JP2564164Y2 - 電子機器用ケース - Google Patents

電子機器用ケース

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JP2564164Y2
JP2564164Y2 JP1992043410U JP4341092U JP2564164Y2 JP 2564164 Y2 JP2564164 Y2 JP 2564164Y2 JP 1992043410 U JP1992043410 U JP 1992043410U JP 4341092 U JP4341092 U JP 4341092U JP 2564164 Y2 JP2564164 Y2 JP 2564164Y2
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JP
Japan
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cover
case
electronic device
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end surface
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JP1992043410U
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English (en)
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JPH067297U (ja
Inventor
崇嗣 松留
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばモジュレータ等
の電子機器のためのケースに関し、特にケースを覆うカ
バーがアース接続され得るようにした、電子機器用ケー
スに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような電子機器用ケースは、
例えば図3に示すように構成されている。即ち、図3に
おいて、電子機器用ケース1は、ほぼ直方体状に形成さ
れ且つ上部が開口したケース本体2と、該ケース本体2
の上面を覆うように、該ケース本体2に対して取り付け
られ得るカバー3とから構成されている。
【0003】該ケース本体2内には、電子機器の所定の
回路が構成されたプリント基板4が収容されていると共
に、直立して該ケース本体2の上面付近にまで延びてい
る壁部5が、配設されている。ここで、ブリント基板4
は手作業のハンダ付けによりケース本体2内に固定され
る。
【0004】また、該カバー3は、その中央付近にて下
方に絞られた凹部3aを有しており、該凹部3aの底面
が、上記壁部5の上端面5aに当接せしめらる。
【0005】ここで、該カバー3の凹部3aには、貫通
孔3bが設けられており、該壁部5の上端面5aから上
方に突出するように形成されたカシメ部5bが、該貫通
孔3bに挿通せしめられ、該カシメ部5bをカシメるこ
とによって、該カバー3がケース本体2に対して、固定
保持され得るようになっている。
【0006】このように構成された電子機器用ケース1
によれば、カバー3がケース本体2に対して、カシメに
よって固定されたとき、該カバー3は、その凹部3aの
下面が、上記壁部5の上端面5aに当接することによ
り、アース接続され得るようになっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された電子機器用ケース1においては、カバー
の凹部3aの下面が、壁部5の上端面5aに当接するこ
とにより、アース接続が行なわれるが、該壁部5の上端
面5aは、加工の際にバリが生じたり、また錆が発生す
ることにより、カバー3の凹部3aの下面との間で接触
不良となったり、またケース本体2及びカバー3の加工
精度により、十分な接触圧が得られなくなることがあっ
た。このため、カバー3とケース本体2との間のアース
接続が不完全となり、本ケース1のアース特性が低下し
てしまうという問題があった。
【0008】このため、壁部5の上端面5aから水平方
向に延びる延長部分を設けて、該延長部分の上面に、カ
バー3の凹部3aの底面を当接させるようにすることも
考えられるが、この場合には、ケース本体2に収容され
たプリント基板に対して、ディプハンダ付けを行なう際
に、該延長部分の上面に比較的多量のハンダが載って、
該延長部分上にハンダの山が形成されてしまい、カバー
3が被せられなくなってしまうという問題があった。
【0009】本考案は、以上の点に鑑み、カバーの凹部
の下面が、ケース本体内にて直立する壁部に対して確実
に接触し得るようにして、ケースのアース特性を向上さ
せるようにした、電子機器用ケースを提供することを目
的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本考案によ
れば、内部にプリント基板を収容し且つ上部が開口した
ケース本体と、該ケース本体の上面を覆うように該ケー
ス本体に対して取り付けられるカバーとから構成されて
おり、該カバーを、該ケース本体内で直立しカシメ部を
有する壁部の上端面に当接せしめ、該カバーに設けられ
た貫通孔から該カシメ部を挿通させカシメにより固定さ
れるようにした、電子機器用ケースにおいて、該カバー
には、該カバーの該貫通孔に隣接し下方に突出するよう
形成された突起が設けられており、該カバーが該カシメ
部により直接カシメ固定され、該突起が該壁部のハンダ
が付着した上端面に当接するようにした電子機器用ケー
スにより、達成される。
【0011】
【作用】上記構成によれば、カバーがケース本体に対し
て、カシメによって固定されたとき、該カバーは、その
貫通孔に隣接して設けられた突起が、上記壁部のハンダ
が付着した上端面に対して当接することにより、アース
接続され得ることとなり、その際、該壁部の上端面に、
該カバーの下面から下方に突出した突起が、該壁部の上
端面に当接するようになっていることから、該カバー
は、突起を介して、該壁部の上端面に対して、確実に当
接せしめられ得ることになり、カバーとケース本体との
間のアース接続が完全に行なわれ得、本ケースのアース
特性が向上され得ることとなる。
