JP2522818B2 - 感光性平版印刷版処理機 - Google Patents

感光性平版印刷版処理機

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JP2522818B2
JP2522818B2 JP63149421A JP14942188A JP2522818B2 JP 2522818 B2 JP2522818 B2 JP 2522818B2 JP 63149421 A JP63149421 A JP 63149421A JP 14942188 A JP14942188 A JP 14942188A JP 2522818 B2 JP2522818 B2 JP 2522818B2
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/30Imagewise removal using liquid means
    • G03F7/3042Imagewise removal using liquid means from printing plates transported horizontally through the processing stations

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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像が焼付けられた感光性平版印刷版を処理
するための感光性平版印刷版処理機に関する。
[従来の技術] 画像が焼付けられた感光性平版印刷版は感光性平版印
刷版処理機へ送られて、現像槽で現像処理され、リンス
槽又は水洗槽で水洗された後にリンス槽又は不感脂化処
理槽でフイニシヤー液が塗布される。
上記現像槽内には現像液が供給されており、この現像
槽内へ感光性平版印刷版は搬送され、現像液を感光材料
表面に噴射させて現像処理されるようになっている。特
に実公昭60−35072号明細書に記載されている如く、現
像工程を少なくとも2つの現像工程に分割し現像時間を
複数段階に変える現像処理装置が提案されている。な
お、感光性平版印刷版の現像処理によって疲労した現像
液は、補充装置から現像槽へ現像補充液を補充するとき
に、オーバーフローして排出されるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、実公昭60−35072号明細書に記載され
ている現像処理装置では感光性平版印刷版の処理枚数が
少ない場合と多い場合とでは現像液の現像能力に差が生
じ、処理枚数が少ないときに処理した感光性平版印刷版
と処理枚数が多くなったときに処理した感光性平版印刷
版とでは現像処理に差が生じ現像むらとなり、現像処理
を安定に行うことが出来なかった。また感光性平版印刷
版の種類により現像性が異なる場合があり、これに対応
して現像処理を安定して行うことも出来なかった。
以上のような現像性の差を補うためにブラシの回転速
度やスプレー量を増加させたりすることも考えられる
が、ブラシの回転やスプレーによって現像液が飛散し、
現像装置内壁に付着するため、これを定期的に除去しな
ければならず、さらに泡が立ち、現像タンクより泡がこ
ぼれ連続的な処理が不可能となることがあった。
本発明は上記事実を考慮し、各種の感光性平版印刷版
に対応してまた各必要処理量に対応して安定に現像処理
することが出来る感光性平版印刷版処理機を得ることが
目的である。
[課題を解決するための手段] 本発明は、画像が焼付けられた感光性平版印刷版を処
理する感光性平版印刷版処理機であって、 感光性平版印刷板が搬送され現像処理される浸漬型主
現像槽と、前記浸漬型主現像槽に隣接して感光性平版印
刷版の搬送方向の上流側又は下流側の少なくとも一方に
配置され、感光性平版印刷版を搬送しながら現像液を塗
布するスプレー手段と、前記スプレー手段へ現像液を供
給すると共に塗布された余剰現像液を収容する補助現像
槽と、前記補助現像槽へ前記浸漬型主現像槽からオーバ
ーフローした現像液を供給する補給手段と、を有するこ
とを特徴としている。
本発明では、感光性平版印刷版は、浸漬型主現像槽で
現像される前に、予め補助現像槽から供給された現像液
がスプレー手段で塗布され補助的に現像され、又は、浸
漬型主現像槽へ現像された後、スプレー手段で現像液を
塗布され補完的に現像される。このため、感光性平版印
刷版の先端部等の現像未完な部分が無くなり、また、浸
漬型主現像槽内の現像液及び補助現像槽内の現像液の疲
労度も少なくなる。
また、現像槽を小さくすることが可能となり、現像液
と空気中の炭酸ガスとの接触面積が小さくなり、現像液
の劣化が少なくなる。
このため、現像液の現像能力は、処理枚数が多くなっ
ても低下することなく、感光性平版印刷版を安定して処
理することができる。
さらに、一方をスプレー手段とすることで、現像性の
良い感光性平版印刷版は浸漬型主現像槽のみで処理する
こともでき、感光性平版印刷版の種類に応じて臨機応変
に対応できる。
また、補給手段を用いて、浸漬型主現像槽からオーバ
ーフローした現像液を補助現像槽に供給することで、現
