JP2582658B2 - 横型締縦鋳込ダイカストマシン - Google Patents

横型締縦鋳込ダイカストマシン

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JP2582658B2
JP2582658B2 JP2173627A JP17362790A JP2582658B2 JP 2582658 B2 JP2582658 B2 JP 2582658B2 JP 2173627 A JP2173627 A JP 2173627A JP 17362790 A JP17362790 A JP 17362790A JP 2582658 B2 JP2582658 B2 JP 2582658B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は横型締縦鋳込ダイカストマシンの改良に関す
る。
(従来の技術とその問題点) 第8図は従来の鋳込み装置7′を傾動するタイプの横
型締縦鋳込ダイカストマシンで、金型1′を型締めした
時の金型分割面P′の直下に配置された鋳込み装置7′
の中心線CL′に一致した枢着軸6′の回りにて固定金型
1b′の方向に倒れるようになっている。この倒れ込み地
点(中心線を一点鎖線で示す。)においてラドル9′か
ら溶湯3′を鋳込みスリーブ4′に注ぎ込むようになっ
ている。鋳込み装置7′の起倒は、傾動シリンダ8にて
行なわれる。この場合、サイクルアップを行うために型
開きと同時に鋳込み装置7′を傾動させようとすると、
第9図に示すように、鋳込み装置7′の倒れ込み側と反
対側の先端部5′が2点鎖線で示すように円弧を描いて
固定金型1a′に接触するために傾動作用が出来なくな
る。これを防ぐために鋳込み装置7′を傾動する前に、
鋳込みスリーブ4′を装着しており、鋳込みシリンダ1
0′の上部に装着されたブロック11′を降下させて金型
1′の湯道孔12′から脱離させるようにしており、脱離
完了後、給湯位置に傾倒するようになっている。従っ
て、前記ブロック11′の昇降という動作が必要となるた
めにそれだけ作業時間ガ長くなるだけでなく、当該動作
を行わせるための装置が必要となるものである。加え
て、鋳込み装置7′の傾倒方向が固定金型1a′側になっ
ているために傾倒完了停止位置である給湯位置が金型
1′の分割面P間から外れることになり、型開きした金
型1′の分割面P′と鋳込みスリーブ4′のエアブロ
ー、散水冷却、潤滑剤塗布は別個に行わねばならず、作
業が繁雑になるという欠点があり、又、前述のように鋳
込み装置7′は降下した後、固定金型1a′側に傾動する
ので、金型1′の型開きとは関係のない動きであり、通
常は移動金型1b′内に付着して移動する鋳物が、固定金
型1a′側に残るトラブルを防止する事が出来ないもので
ある。
(発明の目的) 本発明はかかる従来例の欠点に鑑みてなされたもので
その目的は、型開き同時に鋳込み装置を従来と反対の移
動金型側に傾動させる事によりサイクルアップを図るだ
けでなく、鋳造された製品を移動金型内に確実に付着さ
せて移動させる事が出来、更に型開きした時に、金型の
分割面と鋳込み装置の傾動停止位置とを一致させる事に
より鋳込みスリーブのエアブロー、散水冷却、潤滑剤塗
布を同時に行わせる事が出来る横型締縦鋳込ダイカスト
マシンを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明の横型締縦鋳込
ダイカストマシンは; 金型1を水平方向に型締型開させる型締装置2と、 金型1を型締めした時の金型分割面Pの直下に配置さ
れ、上方向に向けて溶湯3を金型1内に鋳込めための鋳
込みスリーブ4と、 金型1に接続する鋳込みスリーブ4の中心線CLから鋳
込みスリーブ4の先端部5迄の距離Cより、鋳込みのス
リーブ4の中心CLから前記鋳込みスリーブ4を起倒自在
に枢着せる枢着軸6までの距離Aの方を大に設定し、 且つ、鋳込みスリーブ4が移動金型1b側に倒れるよう
に、枢着軸6を固定金型1a側に設置し、移動金型1b側に
