JP2529484B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2529484B2
JP2529484B2 JP3127161A JP12716191A JP2529484B2 JP 2529484 B2 JP2529484 B2 JP 2529484B2 JP 3127161 A JP3127161 A JP 3127161A JP 12716191 A JP12716191 A JP 12716191A JP 2529484 B2 JP2529484 B2 JP 2529484B2
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哲 三鍋
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二郎 梶野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、標準型テープカセット
あるいは小型テープカセットのいずれのカセットにも適
用できる磁気記録再生装置のカセット装着装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオテープレコーダ(以下、V
TRと略す)等の磁気記録再生装置に用いるカセットと
しては、標準型テープカセットのみならず、標準型テー
プカセットよりも小型の小型テープカセットがあり、カ
メラ一体型VTR市場において広く用いられている。と
ころで従来、この小型テープカセットを標準型テープカ
セット用の磁気記録再生装置で記録・再生するために
は、標準型テープカセットと同等のテープループを得る
ために専用のアダプタを特別に用いる必要があり、小型
テープカセットをわざわざこのアダプタに着脱しなけれ
ばならず、操作性が悪いという問題点を有していた。
【0003】そこで、本出願人は先に特許出願した特願
平2−119423号公報に示されているようなアダプ
タを用いる必要のない磁気記録再生装置を提案してい
る。この装置においては、専用のアダプタを使用するこ
となく、1つのカセット保持手段にて標準型テープカセ
ット及び小型テープカセットの両方のテープカセットを
選択的に装置本体に装着することができ、操作性の向上
につながるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、次のような課題を有していた。
【0005】(1)標準型テープカセット及び小型テー
プカセット各々に対応した覆手段、及び覆手段を作動さ
せる覆手段の駆動機構が必要となるため、標準型テープ
カセット専用の磁気記録再生装置に比べ、部品点数が増
加し、それによりコストアップを招く。
【0006】(2)仮に、標準型テープカセット専用の
磁気記録再生装置の如く、標準型テープカセットに対応
した覆手段のみが設けられている場合、使用者が小型テ
ープカセットをカセット挿入口より挿入する際、カセッ
ト挿入口のどの位置から挿入すれば良いのか不明であ
り、しかも、その位置が正規の位置でない場合、カセッ
トホルダ内に挿入することが困難である。
【0007】本発明は上記した課題に鑑み、標準型テー
プカセットと同様に小型テープカセットカセットを使用
することが出来る操作性の向上した磁気記録再生装置を
提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の発明の磁気記録再生装置は、標準型テ
ープカセットもしくは標準型テープカセットより小型の
小型テープカセットを挿入するカセット挿入口と、カセ
ット挿入口から挿入した標準型テープカセットもしくは
小型テープカセットを保持する保持手段と、保持手段の
標準型テープカセットを挿入する部分を略々覆う動作位
置と標準型テープカセットもしくは小型テープカセット
を保持手段に挿入する動作を妨げない非動作位置とに移
動可能で、かつ、カセット挿入口より挿入した小型テー
プカセットの左右両端面を案内することにより小型テー
プカセットを保持手段の所定位置に案内する案内部を有
する覆手段とを具備したものである。
【0009】
【作用】本発明は、上記構成をとることにより、装置に
挿入する小型テープカセットの目標位置が明確になると
共に、カセット挿入口より挿入された小型テープカセッ
トが覆手段の案内部に案内されて保持手段に挿入、保持
されることが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例の磁気記録再生装置
について図面を参照しながら説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例における磁気記録
再生装置の正面図、図2は図1の平面図、図3は図1の
右側面図、図4は覆手段ユニットの正面図、図5は図4
のA−A断面図、図5は図4のB−B断面図、図6は標
準型テープカセットを装置に挿入した状態を示す図1の
C−C断面図、図7は小型テープカセットを装置に挿入
した状態を示す図1のD−D断面図である。
