JP2529433Y2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JP2529433Y2
JP2529433Y2 JP7231891U JP7231891U JP2529433Y2 JP 2529433 Y2 JP2529433 Y2 JP 2529433Y2 JP 7231891 U JP7231891 U JP 7231891U JP 7231891 U JP7231891 U JP 7231891U JP 2529433 Y2 JP2529433 Y2 JP 2529433Y2
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JP
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objective lens
flexible substrate
optical pickup
driving mechanism
pickup device
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JP7231891U
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千佳士 吉永
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、信号記録媒体の信号ト
ラックを横切る方向に移動可能に支持されるとともに、
フレキシブル基板を用いて電気信号の授受が行われる光
ピックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク等の信号記録媒体の信号面に光
ビームを照射し、光学的に信号を読み取る、あるいは書
き込む為の光ピックアップ装置は、信号記録媒体の信号
面上の光スポットのフォーカシング制御及びトラッキン
グ制御を行うべく対物レンズを前記信号面と直交する方
向及び信号トラックと直交する方向の2軸方向に駆動す
る為の対物レンズ駆動機構と、光源(多くはレーザーダ
イオード)からの光ビームを信号記録媒体の信号面に導
く光路、及び前記信号面により反射された光ビームを、
受光される光ビームに含まれる情報を検出する為の光検
出器に導く光路を形成する為に、対物レンズを除く各種
光学部品が組み込まれる光学ブロックベースとから構成
されている。
【0003】そして、このような光ピックアップ装置
は、例えば実開昭63−55265号公報に示される如
く、互いに平行な2本のガイドシャフトによりガイドさ
れて信号記録媒体の信号トラックを横切る方向(トラッ
キング方向)に移動可能に成されている。
【0004】ところで、光ピックアップ装置は、光スポ
ットのフォーカシング制御及びトラッキング制御を行う
為の制御信号を供給したり、光源となるレーザーダイオ
ードに電源を供給したり、光量を制御する制御信号を供
給したり、信号記録媒体から読み取られた信号を検出す
る為の光検出器に電源を供給したり、あるいは該光検出
器から得られる検出信号を送出したりする必要があり、
本体シャーシに固定されるプリント基板上に形成される
回路との間で電気信号の授受を行う必要がある。その
為、前記光ピックアップ装置においては、前述した電気
信号の授受を行う為に、例えば実開平2−101367
号公報に示される如く、樹脂フィルムに導電パターンを
形成してなるフレキシブル基板を伝送ケーブルとして使
用することが従来から行われている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、フレキシブ
ル基板が絡まったり、駆動装置に食い込まれたりして該
フレキシブル基板が光ピックアップ装置の移動の妨げに
ならないように前記フレキシブル基板は長さ的にあまり
余裕がない方が良いが、そうすると、光ピックアップ装
置を移動させることによりフレキシブル基板の長さに余
裕がなくなった際に該フレキシブル基板の半田付け部分
に力が直接印加され、その部分で前記フレキシブル基板
が裂けやすいという問題が生じる。その為、従来、フレ
キシブル基板の一部を光ピックアップ装置に接着し、フ
レキシブル基板の半田付け部分に力が直接印加されない
ようにしていた。
【0006】しかしながら、光ピックアップ装置の移動
に伴って生じる引剥力が、しばしばフレキシブル基板の
接着部の接着力の限界を越え、長い間の蓄積によりつい
には前記接着部が剥がれてしまうという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、前述の点に鑑
みて成された光ピックアップ装置であり、防塵の為に対
物レンズ駆動機構を被覆するカバーには、該対物レンズ
