JP2858982B2 - 砂利地ならし用軌道車 - Google Patents

砂利地ならし用軌道車

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JP2858982B2
JP2858982B2 JP3058754A JP5875491A JP2858982B2 JP 2858982 B2 JP2858982 B2 JP 2858982B2 JP 3058754 A JP3058754 A JP 3058754A JP 5875491 A JP5875491 A JP 5875491A JP 2858982 B2 JP2858982 B2 JP 2858982B2
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    • E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01B—PERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
    • E01B27/00—Placing, renewing, working, cleaning, or taking-up the ballast, with or without concurrent work on the track; Devices therefor; Packing sleepers
    • E01B27/02—Placing the ballast; Making ballastway; Redistributing ballasting material; Machines or devices therefor; Levelling means
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  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、台車の間のフレームの
下方に設けられた垂直方向に運動可能な砂利プラウを備
えて成り、鉄道軌道に砂利を分配しかつ砂利の形を整え
るための軌道走行装置すなわち砂利地ならし用軌道車に
関する。
【０００２】
【従来技術およびその問題点】オーストリア特許第３０
９５０６号明細書に記載される砂利地ならし装置は、２
つのレールの一方に各々関連する２つのプラウ半部を備
えている。車両フレームから張り出して設けられるこれ
ら各々のプラウ半部は、車両フレーム上の垂直ガイドに
沿って移動可能に設けられており、これにより装置の一
方の長手方向の側部から他方の側部へ伸長しかつ駆動部
により垂直方向に運動可能になされたプラウ機構全体が
それぞれのレールの領域においてプラウすなわち作動要
素に関連して移動可能になされている。
【０００３】オーストリア特許第３２２６０６号明細書
に記載される他の砂利地ならし装置は、車両フレームに
連結された台車上の車軸駆動部自身の駆動により走行す
るようになされており、これら台車の間でかつ運転室の
下方に砂利プラウを備えており、該砂利プラウは油圧駆
動部により垂直方向に運動可能になされている。この砂
利プラウは、レール及び砂利ガイドプレートを覆うレー
ルトンネルを備えており、該砂利ガイドプレートはレー
ルトンネルに連結されかつ互いに関してＸの形状に配列
されている。垂直な軸線の周囲で枢動可能に取り付けら
れた３つのそらせ板が砂利ガイドプレートの中心に設け
られている。
【０００４】更にオーストリア特許第２９１３２８号明
細書は、軌道上を走行する砂利分配及び整形装置の後方
端に設けられかつそれぞれ一本のレールに関連するプラ
ウ半部を開示しており、該プラウ半部は平行四辺形型の
カップリングにより車両フレームに連結されている。各
プラウ半部はローラによりレール頂部上に支持されてお
り、それ自身の駆動部の駆動により垂直方向に運動可能
になされている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、狭い軌
道の湾曲部でも困難なく処理することの可能な上述の型
式の砂利地ならし装置を提供することである。
【０００６】本発明によれば、上記目的は、砂利プラウ
を当該装置の長手方向に伸長する車両フレームの下方に
設けられる支持フレームに固定し、上記支持フレーム
を、長手方向の一端部においてカップリングによって上
記車両フレームに枢動可能に連結し、また長手方向の他
