JP2845405B2 - 旋回作業車 - Google Patents

旋回作業車

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JP2845405B2
JP2845405B2 JP32344990A JP32344990A JP2845405B2 JP 2845405 B2 JP2845405 B2 JP 2845405B2 JP 32344990 A JP32344990 A JP 32344990A JP 32344990 A JP32344990 A JP 32344990A JP 2845405 B2 JP2845405 B2 JP 2845405B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、掘削機の如く下部走行体の上部で上部旋回
体が回転する旋回作業車の原動機周囲の配置に関する。
(ロ)従来技術 従来から、旋回作業車に於ける原動機室の周辺の構成
は、実開昭55−121725号公報に記載の如く構成されてい
たのである。
即ち、旋回作業車の後部に左右の幅にわたり原動機室
を構成し、左側にラジエータを配置し、該冷却風を右側
の側面に吐出し、原動機のクランク軸は左右方向に向い
て配置されていた。
(ハ)発明が解決すべき課題 本発明は原動機室をコンパクトに構成し、旋回中心か
らの後方突出量を小にし、小旋回を可能とし、また原動
機の上方に配置する部品を無くして、座席が出来るだけ
低い位置に配置可能とし、安定性を向上させたものであ
る。
また果樹園やビニールハウス内においても作業が出来
るように車高を低くし、ラジエータやマフラからの排風
を後方に排出し、オペレーターに排風が掛からないよう
に構成したのである。
またエアクリーナを、ラジエータやマフラから離し
て、温度の低い部分に配置して、原動機の出力効率を向
上したものである。
また原動機の前部に油圧ポンプを配置することによ
り、同じく上部旋回体の前部に配置したスイベルジョイ
ントや油圧制御弁との間の、配管距離を短く構成したも
のである。
(ニ)課題を解決する手段 本発明の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該
課題を解決する手段を説明する。
下部走行体に対して、上部旋回体が水平方向に旋回
し、かつ上部旋回体の前部に掘削作業機を枢着して、該
掘削作業機の後方に操縦部を、該操縦部の後部に座席及
び原動機を配設した旋回作業車において、前記原動機を
座席の下方に配置すると共に、原動機の後側上方にラジ
エータを、後ろ側下方にマフラを配設し、原動機の前側
に油圧ポンプを、その上方にエアクリーナを配設し、原
動機とマフラとを排気管で、エアクリーナと原動機とを
吸気管により連結したものである。
(ホ)実施例 本発明の解決すべき課題及び解決する手段は以上の如
くであり、次に添加の図面に示した実施例の構成を説明
する。
第1図は本発明の旋回作業車の側面図、第2図は同じ
く平面図である。
下部にクローラ装置18L・18Rにより構成した下部体走
行Dを具備しており、該下部走行体Dの上に旋回台軸受
装置を介して上部旋回体Fを旋回可能に配置している。
そして上部旋回体Fの前端に掘削作業機Aを枢支し、
該掘削作業機Aの後部に操縦部Bを立設している。該操
縦部Bの後部で上部旋回体Fの上に原動機室8を構成
し、該原動機室8の上に座席Cを載置している。
該原動機室8の内部に原動機Eとその他の装置がレイ
アウトされている。
第3図は本発明の原動機室8の部分の側面図、第4図
は同じく平面図である。
上部旋回体Fの前端に掘削作業機Aの枢支部16が突出
されている。そして該枢支部16の後方で上部旋回体Fの
中央に、旋回台軸受とスイベルジョイントを配置する穴
17が設けられており、該穴17の側部に旋回駆動モータ18
が設けられている。
機体の進行方向右側の上部旋回体Fの上には、前方に
突出した掘削作業機Aのスイングシリンダ15の後端が枢
支されている。また該スイングシリンダ15の後端の位置
にバッテリ14が載置されている。また該バッテリ14の後
部に作動油タンク13が配置されており、該作動油タンク
13の後部には燃料タンク12が載置されている。
そして上部旋回体Fの右側に原動機Eを、クランク軸
が前後に向くように載置しており、該原動機Eのクラン
