JP2680958B2 - 媒体重ね送り検出方式 - Google Patents

媒体重ね送り検出方式

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JP2680958B2 JP3331304A JP33130491A JP2680958B2 JP 2680958 B2 JP2680958 B2 JP 2680958B2 JP 3331304 A JP3331304 A JP 3331304A JP 33130491 A JP33130491 A JP 33130491A JP 2680958 B2 JP2680958 B2 JP 2680958B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、媒体上に記録された各
種情報を光学的に読み取る装置等において媒体が重ね送
りされるのを検出する方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来より知られている光学式読
み取り装置の媒体搬送経路の一部を示すもので、用紙等
の媒体1は媒体搬送経路2に沿って配設された複数のロ
ーラ対(3a,3b),(4a,4b),(5a,5
b)によって図中矢印20方向に搬送される。また、媒
体搬送経路2の途中には、この媒体搬送経路2内に吸入
された媒体1を検出するための走行監視センサ6がロー
ラ対(3a,3b)とローラ対(4a,4b)との間に
配設されているとともに、ローラ対(5a,5b)との
後方に媒体重ね送り検知部7が配設されている。
【0003】媒体重ね送り検知部7は、図示せぬ駆動モ
ータで回転駆動される駆動ローラ8と、この駆動ローラ
8との間に介装された媒体1の厚み寸法に応じて図中矢
印A−B方向に変位可能な2枚検知ローラ9等を有して
いる。また、この細部構造は図9および図9のY−Y線
に沿う側面図の図10で示すように、2枚検知ローラ9
は、支軸10,レバー11,支軸12,カム円板13等
を介して回転型ポテンショメータ14の回転軸14aに
連結された構成になっている。
【0004】さらに詳述すると、回転型ポテンショメー
タ14は、図示せぬフレームに固定して取り付けられて
おり、回転軸14aにはカム円板13が一体回転可能に
取り付けられている。また、カム円板13の外周面には
振動を吸収するためのブレーキシュー19が圧接されて
いるとともに、前面側には回転自在なローラ15が取り
付けられており、このローラ15の外周面にレバー11
の一端がコイルスプリング16の付勢力で圧接されてい
る。なお、このコイルスプリング16の一端はレバー1
1の一部11aに掛け止めされ、他端はローラ15に掛
け止めされている。一方、レバー11は、中間部分が支
軸12を介してフレームに回転自在に取り付けられてい
る。加えて、支軸10を介して2枚検知ローラ9が回転
自在に取り付けられている部分を越えた先端部分11b
には、同じくコイルスプリング17の一端が掛け止めさ
れている。なお、このコイルスプリング17の他端はフ
レームに固定されたピン18に掛け止めされており、ま
たコイルスプリング16の引張り力よりも大きな引張り
力が持たされている。
【0005】このように構成された媒体重ね送り検知部
7では、媒体搬送系によって媒体1が搬送され、これが
駆動ローラ8と2枚検知ローラ9との間に吸入される
と、媒体1の厚みで2枚検知ローラ9が図8および図9
の矢印A方向に寸法Lだけ押し上げられる。すると、こ
れと同時に、コイルスプリング17の付勢力に抗して、
同図中の反時計回り方向へレバー11を回転させようと
する力が働き、このレバー11が支軸12を支点にして
反時計回り方向に回転する。また、レバー11が回転す
るとき、ローラ15,カム円板13を介して回転型ポテ
ンショメータ14の回転軸14aも図9中の矢印C方
向、すなわち時計回り方向に回転される。そして、この
回転軸14aの回転量が2枚検知ローラ9の変位量に比
例した出力電圧として回転型ポテンショメータ14から
