JP2570706B2 - デイジタル色信号処理回路 - Google Patents

デイジタル色信号処理回路

Info

Publication number
JP2570706B2
JP2570706B2 JP61239821A JP23982186A JP2570706B2 JP 2570706 B2 JP2570706 B2 JP 2570706B2 JP 61239821 A JP61239821 A JP 61239821A JP 23982186 A JP23982186 A JP 23982186A JP 2570706 B2 JP2570706 B2 JP 2570706B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
color
circuit
digital
burst signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61239821A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6393293A (ja
Inventor
英俊 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP61239821A priority Critical patent/JP2570706B2/ja
Publication of JPS6393293A publication Critical patent/JPS6393293A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2570706B2 publication Critical patent/JP2570706B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はディジタル色信号処理回路に係り、特に記録
済記録媒体から、再生されたディジタル色信号のカラー
ノイズや時間軸変動の低減動作を簡単な回路構成で安定
に行ないうる処理回路に関する。
従来の技術 近年の半導体回路素子技術やIC製造技術の急速な進歩
発展に伴い、映像信号の如き大量の情報を高速で、安価
にディジタル処理できるようになってきた。一方、ディ
ジタル化によって信号の値を正確に一時記憶でき、複雑
なフィルタや適応的にパラメータを変える時変フィルタ
などを簡単に実現でき、更にICは大量生産による大幅な
低価格化が可能で、またディジタルICは電源電圧変動,
雑音,温度変化,経時変化等に対して強く、高信頼性で
安定な動作が可能であり、また更にディジタル化するこ
とによって無調整化が図れる等の数々の特長がある。こ
のため、VTRも記録再生回路の大部分をディジタル化す
ることが考えられている。
発明が解決しようとする問題点 上記のディジタルVTRは、従来のアナログVTRと同様
に、再生ディジタル色信号の時間軸変動を低減するため
のAPC回路を備え、またカラーノイズを低減するためのC
NR回路を備えた構成とされる。ここで、アナログVTRで
は、APC回路内の位相検出器は、1H遅延回路を用いた帰
還形くし形フィルタを有する巡回形カラーノイズ低減回
路(CNR回路)の前段に接続されているので、CNR回路に
よってAPC回路の特性が変化するようなことはない。
ところが、ディジタルVTRでは1H遅延回路に要する素
子数を減らすために、1H遅延回路の入力ディジタル信号
が予めディシメーション処理されることが多い。このデ
ィシメーション処理はディジタル信号の間引きを行なっ
て単位時間当りの伝送サンプル数を少なくする(標本化
周波数を下げる)ための再サンプリング処理である。こ
のようなディシメーション処理(間引き処理)を行なっ
たディジタル信号から位相検出を行なうことは一般に困
難なことが多い。
このため、ディジタルVTRにおける前記APC回路内の位
相検出器の入力ディジタル色信号はディシメーション処
理によって間引かれたデータをもとの周波数に戻す補間
処理(インターポレーション処理)の行なわれたディジ
タル色信号である。一方、前記したように、回路規模を
小とするために1H遅延回路を用いたCNR回路の入力ディ
ジタル信号はディシメーション処理されたディジタル色
信号である。
従って、一般にはCNR回路の出力ディジタル色信号に
対して補間処理を行なってからAPC回路中の位相検出器
へ供給する構成となり、CNR回路の一巡するループ内に
