JP2589259B2 - 乾燥紙ウエブの製造装置 - Google Patents

乾燥紙ウエブの製造装置

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JP2589259B2
JP2589259B2 JP4505701A JP50570192A JP2589259B2 JP 2589259 B2 JP2589259 B2 JP 2589259B2 JP 4505701 A JP4505701 A JP 4505701A JP 50570192 A JP50570192 A JP 50570192A JP 2589259 B2 JP2589259 B2 JP 2589259B2
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BEROITO TEKUNOROJIIZU Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ストックから乾燥紙ウエブを製造する装置
に関する。特に、本発明は、形成部分からドライヤ部分
まで装置を通過する間ウエブが確実に支持されるように
した装置に関する。
背景技術 紙や厚紙の需要が高まるにつれて、幅の広い紙の生産
が必要とされるばかりでなく、製紙機械の運転速度を上
げる必要がある。
特に、年間当りの紙の製造トン数を上げるために製紙
機械の幅を大きくすることは可能であるが、製紙機械の
幅には理論上限度がある。従来、共働するプレスロール
等の間の相対的な曲がりを補償するためにロールのたわ
みを補償する種々の装置が提案されてきた。しかしなが
ら、12.19メートル(40フィート)以上のクロスマシン
幅を使用する場合、このたわみの補償を制御することは
むづかしい。
従って、現在、毎分3048メートル(10,000フィート)
もの機械の運転速度を達成するように機械速度を上げよ
うとする傾向がある。
毎分約304.8〜1219.2メートル(1,000〜4,000フィー
ト)の速度で運転される通常の製紙機械において、オー
プンドローが存在しても問題は比較的少い。しかし、機
械の速度が高速になる場合、プレス部分とドライヤ部分
との間にオープンドローを設けると、プレス部分から出
る比較的もろいウエブは、プレス部分からドライヤ部分
へ移送する間にフラッター(はためき)をする傾向があ
る。
さらに、ウエブの破断の場合、通常シートがドライヤ
部分から除去され、ウエブのテールがプレス部分の上流
で切断して設けられる。そのテールは、それから、手動
又は半自動的に、プレス部分からドライヤ部分へ紙通し
されねばならない。
従って、ウエブのフラッターを防ぎ、かつ、テールを
自動的にドライヤ部分へ紙通しするためには、プレス部
分とドライヤ部分との間にオーブンドローを有しない製
紙機械にする必要がある。
従って、本発明の第1の目的は、先行技術による装置
の前記の欠点を排除し、ストックから乾燥紙ウエブを製
造する技術に大きく貢献する装置を提供することであ
る。
本発明のもうひとつの目的は、形成部分と同形成部分
の下流に配置されたプレス部分とを有する装置を提供す
ることである。プレス部分は、プレス部分を通って移動
する支持ブランケットを有する広幅ニッププレスを含
み、前記ブランケットはサクションピックアップロール
と共働して第1プレスを形成するので、形成されたウエ
ブがプレスフェルトから支持ブランケットへ移されるよ
うになっており、その後、ウエブはプレス部分を通って
移動してウエブから一層多量の水分が除去される。
本発明のもうひとつの目的は、プレス部分の下流にド
ライヤ部分を有する装置を提供することであり、同ドラ
イヤ部分は、プレスされたウエブが支持ブランケットか
らドライヤの加熱面へ移されるように、支持ブランケッ
トと共働する加熱面を有する回転可能なドライヤを備え
ている。
本発明のもうひとつの目的は、ドライヤ部分が前記加
熱面の部分のまわりにまかれたドライヤフェルトを有
し、前記加熱面の部分はウエブがドライヤフェルトとド
ライヤとの間にはさまれるようにブランケットの下流に
配置されている装置を提供することである。
本発明のその他の目的及び効果は、以下添付図面に関
連して記載した詳細な説明からこの技術に熟達した人に
とって明らかとなるであろう。
発明の開示 本発明は、ウエブが装置を通る間確実に支持されるよ
うにしたストックから乾燥紙ウエブを製造する装置と方
法に関するものである。
本発明に係る装置は、ストックからウエブを形成する
形成部分を有する。さらに、同装置は、形成されたウエ
ブから水分の一部を除去するため形成部分の下流にプレ
ス部分を有する。そのプレス部分は、形成されたウエブ
を形成部分からピックアップするため形成部分の下流に
ピックアップ手段を有する。ピックアップ手段は、ま
た、この装置の使用時、形成されたウエブが形成部分か
らピックアップされ、そしてプレスフェルトによって支
持されるように、サクションピックアップロールとサク
ションピックアップロールのまわりを移動するプレスフ
ェルトとを有する。
プレス部分は、また、形成されたウエブから水分の一
部を除去するためピックアップ手段の下流に広幅ニップ
プレス手段を有する。
前記広幅ニッププレス手段は、また、回転可能な支持
ロールと同回転可能な支持ロールと共働してそれらの間
に広幅プレス部分を形成するプレス手段とを有する。支
持ブランケットはプレス部分を通って移動する。同支持
ブランケットは、形成されたウエブがプレスフェルトか
ら同支持ブランケットへ移されるようにサクションピッ
クアップロールと共働する。その後、ウエブはプレス部
分を通って移動し、それによって、ウエブから水分の一
部が除去される。
本発明に係る装置は、また、プレスされたウエブを乾
燥させるためプレス部分の下流にドライヤ部分を有す
る。同ドライヤ部分は、プレスされたウエブが支持ブラ
ンケットからドライヤの加熱面へ移されるようにブラン
ケットと共働する加熱面を有する回転可能なドライヤを
備えている。さらに、ドライヤ部分は、加熱面の部分の
まわりにまかれるドライヤフェルトを有する。前記加熱
面の部分は、ウエブがドライヤフェルトとドライヤとの
間にはさまれるようにブランケットの下流に配置され
る。
本発明の実施態様において、ストックから乾燥紙ウエ
ブを製造する装置は、ウエブがその装置を通過する間に
ウエブを確実に支持する。この装置は、ストックからウ
エブを形成する形成部分を有する。同形成部分は、ヘッ
ドボックスと、第1及び第2の移動する無端のループを
なした形成ワイヤとを有し、これらのワイヤは共働して
それらの間に形成部を形成する。この形成部は、上流端
と下流端を有する。上流端は、ヘッドボックスから放出
されるストックを受容れるためにヘッドボックスのすぐ
近くに配設される。ストックが形成部を通って移動する
時、ストックから水の第1及び第2部分を脱水手段が漸
進的に除去する。水の第1及び第2部分は、それぞれ、
第1及び第2ワイヤを通って除去される。ワイヤが互い
に離れる時、形成されたウエブを確実に押しやって第2
ワイヤと一致するように、形成部の下流端近くに移送手
段が配設されている。
