JP2568246Y2 - 容器等の移動用具 - Google Patents

容器等の移動用具

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JP2568246Y2
JP2568246Y2 JP1992021249U JP2124992U JP2568246Y2 JP 2568246 Y2 JP2568246 Y2 JP 2568246Y2 JP 1992021249 U JP1992021249 U JP 1992021249U JP 2124992 U JP2124992 U JP 2124992U JP 2568246 Y2 JP2568246 Y2 JP 2568246Y2
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JP
Japan
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container
moving tool
fixing belt
containers
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JP1992021249U
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Inventor
富雄 中津
雄平 工藤
Original Assignee
大同ほくさん株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばプロパンガスボ
ンベ等の持ちにくくかつ高重量の容器を、移動させるの
に用いて好適な容器等の移動用具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、家庭用燃料としてプロパンガス
が使用されているが、これは10kg、25kg、59
kg単位にてガスボンベにより市販され、なかでも50
kg容器が最も多く利用されている。このガスボンベは
安全性の面から堅牢に形成されており、その重量は、充
填されるガスのそれと同等で非常に重いため、プロパン
ガスボンベの全重量は100kg程度にもなる。
【0003】ところで、このようなガスボンベ等は、運
搬用トラックから家庭内まで搬入されることとなるが、
この際、使用される用具としては、専用台車や一輪車
して橇等が、既に知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記専用台車
は、車輪が小さいため、これにガスボンベの積み卸しす
るのは比較的容易であるものの、専用台車にはガスボン
ベ等の全重量が負荷され ることから、凹凸のある地面や
ぬかるみでの移動が難しく、特に積雪地では、車輪が雪
中に埋入され、使用不能となる。また、一輪車の場合に
は、不安定なため、ガスボンベの積み卸しが容易でな
く、小回りはきくものの、左右方向のバランスをとるこ
とが難しいため、悪路や積雪地での使用は無理となる。
【0005】本考案は、上記従来技術の有するこのよう
な問題点に鑑み、ガスボンベ等の下端部による荷重のみ
を受承するようにし、かつ上端部は橇の役割を果たし得
るようにして、特に、雪上や凍結路における容器等の移
動を容易に行い得るようにすると共に、小形にして使い
易くし、かつ薄形に形成し、かつ下端部のみの載置です
むようにして容器等の積み卸しをも簡易迅速に行るよ
うにした容器等の移動用具を提供しようとしている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するため、移動用具本体は、前端部が、その後部から
前端上方へ向けて上昇する先上り面にて形成されている
底板と、その左右両側の側板とにより構成されると共
に、その上部および後部が開口された容器等の搭載用凹
部が、横断面略凹字状に形成され、かつ、この容器等搭
載用凹部に容器等を搭載した状態で、その端部が押当す
るストッパーを移動用具本体から突設し、さらに、前記
側板には、容器等の端部を緊縛自在な固定用ベルトを設
けてなる容器等の移動用具を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【作用】プロパンガスボンベなどの容器等を移動するに
は、先ず当該容器等を横倒しとしてしまい、その全体で
はなしに下端部だけを持ち上げるなどして、当該移動用
具の容器等搭載用凹部内に搭載する。次いで、側板に固
定用ベルトを容器等上にあって掛け渡すことにより、当
該固定用ベルトにて当該容器等を移動用具本体上に固定
する。
【0008】また、上記固定用ベルトにゴムベルトを使
用すれば、当該ベルトを長さ方向に伸長させ、かつ、一
端は側板に連結しておいた当該固定用ベルトの他端にお
けるフックを、側板の掛止用孔に掛止することで、当該
容器等の緊縛固定を容易にすることもできる。
【0009】さらに、上記固定用ベルトは、ガス容器下
端近傍に周設の環状凹溝があれば、これに掛け渡される
ようにするのがよい。このようにして、当該移動用具本
体上に容器等の下端部を搭載し、かつ、固定したなら
ば、例えば先端がフック状に曲成させてある引っ掛け棒
を用い、その先端を容器等下端のスカート部内周の環状
凹部、または、スカート部に開設の孔に掛止し、該引っ
掛け棒をもって前方へ引張ると、容器等の端部は、
用具本体のストッパーに押当し、当該移動用具が橇の役
目を果し、雪上や凍結路面上を滑動させることができ、
これにより当該容器等を簡易に移動することができる。
【0010】また、容器等の上端部側は雪上および凍結
路と接触されるが、当該容器等は比較的円滑な表面を有
し、このため、当該移動に支障を与えることなく容易な
作業により移動を行うことができる。さらに、容器等の
