JP2953526B2 - ファクシミリ放送の送信方法 - Google Patents

ファクシミリ放送の送信方法

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JP2953526B2
JP2953526B2 JP2060409A JP6040990A JP2953526B2 JP 2953526 B2 JP2953526 B2 JP 2953526B2 JP 2060409 A JP2060409 A JP 2060409A JP 6040990 A JP6040990 A JP 6040990A JP 2953526 B2 JP2953526 B2 JP 2953526B2
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正明 長谷川
賢 西村
雅之 佐野
美佳 田中
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Sanyo Denki Co Ltd
Japan Broadcasting Corp
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Nippon Hoso Kyokai NHK
Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 イ)産業上の利用分野 本発明は、テレビ放送にファクシミリ信号を多重して
送出するファクシミリ放送の送信方法に関する。
ロ)従来の技術 昭和40年代よりテレビ放送電波を利用して文字、図
形、写真等の固定した画像を伝送し、受信側で再現記録
するファクシミリ放送の方式が検討され(テレビジョン
学会誌1987年2月等参照)、平成元年2月にアナログ方
式とデジタル方式の2方式が郵政大臣に答申された(電
気通信技術審議会答申諮問第15号)。
このうちデジタル方式のファクシミリ信号は第4図の
様な構成のフレームを1単位として16kbpsの速度で送出
される。第4図においてPFX(プリフィックス)はDAT
(データ)部の識別のために用いられ、前記DAT部は画
像信号と制御信号に大別される。受信機は第5図の様な
時系列構成で送られてくる前記ファクシミリ信号のPFX
部により番組選択信号を抽出し、その中に含まれる番組
番号・頁番号等を参照する事で希望の番組を選択受信す
る事ができる(コミュニケーションテクノロジ1989.5参
照)。
従来ファクシミリ放送の送信原稿は主走査方向の解像
度が1728画素/215mm±1%、走査線密度が7.7本/mm±1
%であり、フレーム単位で最小走査時間10ms/走査線が
保証されるものである。また、有線系のファクシミリ通
信において、高解像度の原稿(主走査方向の解像度が34
56画素/215mm±1%、走査線密度が15.4本/mm±1%)
を送信する場合は一般にMMR符号化方式で画像信号を圧
縮して送信する。また、送信機は受信機の能力に合わせ
てその送信原稿の解像度あるいは符号化方式を決定す
る。
ハ)発明が解決しようとする課題 ファクシミリ放送はテレビ電波に信号を多重して送信
するため有線系に比べて伝送誤り率が高く1ビットの誤
りも許されないMMR符号化方式を採用して圧縮符号化す
ることはできない。また、受信機の能力に合わせて送信
することはできないので高解像度送信を行った場合、そ
の能力を有さない受信機では受信することができないた
め、標準解像度でさらに送信する必要がある。
本発明は、高解像度の受信能力を有する受信機であっ
ても、標準解像度の受信機であっても、高解像度の画像
情報(原稿)を受信・記録できる様にすると共に、送信
効率を向上させることを目的とする。
ニ)課題を解決するための手段 本発明は、ファクシミリ放送において高解像度の画像
情報を送信する場合に高解像度の画像情報を複数の低解
像度の画像情報に分割し、該分割画像部分を圧縮し、時
分割に各分割部分を送出することを特徴とする。
ホ)作用 上記手段によれば、高解像度対応受信機においては受
信復元した複数の分割部分を合成することにより、標準
解像度対応受信機においては分割部分の1つを復元する
ことにより受信記録を行うことができる。
ヘ)実施例 本発明の実施例を以下に図面に従い説明する。本発明
のファクシミリ放送の送信方法は送信する原稿から得ら
れた高解像度画像情報を複数の低解像度画像情報に分解
するステップと、分割されて得られた各分割部分を圧縮
するステップと、各分割部分を時分割送信するステップ
を含むもので、例えば第1図(a)に示す如き構成の送
信装置により実現される。
即ち、先ず高解像度画像入力部(1)において送信す
べき原稿は高解像度スキャナ(図示しない)等で読み込
まれ画像メモリ(図示しない)に第1図(b)及び第2
図(a)に示す高解像度画像情報として貯えられる。こ
の画像情報の解像度は例えば主走査方向が3456画素/215
mm±1%,副走査方向が15.4本/mm±1%とする。
次いで画像分割部(2)において、高解像度画像情報
の小ブロック、例えば縦2画素×横2画素のブロック毎
に画像情報を分割、例えば4分割する。第1図(b)の
高解像度画像情報のうちG Iの画素のみを取り出して第
2図(b)の如き低解像度分割画像G IをG IIの画素の
みを取り出して第2図(c)の如き分割画像G IIをとい
った様に、高解像度画像情報を分割画像G I,G II,G II
I,G IVにそれぞれ分割する。各分割画像は標準解像度受
信機で加工することなく受信記録できる標準画像に相当
する低解像度(例えば主走査方向が1728画素/215mm±1
%,副走査方向が7.7本/mm±%)の画像情報であり、分
割画像メモリ(図示しない)に記憶される。
次に各画像部分G I〜G IVは符号化部(3a)〜(3d)
でMHあるいはMR符号化により圧縮されたファクシミリ符
号データに変換される。尚、符号化部(3a)〜(3d)を
共通として上記分割画像メモリを分割部(2)に設ける
ことなく、分割しながら符号化した後、符号化部のメモ
リに貯えても良い。
このファクシミリ符号データはパケット・フレーム生
成部(4)でパケット・フレーム化される。このパケッ
ト・フレーム化の一例を説明する。ファクシミリ放送は
第4図に示す如く32パケットを1フレームとして構成さ
れた信号を約577msおきにフレーム単位で送出する。そ
して、1フレームに各分割画像部分G I〜G IVを時分割