本発明に係る装置は、また、形成されたワイヤから水
の第3部分を除去するため形成部分の下流にプレス部分
を有する。同プレス部分は、第2ワイヤから形成された
ウエブをピックアップするため移送手段の下流にピック
アップ手段を有する。このピックアップ手段は、サクシ
ョンピックアップロールとプレスフェルトとを有し、同
プレスフェルトは、装置の運転時に形成されたウエブが
第2ワイヤからピックアップされプレスフェルトによっ
て支持されるようにサクションピックアップロールのま
わりを移動する。プレス部分は、また、形成されたウエ
ブから水の第3部分のいくらかを除去するためにピック
アップ手段の下流に広幅ニッププレス手段を有する。特
に、この広幅ニッププレス手段は、回転可能な支持ロー
ルとプレス手段とを有し、同プレス手段は前記支持ロー
ルと共働してそれらの間に長いプレス部分を形成する。
支持ブランケットはプレス部分を通って移動する。この
ブランケットは、形成されたウエブがプレスフェルトか
ら同ブランケットへ移されるようにサクションピックア
ップロールと共働する。ウエブは、その後、そのウエブ
から水の第3部分のいくらかを除去するためプレス部分
を通って移動する。
ドライヤ部分は、プレスされたウエブがブランケット
からドライヤの加熱面へ移されるように、前記支持ブラ
ンケットと共働する加熱面を有する回転可能なドライヤ
を備えている。さらに、ドライヤ部分は前記加熱面の部
分のまわりにまかれたドライヤフェルトを有する。前記
加熱面の前記部分は、ウエブがドライヤフェルトとドラ
イヤとの間にはさまれるように支持ブランケットの下流
に配置される。ドライヤフェルトとその上に支持された
ウエブとをドライヤから離れる方向へ案内するため、ド
ライヤの下流に真空移送手段が配設される。また、ドラ
イヤ部分は、その真空移送手段の下流にもうひとつのド
ライヤを有する。ドライヤフェルトとウエブは、真空移
送手段からもうひとつのドライヤまで互いに接して移動
する。前記ドライヤと前記もうひとつのドライヤは単一
列をなして配置される。前記の構成によって、プレス部
分及びドライヤ部分を通って自動的にウエブの紙通しが
できるように、ウエブは形成部分の上流端からもうひと
つのドライヤまで確実に支持される。
本発明の1つの実施態様において、形成部分は第1及
び第2ターニングバーを有する。これらのターニングバ
ーはそれぞれ、第1及び第2ワイヤによって形成される
ループ内に配置される。これらのターニングバーは、ヘ
ッドボックスと形成部分の上流端のすぐ近くに配置され
る。
前記脱水手段は、また、第2ワイヤにより形成される
ループ内に配設される脱水シューを有する。
前記移送手段は、第2ワイヤにより形成されるループ
内にサクションロールを有する。同サクションロール
は、形成部の下流端近くに配置されるので、第1及び第
2ワイヤが互いに分れて開く時、形成されたウエブが第
2ワイヤと一致するように押しやられ、その時、水の第
1部分のいくらかは、形成されたウエブがサクションロ
ールのまわりを移動する間に形成されたウエブから第1
ワイヤを通って遠心力によって除去されるようになって
いる。
プレス部分は、また、形成されたウエブが長いプレス
部分を通過する間に前記形成されたウエブが支持ブラン
ケットともうひとつのプレスフェルトとの間にはさまれ
るように、プレス部分を移動するもうひとつのプレスフ
ェルトを有する。
前記サクションピックアップロールは、また、形成さ
れたウエブのテールを第2ワイヤからピックアップする
ためサクションピックアップロールのクロスマシン方向
の幅の一部分にわたって配置されたテールボックスを有
する。形成されたウエブのテールはプレスフェルトによ
って支持され、その後、長いプレス部分を通って紙通し
をするためプレスフェルトから支持ブランケットへ移さ
れる。
プレス部分は、また、サクションピックアップロール
の下方に屑(ブローク)ピットを有するので、第2ワイ
ヤによって支持された形成されたウエブからテールが切
断される時、テールはプレスフェルトに従動するが、形
成されたウエブの残り部分は屑ピットを通って除去され
る。
広幅ニッププレス手段は、また、支持ブランケットを
案内する上流ガイドロールを有する。この上流ガイドロ
ールとサクションピックアップロールは、それらの間に
移送ニップ、即ち第1ニップを形成し、それによって、
形成されたウエブは、その移送ニップを通過する間プレ
スフェルトと支持ブランケットとの間にはさまれる。
支持ブランケットは、それがプレスフェルトから離れ
る時にウエブがプレスフェルトから支持ブランケットの
滑らかな表面へ移されるように形成されたウエブを支持
する滑らかで不透水性表面を有する。
本発明の一実施態様において、プレス手段は流体動力
学的(hydrodynamic)シューである。
本発明のもうひとつの実施態様において、プレス手段
は流体静力学的(hydrostatic)シューである。
本発明の他の実施態様において、支持ブランケットは
形成されたウエブを支持する表面を有する。その表面に
は、ウエブが広幅プレス部分を通過する間に形成された
ウエブから除去される水分を受けるために複数の窪部が
形成されている。
本発明のひとつの実施態様において、プレス部分は、
さらに、下流ガイドロールを有し、それによって、支持
ブランケットが長いプレス部分から離れるように案内さ
れる。下流ガイドロールは、ドライヤの加熱面と共働す
るので同下流ガイドロールとドライヤとはそれらの間に
ドライヤの移送ニップ、即ち、滑らかなプレスニップを
形成し、支持ブランケットにより支持されてプレスされ
るウエブがそのニップを通過するようにする。
ドライヤ部分は、さらに、前記ドライヤの加熱面と共
働するドクターを有する。そのドクターは、前記加熱面
の部分の下流で、しかも、ブランケットの上流に位置す
る。装置の使用時、形成されたウエブのテールがサクシ
ョンピックアップロールの上流で第2ワイヤにより支持
される全幅のウエブから切断される時、そのテールはプ
レス部分を通って紙通しされる。そのテールは、その
後、支持ブランケットが加熱面から離れる時支持ブラン
ケットから加熱面へ移される。次いで、テールは加熱面
によって支持され、その後、ドライヤフェルトとドライ
ヤとの間にはさまれる。ドクターはエアノズル手段を備
えているので、ドクターが作動位置にある時、テールは
ドライヤ部分から剥がされ(ドクター処理され)、そし
て、そのテールはそれがドライヤ部分の残り部分を通っ
て紙通しされるようにエアノズルによって吹きつけられ
る。
さらに、ドライヤ部分は、また、下流ガイドロールと
ドライヤとの下にもうひとつの屑(ブローク)ピットを
有しており、プレスされたウエブがドライヤ部分を通過
する間に破断された時、第2ワイヤの上方に配設された
テールカッターがクロスマシン方向へ移動して、ウエブ
を横断方向へ切断する。同時に、サクションピックアッ
プロールへの真空が遮断されるので、ウエブは前記ブロ
ークピット内へ落下し、ブランケットへ移されることは
ない。形成部分からの全幅のウエブは、前記ブロークピ
ットを通って除去されるので、ドライヤ部分でウエブが
破断すると、第2ワイヤ上のウエブの辺縁からもうひと
