JP2916473B1 - 連続地中壁シールド泥水用安定液混合装置 - Google Patents

連続地中壁シールド泥水用安定液混合装置

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JP2916473B1
JP2916473B1 JP14502598A JP14502598A JP2916473B1 JP 2916473 B1 JP2916473 B1 JP 2916473B1 JP 14502598 A JP14502598 A JP 14502598A JP 14502598 A JP14502598 A JP 14502598A JP 2916473 B1 JP2916473 B1 JP 2916473B1
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勉 小松崎
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  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
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Abstract

【要約】 【課題】「ママコ」の発生を防止すると共に、連続した
混合攪拌作業を可能とする連続地中壁シールド泥水用安
定液混合装置を提供する。 【解決手段】粉状の分散剤、CMCおよびベントナイト
を予め混合攪拌する横長半円筒状タンク10より成る粉
体攪拌ミキサー5は機枠4に3個のロードセル6を介し
て連結固定され、且つ前記粉体攪拌ミキサー5の螺旋状
攪拌翼12で予め攪拌された粉体は、連通ホース33を
介して少量ずつ下方の作泥ミキサー30に落下し、水と
混合攪拌される。前記作泥ミキサー30は、前記機枠4
とは別に設置された架台35に3個のロードセル36を
介して連結固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続地中壁施工および
シールド工事において、壁面の崩壊を防止するため、掘
削に先だってガイドウォールに充填する安定液を作液す
る連続地中壁シールド泥水用安定液混合装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、連続地中壁シールド泥水用安定液
混合装置は、本件特許出願人が所有する特許第2602
177号公報に開示され、且つ前記装置における粉体攪
拌ミキサーも前記公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記特許第26021
77号公報に開示された攪拌ミキサーは、回転軸にそれ
ぞれ120度の間隔を有して3本の攪拌羽根取付軸の上
端部が、それぞれ間隔を有して上下3段に亘って固定さ
れると共に、該各攪拌羽根取付軸の下端は、円筒状をし
た粉体攪拌ミキサーの底板を半径方向に各3等分した位
置の中心上まで垂設され、且つ該各攪拌羽根取付軸の下
端には前記粉体攪拌ミキサーの底板を半径方向に3等分
した巾の攪拌羽根が、それぞれ回転方向に対して鈍角に
上向き傾斜して前記底板にその下端縁が摺接するごとく
固定して形成してある。
【0004】従って、前記従来の攪拌ミキサーは回転軸
にそれぞれ間隔を有して上下3段に亘って取付けられた
3本の攪拌羽根取付軸にそれぞれ攪拌羽根を固定するの
で、ミキサー全体の高さが高くなると共に、攪拌羽根取
付軸の角度が正確でないと粉体の充分な攪拌ができない
ため、該攪拌羽根取付軸の製作および固定作業が極めて
困難でコストが高く、また前記攪拌羽根取付軸は逆回転
しない構成であるため、粉体を完全に均一に混合攪拌す
るまでには時間がかかるという課題があった。
【0005】本発明は前記課題を解決することを目的と
する連続地中壁シールド泥水用安定液混合装置を提供し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数本立設さ
れた脚柱の上方に支持枠を固定して方形立体枠状の機枠
を形成し、且つ該機枠の支持枠上に粉体攪拌ミキサーが
