JP2913819B2 - 横軸ペルトン水車のハウジング - Google Patents

横軸ペルトン水車のハウジング

Info

Publication number
JP2913819B2
JP2913819B2 JP2302859A JP30285990A JP2913819B2 JP 2913819 B2 JP2913819 B2 JP 2913819B2 JP 2302859 A JP2302859 A JP 2302859A JP 30285990 A JP30285990 A JP 30285990A JP 2913819 B2 JP2913819 B2 JP 2913819B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
runner
pelton turbine
discharge water
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2302859A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04175468A (ja
Inventor
昌一 久志本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2302859A priority Critical patent/JP2913819B2/ja
Publication of JPH04175468A publication Critical patent/JPH04175468A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2913819B2 publication Critical patent/JP2913819B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03BMACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS
    • F03B1/00Engines of impulse type, i.e. turbines with jets of high-velocity liquid impinging on blades or like rotors, e.g. Pelton wheels; Parts or details peculiar thereto
    • F03B1/04Nozzles; Nozzle-carrying members
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Hydraulic Turbines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 この発明は、横軸ペルトン水車のハウジングに関する。
【従来の技術】
先ず横軸ペルトン水車について説明する。第4図は単
輪二射形横軸ペルトン水車の断面図である。第4図にお
いて、入口弁を経て入口管12から導入される水は、分岐
管1によって2つに分岐されニードルサーボモータ8に
よってニードル7を制御してノズル2からジェット3を
ランナ4のバケット5に向かって噴射する。噴射された
水はバケットに当たりランナ4を回転させる。バケット
5は2つ割にした林檎の左右の果肉をえぐりとったよう
な形で、中央に鋭い水切りがある。ジェット3がバケッ
ト5に当たると、この水切りで左右に分かれ、内面に沿
って流れ、進入方向とほば逆の向きに押し返されるよう
になっている。また、外端中央部に切欠があり、ジェッ
トに対して直角なバケットだけジェットが当たるように
ための逃げである。 ハウジング11は、鉄板でつくられ、ノズル2やランナ
4を被っており、ノズル2から噴射した水がバケット5
に当たって飛散するのを防ぐ。デフレクタ9は、バケッ
ト5とノズル2との間にあり、水圧管内の水撃作用を防
ぐためのものである。水車の負荷が急に減少すると、調
速機の働きによって急激にニードル弁を閉じれば、水撃
作用を生ずるから、負荷の急減と同時に一時噴流の方向
をデフレクタ9によってそらせて、ジェットがバケット
に当たらないようにし、その間にニードル弁を次第に閉
じるようにする。10はデフレクタサーボモータである。 水車の負荷が無負荷となって、調速機の機能が発揮さ
れずにニードル弁開度がそのままであるとき、水車の回
転速度は、ランナに流入する水のエネルギによって達し
得る最高の速度となり、この回転速度を無拘束速度とい
う。 第5図は第4図の横軸ペルトン水車の通常運転時にお
けるランナ排出水の流れを示す説明図である。説明を簡
単にするため、下側ノズル1からジェット3を噴射させ
た場合を説明する。ランナ排出水16の方向は、ジェット
3に対しほぼ直角となるため、ランナ排出水16はハウジ
ング11の内壁には衝突せず放水面6に落下する。 第6図は、第4図の横軸ペルトン水車の無拘束速度に
おけるランナ排出水の流れを示す説明図である。下側ノ
ズル1からジェット3を噴射させた場合を説明する。ラ
ンナ排出水16はバケット5で方向を変えられることな
く、ジェット3とほば同一方向に流れ、ハウジング11の
内壁に激しく衝突する。
【発明が解決しようとする課題】
従来、ランナが無拘束速度で回転するとき、ランナ排
出水の衝突によるハウジングの損傷並びにランナ排出水
の衝突による騒音レベルを減少させるため、ハウジング
該当部分の板厚を増加させたり、またはハウジングに補
強リブを設置することによりハウジングの強度を増した
り、あるいはハウジングのランナ排出水衝突部分をコン
クリートで充満するなどの方法を用いていた。そのため
大型の横軸ペルトン水車の場合には、ハウジング及びコ
ンクリートにコストがかかり、ペルトン水車の製作コス
トが増大するという問題があった。 この発明は、横軸ペルトン水車が無拘束速度で回転す
るとき、ランナ排出水による損傷を予防し、かつ異常騒
音を減少させるようにしたハウジングを提供することを
目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的は、請求項1の発明によれば、ランナを被う
ハンジングと、複数のノズルとを備えた横軸ペルトン水
車において、前記ノズルに対向する前記ハウジングの内
壁に固定され、前記ハウジングの内側に向かって張り出
す2枚の支持板と、この支持板の間に固定され、下方に
湾曲するそらせ板とからなるランナ排出水偏向装置を備
えたことによって達成される。 上記目的は、請求項2の発明によれば、請求項1記載
の横軸ペルトン水車のハウジングにおいて、ランナ排出
水偏向装置のそらせ板は、2枚の支持板の間に固定さ
れ、上下方向に間隔を保って複数枚配列すれば好適であ
る。
【作用】
この発明は請求項1によれば、ノズルに対向するハウ
ジングの内壁に固定され、前記ハウジングの内側に向か
って張り出す2枚の支持板と、この支持板の間に固定さ
れ、下方に湾曲するそらせ板とからなるランナ排出水偏