【0012】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて、本考
案を詳細に説明する。第1図は、本考案による電子機器
用ケースの一実施例を示している。
【0013】電子機器用ケース10は、ほぼ直方体状に
形成され且つ上部が開口したケース本体11と、該ケー
ス本体11の上面を覆うように、該ケース本体11に対
して取り付けられ得るカバー12とから構成されてい
る。
【0014】該ケース本体11内には、電子機器の所定
の回路が構成されたプリント基板13が収容されている
と共に、直立して該ケース本体11の上面付近にまで延
びている壁部14が、配設されている。
【0015】また、該カバー12は、その中央付近にて
下方に絞られた凹部12aを有していると共に、該カバ
ー12の凹部12aには、貫通孔12bが設けられてお
り、該壁部14の上端面14aから上方に突出するよう
に形成されたカシメ部14bが、該貫通孔12bに挿通
せしめられ、該カシメ部14bをカシメることによっ
て、該カバー12がケース本体11に対して、固定保持
され得るようになっている。
【0016】以上の構成は、図3及び図4に示した従来
の電子機器用ケース1と同様の構成であるが、本考案に
よる電子機器用ケース10においては、さらに、上記カ
バー12の凹部12aの底面に、貫通孔12bに隣接し
て、壁部14と直交する方向であり壁部14の厚さより
も長く、下方に突出した突起12cが設けられている。
該突起12cは、例えば、絞り加工により形成され得
る。また、従来と異なり、プリント基板13上の回路部
品、及びプリント基板13とケース本体11とのハンダ
付けはハンダディップにより一度に行われる。
【0017】本考案による電子機器用ケース10は、以
上のように構成されており、カバー12がケース本体1
1に対して、カシメによって固定されたとき、該カバー
12は、その凹部12aの下面に設けられた突起12c
が、上記壁部14の上端面14aに対して当接すること
により、アース接続され得る。
【0018】この際、該壁部14の上端面14aには、
上記でも説明したハンダディップによりハンダ15が付
着しており、上端面14aを平坦にし、バリや錆等を防
いでいる。該凹部12aの下面から下方に突出した突起
12cが、該壁部14の上端面14aに点状に当接する
ようになっていることから、該カバー12は、突起12
cを介して、該壁部14の上端面14aに対して、確実
に当接せしめられ得ることになる。従って、カバー12
とケース本体11との間のアース接続が完全に行なわれ
得ることになる。
【0019】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、カ
バーの下面が、ケース本体内にて直立する壁部に対して
確実に接触し得るようにして、ケースのアース特性が向
上され得る、極めて優れた電子機器用ケースが提供され
得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による電子機器用ケースの一実施例の概
略分解斜視図である。
【図2】図1の電子機器用ケースの要部を示す(A)は
壁部に沿った拡大断面図、及び(B)は壁部に対して垂
直な拡大断面図である。
【図3】従来の電子機器用ケースの一例を示す概略分解
斜視図である。
【図4】図3の電子機器用ケースの要部を示す(A)は
壁部に沿った拡大断面図、及び(B)は壁部に対して垂
直な拡大断面図である。
【符号の説明】
10 電子機器用ケース 11 ケース本体 12 カバー 12a 凹部 12b 貫通孔 12c 突起 13 プリント基板 14 壁部 14a 上端面 14b カシメ部 15 ハンダ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にプリント基板を収容し且つ上部が
    開口したケース本体と、該ケース本体の上面を覆うよう
    に該ケース本体に対して取り付けられるカバーとから構
    成されており、該カバーを、該ケース本体内で直立しカ
    シメ部を有する壁部の上端面に当接せしめ、該カバーに
    設けられた貫通孔から該カシメ部を挿通させカシメによ
    り固定されるようにした、電子機器用ケースにおいて、 該カバーには、該カバーの該貫通孔に隣接し下方に突出
    するよう形成された突起が設けられており、該カバーが
    該カシメ部により直接カシメ固定され、該突起が該壁部
    のハンダが付着した上端面に当接するようにしたことを
    特徴とする、電子機器用ケース。
JP1992043410U 1992-05-29 1992-05-29 電子機器用ケース Expired - Lifetime JP2564164Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1992043410U JP2564164Y2 (ja) 1992-05-29 1992-05-29 電子機器用ケース

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JP1992043410U JP2564164Y2 (ja) 1992-05-29 1992-05-29 電子機器用ケース

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Publication Number Publication Date
JPH067297U JPH067297U (ja) 1994-01-28
JP2564164Y2 true JP2564164Y2 (ja) 1998-03-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61136599U (ja) * 1985-02-13 1986-08-25
JPS6295900A (ja) * 1985-10-23 1987-05-02 株式会社東芝 高周波機器のシ−ルド装置

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JPH067297U (ja) 1994-01-28

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