端部において軌道上を走行するようになされた台車に連
結することによって達成される。このようにそれ自身の
支持フレームに固定された砂利プラウは、狭い軌道の湾
曲部においてさえも、上記支持フレームを軌道上に支持
する台車によってレール間で自動的に中心決めされる。
これにより、狭い軌道の湾曲部においても、レールの突
き固めたケタ座面に問題なくかつ均一に砂利撒きを行う
ことができる。また、本発明の砂利プラウの構成によ
り、装置を支持する２つの台車を互いに関して大きな距
離で離隔して配置することができ、これは例えば車両フ
レーム上にそれに見合った大きな砂利ホッパーを収容す
ることを可能とする。しかしながら、砂利プラウにそれ
自身の支持フレームを設けることにより、砂利プラウの
上方に位置する車両フレームの部分上の空間を自由に利
用して他の機器、例えば砂利ホッパー用の底部コンベア
ベルト等、を収容することができる。更に、支持フレー
ムに設けた追加の台車によって、車両フレームを支持す
る台車の車軸圧を低減するという効果も奏功される。
【０００７】本発明の他の実施例においては、上記支持
フレームに連結される上記台車は、装置の作業方向にお
いて上記砂利プラウのすぐ前方に設けられる。台車と砂
利プラウをすぐ隣接して設けるこの構成により、特に狭
い軌道の湾曲部においても、砂利プラウがレール上で正
確に中心決めされる。支持フレームを支持する台車を先
行させる構成により、砂利プラウによってレール上に撒
かれた砂利がレールに対する台車の問題のない適用に影
響を与えないという追加の効果が奏功される。
【０００８】本発明の他の実施例によれば、砂利プラウ
は上記支持フレームに連結される台車と該支持フレーム
を上記車両フレームに接続するカップリングとの間に設
けられる。これにより、支持フレームを短くかつ構造を
簡単にすることができ、砂利プラウの重量の一部は車両
フレームに、また一部は支持フレームに連結された台車
に伝達することができる。
【０００９】本発明の別の実施例によれば、支持フレー
ムに固定されかつ砂利の頂部を平らにするための上記砂
利プラウの前方には垂直方向及び水平方向に運動可能な
ショルダプラウが設けられ、これら各々のショルダプラ
ウは該装置のそれぞれ長手方向の一側部において上記支
持フレームに取り付けられている。これにより、湾曲部
においてもショルダプラウが砂利プラウの中心に対して
均一に配置され、従って軌道の湾曲部の曲率半径に全く
関係なく砂利の道床を均一に整形することができる。
【００１０】本発明の他の実施例によれば、支持フレー
ムに連結された上記台車は、車両フレームを支持する２
つの台車の間の略中間に設けられる。この中間の台車を
設ける構成により、砂利プラウと後続する装置の台車と
の間の間隔を適度なものとし、これにより支持フレーム
を不必要に長くしてその重量を大きくする必要がない。
【００１１】本発明の他の実施例においては、砂利プラ
ウに接続される上記支持フレームは、上記台車付近にお
いて、例えば油圧シリンダ等の、車両フレームに固定さ
れた持ち上げユニットに連結される。この持ち上げユニ
ットにより、支持フレームと共に砂利プラウを軌道から
迅速に持ち上げて、時間のかかる再装備作業を行うこと
なく、搬送状態とすることができる。
【００１２】本発明の他の実施例においては、支持フレ
ームに連結される油圧ユニットが車両フレームと支持フ
レームとの間に設けられ、該油圧ユニットによい２つの
フレームを互いに関して離隔している。この油圧ユニッ
トにより、比較的大量の砂利の堆積によって支持フレー
ムに接続された台車が軌道から浮き上がるのを確実に防
止する。
【００１３】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【００１４】道床砂利を分配して地ならしを行うための
砂利地ならし装置１は、両端部が台車２、３によって支
持された車両フレーム４と、矢印６により指示された作
業方向において装置１の前方端に設けられた運転室５と
を備えている。２つの台車２、３の間には、底部の代わ
りとなる底部ベルトコンベア７を備えた細長い砂利ホッ
パー８が車両フレーム４に設けられている。突き固めた
ケタ座面の領域に砂利を排出するための４つの排出シュ
ート１０が底部ベルトコンベア７の前方端に設けられて
いる。ベルトコンベア７には駆動部９が設けられていて
装置の長手方向に移送する。
【００１５】車両フレーム４の下方かつ２つの台車２、
３の間には支持フレーム１１が設けられている。該支持
