JP2948844B2 - 研摩機械又は切断研摩機械のベルト駆動のための緊張装置 - Google Patents
研摩機械又は切断研摩機械のベルト駆動のための緊張装置Info
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- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B23D47/12—Sawing machines or sawing devices working with circular saw blades, characterised only by constructional features of particular parts of drives for circular saw blades
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B21/00—Machines or devices using grinding or polishing belts; Accessories therefor
- B24B21/18—Accessories
- B24B21/20—Accessories for controlling or adjusting the tracking or the tension of the grinding belt
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
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- B24B27/00—Other grinding machines or devices
- B24B27/06—Grinders for cutting-off
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、縦軸方向に相互に推移可能な2つの部分片
(2、3)から成り立っている1つの腕金(1)を有
し、この腕金の第1の部分片(3)は加工工具(7)の
ための駆動軸(6)を担持しそして腕金の第2の部分片
(2)は駆動車(9、10)の範囲においてモータケーシ
ングに固定されており、駆動車(9)と軸(6)との間
に配置された1つの駆動ベルト(11)と腕金の部分片
(2、3)の間で作用する1つのベルト緊張装置(12)
とを有する、回転駆動された円板状の1つの加工工具を
有する手持ち加工機械、特に研摩機械または切断研摩機
械に関する。
(2、3)から成り立っている1つの腕金(1)を有
し、この腕金の第1の部分片(3)は加工工具(7)の
ための駆動軸(6)を担持しそして腕金の第2の部分片
(2)は駆動車(9、10)の範囲においてモータケーシ
ングに固定されており、駆動車(9)と軸(6)との間
に配置された1つの駆動ベルト(11)と腕金の部分片
(2、3)の間で作用する1つのベルト緊張装置(12)
とを有する、回転駆動された円板状の1つの加工工具を
有する手持ち加工機械、特に研摩機械または切断研摩機
械に関する。
上記した様な切断研摩機械においては腕金を、それの
長手方向に互いに移動する2つの部分片から形成し、こ
れらの部分片の間にベルト緊張装置が設けられているこ
とは公知になっている。ベルト緊張装置が腕金の2つの
部分片を腕金のできる限りの長さに互いに移動させたと
すれば、ベルト駆動部のベルトは交換しなければならな
い。使用者はこのため腕金を緊張装置の力に抗して押し
縮めなければならない。この様に煩雑で面倒な処置は新
しいベルトを掛けるのを著しく困難にしている。
長手方向に互いに移動する2つの部分片から形成し、こ
れらの部分片の間にベルト緊張装置が設けられているこ
とは公知になっている。ベルト緊張装置が腕金の2つの
部分片を腕金のできる限りの長さに互いに移動させたと
すれば、ベルト駆動部のベルトは交換しなければならな
い。使用者はこのため腕金を緊張装置の力に抗して押し
縮めなければならない。この様に煩雑で面倒な処置は新
しいベルトを掛けるのを著しく困難にしている。
本発明は、前記の従来の問題点を解消し、ベルトの交
換がベルト緊張装置によって妨げられることなく行うこ
とができる改良した手持ち加工機械を提供するとを課題
