8およびトラン
ジスタQ5はコンデンサC6の出力電圧を所定電圧V0に安定
させるものである。
トランジスタQ6は非安定マルチバイブレータ3のトラ
ンジスタQ3がオフのときに、抵抗R6,R11を介してベース
に上記直流電圧VBが印加されてオンするようになされて
いる。そして、トランジスタQ6がオンすると、トランジ
スタQ4のベースがローになり発振が停止される。
ンジスタQ3がオフのときに、抵抗R6,R11を介してベース
に上記直流電圧VBが印加されてオンするようになされて
いる。そして、トランジスタQ6がオンすると、トランジ
スタQ4のベースがローになり発振が停止される。
次に、第2実施例の動作について説明する。
まず、非安定マルチバイブレータ3のトランジスタQ3
がオンのときは、トランジスタQ6がオフになりコンデン
サC7が直流電圧1からの直流により充電される。そし
て、コンデンサC7の端子間電圧がトランジスタQ4のオン
電圧を越えると、コイルL3を経てトランジスタQ4のコレ
クタに電流が流れ始める。このため、コイルL3に誘起電
圧が生じ、この電圧がコイルL4を介してトランジスタQ4
のベースに正帰還され、トランジスタQ4が急激にオンす
る。
がオンのときは、トランジスタQ6がオフになりコンデン
サC7が直流電圧1からの直流により充電される。そし
て、コンデンサC7の端子間電圧がトランジスタQ4のオン
電圧を越えると、コイルL3を経てトランジスタQ4のコレ
クタに電流が流れ始める。このため、コイルL3に誘起電
圧が生じ、この電圧がコイルL4を介してトランジスタQ4
のベースに正帰還され、トランジスタQ4が急激にオンす
る。
このトランジスタQ4のオンによりトランジスタQ4のコ
レクタ電流が増え、トランジスタQ4のベース電流がコレ
クタ電流の増加に追つかずにトランジスタQ4の飽和が保
てなくなると、コレクタ、エミッタ間電圧が上昇してコ
イルL3の端子間電圧が低下する。このため、コイルL4に
よるトランジスタQ4のベースへの正帰還量が減少して更
にコレクタ、エミッタ間電圧が上昇する。この結果、ト
ランジスタQ4が急激にオフになる。こののち、再びコン
デンサC7が充電されてトランジスタQ4がオンする。すな
わち、トランジスタQ4の発振が継続する。
レクタ電流が増え、トランジスタQ4のベース電流がコレ
クタ電流の増加に追つかずにトランジスタQ4の飽和が保
てなくなると、コレクタ、エミッタ間電圧が上昇してコ
イルL3の端子間電圧が低下する。このため、コイルL4に
よるトランジスタQ4のベースへの正帰還量が減少して更
にコレクタ、エミッタ間電圧が上昇する。この結果、ト
ランジスタQ4が急激にオフになる。こののち、再びコン
デンサC7が充電されてトランジスタQ4がオンする。すな
わち、トランジスタQ4の発振が継続する。
また、トランジスタQ4がオフからオンに変わるときコ
イルL3に発生した誘起電圧が上記直流電圧VBに重畳さ
れ、ダイオードD1およびコンデンサC6により整流、平滑
され、更にツェナーダイオードD0およびトランジスタQ5
により所定電圧V0に定電圧化されて帰還発振部4に供給
される。
イルL3に発生した誘起電圧が上記直流電圧VBに重畳さ
れ、ダイオードD1およびコンデンサC6により整流、平滑
され、更にツェナーダイオードD0およびトランジスタQ5
により所定電圧V0に定電圧化されて帰還発振部4に供給
される。
一方、非安定マルチバイブレータ3のトランジスタQ3
がオフになると、トランジスタQ6がオンしてトランジス
タQ4のベースがローになり、トランジスタQ4がオフにな
る。この結果、帰還発振部4には直流電圧VBが供給され
る。
がオフになると、トランジスタQ6がオンしてトランジス
タQ4のベースがローになり、トランジスタQ4がオフにな
る。この結果、帰還発振部4には直流電圧VBが供給され
る。
このように、第2実施例ではトランジスタQ3がオンの
とき、すなわち、帰還発振部4の発振期間T1では、帰還
発振部4に直流電圧VB以上の電圧V0が供給されるので、
アンテナコイルL1に流れる電流が増加して出力の振幅が
より大きくなる。一方、トランジスタQ3がオフのとき、
