JP2819726B2 - 給湯装置 - Google Patents
給湯装置Info
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- JP2819726B2 JP2819726B2 JP2023165A JP2316590A JP2819726B2 JP 2819726 B2 JP2819726 B2 JP 2819726B2 JP 2023165 A JP2023165 A JP 2023165A JP 2316590 A JP2316590 A JP 2316590A JP 2819726 B2 JP2819726 B2 JP 2819726B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は利用者が快適に湯を利用できるシャワー等の
操作インタフェースを備えた給湯装置に関する。
操作インタフェースを備えた給湯装置に関する。
従来の技術 従来、この種の給湯装置は実開昭59−147864号公報に
示す構成があった。先ず、この従来例の構成について第
４図を参照しながら説明する。
示す構成があった。先ず、この従来例の構成について第
４図を参照しながら説明する。
第４図で、１はシャワー筒先、２は出湯口、３はマイ
クロホンである。４は識別部、５は送信部、６は受信
部、７は制御部で、９は給湯配管を介しシャワー筒先１
に接続されている。
クロホンである。４は識別部、５は送信部、６は受信
部、７は制御部で、９は給湯配管を介しシャワー筒先１
に接続されている。
次にこの構成の動作について説明する。利用者が発声
した音声をマイクロホン３で受け、受けた音声信号を送
信部５で変調し外部に輻射する。その変調信号を受信部
６で受け識別部４に出力する。受信部６では受信し復調
した音声信号より認識処理を行い、音声命令の内容を検
出する。検出した音声命令の内容を制御部７に出力し、
制御部７は音声命令に応じた湯温、流量に調節するよう
に給湯装置８を制御する。そして制御された温水は給湯
配管９を介しシャワー筒先１に送られる。
した音声をマイクロホン３で受け、受けた音声信号を送
信部５で変調し外部に輻射する。その変調信号を受信部
６で受け識別部４に出力する。受信部６では受信し復調
した音声信号より認識処理を行い、音声命令の内容を検
出する。検出した音声命令の内容を制御部７に出力し、
制御部７は音声命令に応じた湯温、流量に調節するよう
に給湯装置８を制御する。そして制御された温水は給湯
配管９を介しシャワー筒先１に送られる。
発明が解決しようとする課題 このような従来の給湯装置は次のような課題を有して
いた。音声はシャワーを利用していなくても、例えば浴
室掃除後開けた窓などを介して突然外部から飛び込んで
来たりする。この様な状態で、指示命令と同じ言葉を認
識すると突然湯を出湯し始めたり等の使い勝手の悪い面
があった。
いた。音声はシャワーを利用していなくても、例えば浴
室掃除後開けた窓などを介して突然外部から飛び込んで
来たりする。この様な状態で、指示命令と同じ言葉を認
識すると突然湯を出湯し始めたり等の使い勝手の悪い面
があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、利用者が
指示したときのみ動作し、かつ信頼性の向上した給湯装
置を提供することを目的とする。
指示したときのみ動作し、かつ信頼性の向上した給湯装
置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するために、適温をつくる給
湯手段と、前記給湯手段からの湯を出湯あるいは停止す
る流量調節手段と、利用者の指示音声を入力する音声入
力手段と、利用者を検出する人体検出手段と、前記音声
入力手段より入力した音声信号を特定周波数毎に分割す
る音声分析手段と、前記音声分析手段からの信号と標準
パターン信号とを比較する類似度演算手段と、前記類似
度演算手段の信号から利用者の音声を識別する識別手段
とからなる音声認識手段と、利用者検出信号と音声認識
した指示信号とから前記給湯手段に操作信号を出力する
湯温調節手段と、利用者検出信号と音声認識した指示信
号とから前記流量調節手段の付勢量を設定する付勢量設
定手段とからなる。
湯手段と、前記給湯手段からの湯を出湯あるいは停止す
る流量調節手段と、利用者の指示音声を入力する音声入
力手段と、利用者を検出する人体検出手段と、前記音声
入力手段より入力した音声信号を特定周波数毎に分割す
る音声分析手段と、前記音声分析手段からの信号と標準
パターン信号とを比較する類似度演算手段と、前記類似
度演算手段の信号から利用者の音声を識別する識別手段
とからなる音声認識手段と、利用者検出信号と音声認識
した指示信号とから前記給湯手段に操作信号を出力する
湯温調節手段と、利用者検出信号と音声認識した指示信
号とから前記流量調節手段の付勢量を設定する付勢量設
定手段とからなる。
作用 本発明の給湯装置は上記構成により、先ず利用者がい
るかいないかを監視する。人体検出手段で利用者を検出
しない場合、入力した音声信号を無視する。人体検出手
段で利用者を検出すると、以後利用者の音声信号を入力
するのが可能となる。以後検出した信号に基づき給湯手
段の操作信号を決定し出力する。
るかいないかを監視する。人体検出手段で利用者を検出
しない場合、入力した音声信号を無視する。人体検出手
段で利用者を検出すると、以後利用者の音声信号を入力
するのが可能となる。以後検出した信号に基づき給湯手
段の操作信号を決定し出力する。
この様に利用者がいないのに外部の雑音などでシャワ
ー等が誤動作しないようになっているので使い勝手が向
上している。
ー等が誤動作しないようになっているので使い勝手が向
上している。
