JP2721727B2 - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JP2721727B2
JP2721727B2 JP2043511A JP4351190A JP2721727B2 JP 2721727 B2 JP2721727 B2 JP 2721727B2 JP 2043511 A JP2043511 A JP 2043511A JP 4351190 A JP4351190 A JP 4351190A JP 2721727 B2 JP2721727 B2 JP 2721727B2
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evaporator
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compressor
refrigerant
valve
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良美 下平
勉 板鼻
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は2つの冷蔵又は保温庫を有する冷凍車等に好
適な冷凍装置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種冷凍装置の冷媒回路の1例が第2図に示
されている。
この冷凍装置は第2図に示すように、1台の圧縮機1
と、この圧縮機1の吐出口に接続された1個の凝縮器
と、この凝縮器3の出口に並列に接続された複数(図に
は2個)の蒸発器8、11を備えている。
この冷凍装置の各蒸発器8、11の作用と電磁弁の開閉
との関係が第1表に示されている。
各蒸発器8、11に冷却作用をさせる場合には、第1表
のケース1に示されるように、電磁弁2、6、9が開、
電磁弁17、18が閉とされる。
かくして、圧縮機1から吐出された高温・高圧の冷媒
ガスは電磁弁2を経て凝縮器3に入りここで放熱するこ
とによって凝縮液化する。この液冷媒はレシーバ4を経
て分岐し、その一方は電磁弁6を経て第1の膨張弁7に
入り、ここで絞られることにより断熱膨張した後、第1
の蒸発器8に入り、ここで負荷を冷却することによって
蒸発気化する。分岐した他方の液冷媒は電磁弁9を経て
第2の膨張弁10に入りここで絞られることにより断熱膨
張した後、第2の蒸発器11に入り、ここで負荷を冷却す
ることによって蒸発気化する。次いで、この冷媒ガスは
蒸発圧力調整弁14で一定圧力以下に下がらない様圧力を
調整された後、逆止弁15を流過した所で第1の蒸発器8
から逆止弁12を通って来た冷媒ガスと合流してアキュム
レータ13に入り、ここで未蒸発の液冷媒を分離する。し
かる後、吸入圧力調整弁16に入り、ここでその圧力を調
整された後、圧縮機1に吸入されて再び圧縮される。
各蒸発器8、11に加熱作用をさせる場合には、第1表
のケース2に示されるように、電磁弁17、18が開、電磁
弁2、6、9が閉とされる。
かくして、圧縮機1から吐出された高温・高圧の冷媒
ガスは吐出直後に分岐し、その一方はバイパス管30及び
これに介装された電磁弁17を経て第1の蒸発器8内に入
りここで負荷を加熱することによって降温する。分岐し
た冷媒ガスの他方はバイパス管31及びこれに介装された
電磁弁18を経て第2の蒸発器11に入り、ここで負荷を加
熱することによって降温する。次いで、この冷媒ガスは
蒸発圧力調整弁14、逆止弁15を流過した所で第1の蒸発
器8から流出し、逆止弁12を通って来た冷媒ガスと合流
し、アキュムレータ13、吸入圧力調整弁16を経て圧縮機
1に吸い込まれる。
第1の蒸発器8及び第2の蒸発器11のいずれか一方で
負荷を冷却し、いずれか他方で負荷を加熱する場合に
は、第1表のケース3ないし6に示されるように、先
ず、いずれか一方の蒸発器への冷媒の供給を停止するこ
とによってその作用を休止すると同時に他方の蒸発器に
圧縮機から吐出された冷媒の全てを供給することによっ
て負荷を冷却又は加熱した後、他方の蒸発器への冷媒の
供給を停止してその作用を休止すると同時に一方の蒸発
器に圧縮機から吐出された冷媒の全てを供給することに