とする。
換がベルト緊張装置によって妨げられることなく行うこ
とができる改良した手持ち加工機械を提供するとを課題
とする。
本発明は、上記の課題を、ベルト緊張装置を掴んでい
る、回転ノブを有する調節装置が設けられており、当該
回転ノブが、1つの引っ張り棒を介してベルト緊張装置
の押圧片と結合していて第1の回転位置で押圧片を作動
しない位置に保持し且つ第2の回転位置で押圧片を作動
する位置に保持し、押圧片が作動しない位置にある時、
引っ張り棒が回転軸の一方の側に位置していてベルト緊
張装置の緊張力が回転ノブに回転モーメントとして作用
し、この回転モーメントにより引っ張り棒が回転ノブに
よって突当てに保持されること、及び、押圧片が作動位
置にある時、引っ張り棒が回転軸の別の側に位置してい
ることを特徴とする手持ち加工機械により解決する。
る、回転ノブを有する調節装置が設けられており、当該
回転ノブが、1つの引っ張り棒を介してベルト緊張装置
の押圧片と結合していて第1の回転位置で押圧片を作動
しない位置に保持し且つ第2の回転位置で押圧片を作動
する位置に保持し、押圧片が作動しない位置にある時、
引っ張り棒が回転軸の一方の側に位置していてベルト緊
張装置の緊張力が回転ノブに回転モーメントとして作用
し、この回転モーメントにより引っ張り棒が回転ノブに
よって突当てに保持されること、及び、押圧片が作動位
置にある時、引っ張り棒が回転軸の別の側に位置してい
ることを特徴とする手持ち加工機械により解決する。
調節装置が新しいベルトを掛けるためそれの第1の位
置に移され、この位置で、移動可能になっている腕金の
部分片への緊張力の作用が遮断される。ベルト緊張装置
の作用が遮断されているこの位置において新しいベルト
が素早くそして妨げられることなしに掛けられる。ベル
トが掛けられたならば調節装置はそれの第2の位置に切
り替えられ、この位置では調節装置がベルト緊張装置の
緊張させる力を開放する。新しく掛けられたベルトは前
以て定められている力で緊張させられ、斯くしてクラン
プ装置を締付けた後で、手持ち加工機械と最良の状態に
緊張させられたベルト駆動部とによって作業することが
可能になる。
置に移され、この位置で、移動可能になっている腕金の
部分片への緊張力の作用が遮断される。ベルト緊張装置
の作用が遮断されているこの位置において新しいベルト
が素早くそして妨げられることなしに掛けられる。ベル
トが掛けられたならば調節装置はそれの第2の位置に切
り替えられ、この位置では調節装置がベルト緊張装置の
緊張させる力を開放する。新しく掛けられたベルトは前
以て定められている力で緊張させられ、斯くしてクラン
プ装置を締付けた後で、手持ち加工機械と最良の状態に
緊張させられたベルト駆動部とによって作業することが
可能になる。
本発明の有利な形成においては調節装置として1つの
回転ノブが設けられており、この回転ノブは、緊張装置
の緊張が遮断されている場合にはこのノブに掴まれてい
る引っ張り棒は回転ノブの回転軸の一方の側にあって1
つの突当てに突き当たっており、そして緊張装置が作動
位置にあるときは引っ張り棒はこのノブの回転軸の他方
の側に位置している。このことは緊張装置の緊張力を、
引っ張り棒を緊張力の作用で突当て上に保持しているの
に利用することが可能であるという特徴を有している。
回転ノブが設けられており、この回転ノブは、緊張装置
の緊張が遮断されている場合にはこのノブに掴まれてい
る引っ張り棒は回転ノブの回転軸の一方の側にあって1
つの突当てに突き当たっており、そして緊張装置が作動
位置にあるときは引っ張り棒はこのノブの回転軸の他方
の側に位置している。このことは緊張装置の緊張力を、
引っ張り棒を緊張力の作用で突当て上に保持しているの
に利用することが可能であるという特徴を有している。
本発明の特に優れた実施形態では外側から手で触れる
ことが可能な回転ノブの部分が1つのマークを有し、こ
のマークは腕金の容器に設けられた1つのマークに付設
されたものとなっている。例えば、緊張装置の全行程が
達成された時、双方のマークが重なり合う。斯くして使
用者は絶えず、ベルト駆動部に掛けられているベルトが
短い時間内に交換しなければならないか又はその必要が
ないかを目視によって確認することができる。双方のマ
ークの相互の間隔によって使用者はいつも残っている緊