【0012】図1から図3に示すように、シャーシ10
1、及びシャーシ101の前面の前面ブロック102と
で、装置本体100が構成される。前面ブロック102
には、カセット挿入口111が設けられ、標準型テープ
カセット200及び標準型テープカセット200より小
型の小型テープカセット210が挿入・排出できる。ま
た、図1シャーシ101の左右に略垂直に配置したサイ
ドプレート(図示せず)に支持されたカセットホルダ1
40を設け、カセット挿入口111より挿入した標準型
テープカセット200もしくは小型テープカセット21
0を保持できるようになっている。カセットホルダ14
0は、標準型テープカセット200の図2矢印x,x’
方向の案内をする標準カセット左案内部141、標準カ
セット右案内部142、及び、標準型テープカセット2
00の下案内をする標準カセット下案内部143よりも
矢印y方向に所定量h0だけ離れた位置に小型テープカセ
ット210の下案内をする小型カセット下案内部144
を有している。また、カセットホルダ140には、小型
テープカセット210を小型カセット下案内部144に
案内し、かつ、カセットホルダ140内にて矢印x,
x’方向に略位置決めする小型カセット左案内部145
及び小型カセット右案内部146を設けている。
【0013】一方、前面ブロック102の軸受部102
a及び102bに回動自在にブラインダ120を設け、
ブラインダばね127により図3時計方向に付勢されて
いる。ブラインダ120は図2,図4及び図5に示すよ
うに、小型テープカセット210のみ当接する小型カセ
ット当接部121及び標準型テープカセット200のみ
当接する標準カセット第1当接部122、標準カセット
第2当接部123を有しており、小型カセット当接部1
21に比べ、標準カセット第1当接部122及び標準カ
セット第2当接部123は所定量h1だけ突起している。
従って、標準型テープカセット200は、図6に示すよ
うに、標準カセット第1当接部122及び標準カセット
第2当接部123に当接してカセットホルダ140内に
挿入することができる。他方、小型テープカセット21
0は、図7に示すように、標準カセット第1当接部12
2の右端部122a及び標準カセット第2当接部123
の左端部123aにより図2矢印x,x’方向の規制を
受け、かつ、ブラインダ120の下縁部120aに当接
してカセットホルダ140に挿入することが出来るよう
になっている。
【0014】以上のように構成した磁気記録再生装置に
ついて、以下、図1から図7を用いてその動作を説明す
る。
【0015】まず、標準型テープカセット200をカセ
ットホルダ140に装着する動作について述べる。
【0016】図3において、標準型テープカセット20
0をカセット挿入口111より挿入すると、標準型テー
プカセットがブラインダ120の標準カセット第1当接
部122及び標準カセット第2当接部123に当接す
る。標準型テープカセット200のこの当接により、ブ
ラインダ120は図3反時計方向の回転モーメントを受
け、ブラインダばね127の付勢力に抗して図6に示す
位置まで回転する。この後、標準型テープカセット20
0を図3矢印x方向に移動させると、図6に示すように
カセットホルダ140の標準カセット左案内部141、
標準カセット右案内部142、及び標準カセット下案内
部143に案内されてカセットホルダ140に装着され
ることとなる。
【0017】次に、小型テープカセット210をカセッ
トホルダ140に装着する動作について述べる。
【0018】小型テープカセット210を挿入する位置
がブラインダ120の標準カセット第1当接部122及
び標準カセット第2当接部123により明確になってい
る。従って、図2において、小型テープカセット210
をカセット挿入口111の小型カセット当接部121に
略対向する位置より挿入すると、小型テープカセット2
10はブラインダ120の小型カセット当接部121に
当接する。小型テープカセットのこの当接により、ブラ
インダ120は図3反時計方向の回転モーメントを受
け、ブラインダばね127の付勢力に抗して回転を開始
する。この後、小型テープカセット210を図3矢印x
方向に移動させると、ブラインダ120は図3反時計方
向に回転すると共に、小型テープカセット210は標準
カセット第1当接部122の右端部122a及び標準カ
セット第2当接部123の左端部により図2矢印x,
x’方向の規制をうけてカセットホルダ140に挿入を
開始する。この時、小型テープカセット210は、カセ
ットホルダ140の小型カセット下案内部144、小型
カセット左案内部144及び小型カセット右案内部14
5に案内されて挿入される。そして、図7に示すよう
に、ブラインダ120による図2矢印x,x’方向の規
制を保ったままカセットホルダ140に装着されること
となる。
【0019】以上のように本実施例によれば、保持手段
の標準型テープカセットを挿入する部分を略々覆う動作
位置と標準型テープカセットもしくは小型テープカセッ
トを保持手段に挿入する動作を妨げない非動作位置とに