駆動機構の側壁に添って切り起こされた舌片を設け、電
気信号の授受を行う為の伝送線路を形成するフレキシブ
ル基板には、前記舌片の位置に対応して張り出すととも
に、該舌片が挿入される孔が形成された膨出部を設けて
いる。
【0008】
【作用】本考案は、膨出部を折り返してフレキシブル基
板の一部を対物レンズ駆動機構の側壁と舌片との間隙に
介在させるとともに、前記膨出部の孔に前記舌片を挿入
して前記フレキシブル基板の一部を対物レンズ駆動機構
に支持するように成し、光ピックアップ装置が移動する
際に前記支持部分に力が印加されるようにして前記フレ
キシブル基板の半田付け部分に力が直接印加されないよ
うにするとともに、別部品を必要とせずに確実に前記フ
レキシブル基板を支持するようにしている。
【0009】
【実施例】図1及び図2は、いずれも本考案の一実施例
を示し、それぞれ正面からの展開図及び組立て完成図で
ある。また、図3は、本考案に係る光ピックアップ装置
を全体的に示す一部透視平面図である。
【0010】まず、図面を用いて光ピックアップ装置の
全体的な構成を説明する。
【0011】図示される光ピックアップ装置は、各種光
学部品(後に詳述する)が組み込まれる光学ブロックベ
ースに、対物レンズ3を駆動する為の対物レンズ駆動
機構が取付けられて構成されている。
【0012】前記光学ブロックベースには、アルミダ
イキャストにより構成され、互いに平行に配設されたガ
イドシャフト4,5によりディスク等の信号記録媒体の
トラッキング方向に移動可能に成されている。
【0013】また、光学ブロックベースには、光ビー
ム(レーザー光)を発生する光源となるレーザーダイオ
ード6と、該レーザーダイオード6から発生される光ビ
ームを回折する回折格子7と、該回折格子7を通過した
光ビームの光路を分割する為及びフォーカス制御に利用
する非点収差を発生させる為の平行平板より成るハーフ
ミラー8と、該ハーフミラー8により反射された光ビー
ムの光軸を直角に反射して光ビームを対物レンズ3に入
射させる為のミラー9と、信号記録媒体の信号面により
反射され、変調されるとともに、前記ハーフミラー8を
透過した光ビームが受光される光検出器10とが取付け
られている。
【0014】一方、対物レンズ駆動機構は、対物レン
ズ3が装着されるとともに、複数の支持ワイヤー11に
より変位可能に支持されているレンズホルダー12と、
該レンズホルダー12の側面を包囲するように巻装され
たフォーカシングコイル13と、前記レンズホルダー1
2の上面から下面を回って再び上面に戻るように対物レ
ンズ3を挾んで2組巻装されたトラッキングコイル14
と、前記レンズホルダー12を挾んで同一の磁極面が対
向して配置されている一対の永久磁石15,16、及び
該一対の永久磁石15,16の対向面側でない磁極面が
付設され、前記レンズホルダー12を包囲するべく形成
されたヨーク17から構成される磁気回路とから成り、
フォーカシングコイル13及びトラッキングコイル14
に流す制御電流に応じて対物レンズ3をフォーカシング
方向及びトラッキング方向に駆動することが出来る。
【0015】また、対物レンズ駆動機構は、フレーム
18の長手方向において、一方側に複数本の各支持ワイ
ヤー11を半田付けするランドが形成されたプリント基
板19が固定され、他方側に前記各支持ワイヤー11に
対応した位置に孔(図示せず)が形成された支持部材2
0が固定されている。
【0016】前記複数本の支持ワイヤー11は、各一端
が前記プリント基板19に半田付け固定され、各他端が
前記支持部材20の対応する孔に挿入されて摺動自在に
支持され、フレーム18の長手方向に互いに平行に張架
されている。そして、前記各支持ワイヤー11の中間部
には、レンズホルダー12が固定されている。
【0017】また、それぞれ所定の支持ワイヤー11に
は、フォーカシングコイル13及びトラッキングコイル
14が結線されており、前記各所定の支持ワイヤー11
を介して前記フォーカシングコイル13及びトラッキン
グコイル14にそれぞれ制御信号が供給されるように成
されているとともに、プリント基板19には、フレキシ
ブル基板21が半田付けにより接続されており、該フレ
キシブル基板21を介して前記フォーカシングコイル1
3及びトラッキングコイル14にそれぞれ供給する為の
制御信号が伝送されるように成されている。
【0018】ところで、対物レンズ駆動機構は、上方
が鋼板をプレス加工により形成された防塵の為のカバー
22により被覆されるように成されている。前記カバー
22には、対物レンズ駆動機構に係止する為の折曲片
23の他に、角が丸められた矩形状の舌片24が対物レ
ンズ駆動機構の側壁に添って切り起こされて形成され
ている。そして、前記舌片24は、対物レンズ駆動機構