すなわち、帰還発振部4の発振停止期間T2では、帰還発
振部4への供給電圧が元の直流電圧VBに低下するので、
DC−DCコンバータ6の消費電力を低減することができ
る。
とき、すなわち、帰還発振部4の発振期間T1では、帰還
発振部4に直流電圧VB以上の電圧V0が供給されるので、
アンテナコイルL1に流れる電流が増加して出力の振幅が
より大きくなる。一方、トランジスタQ3がオフのとき、
すなわち、帰還発振部4の発振停止期間T2では、帰還発
振部4への供給電圧が元の直流電圧VBに低下するので、
DC−DCコンバータ6の消費電力を低減することができ
る。
次に、本発明に係る発振回路の第3実施例を第6図お
よび第7図を用いて説明する。なお、第4図および第5
図と同一符号が付されたものは同一物を示す。
よび第7図を用いて説明する。なお、第4図および第5
図と同一符号が付されたものは同一物を示す。
この第3実施例では、アンテナ5からDC−DCコンバー
タ61に帰還されるようにしたもので、アンテナ5の出力
電圧が一定になるようになされている。
タ61に帰還されるようにしたもので、アンテナ5の出力
電圧が一定になるようになされている。
すなわち、第3実施例では、第2実施例のツェナーダ
イオードD0および抵抗8に代えて、DC−DCコンバータ61
のトランジスタQ5のベースと帰還発振部4のトランジス
タQ1のコレクタ間に抵抗R9,R10、ツェナーダイオードD
10、ダイオードD2およびコンデンサC7を挿入したもので
ある。
イオードD0および抵抗8に代えて、DC−DCコンバータ61
のトランジスタQ5のベースと帰還発振部4のトランジス
タQ1のコレクタ間に抵抗R9,R10、ツェナーダイオードD
10、ダイオードD2およびコンデンサC7を挿入したもので
ある。
そして、アンテナコイルL1の端子間電圧が抵抗R10お
よびダイオードD2により半波整流された後、コンデンサ
C7で平滑される。この平滑電圧がツェナーダイオードD
10および抵抗R9により設定される一定電圧V10になるよ
うにDC−DCコンバータ61から帰還発振部4への供給電圧
Vが調整される。
よびダイオードD2により半波整流された後、コンデンサ
C7で平滑される。この平滑電圧がツェナーダイオードD
10および抵抗R9により設定される一定電圧V10になるよ
うにDC−DCコンバータ61から帰還発振部4への供給電圧
Vが調整される。
このように、第3実施例ではDC−DCコンバータ61がア
ンテナコイルL1の端子間電圧を一定にするので、直流電
圧VB以上の電圧Vを帰還発振部4に供給でき、また、例
えば電圧Vが変動した場合でも、アンテナコイルL1から
放射される電磁波の放射量を一定にすることができる。
ンテナコイルL1の端子間電圧を一定にするので、直流電
圧VB以上の電圧Vを帰還発振部4に供給でき、また、例
えば電圧Vが変動した場合でも、アンテナコイルL1から
放射される電磁波の放射量を一定にすることができる。
次に、本発明に係る発振回路の第4実施例を第8図を
用いて説明する。なお、第7図と同一符号が付されたも
のは同一物を示す。
用いて説明する。なお、第7図と同一符号が付されたも
のは同一物を示す。
第4実施例では、第3実施例のDC−DCコンバータ61の
抵抗R9に代えて可変抵抗VRを挿入したものである。すな
わち、上記可変抵抗VRはトランジスタQ5へのベース電流
を調整するものである。そして、可変抵抗VRを調整する
ことで、アンテナコイルL1の端子間電圧を所望の電圧に
調整することができる。
抵抗R9に代えて可変抵抗VRを挿入したものである。すな
わち、上記可変抵抗VRはトランジスタQ5へのベース電流
を調整するものである。そして、可変抵抗VRを調整する
ことで、アンテナコイルL1の端子間電圧を所望の電圧に
調整することができる。
このように、第4実施例では可変抵抗VRによりアンテ
ナコイルL1の端子間電圧を調整できるので、アンテナコ
イルL1から放射される電磁波の放射量を任意に変更する
ことができる。
ナコイルL1の端子間電圧を調整できるので、アンテナコ
イルL1から放射される電磁波の放射量を任意に変更する