つのテールがカットされるようになっており、このもう
ひとつのテールは、テールボックスに再び真空がかけら
れる時、プレス部分及びドライヤ部分を通って紙通しさ
れる。
本発明は、また、ウエブが装置を通って送られる間、
確実に支持されるようにしたストックから乾燥紙ウエブ
を製造する方法に係る。この方法は、形成されたウエブ
が形成部分の形成ワイヤ上に配置されるようにストック
からウエブを形成し、プレス部分のピックアップロール
の上流で、形成ワイヤ上のウエブのテールを切断する工
程を含む。ウエブのテールが、それから、プレスフェル
トによって支持され、全幅のウエブの残り部分がブロー
クピットへ送られるように、ピックアップロールにより
構成されるテールボックスを通って真空をかけることに
よって、前記テールがピックアップされる。
そのテールは、広幅ニッププレスを通って移動する支
持ブランケットの滑らかで不透水性表面へ移される。
前記テールは長いプレス部分を通ってテールが通過す
る間不透水性表面上に支持され、そしてそのテールは支
持ブランケットからドライヤの加熱面へ移される。
テールは、それから、そのテールがプレス部分及びド
ライヤ部分を通って紙通しされるように支持ブランケッ
トの下流に配置されたドライヤフェルトとドライヤとの
間にはさまれる。
その上で、テールは全幅のウエブに広げられるので、
その全幅のウエブがプレス部分とドライヤ部分を通って
紙通しされ、ウエブは形成部分からドライヤ部分までオ
ープンドローなしに移される。
さらに、ドライヤ部分でウエブが破断する場合、この
方法は、さらに、第2ワイヤを横切ってクロスマシン方
向へテールカッターを移動させ、同時に又はその前にピ
ックアップロールから真空を遮断して、全幅のウエブが
ピックアップロールから屑ピットへ落ちるようにする工
程を含む。
破断したウエブは、次いでドライヤ部分から除去さ
れ、ピックアップロールに真空が再びかけられる。次に
形成ワイヤ上の全幅のウエブからもうひとつのテールが
カットされる。
その後、テールボックスによってプレスフェルト上に
支持されたもうひとつのテールは、プレス部分及びドラ
イヤ部分を通って紙通しされる。このもうひとつのテー
ルは、それから全幅のウエブに広げられるので、その完
全な幅のウエブがドライヤ部分を通って案内される。
添付図面に関連して説明した詳細な説明から、この技
術に熟達した人にとって、本発明に多くの変形がなされ
ることは容易に理解されるであろう。しかしながら、そ
のような変形や変更は、請求の範囲により限定される本
発明の本旨と範囲から逸脱するものではない。そのよう
な変形や変更には、ドライヤシリンダに対して揺動する
ようにガイドロールを装着するように下流ガイドロール
が揺動アーム機構を備えている製紙機械が含まれる。通
常の運転中、ドライヤシリンダにガイドロールを圧接さ
せる負荷装置が設けられる。前記揺動アーム機構はセル
フローディングクラウン補償ロールに置き換えることも
できる。
ドライヤ部分でシートが破損した時、ガイドロールの
負荷が除去される。そこで、長いプレス部分からのシー
トは支持ブランケットの不透水性表面に従動し、シート
はガイドロールと乾燥シリンダとの間に形成されたオー
プンニップの下流位置でブランケットから剥がされる。
従って、全幅のウエブまたはシートはドクター処理さ
れ(ブランケットから剥がされ)、前記のブランケット
ドクターからもうひとつの屑(ブローク)ピット又はパ
ルパーへ落される。
ドライヤ部分のウエブ又はシートが除去された時、ガ
イドロールはドライヤへ向って移動するので、ガイドロ
ールとドライヤとの間に狭い間隙が形成される。それか
ら、形成ワイヤ上でテールがカットされる。下流ガイド
ロールとブランケットドクターとの間のテールは、それ
がドライヤフェルトとドライヤとの間にはさまれるよう
にエア移送手段により吹きつけられる。テールがドライ
ヤ部分を通って紙通しされた時、テールカッターがウエ
ブを横切って移動するので、全幅のウエブがプレス部分
を通って移動し、ウエブは下流ガイドロールとドライヤ
との間の狭いオープンドローを通ってドライヤ部分へ進
む。その後、ガイドロールはドライヤとのニップ関係に
おかれるように負荷される。
本発明のもうひとつの変形例において、ガイドロール
はオープンニップ配置にするようにドライヤシリンダか
ら離れる方向へ揺動される。それから、ブランケットド
クターが支持ブランケットに対する作動位置へ移動す
る。それから、形成ワイヤ上のウエブを横切ってテール
カッターが移動するので、全幅のウエブが支持ブランケ
ットに従動し、ブランケットドクターによってそこから
剥がされてもうひとつの屑ピットへ送られる。
それから、ガイドロールが乾燥シリンダに向って負荷
され、そこで、形成部分の第2ワイヤ上のウエブの辺縁
からテールがカットされる。このテールが支持ブランケ
ットと乾燥シリンダとの間に形成された滑らかなプレス
ニップを通過する時、テールは乾燥シリンダに自動的に
従動し、ウエブの残り部分は支持ブランケットの滑らか
な面に従動し、支持ブランケットから剥がされてもうひ
とつのブロークピットへ落される。その後、テールはシ
ートの全幅に広げられるので、この全幅のウエブが滑ら
かなプレスニップから出る時、ウエブはドライヤシリン
ダの加熱面へ移される。次いでブランケットドクターは
支持ブランケットとの作用上の係合関係から外れて移動
する。
本発明の各実施態様において、サクションピックアッ
プロールとプレス部分の上流ガイドロールとの間に第1
プレスニップが形成される。そのプレス手段と回転可能
な支持ロールは第2プレスニップを形成し、下流ガイド
ロールとそれと共働するドライヤは第3プレスニップを
形成する。また、ピックアップロールの代わりに、ピッ
クアップシューを使用することもできる。
図面の簡単な説明 図1は本発明に従ったストックから乾燥紙ウエブを製
造する装置の側面図である。
図2は図1の類似図であるが、形成部分内にターニン
グバーを有する本発明のもうひとつの実施例を示す。
図3は本発明に従ったサクションピックアップロール
と第1プレス装置との拡大斜視図である。
図4は流体動力学的シューを示す本発明のプレス手段
の一部の断面図である。
図5は図4の類似図であるが流体静力学的シューを示
す。
図6は図3の6−6線に沿ってとった拡大断面図であ
って、本発明に係る支持ブランケットを示す。
図7は図6の類似図であるが、複数の窪部が形成され
た表面を有する支持ブランケットを示す。
図8は本発明のもうひとつの実施例の側面図である。
本発明の種々実施例を通して同一符号は同一部品を示
す。
発明を実施するための最良の形態 図1はストックから乾燥紙ウエブWを製造するための
本発明に従った全体を符号10で示す装置の側面図であっ
て、前記ウエブWは、装置10を通過する間確実に支持さ
れる。この装置10は、ストックからウエブWを形成する
全体を符号12で示す形成部分を有する。
装置10は、また、全体を符号14で示すプレス部分14を
有する。このプレス部分14は形成部分12より下流に配置
され、形成されたウエブWから水を除去する。プレス部