クの先端の位置で、フライホイールケース21の前部に油
圧ポンプ4を固設している。故に油圧ポンプ4は原動機
Eの最も前部に配置されており、操縦部Bの部分に配置
されている油圧制御弁への配管距離を短く構成すること
が出来たのである。同様に穴17に配置されたスイベルジ
ョイントへの配管をも短く構成することが出来たのであ
る。
また該原動機Eの前端でフライホイールケース21の上
方の位置にエアクリーナ3を配置している。また原動機
Eの下方でオイルパンの位置に吸気サイレンサ7を配置
している。
該吸気サイレンサ7により、上部旋回体Fの更に下方
の部分から冷たい空気を吸引し、吸気連結管10により上
方のエアクリーナ3に供給している。そしてエアクリー
ナ3により濾過した空気は吸気管5により、原動機Eの
シリンダヘッド22に供給している。
また該チリンダヘッド22により燃焼後に排出された排
気は、排気管6を介して、後部下方に案内され、ラジエ
ータ1の下方に配置したマフラ2に導入されている。そ
して該マフラ2の排気口20は、上部旋回体Fの後部へ突
出されている。
そしてマフラ2の上方にラジエータ1が配置され、該
ラジエータ1の前にラジエータファン11が回転してい
る。
これらの、原動機Eとラジエータ1とエアクリーナ3
と、バッテリ14と作動油タンク13と燃料タンク12の全て
を原動機室8により被覆し、該原動機室8の上面に座席
Cを載置しているのである。
また該原動機室8は、座席載置平面8aと後部突出面8b
により構成されており、該後部突出面8bの部分の下方に
ラジエータ1が配置され、座席載置平面8aの部分の下面
に原動機Eが配置されている。また油圧ポンプ4の前端
部は原動機室8から突出し、スイベルジョイントや油圧
制御弁への配管を容易にしている。
(ヘ)発明の効果 本発明は、以上の如く構成したので、次のような効果
を奏するのである。
第1に、原動機室をコンパクトに構成し、旋回中心か
らの後方突出量を小にし、小旋回を可能とし、また原動
機の上方に配置する部品を無くして、座席が出来るだけ
低い位置に配置可能とし、安定性を向上させたものであ
る。
第2に、原動機室8を低く構成し、ひいては座席Cを
低くすることが出来るので、果樹園やビニールハウス内
においても作業が出来るように車高を低くし、ラジエー
タやマフラからの排風を後方に排出し、オペレーターに
排風が掛からないように構成することが出来たのであ
る。
第3に、エアクリーナを、ラジエータやマフラから離
して、温度の低い部分に配置して、原動機の出力効率を
向上することが出来たのである。
第4に、原動機の前部に油圧ポンプを配置することに
より、同じく上部旋回体の前部に配置したスイベルジョ
イントや油圧制御弁との間の、配管距離を短く構成出来
たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の旋回作業車の側面図、第2図は同じく
平面図、第3図は本発明の原動機室8の部分の側面図、
第4図は同じく平面図である。 A……掘削作業機 B……操縦部 C……座席 D……下部走行体 E……原動機 F……上部旋回体 1……ラジエータ 2……マフラ 3……エアクリーナ 4……油圧ポンプ 5……吸気管 6……排気管 7……吸気サイレンサ 8……原動機室

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部走行体に対して、上部旋回体が水平方
    向に旋回し、かつ上部旋回体の前部に掘削作業機を枢着
    して、該掘削作業機の後方に操縦部を、該操縦部の後部
    に座席及び原動機を配設した旋回作業車において、前記
    原動機を座席の下方に配置すると共に、原動機の後方上
    方にラジエータを、後ろ側下方にマフラを配設し、原動
    機の前側に油圧ポンプを、その上方にエアクリーナを配
    設し、原動機とマフラとを排気管で、エアクリーナと原
    動機とを吸気管により連結したことを特徴とする旋回作
    業車。
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JP4953191B2 (ja) * 2006-01-06 2012-06-13 日立建機株式会社 建設機械

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