挿入接続された構成となる。
しかし、このような構成とすると、CNR回路の動作が
オンのときとオフのときとで、APC回路の伝達関数が変
化してしまい、その都度ループフィルタ定数を変化させ
なければならなくなる。他方、APC回路はカラーバース
ト信号により動作するから、カラーバースト信号に対し
てのみCNR回路を動作させないような構成とすることも
考えられるが、その場合はCNR回路によるノイズ低減は
カラーバースト信号以外の映像期間のディジタル色信号
のみに対して行なわれることとなり、ノイズ低減効果は
半減してしまう。
そこで、本発明は簡単な回路構成で上記の問題転を解
決したディジタル色信号処理回路を提供することを目的
とする。
問題点を解決するための手段 本発明のディジタル色信号処理回路は、APC回路又はA
CC回路のループ内に、くし形フィルタを用いた巡回形カ
ラーノイズ低減回路を有するディジタル色信号処理回路
であって、ディジタル色信号に対して間引き処理を行な
う間引器と、間引き処理されたディジタル色信号中の本
来の第1のカラーバースト信号を遅延して第2のカラー
バースト信号として付加する付加手段と、第2のカラー
バースト信号以外のディジタル色信号に対してのみカラ
ーノイズ低減処理の施された合成ディジタル色信号を取
り出すカラーノイズ低減手段と、補間処理を行なった合
成ディジタル色信号をAPC回路及びACC回路の両方又はAP
C回路のループ内の検出器へ供給する補間器と、検出器
により第2のカラーバースト信号の位相又は振幅を検出
せしめる手段と、第2のカラーバースト信号を除去して
出力端子へ出力するスイッチ回路とよりなる。
作用 記録媒体から再生された搬送色信号のディジタル信号
であるディジタル色信号は、間引器により間引き処理さ
れた後、付加手段により第1のカラーバースト信号が存
在する水平帰線消去期間の次の水平帰線消去期間内に第
1のカラーバースト信号を遅延して第2のカラーバース
ト信号として付加されて合成ディジタル色信号となる。
この合成ディジタル色信号はくし形フィルタを用いた巡
回形カラーノイズ低減回路に供給されてカラーノイズ低
減処理が施されるが、カラーノイズ低減手段は第2のカ
ラーバースト信号に対してのみカラーノイズ低減処理の
施されていない合成ディジタル色信号を取り出して補間
器に供給する。
補間器により補間処理されて前記間引器の入力ディジ
タル色信号と同一の周波数とされた合成ディジタル色信
号は、時間軸変動低減のために設けられたAPC回路内の
位相検出器及びレベル変動低減のために設けられたACC
回路内の振幅検出器のうち、少なくとも位相検出器に供
給され、ここで第2のカラーバースト信号の位相を検出
される一方、スイッチ回路に供給され、ここで第2のカ
ラーバースト信号が除去されてディジタル色信号が出力
端子へ出力される。従って、付加された第2のカラーバ
ースト信号はCNR回路によるカラーノイズ低減処理を受
けることなく、位相検出器及び振幅検出器、又は位相検
出器に供給されて位相又は振幅を検出されることにな
る。
実施例 第1図は本発明回路の第1実施例のブロック系統図を
示す。同図中、入力端子1には例えば記録済磁気テープ
からの回転ヘッドにより再生されたアナログカラー映像
信号から分離された再生低域変換搬送色信号に対してア
ナログ−ディジタル変換を行なって得たディジタル信号
が入来する。この入力ディジタル信号は周波数変換器2
に供給され、後述する数値制御発振器(NCO)14よりの
信号と周波数変換された後、帯域フィルタ(図示せず)
へ供給され、ここで不要周波数成分を除去されて、色副
搬送波周波数が所定の高域周波数(例えば3.58MHz)と
された搬送色信号に関するディジタル信号(ディジタル
色信号)のみが取り出される。
この再生ディジタル色信号は間引器3に供給され、こ
こでそのサンプリングデータをN(ただし、Nは所定の
自然数)標本化周期毎に、N個のサンプリングデータの
うち1個のみを取り出し、残りの(N−1)個のサンプ
リングデータを間引くことにより、標本化周波数が1/N
倍に低減されたディジタル色信号に変換される。間引器
3により上記の間引き処理が施されたディジタル色信号
は、スイッチ回路4の端子4aに供給される一方、メモリ
5に供給される。
間引器3の出力ディジタル色信号は第2図(A)にa
で示す如く、n番目のライン(水平走査線)ではカラー
バースト信号CBnと搬送色信号Cnとからなるディジタル
データで、同様にn+1番目のラインではカラーバース