分14は、形成部分12から形成されたウエブWをピックア
ップするため形成部分12の下流に配置された、全体を符
号16で示すピックアップ手段を有する。ピックアップ手
段16は、サクションピックアップロール18とプレスフェ
ルト20とを有し、このプレスフェルト20は、装置10の使
用時形成されたウエブWが形成部分12からピックアップ
され、プレスフェルト20によって支持されるようにサク
ションピックアップロール18のまわりを移動する。
形成されたウエブWから水分の一部を除去するため、
ピックアップ手段16の下流に、全体を符号22で示す広幅
のニッププレス手段22が配設される。特に、同プレス手
段22は、回転可能な支持ロール24と全体を26で示すプレ
ス手段とを有し、このプレス手段26は支持ロール24と共
働してそれらの間に長いプレス部分28を形成する。全体
を符号30で示す支持ブランケットは、プレス部分28を通
って移動する。前記支持ブランケット30は、サクション
ピックアップロール18と共働して形成されたウエブWを
プレスフェルト20から同ブランケット30へ移行される。
ウエブWは、その後、ウエブWから水分の一部を除去す
るためにプレス部28を通って移動する。
装置10は、また、プレスされたウエブWを乾燥させる
ためプレス部分14の下流に配置され全体を符号32で示す
ドライヤ部分を有する。このドライヤ部分32は、プレス
されたウエブWが支持ブランケット30からドライヤ34の
加熱面まで移行されるように、支持ブランケット30と共
働する加熱面36を構成する回転可能なドライヤ34を有す
る。ドライヤ部分32は、また、加熱面36の部分40のまわ
りにまかれるドライヤフェルト38を有する。前記の部分
40は、ウエブWがドライヤフェルト38とドライヤ34との
間にはさまれるように支持ブランケット30の下流に配置
される。
特に、図1は、ウエブWが装置10を通る間確実に支持
されるストックからウエブWを製造する装置10を示す。
装置10は、ストックからウエブWを形成する形成部分12
を有する。この形成部分12は、ヘッドボックス42と第1
及び第2の移動する無端のループをなす形成ワイヤ44,4
6とを有し、それらの形成ワイヤ44,46は、それぞれ共働
してそれらの間に形成部48を構成する。この形成部48は
上流端50と下流端52を有する。上流端50は、放出された
ストックを受容するためヘッドボックス42のすぐ近くに
配置される。
形成部48は、また、その形成部48を通って移動するス
トックから第1及び第2部分の水分を漸進的に除去する
ため、上流端50と下流端52との間に配置され全体を54で
示す湾曲した脱水手段を有する。第1及び第2の水部分
は、それぞれ第1及び第2ワイヤ44,46を通って除去さ
れる。
また、形成部分12は、その下流端52近くに配置され全
体を符号56で示す移送手段を有し、この移送手段56は、
ワイヤ44,46が互いに離れる時形成されたワイヤWを確
実に押しやることにより、それが第2ワイヤ46と一致す
るようにする。
プレス部分14は、形成されたウエブWから第3部分の
水分を除去するため形成部分12の下流に配置される。プ
レス部分14は移送手段56の下流に配置されたピックアッ
プ手段16を有し、第2ワイヤ46から形成されたウエブW
をピックアップするようになっている。
このピックアップ手段16は、サクションピックアップ
ロール18と同じピックアップロール18のまわりを移動す
るプレスフェルト20とを有し、それらは、この装置の使
用時形成されたウエブWが第2ワイヤ46からピックアッ
プされプレスフェルト20により支持されるように仕組ま
れている。
広幅ニッププレス手段22は、ピックアップ手段16の下
流に配置され、形成されたウエブWから第3部分の水分
を除去する。
プレス手段22は、回転可能な支持ロール24と同支持ロ
ール24と共働するプレス手段26とを有し、それらの間に
長いプレス部28を形成する。支持ブランケット30は、プ
レス部28を通って移動する。支持ブランケット30は、形
成されたウエブWがプレスフェルト20からブランケット
30へ移送されるようにサクションピックアップロール18
と共働する。ウエブWは、その後、プレス部28を通って
移動し、ウエブWから第3部分の水分の一部が除去され
る。
ドライヤ部分32は、プレス部分14の下流に配置され、
プレスされたウエブWを乾燥させる。ドライヤ部分32
は、プレスされたウエブWが支持ブランケット30からド
ライヤ34の加熱面36へ移されるようにブランケット30と
共働する加熱面36を構成する回転可能なドライヤ34を有
する。ドライヤフェルト38は、加熱面36の部分40のまわ
りにまかれる。部分40は、ウエブWがドライヤフェルト
38とドライヤ34との間にはさまれるように支持ブランケ
ット30の下流に配置される。ドライヤフェルト38とその
上に支持されたウエブWとをドライヤ34から離れる方向
へ案内するため、ドライヤ34の下流に全体を符号58で示
す真空移送手段が配置される。その真空移送手段58の下
流にもうひとつのドライヤ60が配置される。ドライヤフ
ェルト38とウエブWは、真空移送手段58からもうひとつ
のドライヤ60へ互いに接した状態で移送される。ドライ
ヤ34ともうひとつのドライヤ60は単一の列をなすように
配置される。以上の構成によって、プレス部分14とドラ
イヤ部分32を通ってウエブWが自動的に紙通しできるよ
うに、ウエブWが形成部分12の上流端50からもうひとつ
のドライヤ60まで確実に支持される。
図2は図1に示す図に類似した側面図であるが、本発
明のもうひとつの実施例を示す。この実施例では、形成
部分12aはさらに、第1及び第2のターニングバー62,64
を有し、これらは、それぞれ第1及び第2ワイヤ44A,46
Aによって形成されたループ内に配置される。ターニン
グバー62,64はヘッドボックス42Aのすぐ近くで、しかも
形成部分12Aの上流端50Aのすぐ近くに配置される。
また、脱水手段54Aは、第2ワイヤ46Aによって形成さ
れるループ内に配置され、湾曲した脱水シューであるの
で、水の第1部分が第1ワイヤ44Aから遠心力によって
除去され、水の第2部分が第2ワイヤ46Aから引き抜か
れる。
移送手段56Aは、第2ワイヤ46Aによって形成されるル
ープ内に配置されたサクションロール66を有する。この
サクションロール66は形成部分12Aの下流端52Aの近くに
配置されるので、ワイヤ44A,46Aが互いに離れる時、形
成されたウエブWAは第2ワイヤ46Aと一致する方向へ押
しやられ、形成されたウエブWAがサクションロール66の
まわりを通過する時に形成されたワイヤWAから水の第1
部分のいくらかが第1ワイヤ44Aを通って遠心力によっ
て除去される。さらに、第2ワイヤ46Aが固定クーチ45
のまわりに案内される。
プレス部分14Aは、さらに、プレス部28Aを通って移動
するもうひとつのプレスフェルト68を有するので、形成
されたウエブWAは、それが広幅プレス部28Aを通過する
間ブランケット30Aともうひとつのプレスフェルト68と
の間にはさまれる。図2に示されるように、プレス部分
14Aは図1に示すプレス部分と同じである。