張行程を知り、そして使用出来なくなったベルトを正し
い時間に交換することができる。
ことが可能な回転ノブの部分が1つのマークを有し、こ
のマークは腕金の容器に設けられた1つのマークに付設
されたものとなっている。例えば、緊張装置の全行程が
達成された時、双方のマークが重なり合う。斯くして使
用者は絶えず、ベルト駆動部に掛けられているベルトが
短い時間内に交換しなければならないか又はその必要が
ないかを目視によって確認することができる。双方のマ
ークの相互の間隔によって使用者はいつも残っている緊
張行程を知り、そして使用出来なくなったベルトを正し
い時間に交換することができる。
本発明のその他の特徴は実施態様項、発明の詳細な説
明及び添付図によって判明する。添付図には本発明の1
つの実施例が略図によって示され、この実施例について
は後述において詳細に記載されている。
明及び添付図によって判明する。添付図には本発明の1
つの実施例が略図によって示され、この実施例について
は後述において詳細に記載されている。
図示された実施例において示されている腕金は、回転
駆動されている円板状の加工工具を有する1つの手持ち
加工機械、特に1つの研摩機械又は切断研摩機械に属す
るものである。この腕金1は互いに推移可能な2つの部
分片2及び3から成り、これらの部分はクランプねじ4a
及び4bによって互いに固く結合可能である。クランプね
じ4a及び4bは腕金1の長手方向に互いに間隔を隔てて位
置しそして部分片2に配置された腕金の長手方向の長孔
5a及び5bを通って突出している。クランプねじ4a及び4b
はこの際クランプ板に差し込まれ、このクランプ板は部
分片3と反対側の部分片2の容器の側面に配置されるこ
とが可能になっている。(図示せず)。
駆動されている円板状の加工工具を有する1つの手持ち
加工機械、特に1つの研摩機械又は切断研摩機械に属す
るものである。この腕金1は互いに推移可能な2つの部
分片2及び3から成り、これらの部分はクランプねじ4a
及び4bによって互いに固く結合可能である。クランプね
じ4a及び4bは腕金1の長手方向に互いに間隔を隔てて位
置しそして部分片2に配置された腕金の長手方向の長孔
5a及び5bを通って突出している。クランプねじ4a及び4b
はこの際クランプ板に差し込まれ、このクランプ板は部
分片3と反対側の部分片2の容器の側面に配置されるこ
とが可能になっている。(図示せず)。
腕金1の第1の部分片3には1つの軸6が支承されて
おり、この軸は一方の端に円板状の切断工具7を、そし
て他方の端には1つのベルト掛け車8を担持している。
おり、この軸は一方の端に円板状の切断工具7を、そし
て他方の端には1つのベルト掛け車8を担持している。
腕金1の第2の部分片2は、詳細に示されていない固
定手段により例えば切断工具の駆動モーターのモータケ
ーシングの駆動車9の範囲に固定されている。駆動車9
は図示の実施例においては前同様にベルト掛け車として
形成されそして1つの鐘状の連結体10を介してモータ駆
動軸上に設けられたこれに適合する部片に連結されてい
る。4ベルト掛け車8及び9は腕金1の一方の側に互い
に整列し、これらの車に1つの駆動ベルト11が掛けられ
ている(第2図)。
定手段により例えば切断工具の駆動モーターのモータケ
ーシングの駆動車9の範囲に固定されている。駆動車9
は図示の実施例においては前同様にベルト掛け車として
形成されそして1つの鐘状の連結体10を介してモータ駆
動軸上に設けられたこれに適合する部片に連結されてい
る。4ベルト掛け車8及び9は腕金1の一方の側に互い
に整列し、これらの車に1つの駆動ベルト11が掛けられ
ている(第2図)。
腕金1の第2の部分片2には1つのベルト緊張装置12
が組み込まれており、この装置は第2の部分片2の容器
に支えられている1つの螺旋ばね13から成り立ち、この
ばねは1つの押圧片14を介してボルト状のクランプねじ
4aに作用を及ぼしている。クランプねじ4a及び4bが緩め
られている時ばね13の力は緊張力として腕金1の部分片
3に作用し、そして部分片3を腕金1の長手方向の矢印
30の方向に推移させようとする。従ってクランプねじ4a
及び4bが緩められている場合にはベルト掛け車8及び9
に掛けられた駆動ベルト11は前以て定められた緊張力で
緊張される。切断工具を用いて作業する前にクランプね
