JP2831261B2 - 吹付落下綿処理方法および装置 - Google Patents

吹付落下綿処理方法および装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建物の建築現場にお
いて鉄骨に吹付けられる耐火吹付材の吹付落下綿を処理
して再利用する方法と装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建物の建築現場において、鉄骨耐
火被覆工事で吹付けて使用されるロックウール等の未付
着分が床の上に落ちた所謂「落下綿」は、作業員が集め
て手作業で袋に詰めて回収して産業廃棄物として破棄さ
れているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様な吹付落下綿は
全体的にも量が多く、従って、産業廃棄物として破棄す
ることは環境保全および廃棄処理場所の不足等の上から
も廃棄処理が問題となっており、再利用の方法が種々検
討開発されている。斯様な吹付落下綿の再利用の1つの
例としては、回収した吹付落下綿を圧縮してブロック状
に成形し、耐火材ブロック等の建築材として応用するこ
とが考えられている。併し乍ら、吹付落下綿を圧縮成形
して再利用するこの様な手段は未だコスト高で、ブロッ
クとしてだけの利用に制限される等の問題点が見られ
る。また、この様な吹付落下綿の再利用として、回収し
た吹付落下綿を乾燥粉砕して耐火吹付材の新たなロック
ウールに少しづゝ混合して用いる方法も考えられてい
る。併し、この様な吹付落下綿を乾燥粉砕して用いる方
法では、粉砕した吹付落下綿は細かく成り過ぎて新たな
ロックウールとの均一な混合が難しく、従って、利用し
難たい等の問題が有る。
【0004】従って、この発明の目的は、この様な従来
における問題点を解決するために、建築現場において吹
付落下綿を回収して粉砕整粒し、この粉砕整粒した吹付
落下綿の粉粒体を吹付ノズルによって鉄骨に吹付けて再
利用することを特徴とする吹付落下綿処理方法および装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、第1の発明に依れば、吹付落綿処理方法は、建築
現場において発生した耐火吹付材の吹付落下綿を湿潤ま
たは湿った状態の内に回収し、回収した吹付落下綿を吹
付落下綿処理装置に投入して吹付落下綿処理装置により
粉粒状態に粉砕整粒し、粉砕整粒した吹付落下綿を吹付
落下綿処理装置に接続されたエアーホースを介して吹付
ノズルに供給し、吹付ノズルに供給された吹付落下綿の
粉粒体をセメントスラリーと混合して吹付ノズルによっ
て鉄骨に吹付けることから成ることを特徴としている。
【0006】また第2の発明に依れば、吹付落下綿処理
装置は、吹付落下綿が投入されるホッパーと、このホッ
パーの下部に設けられた吹付落下綿を整粒処理する整粒
棒機構と、この整粒棒機構により整粒された吹付落下綿
の粉粒体を受けるよう整粒棒機構の下に設けられたロー
タリーバルブと、このロータリーバルブの吐出口の下に
形成された搬送空気管路とから成り、該搬送空気管路の
吐出部をエアーホースにより吹付ノズルと接続し、建築
現場において発生した吹付落下綿を湿潤または湿った状
態で回収して粉砕整粒して吹付けるべく再利用すること
を特徴としている。
【0007】
【作用】この様に構成されたこの発明の吹付落下綿処理
方法および装置においては、建物の建築現場において発
生した吹付落下綿を当日中に回収し、この回収した吹付
落下綿を吹付作業当日の最終の作業工程において再使用
するよう吹付落下綿処理装置に投入して粉砕整粒して吹
付落下綿の粉粒体とし、粉砕整粒した吹付落下綿を吹付
落下綿処理装置のロータリーバルブを介して吹付落下綿
処理装置に接続されたエアーホースによって吹付ノズル
に供給して、吹付ノズルにおいてセメントスラリーと混
合し、吹付ノズルによって鉄骨に吹付けて再利用するの
で、耐火吹付材の吹付落下綿をほゞ100%に亙って有
効に再利用することが出来、吹付作業において発生した
吹付落下綿を湿潤または湿った状態にある内に当日中に
吹付処理して再利用することが出来、何等廃棄すべき耐
火吹付材の吹付落下綿を最終的に殆ど生じることが無い
等の効果が得られる。
【0008】この発明の他の目的と特長および利点は以
下の添付図面に沿っての詳細な説明から明らかになろ
う。
【0009】
【実施例】図面の図1乃至図3には、この発明の吹付落
下綿処理方法を実施するための吹付落下綿処理装置の一
実施例が示されている。図示される様に、この発明の吹
付落綿処理方法を実施するための吹付落下綿処理装置1
0は、吹付落下綿が投入されるホッパー11と、このホ
ッパー11の下部に設けられた吹付落下綿を粉砕整粒処
