JP2561436Y2 - ショットブラスト装置 - Google Patents

ショットブラスト装置

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JP2561436Y2
JP2561436Y2 JP3816193U JP3816193U JP2561436Y2 JP 2561436 Y2 JP2561436 Y2 JP 2561436Y2 JP 3816193 U JP3816193 U JP 3816193U JP 3816193 U JP3816193 U JP 3816193U JP 2561436 Y2 JP2561436 Y2 JP 2561436Y2
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JP
Japan
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stirring chamber
auxiliary member
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shaped
shot blasting
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JPH073959U (ja
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弘之 藤村
秀明 加賀
哲也 宮下
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Sintokogio Ltd
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Sintokogio Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、縦断面U字状の撹拌室
を備えこの撹拌室の上端開口部からショットを投射して
製品を研掃するショットブラスト装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、前後方向へ
指向する3本の支持ロールを、それぞれが正面図で見て
直角三角形の各頂点に位置するように配設し、これら3
本の支持ロールに無端の可撓性ベルトを掛け渡し、さら
に、可撓性ベルト上の両側位置に、垂直面内で回転自在
にかつ対向して配設された2枚の円板状の補助部材をそ
れぞれ接触させて撹拌室を構成し、可撓性ベルトを支持
ロールを介し回転させて製品を撹拌しながら上方からシ
ョットを投射して、製品を研掃するように構成されたも
のがある。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】しかし、このように構
成された従来の装置では、可撓性ベルトを回転させて製
品を移送するようにして撹拌室から排出するようにして
いるが、特に製品が球状の小物である場合にはその排出
が難しく、しかも、製品が薄い形状を成す場合には、可
撓性ベルトの水平部分と補助部材との隙間に製品が進入
しやすいなどの問題があった。本考案は上記の問題を解
消するためになされたもので、球状の小物製品でも撹拌
室からの排出が容易である上に、製品が薄い形状を成し
ていても可撓性ベルトと補助部材との隙間に製品が進入
したりすることのないショットブラスト装置を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本考案におけるショットブラスト装置は、縦断面U
字状の撹拌室を備えこの撹拌室の上端開口部からショッ
トを投射して製品を研掃するショットブラスト装置であ
って、所要の間隔をおいて対向するとともに垂直面内で
回転自在に設けられ前記撹拌室の一部を構成する2枚の
円板状補助部材と、この補助部材の上方および下方に補
助部材を囲むようにして配設され前記補助部材の回転軸
と同一方向へ指向する回転軸をもって垂直面内で回転自
在にされた4本の支持ローラと、これら4本の支持ロー
ラおよび前記補助部材に掛け渡されて前記補助部材とで
縦断面がU字状の撹拌室を構成し、正逆回転可能であ
り、かつ、製品通過用の貫通孔および可撓性を有する無
端ベルト状の撹拌室本体と、前記4本の支持ローラのう
ち少なくとも一本の支持ローラに連結された駆動手段
と、を具備したことを特徴とする。
【0005】
【作用】このように構成した装置は、駆動手段を駆動し
て支持ローラを介し撹拌室本体の貫通孔を上昇させて縦
断面U字状の撹拌室を形成する。次いで、この貫通孔か
ら撹拌室内に製品を投入し、続いて、駆動手段を正逆駆
動して撹拌室本体を正逆回転させ製品を撹拌することと
なる。また、駆動手段を逆駆動して撹拌室本体の貫通孔
を補助部材の下端レベルまで下降させることにより、撹
拌室内の製品を排出することができる。
【0006】
【実施例】本考案の一実施例について図1〜図4に基づ
き詳細に説明する。一部断面正面図である図2に示すよ
うに、研掃室を構成するキャビネット1内の中央付近に
は、2枚の円板状の補助部材2が左右方向へ所要の間隔
をおき対向して配設してあり、各補助部材2は、前記キ
ャビネット1の側壁に支持軸3を介して垂直面内で回転
可能に装着されている。また、図2の一部断面右側面図
である図1に示すように、前記補助部材2の上方および
