JP2921498B2 - 消音チャンバ - Google Patents
消音チャンバInfo
- Publication number
- JP2921498B2 JP2921498B2 JP8193856A JP19385696A JP2921498B2 JP 2921498 B2 JP2921498 B2 JP 2921498B2 JP 8193856 A JP8193856 A JP 8193856A JP 19385696 A JP19385696 A JP 19385696A JP 2921498 B2 JP2921498 B2 JP 2921498B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- passage
- outlet
- chamber
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Duct Arrangements (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、消音チャンバに関
する。
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、空調機とダクトの間に介装される
消音チャンバは、その内部を、空気吹出通路と空気吸込
通路に二分割し、両通路とも同じ長さにしていた。
消音チャンバは、その内部を、空気吹出通路と空気吸込
通路に二分割し、両通路とも同じ長さにしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般に吸込
音よりも吹出音の方が高いため、吹出音の消音に必要な
長さに空気吹出通路と空気吸込通路をあわせると、空気
吸込通路が無駄に長くなってチャンバが大きくなってし
まい、逆に、吸込音の消音に必要な長さに空気吹出通路
と空気吸込通路をあわせると、吹出音の消音能力が低下
する問題があった。そこで、これらの問題点を解決する
消音チャンバを提供することを目的とする。
音よりも吹出音の方が高いため、吹出音の消音に必要な
長さに空気吹出通路と空気吸込通路をあわせると、空気
吸込通路が無駄に長くなってチャンバが大きくなってし
まい、逆に、吸込音の消音に必要な長さに空気吹出通路
と空気吸込通路をあわせると、吹出音の消音能力が低下
する問題があった。そこで、これらの問題点を解決する
消音チャンバを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の消音チャンバは、空調機とダクトの間に介
装される消音チャンバであって、ダクト側の吸込口及び
吹出口と空調機側の吸込口及び吹出口とを有する箱形の
チャンバ本体を、備え、このチャンバ本体の内部を空気
吹出通路と空気吸込通路に二分割し、上記ダクト側吹出
口と上記空調機側吹出口に連通する上記空気吹出通路
を、上記チャンバ本体の隣接する二内面に沿ってＬ字状
に形成しかつ直通又は上下左右に曲折させその途中に複
数の突出部材を適宜設け、このＬ字状空気吹出通路の隅
部側に沿って、上記ダクト側吸込口と上記空調機側吸込
口に連通する上記空気吸込通路を、形成したものであ
る。
に、本発明の消音チャンバは、空調機とダクトの間に介
装される消音チャンバであって、ダクト側の吸込口及び
吹出口と空調機側の吸込口及び吹出口とを有する箱形の
チャンバ本体を、備え、このチャンバ本体の内部を空気
吹出通路と空気吸込通路に二分割し、上記ダクト側吹出
口と上記空調機側吹出口に連通する上記空気吹出通路
を、上記チャンバ本体の隣接する二内面に沿ってＬ字状
に形成しかつ直通又は上下左右に曲折させその途中に複
数の突出部材を適宜設け、このＬ字状空気吹出通路の隅
部側に沿って、上記ダクト側吸込口と上記空調機側吸込
口に連通する上記空気吸込通路を、形成したものであ
る。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の消音チャンバの
一実施例を示す簡略図であって、この消音チャンバは、
仮想線で示す空調機１とダクト２の間に介装される。
一実施例を示す簡略図であって、この消音チャンバは、
仮想線で示す空調機１とダクト２の間に介装される。
【０００６】３はチャンバ本体であって、このチャンバ
本体３は、六面体の中空状箱形で、隣接する二面に、ダ
クト側の吸込口４及び吹出口５と、空調機側の吸込口６
及び吹出口７と、を有している。
本体３は、六面体の中空状箱形で、隣接する二面に、ダ
クト側の吸込口４及び吹出口５と、空調機側の吸込口６
及び吹出口７と、を有している。
【０００７】このチャンバ本体３の内部は、仕切部材８
によって、空気吹出通路Ａと空気吸込通路Ｂに、二分割
されている。空気吹出通路Ａは、チャンバ本体３の隣接
する二内面に沿って全体がＬ字状をなすように形成さ
れ、ダクト側吹出口５と空調機側吹出口７に連通連結さ
れる。
によって、空気吹出通路Ａと空気吸込通路Ｂに、二分割
されている。空気吹出通路Ａは、チャンバ本体３の隣接
する二内面に沿って全体がＬ字状をなすように形成さ
れ、ダクト側吹出口５と空調機側吹出口７に連通連結さ
れる。
【０００８】さらに、空気吹出通路Ａは、直通又は上下
左右に曲折（二次元又は三次元で曲折）し、その途中に
は複数の突出部材９が適宜設けられ、突出部材９…を含
めて通路Ａの内面には吸音材等が装着される。これらに
より、空調機１からの吹出音は、通路Ａ内で減衰・消音
される。
左右に曲折（二次元又は三次元で曲折）し、その途中に
は複数の突出部材９が適宜設けられ、突出部材９…を含
めて通路Ａの内面には吸音材等が装着される。これらに
より、空調機１からの吹出音は、通路Ａ内で減衰・消音
される。
【０００９】また、空気吸込通路Ｂは、Ｌ字状空気吹出
通路Ａの隅部側に沿って、形成され、ダクト側吸込口４
と空調機側吸込口６に連通連結される。この通路Ｂの内
面にも吸音材等が装着され、通路Ｂ内で吸込音が減衰・
消音される。
通路Ａの隅部側に沿って、形成され、ダクト側吸込口４
と空調機側吸込口６に連通連結される。この通路Ｂの内
面にも吸音材等が装着され、通路Ｂ内で吸込音が減衰・