鋳込みスリーブ4が傾動するように鋳込みスリーブ4を
装着した鋳込み装置7に傾動シリンダ8を装着したもの
である。
(作用) 金型1内のダイカスト鋳物13の凝固が完了すると移動
金型1bを型開きし、同時に移動金型1bの型開きに合わせ
て鋳込み装置7を移動金型1bの型開き方向に傾動し、ダ
イカスト鋳物13の湯道12aを移動方向に押し出す。これ
によりサイクルアップを図る事が出来るものである。
更に、移動金型1bの型開き方向に鋳込み装置7が傾動
するのであるから、金型1の表面並びに鋳込みスリーブ
4内とプランジャチップ27の先端を同時に清浄にし、続
いて散水冷却を行い、最後にこれらに対して潤滑剤塗布
を行う事が出来るものである。
(実 施 例) 以下、本発明を図示実施例に従って詳述する。第1図
は、本発明にかかるダイカストマシンの主要部分の断面
図である。固定プレート14に固定金型1aが装着されてお
り、固定金型1aに対して移動金型1bが水平方向に移動し
て横型締めを行うようになっている。移動金型1bは、移
動プレート15に装着されており、移動プレート15は、下
端部に取着された移動台車16に支えられ、且つ、4隅に
装着されたタイバー17に沿って移動するようになってい
る。移動金型1bは、本実施例では型締装置2によって型
開き、型締めがなされるようになっている。本実施例で
は型締装置2は、トグル機構が採用されているが勿論こ
れに限られるものではない。又、移動金型1bには、エジ
ェクトピン19が内装されており、型開き時に移動金型1b
側に付着して移動してきたダイカスト鋳物13をエジェク
トするようになっている。鋳込み装置7は、門型フレー
ム20の下端に装着された鋳込みシリンダ10と、門型フレ
ーム20の上端に装着された鋳込みスリーブ4とで構成さ
れており、鋳込みシリンダ10のピストンロッド10aと連
動するプランジャチップ27が鋳込みスリーブ4内を昇降
するようになっている。枢着軸6は、門型フレーム20に
装着されており、金型1に接続される鋳込みスリーブ4
の中心線CLから鋳込みスリーブ4の先端部5迄の距離C
より、鋳込みスリーブ4の中心CLから前記鋳込みスリー
ブ4を起倒自在に枢着せる枢着軸6までの距離Aの方を
大に設定してある。更に、この枢着軸6は、鋳込みスリ
ーブ4が移動金型1b側に傾動するように固定金型1a側に
寄せて設置されている。又、鋳込みスリーブ4を前述の
ように移動金型1b側に傾動させるために、傾動シリンダ
8は枢着軸6の下方にて固定側に設置されており、フレ
ーム30に固着されている。スプレー装置21は、固定プレ
ート14上に立設された支柱22と、支柱22上に装着された
水平アーム23と、水平アーム23の先端に下向きにに取り
付けられたスプレーシリンダ24と、その下端から型開き
された固定金型1a、移動金型1b並びに傾動停止した鋳込
みスリーブ4の先端開口に向けてそれぞれ曲げられたパ
イプ25とで構成されている。
しかして、第1図のように型開き状態において、傾動
した鋳込みスリーブ4にラドル9から溶湯3を静かに供
給し、然る後、傾動シリンダ8を作動させて鋳込み装置
7を垂直に立設し、同時に型締装置2を伸張させて移動
金型1bを固定金型1aに移動させて型締めを行う。型締め
が完了すると第5図に示すように鋳込みスリーブ4の先
端は固定金型1aと移動金型1bの分割面間Pの湯道孔12に
嵌り込んだ状態となる。然る後、鋳込みシリンダ10を作
動させて溶湯3を金型1内のキャビティに鋳込み、ダイ
カスト鋳物13を形成する。ダイカスト鋳物13の凝固が完
了すると型締装置2を折り畳み方向に作動させて移動金
型1bを型開きし、同時に移動金型1bの型開きに合わせて
傾動シリンダ8も伸張方向に作動して移動金型1bの型開
き方向に傾動し、ダイカスト鋳物13の湯道12aを移動方
向に押し出す。この時、枢着軸6は鋳込みスリーブ4の
半径より外側にあるので、枢着軸6を中心にして鋳込み
スリーブ4の枢着軸6側の先端部5が円弧を描いて傾動
することになるが、前記先端部5は垂直状態における鋳