下方には、支持軸3と同様に前後方向へ指向する4本の
支持ローラ4が、補助部材2を囲むようにして配設して
あり、支持ローラ4は垂直面内で回転可能にして前記キ
ャビネット1の側壁に架設されている。また、上部の2
本の支持ローラ4のうち一方の支持ローラ4には駆動手
段としてのモータ5の出力軸が連結してある(図2参
照)。
【0007】また、前記補助部材2および4本の支持ロ
ーラ4には撹拌室本体としての無端状のゴム板部材6が
掛け渡してあり、これにより、ゴム板部材6は、縦断面
がU字状に成るように曲げられて2枚の補助部材2とで
撹拌室を構成するようになっている。ゴム板部材6は、
製品が通過可能な貫通孔7とショットが通過可能な多数
の小孔を有している。また、前記キャビネット1の天井
における前記上部の支持ローラ4間の直上方位置には、
遠心投射式のショット投射機8が装着してある。また、
前記補助部材2と下部の支持ローラ4との間には右下方
へ延びるシュート9が配設してある。
【0008】このように構成した装置は、モータ5を逆
駆動して支持ローラ4を図1において反時計方向へ回転
させ、ゴム板部材6の貫通孔7を上方へ上昇させて撹拌
室を構成し、続いて、この貫通孔7から撹拌室に研掃す
べき製品を装入する。次いで、図3に示すように、モー
タ5を駆動して支持ローラ4を時計方向へ回転してゴム
板部材6を回転させ、貫通孔7が下部に位置する縦断面
U字状の撹拌室を形成し、続いて、モータ5を正逆駆動
してゴム板部材6を支持ローラ4を介して正逆回転さ
せ、撹拌室内の製品を撹拌する。この状態のもとに、シ
ョット投射機8からショットを投射して製品を研掃す
る。この場合、ゴム板部材6は、縦断面がU字状を成し
ていて補助部材2から離れる地点の高さが高いため、製
品は撹拌されてもその高さまで上昇することはなく、し
たがって、製品は薄い形状を成していても、ゴム板部材
6と補助部材2との間に進入するとはない。
【0009】以上の操作を所要時間継続して製品を研掃
した後、モータ5の逆駆動により、支持ローラ4を反時
計方向へ回転させて、図4に示すように、ゴム板部材6
の貫通孔7を補助部材2の下端付近まで移動させる。こ
れにより、製品は球状の小物の場合でも、撹拌室内から
貫通孔7を通過しシュート9を介して確実に排出される
こととなる。
【0010】なお、上記の実施例では、撹拌室本体はゴ
ム板で構成してあるが、いわゆるキャタピラによって構
成するようにしてもよい。また、ショットの投射は、ノ
ズルからの噴射によって行なうようにしてもよい。
【0011】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように本考案
は、所要の間隔をおいて対向するとともに垂直面内で回
転自在に設けられた2枚の円板状補助部材と、この補助
部材の上方および下方に補助部材を囲むようにして配設
され垂直面内で回転自在にされた4本の支持ローラに掛
け渡され製品通過用貫通孔および可撓性を有する無端ベ
ルト状の撹拌室本体とによって縦断面U字状の撹拌室を
構成するようにしたから、撹拌室本体の貫通孔を上昇さ
せてU字状の撹拌室を構成することにより、製品が薄い
形状を成していても撹拌室本体と補助部材との隙間に製
品が進入したりすることはなく、しかも、撹拌室本体の
貫通孔を下降させることにより、球状の小物製品でも撹
拌室から容易に排出することができるなどの優れた実用
的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部断面右側面図であ
る。
【図2】本考案の一実施例を示す一部断面正面図であ
る。
【図3】および
【図4】本考案の一実施例の作動を示す説明図である。
【符号の説明】
2 補助部材 4 支持ローラ 5 モータ 6 撹拌室本体 7 貫通孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦断面U字状の撹拌室を備えこの撹拌室
    の上端開口部からショットを投射して製品を研掃するシ
    ョットブラスト装置であって、 所要の間隔をおいて対向するとともに垂直面内で回転自
    在に設けられ前記撹拌室の一部を構成する2枚の円板状
    補助部材と、 この補助部材の上方および下方に補助部材を囲むように
    して配設され前記補助部材の回転軸と同一方向へ指向す
    る回転軸をもって垂直面内で回転自在にされた4本の支
    持ローラと、 これら4本の支持ローラおよび前記補助部材に掛け渡さ
    れて前記補助部材とで縦断面がU字状の撹拌室を構成
    し、正逆回転可能であり、かつ、製品通過用の貫通孔お
    よび可撓性を有する無端ベルト状の撹拌室本体と、 前記4本の支持ローラのうち少なくとも一本の支持ロー
    ラに連結された駆動手段と、 を具備したことを特徴とするショットブラスト装置。
JP3816193U 1993-06-18 1993-06-18 ショットブラスト装置 Expired - Fee Related JP2561436Y2 (ja)

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JPH073959U JPH073959U (ja) 1995-01-20
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