出力され、この出力電圧が図示せぬ検知回路内へ送られ
る。
【0006】図11は、このときにおける出力波形の一
例を示すもので、図11で判るように、媒体1が駆動ロ
ーラ8と2枚検知ローラ9との間に送られると、突入時
から約30ミリメートル秒の間の出力電圧は2枚検知ロ
ーラ9が受けた衝撃が振動となって現れ、この振動がス
ライスレベル、すなわち判定基準n枚を越えてしまう。
ここで、ブレーキシュー19を設けていない場合は、図
13に示すように約30ミリメートル秒後も判定基準n
枚を越える大きな振動が発生することになる。しかし、
この媒体重ね送り検知部7では、カム円板13の外周面
にブレーキシュー19を圧接させて負荷を与え、この負
荷で振動を抑えるようにしているので、媒体1が1枚だ
け搬送されていた場合には約30ミリメートル秒後には
スライスレベル以下になる。したがって、回転型ポテン
ショメータ14からの出力電圧に変化が現れてから約3
0ミリメートル秒後の出力電圧を約45ミリメートル秒
間サンプリングし、これを判定基準電圧と比較すれば、
媒体1が重ね送りされているか否かを比較的正確に知る
ことができるもので、従来ではこの判定方法を一般に用
いていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の媒体重ね送り検知部7の構造では、カム円板1
3に当接して設けたブレーキシュー19の摩擦力が、温
度,湿度,摺動面の状態変化等、多くの要因で大きく左
右される。このため、光学読み取り装置における媒体1
の重ね送りを検出する場合のように、媒体1が薄く微妙
な負荷変動を拾って制御する場合には無理がある。図1
3はこの不確実な出力電圧を示すもので、ブレーキシュ
ー19の摩擦力が大きい場合は、1枚送りされたときの
出力電圧レベル21aと2枚送りされたときの出力電圧
レベル21bとが共にスライスレベル22以下になり、
2枚送りされた場合でも検出できないことになる。この
ように、従来における媒体の重ね送り検知方式では、信
頼性に欠けると言う問題点があった。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は検出精度を向上させ、信頼性の優
れた媒体重ね送り検出方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る媒体重ね送り検出方式は、媒体搬送経
路内での媒体の重ね送りを検知する媒体重ね送り検出方
式において、媒体搬送経路内の媒体の厚みに応じて変位
する検知ローラと、検知ローラの変位量に比例した出力
電圧を得るための出力手段と、検知ローラで媒体を検知
した後の一定時間をカウントするためのタイマー手段
と、タイマー手段で一定時間をカウントした後、出力手
段の出力波形の山側、谷側各々のピーク値を定期的に複
数回サンプリングするサンプリング手段と、サンプリン
グ手段にてサンプリングしたデータを平均値化する演算
手段と、予め媒体を送らずに検知ローラを空回転させた
際の出力手段からの出力データを求めておき、演算手段
によって得た平均値化したデータから検知ローラを空回
転させた際の出力データを差し引いた値と、媒体連量に
対応したスライスレベルとを比較して媒体重ね送りの判
定を行う判定手段とを備えているものである。
【0010】
【作用】このような本発明によれば、媒体の厚みを検知
ローラにて検知するにあたり、タイマー手段によって検
知ローラで媒体を検知した後の一定時間をカウントし、
その後からサンプリング手段にて出力手段の出力波形の
山側、谷側各々のピーク値を定期的に複数回サンプリン
グしているため、媒体が検知ローラと衝突した直後の振
幅で現れるノイズ出力波形を取り込むことなく、安定し
た状態でのデータを取り込んで演算を行うことができる
ようになる。また、媒体が検知ローラに衝突したときに
おける検知ローラの振幅の周期は、媒体の厚みおよび走
行速度によらず一定であることを利用し、振幅出力波形
の山側、谷側各々のピーク値を複数回サンプリングする
ことで、その平均値における出力波形の山側または谷側