じ4a及び4bは固く締め付けられ、斯くして部分片2と3
との間に力を伝達する硬い結合が達成される。
が組み込まれており、この装置は第2の部分片2の容器
に支えられている1つの螺旋ばね13から成り立ち、この
ばねは1つの押圧片14を介してボルト状のクランプねじ
4aに作用を及ぼしている。クランプねじ4a及び4bが緩め
られている時ばね13の力は緊張力として腕金1の部分片
3に作用し、そして部分片3を腕金1の長手方向の矢印
30の方向に推移させようとする。従ってクランプねじ4a
及び4bが緩められている場合にはベルト掛け車8及び9
に掛けられた駆動ベルト11は前以て定められた緊張力で
緊張される。切断工具を用いて作業する前にクランプね
じ4a及び4bは固く締め付けられ、斯くして部分片2と3
との間に力を伝達する硬い結合が達成される。
長孔5a及び5bは緊張装置の最大の推移行程vを定めて
いる。出発位置においてねじ4a又は4bは第1図に示され
た位置にある。推移行程の終点では、ねじは4a′又は4
b′の位置にある。
いる。出発位置においてねじ4a又は4bは第1図に示され
た位置にある。推移行程の終点では、ねじは4a′又は4
b′の位置にある。
ベルト緊張装置12は1つの調節装置(Stellvorrichtu
ng)15と連結し、該調節装置は、矢印30の方向に作用す
る緊張力を相殺するために緊張装置12に係合する。この
調節装置15は図示の実施例では1つの回転ノブ16から成
り立ち、このノブは、部分片2の容器の中に対応して形
成された軸承収容部18の中に軸方向に延びている軸承部
分17の中で回転可能に保持されている。回転ノブ16はそ
れの軸が部分片2に対して垂直位置になっている。調節
装置15は、緊張装置12と同様に、第3図に示した平面図
においてベルトのループの内部に位置し、腕金1の長手
方向に前後して位置している。
ng)15と連結し、該調節装置は、矢印30の方向に作用す
る緊張力を相殺するために緊張装置12に係合する。この
調節装置15は図示の実施例では1つの回転ノブ16から成
り立ち、このノブは、部分片2の容器の中に対応して形
成された軸承収容部18の中に軸方向に延びている軸承部
分17の中で回転可能に保持されている。回転ノブ16はそ
れの軸が部分片2に対して垂直位置になっている。調節
装置15は、緊張装置12と同様に、第3図に示した平面図
においてベルトのループの内部に位置し、腕金1の長手
方向に前後して位置している。
回転ノブ16は、回転軸16aから距離を隔てた位置で、
引っ張り棒19の一端に間接結合し、この棒の他の端は押
圧片14に結合している。引っ張り棒19は腕金1の長手方
向に延びている。押圧片14と引っ張り棒との連結部は僅
かに屈曲することができるけれども、軸方向においては
伸縮しない。
引っ張り棒19の一端に間接結合し、この棒の他の端は押
圧片14に結合している。引っ張り棒19は腕金1の長手方
向に延びている。押圧片14と引っ張り棒との連結部は僅
かに屈曲することができるけれども、軸方向においては
伸縮しない。
第3図から判明する様に、ねじ4bは部分片3が緊張装
置12によって矢印30の方向に一杯に移動させられた時長
孔5bの前端の位置に位置する。この位置において引っ張
り棒19は回転軸16aに対して側方にuの距離に位置す
る。回転ノブとして形成された調節ノブ(Stellknopf)
16が矢印zの方向に回転軸16aの回りに回転させられる
と、引っ張り棒19の間接結合した端19aは、距離uを増
加する方向の下方に旋回させられ、それから更に距離u
を減少する方向の上方に回転する。さらに回転を続ける
と引っ張り棒19は回転軸16aを越えて移動して1つの突
当て20に突き当たり、この突当ては図示の実施例では回
転ノブ16に配置されている。(第3図)。突当て20のこ
の位置においては引っ張り棒19は回転軸16aに対する距
離がwになっており、この際、端19aが回転ノブ16に連
結している点は第2図に示した回転軸16aの一方の側か
ら第3図に示した回転軸16aの他方の側に移っている。
この際矢印30の方向に作用するばね13の緊張力は最初
に、引っ張り棒の端19aが第2図に示された様な回転軸1
6aの一方の側に位置する限り、矢印zの方向とは反対に
作用する。引っ張り棒の19aが回転軸16aを越えると矢印