図3は、図1に示すピックアップ手段16の拡大斜視図
であって、ウエブWを示すために第2ワイヤ46を一部切
除して示す。ピックアップロール18は、第2ワイヤ46か
ら形成されたウエブWのテールTをピックアップするた
めサクションピックアップロール18のクロスマシン方向
の幅CDの一部分にわたって配置されたテールボックス70
を有する。テールTは、プレスフェルト20により支持さ
れ、その後、広幅プレス部28に紙通しされるように、プ
レスフェルト20から支持ブランケット30へ移される。ピ
ックアップロール18は、また図3に示すように、プレス
真空ボックス71を有する。
プレス手段22は、さらに、図1に示すような屑(ブロ
ーク)ピット72を有する。この屑ピット72は、サクショ
ンロール18の下に配置されるので、テールTが第2ワイ
ヤ46によって支持される形成されたウエブWからカット
される時、図3に示される全幅の形成されたウエブWの
残り部分Rは屑ピット72を通って除去され、その時テー
ルTはプレスフェルト20に従動するようになっている。
広幅ニッププレス手段22は、また、支持ブランケット
30を案内するため上流ガイドロール74を有する。上流ガ
イドロール74とサクションピックアップロール18は、そ
れらの間に移送ニップ76を形成するので、形成されたウ
エブWは、その移送ニップ76を通過する間プレスフェル
ト20と支持ブランケット30との間にはさまれる。従っ
て、移送ニップ76は、サクションロール18と上流ガイド
ロール74との間に形成される第1プレスニップである。
図4は、図1に示されるプレス手段22の拡大断面図で
あって、プレス手段26を流体動力学的(hydrodynamic)
シュー78として示す。
図5は、図4の類似図であるが、プレス手段26Bを流
体静力学的(hydrostatic)シュー78Bとして示す。
図6は図3の6−6線に沿ってとった拡大断面図であ
って、支持ブランケット30がプレスフェルト20から離れ
る時、ウエブWがプレスフェルト20から支持ブランケッ
ト30の滑らかな表面80へ移されるように、形成されたウ
エブWを支持するための滑らかな不透水性表面80を構成
する支持ブランケット30を示す。
図7は図6に類似する拡大断面図であるが、本発明の
もうひとつの実施例を示し、ウエブWCが広幅プレス部を
通過する間支持ブランケット30Cが形成されたウエブWC
を支持する表面80Cを構成している。前記支持表面80C
は、ウエブWCが長いプレス部を通過する間形成されたウ
エブWCから除去される水分を受け入れるため複数の窪部
82,83,84,85を有する。図7の実施例においては、前記
表面80CとウエブWCとの間に更にフェルト86が配置され
る。その更なるフェルト86のウエブに対向する表面はフ
ェルト20のウエブに対向する面より一層滑らかであるの
で、フェルト86がフェルト20から分れる時、テールはフ
ェルト86に従動する。
図1に示すように、プレス手段22は、更に下流ガイド
ロール88を有し、この下流ガイドロール88は支持ブラン
ケット30を長いプレス部28から離れる方向へ案内する。
前記下流ガイドロール88はドライヤ34の加熱面36と共働
するので、下流ガイドロール88とドライヤ34はそれらの
間にドライヤ移送ニップ90を形成し、かくして、支持ブ
ランケット30により支持されたプレスされたウエブWが
同ドライヤ移送ニップ90を通過するように仕組まれてい
る。従って、ドライヤ移送ニップ90は第3プレスニップ
である。第1プレスニップは76であり、第2プレスニッ
プは28である。
ドライヤ部分32はまた、図1に示すように、ドクター
92を有する。ドクター92は加熱面36と共働する。ドクタ
ー92はブランケット30と加熱面36の部分40との間に配置
される。装置10の使用時、形成されたウエブWのテール
Tがサクションピックアップロール18の上流で第2ワイ
ヤ46によって支持された全幅のウエブWからカットされ
る時、テールTはテールボックス70を通って真空をかけ
ることによりプレス部分14を通過し、一方、全幅のウエ
ブの残り部分はピックアップロールから屑ピット72へ落
下する。それからテールTは、支持ブランケット30が加
熱面36から離れる時、支持ブランケット30から加熱面36
へ移される。その後、テールTは加熱面36によって支持
され、それからドライヤフェルト38とドライヤ34との間
にはさまれ、それによってテールTはドライヤ34を通っ
て紙通しされ、かつ、ドクター92によって加熱面36から
剥がされる(ドクター処理される)。その後、ドクター
92で剥がされたテールは移送手段58のまわりに吹きつけ
られてドライヤ部分32を通る。
本発明の装置の運転時には、第1及び第2形成ワイヤ
44,46は、ヘッドボックス42から放出されるストックと
ほぼ同一速度で移動する。形成されたウエブは屑ピット
72を通って下方へ除去される。
その上で、ウエブのテールがピックアップ手段16の上
流で第2ワイヤ46上で切断される。そのようなテールT
は、テールボックス70内の真空により引きつけられるの
で、テールTはプレスフェルト20へ向って押圧され、一
方、ウエブの幅の残りの部分Rは屑ピット72を通って除
去される。
テールTは、移送ニップ76を通って移動し、支持ブラ
ンケット30の滑らかな不透水性表面80へ移され、そして
ブランケット30により広幅プレス手段22を通って案内さ
れる。テールTは、それから、ドライヤ移送ニップ90を
通って移動し、ドライヤ34の加熱表面36へ移される。
ドクター92は、加熱面36により支持されたテールTが
ドライヤフェルト38とドライヤ34との間にはさまれ、そ
の後、ドクター92によって加熱面36から剥されるよう
に、その作動位置に配置される。テールTは形成部分12
の速度に匹敵する速度で移動するドライヤ部分32を通っ
て紙通しされる。
テールTがプレス部分14とドライヤ部分32の両方を通
って紙通しされた時、図3に示すテールカッター33がク
ロスマシン方向CDへ移動してテールTを全幅のウエブま
で広げるので、この全幅のウエブがプレス部分14とドラ
イヤ部分32の両方に紙通しされることになる。
図8に示すように、本発明のもうひとつの実施例にお
いては、下流ガイドロール88Dの下流に、ブランケット
ドクター100が配置される。サクションピックアップロ
ール18Dへの真空を切り、テールカッター33Dを機械の後
から前へシートを横切ってクロスマシン方向へ横断移動
させて形成されたシートをパルパー72Dへ落下させるこ
とによって、シートを湿潤端(ウエットエンド)で切断
することができる。
ドライヤ部分32Dが清掃された時、下流ガイドロール8
8Dを矢印89で示すようにドライヤ34Dから離れる方向へ
揺動させ、そしてブランケットドクター100を、図8に
示すように、作動位置へ移動させることによって紙通し
が行われる。
その後、テールカッター33DがウエブWDのテールをカ
ットし、下流ガイドロール88Dは、テールがプレス部分1
4Dを通って安定するまでドライヤ34Dとわずかに離れた
関係となるように戻り側に揺動される。その後、テール