移動可能で、かつ、カセット挿入口より挿入した小型テ
ープカセットの左右両端面を案内することにより小型テ
ープカセットを保持手段の所定位置に案内する案内部を
有する覆手段を設けたことにより、小型テープカセット
を装置に挿入する位置が明確になると共に、小型テープ
カセットを装置に挿入を開始してから保持手段に装着完
了するまでの全過程において小型テープカセットの挿入
規制を行うことが出来るため、カセット挿入に対する操
作性の向上が図れる。
【0020】なお、本実施例においては、ブラインダ1
20の形状を前述したものとしたが、形状はこれに限ら
れるものではない。例えば、図8に示すように、小型テ
ープカセット210に当接する部分を標準型テープカセ
ット200が当接する部分に対してテーパ形状にしても
良いし、あるいは、図9に示すように図8に示したテー
パの方向を上下逆にしてもよい。いずれのブラインダに
おいても、図4に示したブラインダ120同様、小型テ
ープカセット210をカセットホルダ140に挿入する
ための標準カセット第1当接部122の右端部122a
及び標準カセット第2当接部123の左端部123aを
有しているため、本実施例と同様の効果が得られる。即
ち、小型テープカセット210をカセットホルダ140
に挿入するための標準カセット第1当接部122の右端
部122a及び標準カセット第2当接部123の左端部
123aに相当する部分がブラインダに備えられておれ
ば、その形状は任意でよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、標準型テープカ
セットもしくは標準型テープカセットより小型の小型テ
ープカセットを挿入するカセット挿入口と、カセット挿
入口から挿入した標準型テープカセットもしくは小型テ
ープカセットを保持する保持手段と、保持手段の標準型
テープカセットを挿入する部分を略々覆う動作位置と標
準型テープカセットもしくは小型テープカセットを保持
手段に挿入する動作を妨げない非動作位置とに移動可能
で、かつ、カセット挿入口より挿入した小型テープカセ
ットの左右両端面を案内することにより小型テープカセ
ットを保持手段の所定位置に案内する案内部を有する覆
手段とを具備したことにより、小型テープカセットを装
置に挿入する位置が明確になると共に、小型テープカセ
ットを装置に挿入を開始してから保持手段に装着完了す
るまでの全過程において小型テープカセットの挿入規制
を行うことが出来るため、カセット挿入に対する操作性
の向上が図れる。さらに、従来に比べて何等部品を追加
することなしに小型テープカセットの挿入規制を行うこ
とができ、また、標準型テープカセットもしくは小型テ
ープカセットのいずれのテープカセットが挿入するのか
を検知する特別の検知手段が不要であるため、安価な装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における磁気記録再生装置の
正面図
【図2】図1の平面図
【図3】図1の右側面図
【図4】覆手段ユニットの正面図
【図5】(a)図4のA−A断面図 (b)図4のB−B断面図
【図6】標準型テープカセットを装置に挿入した状態を
示す図1のC−C断面図
【図7】小型テープカセットを装置に挿入した状態を示
す図1のD−D断面図
【図8】他実施例における覆手段の斜視図
【図9】他実施例における覆手段の斜視図
【符号の説明】 100 装置本体 101 シャーシ 102 前面ブロック 111 カセット挿入口 120 ブラインダ 121 小型カセット当接部 122 標準カセット第1当接部 122a 右端部 123 標準カセット第2当接部 123a 左端部 140 カセットホルダ 200 標準型テープカセット 210 小型テープカセット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶野 二郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭64−12251(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準型テープカセットもしくは前記標準
    型テープカセットより小型の小型テープカセットを挿入
    するカセット挿入口と、 前記カセット挿入口から挿入した前記標準型テープカセ
    ットもしくは前記小型テープカセットを保持する保持手
    段と、 前記保持手段の前記標準型テープカセットを挿入する部
    分を略々覆う動作位置と前記標準型テープカセットもし
    くは前記小型テープカセットを前記保持手段に挿入する
    動作を妨げない非動作位置とに移動可能で、かつ、前記
    カセット挿入口より挿入した前記小型テープカセットの
    左右両端面を案内することにより前記小型テープカセッ
    トを前記保持手段の所定位置に案内する案内部を有する
    覆手段とを具備した磁気記録再生装置。
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