理する粉砕整粒機構12と、この粉砕整粒機構12によ
り粉砕整粒された吹付落下綿の粉粒体を受けるよう粉砕
整粒機構12の下に設けられたロータリーバルブ14
と、このロータリーバルブ14の吐出口35の下に形成
された搬送空気管路15とから主に構成されている。
【0010】図示される様に、この発明の吹付落下綿処
理装置10においては、ホッパー11は吹付落下綿処理
装置10のハウジング13の上部に載置されており、上
部が開口していて吹付落下綿の投入口16を形成してお
り、下方に向かって先細状態に傾斜している。ホッパー
11の下部には粉砕整粒機構12が設けられていて、ホ
ッパー11からの吹付落下綿を粉砕整粒する様に成って
いる。この粉砕整粒機構12は、両端において回転可能
に軸承されて所要の速度で回転駆動される粉砕整粒ロー
ター17から成っている。すなわち、粉砕整粒機構12
の粉砕整粒ローター17は、両端が前後カバー20、2
0’に適宜な軸受21によって夫々回転可能に軸承され
た回転軸18と、この回転軸18に沿って間隔を置いて
径方向に延びるよう植設された複数個の粉砕整粒棒19
とから構成されており、前カバー20から外方に突出す
る回転軸18の端部に、例えばスプロケット22が設け
られていてチェーン23を介して回転駆動される様に成
っている。
【0011】また、ロータリーバルブ14は、前フラン
ジ25と後フランジ26を有する円筒状のバルブケース
24と、前フランジ25および後フランジ26に夫々取
付けられる前カバー27および後カバー28と、前カバ
ー27および後カバー28に適宜な軸受29、30によ
って両端が回転可能に軸承された回転軸31と、回転軸
31から径方向に延び周囲にゴムシール33が設けられ
た複数個の仕切バルブ羽根32とから構成されており、
バルブケース24の上部および下部に設けられた取込口
34および排出口35は円筒状のバルブケース24の周
面に軸方向に沿って長手方向に亙って、バルブケース2
4のほゞ全長に亙って夫々開口して延びている。ロータ
リーバルブ14の回転軸31は両端が前カバー27およ
び後カバー28から夫々突出していて、適宜なスプロケ
ット36、37が夫々設けられており、一方のスプロケ
ット37に粉砕整粒機構12のチェーン23が掛けられ
ている。また、この回転軸31の他方の端部のスプロケ
ット36は適宜なチェーン38を介して減速機付電動機
39の駆動軸40に設けられたスプロケット41にチェ
ーン38によって連結されており、減速機付電動機39
によって所要の回転速度で駆動される様に成っている。
更に、バルブケース24の下部に開口するよう設けられ
た排出口35は、バルブケース24と隣接してバルブケ
ース24の軸方向にほゞ全長に亙って延びる搬送空気管
路15と隣合わせに成っていて搬送空気管路15と連通
している。この搬送空気管路15は前カバー27および
後カバー28から夫々突出していて吸入部42と吐出部
43を形成しており、これら吸入部42と吐出部43に
エアーホースを成すロックウール搬送ホース4、4’を
接続するように成っている。すなわち、吸入部42はエ
アーホースであるロックウール搬送ホース4を介して吹
付装置1のブロアー2に接続され、吐出部43はエアー
ホース、すなわちロックウール搬送ホース4’を介して
セメントスラリー用の吹付ノズル5に接続される。
【0012】吹付装置1は通常一般的に使用されている
吹付装置を好適に利用することが出来るもので、図4に
示される様に高圧空気を生じるブロアー2と、ロックウ
ールをほぐして切断する解綿機3と、ロックウール搬送
ホース4と、ロックウール搬送ホース4の先端に取付け
られるノズル5と、セメントスラリーを形成するミキサ
ー6と、スラリーホース8を介してセメントスラリーを
ノズル5に搬送するスラリーポンプ7とから構成されて
いる。この様な吹付装置1において、通常は、この発明
の吹付落下綿処理装置10を接続しないで、直接に吹付
装置1からロックウール搬送ホース4を介して吹付ノズ
ル5に接続されていて通常の如く耐火吹付材が鉄骨に吹
付けられる。この耐火吹付材の吹付作業の際に発生した
吹付落下綿を再利用する際にだけ、この発明の吹付落下
綿処理装置10が用いられて吹付落下綿の再利用が行わ
れる。すなわち、耐火吹付材の吹付作業の際に発生した
吹付落下綿を再利用するために、この発明の吹付落下綿
処理装置10がロックウール搬送ホース4の中途に図示
の如く接続される。
【0013】従って、この様に構成されたこの発明の吹
付落下綿処理装置10においては、建物の建築現場にお
いて発生した吹付落下綿が回収されて、吹付落下綿を吹
付けるべく所要される時に、先ず、吹付落下綿が吹付落
下綿処理装置10のホッパー11の投入口18に投入さ
