JP2531054Y2 - 閉じ紐付き包装用袋 - Google Patents

閉じ紐付き包装用袋

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JP2531054Y2
JP2531054Y2 JP2311191U JP2311191U JP2531054Y2 JP 2531054 Y2 JP2531054 Y2 JP 2531054Y2 JP 2311191 U JP2311191 U JP 2311191U JP 2311191 U JP2311191 U JP 2311191U JP 2531054 Y2 JP2531054 Y2 JP 2531054Y2
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packaging bag
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裕司 小川
輝夫 瀧之上
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THE PACK CO., LTD.
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THE PACK CO., LTD.
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D33/00Details of, or accessories for, sacks or bags
    • B65D33/16End- or aperture-closing arrangements or devices
    • B65D33/28Strings or strip-like closures, i.e. draw closures

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bag Frames (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は閉じ紐付き包装用袋に
関する。
【0002】
【従来の技術と課題】従来、図に示すように、熱可塑
性合成樹脂フィルムからなる偏平な袋本体(51)の上
端縁が折返されその先端部が袋本体(51)の前後一対
の対向壁(52)(52)に袋本体(51)の幅方向に
熱融着され、開口縁に沿って前後一対の閉じ紐装着用筒
状部(53)(53)が設けられ、この閉じ紐装着用筒
状部(53)(53)内に前記開口縁を集束状態に閉じ
合わせうる閉じ紐(54)(54)が挿入された閉じ紐
付き包装用袋は公知である(特公平1−32170号公
報、実公昭50−8087号公報等参照)。このような
従来の閉じ紐付き包装用袋は、一対の閉じ紐(54)
(54)を互いに反対方向に引き絞ることにより、図
に示すように袋の開口縁を集束状態に閉じ合わすことが
可能である。
【0003】ところが、包装用袋を吊持つために、ある
いは閉じ紐(54)(54)どうしを結び合わせるため
に、閉じ紐(54)(54)を引き絞る力を弱めて、
じ紐(54)(54)を上方に上げると、閉じ紐(5
4)(54)による集束力が弱まり、合成樹脂フィルム
の弾性反発力により、開口縁の閉じ合わせがル―ズにな
って、袋口が少し開いてしまうことがある。
【0004】この考案は、上記のような問題点に鑑みて
なされたもので、いったん閉じ紐54)(54)を引絞
って袋の開口縁を集束状態に閉じ合わせた後は、閉じ紐
(54)(54)を引き絞る力を弱めても所期する開口
縁の集束閉じ合わせ状態を保持して、被包装物を衛生的
に包装することができ、かつ機械生産にも適した包装用
袋を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】而して、この考案は上記
目的を達成するために、袋本体の上端部すなわち閉じ紐
装着部の外面に多数個の凹状部を設けて、開口縁の集束
状態のもとで凹状部どうしが互いに摩擦、干渉しあって
フィルムの弾性反発力を抑止し、もって開口縁の集束状
態を保持しうるものとしている。
【0006】すなわち、この考案に係る閉じ紐付き包装
用袋は、ポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂フィルムな
いしはシ―トよりなる偏平筒状の袋本体の上端開口縁に
沿って偏平管状の閉じ紐装着部が設けられ、この閉じ紐