への偏りを防ぐことができる。また、予め媒体を送らず
に検知ローラを空回転させた際の出力手段からの出力デ
ータを求めておき、振動出力波形の山側、谷側各々のピ
ーク値を複数回サンプリングしたときの平均値から検知
ローラを空回転させた際の出力データを差し引いた値
と、媒体連量に対応したスライスレベルとを比較するこ
とで媒体の重ね送りの判定を行うようにしているので、
サンプリングしたデータの平均値から検知ローラ自体の
回転で生じる出力データの不要成分を取り除くことがで
き、スライスレベルとの比較が安定化して常に検出精度
を安定させることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図4は、本発明に係る媒体重ね送り検
出方式を適用した光学式読み取り装置の媒体搬送経路の
一部を示すもので、図5はその媒体搬送経路における途
中に配設された細部構造を示し、図6は図5のX−X線
に沿う要部側面図である。また、図4乃至図6において
図8乃至図10と同じ符号を付したものは図8乃至図1
0と同一のものを示している。そして、図4乃至図6に
示す媒体重ね送り検知部27と図8乃至図10に示した
媒体重ね送り検知部7とで異なる点は、図8乃至図10
に示した媒体重ね送り検知部7のブレーキシュー19
を、この図4乃至図6に示す媒体重ね送り検知部27に
は設けてない点にあり、その他の構造は同じである。
【0012】したがって、この媒体重ね送り検知部27
では、媒体1を検出した時の回転型ポテンショメータ1
4より出力される出力電圧波形は、図7に示すような自
然減衰形の波形として得られるようになっている。
【0013】図3は、図4に示した光学式読み取り装置
における媒体重ね送り検出制御系の信号処理回路構成を
示すブロック図である。図3において、2枚検知ローラ
9の変位量に比例した出力電圧を生成する出力手段とし
ての回転型ポテンショメータ14の出力信号は、増幅器
21を介してA/D(アナログ−デジタル)変換器22
に入力され、ここでアナログ信号がデジタル信号に変換
された後、演算回路(CPU)23に入力されて処理さ
れる。ここで、演算回路23にはタイマ24が接続され
ているとともに、走行監視センサ6の出力が入力可能に
なっている。
【0014】図1は、回転型ポテンショメータ14より
入力された出力信号を処理する演算回路23内の制御手
順を示すフローチャートであり、図2は媒体重ね送りサ
ンプリングのタイミングを検出する走行監視センサ6の
出力タイミングと回転型ポテンショメータ14の出力タ
イミングとを説明する図である。そこで、図3乃至図7
と共に媒体1の重ね送り検出手順を図1および図2と共
に説明する。
【0015】まず、ここでは光学式読み取り装置で取り
扱っている媒体1の長さは85ミリメートルで、また、
走行監視センサ6から2枚検知ローラまでの距離を9
8.36ミリメートルに設定している。さらに、媒体1
の重ね送りのサンプリングは2枚検知ローラ9が媒体1
を検出してもすぐには行わず、約30ミリメートル過ぎ
た後、すなわち走行監視センサ6から約128.36ミ
リメートル過ぎた後で、約55ミリメートル進む間、サ
ンプリングする場合を一例としている。
【0016】ここで、2枚検知ローラ9が媒体1を検出
してすぐにサンプリングを行わずに30ミリメートル過
ぎた後に行う理由は次による。すなわち、媒体1が駆動
ローラ8と2枚検知ローラ9との間に送られて来ると、
図7に示すように、このときの衝撃力で2枚検知ローラ
9が大きくバウンド(振幅)し、2回目の振幅のピーク
は30ミリメートル進んだ後に現れる。したがって、こ
の1回目における衝撃力を伴った振幅を取り去り、2枚
検知ローラ9の動きが安定した状態で検出するためであ
る。そして、この振幅の周期、媒体厚、媒体走行速度に
よらず一定であるため、媒体1が送られてくるごとにほ
ぼ同一位置にピークが現れることになるので、この30
ミリメートル進む時間経過後にサンプリングを行うと、
ノイズを取り去った安定した状態で検出動作を進めるこ