消音される。
【００１０】なお、図例の突出部材９…の位置や構造の
変更は自由である。また、通路Ａ、Ｂの長さが大幅に変
わらない限り、吸込口４、吹出口５、吸込口６及び吹出
口７の位置の変更（例えば吸込口４と吹出口５を図例の
手前側の面の左端に変更するなど）も自由である。
変更は自由である。また、通路Ａ、Ｂの長さが大幅に変
わらない限り、吸込口４、吹出口５、吸込口６及び吹出
口７の位置の変更（例えば吸込口４と吹出口５を図例の
手前側の面の左端に変更するなど）も自由である。
【００１１】
【発明の効果】本発明の消音チャンバは、吹出音と吸込
音の消音レベルに合わせて、空気吹出通路Ａを長く、空
気吸込通路Ｂを短くとることができ、無駄なスペースが
生じない。したがって、本発明のチャンバを従来と同じ
大きさにした場合には、消音能力が向上し、本発明のチ
ャンバを従来と同じ消音能力にした場合には、コンパク
トとなり、小型で高性能な消音チャンバを得ることがで
きる。
音の消音レベルに合わせて、空気吹出通路Ａを長く、空
気吸込通路Ｂを短くとることができ、無駄なスペースが
生じない。したがって、本発明のチャンバを従来と同じ
大きさにした場合には、消音能力が向上し、本発明のチ
ャンバを従来と同じ消音能力にした場合には、コンパク
トとなり、小型で高性能な消音チャンバを得ることがで
きる。
【図１】本発明の一実施例を示す簡略図である。
１ 空調機 ２ ダクト ３ チャンバ本体 ４ 吸込口 ５ 吹出口 ６ 吸込口 ７ 吹出口 Ａ 空気吹出通路 Ｂ 空気吸込通路
Claims (1)
- 【請求項１】 空調機１とダクト２の間に介装される消
音チャンバであって、ダクト側の吸込口４及び吹出口５
と空調機側の吸込口６及び吹出口７とを有する箱形のチ
ャンバ本体３を、備え、このチャンバ本体３の内部を空
気吹出通路Ａと空気吸込通路Ｂに二分割し、上記ダクト
側吹出口５と上記空調機側吹出口７に連通する上記空気
吹出通路Ａを、上記チャンバ本体３の隣接する二内面に
沿ってＬ字状に形成しかつ直通又は上下左右に曲折させ
その途中に複数の突出部材９を適宜設け、このＬ字状空
気吹出通路Ａの隅部側に沿って、上記ダクト側吸込口４
と上記空調機側吸込口６に連通する上記空気吸込通路Ｂ
を、形成したことを特徴とする消音チャンバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8193856A JP2921498B2 (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 消音チャンバ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8193856A JP2921498B2 (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 消音チャンバ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1019357A JPH1019357A (ja) | 1998-01-23 |
| JP2921498B2 true JP2921498B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=16314898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8193856A Expired - Lifetime JP2921498B2 (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 消音チャンバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2921498B2 (ja) |
-
1996
- 1996-07-03 JP JP8193856A patent/JP2921498B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1019357A (ja) | 1998-01-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7337876B2 (en) | Suction apparatus with noise reduction means | |
| JP3846548B2 (ja) | 換気装置 | |
| JP3769079B2 (ja) | 送風機 | |
| JP2921498B2 (ja) | 消音チャンバ | |
| JP2000213369A (ja) | 発電装置 | |
| JPH03290997A (ja) | 消音器 | |
| JPH07124081A (ja) | 電気掃除機 | |
| JP3227394U (ja) | コンプレッサ用筐体 | |
| JP2004150309A (ja) | 吸気ダクト | |
| JPH0652133B2 (ja) | ガラリ | |
| JP3030714B2 (ja) | 消音装置 | |
| JPH0496721A (ja) | 電気掃除機 | |
| JPH04203398A (ja) | 送風機 | |
| CN216014801U (zh) | 消音降噪装置 | |
| JPS61205398A (ja) | 消音器付遠心送風機 | |
| JPH0612442Y2 (ja) | 空気調和機 | |
| JPH0519600Y2 (ja) | ||
| JPS6245631Y2 (ja) | ||
| JP2618133B2 (ja) | ダクト用換気扇 | |
| JP4229903B2 (ja) | 換気口の消音装置 | |
| JPH07305974A (ja) | 消音装置 | |
| JPH0618083A (ja) | 空気調和機 | |
| JPH0450498A (ja) | 横断流送風機用消音器 | |
| JPS6325775B2 (ja) | ||
| KR200426358Y1 (ko) | 진공 및 고송풍 유니트의 소음 저감구조 |