ト信号CBn+1と搬送色信号Cn+1からなり、n+2番目の
ラインではカラーバースト信号CBn+2と搬送色信号Cn+2
とからなるディジタルデータである。なお、第2図に示
す波形図は、理解が容易なようにアナログ信号波形で図
示してあるが、実際にはディジタルデータである。
メモリ5はカラーバースト信号データのみを制御回路
6よりの制御信号に基づいて書き込み、これを次の水平
帰線消去期間内のタイミングで読み出してスイッチ回路
4の端子4bへ出力する。メモリ5は一のカラーバースト
信号データを記憶できる容量(ワード数)だけあれば良
いから、記憶容量の小なるランダム・アクセス・メモリ
(RAM)又はシフトレジスタを使用できる。制御回路6
は再生ディジタル輝度信号から分離した水平同期信号デ
ータが、入力端子7を介して供給され、各回路に必要な
各種の制御信号を発生する。
スイッチ回路4は制御回路6よりのスイッチング制御
信号に基づき、通常は端子4aの入力再生ディジタル色信
号を選択出力するが、メモリ5よりカラーバースト信号
データが読み出される期間のみ端子4b側へ切換接続され
て、そのカラーバースト信号データを選択出力する。従
って、スイッチ回路4の出力信号は第2図(B)にbで
示す如くになる。第2図(B)に示すように、スイッチ
回路4の出力ディジタル色信号は、本来のカラーバース
ト信号が存在するべき水平帰線消去期間(具体的にはバ
ックポーチ)に第1のカラーバースト信号が多重される
と共に、次の水平帰線消去期間の一部(具体的にはバッ
クポーチを除いたフロントポーチ及び水平同期信号期間
内の特定位置)にも1H前のラインの第1のカラーバース
ト信号が第2のカラーバースト信号として多重された合
成ディジタル色信号となる。
この合成ディジタル色信号は隣接トラックからのクロ
ストーク成分を低減するためのくし形フィルタ8を通し
てCNR回路9とスイッチ回路10の端子10bとに夫々供給さ
れる。CNR回路9はその内部に帰還形くし形フィルタを
有するカラーノイズ低減回路で、アナログ処理回路では
公知の回路構成であり、それをディジタル回路で構成し
たものである。従って、くし形フィルタ8及びCNR回路
9共に内部に遅延回路を有しており、その遅延時間はNT
SC方式カラー映像信号の再生装置の場合は1水平操作周
期(1H)で、PAL方式の場合は2水平走査周期(2H)で
ある。
スイッチ回路10は制御回路6よりのスイッチング制御
信号に基づき、くし形フィルタ8の出力合成ディジタル
色信号のうち、第2図(B)に斜線を付して示した付加
されている第2のカラーバースト信号の伝送期間のみ端
子10b側へ接続されてくし形フィルタ8よりの第2のカ
ラーバースト信号を選択出力し、それ以外の期間は端子
10a側に接続されてCNR回路9の出力ディジタル色信号を
選択出力する。従って、スイッチ回路10からは合成ディ
ジタル色信号が取り出されるが、そのうち第2のカラー
バースト信号のみCNR回路9によるカラーノイズ低減処
理の施されていない信号となる。
補間器11はこのスイッチ回路10の出力合成ディジタル
色信号を入力信号として供給され、その入力合成ディジ
タル色信号の各サンプリングデータの時間間隔である1
標本化周期内に(N−1)個の零点を挿入し、これによ
り標本化周波数が実質的にN倍に変換された標本化周波
数の合成ディジタル色信号を生成する。補間器11により
上記の補間処理の施された合成ディジタル色信号はAPC
回路内の位相検出器12に供給される。
位相検出器12は制御回路6よりの制御信号に基づき、
入力合成ディジタル色信号のうち、カラーノイズ低減処
理の施されていない第2のカラーバースト信号の位相の
みを検出する。位相検出器12の出力信号はループフィル
タ13を通して、図示しない加算回路によりNCO14のフリ
ーラン周波数を決めるためのデータと加算された後NCO1
4に供給され、その出力発振周波数を可変制御する。NCO
14の出力発振周波数は周波数変換器2に供給されて、入
力ディジタル色信号と周波数変換を行なわれる。以上の
APCループ動作によって時間軸変動が低減されたディジ
タル色信号が周波数変換器2より出力される。
また、補間器11の出力ディジタル色信号はスイッチ回
路15の端子15aに供給される。このスイッチ回路15は制
御回路6よりのスイッチング制御信号に基づいて、通常
は端子15aに接続されて補間器11の出力合成ディジタル
色信号を選択出力するが、第2のカラーバースト信号が