実施例 以下本発明の実施例を図面を用いて説明する。第１図
は本発明の全体構成図であり、第４図の従来技術と同一
の相当物には同一符号を付している。
は本発明の全体構成図であり、第４図の従来技術と同一
の相当物には同一符号を付している。
先ず本発明の構成より説明する。第１図で10は混合手
段で、給湯装置８より送られる高温湯と水道水とを混合
しシャワーなどに適した湯を作る。11は給湯手段で、第
１図では給湯装置８と混合手段10とからなる。また、給
湯手段11は給湯装置８のみで構成されることもある。12
は流量調節手段で、カラン13、シャワー14に出湯口を切
り換えるとともに湯の出湯、停止、さらに流量調節を行
う。15は制御部で、給湯手段11、及び流量調節手段12の
コントロールを行う。第２図にその一実施例を示す。第
２図で16は人体検知手段（例えば赤外線センサーなどよ
りなりシャワールームの壁面や操作部などに設置され
る）で、シャワーを利用する人間がいるかどうかを監視
し、判定する。17は音声入力手段（例えばマイクロホン
など）で、利用者の指示命令を入力する。18は音声認識
手段で、19の音声分析手段と、20の標準パターン登録手
段と、21の類似度演算手段と、22の識別手段とからな
る。23は付勢量設定手段で、人体検知手段16からの利用
者検出信号と音声認識手段18の出力信号に基づき流量調
節手段12の付勢量を決定し出力する。24は湯温調節手段
で、人体検知手段16からの利用者検出信号と音声認識手
段18の出力信号に基づき給湯手段11の最適な操作量を決
定し出力する。
段で、給湯装置８より送られる高温湯と水道水とを混合
しシャワーなどに適した湯を作る。11は給湯手段で、第
１図では給湯装置８と混合手段10とからなる。また、給
湯手段11は給湯装置８のみで構成されることもある。12
は流量調節手段で、カラン13、シャワー14に出湯口を切
り換えるとともに湯の出湯、停止、さらに流量調節を行
う。15は制御部で、給湯手段11、及び流量調節手段12の
コントロールを行う。第２図にその一実施例を示す。第
２図で16は人体検知手段（例えば赤外線センサーなどよ
りなりシャワールームの壁面や操作部などに設置され
る）で、シャワーを利用する人間がいるかどうかを監視
し、判定する。17は音声入力手段（例えばマイクロホン
など）で、利用者の指示命令を入力する。18は音声認識
手段で、19の音声分析手段と、20の標準パターン登録手
段と、21の類似度演算手段と、22の識別手段とからな
る。23は付勢量設定手段で、人体検知手段16からの利用
者検出信号と音声認識手段18の出力信号に基づき流量調
節手段12の付勢量を決定し出力する。24は湯温調節手段
で、人体検知手段16からの利用者検出信号と音声認識手
段18の出力信号に基づき給湯手段11の最適な操作量を決
定し出力する。
次に本発明の構成の動作を説明する。第３図に動作を
示すフローチャートを示す。利用者がシャワールームな
どにはいると人体検知手段16によって利用者を検出す
る。第３図のP1である。利用者が音声入力手段17にむか
って指示命令を発する。例えば”シャワー”等と指示す
る。音声は音声入力手段17を介し音声認識手段18に入力
される。入力された音声信号は音声分析手段19でフィル
ターを介し特定周波数毎に分割する。次に標準パターン
登録手段20から標準パターンを取り出し類似度演算手段
21で分割された入力信号と比較する。そして信号とパタ
ーン信号との距離を求め蓄積和、或は平均値（即ちパタ
ーン間距離）を求める。識別手段22では認識すべき単語
を検出し、制御信号を出力する。付勢量設定手段23がこ
の制御信号と利用者検出信号を入力すると流量調節手段
12の付勢量を決定し出力する。流量調節手段12はカラン
13もしくはシャワー14側に開き湯を供給し始める。ま
た、利用者検出信号と制御信号が湯温調節手段24に入力
されると給湯手段11の最適な操作量が決定され、かつ給
湯手段11に出力され湯温調節を行う。こうして利用者の
好みの湯温に調節する。第３図のP2〜P6に相当する。
示すフローチャートを示す。利用者がシャワールームな
どにはいると人体検知手段16によって利用者を検出す
る。第３図のP1である。利用者が音声入力手段17にむか
って指示命令を発する。例えば”シャワー”等と指示す
る。音声は音声入力手段17を介し音声認識手段18に入力
される。入力された音声信号は音声分析手段19でフィル
ターを介し特定周波数毎に分割する。次に標準パターン
登録手段20から標準パターンを取り出し類似度演算手段
21で分割された入力信号と比較する。そして信号とパタ
ーン信号との距離を求め蓄積和、或は平均値（即ちパタ
ーン間距離）を求める。識別手段22では認識すべき単語
を検出し、制御信号を出力する。付勢量設定手段23がこ
の制御信号と利用者検出信号を入力すると流量調節手段
12の付勢量を決定し出力する。流量調節手段12はカラン
13もしくはシャワー14側に開き湯を供給し始める。ま
た、利用者検出信号と制御信号が湯温調節手段24に入力
されると給湯手段11の最適な操作量が決定され、かつ給
湯手段11に出力され湯温調節を行う。こうして利用者の
好みの湯温に調節する。第３図のP2〜P6に相当する。
利用者がシャワールーム或は浴室よりいなくなると、
人体検出手段16より人体未検出信号を出力する。この未
検出信号が付勢量設定手段23、湯温調節手段24に入力さ
れると、外部の雑音や会話を音声入力手段17でひろい認
識信号が出力されても受け付けないようにしている。よ
って外部の雑音などで誤動作する事なく利用者の声で動
作している。
人体検出手段16より人体未検出信号を出力する。この未
検出信号が付勢量設定手段23、湯温調節手段24に入力さ
れると、外部の雑音や会話を音声入力手段17でひろい認