装着部内に一端部を操作部として引き絞ることにより前
記開口縁を集束状態に閉じ合わせうる閉じ紐が挿入され
てなる閉じ紐付き包装用袋において、前記閉じ紐装着部
の外面に、前記集束状態のもとで接触面に摩擦抵抗力を
付与しうる多数個の凹状部が設けられてなる構成を採用
するものである。
【0007】
【実施例】以下、この考案を図面に示す実施例に基いて
説明する。
【0008】(1)は上端が開口した偏平筒状の袋本体
で、ポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂フィルムないし
はシ―トから作製され、一対の対向壁(2)(2)が左
右両側端において互いに熱融着されている。(4)はそ
の融着部である。
【0009】(5)(5)は、袋本体(1)の前後壁
(2)(2)の上端部内面に設けられた前後一対の閉じ
紐装着部で、前後壁(2)(2)の上端縁から延設され
内方に折返された折り返し片(7)(7)に、後述する
前記前後壁(2)(2)の上端部に上中下の三段に配置
された多数本の凹条部(9)(9)……の底部が食込
み、折返し片(7)(7)とこれに対応する前後壁
(2)(2)とが結合されることにより偏平管状に形成
されている。従って、各装着部(5)(5)は中段の凹
条部(9)(9)……により実質的に上下2室に分割さ
れている。またこの装着部(5)(5)は包装用袋の未
使用状態においては左右両側端が熱融着されて実質的に
密封されている。凹条部(9)(9)……は互いに所定
間隔をおいて平行状にかつ装着部(5)(5)の長さ方
向に対して直交する極細幅に形成され、ロ―レット加工
により刻設されたもので、ロ―レット加工を加熱しなが
ら行うことにより、図4に示すように折返し片(7)
(7)と凹条部(9)(9)の底部とが熱融着されてい
る。
【0010】(10)(11)は、前記前後一対の閉じ
紐装着部(5)(5)内に挿入され互いに反対側の一端
部を操作部として反対方向に引き絞ることにより、開口
縁を集束状態に閉じ合わせうる一対の閉じ紐で、各閉じ
紐(10)(11)は熱可塑性合成樹脂製の前後一対の
テ―プ状の閉じ紐構成部材(10a)(10a)(11
a)(11a)から構成されている。この前後一対の閉
じ紐構成部材(10a)(10a)(11a)(11
a)は、その左右両端部において装着部(5)(5)と
合一的に融着一体化されている。(12)はその融着部
である。また、互いに反対側の端部において前記融着部
(12)(12)の周囲に引張りにより破断可能な破断
用連結部(13)(13)が設けられ、この破断用連結
部(13)を破断することにより、前記融着部(12)
を操作部として閉じ紐(10)(11)の引絞りを行え
るものとなされている。
【0011】而して、上記実施例の閉じ紐付き包装用袋
の製作は、例えば次のようにして行なわれる。
【0012】まず、所定幅の熱可塑性合成樹脂フィルム
(F)を幅方向に二つ折りすると共に遊端側の端縁を内
方に折返し、その折返し重合面において各袋本体(1)
(1)……の側端に横向きU字状の破断用連結部(1
3)(13)……を設ける。この破断用連結部(13)
(13)……は図(イ)に鎖線で示すように袋本体
(1)の右上側端部と隣接する袋本体(1)の左下側端
部とに跨がって連続したS字状の態様とすることにより
合理的に設けることができる。次に、内方折返し片
(7)(7)とこれに対応する袋本体(1)の前後壁
(2)(2)との間にテ―プ状の閉じ紐構成部材(10
a)(11a)(10a)(11a)を所定間隔をおい
て平行状に挿入し、袋本体(1)における閉じ紐構成部
材(10a)(11a)の端部を、図(ロ)に示すよ
うに前記破断用連結部(13)に囲まれた領域から隣接
する袋本体(1)の側端部にまで至る領域において折返
し片(7)(7)及び前後壁(2)(2)と共に合一的
に熱融着する。その後、前壁(2)及び後壁(2)の上
端外面部すなわち閉じ紐装着部(5)(5)の外面にロ
―レット加工を施して図(ハ)に示すように多数本の
凹条部(9)(9)……を閉じ紐構成部材(10a)
(11a)の上下にすなわち3段配置に設ける。そして
最後に図に示す仮想線に沿って前後壁(2)(2)を
熱融着すると共に、溶断することにより、この実施例の
閉じ紐付き包装用袋(A)の製作が完了する。
【0013】而して、上記実施例の閉じ紐付包装用袋
は、使用に際しては、閉じ紐(10)(11)の一端の
融着部(12)(12)を操作部として摘まみ、破断用
連結部(13)(13)を破断しながら閉じ紐(10)
(11)を互いに反対方向に引き絞って袋本体(1)の