取り出される期間のみ端子15b側へ切換接続されて出力
端子16への伝送を阻止する。これにより、出力端子16へ
は第2図(C)に模式的に示す如く、付加された第2の
カラーバースト信号は除去され、ディジタル色信号cの
みが出力される。
このように、本実施例によれば、CNR回路9の動作の
オン,オフに無関係な第2のカラーバースト信号の位相
に基づいてAPC動作を行なうから、所要の時間軸低減動
作を正確に行なえ、しかもディジタル色信号に対しては
CNR回路9が動作するので、所要のカラーノイズ低減効
果を半減させることがない。
次に本発明回路の第2実施例について第3図と共に説
明する。同図中、第1図と同一構成部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。第3図において、くし形フ
ィルタ18は間引器3により間引き処理された再生ディジ
タル色信号の隣接トラックからのクロストーク成分を除
去し、これをメモリ19及びCNR回路9に夫々供給する。
メモリ19はメモリ5と同じ小なる記憶容量のRAM又はシ
フトレジスタで、制御回路20よりの制御信号により前記
第1のカラーバースト信号を書き込み、それを次の水平
帰線消去期間に第2のカラーバースト信号として読み出
してスイッチ回路10の端子10の端子10aに供給する。
本実施例は第1実施例に比し回路構成が簡単になる。
次に本発明回路の第3実施例について第4図と共に説
明する。同図中、第1図と同一構成部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。第4図において、入力端子
23に入来した再生ディジタル輝度信号は、1H遅延回路24
及び減算器25よりなる回路により、1ライン前と現ライ
ンとの差分データに変換された後、検出器26に供給さ
れ、ここで所定の基準データと大小比較され、差分デー
タのレベル(アナログ換算値)が基準データ以上のとき
は垂直相関が無いことを示し、一方そのレベルが上記基
準データより小のときには垂直相関が有ることを示す検
出信号に変換される。1H遅延回路24,減算器25及び検出
器26は輝度信号垂直相関検出回路27を構成しており、垂
直相関が無いときハイレベルで、垂直相関が有るときの
ローレベルの2値の検出信号を2入力OR回路28の一方の
入力端子へ供給する。
OR回路28の他方の入力端子には、前記第2のカラーバ
ースト信号の伝送期間のみハイレベルで、それ以外の期
間はローレベルである制御信号が制御回路30より供給さ
れる。CNR回路29はくし形フィルタ8よりの間引き処理
が行なわれている合成ディジタル色信号を入力信号とし
て受け、この入力信号に対してOR回路28より制御信号が
ローレベルの期間に所定のカラーノイズ低減処理動作を
行ない、ハイレベルの期間はカラーノイズ低減処理動作
を停止せしめられ、入力信号をそのまま通過させる。
これにより、CNR回路29からは第2のカラーバースト
信号に対してはカラーノイズ低減動作が行なわれず、か
つ、映像信号期間のディジタル色信号のうち、垂直相関
が無いディジタル色信号に対してもカラーノイズ低減動
作行われておらず、それ以外の第1のカラーバースト信
号と垂直相関の有るディジタル色信号に対してのみカラ
ーノイズ低減処理の施された合成ディジタル色信号が取
り出されて補関器11へ供給される。
本実施例は第1実施例と同様の特長を有し、更に垂直
相関が無いディジタル色信号に対してカラーノイズ低減
処理動作を停止せしめることにより、垂直相関が無いデ
ィジタル色信号に対してカラーノイズ低減処理動作を行
なった場合に生ずる画面垂直方向の色にじみの発生を防
止することができる。
次に本発明回路の第4実施例について第5図と共に説
明する。同図中、第1図と同一に構成部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。第5図において、入力端
子1に入来したディジタル信号はディジタル乗算器33を
通して周波数変換器2に供給される。制御回路34は制御
回路6と同様の制御信号を発生すると共に、更にこれに
加えて振幅検出器35へ制御信号を送出して、カラーノイ
ズ低減処理の施されていない第2のカラーバースト信号
の振幅のみを検出させる。
振幅検出器35により、補間処理の施された合成ディジ
タル色信号中の第2のカラーバースト信号の振幅が検出
され、その振幅検出データは減算器36に供給され、ここ
で入力端子37よりの基準振幅データと減算されて、基準