向装置を備え、ランナが無拘束速度で回転するとき、ノ
ズルから噴射するジェットとほぼ同一方向に流れるラン
ナ排出水をそらせ板に当て、方向を変えてランナ排出水
を放水面へ排出させるので、ランナ排出水が直接ハウジ
ングの壁に当たることはない。 従ってランナ排出水によるハウジングの損傷を予防
し、かつハウジングからの異常騒音を減少させることが
できる。 この発明は請求項2によれば、ランナ排出水偏向装置
のそらせ板は、2枚の支持板の間に固定され、上下方向
に間隔を保って複数枚配列し、ノズルから噴射するジェ
ットとほば同一方向に流れるランナ排出水を分散してそ
らせ板に当て、方向を変えてランナ排出水を放水面へ排
出させるので、ランナ排出水が直接ハウジングの壁に当
たることはない。 従ってランナ排出水によるハウジングの損傷を予防
し、かつハウジングからの異常騒音を減少させることが
できる。
【実施例】
以下図に基づいてこの発明の実施例を説明する。第1
図はこの発明の実施例によるランナ排出水偏向装置を備
えた横軸ペルトン水車の断面図である。第1図におい
て、第4図と同じ部位は同じ符号を付している。 第1図において、入口弁を経て入口管12から導入され
る水は、分岐管1によって2つに分岐されニートルサー
ボモータ8によってニードル7を制御してノズル2から
ジェット3をランナ4のバケット5に向かって噴射す
る。噴射された水はバケットに当たりランナ4を回転さ
せる。ジェット3がバケット5に当たると、水切りで左
右に分かれ、内面に沿って流れ、進入方向とほぼ逆の向
きに押し返されるようになっている。また、外端中央部
に切欠があり、ジェットに対して直角なバケットだけジ
ェトが当たるようにための逃げである。 ハウジング11は、鉄板でつくられ、ノズル2やランナ
4を被っており、ノズル2から噴射した水がバケット5
に当たって飛散するのを防ぐ。デフレクタ9は、バケッ
ト5トノズル2との間にあり、水圧管内の水撃作用を防
ぐためのものである。水車の負荷が急に減少すると、調
速機の働きによって急激にニードル弁を閉じれば、水撃
作用を生ずるから、負荷の急減と同時に一時噴流の方向
をデフレクタ9によってそらせて、噴流がバケットに当
たらないようにし、その間にニードル弁を次第に閉じる
ようにする。10はデフレクタサーボモータである。 この発明の実施例による横軸ペルトン水車は、ノズル
2に対向するハウジング11の内壁に固定され、ハウジン
グ11の内側に向かって張り出す2枚の支持板13と、この
支持板13の間に固定され、下方に湾曲するそらせ板14と
からなるランナ排出水偏向装置15を設けた。 第2図は第1図のII-II断面図である。第2図におい
て、ランナ排出水偏向装置のそらせ板14は、ハウジング
11の内壁に固定された2枚の支持板13の間に固定され、
上下方向に間隔を保って3枚配列している。 第3図は第1図の横軸ペルトン水車の無拘束速度のと
きのランナ排出水の流れを示す説明図である。第3図に
おいて、無拘束速度で回転するランナ4に対して噴射さ
れたジェット3は、噴射方向とほぼ同一方向でハウジン
グ11へ向かってランナ排出水16として流れるが、ランナ
排出水16は3枚のそらせ板13によって分散され、それぞ
れ方向を下向きに変えて放水面6へ流される。
【発明の効果】
この発明は、請求項1によれば、ノズルに対向するハ
ウジングの内壁に固定された2枚の支持板と、この支持
板の間に固定され、下方に湾曲するそらせ板とからなる
ランナ排出水偏向装置を備え、ノズルから噴射するジェ
ットとほぼ同一方向に流れるランナ排出水を、そらせ板
に当てて方向を変えて放水面に排出させるので、ランナ
が無拘束速度で回転しているとき、ランナの排出水によ
るハウジングの損傷を予防し、かつランナ排出水の衝突
による騒音を従来に比し大幅に低減することができる。 従って、ハウジングの板厚を厚くする必要がなく、ハ
ウジングの板厚を薄くして水車のコストを下げることが
できる。 この発明は、請求項2によれば、そらせ板はハウジン
グの壁からハウジングの内壁に向かって張り出す2枚の
支持板の間に上下方向に間隔を保って配置し、無拘束速
度で回転するランナ排出水を分散してそらせ板に当て、
方向を変えて下方の放水面に流すので、ランナの排出水
によるハウジングの損傷を予防し、かつランナ排出水の
衝突による騒音を従来に比し大幅に低減することができ
る。 従って、ハウジングの板厚を厚くする必要がなく、ハ
ウジングの板厚を薄くして水車のコストを下げることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例によるランナ排出水偏向装置
を備えた横軸ペルトン水車の断面図、第2図は第1図の
II-II断面図、第3図は第1図の横軸ペルトン水車の無
拘束速度のときのランナ排出水の流れを示す説明図、第
4図は従来の横軸ペルトン水車の断面図、第5図は第4
図の横軸ペルトン水車の通常運転時のランナ排出水の流
れを示す説明図、第6図は第4図の横軸ペルトン水車の
無拘束速度のときのランナ排出水の流れを示す説明図で
ある。 2:ノズル、3:ジェット、4:ランナ、5:バケット、6:放水
面、7:ニードル、11:ハウジング、13:支持板、14:そら
せ板、15:ランナ排出水偏向装置、16:ランナ排出水。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランナを被うハンジングと、複数のノズル
    とを備えた横軸ペルトン水車において、前記ノズルに対
    向する前記ハウジングの内壁に固定され、前記ハウジン
    グの内側に向かって張り出す2枚の支持板と、この支持
    板の間に固定され、下方に湾曲するそらせ板とからなる
    ライナ排出水偏向装置を備えたことを特徴とする横軸ペ
    ルトン水車のハウジング。
  2. 【請求項2】請求項1記載の横軸ペルトン水車のハウジ
    ングにおいて、ランナ排出水偏向装置のそらせ板は、2
    枚の支持板の間に固定され、上下方向に間隔を保って複
    数枚配列することを特徴とする横軸ペルトン水車のハウ
    ジング。
JP2302859A 1990-11-08 1990-11-08 横軸ペルトン水車のハウジング Expired - Fee Related JP2913819B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2302859A JP2913819B2 (ja) 1990-11-08 1990-11-08 横軸ペルトン水車のハウジング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2302859A JP2913819B2 (ja) 1990-11-08 1990-11-08 横軸ペルトン水車のハウジング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04175468A JPH04175468A (ja) 1992-06-23
JP2913819B2 true JP2913819B2 (ja) 1999-06-28