とができる。
【0017】また、この実施例では、サンプリングは、
媒体1が約55ミリメートル進む間にわたって行われ、
この間3ミリメートル進む時間ピッチで16回行われ
る。これは、ここでの光学読み取り装置における媒体1
の仕様が最少85ミリメートルで、駆動ローラ8の外周
が49ミリメートルであるとすると、振幅のおよそのピ
ーク(山と谷)は媒体1が3ミリメートル進む時間ピッ
チで発生するため、この49ミリメートルを3ミリメー
トルで割る、すなわち49÷3≒16によって16回分
取れることになるからである。
【0018】まず、媒体1の走行が開始されると、ロー
ラ対(3a,3b),(4a,4b),(5a,5b)
および駆動ローラ8を回転させる(ステップST1)。
これは、駆動ローラ8を回転することにより2枚検知リ
ード、すなわち回動中のローラ1回転分のセンサ出力を
16回分サンプリングして平均化し、これを図示せぬメ
モリに記憶する。この場合、この時の値をXOとし、媒体
1が無いときのレベルとする(ステップST2)。次
に、ステップST3で媒体1が無いときのレベルの上限
値(現論上の上限アラーム値)TH0 と比較し、値X0が上
限値TH0 よりも小さい場合には、ステップST4へ進
み、大きい場合は2枚検知調整不良としてステップST
5を経てステップST1へ戻り、サンプリングをし直
す。これに対して、ステップST4へ進んだ場合は読み
取り走行態様に入り、媒体1の走行を許可する。
【0019】そして、媒体1が走行され、走行監視セン
サ6で媒体1が検出されると、走行監視センサ6は媒体
1の長さ分、すなわち85ミリメートル進む間オン信号
を出力する。また、走行監視センサ6が媒体1を検出す
ると同時にタイマ24がカウントを開始する。一方、走
行監視センサ6の部分を通過した媒体1は、98.36
ミリメートル進むと駆動ローラ8と2枚検知ローラ9と
の間に到達し、2枚検知ローラ9を図4および図5中の
矢印A方向に押し上げ、これが回転型ポテンショメータ
14の出力電圧として現れる。次いで、タイマ24がカ
ウントを開始してから媒体1が128.36ミリメート
ル進む時間、すなわち回転型ポテンショメータ14の出
力電圧が現れてから媒体1が30ミリメートル進む時間
経過後サンプリングが開始される。サンプリングは、媒
体1が49ミリメートル進む間、3ミリメートル進む時
間ピッチで16回行われ、重ね送りの検出が行われる
(ステップST4,6,7,8,9)。そして、この過
程では、媒体1が3ミリメートル進む時間ピッチで16
回、2枚検知レベルリードされてサンプリングし(ステ
ップST6)、ここでサンプリングされた値E1,E
2,E3,…,E16は平均化され、この平均値Xnが
求められる(ステップST7)。そして、この平均化し
た値Xnと媒体1が無いときのレベル値X0との差(X
n−X0)を演算し、この値をXとする(ステップST
8)。また、この値Xを、各媒体1の連量に対応した定
数(スライス値)THnと比較し(ステップST9)、
定数THnよりも小さければ送られて来た媒体1は1枚
だけと判断してステップST4へ戻り、次の媒体1の搬
送を許可する。これに対して、値Xが定数THnよりも
大きければ送られて来た媒体1は2枚以上と判断し、ス
テップST10へ進んでブザー等で報知するとともに重
走によるアラーム処理を待ち、さらに処理後はステップ
ST1へ戻って以下同じ手順を繰り返す。
【0020】したがって、この媒体重ね送り検出方式に
よれば、2枚検知ローラ9と駆動ローラ8との間に媒体
1が進入を開始したときの振動における振幅の周期は、
媒体厚および媒体走行速度によらず一定であることに着
目し、振動出力のピーク値を複数回(本実施例では16
回)サンプリングしたときの平均値Xnとスライスレベル
値THn を比較することで、媒体1の2枚走行の検出を行
うことになるので、常に安定性の優れたものになる。
【0021】なお、本発明は上記実施例により説明した
が、勿論この実施例の構造に限定されるものではなく、