3個のロードセルを介して支持固定され、且つベントナ
イトを収納するベントナイト収納サイロおよび粉状の分
散剤とCMC、またはCMCのみを収納する第1サイロ
と第2サイロとが前記機枠外に設置され、前記粉体攪拌
ミキサーは、横長半円筒状タンクの中央内部長手方向に
回転自在に設けられた回転軸の外周に螺旋状攪拌翼が固
定され、且つ前記回転軸の両端部はそれぞれ横長半円筒
状タンクの側壁外へ突出し、一方側の側壁外へ突出した
回転軸は前記横長半円筒状タンクの側壁に突設された一
方側支持板上に設けられた軸受に軸支されると共に、他
方側の側壁外へ突出した回転軸は横長半円筒状タンクの
側壁に突設された他方側支持板上に設けられた軸受に軸
支され、更に前記回転軸は該他方側支持板上に設けられ
た可逆モーターの駆動軸とスプロケットを介して連結さ
れて形成され、前記粉体攪拌ミキサーの天板にはベント
ナイト投入口が開口されると共に、該ベントナイト投入
口には定量バルブが装置され、且つ該ベントナイト投入
口は前記ベントナイト収納サイロとベントナイト移送ホ
ースを介して連結され、更に前記粉体攪拌ミキサーの天
板には第1粉体投入口と第2粉体投入口が開口されると
共に、該第1粉体投入口および第2粉体投入口にはそれ
ぞれ定量バルブが装置され、且つ該第1粉体投入口およ
び第2粉体投入口は前記第1サイロおよび第2サイロ
と、第1粉体移送ホースおよび第2粉体移送ホースを介
して連結され、前記粉体攪拌ミキサーを支持枠上に支持
固定する各ロードセルは、支持枠上に内側方向に突設さ
れると共に、該粉体攪拌ミキサーの前面側両側と背面側
中央にそれぞれ固定された支柱の下端部が前記ロードセ
ルに連結固定され、且つ前記粉体攪拌ミキサーの一方側
端部下面には、1個または複数個の粉体落下用開口部が
開口され、前記粉体攪拌ミキサーの外方下面に設置され
た方形立体枠状の架台の上方部に3個のロードセルを介
して作泥ミキサーが支持固定され、前記作泥ミキサーの
天板には、前記粉体攪拌ミキサーからの粉体を投入する
粉体投入口と、水タンクからの水を通水する通水開口が
開口され、且つ前記粉体攪拌ミキサーの粉体落下用開口
部と前記作泥ミキサーの天板の粉体投入口とは連通ホー
スを介して連通されると共に、前記粉体落下用開口部に
はエアーバタフライバルブが装置され、更に、前記水タ
ンクと通水開口とは通水パイプで連結されると共に、前
記天板にはそれぞれ下端に攪拌羽根を設けた回転軸が天
板を貫通して回転自在に垂設するという手段を採用する
ことにより、上記課題を解決した。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明すると、図1は本発明粉体攪拌ミキサーを備え
た連続地中壁シールド泥水用安定液混合装置全体の概略
を示す正面図、図2は同平面図であり、地盤面1上に立
設された複数本の脚柱2の上方に方形枠状に支持枠3を
固定して方形立体枠状に組立てられた機枠4が形成さ
れ、且つ該機枠4の支持枠3上に粉体攪拌ミキサー5が
3個のロードセル6を介して支持固定されている。そし
て、前記粉体攪拌ミキサー5に供給するベントナイトを
収納したベントナイト収納サイロ7および該粉体攪拌ミ
キサー5に供給する粉状の分散剤とCMC、または必要
に応じてCMCのみを収納する第1サイロ8と第2サイ
ロ9とがそれぞれ前記機枠4外に設置されている。
【0008】前記粉体攪拌ミキサー5は、横長半円筒状
タンク10の中央内部長手方向に回転自在に設けられた
回転軸11の外周に螺旋状攪拌翼12が固定され、且つ
前記回転軸11の両端部は横長半円筒状タンク10の側
壁10a,10b外へ突出し、一方側の側壁10a外へ
突出した回転軸11aは該側壁10aに突設された一方
側支持板13a上に設けられた軸受14aに軸支される
と共に、他方側の側壁10b外へ突出した回転軸11b
は該側壁10b外に突設された他方側支持板13b上に
設けられた軸受14bに軸支され、更に前記回転軸11
bは該他方側支持板13b上に設けられた可逆モーター
15の駆動軸16とスプロケット17を介して連結され
て形成されている。
【0009】更に、前記粉体攪拌ミキサー5の上端面に
