JP2658100B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばハードディスク装置やフロッピー
ディスク装置等の磁気記録再生装置に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、記録乃至再生用磁気ヘッドと、これに先
行するイレーズ用磁気ヘッドとを有する磁気記録再生装
置において、再生時、同期用信号記録区間の先頭時点か
ら、記録再生用磁気ヘッドと先行イレーズ用磁気ヘッド
とヘッドの記録媒体に対する相対走査方向の距離に対応
する時間間隔だけ、記録媒体からの、PLL回路の上記同
期用信号に代わって、上記同期用信号の再生信号と同じ
周波数信号を擬似信号として上記PLL回路に供給して、
このPLL回路の誤動作を防止し、記録媒体に記録された
信号を安定して再生できるようにしたものである。
〔従来の技術〕
例えば、フロッピーディスク装置のような磁気記録再
生装置において、記録媒体であるフロッピーディスクに
は同心円状あるいはスパイラル状に複数のトラック(1
周を1トラックとする)が形成されるとともに、1トラ
ックには複数のセクタが形成されている。そして、各セ
クタは、セクタ単位の先頭の位置を示すとともに、PLL
回路(図示せず)を同期させるための特定のパターン例
えば16ビット表示で「FF」が記録されたSYNC領域、セク
タNO等のアドレス情報が記録されたID領域、データが記
録されたデータ領域からなっている。
このプロッピーディスク装置においては、セクタ単位
毎に記録又は再生が可能であり、新たにデータを記録す
る場合には従来一般には記録又は再生用磁気ヘッドに
て、以前記録されたデータに新たなデータが重ね書きさ
れる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、最近、フロッピーディスク装置等の記録媒
体の記録密度が高くなっている。この高密度記録された
ものに対して、上述のような重ね書きを行なうと、以前
記録されたデータが完全には消去されず、重ね書き雑音
が生じてしまう。
そこで、記録又は再生用磁気ヘッドよりも距離d例え
ば200μmだけ先行し、所望の消去率を確保し、互換マ
ージンを確保するために、例えば第3図に示すように、
記録再生用磁気ヘッド(1)よりも若干ギャップ幅が大
きい先行イレーズ用磁気ヘッド(2)を使用する記録方
法が提案されている(特開昭60−193107号公報参照)。
この先行イレーズ用磁気ヘッド(2)を用いて、例え
ば第3図に示すように、ディスク(3)のセクタ(N−
1)に新たなデータを記録する場合には、先行イレーズ
用磁気ヘッド(2)より、以前記録されていたデータが
消去され、続いて、記録再生用磁気ヘッド(1)によっ
て、新たなデータが記録される。記録再生用磁気ヘッド
(1)がセクタ(N−1)のデータ領域の終了端に達す
ると、前データの消去ならびに新データの記録が終了さ
れる。この時、先行イレーズ用磁気ヘッド(2)は、記
録再生用磁気ヘッド(1)よりも距離dだけ先行してい
るため、セクタ(N−1)の隣の、ヘッド走査方向の次
のセクタ(N)のSYNC領域は、第3図の斜線にて示した
部分だけ消去されてしまう。
セクタ(N)のSYNC領域の一部が消去されていると、
このSYNC領域にて、PLL回路の入出力信号の同期をとろ
うとしても、うまく同期がとれない。つまり、SYNC領域
の一部が欠除していると、PLL回路への入力クロック信
号が供給されず、PLL回路が不安定となり、その後、ク
ロック信号が供給されても、PLL回路の入出力信号の同
期をとるのに時間がかかったり、AM(アドレスマーク)
という特定パターンを正しく検出できないという欠点が
あった。
上述した欠点をなくすために、SYNC領域のうち、先行
イレーズ用磁気ヘッドによって消されてしまう部分を見
込んで、この部分の長さだけSYNC領域が長くなるように
データフォーマットを変更することが考えられる。しか
し、これでは、SYNC領域を長くする分、データ領域の記
録領域が狭くなってしまい、不都合である。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、記録乃至再生用磁気ヘッド(1)と、こ
れに先行するイレーズ用磁気ヘッド(2)と、セレクト
信号発生手段(15)と、PLL回路(13)と、PLL回路(1
3)の同期用信号と同じ周波数の信号を発生す周波数信
号発生手段(8)とを備える。
〔作用〕
同期用信号と所定数のデータとを1単位とするととも
に両信号の記録エリアを別個にし、かつ同期用信号区間
を先頭として記録された信号を再生するにあたって、上
記1単位区間の先頭時点から、先行イレーズ用磁気ヘッ
ド(2)と記録乃至再生用磁気ヘッド(1)との間隔分
に相当する時間分だけ、セレクト信号発生手段(15)の
セレクト信号は所定の状態となり、この所定の状態の区
間では、周波数信号発生手段(8)からの信号が記録媒
体からのPLL回路(13)の同期用信号に代わって、PLL回
路(13)に供給される。
〔実施例〕
第1図は、この発明の一実施例のブロック図、第2図
は、第1図に示した実施例の説明のためのタイミング図
である。
図において、(16)はフロッピーディスクドライバ
(4)を制御するFDDコントローラであり、このFDDコン
トローラ(16)によって、フロッピーディスクドライバ
(4)が駆動制御される。今、例えばセクタ(N)から
デーダを読み出す場合を考える。この場合、磁気記録再
生ヘッド(1)がセクタ(N)の区間を走査するとき
“ハイ”レベルとなるリードゲート信号RG1が、FDDコン
トローラ(16)からセレクト信号発生回路(15)、デコ
ーダ(7)そしてフロッピーディスクドライバ(4)に