振幅に対する第2のカラーバースト信号の振幅誤差を示
す差分データに変換された後、ループフィルタ38を通し
てディジタル乗算器33に供給される。
入力端子1より補間器11に到る回路部と、振幅検出器
35,減算器36及びループフィルタ38よりなる一巡のルー
プは、オート・クロマ・コントロール回路(ACC回路)
を構成しており、第2のカラーバースト信号の振幅を常
に一定振幅とするように動作する。
本実施例によれば、第2のカラーバースト信号はカラ
ーノイズ低減処理が施されていないから、CNR回路9の
動作オン,オフに無関係に正確なACC動作を行なうこと
ができる。また、第2のカラーバースト信号は第1のカ
ラーバースト信号を遅延した信号であるから、第2のカ
ラーバースト信号のレベル変動(ただし、ここにいうレ
ベル変動はディジタル信号波形自体のものではなく、DA
変換した場合のアナログ搬送色信号のレベル変動をいう
ことは勿論である)をACC回路により低減することによ
り、実質的にディジタル色信号のレベル変動を低減で
き、出力端子16にはレベル変動の略除去されたディジタ
ル色信号が取り出される。
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではな
く、例えばPAL方式カラー映像信号中の搬送色信号に対
して本発明を適用することができることは勿論である
(ただし、この場合はくし形フィルタ8,18,CNR回路9,29
内の1H遅延回路を2H遅延回路に変更する必要があ
る。)。
発明の効果 上述の如く、本発明によれば、APC回路及びACC回路の
うち、少なくともAPC回路のループ中に含まれるCNR回路
によるカラーノイズ低減処理を施されていない付加カラ
ーバースト信号の位相検出及び/又は振幅検出を行なう
ようにしたので、CNR回路の動作のオン,オフに無関係
にディジタル色信号の時間軸変動や振幅変動をループフ
ィルタの定数を切換えることなく正確に行なうことがで
き、また本来のカラーバースト信号を含むディジタル色
信号はCNR回路によるカラーノイズ低減処理動作を施さ
れるので、カラーノイズを十分に抑圧することができ、
更にCNR回路やクロストーク除去用くし形フィルタのよ
うな遅延回路を有する回路には間引き処理されたディジ
タル色信号を供給する構成としたから、回路構成を簡単
にすることができ、また更に各回路はディジタル回路に
より構成されるので、IC化し易く、IC化によって小型か
つ安価に構成できると共に、信頼性をアナログ回路に比
し向上することができる等の数々の特長を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明回路の第1実施例を示すブロック系統
図、第2図は第1図図示ブロック系統の動作説明用信号
波形図、第3図乃至第5図は夫々本発明回路の第2乃至
第4実施例を示すブロック系統図である。 1……ディジタル信号入力端子、3……間引器、4,10,1
5……スイッチ回路、5,19……メモリ、6,20,30,34……
制御回路、8,18……くし形フィルタ、9,29……巡回形カ
ラーノイズ低減回路(CNR回路)、11……補間器、12…
…位相検出器、14……数値制御発振器(NCO)、16……
ディジタル色信号出力端子、27……輝度信号垂直相関検
出回路、35……振幅検出器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体から再生された搬送色信号のディ
    ジタル信号であるディジタル色信号の時間軸変動を低減
    するためのAPC回路及びレベル変動を低減するためのACC
    回路の両方又はAPC回路のループ内に、くし形フィルタ
    を用いた巡回形カラーノイズ低減回路を有するディジタ
    ル色信号処理回路であって、 前記ディジタル色信号に対して間引き処理を行なう間引
    器と、 該間引き処理されたディジタル色信号中の本来の第1の
    カラーバースト信号が存在する水平帰線消去期間の次の
    水平帰線消去期間内に該第1のカラーバースト信号を遅
    延して第2のカラーバースト信号として付加する付加手
    段と、 該付加手段より取り出された合成ディジタル色信号を前
    記カラーノイズ低減回路に供給し、これより該第2のカ
    ラーバースト信号以外のディジタル色信号に対してのみ
    カラーノイズ低減処理が施され、かつ、該第2のカラー
    バースト信号はそのまま状態とされた合成ディジタル色