30の方向に作用するばね13の緊張力は矢印zの方向の回
転運動を援助し、斯くして引っ張り棒19はばね13の緊張
力によって突当て20に拘束的に保持されている。
置12によって矢印30の方向に一杯に移動させられた時長
孔5bの前端の位置に位置する。この位置において引っ張
り棒19は回転軸16aに対して側方にuの距離に位置す
る。回転ノブとして形成された調節ノブ(Stellknopf)
16が矢印zの方向に回転軸16aの回りに回転させられる
と、引っ張り棒19の間接結合した端19aは、距離uを増
加する方向の下方に旋回させられ、それから更に距離u
を減少する方向の上方に回転する。さらに回転を続ける
と引っ張り棒19は回転軸16aを越えて移動して1つの突
当て20に突き当たり、この突当ては図示の実施例では回
転ノブ16に配置されている。(第3図)。突当て20のこ
の位置においては引っ張り棒19は回転軸16aに対する距
離がwになっており、この際、端19aが回転ノブ16に連
結している点は第2図に示した回転軸16aの一方の側か
ら第3図に示した回転軸16aの他方の側に移っている。
この際矢印30の方向に作用するばね13の緊張力は最初
に、引っ張り棒の端19aが第2図に示された様な回転軸1
6aの一方の側に位置する限り、矢印zの方向とは反対に
作用する。引っ張り棒の19aが回転軸16aを越えると矢印
30の方向に作用するばね13の緊張力は矢印zの方向の回
転運動を援助し、斯くして引っ張り棒19はばね13の緊張
力によって突当て20に拘束的に保持されている。
調節ノブ16を矢印zの方向に約180゜回転させると引
っ張り棒19を介して押圧片14が最前方の突当て位置(第
2図)から矢印30の方向とは反対にばね13の力に抗して
遮断位置(第3図)に戻される。この遮断位置において
クランプねじ4bが緩められると、第1の部分片3は第2
の部分片2の上で矢印30と反対方向に、例えば新しいベ
ルトを掛けるために推移することができる。この新しい
ベルトが掛けられると回転ノブ16は矢印A(第3図)の
方向に逆に回転させられ、その際回転軸16aを越えると
ばね13の作用で押圧片14と共に引っ張り棒は矢印15で示
された前方に向かって移動する。クランプねじ4aを介し
てこれと結合した腕金1の第1の部分片3の矢印30の方
向の推移は、新しく掛けられたベルト11が緊張させられ
そしてばね13の力によって定められている緊張力が加え
られるまで行われる。それから、この位置においてクラ
ンプねじ4a及び4bが再び締め付けられ、そして部分片2
及び3は互いに力を伝達可能な固定された腕金1に結合
される。
っ張り棒19を介して押圧片14が最前方の突当て位置(第
2図)から矢印30の方向とは反対にばね13の力に抗して
遮断位置(第3図)に戻される。この遮断位置において
クランプねじ4bが緩められると、第1の部分片3は第2
の部分片2の上で矢印30と反対方向に、例えば新しいベ
ルトを掛けるために推移することができる。この新しい
ベルトが掛けられると回転ノブ16は矢印A(第3図)の
方向に逆に回転させられ、その際回転軸16aを越えると
ばね13の作用で押圧片14と共に引っ張り棒は矢印15で示
された前方に向かって移動する。クランプねじ4aを介し
てこれと結合した腕金1の第1の部分片3の矢印30の方
向の推移は、新しく掛けられたベルト11が緊張させられ
そしてばね13の力によって定められている緊張力が加え
られるまで行われる。それから、この位置においてクラ
ンプねじ4a及び4bが再び締め付けられ、そして部分片2
及び3は互いに力を伝達可能な固定された腕金1に結合
される。
有利な形成においては、部分片2に一体に形成された
螺旋ばね13と緊張装置12の押圧片14の収容容器21が上面
にねじ止めされた蓋板22によって覆われており、その際
蓋板22は調節装置の調節状態(Stellmimik)をも覆って
いる。この様にして調節装置は緊張装置と同様に侵入す
る汚れ等から確実に保護されている。
螺旋ばね13と緊張装置12の押圧片14の収容容器21が上面
にねじ止めされた蓋板22によって覆われており、その際
蓋板22は調節装置の調節状態(Stellmimik)をも覆って
いる。この様にして調節装置は緊張装置と同様に侵入す
る汚れ等から確実に保護されている。