開口縁を集束状態に閉じ合わせる。
【0014】この集束状態のもとでは、前記閉じ紐装着
部(5)(5)がひだ状になって重なり合っている。こ
の状態のもとでは、図6に示すように折重ね接触面にお
いては、凹状部(9)(9)…相互が係合することによ
り、接触面に大きな摩擦抵抗力が付与される。また、多
数の凹状部(9)(9)…の存在により閉じ紐装着部
(5)(5)にいわゆる腰がなくなっているために元の
状態に戻ろうとする弾性 復元力が大幅に抑制された状態
となっている。しかも、閉じ紐装着部(5)(5)内に
挿通された閉じ紐(10)(11)と各閉じ紐装着部
(5)(5)の内面との間にも摩擦力が生じる。しかし
て、袋口開口縁部の閉じ合わせ閉塞状態が確実に保持さ
れることになる。
【0015】なお、この実施例においては上下一対の閉
じ紐が用いられているが、閉じ紐は1本であっても良い
し、閉じ紐構成部材が相互に熱融着しうる熱可塑性合成
樹脂製であれば、テ―プ状に限定されるものではない。
また、閉じ紐装着部(5)(5)に凹状部(9)(9)
…を形成する際に、加熱しながらローレット加工が行わ
れているが、加熱しないで単にローレット加工を施すだ
けでも良い。
【0016】
【考案の効果】この考案に係る閉じ紐付き包装用袋は、
上記構成を有するものであるから、開口縁の集束状態の
もとで装着部の接触面どうしが互いに摩擦、干渉し合っ
て合成樹脂フィルムないしはシ―トの弾性反発力を抑止
して、閉じ紐を引き絞ることにより実現された開口縁の
集束閉じ合わせ状態を保持することができ、被包装物を
衛生的に収納しておくことを可能にする。
【0017】また、多数個の凹状部も製袋時に容易に設
けることができるので、この考案に係る閉じ紐付き包装
用袋は、機械生産に適し従来の閉じ紐付き包装用袋と同
様のコストで製作することができるという利点を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る閉じ紐付き包装用袋の斜視図で
ある。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】図3のA部分拡大断面図である。
【図5】この考案に係る閉じ紐付き包装用袋の集束状態
における斜視図である。
【図6】図5のIV−IV線断面図である。
【図7】同製作工程の一部を示す平面図である。
【図8】従来の閉じ紐付き包装用袋の一部拡大斜視図で
ある。
【図9】同開口縁の集束閉じ合わせ状態の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…袋本体 2…対向壁 5…閉じ紐装着部 9…凹条部 10、11…閉じ紐 13…破断用連結部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂フィ
    ルムないしはシ―トよりなる偏平筒状の袋本体の上端開
    口縁に沿って偏平管状の閉じ紐装着部が設けられ、この
    閉じ紐装着部内に一端部を操作部として引き絞ることに
    より前記開口縁を集束状態に閉じ合わせうる閉じ紐が挿
    入されてなる閉じ紐付き包装用袋において、前記閉じ紐
    装着部の外面に、前記集束状態のもとで接触面に摩擦抵
    抗力を付与しうる多数個の凹状部が設けられてなること
    を特徴とする閉じ紐付き包装用袋。
JP2311191U 1991-04-09 1991-04-09 閉じ紐付き包装用袋 Expired - Lifetime JP2531054Y2 (ja)

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DE19914133095 DE4133095C2 (de) 1991-04-09 1991-10-05 Packbeutel
US08/007,579 US5265962A (en) 1991-04-09 1993-01-22 Packing bag having drawstrings

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JPH04118341U JPH04118341U (ja) 1992-10-22
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DE4133095A1 (de) 1992-10-15
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