れ、粉砕整粒機構12によって吹付落下綿が粉砕整粒さ
れる。所要の大きさに大体粉砕整粒された吹付落下綿の
粉粒体はロータリーバルブ14の回転する粉砕整粒ロー
ター17によって一定量づゝロータリーバルブ14の底
部の吐出口26から搬送空気管路15に吐出されて、吹
付装置1のロックウール搬送ホース4によって供給され
る圧力空気によって吹付ノズル5に供給され、この吹付
ノズル5においてセメントスラリーと混合されて建物の
鉄骨に吹付けられる。すなわち、吹付落下綿を再利用す
べく吹付ける時には、吹付装置1は解綿機3にはロック
ウールが供給されず、従って、ブロアー2によって圧力
空気が供給されるだけである。
【0014】吹付落下綿は吹付作業当日に発生した吹付
落下綿が当日中に再利用されるものであり、湿潤状態ま
たは湿った状態が好適であり、先ず、この発明の吹付落
下綿処理装置10の回転する粉砕整粒機構12によって
粉粒状に好適に粉砕整粒されるので、粉砕された吹付落
下綿の粉粒体を、吹付装置1のブロアー2によって供給
される圧力空気により吹付ノズル5に搬送して、この吹
付ノズル5においてセメントスラリーと混合して吹付ノ
ズル5によって柱や鉄骨に吹付けられるものであり、吹
付ノズル5からの耐火被覆吹付材の吹付吐出も良好であ
り、吹付落下綿を有効的に再利用することが出来る。吹
付落下綿処理装置10は、建物の建築現場の吹付場所に
設置して使用することによってロックウール搬送ホース
4、4’とスラリーホース8と共に各階毎に移動するだ
けで効率的に使用できる。また、処理される吹付落下綿
の発生率は約5%程度であり、当日の作業工程の最終工
程として吹付落下綿を再利用することによって耐火吹付
材をほゞ100%完全に有効に使用することが出来る。
【0015】この様に構成されたこの発明の吹付落下綿
処理装置10は、建物の建築現場において鉄骨に吹付け
られる耐火吹付材の吹付落下綿を回収してこの回収した
吹付落綿をホッパー11に入れて粉砕整粒機構12によ
って粉砕整粒して粉粒体として、この吹付落綿の粉粒体
をロータリーバルブ14から搬送空気管路15を介して
エアーホースであるロックウール搬送ホース4’によっ
て吹付ノズル5に供給して、吹付ノズル5によって一定
量づゝセメントスラリーと混合して一緒に目的物とする
建物の鉄骨に吹付けることによって吹付落下綿を有効に
再利用することが出来る。すなわち、当日の吹付作業に
おいて発生した吹付落下綿を再利用するために、例えば
午後の3時に正規の吹付作業を止めて残りの1〜2時間
を吹付落下綿の再吹付に利用するものとして、先ず、こ
の発明の吹付落下綿処理装置10の搬送空気管路15の
吸入部42および吐出部43を吹付装置1のロックウー
ル搬送ホース4、4’の途中に接続し、ロックウール搬
送ホース4を圧力空気だけの供給のためにエアーホース
として使用するよう吹付装置1のブロアー2から圧力空
気のみを供給する。次いで、当日の吹付作業で発生した
吹付落下綿を回収してこの発明の吹付落下綿処理装置1
0のホッパー11に投入して粉砕整粒機構12により粉
砕整粒し、ロータリーバルブ14から搬送空気管路15
を介してエアーホースであるロックウール搬送ホース
4’により吹付ノズル5に供給して、吹付ノズル5にお
いてセメントスラリーと混合して梁のフランジ下面を除
くウエブ側面や柱の側面等の鉄骨に吹付ける。吹付対象
物を梁のフランジ下面を除くウエブ側面や柱の側面等と
するのは、吹付落下綿は新たな耐火吹付材と比較して付
着力が僅かに劣るからである。この様にして、吹付落下
綿を再度吹付に利用することによって吹付落下綿を産業
廃棄物として廃棄すること無く、完全にほゞ100%利
用することが出来、吹付材料の有効な利用が出来る。
【0016】
【発明の効果】上述した様に、この発明の吹付落下綿処
理方法および吹付落下綿処理装置においては、当日の吹
付作業で発生した吹付落下綿を回収してこの発明の吹付
落下綿処理装置で粉砕整粒し、ロータリーバルブから搬
送空気管路を介してエアーホースであるロックウール搬
送ホースにより吹付ノズルに供給して、吹付ノズルにお
いてセメントスラリーと混合して鉄骨に吹付けることに
よって、吹付落下綿を再度吹付に利用でき、吹付落下綿
を産業廃棄物として廃棄すること無く、有効に利用する
ことが出来る。また、この発明の吹付落下綿処理装置は
軽量、小型で安価に製作でき、水洗いが可能で、且つ保
守点検作業が簡素化でき、機動性および耐久性に富む等
の効果を奏することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の吹付落下綿処理方法を実施するため
の吹付落下綿処理装置の一実施例を示す縦断面図であ
る。
【図2】図1のこの発明の吹付落下綿処理装置の側断面