    信号を取り出すカラーノイズ低減手段と、 該カラーノイズ低減手段よりの該合成ディジタル色信号
    に対して補間処理を行なって前記間引器の入力ディジタ
    ル色信号と同じ周波数に変換する補間器と、 前記APC回路内の位相検出器又は前記ACC回路内の振幅検
    出器へ供給された該補間器の出力合成ディジタル色信号
    のうち該第2のカラーバースト信号の位相又は振幅のみ
    を検出せしめる手段と、 該補間器の出力合成ディジタル色信号から該第2のカラ
    ーバースト信号をを除去して出力端子へ出力するスイッ
    チ回路とよりなることを特徴とするディジタル色信号処
    理回路。
JP61239821A 1986-10-08 1986-10-08 デイジタル色信号処理回路 Expired - Lifetime JP2570706B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61239821A JP2570706B2 (ja) 1986-10-08 1986-10-08 デイジタル色信号処理回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61239821A JP2570706B2 (ja) 1986-10-08 1986-10-08 デイジタル色信号処理回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6393293A JPS6393293A (ja) 1988-04-23
JP2570706B2 true JP2570706B2 (ja) 1997-01-16

Family

ID=17050350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61239821A Expired - Lifetime JP2570706B2 (ja) 1986-10-08 1986-10-08 デイジタル色信号処理回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2570706B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6393293A (ja) 1988-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09507015A (ja) 時間基準補正を用いるテレビジョンデジタル信号処理装置
US5038219A (en) Video signal recording apparatus
JPH0697792B2 (ja) 映像信号再生装置
US5142377A (en) Time base correction apparatus
US6097879A (en) Video camera apparatus of digital recording type
JP2000197016A (ja) データ抽出回路
JP2570706B2 (ja) デイジタル色信号処理回路
EP0432668B1 (en) Video signal processing apparatus and method for time base compensation
US4884150A (en) Information reproducer
US5508813A (en) Image signal processing apparatus having first-in first-out memory
JPS6412156B2 (ja)
JPH0564231A (ja) クロマサブナイキストサンプリング回路
JPH0681293B2 (ja) 再生装置
JP3231463B2 (ja) 画像信号の再生装置
JP2502613B2 (ja) 時間軸誤差補正装置
JP2630141B2 (ja) 映像信号記録再生装置
JP2692128B2 (ja) 画像処理回路
JP2565253B2 (ja) ビデオ再生装置
JPH08265798A (ja) タイムベースコレクタ回路
JPH084338B2 (ja) デイスク再生装置
JPH04217196A (ja) 画像信号処理回路
JPH0360235B2 (ja)
JPH0548981A (ja) デジタルテレビジヨン信号処理回路
JPH0722374B2 (ja) ペデスタルレベル検出回路
JPS63286022A (ja) 位相比較器