像液を有効に利用することができる。
[実施例] 第1実施例 第1図には本発明に係る感光性平版印刷版処理機10の
第1実施例が示されている。
感光性平版印刷版処理機10には、図示しない焼付装置
で画像が焼付けられた感光性平版印刷版(以下「PS版」
という)12を補助現像する補助現像槽14と、PS版12を最
終的に現像処理する浸漬型主現像槽(以下「主現像槽」
という)16と、PS版12に付着した現像液を水洗する水洗
槽18と、PS版12ヘリンス液又は不感脂化処理液を塗布す
るリンス処理槽又は不感脂化処理槽20とが備えられてい
る。
第1図に示されるように補助現像槽14へのPS版12の挿
入側には、一対の搬送ローラ22が配置されている。この
一対の搬送ローラ22間へ図示しない焼付装置によって画
像が焼付けられたPS版12が挿入されるようになってい
る。
補助現像槽14には上部にPS版12の搬送方向(矢印A方
向)に沿って順に一対の搬送ローラ24、26が配置されて
いる。これらの一対の搬送ローラ24、26は補助現像槽14
に配置された図示しない一対の側板間に掛渡され回転可
能に支持されている。また一対の搬送ローラ24、26には
図示しない駆動手段の駆動力が伝達されて回転しPS版12
を略水平方向(矢印A方向)へ搬送するようになってい
る。
一対の搬送ローラ24と一対の搬送ローラ26の間にはPS
版12の搬送路の上部にスプレーパイプ28が、下部にガイ
ドローラ30が配置されている。スプレーパイプ28、ガイ
ドローラ30は軸方向がPS版12の幅方向(第1図紙面に対
し垂直方向)に沿って配置されている。
スプレーパイプ28には軸方向に沿うと共に一対の搬送
ローラ24へ向って開口した図示しない複数の吐出口が形
成されている。このスプレーパイプ28へは補助現像槽14
内の現像液が供給されるようになっている。
またガイドローラ30は軸方向に沿って複数個の吐出口
が形成されたスプレーパイプ32の外周に弾性回転部材が
複数個軸支され、スプレーパイプを兼ねた串型のガイド
ローラを形成している。このガイドローラ30へはスプレ
ーパイプ28と同様に補助現像層14内の現像液が供給され
るようになっている。
したがってPS版12は一対の搬送ローラ24、26によって
挟持搬送される途中でスプレーパイプ28及びガイドロー
ラ30の軸を兼ねたスプレーパイプ32によってその両面へ
現像液が塗布される。また余剰現像液は補助現像槽14の
底部に収容されるようになっている。
補助現像槽14は管路36で廃液タンク38と連通されてお
り、管路36の途中にはバルブ40が配設されている。この
ためバルブ40を開放することにより補助現像槽14の底部
に収容された余剰の現像液を廃液タンク38内へ排出出来
るようになっている。また液面レベルが上昇するとオー
バーフローレベルより現像液が廃液タンク38に収容され
るようになっている。
補助現像槽14のPS版12の搬送方向下流側には主現像槽
16が隣接配置されている。主現像槽16は上方が開放され
底部中央部が下方に向けて突出された略逆山形状となっ
ている。この主現像槽16内には現像液が収容されてい
る。主現像液16内には底壁部に沿って同じ直径のガイド
ローラ44、46、48、50、52、54、56、58が配設されてい
る。これらのガイドローラ44〜ガイドローラ58はその軸
の外周に弾性回転部材が複数個軸支された串型のローラ
を形成しており、その軸は図示しない一対の側板間に掛
渡され支持されている。
またガイドローラ44の上方にはガイドローラ44より大
径のガイドローラ60が、ガイドローラ56の上方にはガイ
ドローラ62が配置されており、ガイドローラ58の上方に
はガイドローラ64が配置されている。これらのガイドロ
ーラ60、62、64はガイドローラ44〜ガイドローラ58と同
様に図示しない一対の側板に支持されている。
主現像槽16内の中央部にはガイドローラ50とガイドロ
ーラ48の間に一対の搬送ローラ66が配置されている。こ
の一対の搬送ローラ66は図示しない一対の側板に支持さ
れており、図示しない駆動手段の駆動力が伝達されて回
転するようになっている。
一対の搬送ローラ66とガイドローラ48の間にはガイド
ローラ48より大径のガイドローラ68が配置されている。
このガイドローラ68は串型のローラでガイドローラ44〜
ガイドローラ58と同様に一対の側板に支持されている。
このガイドローラ68の軸にはブラケット70を介してガイ
ド72が取付けられている。このガイド72は一端がブラケ
ット70へ固定され、他端が一対の搬送ローラ66へ向かっ
て配置されている。これによってPS版12を一対の搬送ロ
ーラ66間へ案内するようになっている。
従って一対の搬送ローラ26によって補助現像槽14から
送り出されたPS版12はガイドローラ44とガイドローラ60
との間を通って、ガイドローラ46、48、68に案内されて
斜めに下降し、ガイド72によって一対の搬送ローラ66間
へ挿入される。一対の搬送ローラ66を通過後はガイドロ
ーラ50、52、54、56、58に案内されて斜めに上昇し、ガ
イドローラ64に案内されて水洗槽18へ送り出されるよう