はドクター100からドライヤ34Dとドライヤフェルト38D
との間に形成された収斂ニップへ吹き込まれるので、テ
ールは支持ブランケット30Dからドライヤ34Dの加熱表面
36D上へ移動することができる。その後、テールはドク
ター92Dによって加熱表面から剥がされ、そして移送装
置58Dのまわりに吹き込まれる。
その後、ガイドロール88Dはそれがドライヤ34Dとニッ
プを形成する位置へ移動し、テールは全幅まで広げら
れ、そして、この全幅のウエブがドライヤ部分32Dを通
って案内されると、ブランケットドクター100は非作動
位置へ移動する。
以上に代えて、次の方法でプレス部分14Dを通って全
幅のシートを設定することができ、そのシートを安定化
させることができる。
前述のように、ロール88Dが前記のわずかに揺動して
戻された位置にある時、テールは下流ガイドロール88D
とそれに関連するドクター100上に紙通しされる。テー
ルはそれから全幅に広げられ、この全幅のシートは安定
状態に達するまでプレス部分14Dを走行する。
不作動にされたテールカッターは、シートを横切って
テール位置へ戻り、そりから作動状態にされ、ドクター
100の位置でテールが設けられている全幅のシートが設
定される。
それから、テールはドライヤ34Dとドライヤフェルト3
8Dとの間に形成された収斂ニップへ吹き込まれ、そのテ
ールは、前述したように、ドライヤ部分32Dに配置され
る。
それからシートはドライヤ部分32Dを通って全幅に広
げられる。そしてガイドロール88Dはドライヤ34Dの加熱
面36Dに対してニップを形成し、この時に装置12D,14D,3
2Dはオープンドローなしに作動する。
本発明は、ウエブをプレスからドライヤ部分まで自動
的に紙通しすることができるばかりでなく、ウエブのオ
ープンドローを一切なくし、それによってウエブのフラ
ッターを防止することができる装置を提供する。

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストックからウエブを形成する形成部分
    (12); 形成されたウエブ(W)から水の部分を除去するため前
    記形成部分(12)の下流に配置され次の構成を有するプ
    レス部分(14); 前記形成部分(12)から形成されたウエブ(W)をピッ
    クアップするため前記形成部分(12)の下流に配置され
    たピックアップ手段(16)であって、サクションピック
    アップロール(18)と、運転時に前記形成部分(12)か
    ら形成されたウエブ(W)がピックアップされ、前記プ
    レスフェルト(20)によってそれが支持されるように前
    記サクションピックアップロール(18)のまわりを移動
    するプレスフェルト(20)とを備えているピックアップ
    手段(16)と、 形成されたウエブ(W)から前記水の部分の一部を除去
    するため前記ピックアップ手段(16)の下流に配置され
    た広幅ニッププレス手段(22)であって、回転可能な支
    持ロール(24)と、前記支持ロール(24)と共働してそ
    の間に長いプレス部(28)を形成するプレス手段(26)
    と、前記プレス手段(28)を通って移動する支持ブラン
    ケット(30)を備え、 前記支持ブランケット(30)は、形成されたウエブ
    (W)が前記プレスフェルト(20)から支持ブランケッ
    ト(30)へ移されるように前記サクションピックアップ
    ロール(18)と共働し、ウエブ(W)はその後、前記プ
    レス部(28)を通って移動してウエブ(W)から前記水
    の部分の前記一部が除去されるようになっている; 前記プレス部分(14)の下流にあって、プレスされたウ
    エブ(W)を乾燥させる次の構成を有するドライヤ部分
    (32); プレスされたウエブ(W)が前記支持ブランケット(3
    0)からドライヤ(34)の加熱面(36)へ移されるよう
    に前記支持ブランケット(30)と共働する加熱面(36)
    を構成する回転可能なドライヤ(34)と、前記加熱面
    (36)の部分(40)のまわりにまかれたドライヤフェル
    ト(38)とを備え、 前記加熱面(36)の部分(40)は、ウエブ(W)が前記
    ドライヤフェルト(38)と前記ドライヤ(34)との間に
    はさまれるように前記ブランケット(30)の下流に配置
    されている; 以上の形成部分(12)、プレス部分(14)及びドライヤ
    部分(32)で成る通過するウエブ(W)を確実に支持す
    るようにしたストックから乾燥紙ウエブ(W)を製造す
    る装置(10)。
  2. 【請求項2】ストックからウエブ(W)を形成する次の
    構成を有する形成部分(12); ヘッドボックス(42)と、 共働してそれらの間に形成部(48)を形成する第1及び
    第2の移動する無端のループをなした形成ワイヤ(44,4
    6)であって、前記形成部(48)は上流及び下流端(50,
    52)を有し、前記上流端(50)はヘッドボックス(42)
    から放出されたストックを受容れるために前記ヘッドボ
    ックス(42)のすぐ近くに配置されている第1及び第2
    の移動する無端のループをなした形成ワイヤ(44,46)
    と、 前記形成部(48)を通って移動するストックから水の第
    1及び第2部分を漸進的に除去するため前記上流端と下
    流端(50,52)の間に配置され、前記水の第1及び第2
    部分が前記第1及び第2ワイヤ(44,46)を通ってそれ
    ぞれ除去されるようになっている脱水手段(54)と、 及び前記ワイヤ(44,46)が互いに離れる時に形成され
    たウエブ(W)を前記第2ワイヤ(46)と一致するよう
    に押圧するため前記形成部分(12)の前記下流端(52)
    の近くに配置された移送手段(56)と、 を具備する; 形成されたウエブ(W)から水の第3部分を除去するた
    め前記形成部分(12)の下流に配置され次の構成を有す
    るプレス部分; 形成されたウエブ(W)を前記第2ワイヤ(46)からピ
    ックアップするため前記移送手段(56)の下流に配置さ
    れたピックアップ手段(16)であって、 サクションピックアップロール(18)と、 装置の使用時、形成されたウエブ(W)が前記第2ワイ
    ヤ(46)からピックアップされ、そして前記プレスフェ
    ルト(20)により支持されるように前記サクションピッ
    クアップロール(18)のまわりを移動するプレスフェル
    ト(20)とを備えたピックアップ手段(16)、 前記ピックアップ手段(16)の下流に配置され、形成さ
    れたウエブ(W)から水の前記第3部分の一部を除去す
    る広幅ニッププレス手段(22)であって、回転可能な支
    持ロール(24)と、前記支持ロール(24)と共働してそ
    れらの間に長いプレス部(28)を形成する広幅ニッププ
    レス手段(26)と、 前記プレス部(28)を通って移動して、形成されたウエ