ことができる。
以上の実施例では、アンテナコイルL1の端子間電圧が
従来の発振回路よりも高いので、例えば、本発明の発振
回路をアンテナコイルL1を出力アンテナとする磁気治療
器に用いると、上記アンテナコイルL1からの電磁界が従
来の発振回路よりも強く放出され、人体組織がより刺激
され、より活性化される。したがって、肩こりや筋肉痛
の解消の効果を向上させることができる。
従来の発振回路よりも高いので、例えば、本発明の発振
回路をアンテナコイルL1を出力アンテナとする磁気治療
器に用いると、上記アンテナコイルL1からの電磁界が従
来の発振回路よりも強く放出され、人体組織がより刺激
され、より活性化される。したがって、肩こりや筋肉痛
の解消の効果を向上させることができる。
なお、本発明の発振回路は磁気治療器のみならず、ワ
イヤレス発振器等にも応用することができる。
イヤレス発振器等にも応用することができる。
また、発振期間のみ電源からの供給電圧を昇圧させる
ので、発振出力の振幅を上昇させることができるととも
に、消費電力の低減を図ることができる。
ので、発振出力の振幅を上昇させることができるととも
に、消費電力の低減を図ることができる。
第1図、第2図は本発明に係る発振回路の第1実施例の
ブロック図および回路図、第3図(a),(b)は第1
実施例の動作を説明する波形図、第4図、第5図は本発
明に係る発振回路の第2実施例のブロック図および回路
部、第6図、第7図は本発明に係る発振回路の第3実施
例のブロック図および回路図、第8図は本発明に係る発
振回路の第4実施例の回路図、第9図は従来の発振回路
の回路図である。 1……直流電源、2……パワーアップ回路、3……非安
定マルチバイブレータ、4……帰還発振部、5……アン
テナ、6,61,62……DC−DCコンバータ、C5……コンデン
サ、L1……アンテナコイル、L2……コイル、Q1……発振
トランジスタ。
ブロック図および回路図、第3図(a),(b)は第1
実施例の動作を説明する波形図、第4図、第5図は本発
明に係る発振回路の第2実施例のブロック図および回路
部、第6図、第7図は本発明に係る発振回路の第3実施
例のブロック図および回路図、第8図は本発明に係る発
振回路の第4実施例の回路図、第9図は従来の発振回路
の回路図である。 1……直流電源、2……パワーアップ回路、3……非安
定マルチバイブレータ、4……帰還発振部、5……アン
テナ、6,61,62……DC−DCコンバータ、C5……コンデン
サ、L1……アンテナコイル、L2……コイル、Q1……発振
トランジスタ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−159656(JP,A) 実開 昭56−50110(JP,U) 実開 昭53−119919(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03B 5/00 H03K 3/00
Claims (1)
- 【請求項1】電源に接続され、発振トランジスタを有す
る帰還発振部を備えた発振回路において、上記帰還発振
部と電源間に介設され、電源からの供給電圧を昇圧して
上記帰還発振部に供給する昇圧手段と、上記帰還発振部
の発振動作を間欠的に行わせるオンオフ信号を出力する
と共に該オンオフに基づいて発振期間だけ上記昇圧手段
を動作させる制御手段とを備えたことを特徴とする発振
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1185056A JP2968001B2 (ja) | 1989-07-17 | 1989-07-17 | 発振回路 |
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- 1989-07-17 JP JP1185056A patent/JP2968001B2/ja not_active Expired - Fee Related
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