螺旋ばね13の全長に亙って延長している容器に固定し
た螺旋ばね13の支えを得るため、蓋板22はプレスされた
1つの溝23を有し、この溝は螺旋ばねの最後の1巻きが
支えられている。
た螺旋ばね13の支えを得るため、蓋板22はプレスされた
1つの溝23を有し、この溝は螺旋ばねの最後の1巻きが
支えられている。
さらに蓋板22によって回転ノブ16はそれが部分片2に
挿入された位置で軸方向が支えられており、このため蓋
板22は回転ノブ16の小さなリング状の輪帯を支えてい
る。
挿入された位置で軸方向が支えられており、このため蓋
板22は回転ノブ16の小さなリング状の輪帯を支えてい
る。
さらに、腕金1の全長及び幅全体に亙って広がってい
る1つの保護カバー24が設けられており、このカバーは
緊張装置及び調節装置と同時にベルト駆動装置をもカバ
ーしている。
る1つの保護カバー24が設けられており、このカバーは
緊張装置及び調節装置と同時にベルト駆動装置をもカバ
ーしている。
第1図から判明する様に、回転ノブ16の頭部は保護カ
バー24から突き出ておりそして工具のための1つのかみ
合い部分、例えば多角形の鍵の差し込み孔を有し、斯く
してベルト緊張装置12の緊張力に打ち勝つため使用者に
十分なレバー腕を与えている。
バー24から突き出ておりそして工具のための1つのかみ
合い部分、例えば多角形の鍵の差し込み孔を有し、斯く
してベルト緊張装置12の緊張力に打ち勝つため使用者に
十分なレバー腕を与えている。
本発明の有利な形成においては回転ノブ16はそれが保
護カバー24から突き出ている部分に1つの刻み目、着色
したマーク等を有しており、これが保護カバー24の例え
ば第2図に示したベルト緊張装置12の終点位置に対応す
る1つのマークに合致するようになっている。この様に
して使用者は手持ち加工機械の駆動中に、いつでも、ど
れほどの緊張余裕がなお残っているかを確認することが
できる。掛けられているベルト11の交換が必要であるこ
とは早期に認識可能である。
護カバー24から突き出ている部分に1つの刻み目、着色
したマーク等を有しており、これが保護カバー24の例え
ば第2図に示したベルト緊張装置12の終点位置に対応す
る1つのマークに合致するようになっている。この様に
して使用者は手持ち加工機械の駆動中に、いつでも、ど
れほどの緊張余裕がなお残っているかを確認することが
できる。掛けられているベルト11の交換が必要であるこ
とは早期に認識可能である。
本発明の実施態様は以下の如くすることができる。
1) 押圧片(14)はそれが作動しない位置にある時に
は、緊張力に抗して前以て定められた行程(v)だけ移
動させられることを特徴とする請求項1に記載の加工機
械。
は、緊張力に抗して前以て定められた行程(v)だけ移
動させられることを特徴とする請求項1に記載の加工機
械。
2) 前記回転ノブ(16)は押圧片(14)が作動しない
位置にある時ロック可能になっていることを特徴とす
る、前記第1項に記載の加工機械。
位置にある時ロック可能になっていることを特徴とす
る、前記第1項に記載の加工機械。
3) 突当て(20)は回転ノブ(16)に配置されている
ことを特徴とする、請求項1に記載の加工機械。
ことを特徴とする、請求項1に記載の加工機械。
4) 緊張装置(12)は腕金(1)の第2の部分片
(2)に設けられた収容部(21)の中に配置されている
ことを特徴とする、請求項1又は前記第1項〜前記第3
項のいずれか1つに記載の加工機械。
(2)に設けられた収容部(21)の中に配置されている
ことを特徴とする、請求項1又は前記第1項〜前記第3
項のいずれか1つに記載の加工機械。
5) 収容部(21)は1つの蓋板(22)によって閉鎖さ
れていることを特徴とする、前記第4項に記載の加工機
械。
れていることを特徴とする、前記第4項に記載の加工機
械。
6) 蓋板(22)は緊張力のために設けられたらせんば
ね(13)を軸方向において支えるための1つの溝(23)
を有していることを特徴とする、前記第5項に記載の加
工機械。
ね(13)を軸方向において支えるための1つの溝(23)
を有していることを特徴とする、前記第5項に記載の加
工機械。
7) 緊張装置(12)及び調節装置(15)は腕金(1)
の長手方向に相前後して位置することを特徴とする、請
求項1又は前記第1項〜第6項のいずれか1つに記載の