図である。
【図3】図1の吹付落下綿処理装置の分解斜視図であ
る。
【図4】この発明の吹付落下綿処理装置を吹付装置と組
合わせて使用する状態を示す概要図である。
【符号の説明】
1 吹付装置 2 ブロワー 3 解綿機 4 ロックウール搬送ホース 4’ ロックウール搬送ホース 5 ノズル 6 ミキサー 7 スラリーポンプ 8 スラリーホース 10 吹付落綿処理装置 11 ホッパー 12 粉砕整粒機構 13 ハウジング 14 ロータリーバルブ 15 搬送空気管路 16 投入口 17 粉砕整粒ローター 18 回転軸 19 粉砕整粒棒 20 前カバー 20’ 後カバー 21 軸受 22 スプロケット 23 チェーン 24 バルブケース 25 前フランジ 26 後フランジ 27 前カバー 28 後カバー 29 軸受 30 軸受 31 回転軸 32 仕切バルブ羽根 33 ゴムシール 34 取込口 35 排出口 36 スプロケット 37 スプロケット 38 チェーン 39 減速機付電動機 40 駆動軸 41 スプロケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 真明 大阪府大阪市北区太融寺町2−9 株式 会社アスク 大阪支店内 (72)発明者 松長 隆夫 大阪府大阪市北区太融寺町2−9 株式 会社アスク 大阪支店内 (72)発明者 松原 進 大阪府門真市上島頭518−43 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 1/94 B05D 1/12 B05D 3/00 E04G 21/14 E04G 21/16

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築現場において発生した耐火吹付材の
    吹付落下綿を湿潤または湿った状態の内に回収し、回収
    した吹付落下綿を吹付落下綿処理装置に投入して吹付落
    下綿処理装置により粉粒状態に粉砕整粒し、粉砕整粒し
    た吹付落下綿を吹付落下綿処理装置に接続されたエアー
    ホースを介して吹付ノズルに供給し、吹付ノズルに供給
    された吹付落下綿の粉粒体をセメントスラリーと混合し
    て吹付ノズルによって鉄骨に吹付けることから成ること
    を特徴とする吹付落下綿処理方法。
  2. 【請求項2】 建築現場で発生した耐火吹付材の吹付落
    下綿を吹付作業当日中に湿潤または湿った状態で回収
    し、回収した吹付落下綿を吹付作業当日の最終の作業工
    程において再使用するために吹付落下綿処理装置に投入
    して粉粒状態に粉砕整粒し、粉砕整粒した吹付落下綿を
    吹付落下綿処理装置に組み込まれたロータリーバルブを
    介して吹付落下綿処理装置に接続されたエアーホースに
    より一定量ずゞ吹付ノズルに供給し、この吹付ノズルに
    供給された吹付落下綿の粉粒体を吹付ノズルにおいてセ
    メントスラリーと混合して吹付ノズルによって鉄骨に吹
    付けて耐火吹付材の吹付落下綿を再利用することを特徴
    とする請求項1記載の吹付落下綿処理方法。
  3. 【請求項3】 吹付落下綿が投入されるホッパーと、こ
    のホッパーの下部に設けられた吹付落下綿を粉砕整粒処
    理する粉砕整粒機構と、この粉砕整粒機構により粉砕整
    粒された吹付落下綿の粉粒体を受けるよう粉砕整粒機構
    の下に設けられたロータリーバルブと、このロータリー
    バルブの吐出口の下に形成された搬送空気管路とから成
    り、この搬送空気管路の吐出部をエアーホースにより吹
    付ノズルと接続し、建築現場において発生した吹付落下
    綿を湿潤または湿った状態で回収して粉砕整粒して吹付
    けるよう再利用することを特徴とする吹付落下綿処理装
    置。
  4. 【請求項4】 粉砕整粒機構は、回転軸に沿って間隔を
    置いて植設された径方向に延びる複数個の粉砕整粒棒か
    ら成ることを特徴とする請求項3記載の吹付落下綿処理
    装置。
  5. 【請求項5】 ロータリーバルブは、円筒状のバルブケ
    ースのほゞ全長に亙って開口して延びている上方の取込
    口および下方の排出口と、バルブケース内の中心の回転
    軸から径方向に延びる複数個の仕切バルブ羽根を有する
    ローターとから成り、バルブケースの下部に開口した該
    排出口が、ほゞ全長に亙って軸方向に延びる搬送空気管
    路と長手方向に隣合わせに連通していることを特徴とす
    る請求項3記載の吹付落綿処理装置。
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