走行監視センサ6から2枚検知ローラ9までの距離や、
サンプリング期間および回数はこれ以外であっても勿論
差し支えないものである。また、2枚検知ローラ9の変
位量に比例した出力電圧を出力する手段として回転型ポ
テンショメータ14を使用したものを開示したが、これ
以外のものを使用しても良いものである。
【0022】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る媒体
重ね送り検出方式によれば、出力手段の出力信号は、従
来の検出方式で使用していたようなブレーキシューにて
振動を安定させた後に検出するものではなく、ある一定
期間サンプリングしたデータを平均化して得るので、温
度、湿度等の外部要因に影響されることなく得ることが
可能となる。また、タイマー手段によって一定時間経過
後にサンプリングを開始していることから、媒体が検知
ローラに衝突したときに発生するノイズ出力波形を取り
込むことなく、安定したデータの取り込みを行うことが
可能となる。しかも、媒体が検知ローラに衝突したとき
における検知ローラの振幅の周期は、媒体の厚みおよび
走行速度によらず一定であることを利用し、かつ予め媒
体を送らずに検知ローラを空回転させた際の出力手段か
らの出力データを求めておき、振動出力波形の山側、谷
側各々のピーク値を複数回サンプリングしたときの平均
値から検知ローラを空回転させた際の出力データを差し
引いた値と、媒体連量に対応したスライスレベルとを比
較することで媒体の重ね送りの判定を行うようにしてい
るので、常に検出精度が安定し信頼性の優れた重ね送り
検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る媒体の重ね送り検出処理手順の一
例を示すフローチャートである。
【図2】走行監視センサの出力タイミングとポテンショ
メータの出力タイミングとを示す図である。
【図3】本実施例の信号処理回路構成ブロック図であ
る。
【図4】本実施例の媒体搬送経路概略構成図である。
【図5】本実施例の媒体重ね送り検知部の要部構造図で
ある。
【図6】図5のX−X線に沿う要部側面図である。
【図7】媒体検出時におけるポテンショメータ出力波形
図である。
【図8】従来例における媒体搬送経路概略構成図であ
る。
【図9】従来例における媒体重ね送り検知部の要部構造
図である。
【図10】図9のY−Y線に沿う要部側面図である。
【図11】従来のポテンショメータ出力波形状態を示す
図である。
【図12】従来の問題点を説明するポテンショメータ出
力波形状態を示す図である。
【図13】従来のブレーキシューを設けない場合におけ
るポテンショメータ出力波形状態を説明するための図で
ある。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体搬送経路内での媒体の重ね送りを検
    知する媒体重ね送り検出方式において、 前記媒体搬送経路内の前記媒体の厚みに応じて変位する
    検知ローラと、 前記検知ローラの変位量に比例した出力電圧を得るため
    の出力手段と、 前記検知ローラで前記媒体を検知した後の一定時間をカ
    ウントするためのタイマー手段と、 前記タイマー手段で前記一定時間をカウントした後、前
    記出力手段の出力波形の山側、谷側各々のピーク値を定
    期的に複数回サンプリングするサンプリング手段と、 前記サンプリング手段にてサンプリングしたデータを平
    均値化する演算手段と、 予め前記媒体を送らずに前記検知ローラを空回転させた
    際の前記出力手段からの出力データを求めておき、前記
    演算手段によって得た平均値化したデータから該検知ロ
    ーラを空回転させた際の出力データを差し引いた値と、
    媒体連量に対応したスライスレベルとを比較して媒体重
    ね送りの判定を行う判定手段とを備えていることを特徴
    とする媒体重ね送り検出方式。
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