加工機械。
の長手方向に相前後して位置することを特徴とする、請
求項1又は前記第1項〜第6項のいずれか1つに記載の
加工機械。
8) 蓋板(22)は回転ノブ(16)を軸方向において支
えていることを特徴とする、前記第5項又は第7項に記
載の加工機械。
えていることを特徴とする、前記第5項又は第7項に記
載の加工機械。
9) 回転ノブ(16)には1つの工具を差し込むように
形成されていることを特徴とする、請求項1又は前記第
1項〜第8項のいずれか1つに記載の加工機械。
形成されていることを特徴とする、請求項1又は前記第
1項〜第8項のいずれか1つに記載の加工機械。
10) 回転ノブ(16)は1つのマーク又はそれに類似し
たものを担持しており、このマークは腕金(1)の緊張
行程を示すために腕金上に設けられた1つのマークに付
設されていることを特徴とする、請求項1又は前記第1
項〜第9項のいずれか1つに記載の加工機械。
たものを担持しており、このマークは腕金(1)の緊張
行程を示すために腕金上に設けられた1つのマークに付
設されていることを特徴とする、請求項1又は前記第1
項〜第9項のいずれか1つに記載の加工機械。
11) 緊張装置(12)及び調節装置(15)はベルトのル
ープの内側に位置していることを特徴とする、請求項1
又は前記第1項〜第10項のいずれか1つに記載の加工機
械。
ープの内側に位置していることを特徴とする、請求項1
又は前記第1項〜第10項のいずれか1つに記載の加工機
械。
第1図は1つに切断機械の腕金の縦断面図、第2図は第
1図に示した腕金の部分破断面平面図、第3図は第2図
のベルトを外した状態の平面図である。図において 1……腕金、2、3……腕金の部分片 4a、4b……クランプねじ 6……軸、7……切断工具 9、10……駆動車、11……駆動ベルト 12……ベルト緊張装置 13……螺旋ばね、14……押圧片 15……調節装置、16……回転ノブ 16a……回転軸、19……引っ張り棒 20……突当て、21……収容部 22……蓋板、23……溝
1図に示した腕金の部分破断面平面図、第3図は第2図
のベルトを外した状態の平面図である。図において 1……腕金、2、3……腕金の部分片 4a、4b……クランプねじ 6……軸、7……切断工具 9、10……駆動車、11……駆動ベルト 12……ベルト緊張装置 13……螺旋ばね、14……押圧片 15……調節装置、16……回転ノブ 16a……回転軸、19……引っ張り棒 20……突当て、21……収容部 22……蓋板、23……溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 7/00 - 7/24 B24B 3/00 - 39/06
Claims (1)
- 【請求項1】縦軸方向に相互に推移可能な2つの部分片
(2、3)から成り立っている1つの腕金(1)を有
し、この腕金の第1の部分片(3)は加工工具(7)の
ための駆動軸(6)を担持しそして腕金の第2の部分片
(2)は駆動車(9、10)の範囲においてモータケーシ
ングに固定されており、駆動車(9)と軸(6)との間
に配置された1つの駆動ベルト(11)と腕金の部分片
(2、3)の間で作用する1つのベルト緊張装置(12)
とを有する、回転駆動された円板状の1つの加工工具を
有する手持ち加工機械、特に研摩機械または切断研摩機
械において、ベルト緊張装置(12)を掴んでいる、回転
ノブ(16)を有する調節装置(15)が設けられており、
当該回転ノブが、1つの引っ張り棒(19)を介してベル
ト緊張装置(12)の押圧片(14)と結合していて第1の
回転位置で押圧片(14)を作動しない位置に保持し且つ
第2の回転位置で押圧片(14)を作動する位置に保持
し、押圧片(14)が作動しない位置にある時、引っ張り
棒(19)が回転軸(16a)の一方の側に位置していてベ
ルト緊張装置(12)の緊張力が回転ノブ(16)に回転モ
ーメントとして作用し、この回転モーメントにより引っ
張り棒(19)が回転ノブ(16)によって突当て(20)に
保持されること、及び、押圧片(14)が作動位置にある
時、引っ張り棒(19)が回転軸(16a)の別の側に位置
していることを特徴とする手持ち加工機械。
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