    ブ(W)が前記プレスフェルト(20)から支持ブランケ
    ット(30)へ移されるように前記サクションピックアッ
    プロール(18)と共働し、ウエブ(W)はその後、ウエ
    ブ(W)から水の前記第3部分の前記部分を除去するた
    め前記プレス部(28)を通って移動するようにした支持
    ブランケット(30); 前記プレス部分(14)の下流に配置されてプレスされた
    ウエブ(W)を乾燥させるドライヤ部分(32)であっ
    て; プレスされたウエブ(W)が前記支持ブランケット(3
    0)からその加熱表面(36)へ移されるように前記支持
    ブランケット(30)と共働する加熱表面(36)を構成す
    る回転可能なドライヤ(34)と、 ウエブ(W)が前記ドライヤフェルト(38)と前記ドラ
    イヤ(34)との間にはさまれるように前記支持ブランケ
    ット(30)の下流に配置された前記加熱表面(36)の部
    分(40)のまわりにまかれたドライヤフェルト(38)
    と、 前記ドライヤフェルト(38)とその上に支持されたウエ
    ブ(W)とを前記ドライヤ(34)から離れるように案内
    するため前記ドライヤ(34)の下流に配置された真空移
    送手段(58)と、 前記真空移送手段(58)の下流に配置されたもうひとつ
    のドライヤ(60)、 を備え、 前記ドライヤフェルト(38)とウエブ(W)は前記真空
    移送手段(58)から前記もうひとつのドライヤ(60)ま
    で互いに接して移動し、前記ドライヤ(34)ともうひと
    つのドライヤ(60)は単一の列をなして配置され、ウエ
    ブ(W)は、前記形成部分(12)の前記上流端(50)か
    ら前記もうひとつのドライヤ(60)まで確実に支持され
    て前記プレス部分及びドライヤ部分(14,32)を通って
    ウエブ(W)を自動的に紙通しすることができるように
    なっている、 前記プレス部分(14)の下流に配置されてプレスされた
    ウエブ(W)を乾燥させるドライヤ部分(32); 以上の形成部分(12)、プレス部分(14)及びドライヤ
    部分(32)を備えた通過するウエブ(W)を確実に支持
    するようにしたストックから乾燥紙ウエブ(W)を製造
    する装置(10)。
  3. 【請求項3】前記形成部分(12A)は、さらに、前記第
    1及び第2ワイヤ(44A,46A)によって形成されるルー
    プ内にそれぞれ配置された第1及び第2のターニングバ
    ー(62,64)を有し、前記ターニングバー(62,64)はヘ
    ッドボックス(42A)と前記形成部分(12A)の上記上流
    端(50A)とのすぐ近くに配置されている請求の範囲2
    に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記脱水手段(54A)は、前記第2ワイヤ
    (46A)により形成されたループ内に配置された脱水シ
    ューを有する請求の範囲2に記載の装置。
  5. 【請求項5】前記移送手段(56A)は、前記第2ワイヤ
    (46A)により形成されるループ内に配置されたサクシ
    ョンロール(66)を有し、前記サクションロール(66)
    は、前記形成部分(12A)の前記下流端(52A)の近くに
    配置されていて、前記ワイヤ(44A,46A)が互いに離れ
    る時、形成されたウエブ(WA)は前記第2ワイヤ(46
    A)と一致するように押しやられると共に、水の前記第
    1部分のいくらかは形成されたウエブ(WA)が前記サク
    ションロール(66)のまわりを通過する間、前記第1ワ
    イヤ(44A)を通って遠心力によって形成されたウエブ
    (WA)から除去されるようになっている請求の範囲2に
    記載の装置。
  6. 【請求項6】前記プレス部分(14A)は、さらに、前記
    プレス部分(28A)を通って移動するもうひとつのプレ
    スフェルト(68)を有し、形成されたウエブ(WA)が前
    記長いプレス部(28A)を通る間、形成されたウエブ(W
    A)が前記ブランケット(30A)と前記もうひとつのプレ
    スフェルト(68)との間にはさまれるようになっている
    請求の範囲2に記載の装置。
  7. 【請求項7】前記サクションピックアップロール(18)
    は、前記第2ワイヤ(46)から形成されたウエブ(W)
    のテール(T)をピックアップするため前記サクション
    ピックアップロール(18)のクロスマシン方向の幅(C
    D)の一部分を横切って配置されたテールボックス(7
    0)を有し、前記テール(T)は、前記長いプレス部(2
    8)を通って紙通しされるように、前記プレスフェルト
    (20)により支持され、その上で前記プレスフェルト
    (20)から前記支持ブランケット(30)へ移されるよう
    になっている請求の範囲2に記載の装置。
  8. 【請求項8】前記プレス部分は、さらに、前記サクショ
    ンロール(18)の下方に配置された屑ピット(72)を有
    し、前記テール(T)が前記第2ワイヤ(46)により支
    持された形成されたウエブ(W)から切断される時、全
    幅のウエブ(W)の残り部分(R)が前記屑ピット(7
    2)を通って除去され、前記テール(T)は前記プレス
    フェルト(20)に従動する請求の範囲7に記載の装置。
  9. 【請求項9】前記広幅ニッププレス手段(22)は、さら
    に、前記支持ブランケット(30)を案内する上流ガイド
    ロール(74)を有し、前記上流ガイドロール(74)と前
    記サクションピックアップロール(18)はそれらの間に
    移送ニップ(76)を形成して、前記移送ニップ(76)を
    通過する間前記プレスフェルト(20)と前記支持ブラン
    ケット(30)との間に形成されたウエブ(W)がはさま
    れるようになっている請求の範囲2に記載の装置。
  10. 【請求項10】前記支持ブランケット(30)は、同支持
    ブランケット(30)が前記プレスフェルト(20)から離
    れる時にウエブ(W)が前記プレスフェルト(20)から
    前記支持ブランケット(30)の滑らかな表面(80)へ移
    されるように形成されたウエブ(W)を支持する滑らか
    な不透水性表面(80)を構成している請求の範囲9に記
    載の装置。
  11. 【請求項11】前記プレス手段(26)は流体動力学的シ
    ュー(78)である請求の範囲2に記載の装置。
  12. 【請求項12】前記プレス手段(26B)は流体静力学的
    シュー(78B)である請求の範囲2に記載の装置。
  13. 【請求項13】前記支持ブランケット(30C)は、ウエ
    ブ(WC)が前記長いプレス部を通過する間形成されたウ
    エブ(WC)を支持する表面(80C)を構成し、前記支持
    面(80C)は、ウエブ(WC)が前記長いプレス部を通過