固設された平面状の天板5aの他方側寄りにはベントナ
イト投入口18が開口され、且つ該ベントナイト投入口
18は前記機枠4とは別に立設されたベントナイト収納
サイロ7とベントナイト移送ホース19を介して連結さ
れており、前記ベントナイト投入口18には、粉体攪拌
ミキサー5内に投入されるベントナイトの量を計測し
て、予め設定された量のベントナイトが投入された時に
弁を閉じる定量バルブ20が装置されている。
【0010】また、前記粉体攪拌ミキサー5の天板5a
のベントナイト投入口18の近傍には、前記第1サイロ
8および第2サイロ9内にそれぞれ収納された粉状の分
散剤とCMC、または前記両サイロ8,9内に収納され
たCMCを粉体攪拌ミキサー5内に投入する第1粉体投
入口21と第2粉体投入口22が開口され、且つ該第1
粉体投入口21および第2粉体投入口22と前記第1サ
イロ8および第2サイロ9とは、移送スクリュー(図示
せず)を回転自在に設けた第1粉体移送パイプ23と第
2粉体移送パイプ24および該第1粉体移送パイプ23
と第2粉体移送パイプ24に接続された連結ホース2
5,26を介してそれぞれ連結され、且つ前記第1粉体
投入口21と第2粉体投入口22には、前記粉体攪拌ミ
キサー5内に投入されるCMC等の粉体の量を計測し
て、予め設定された量のCMC等の粉体が投入された時
に弁を閉じる定量バルブ27がそれぞれ装置されてい
る。
【0011】図中28は、粉体攪拌ミキサー5の天板5
aに設けられた粉体攪拌ミキサー5内の空気を抜く空気
抜き孔で、前記ベントナイト、分散剤、CMCの各粉体
が前記粉体攪拌ミキサー5内へ投入される毎に、その投
入された体積分だけの空気が前記空気抜き孔28より排
気される。
【0012】前記機枠4の支持枠3上に粉体攪拌ミキサ
ー5が3個のロードセル6を介して支持固定されている
が、該各ロードセル6は前記支持枠3上に内側方向に突
設されると共に、前記粉体攪拌ミキサー5の前面側両側
と背面部中央にそれぞれ固定された支柱29の下端部が
前記各ロードセル6に連結固定されて、支持枠3上にロ
ードセル6を介して粉体攪拌ミキサー5が支持固定され
ている。
【0013】そして、前記粉体攪拌ミキサー5の一方側
端部下面には、該粉体攪拌ミキサー5で攪拌された粉体
を下方に配設された作泥ミキサー30内に落下させるた
めの粉体落下用開口部31が、1個または複数個(図4
では2個)開口されている。また、作泥ミキサー30の
上端面に固着された天板30aの他方側寄りには前記粉
体攪拌ミキサー5で攪拌された粉体を投入する粉体投入
口32が開口され、前記粉体落下用開口部31と前記粉
体投入口32とは連通ホース33を介して連結されてい
る。
【0014】更に、前記粉体落下用開口部31には、前
記粉体攪拌ミキサー5の作動中は粉体が前記作泥ミキサ
ー30内に落下しないように閉鎖すると共に、該粉体攪
拌ミキサー5による粉体の攪拌作業が完了後、少量ずつ
粉体が作泥ミキサー30内に落下できるよう弁の開閉度
を調整できるエアーバタフライバルブ34が装置されて
いる。前記エアーバタフライバルブ34が開くと、前記
作泥ミキサー30内に粉体が落下し、逆にエアーバタフ
ライバルブ34が閉じると粉体の落下が阻止される。
【0015】前記作泥ミキサー30は、前記粉体攪拌ミ
キサー5の一方側下面の地盤面上に設置された方形立体
枠状の架台35の上方部に配設された3個のロードセル
36を介して支持固定されている。なお、図2、図4で
は作泥ミキサー30は2台設置されているが、1個また
は3個以上であってもよい。
【0016】また、前記作泥ミキサー30の上端面に固
着された天板30aの中央部には水タンク37から水を
通水パイプ38を介して通水する通水開口39が開口さ
れている。
【0017】そして、前記天板30aの両側部にはそれ
ぞれ下端に攪拌羽根40を設けた回転軸41が天板30
aを貫通して回転自在に垂設され、前記各回転軸41の
上端は該天板30aに固設された軸受42にそれぞれ軸
支され、更に前記各軸受42はそれぞれ天板30aに固
定されたモーター43とベルト44を介して連結され、
モーター43の回転により前記各回転軸41が回転する
よう構成されている。
