JP2627858B2 - ロープの結合具 - Google Patents
ロープの結合具Info
- Publication number
- JP2627858B2 JP2627858B2 JP5195343A JP19534393A JP2627858B2 JP 2627858 B2 JP2627858 B2 JP 2627858B2 JP 5195343 A JP5195343 A JP 5195343A JP 19534393 A JP19534393 A JP 19534393A JP 2627858 B2 JP2627858 B2 JP 2627858B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- rope
- hooks
- stopper
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44C—PERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
- A44C5/00—Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
- A44C5/18—Fasteners for straps, chains or the like
- A44C5/20—Fasteners for straps, chains or the like for open straps, chains or the like
- A44C5/2042—Fasteners provided with a turnable clamping lever
Landscapes
- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ロープの掛止め、離
脱が簡単に行える器具に関し、魚網に使用して好適なも
のである。
脱が簡単に行える器具に関し、魚網に使用して好適なも
のである。
【0002】
【従来の技術】ロープの結合に茄子環が従来用いられて
いる。茄子環はフックにセルフロック機構を設けたもの
であり、ロープが弛んでもフックから外れることがな
く、しかも、結合分離が簡単にでき、たいへん便利なも
のである。しかし、スプリング、ピンなど部品点数が多
く、製造コストが高いものにつく。
いる。茄子環はフックにセルフロック機構を設けたもの
であり、ロープが弛んでもフックから外れることがな
く、しかも、結合分離が簡単にでき、たいへん便利なも
のである。しかし、スプリング、ピンなど部品点数が多
く、製造コストが高いものにつく。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、もっと安
価なロープの結合具を提供することを目的とする。
価なロープの結合具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の結合具は、基
部側にあけた穴に通したロープを中心に回動する、鈎部
が互い対向する2つのフックからなっている。そして、
両フックが重なり合った状態に保持するストッパを設け
る。なお、一方のフックは横断面がコの字形に形成し、
他方のフックを扁平に形成して相手のフックの中に収め
るようにするとよい。
部側にあけた穴に通したロープを中心に回動する、鈎部
が互い対向する2つのフックからなっている。そして、
両フックが重なり合った状態に保持するストッパを設け
る。なお、一方のフックは横断面がコの字形に形成し、
他方のフックを扁平に形成して相手のフックの中に収め
るようにするとよい。
【0005】ストッパは、例えば、一方のフックに突起
を形成し、他方のフックに、該突起が嵌合する穴ないし
溝を設けるようにすればシンプルである。
を形成し、他方のフックに、該突起が嵌合する穴ないし
溝を設けるようにすればシンプルである。
【0006】
【作用】開いた状態の両フックの間にロープを入れ、フ
ックを閉じてストッパを掛ける。こうすると、ふたつの
フックの口が互いに閉じ、ロープは外れなくなる。
ックを閉じてストッパを掛ける。こうすると、ふたつの
フックの口が互いに閉じ、ロープは外れなくなる。
【0007】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づいて説明する
と、図1に示すように、このロープ結合具は、それぞれ
プラスチックで一体成型された2つのフック1、3から
なる。両フックは、平面的に見たとき、ほぼ同一(対
称)の形状であり、基部7からCの字形の鈎部5が延び
ており、基部7の端は半円形で、半円形のほぼ中心にロ
ープ穴9があいている。
と、図1に示すように、このロープ結合具は、それぞれ
プラスチックで一体成型された2つのフック1、3から
なる。両フックは、平面的に見たとき、ほぼ同一(対
称)の形状であり、基部7からCの字形の鈎部5が延び
ており、基部7の端は半円形で、半円形のほぼ中心にロ
ープ穴9があいている。
【0008】しかし、両フックの形状は、断面で見ると
異なっており、第1のフック1はコの字形に、第2のフ
ック3は扁平に形成されている。すなわち第1のフック
1は、同形の2枚の板状部分11、11が、外側半分に
沿った繋ぎ部分13で一体に連結されており、2枚の板
状部分の間に隙間15が形成されている。第2のフック
3は扁平で、隙間15の中に、鈎部同士が対向する格好
で、嵌合される(図2)。第2のフックの外縁には補強
を兼ねて周縁部17が形成されている。
異なっており、第1のフック1はコの字形に、第2のフ
ック3は扁平に形成されている。すなわち第1のフック
1は、同形の2枚の板状部分11、11が、外側半分に
沿った繋ぎ部分13で一体に連結されており、2枚の板
状部分の間に隙間15が形成されている。第2のフック
3は扁平で、隙間15の中に、鈎部同士が対向する格好
で、嵌合される(図2)。第2のフックの外縁には補強
を兼ねて周縁部17が形成されている。
【0009】第2のフック3は、図2に鎖線で示すよう
に、基部側を中心として回動することができる。このた
め、第2のフックの周縁部17は、基部側が約60度に
わたって欠損している。欠損部を符号17aで示す(図
1)。
に、基部側を中心として回動することができる。このた
め、第2のフックの周縁部17は、基部側が約60度に
わたって欠損している。欠損部を符号17aで示す(図
1)。
【0010】両フックを閉じた状態に保持するためにス
トッパが必要であり、これについて説明すると、第2の
フック3の両面に突起19を形成し、フックが閉じたと
き、これらの突起19が嵌合する穴21を第1のフック
の2枚の板状部分11、11にそれぞれ形成する(図
3)。第1フック1の背にアイ23を形成し、これに開
放用の紐25を結ぶ。
トッパが必要であり、これについて説明すると、第2の
フック3の両面に突起19を形成し、フックが閉じたと
き、これらの突起19が嵌合する穴21を第1のフック
の2枚の板状部分11、11にそれぞれ形成する(図
3)。第1フック1の背にアイ23を形成し、これに開
放用の紐25を結ぶ。
【0011】図4に示すように、このロープの結合具
は、ロープの先に予め取り付けておく。すなわち、第1
のフックと第2のフックを組み合わせ、重なり合ったロ
ープ穴9にロープ27を通してアイスプライス加工す
る。
は、ロープの先に予め取り付けておく。すなわち、第1
のフックと第2のフックを組み合わせ、重なり合ったロ