移動操作は、上記の引っ掛け棒の外にロープで引張るよ
うにしてもよく、その他、容器を直接手で押すようにし
てもよい。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
て説明すると、図1ないし図3に示したように、移動用
具本体Aは強化プラスチックや金属板等の強靱な素材か
らなる底板1および左右の側板2、3とからなり、これ
にはストッパー4が設けられていると共に、固定用ベル
ト5が付設されている。
【0012】上記底板1は、適当な板厚を有する平板状
で、その前端部は、雪面上等を円滑に滑るのに都合よ
く、前方上向きに上昇する傾斜面あるいは弯曲面による
先上り面1aにて形成され、底面1bにおける中間部か
ら後端までには、横滑りを防止するための2本の凹溝条
6、6が、横幅方向へ所定の間隔をおいて、前後方向に
長く併設されている。
【0013】前記左右の側板2、3は底板1における前
端部の先上り面1aの上端と同一高さで、何れも外側へ
僅かに傾倒状態にて立設されており、当該両側板2、3
と、上記底板1とによって、横断面略凹字状である容器
等の搭載用凹部7が、上方と後端とが開口された状態で
形成されている。
【0014】上記搭載用凹部7の前端には、ガスボンベ
などの容器B等に対する前記のストッパー4が、底板1
の内面から立設して、左右の側板2、3間に架設されて
いる。
【0015】上記両側板2、3の上縁近傍にあって、上
記容器B等の搭載用凹部7の前後方向(図2において左
右方向)における略中央部には、掛止用孔8、9が対向
して貫通され、この一方の掛止用孔8には、図3に明示
の実施例では、ゴム製の容器B等に対する固定用ベルト
5の基端5aが連結されている。
【0016】上記固定用ベルト5の先端5bには、上記
側板3の掛止用孔9に掛け外し自在なフック10が固定
され、当該ベルト5は、伸長させて先端の上記フック1
0を上記掛止用孔9に掛止することにより、その復原力
によって、容器B等を上記搭載用凹部7内に緊縛固定で
きるようにしてある。
【0017】また、移動しようとする容器B等が、図示
例のガスボンベである場合、該容器B等の下端における
スカート部11の近傍には、環状凹溝12が周設されて
いるので、当該環状凹溝12内に同上ベルト5を掛け渡
して、当該容器B等を固定できるような幅にするのがよ
い。尚、図1において、13は上記スカート部11に穿
設されている孔を示し、図2において14は、当該孔1
3などに係止自在な引っ掛け棒を示している。
【0018】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているので、雪が積り、ガスボンベ等の移動が困難とな
った場合に、当該移動用具に容器等の下端側一部を載せ
て固定した後、全体を引張りまたは押すことにより、橇
のようにして容易に移動することができる。
【0019】また、容器等の全体を搭載するものでな
く、その一端部だけを載せて固定すればよいから、極め
て小形で使用し易く、しかもガスボンベのような高重量
の容器であっても、全体を持ち上げる必要なく、横倒し
とした状態で簡易迅速に積み卸しすることができ、ま
た、ストッパーを設けるようにしたので、容器等を引張
ったり、押動しても、当該容器が移動用具本体から離脱
してしまうことなく、これにより移動作動を支障なく
全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る容器等の移動用具を示す一実施例
の使用状態における斜視図である。
【図2】同上実施例の使用状態を示す縦断面図である。
【図3】図1におけるA−A′線矢視横断面図である。
【符号の説明】
1 底板 1a 先上り面 2 側板 3 側板4 ストッパー 5 固定用ベルト 7 搭載用凹部 A 移動用具本体 B 容器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動用具本体は、前端部が、その後部か
    ら前端上方へ向けて上昇する先上り面にて形成されてい
    る底板と、その左右両側の側板とにより構成されると共
    に、その上部および後部が開口された容器等の搭載用凹
    部が、横断面略凹字状に形成され、かつ、この容器等搭
    載用凹部に容器等を搭載した状態で、その端部が押当す
    るストッパーを移動用具本体から突設し、さらに、前記
    側板には、容器等の端部を緊縛自在な固定用ベルトを設
    けてなる容器等の移動用具。
JP1992021249U 1992-03-09 1992-03-09 容器等の移動用具 Expired - Lifetime JP2568246Y2 (ja)

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JPH0572649U JPH0572649U (ja) 1993-10-05
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US11512814B2 (en) 2020-09-25 2022-11-29 Richard Bradley TAVES Gas cylinder mobility aid

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5273437A (en) * 1975-12-12 1977-06-20 Kaikei Takeuchi Lp gas bomb cart
JPS62162167U (ja) * 1986-04-07 1987-10-15

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Effective date: 19971014