の側壁との間に少許の間隙が形成されるように成され
ている。
【0019】一方、フレキシブル基板21には、前記舌
片24の位置に対応して張り出した膨出部25が設けら
れている。前記膨出部25には、長さの異なる長短2本
のスリット26,27が平行して形成されている。
【0020】次に、フレキシブル基板21を光ピックア
ップ装置に支持する方法に付いて説明する。
【0021】まず、フレキシブル基板21を膨出部25
のくびれ部分(図1における破線部分)から折曲し、該
膨出部25をフレキシブル基板21の本体部分に重ねる
ようにする。ここで、前記膨出部25には、その形状に
添って銅箔のパターンが形成されている。その為、前記
膨出部25は、折り返した状態がある程度開いた状態で
バネ性を有して保持される。
【0022】その後、対物レンズ駆動機構にカバー2
2を被せるが、この場合、図2に示す如く、膨出部25
を折り返したフレキシブル基板21の一部を、前記対物
レンズ駆動機構の側壁と前記カバー22の舌片24と
の間隙に介在させるとともに、膨出部25の2本のスリ
ット26,27にそれぞれ前記舌片24を挿入する。
【0023】このようにしてフレキシブル基板21は、
カバー22の舌片24により光ピックアップ装置に支持
される。この状態において、膨出部25のスリット2
6,27に舌片24が挿入されていることにより、及び
前記膨出部25の折り返しによるバネ性によりフレキシ
ブル基板21は確実に支持されている。その為、光ピッ
クアップ装置の移動により前記フレキシブル基板21の
支持部分が外れることはなく、前記フレキシブル基板2
1は前記支持部分を支点として変位され、該フレキシブ
ル基板21のプリント基板19との半田付け部分に力が
直接印加されることが防止される。
【0024】尚、光ピックアップ装置に支持するフレキ
シブル基板は、実施例の如く、フォーカシングコイル1
3及びトラッキングコイル14に供給する制御信号を伝
送する為のフレキシブル基板21に限られるものではな
く、光学ブロックベースに組み込まれているレーザー
ダイオード6や光検出器10に供給する電源やその他の
電気信号を伝送する為のフレキシブル基板に採用しても
良い。
【0025】
【考案の効果】以上述べた如く、本考案に依れば、膨出
部を折り返してフレキシブル基板の一部を、対物レンズ
駆動機構の側壁と舌片との間隙に介在させるとともに、
前記膨出部の孔に前記舌片を挿入するようにしているの
で、別部品を必要とせずに確実にフレキシブル基板の一
部を対物レンズ駆動機構に支持することが出来、光ピッ
クアップ装置の移動によりフレキシブル基板の半田付け
部分が剥離したり、裂けたりすることを有効に防止する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面からの展開図であ
る。
【図2】図1の組立て完成図である。
【図3】本考案に係る光ピックアップ装置を全体的に示
す一部透視平面図である。
【符号の説明】 光学ブロックベース 対物レンズ駆動機構 3 対物レンズ 19 プリント基板 21 フレキシブル基板 22 カバー 24 舌片 25 膨出部 26,27 スリット(孔)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号記録媒体の信号トラックを横切る方
    向に移動可能に支持され、フレキシブル基板により電気
    信号の授受を行う為の伝送線路が形成されるとともに、
    対物レンズを駆動する為の対物レンズ駆動機構が防塵の
    為のカバーにより被覆された光ピックアップ装置におい
    て、前記カバーには、対物レンズ駆動機構の側壁に添っ
    て切り起こされた舌片を設け、前記フレキシブル基板に
    は、前記舌片の位置に対応して張り出すとともに、孔が
    形成された膨出部を設け、該膨出部を折り返してフレキ
    シブル基板の一部を前記対物レンズ駆動機構の側壁と前
    記舌片との間隙に介在させるとともに、前記膨出部の孔
    に前記舌片を挿入して前記フレキシブル基板の一部を対
    物レンズ駆動機構に支持するように成したことを特徴と
    する光ピックアップ装置。
JP7231891U 1991-09-09 1991-09-09 光ピックアップ装置 Expired - Lifetime JP2529433Y2 (ja)

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JP4720710B2 (ja) * 2006-10-14 2011-07-13 船井電機株式会社 光ピックアップ

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