【0018】図中45は、作泥ミキサー30の天板30
aに穿設された作泥ミキサー30内の空気を抜く空気抜
き孔で、前記粉体攪拌ミキサー5から落下してきた粉体
および水タンク37よりの水が前記作泥ミキサー30内
に投入される毎に、その投入された体積分だけの空気が
前記空気抜き孔45より排気される。
【0019】更に、前記作泥ミキサー30の底板46は
他側方向へ下り傾斜すると共に、該作泥ミキサー30の
前記他側方向傾斜端部の外周壁には作泥タンク47に連
通する排出パイプ48が開口連通されており、作液移送
ポンプ49により排出パイプ48を介して前記作泥ミキ
サー30で作泥された安定液が、前記粉体攪拌ミキサー
5の下面の機枠4内に設置された作泥タンク47内へ移
送される。なお、図中50は、作業者が乗って作業する
パンチングメタルで形成された作業用足場である。
【0020】次に、本発明粉体攪拌ミキサー装置を備え
た連続地中壁シールド泥水用安定液混合装置の作用につ
いて説明する。先ず、第1サイロ8と第2サイロ9にそ
れぞれ粉状の分散剤とCMC、または必要に応じてCM
Cのみを収納すると共に、ベントナイト収納サイロ7に
ベントナイトを収納する。そして、前記各サイロ8,9
より所定量の分散剤とCMCを、または所定量の分散剤
のみを、それぞれ第1粉体移送パイプ23と連結ホース
25および第2粉体移送パイプ24と連結ホース26を
介して粉体攪拌ミキサー5内に投入する。この際、投入
量は定量バルブ23により計量され、予め設定された量
に達すると該定量バルブ23が閉止され、前記粉体攪拌
ミキサー5内への分散剤、CMCの投入が停止される。
【0021】一方、ベントナイト収納サイロ7からも所
定量のベントナイトがベントナイト移送ホース19を介
して粉体攪拌ミキサー5内に投入される。この際、投入
量は定量バルブ20により計量され、予め設定された量
に達すると該定量バルブ20が閉止され、前記粉体攪拌
ミキサー5内へのベントナイトの投入が停止される。
【0022】所定量の粉状の分散剤、CMCおよびベン
トナイトが粉体攪拌ミキサー5内に投入され、可逆モー
ター16を起動して回転軸11を正回転させると、該回
転軸11に固設された螺旋状攪拌翼12も正回転し、粉
体攪拌ミキサー5内の前記分散剤、CMCおよびベント
ナイトが攪拌されながら右方向へ移動する。次に、一定
時間経過後、前記可逆モーター16を停止させ、再び該
可逆モーター16を起動して回転軸11を逆回転させる
と、該回転軸11に固設された螺旋状攪拌翼12も逆回
転し、粉体攪拌ミキサー5内の前記分散剤、CMCおよ
びベントナイトが攪拌されながら左方向へ移動する。そ
して、この可逆モーター16の切換えによる回転軸11
および螺旋状攪拌翼12の正・逆回転を複数回繰返すこ
とにより、前記粉体攪拌ミキサー5内の分散剤、CMC
およびベントナイトが完全に均一に混合される。
【0023】前記各分散剤、CMCおよびベントナイト
が均一に混合攪拌される(これは各材料の投入量によっ
て攪拌時間が定性的に決められている)と、前記可逆モ
ーター16の逆回転状態を維持しながら、エアーバタフ
ライバルブ34を少し開口させると、粉体落下用開口部
31より、前記逆回転をしている可逆モーター16と共
に逆回転している螺旋状攪拌翼12により左方向へ押圧
された粉体が、少量ずつ既にモーター43の回転により
回転軸41に固着された攪拌羽根40が回動している作
泥ミキサー30内に落下され、該作泥ミキサー30内に
水タンク37から注水された水と混合攪拌される。
【0024】前記粉体攪拌ミキサー5で攪拌された粉体
が作泥ミキサー30内に落下する場合は、回転軸11を
逆回転させて螺旋状攪拌翼12を逆回転させ、粉体を一
方側へ押圧移送させながら粉体落下用開口部31から前
記エアーバタフライバルブ34の開放度を小さくするこ
とにより粉体を作泥ミキサー30内に徐々に少量ずつ落
下せしめて、該作泥ミキサー30内において水と粉体と
を逐次混合攪拌することにより「ママコ」の発生を阻止
することができるのである。
【0025】前記粉体攪拌ミキサー5内において攪拌さ
れた粉体がすべて下部の作泥ミキサー30内に落下した
ことは、前記粉体攪拌ミキサー5を支持枠3上に連結固
定した3個のロードセル6によって計量され、粉体の重
量が0になった時点で、前記エアーバタフライバルブ3
4を閉鎖する。そして、直ちに次の粉体攪拌作業に移行
し、粉状の分散剤、CMCおよびベントナイトが前記と
同一工程により粉体攪拌ミキサー5に投入される。この
間、下方の作泥ミキサー30は作動を続けているが、該
作泥ミキサー30は前記粉体攪拌ミキサー5が装置され
た機枠4に固設されることなく、該機枠4外に設置され
た架台35に連結固定されているので、前記作泥ミキサ
ー30の作動時の振動が粉体攪拌ミキサー5には伝わら
ず、前記3個のロードセル6による計測は正確に行え
る。
【0026】前記作泥ミキサー30内に投入された混合
攪拌済みの粉体は、モーター43の回転により攪拌羽根
40を設けた回転軸41を回転させることにより、水と
適宜混合攪拌されて安定液が作泥され、その後前記安定
液は作液移送ポンプ49により移送パイプ48を介して
作泥タンク47内に移送され、これに液状分散剤タンク
(図示せず)に収納された所定量の液状分散剤が注薬ポ
ンプ51を介して注入され、攪拌サンドポンプ52によ
り攪拌され、連続地中壁シールド泥水用安定液として使
用される。
【0027】前記作泥ミキサー30から作泥された安定
液が作泥タンク47内にすべて移送されると、前記作泥
ミキサー30を架台35に連結固定する3個のロードセ
ル36によって計量され、安定液の重量が0になった時
点で、再び前記粉体攪拌ミキサー5により混合攪拌され
た粉体を作泥ミキサー30内へ落下する工程に入ること
ができる。以下同様の工程を繰返して所定量の安定液を
作泥する。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述のようであるから、粉状の
分散剤、CMCおよびベントナイトを所定量予め粉体攪
拌ミキサーにより完全に混合攪拌しておき、これを螺旋
状攪拌翼の回転により少量ずつ下方に設置された作泥ミ
キサーに投入して更に前記粉体と水とを少量ずつ混合攪
拌して行くため、「ママコ」が発生する虞れがない。ま
た、粉体攪拌ミキサーで混合攪拌された粉体が作泥ミキ
サーにすべて投入されたことを、支持枠と粉体攪拌ミキ
サーとを連結固定した3個のロードセルで計量して検知
すると、直ちに前記粉体攪拌ミキサーに次に混合攪拌す
る粉状の分散剤、CMCおよびベントナイトを投入し、
新たな攪拌作業に入ることができる。更に、下方に設置
された作泥ミキサーは、前記粉体攪拌ミキサーが装置さ
れた機枠とは別に設けられた架台に3個のロードセルを
介して連結固定されているため、作泥ミキサーの作動中
であっても振動が前記機枠に設置された3個のロードセ
ルに伝導せず、該3個のロードセルでの粉体攪拌ミキサ
ー内の粉体の計量が正確にできる。更にまた、粉体攪拌
ミキサーと作泥ミキサーは、それぞれ機枠および架台に
3個のロードセルを介して連結固定されているため、独
立して作動させることができ、安定液を作泥する作業を
効率よく実施することができる。そして、粉体攪拌ミキ
サーは、横長の半円筒状タンクに形成してあるため、ミ
キサー全体の高さが低くなり、従って作業および点検が
容易であるという優れた効果を奏すると共に、螺旋状攪
拌翼で粉体を攪拌するという構成を採用しているため、
その構造が極めて簡単で、且つ製造が容易で、然も安価
に提供できる等、その利とするところ大なるものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明連続地中壁シールド泥水用安定液混合装
置の概略正面図である。
【図2】本発明連続地中壁シールド泥水用安定液混合装
置の概略平面図である。
【図3】本発明連続地中壁シールド泥水用安定液混合装
置における粉体攪拌ミキサー、ベントナイト収納サイ
ロ、第1サイロ、第2サイロおよび作泥ミキサーの関係
を示す拡大概略正面説明図である。
【図4】本発明連続地中壁シールド泥水用安定液混合装
置における粉体攪拌ミキサーと作泥ミキサーの関係を示
す拡大概略側面説明図である。
【符号の説明】
2 脚柱、 3 支持枠、 4 機枠、 5 粉体攪拌
ミキサー、 5a 天板、 6 ロードセル、 7 ベ