Family

ID=17913956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2302859A Expired - Fee Related JP2913819B2 (ja) 1990-11-08 1990-11-08 横軸ペルトン水車のハウジング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2913819B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202004019537U1 (de) * 2004-12-17 2006-04-27 Institut für Strömungsmechanik und Hydraulische Strömungsmaschinen - Universität Stuttgart - Peltonturbine mit einem Wasserabfuhrsystem
JP5401911B2 (ja) * 2008-10-17 2014-01-29 シンフォニアテクノロジー株式会社 水車装置
US8210805B1 (en) 2009-04-24 2012-07-03 Osborne Lyle E Efficient turbine
CZ306294B6 (cs) * 2012-11-13 2016-11-16 Fite A.S. Peltonova vodní turbína
JP6900612B2 (ja) * 2017-06-23 2021-07-07 株式会社東芝 ペルトン水車発電機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60122282A (ja) * 1983-12-05 1985-06-29 Fuji Electric Co Ltd ペルトン水車のデフレクタ
JPS6252280U (ja) * 1985-09-19 1987-04-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04175468A (ja) 1992-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU616311B2 (en) A pelton turbine
JP2913819B2 (ja) 横軸ペルトン水車のハウジング
CN103857879A (zh) 轴流式涡轮机
CA2504172C (en) Hydraulic turbine draft tube defector with enhanced dissolved oxygen
CN112983829B (zh) 一种防溅水泵
JP3638652B2 (ja) 定流量横軸ペルトン水車
CN110396803B (zh) 一种进水水流控制装置及洗衣机
CN111749930A (zh) 吸入罩、横轴泵、泵闸门及泵闸门的运转方法
CN110966441A (zh) 基于水利泄放的淹没式泄放阀
JPH0732943Y2 (ja) ペルトン水車の放水庭
RU2816532C2 (ru) Способ регулирования гидравлической структуры потока воды у циркуляционного порога в русле водотока с водозаборным сооружением
JPH0472468A (ja) フランシス水車
US1792761A (en) Hydraulic turbine
CN212129071U (zh) 一种淹没式泄放阀阀体
US1537465A (en) Louver-type baffle plate
JPS61145368A (ja) ペルトン水車
JPH0320547Y2 (ja)
JP7178194B2 (ja) 吸込カバー、横軸ポンプおよびポンプゲート
JP2019007416A (ja) ペルトン水車発電機
JPH06307322A (ja) 立軸ペルトン水車
JPH094556A (ja) 水力機械およびその運転方法
JP2913874B2 (ja) ペルトン水車
JPS5853310Y2 (ja) ドラムゲ−ト
JPH02201070A (ja) 水力機械の漏気防止装置
JP3868049B2 (ja) 水車またはポンプ水車

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees