JP2948365B2 - ガスタービン翼冷却装置 - Google Patents
ガスタービン翼冷却装置Info
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- JP2948365B2 JP2948365B2 JP21999991A JP21999991A JP2948365B2 JP 2948365 B2 JP2948365 B2 JP 2948365B2 JP 21999991 A JP21999991 A JP 21999991A JP 21999991 A JP21999991 A JP 21999991A JP 2948365 B2 JP2948365 B2 JP 2948365B2
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- JP
- Japan
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- air
- turbine blade
- gas turbine
- turbine
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- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービン動翼冷却
装置、特に冷却空気量の制御に関する。
装置、特に冷却空気量の制御に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来のガスタービン動翼冷却空気
の系統図である。
の系統図である。
【０００３】空気圧縮機１で圧縮された高圧空気は、燃
料調節弁３を経て燃焼器２に流入する燃料を燃焼させ、
高温ガスとなってタービン４で膨脹する。タービン４
は、空気圧縮機１を駆動するとともに、出力として発電
機５を駆動する。圧縮空気の一部は分岐して、空気冷却
器６、フィルタ７を経て、タービン４に導入され、中空
のタービン動翼内部に流入して動翼を冷却する。また、
燃焼器２の燃焼域には、調節弁８を経て水または蒸気が
噴射され、燃焼温度を下げて公害となるＮＯX を低減す
る。
料調節弁３を経て燃焼器２に流入する燃料を燃焼させ、
高温ガスとなってタービン４で膨脹する。タービン４
は、空気圧縮機１を駆動するとともに、出力として発電
機５を駆動する。圧縮空気の一部は分岐して、空気冷却
器６、フィルタ７を経て、タービン４に導入され、中空
のタービン動翼内部に流入して動翼を冷却する。また、
燃焼器２の燃焼域には、調節弁８を経て水または蒸気が
噴射され、燃焼温度を下げて公害となるＮＯX を低減す
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】１）燃焼ガス中に水蒸
気が混在すると、ガス側の熱伝達率が増大する。したが
って燃焼器へ水または蒸気を噴射すると、噴射しない場
合に比べてタービン動翼のメタル温度が上昇する。
気が混在すると、ガス側の熱伝達率が増大する。したが
って燃焼器へ水または蒸気を噴射すると、噴射しない場
合に比べてタービン動翼のメタル温度が上昇する。
【０００５】２）従来の技術では、前記冷却空気系統に
は、なんらの制御装置も設置されていない。また設計
は、最も翼温度条件が厳しい、水または蒸気噴射時を対
象としている。したがって、噴射をしない時には、過剰
な冷却空気が空気圧縮機から燃焼器をバイパスしてター
ビンに流入しており、その分だけガスタービンの性能を
低下させている。
は、なんらの制御装置も設置されていない。また設計
は、最も翼温度条件が厳しい、水または蒸気噴射時を対
象としている。したがって、噴射をしない時には、過剰
な冷却空気が空気圧縮機から燃焼器をバイパスしてター
ビンに流入しており、その分だけガスタービンの性能を
低下させている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の課
題を解決するために、圧縮機、燃焼器およびタービンか
ら構成されたガスタービン装置において、上記燃焼器に
水または水蒸気を供給する供給手段と、上記圧縮機から
空気を抽気し、タービン翼に送る抽送気手段と、上記供
給手段に設けられ、供給される水または水蒸気の流量を
計る計測手段と、同計測手段から信号を受け、上記ター
ビン翼への空気送気量を決定する演算手段と、上記抽送
気手段に設けられ、上記演算手段からの信号により上記
タービン翼への空気送気量を調節する流量制御手段とを
具備してなることを特徴とするガスタービン翼冷却装置
を提案するものである。
題を解決するために、圧縮機、燃焼器およびタービンか
ら構成されたガスタービン装置において、上記燃焼器に
水または水蒸気を供給する供給手段と、上記圧縮機から
空気を抽気し、タービン翼に送る抽送気手段と、上記供
給手段に設けられ、供給される水または水蒸気の流量を
計る計測手段と、同計測手段から信号を受け、上記ター
ビン翼への空気送気量を決定する演算手段と、上記抽送
気手段に設けられ、上記演算手段からの信号により上記
タービン翼への空気送気量を調節する流量制御手段とを
具備してなることを特徴とするガスタービン翼冷却装置
を提案するものである。
【０００７】
【作用】水または蒸気の噴射時には、その噴射流量が流
量計測手段で検出され、その検出信号に基づき、演算手
段がタービン翼への冷却空気流量を決定して、流量制御
手段を調節する。水または蒸気を噴射しない時には、冷
却空気流量がゼロになるよう、流量制御手段を調節す
る。
量計測手段で検出され、その検出信号に基づき、演算手
段がタービン翼への冷却空気流量を決定して、流量制御
手段を調節する。水または蒸気を噴射しない時には、冷
却空気流量がゼロになるよう、流量制御手段を調節す
る。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の一実施例に係るタービン翼冷
却装置の系統図である。水または蒸気の流量検出器９か
らの流量信号は、プログラマブルコントローラ（演算手
段）１０で制御弁開度信号に変換され、噴射量に応じて
冷却空気流量制御弁１１の開度が調節される。冷却空気
流量制御弁１１には通常バイパス弁１２が併設される。
なお一般に、上記流量信号には電流または電圧、制御弁
開度信号には空気圧が、それぞれ使われる。
却装置の系統図である。水または蒸気の流量検出器９か
らの流量信号は、プログラマブルコントローラ（演算手
段）１０で制御弁開度信号に変換され、噴射量に応じて
冷却空気流量制御弁１１の開度が調節される。冷却空気
流量制御弁１１には通常バイパス弁１２が併設される。
なお一般に、上記流量信号には電流または電圧、制御弁
開度信号には空気圧が、それぞれ使われる。
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば、水または蒸気を噴射し
ない時、従来過剰に供給されていたタービン翼冷却空気
が適切な量に制御され、その分ガスタービンの性能が向
上する。また噴射する時には、噴射量に応じた冷却空気
が供給され、タービン翼メタル温度が常にほぼ一定に保
たれて寿命が延長される。
ない時、従来過剰に供給されていたタービン翼冷却空気
が適切な量に制御され、その分ガスタービンの性能が向
上する。また噴射する時には、噴射量に応じた冷却空気
が供給され、タービン翼メタル温度が常にほぼ一定に保
たれて寿命が延長される。
【図１】図１は本発明の一実施例に係るガスタービン翼
冷却装置の系統図である。
冷却装置の系統図である。
【図２】図２は従来のガスタービン動翼冷却装置の一例
を示す系統図である。
を示す系統図である。
２ 燃焼器 ４ タービン ６ 空気冷却器 ７ フィルタ ９ 水または蒸気流量検出器 １０ プログラマブルコントローラ（演算手段） １１ 冷却空気流量制御弁 １２ バイパス弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F02C 7/18 F02C 3/30
Claims (1)
- 【請求項１】 圧縮機、燃焼器およびタービンから構成
されたガスタービン装置において、上記燃焼器に水また
は水蒸気を供給する供給手段と、上記圧縮機から空気を
抽気し、タービン翼に送る抽送気手段と、上記供給手段
に設けられ、供給される水または水蒸気の流量を計る計
測手段と、同計測手段から信号を受け、上記タービン翼
への空気送気量を決定する演算手段と、上記抽送気手段
に設けられ、上記演算手段からの信号により上記タービ
ン翼への空気送気量を調節する流量制御手段とを具備し
てなることを特徴とするガスタービン翼冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21999991A JP2948365B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | ガスタービン翼冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21999991A JP2948365B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | ガスタービン翼冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0559965A JPH0559965A (ja) | 1993-03-09 |
| JP2948365B2 true JP2948365B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=16744349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21999991A Expired - Fee Related JP2948365B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | ガスタービン翼冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2948365B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4446862C2 (de) * | 1994-12-27 | 1998-01-29 | Siemens Ag | Verfahren zur Kühlung des Kühlmittels einer Gasturbine und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens |
| US6640550B2 (en) * | 2001-11-02 | 2003-11-04 | Alstom (Switzerland) Ltd | Gas turbo-group with cooling air system |
| US6523346B1 (en) | 2001-11-02 | 2003-02-25 | Alstom (Switzerland) Ltd | Process for controlling the cooling air mass flow of a gas turbine set |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP21999991A patent/JP2948365B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0559965A (ja) | 1993-03-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990608 |
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