フレームは装置の長手方向に伸長し、その前方端におい
てレール１３及び枕木から構成される軌道１４上に位置
する台車１２により支持されている。支持フレームの後
方端はカップリング１５により車両フレーム４に連結さ
れていて、装置の長手方向の軸線に対して直交する方向
に伸びる軸線の周囲で枢動可能になされている。台車１
２とカップリング１５との間には砂利の頂部を地ならし
するための砂利プラウ１６が設けられ、該プラウは支持
フレーム１１の下側に垂直方向に移動可能に連結されて
いる。また、垂直方向及び水平方向に調節可能なショル
ダプラウ１７が支持フレーム１１の長手方向の両側部に
各々固定されている。砂利プラウ１６にはこれを垂直方
向に移動させる駆動部１８が設けられている。
【００１６】支持フレーム１１は台車１２の付近におい
て車両フレーム４に固定されたリフトユニット１９に連
結されている。リフトユニット１９は、車両フレーム４
に固定されると共に支持フレーム１１の長手方向の前方
端に固定されたケーブルを有する、油圧駆動装置の形態
をなしている。車両フレーム４と支持フレーム１１との
間には油圧ユニット２０が設けられており、該油圧ユニ
ットは支持フレーム１１に連結されて支持フレーム及び
車両フレームを互いに離隔している。油圧ユニット２０
は、砂利プラウ１６に作用する背圧が増加した時に台車
１２が軌道から外れるのを確実に防止する。
【００１７】掃集ユニットからなるブラシ２１が装置の
長手方向に伸長するガーダーフレーム２２に連結されて
おり、該ガーダーフレームはその前方端（装置１の作業
方向において）においてカップリング２３により車両フ
レーム４に枢動可能に連結されており、またその後方端
には軌道上の台車２４を備えている。カップリング２３
は、ガーダーフレーム２２を装置の長手方向の軸線に直
交する軸線及び垂直方向の軸線の両方の周囲で枢動可能
とするように、設計されている。半径方向に伸びる可撓
性の掃除要素を備えたブラシ２１は、駆動装置３０の駆
動により回転可能にかつガーダーフレーム２２に固定さ
れた油圧駆動装置の駆動により垂直方向に運動可能に設
計されている。ブラシ２１あるいはこのブラシが装着さ
れているサポートの前方端は、装置の長手方向の軸線に
直交して伸長する軸線の周囲で枢動可能にガーダーフレ
ーム２２に固定されており、また該前方端には注入漏斗
２６が設けられている。注入漏斗のすぐ下方にはコンベ
アベルト２７の拾集部が設けられている。該ベルトコン
ベア２７は、掃集ユニットの一部を構成すると共に、そ
の前方の持ち上がった排出端部２８は砂利ホッパー８の
中に位置している。
【００１８】装置の長手方向に伸長する砂利搬送用の傾
斜した砂利通路２９がブラシ２１の上方のガーダーフレ
ーム２２に固定されている。中央動力プラント３０が総
ての動力部及び車軸駆動部３１に動力を供給している。
【００１９】砂利地ならし装置１が稼働する前に、砂利
ホッパー８は、例えば砂利サイロ貨車の搬送コンベアベ
ルト３２により砂利通路２９に砂利を排出することによ
り、充填される。砂利は注入漏斗２６を介してコンベア
ベルト２７へ送られ、このコンベアベルトから砂利ホッ
パー８の底部コンベアベルト７に排出される。砂利ホッ
パー８はこのようにしてほぼ完全に充填される。ブラシ
２１によりコンベアベルト２７に排出される砂利のため
に貯蔵容積の一部が確保される。
【００２０】操作時に、砂利地ならし装置１は、ブラシ
２１、砂利プラウ１６及び２つのショルダプラウ１７が
それぞれの作動位置へ下降された後に、矢印６で示す作
業方向へ連続的に前進する。軌道１４上にある余剰の砂
利は回転ブラシ２１により連続的かつ自動的にコンベア
ベルト２７へ排出され、更にコンベアベルト２７により
上方へ搬送されて砂利ホッパー８の中へ装入される。軌
道１４の砂利の不足している領域において、排出シュー
ト１０の特定の排出開口が開き、駆動部９の簡単な作動
により砂利が底部コンベアベルト７から軌道上へ排出さ
れる。ほとんど砂利のない非常に長い部分にわたって大
量の砂利が必要とされる場合には、砂利地ならし装置が
連続的に前進する間に、サイロ貨車の搬送ベルトコンベ
ア３２により新しい砂利を砂利ホッパー８へ搬送するこ
ともできる。リフトユニット１９の作動により台車１２
を持ち上げられた搬送位置から軌道１４上へ下降する。
圧力ユニット２０は車両フレーム４の下側に圧接され
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】道床砂利の分配及び地ならしを行うための本発