識信号が出力されても受け付けないようにしている。よ
って外部の雑音などで誤動作する事なく利用者の声で動
作している。
発明の効果 以上のように本発明の給湯装置によれば、シャワーな
どに利用する湯を供給する給湯手段と、前記給湯手段か
らの湯を出湯したり、停止したりまた流量調節を行う流
量調節手段と、利用者がいるかいないかを検出する人体
検知手段と、利用者の音声指示を入力する音声入力手段
と、入力した音声を認識する音声認識手段と、認識信号
と利用者検出信号とから前記給湯手段の湯温調節を行う
湯温調節手段と、前記流量調節手段の付勢量を決定する
付勢量設定手段とからなり、利用者を検出していないと
きはたとえ音声信号を検出しても動作せず、利用者を検
出した時のみ利用者からの音声指示を認識し湯をシャワ
ーなどより供給したり湯温調節したりすることによって
外部からの雑音などによって誤動作する事なく信頼性が
たかまり使い勝手の向上する効果を得ている。
どに利用する湯を供給する給湯手段と、前記給湯手段か
らの湯を出湯したり、停止したりまた流量調節を行う流
量調節手段と、利用者がいるかいないかを検出する人体
検知手段と、利用者の音声指示を入力する音声入力手段
と、入力した音声を認識する音声認識手段と、認識信号
と利用者検出信号とから前記給湯手段の湯温調節を行う
湯温調節手段と、前記流量調節手段の付勢量を決定する
付勢量設定手段とからなり、利用者を検出していないと
きはたとえ音声信号を検出しても動作せず、利用者を検
出した時のみ利用者からの音声指示を認識し湯をシャワ
ーなどより供給したり湯温調節したりすることによって
外部からの雑音などによって誤動作する事なく信頼性が
たかまり使い勝手の向上する効果を得ている。
第１図は本発明の一実施例の給湯装置のブロック図、第
２図は同装置の制御ブロック図、第３図は同装置の動作
を示すフローチャート、第４図は従来例の給湯装置の全
体構成斜視図である。 11…給湯装置、12…流量調節手段、16…人体検出手段、
17…音声入力手段、18…音声認識手段、23…付勢量設定
手段、24…湯温調節手段
２図は同装置の制御ブロック図、第３図は同装置の動作
を示すフローチャート、第４図は従来例の給湯装置の全
体構成斜視図である。 11…給湯装置、12…流量調節手段、16…人体検出手段、
17…音声入力手段、18…音声認識手段、23…付勢量設定
手段、24…湯温調節手段
フロントページの続き (72)発明者 白井 滋 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−106013（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A47K 3/22
Claims (1)
- 【請求項１】シャワー等に使用する適温の湯をつくる給
湯手段と、前記給湯手段からの湯を出湯または停止しあ
るいは流量調節を行う流量調節手段と、前記シャワー等
を使用する利用者の存否を検出する人体検出手段と、前
記人体検出手段より人体検出時前記シャワー等を使う利
用者の指示音声を入力する音声入力手段と、前記音声入
力手段より入力した音声信号を特定周波数毎に分割する
音声分析手段と前記音声分析手段からの信号と標準パタ
ーンとを比較する類似度演算手段と前記類似度演算手段
からの信号から利用者の音声を識別する識別手段とから
なる音声認識手段と、前記人体検出手段からの利用者検
出信号と前記音声認識手段からの認識信号とから前記給
湯手段の湯温調節用の最適な操作信号を演算し出力する
湯温調節手段と、前記利用者検出信号と前記認識信号と
から前記流量調節手段の付勢量を決定する付勢量決定手
段とを備えた給湯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2023165A JP2819726B2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2023165A JP2819726B2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 給湯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03224527A JPH03224527A (ja) | 1991-10-03 |
| JP2819726B2 true JP2819726B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=12103008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2023165A Expired - Fee Related JP2819726B2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 給湯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2819726B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103272723A (zh) * | 2013-06-19 | 2013-09-04 | 秦国新 | 声音控制喷头 |
-
1990
- 1990-01-31 JP JP2023165A patent/JP2819726B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03224527A (ja) | 1991-10-03 |
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