    する間形成されたウエブ(WC)から除去された水を受容
    するために複数の窪部(82,83,84,85)を有している請
    求の範囲2に記載の装置。
  14. 【請求項14】前記プレス部分は、さらに、前記支持ブ
    ランケット(30)を前記長いプレス部(28)から離れる
    方向へ案内する下流ガイドロール(88)を有し、前記下
    流ガイドロール(88)は、前記ドライヤ(34)の前記加
    熱面(36)と共働し、前記下流ガイドロール(88)と前
    記ドライヤ(34)とがそれらの間にドライヤ移動ニップ
    (90)を形成して前記支持ブランケット(30)により支
    持されプレスされたウエブ(W)がそこを通過するよう
    になっている請求の範囲2に記載の装置。
  15. 【請求項15】前記ドライヤ部分(32)は、さらに、前
    記支持ブランケット(30)と前記加熱面(36)の前記部
    分(40)との下流に配置されたドクター(92)を有し、
    前記ドクター(92)は、前記加熱面(36)と共働してお
    り、前記装置(10)の使用時、形成されたウエブ(W)
    のテール(T)が前記サクションピックアップロール
    (18)の上流において前記第2ワイヤ(46)によって支
    持される全幅のウエブ(W)から切断される時、前記テ
    ール(T)が前記プレス部分(14)を通って紙通しさ
    れ、そして前記支持ブランケット(30)が前記加熱面
    (36)から離れる時、前記支持ブランケット(30)から
    前記加熱面(36)へ前記テールが移されるようになって
    おり、その後、前記テール(T)は前記加熱面(36)に
    よって支持され、その後、前記テール(T)が前記ドラ
    イヤ(34)のまわりをまわって送られ、そして前記ドク
    ター(92)によりそこから剥されるように前記テール
    (T)は前記ドライヤフェルト(38)と前記ドライヤ
    (34)との間にはさまれるようになっている請求の範囲
    2に記載の装置。
  16. 【請求項16】前記第2ワイヤ(46)の上方に配置され
    たテールカッター(33D)と; 前記支持ブランケット(30D)と作動的に共働し、支持
    ブランケット(30D)が前記加熱面(36D)から離れる点
    より下流に配置されたブランケットドクター(100)
    と; 前記ブランケットドクター(100)の下方に配置された
    もうひとつの屑ピット(94D)と; 前記下流ガイドロール(88D)が前記ドライヤ(34D)に
    向って押しやられる第1位置から、前記下流ガイドロー
    ル(88D)が前記ドライヤ(34D)から離れて位置して前
    記下流ガイドロール(88D)により支持される前記ブラ
    ンケット(30D)と前記ドライヤ(34D)との間に間隙が
    形成される第2位置へ前記ガイドロール(88D)を揺動
    させる手段; とを更に備え; ドライヤ部分でウエブが破断する場合、前記ブランケッ
    トドクター(100)が前記支持ブランケット(30D)に接
    する位置へ移動し、前記下流ガイドロール(88D)が前
    記ドライヤ(34D)から離れた前記第2位置へ移動し、
    次に、前記テールカッター(33D)が前記第2ワイヤ(4
    6)を横切ってクロスマシン方向へ移動してウエブを横
    断方向へ切断し、前記横断方向の切断部より下流に配置
    されているウエブは、前記下流ガイドロール(88D)か
    ら前記ドライヤ(34D)へ同ドライヤ(34D)をまわって
    オープンドローの状態で配置され、一方、前記横断方向
    の切断部より上流に配置された前記ウエブは前記下流ガ
    イドロール(88D)から前記ブランケットドクター(10
    0)まで前記支持ブランケット(30D)に従動し、そこ
    で、全幅のウエブが支持ブランケット(30)から剥され
    てもうひとつの屑ピット(94D)へ落され、その後、更
    なるテールが前記テールカッター(33D)によりウエブ
    から切断され、この更なるテールは全幅のウエブの残り
    部分と共に支持ブランケット(30)から剥がされて前記
    もうひとつの屑ピット(94D)へ送られ、前記下流ガイ
    ドロール(88D)は、それから、前記揺動手段によりド
    ライヤ(34D)に接近しているが、そこから間隔をおい
    て位置し、前記更なるテールを前記ブランケット(30
    D)から前記加熱面(36D)へ、そして前記ドライヤフェ
    ルト(38D)と前記ドライヤ(34D)との間に形成される
    ドライヤフェルトニップ間へ吹き込むことができる第3
    位置へ移動され、その上で、前記更なるテールは、全幅
    のウエブが前記プレス部分を通りそして前記ドライヤ部
    分(32D)を通って移動するように全幅のウエブに広げ
    られるようになっている請求の範囲15に記載の装置。
  17. 【請求項17】形成されたウエブが形成部分(12D)の
    形成ワイヤ(46)上に配置されるようにストックからウ
    エブを形成する工程と; プレス部分(14D)のピックアップロール(18D)より上
    流で形成ワイヤ(46)上のウエブのテールを切断する工
    程と; 全幅のウエブの残り部分が屑ピットに落される時、テー
    ルがプレスフェルトによって支持されるように、ピック
    アップロール(18D)によって構成されるテールボック
    スを通って真空をかけることによりウエブのテールをピ
    ックアップする工程と; 広幅ニッププレスを通って移動する支持ブランケット
    (30D)の滑らかで不透水性表面へ前記テールを移す工
    程と; 前記テールが長いプレス部を通過する間前記テールを不
    透水性表面上に支持する工程と; 前記テールを支持ブランケット(30D)からドライヤ(3
    4D)の加熱面(36D)へ移す工程と; 前記テールがプレス部分とドライヤ部分とを通って紙通
    しされるように、ドライヤ(34D)と支持ブランケット
    (30D)の下流に配置されたドライヤフェルト(38D)と
    の間に前記テールをはさむ工程と; 全幅のウエブがプレス部分(14D)とドライヤ部分(32
    D)とを通って紙通しされるようにテールを全幅のウエ
    ブに広げ、ウエブを形成部分(12D)からドライヤ部分
    (32D)へオープンドローなしで移す工程; で成るウエブが形成部分(12D)、プレス部分(14D)、
    及びドライヤ部分(32D)を通過する間、ウエブが確実
    に支持されるようにしてストックから乾燥紙ウエブを製
    造する方法。
JP4505701A 1991-03-13 1992-01-24 乾燥紙ウエブの製造装置 Expired - Lifetime JP2589259B2 (ja)

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