よって負荷を加熱又は冷却していた。
例えば、ケース3に示すように、第1の蒸発器8で負
荷を冷却し、第2の蒸発器11で負荷を加熱する場合に
は、先ず、電磁弁2、6を開、電磁弁9、17、18を閉と
することによって第2の蒸発器11への冷媒の供給を停止
することによってその作用を休止すると同時に第1の蒸
発器8に圧縮機1から吐出された冷媒の全てを供給する
ことによって負荷を冷却する。しかる後、電磁弁18を
開、電磁弁2、6、9、17を閉とすることによって第1
の蒸発器8への冷媒の供給を停止することによってその
作用を休止すると同時に第2の蒸発器11に圧縮機1から
吐出された冷媒の全てを供給することによって負荷を加
熱していた。
ケース4ないし6も上記ケース3と同様である。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の装置においては、第1の蒸発器8及び第2
の蒸発器11のいずれか一方で負荷を冷却し、いずれか他
方で負荷を加熱する場合には、先ずいずれか一方の蒸発
器への冷媒の供給を停止すると同時にいずれか他方の蒸
発器に圧縮機から吐出された冷媒の全てを流過させ、し
かる後、いずれか一方の蒸発器に圧縮機から吐出された
冷媒の全てを流過させると同時にいずれか他方の蒸発器
への冷媒の供給を停止していたため、負荷の温度を正確
に制御するのが難しいという問題があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するために発明されたものであ
って、第1の発明の要旨とするところは、一の圧縮機
と、この圧縮機の吐出口に接続された一の凝縮器と、こ
の凝縮器の出口に並列に接続された複数の蒸発器と、こ
れら複数の蒸発器の入口と上記圧縮機の吐出口とをそれ
ぞれ接続する複数のバイパス管とを備えた冷凍装置にお
いて、上記複数の蒸発器の出口と上記凝縮器の出口とを
接続する複数の戻り管を設けるとともにこれら戻り管に
それぞれ上記凝縮器の出口に向かう冷媒の流れのみを許
容する逆止弁を介装したことを特徴とする冷凍装置にあ
る。
(作用) 本発明においては、複数の蒸発器の中の一部の蒸発器
によって負荷を加熱し、残部の蒸発器によって負荷を冷
却する場合には、圧縮機から吐出された高温・高圧の冷
媒はガスがバイパス管を経て一部の蒸発器に入り、ここ
で負荷を加熱することによって凝縮液化した後、戻り管
及びこれに介装された逆止弁を経て残部の蒸発器に入
り、ここで負荷を冷却することによって蒸発気化して圧
縮機に戻る。
(実施例) 本発明の1実施例が第1図に示されている。
第1の蒸発器8の出口と凝縮器3の出口とは第1の戻
り管32を介して接続され、この第1の戻り管32には凝縮
器3の出口に向かう冷媒の流れのみを許容する逆止弁22
が介装されている。
第2の蒸発器11の出口と凝縮器3の出口とは第2の戻
り管33を介して接続され、この第2の戻り管33には凝縮
器3の出口に向かう冷媒の流れのみを許容する逆止弁23
が介装されている。
各蒸発器8、11の作用と各電磁弁の開閉との関係が第
2表に示されている。
双方の蒸発器8及び11に冷却作用をさせる場合には第
2表のケース1に示されるように、電磁弁2、6、9、
20、21が開、電磁弁17、18、が閉とされる。
かくして、圧縮機1から吐出された高温・高圧の冷媒
ガスは電磁弁2を経て凝縮器3に入りここで放熱するこ
とによって凝縮液化する。この液冷媒はレシーバ4及び
逆止弁5を経て分岐し、その一方は電磁弁6を経て第1
の膨張弁7に入り、ここで絞られることにより断熱膨張
した後、第1の蒸発器8に入り、ここで負荷を冷却する
ことによって蒸発気化し、次いで、この冷媒ガスは電磁
弁20、逆止弁12を流過する。
分岐した他方の液冷媒は電磁弁9を経て第2の膨張弁
10に入り、ここで絞られることにより断熱膨張した後、
第2の蒸発器11に入り、ここで負荷を冷却することによ
って蒸発気化し、次いで、この冷媒ガスは電磁弁21を経
て蒸発圧力調整弁14で一定圧力以下に下がらない様圧力
を調整された後、逆止弁15を流過した所で逆止弁12を通
って来た冷媒ガスと合流してアキュムレータ13に入り、
ここで未蒸発の液冷媒を分離する。しかる後、吸入圧力