明の装置の側面図であり、この装置が支持フレームに取
り付けられた砂利プラウを備えていることを示す。
【図２】図１に示す装置を簡略化して概略的に示す平面
図である。
【符号の説明】
２，３ 台車 ４ 車両フレーム １１ 支持フレーム １２ 台車 １５ カップリング １６ 砂利プラウ １７ ショルダプラウ １９ リフトユニット ２０ 油圧ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨセフ・トイレル オーストリア共和国アー−1010 ウィー ン，ヨハネスガーゼ ３ (72)発明者 ヘルベアト・ヴェルゲッター オーストリア共和国アー−4020 リン ツ，パハマイアシュトラーセ 86 (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E01B 27/02 E01B 27/04

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 台車の間のフレームの下方に設けられる
    垂直方向に運動可能な砂利プラウを備えた鉄道軌道用の
    砂利地ならし用軌道車であって、前記砂利プラウ（１
    ６）は該装置の長手方向に伸長する車両フレーム（４）
    の下方に設けられる支持フレーム（１１）に固定され、
    前記支持フレームは、長手方向の一端部においてカップ
    リング（１５）によって前記車両フレームに枢動可能に
    連結され、また長手方向の他端部において軌道上を走行
    するようになされた台車（１２）に連結されることを特
    徴とする砂利地ならし用軌道車。
  2. 【請求項２】 請求項１の砂利地ならし用軌道車におい
    て、前記支持フレーム（１１）に連結される前記台車
    （１２）は、装置の作業方向において前記砂利プラウ
    （１６）のすぐ前方に設けられていることを特徴とする
    砂利地ならし用軌道車。
  3. 【請求項３】 請求項１又は２の砂利地ならし用軌道車
    において、前記砂利プラウ（１６）は前記支持フレーム
    （１１）に連結される台車（１２）と該支持フレーム
    （１１）を前記車両フレーム（４）に接続する前記カッ
    プリング（１５）との間に設けられることを特徴とする
    砂利地ならし用軌道車。
  4. 【請求項４】 請求項１、２又は３の砂利地ならし用軌
    道車において、前記支持フレーム（１１）に固定されか
    つ砂利の頂部を平らにするための前記砂利プラウ（１
    ６）の前方には垂直方向及び水平方向に運動可能なショ
    ルダプラウ（１７）が設けられ、これら各々のショルダ
    プラウは該装置のそれぞれ長手方向の一側部において前
    記支持フレーム（１１）に取り付けられていることを特
    徴とする砂利地ならし用軌道車。
  5. 【請求項５】 請求項１乃至４のいずれかの砂利地なら
    し用軌道車において、前記支持フレーム（１１）に連結
    された前記台車（１２）は、前記車両フレーム（４）を
    支持する２つの台車（２、３）の間の略中間に設けられ
    ていることを特徴とする砂利地ならし用軌道車。
  6. 【請求項６】 請求項１乃至５のいずれかの砂利地なら
    し用軌道車において、前記砂利プラウ（１６）に接続さ
    れる前記支持フレーム（１１）は、前記台車（１２）付
    近において、例えば油圧シリンダ等の、前記車両フレー
    ム（４）に固定された持ち上げユニット（１９）に連結
    されていることを特徴とする砂利地ならし用軌道車。
  7. 【請求項７】 請求項１乃至６のいずれかの砂利地なら
    し用軌道車において、前記支持フレーム（１１）に連結
    される油圧ユニット（２０）が前記車両フレーム（４）
    と前記支持フレーム（１１）との間に設けられ、該油圧
    ユニットが前記２つのフレーム（４、１１）を互いに関
    して離隔していることを特徴とする砂利地ならし用軌道
    車。
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CH (1) CH683273A5 (ja)
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IT (1) IT1247828B (ja)
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