込みスリーブ4の先端より上にでる事がないため、傾動
時に金型1と干渉する事がなく、枢着軸6を中心にして
そのま傾動させる事が出来るものである。型開きがほぼ
完了する直前の位置で、エジェクトピン19が作動してダ
イカスト鋳物13を移動金型1bから突き出す。
移動金型1bの型開きと、鋳込み装置7の傾動が完了す
るとスプレー装置21のパイプ25がスプレーシリンダ24の
ロッドの伸張と共に金型間1に降下してきてパイプ25が
移動金型1b、固定金型1a並びに傾動せる鋳込みスリーブ
4の先端開口に臨む位置で停止する。然る後、パイプ25
から圧縮空気が噴出して金型分割面P並びに鋳込みスリ
ーブ4内とプランジャチップ27の先端を清浄にし、続い
て散水冷却を行い、最後にこれらに対して潤滑剤塗布を
行う。潤滑剤の塗布が完了すると最初に戻ってラドル9
による溶湯の注入が行なわれる。
(本発明の効果) 本発明の横型締縦鋳込ダイカスマシンは、金型に接続
する鋳込みスリーブの中心線から鋳込みスリーブの先端
部迄の距離より、鋳込みスリーブの中心から前記鋳込み
スリーブを起倒自在に枢着せる枢着軸までの距離の方を
大に設定し、且つ、鋳込みスリーブが移動金型側に倒れ
るように、枢着軸を固定金型に設置し、移動金型側に鋳
込みスリーブが傾動するように鋳込みスリーブを装着し
た鋳込み装置に傾動シリンダを装着したので、型開き同
時に鋳込み装置を移動金型側に傾動させる事が出来、こ
れによりサイクルアップが可能となると共に鋳込み装置
が鋳物を移動金型の移動方向に押しつつ送り出すため、
移動金型内に鋳物を付着して確実に移動させる事が出
来、更に型開きした金型の分割面と鋳込み装置の傾動停
止位置とを一致させる事により鋳込みスリーブのエアブ
ロー、散水冷却、潤滑剤塗布を同時に行わせる事が出来
るという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図……本発明のダイカストマシンの一実施例の要部
断面図 第2図……本発明にかかる鋳込みスリーブの正面図 第3図……第2図の中央縦断面図 第4図……本発明におけル鋳込みスリーブの傾動軌跡と
給湯中のラドルの位置関係を示す断面図 第5図……本発明における鋳込みスリーブの先端部分と
湯道との関係を示す拡大縦断面図 第6図……本発明のダイカストマシンにスプレーを行っ
ている状態を示す正面図 第7図……本発明のダイカストマシンの1サイクルを示
す工程図 第8図……従来例の断面図 第9図……従来例における鋳込みスリーブの先端部分と
湯道との関係を示す拡大縦断面図 CL……鋳込みスリーブの中心線 P……金型の分割面 C……鋳込みスリーブの中心線から鋳込みスリーブの先
端部分までの距離 A……鋳込みスリーブの中心線から枢着軸までの距離 1……金型、1a……固定金型 1b……移動金型、2……型締装置 3……溶湯、4……鋳込みスリーブ 5……鋳込みスリーブの先端部 6……枢着部、7……鋳込み装置 8……傾動シリンダ、9……ラドル 10……鋳込みスリーブ、10a……ピスロンロッド 11……ブロック、12……湯道孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金型を水平方向に型締型開させる型締装置
    と、金型を型締めした時の金型分割面の直下に配置さ
    れ、上方向に向けて溶湯を金型内に鋳込めための鋳込み
    スリーブと、金型に接続する鋳込みスリーブ中心線から
    鋳込みスリーブの先端部迄の距離より、鋳込みのスリー
    ブの中心から前記鋳込みスリーブを起倒自在に枢着せる
    枢着軸までの距離の方を大に設定し、且つ、鋳込みスリ
    ーブが移動金型側に倒れるように、枢着軸を固定金型側
    に設置し、移動金型側に鋳込みスリーブが傾動するよう
    に鋳込みスリーブを装着した鋳込み装置に傾動シリンダ
    を装着した事を特徴とする横型締縦鋳込ダイカストマシ
    ン。
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