調整弁16に入り、ここでその圧力を調整された後、圧縮
機1に吸入されて再び圧縮される。
双方の蒸発器8及び11に加熱作用させる場合には、第
2表のケース2に示されるように、電磁弁17、18、20、
21が開、電磁弁2、6、9が閉とされる。
かくして、圧縮機1から吐出さた高温・高圧の冷媒ガ
スは吐出直後に分岐し、その一方はバイパス管30及びこ
れに介装された電磁弁17を経て第1の蒸発器8内に入
り、ここで負荷を加熱することによって降温した後、電
磁弁20、逆止弁12を流過する。分岐した冷媒ガスの他方
はバイパス管31及びこれに介装された電磁弁18を経て第
2の蒸発器11に入り、ここで負荷を加熱することによっ
て降温した後、電磁弁21、蒸発圧力調整弁14、逆止弁15
を流過した所で逆止弁12を通って来た冷媒ガスと合流
し、アキュムレータ13、吸入圧力調整弁16を経て圧縮機
1に吸い込まれる。
第1の蒸発器8で負荷を冷却し、第2の蒸発器11で負
荷を加熱する場合には、第2表のケース3に示されるよ
うに、電磁弁6、18、20が開、電磁弁2、9、17、21が
閉とされる。
かくして、圧縮機1から吐出された高温・高圧の冷媒
ガスはバイパス管31、電磁弁18を経て第2の蒸発器11に
入り、ここを流過する過程で負荷を加熱することによっ
て凝縮液化する。次いで、この冷媒液は第2の戻り管3
3、逆止弁23、電磁弁6、第1の膨張弁7を経て第1の
蒸発器8に入り、ここで負荷を冷却することによって蒸
発気化した後、電磁弁20、逆止弁12、アキュムレータ1
3、吸入圧力調整弁16を経て圧縮機1に戻る。
第1の蒸発器8で負荷を加熱し、第2の蒸発器11で負
荷を冷却する場合には、第2表のケース4に示されるよ
うに、電磁弁9、17、21が開、電磁弁2、6、18、20が
閉とされる。
かくして、圧縮機1から吐出された高温・高圧の冷媒
ガスはバイパス管30、電磁弁17を経て第1の蒸発器8に
入り、ここで負荷を加熱することによって凝縮液化す
る。次いで、この冷媒液は第1の戻り管32、逆止弁22、
電磁弁9、第2の膨張弁10を経て第2の蒸発器11に入
り、ここで負荷を冷却することによって蒸発気化した
後、電磁弁21、蒸発圧力調整弁14、逆止弁15、アキュム
レータ13、吸入圧力調整弁16を経て圧縮機1に戻る。
以上2つの蒸発器を備えているものについて説明した
が、本発明は2以上の蒸発器を備えているものにも適用
しうることは勿論である。
(考案の効果) 本発明においては、複数の蒸発器の中の一部の蒸発器
によって負荷を加熱し、残部の蒸発器によって負荷を冷
却する場合に上記一部の蒸発器に上記圧縮機から吐出さ
れた高温・高圧の冷媒ガスの全量をバイパス管を経て導
入するとともにこの一部の蒸発器を流過した冷媒を戻り
管及び逆止弁を経て残部の蒸発器に導入するので、一部
の蒸発器の加熱能力を最大限に発揮させることができる
のみならず負荷の温度を正確に制御することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の冷媒回路図、第2図は従来
の冷凍装置の冷媒回路図である。 圧縮機……1、凝縮器……3、蒸発器……8、11、バイ
パス管……30、31、戻り管……32、33、逆止弁22、23

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一の圧縮機と、この圧縮機の吐出口に接続
    された一の凝縮器と、この凝縮器の出口に並列に接続さ
    れた複数の蒸発器と、これら複数の蒸発器の入口と上記
    圧縮機の吐出口とをそれぞれ接続する複数のバイパス管
    とを備えた冷凍装置において、上記複数の蒸発器の出口
    と上記凝縮器の出口とを接続する複数の戻り管を設ける
    とともにこれら戻り管にそれぞれ上記凝縮器の出口に向
    かう冷媒の流れのみを許容する逆止弁を介装したことを
    特徴とする冷凍装置。
JP2043511A 1990-02-23 1990-02-23 冷凍装置 Expired - Lifetime JP2721727B2 (ja)

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