的に8パケットずつ割り当てる。尚、パケットの並びは
各部分毎にまとめて8パケットずつとするか、あるいは
部分I〜IV・I〜IVと順次繰返して送出するかは任意で
ある。そして、各パケットが高解像度画像情報を分割し
た画像であることを識別可能とすべく第4図のPFX部の
うち未定義部分を用いる。このPFXの一例としては従来
からの画像信号b3〜b5が011を画像G I(標準解像度受信
機が受信記録する画像)とし、第3図の補間画像信号の
欄に示す如くB1のb3〜b5の101を用いb6をA,b7をBと
し、A=0,B=0の時を画像G II,A=0,B=1の時を画像
G III,A=1,B,=1を画像G IVと定義する。そうして、
第4図構成のパケットの組立をした後同図のフレームの
組立を行いファクシミリ画像信号列を構成し、テレビ送
信部でテレビ音声信号に多重化し、映像信号とも多重化
して送出する。尚、上記において各画像部分のファクシ
ミリ符号長は当然のごとく違うため、符号データの終了
時点は各部分でまちまちである。そこで、早く終了した
部分が使用していたパケット位置をその後どのように利
用するかは自由とする。例えば、他の部分に利用しても
良いし、空白信号としても良い。
上記実施例の如く分割画像のファクシミリ符号を各フ
レーム内に混在させて送出する(第6図(c))ことに
より、分割画像G I〜G IVを順次1画面(1頁)ずつシ
リアルに送出する場合(第6図(b))よりも効果的な
伝送が可能となる。即ち、例えば、全白ラインが連続し
ている場合を考えると前述のフレーム単位で最小走査時
間10ms/走査線を保証するために、1フレーム内には最
大で57走査線のデータしか存在させることはできない。
MR符号化(K=4)で圧縮した場合、4走査線の符号は
下記のようになる。
上記符号長は72ビット長であるので、57走査線の場合
は約1000ビット長となる。1フレーム内の画像情報は32
×22×8=5632ビット長であるので、この時、残りの46
32ビットは無効となる。しかしながら、本方式によると
1フレーム内の各分割画像部分はそれぞれ8パケットで
あるので符号長は8×22×8=1408ビット長となる。従
って本方式の場合に無効となるのは各分割画像部分につ
いて408ビット長で、1フレームについては408×4=16
32ビット長である。このことから、分割した画像G I〜G
IVを順次1画面つづシリアルに送出するよりは効率的
であるといえる。
また、高解像度の原稿を高解像度番組と標準解像度番
組に分けて送出する場合(第6図(a))と比べても伝
送効率は良好となる。即ち、高解像度番組に関しては元
の画像情報量は本方式と同じであり、圧縮効率を考える
と送出データ量は一般に本方式よりも少なくなが、標準
解像度番組を別に送出する為データ量が多くなる。ま
た、第5図に示す様に番組と番組の間には6フレーム時
間が必要となる。従って、全体を考えると第6図(c)
の方式の方が高解像度番組に対する占有時間は短くなる
と考えることができる。このように高解像度の画像情報
を効率よく送信することができる。
更に、受信側では装置が低(標準)解像度対応のもの
である場合は、ファクシミリ画像情報のG IのみをPFXの
識別情報を基に抽出し、復号化して記録する。又、高解
像度対応のものである場合は、分割画像G I〜G IVをそ
れぞれ復号した後、合成して高解像度画像信号を復元記
録することができる。
尚、上記実施例においては高解像度の原稿を主走査方
向の解像度が3456画素/215mm±1%、走査線密度が15.4
本/mm±1%としているがこれに限定するものではな
い。例えば、高解像度の原稿を主走査方向の解像度が17
28画素/215mm±1%、走査線密度が15.4本/mm±1%と
する標準解像度に分割するとき副走査方向に2分割にす
ればよい。また、1フレーム内の各パートのパケット数
を8パケートづつとしているが、最小走査線時間を考慮
して、各パートに割り当てるパケット数を可変としても
構わない。
ト)発明の効果 本発明によれば、ファクシミリ放送において高解像度
画像情報を高解像度対応の受信機においては高解像度
で、低解像度の受信機においては低解像度で受信記録す
ることができる等効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は、本発明方法を実現するシステム構成
図、第1図(b)は本発明の高解像度原稿の標準解像度
への分割例を示す図、第2図(a)〜(e)は本発明一
実施例画像分割の具体例を示す図、第3図は本発明に一
実施例PFX部のビット定義を示す図、第4図はファクシ
ミリ信号のフレーム行列の構成図、第5図はファクシミ
リ信号の時系列構成(タイムシーケンス)図、第6図
(a)(b)(c)は互いに異なる高解像度画像情報の
送信例を示す図である。 (2)……画像分割部、(3a)〜(3B)……符号化、
(4)……パケットフレーム生成部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/081 (72)発明者 佐野 雅之 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 田中 美佳 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 審査官 藤内 光武 (56)参考文献 特開 昭60−148279(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04H 1/00 H04N 1/00 H04N 7/08 H04J 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョン放送信号にファクシミリ信号
    を多重して送出するファクシミリ放送の送信方法におい
    て、 高解像度画像情報を複数の低解像度画像情報部分に分割
    するステップと、 該各分割部分を圧縮するステップと、 圧縮された複数の分割部分を時分割送信するステップと を含むファクシミリ放送の送信方法。
  2. 【請求項2】請求項(1)に記載のファクシミリ放送の
    送信方法において、 画像信号のフレーム内に各分割部分のファクシミリ符号
    を混在させて送出することを特徴とするファクシミリ放
    送の送信方法。
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