ントナイト収納サイロ、 8 第1サイロ、9 第2サ
イロ、 10 横長半円筒状タンク、 10a,10b
側壁、 11 回転軸、 12 螺旋状攪拌翼、 1
3 支持板、 14 軸受、 15可逆モーター、 1
6 駆動軸、 17 スプロケット 18 ベントナイ
ト投入口、 19 ベントナイト移送ホース、 20
定量バルブ、 21 第1粉体投入口、 22 第2粉
体投入口、 23 第1粉体移送パイプ、 24 第2
粉体移送パイプ、 25,26 連結ホース、 27
定量バルブ、 29支柱、 30 作泥ミキサー、 3
0a 天板、 31 粉体落下用開口部、32 粉体投
入口、 33 連通ホース、 35 エアーバタフライ
バルブ、35 架台、 36 ロードセル、 37 水
タンク、 38 通水パイプ、39 通水開口、 40
攪拌羽根、 41 回転軸。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本立設された脚柱の上方に支持枠を固
    定して方形立体枠状の機枠を形成し、且つ該機枠の支持
    枠上に粉体攪拌ミキサーが3個のロードセルを介して支
    持固定され、且つベントナイトを収納するベントナイト
    収納サイロおよび粉状の分散剤とCMC、またはCMC
    のみを収納する第1サイロと第2サイロとが前記機枠外
    に設置され、 前記粉体攪拌ミキサーは、横長半円筒状タンクの中央内
    部長手方向に回転自在に設けられた回転軸の外周に螺旋
    状攪拌翼が固定され、且つ前記回転軸の両端部はそれぞ
    れ横長半円筒状タンクの側壁外へ突出し、一方側の側壁
    外へ突出した回転軸は前記横長半円筒状タンクの側壁に
    突設された一方側支持板上に設けられた軸受に軸支され
    ると共に、他方側の側壁外へ突出した回転軸は横長半円
    筒状タンクの側壁に突設された他方側支持板上に設けら
    れた軸受に軸支され、更に前記回転軸は該他方側支持板
    上に設けられた可逆モーターの駆動軸とスプロケットを
    介して連結されて形成され、 前記粉体攪拌ミキサーの天板にはベントナイト投入口が
    開口されると共に、該ベントナイト投入口には定量バル
    ブが装置され、且つ該ベントナイト投入口は前記ベント
    ナイト収納サイロとベントナイト移送ホースを介して連
    結され、更に前記粉体攪拌ミキサーの天板には第1粉体
    投入口と第2粉体投入口が開口されると共に、該第1粉
    体投入口および第2粉体投入口にはそれぞれ定量バルブ
    が装置され、且つ該第1粉体投入口および第2粉体投入
    口は前記第1サイロおよび第2サイロと、第1粉体移送
    ホースおよび第2粉体移送ホースを介して連結され、 前記粉体攪拌ミキサーを支持枠上に支持固定する各ロー
    ドセルは、支持枠上に内側方向に突設されると共に、該
    粉体攪拌ミキサーの前面側両側と背面側中央にそれぞれ
    固定された支柱の下端部が前記ロードセルに連結固定さ
    れ、且つ前記粉体攪拌ミキサーの一方側端部下面には、
    1個または複数個の粉体落下用開口部が開口され、 前記粉体攪拌ミキサーの外方下面に設置された方形立体
    枠状の架台の上方部に3個のロードセルを介して作泥ミ
    キサーが支持固定され、前記作泥ミキサーの天板には、
    前記粉体攪拌ミキサーからの粉体を投入する粉体投入口
    と、水タンクからの水を通水する通水開口が開口され、
    且つ前記粉体攪拌ミキサーの粉体落下用開口部と前記作
    泥ミキサーの天板の粉体投入口とは連通ホースを介して
    連通されると共に、前記粉体落下用開口部にはエアーバ
    タフライバルブが装置され、更に、前記水タンクと通水
    開口とは通水パイプで連結されると共に、前記天板には
    それぞれ下端に攪拌羽根を設けた回転軸が天板を貫通し
    て回転自在に垂設されたことを特徴とする連続地中壁シ
    ールド泥水用安定液混合装置。
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