ープ穴9にロープ27を通してアイスプライス加工す
る。
【0012】この結合具にロープ29を掛止するには、
両フック1、3を開き、ロープ29を間に入れて、強く
閉じる。すると、第3図に示すように、第2のフックの
突起19が第1のフックの穴21に嵌合し、強く引っ張
らない限り開かなくなる。こうして、フックの口が閉
じ、ロープ29が外れなくなる。ロープの張力は、第1
および第2のフックの鈎部5が協同して担う。
両フック1、3を開き、ロープ29を間に入れて、強く
閉じる。すると、第3図に示すように、第2のフックの
突起19が第1のフックの穴21に嵌合し、強く引っ張
らない限り開かなくなる。こうして、フックの口が閉
じ、ロープ29が外れなくなる。ロープの張力は、第1
および第2のフックの鈎部5が協同して担う。
【0013】ロープ29を分離するときは、フックの中
のロープ29を押さえ、開放用の紐25を強く引く。こ
うすれば、ストッパ18が外れてフックが開き、ロープ
が外れる。
のロープ29を押さえ、開放用の紐25を強く引く。こ
うすれば、ストッパ18が外れてフックが開き、ロープ
が外れる。
【0014】
【発明の効果】請求項1の結合具は、基部に通したロー
プを中心として回動できるように2つのフックを組み合
わせ、両フックが重なった状態に保持するストッパを設
けたものであり、ロープの接続、分離を簡単に行うこと
ができ、ピンやスプリングがないので、安価に提供する
ことができ、信頼性も高い。
プを中心として回動できるように2つのフックを組み合
わせ、両フックが重なった状態に保持するストッパを設
けたものであり、ロープの接続、分離を簡単に行うこと
ができ、ピンやスプリングがないので、安価に提供する
ことができ、信頼性も高い。
【0015】 請求項1の結合具はまた、一方のフック
を横断面がコの字形に形成し、他方のフックを扁平に形
成して相手のフックの中に収めるようにしたので、全体
がコンパクトにできる。
を横断面がコの字形に形成し、他方のフックを扁平に形
成して相手のフックの中に収めるようにしたので、全体
がコンパクトにできる。
【0016】 請求項2のように、ストッパを、一方の
フックに形成された突起と、他方のフックに設けられた
穴ないし溝から構成すれば、シンプルな構造にすること
ができる。
フックに形成された突起と、他方のフックに設けられた
穴ないし溝から構成すれば、シンプルな構造にすること
ができる。
【図1】結合具の分解図である。
【図2】結合具の立面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】結合具の使用状態斜視図である。
1 第1のフック 3 第2のフック 5 鈎部 7 基部 9 ロープ穴 18 ストッパ 19 突起 21 穴 27 ロープ 29 ロープ
Claims (2)
- 【請求項1】 基部側にあけた穴(9)に通したロープ
(27)を中心に回動する、鈎部(5)が互い対向する
2つのフック(1、3)からなり、一方のフック(1)
を横断面がコの字形に形成し、他方のフック(3)を扁
平に形成して相手のフックの中に収めるようにし、両フ
ックが重なり合った状態に保持するストッパ(18)を
設けたロープの結合具。 - 【請求項2】 該ストッパが、一方のフックに形成され
た突起(19)と、他方のフックに設けられた、該突起
が嵌合する溝ないし穴(21)からなる請求項1のロー
プの結合具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5195343A JP2627858B2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | ロープの結合具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5195343A JP2627858B2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | ロープの結合具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0727182A JPH0727182A (ja) | 1995-01-27 |
JP2627858B2 true JP2627858B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=16339595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5195343A Expired - Lifetime JP2627858B2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | ロープの結合具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2627858B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012254244A (ja) * | 2011-06-10 | 2012-12-27 | Fujii Denko Co Ltd | 安全帯のランヤード接続用フック |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2777957B1 (fr) * | 1998-04-24 | 2000-06-09 | Bosch Syst Freinage | Dispositif d'assemblage et de desassemblage rapide |
JP2007202909A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Maazen Products:Kk | 被吊持体の吊持体との連結構造 |
JP5788529B2 (ja) * | 2011-12-22 | 2015-09-30 | Ykk株式会社 | 連結具及びその使用方法 |
WO2020070939A1 (ja) * | 2018-10-03 | 2020-04-09 | 株式会社クロスフォー | 装身具用留め部材、装身具用留め具、及び装身具 |
CN111263599A (zh) * | 2018-10-03 | 2020-06-09 | 株式会社歌思福 | 饰物用紧固件 |
JP7189629B2 (ja) * | 2020-07-28 | 2022-12-14 | 株式会社太滝 | 装身具の連結構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS491939A (ja) * | 1972-04-24 | 1974-01-09 |
-
1993
- 1993-07-13 JP JP5195343A patent/JP2627858B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012254244A (ja) * | 2011-06-10 | 2012-12-27 | Fujii Denko Co Ltd | 安全帯のランヤード接続用フック |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0727182A (ja) | 1995-01-27 |
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