供給される。そして、セレクト信号発生回路(15)は、
リードゲート信号RG1が“ハイ”レベルに立ち上がる
と、“ハイ”レベルとなり、これが“ハイ”レベルとな
ってから記録再生ヘッド(1)と先行イレーズヘッド
(2)との間隔dに相当する時間Tが経過すると、“ロ
ー”レベルとなるセレクト信号をスイッチ(9)に供給
する。
このスイッチ(9)は、セレクト信号が“ハイ”とな
ると、後述する波形成形回路(5)側から、擬似信号と
しての周波数信号を発生する周波数信号発生回路(8)
側に切換えられる。すると、フロッピーディスク(3)
からの、同期用信号の再生信号と同じ周波数、例えば10
MHzの信号が周波数信号発生回路(8)から、スイッチ
(9)を介して、PLL回路(13)に供給される。このPLL
回路(13)は、位相比較器(10)、電圧制御発振器(1
1)そして分周器(12)からなり、電圧制御発振器(1
1)の出力信号が分周器(12)を介して位相比較器(1
0)に供給され、この位相比較器(10)において、周波
数信号発生回路(8)からの信号と位相比較され、その
比較出力より発振器(11)の発振周波数が制御される。
そして、周波数信号発生回路(8)からの信号と同期し
た信号が電圧制御発振器(11)から、得られる。
次に、磁気記録再生ヘッド(1)がセクタ(N)のSY
NC領域の先頭から間隔dつまり、先行イレーズヘッド
(2)と記録再生ヘッド(1)との間隔分だけ離れた箇
所に到達すると、上述したようにセレクト信号が“ロ
ー”レベルとなる。すると、スイッチ(9)は周波数信
号発生回路(8)側から波形整形回路(5)側に切換え
られる。そして、フロッピーディスクドライバ(4)に
よって、フロッピーディスクから再生された信号が波形
整形回路(5)に供給される。そしてこの波形整形回路
(5)によって、矩形波に整形された信号はスイッチ
(9)を介して、PLL回路(13)に供給される。このPLL
回路(13)からは上述と同様にして、再生信号に同期し
たクロック信号が得られ、このクロック信号がビット同
期回路(6)ならびにデータ(7)に供給され、デコー
ダ(7)においてID信号及びデータがデコードされる。
ビット同期回路(6)は、PLL回路(13)からの信号
をクロックとして、このクロックに同期して、波形整形
回路(5)から供給される再生信号のビット同期をと
り、デコーダ(7)に供給する。
なお、スイッチ(9)にはセレクト信号ではなく、第
2図に示すように、セレクト信号が“ロー”レベルとな
ると“ハイ”レベルとなる信号RG2を供給するようにし
てもよい。この場合、この信号RG2が“ロー”レベルの
場合は、スイッチ(9)は周波数信号発生回路(8)側
になるようにし、そして、信号RG2が“ハイ”レベルと
なると、スイッチ(9)は波形整形回路(5)側に切換
わるようにする。そして、この信号RG2をデコーダ
(7)に供給し、信号RG2が“ハイ”レベルとなってか
らデコーダ(7)がデコードを開始するようにすれば、
SYNC領域のデータ消去区間においては、デコーダ(7)
はデコード開始せず、SYNC領域のデータ末消去区間の正
しい信号に基づいて、ID信号及びデータをデコードする
ことができる。
なお、この発明は、フロッピーディスク装置に限ら
ず、先行イレーズヘッドを有する磁気記録再生装置であ
れば、適用可能である。
なお、図示した例では、SYNC領域の同期信号をデータ
の同期用とするとともに、PLL回路を同期させるための
信号としているが、SYNC領域の前にPLL回路の同期用の
プリアンブル領域が設けられ、SYNC領域はデータの同期
用としてのみ用いられるデータフォーマットのものに
も、この発明は適用可能である。
〔発明の効果〕
この発明によれば、SYNC領域の先頭時点から、記録再
生磁気ヘッドと先行イレーズヘッドとの距離に対応する
時間間隔だけ、PLL回路の同期信号と同じ周波数の信号
をPLL回路に供給するようになされているので、データ
フォーマットを変更することなく、PLL回路の誤動作を
防止し、記録媒体に記録された信号を安定して再生でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例装置のブロック図、第2
図は第1図例の信号のタイミングを示す図、第3図は、
データフォーマットと、磁気ヘッドとの位置関係を示す
図である。 (1)は記録再生ヘッド、(2)は先行イレーズヘッ
ド、 (8)は周波数信号発生手段、(13)はPLL回路、 (15)はセレクト信号発生手段である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録乃至再生用磁気ヘッドと、これに先行
    するイレーズ用磁気ヘッドとを有し、上記記録乃至再生
    用磁気ヘッドにより、同期用信号と所定数のデータとを
    1単位とするとともに両信号の記録領域を別個にし、か
    つ上記同期信号記録区間を先頭として記録媒体に記録す
    る磁気記録再生装置において、 上記1単位の信号を再生するにあたって、上記1単位区
    間の先頭時点から、上記イレーズ用磁気ヘッドと記録乃
    至再生用磁気ヘッドとの間隔分に相当する時間分だけ所
    定の状態となるセレクト信号を発生する手段と、 上記同期用信号の再生信号に同期したクロック信号を形
    成するPLL回路と、 上記同期用信号の再生信号と同じ周波数の信号を発生す
    る周波数信号発生手段とを設け、 再生時、上記セレクト信号の上記所定の状態の区間で
    は、上記周波数信号発生手段からの信号が、記録媒体か
    らの上記同期用信号の再生信号に代わって、上記PLL回
    路に供給されるようになされた磁気記録再生装置。
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