になっている。これによりPS版12は主現像槽16の現像液
中へ浸漬されて現像されるようになっている。
ガイドローラ50はガイドローラ30と同様に軸方向に沿
って複数個の吐出口が形成されたスプレーパイプ74の外
周に弾性回転部材が複数個軸支されて形成されている。
このガイドローラ50は管路76の一端と連通されている。
管路76の他端は主現像槽16の底部を貫通して主現像槽16
内へ開口している。管路76の途中には循環ポンプ78が配
置されており、これによって主現像槽16内の現像液がガ
イドローラ50へ供給されるようになっている。
またガイドローラ50の上方にはスプレーパイプ80が配
置されている。このスプレーパイプ80は軸方向に沿って
一対の搬送ローラ66に向かって開口された吐出口が複数
個設けられている。このスプレーパイプ80も管路76と連
通されており、主現像槽16内の現像液が循環ポンプ78に
よって供給されるようになっている。
また主現像槽16の上には現像液補充タンク82と連通さ
れた管路84が開口されている。この管路84の途中には補
充液ポンプ86が配置されている。さらに主現像槽16の上
には給水タンク88と連通された管路90が開口されてい
て、この管路90の途中には給水ポンプ92が配置されてい
る。これにより現像液補充タンク82内の現像補充液(原
液)と給水タンク88内の水が所定の割合で主現像槽16へ
供給されるようになっている。
また主現像槽16へは、管路94の一端が主現像槽16の底
部を貫通して16内へ突出しており、この管路94の他端は
オーバーフロー液回収タンク96へ開口している。これに
より主現像槽16内の現像液が管路94からオーバーフロー
してオーバーフロー液回収タンク96へ回収されるように
なっている。このため主現像槽16内の管路94の主現像槽
16の底部からの高さが主現像槽16内の現像液の液面高さ
となっている。
オーバーフロー液回収タンク96には管路98の一端が連
通されている。管路98の他端はスプレーパイプ28、ガイ
ドローラ30と連通されており、途中に供給ポンプ100が
配置されている。したがってオーバーフロー液回収タン
ク96内へオーバーフローした主現像槽16内の現像液が供
給ポンプ100によってスプレーパイプ28、ガイドローラ3
0へ供給されるようになっている。
また主現像槽16の底部には排液管路102の一端が開口
され、他端は排液タンク104へ連通している。この排液
管路102の途中にはバルブ106が配置されている。これら
の循環ポンプ78、補充液ポンプ86、給水ポンプ92、供給
ポンプ100は感光性平版印刷版処理機10に備えられた制
御部108へ接続されてその駆動が制御されるようになっ
ている。
一対の搬送ローラ22の挿入側には制御部108へ接続さ
れる検出器110が配置されている。検出器110で感光性平
版印刷版処理機10の挿入口におけるPS版12の通過時間を
検出し、予め設定したPS版の処理速度及びPS版の幅寸法
を併せて制御部108で感光性平版印刷版処理機10へ挿入
されるPS版12の面積を演算するようになっている。
また管路76の途中には疲労度検出器112が配置されて
おり、現像液のインピーダンスを検出することにより現
像液の疲労度を測定するようになっている。この疲労度
検出器112も制御部108へ接続されている。
また主現像槽16内の現像液の液面は浮蓋114で覆われ
ている。この浮蓋114は現像液が空気中の炭酸ガスを吸
収して現像液中のアルカリ成分を中和することにより起
きる現像液の劣化を防止している。
主現像槽16のPS版12の搬送方向下流側に配設された水
洗槽18の上部にはPS版12の搬送方向に沿って順に一対の
搬送ローラ116と一対の搬送ローラ118が配置されてい
る。場合によっては主現像槽16の出口に絞りローラを設
置してもよい。これらの一対の搬送ローラ116、118は図
示しない一対の側板間に掛渡されて回転可能に支持され
ている。またこれらの一対の搬送ローラ116、118には図
示しない駆動手段の駆動力が伝達されて回転されるよう
になっている。
一対の搬送ローラ116と一対の搬送ローラ118の間には
補助現像槽14に配設されたスプレーパイプ28、ガイドロ
ーラ30と同様なスプレーパイプ120とガイドローラ122が
配置されている。
スプレーパイプ120、ガイドローラ122は管路124の一
端と連通されている。管路124の他端は水洗槽18の底部
を貫通して水洗槽18内へ突出している。この管路の途中
には循環ポンプ126が配置されている。循環ポンプ126の
作動によって水洗槽18内の水洗水がスプレーパイプ12
0、ガイドローラ122へ供給され、さらにPS版12の表裏両
面へ供給されるようになっている。
水洗槽18上部には一端が給水タンク88へ連通している
管路128の他端が開口している。管路128の途中には給水
ポンプ130が配置されており、給水ポンプ130によって給
水タンク88内の水洗水が水洗槽18上部へ供給されるよう
になっている。
また水洗槽18の底部には排液管路132の一端が開口さ
れ、他端は排液タンク134へ開口している。排液管路132
の途中にはバルブ136が配置されており、このバルブ136
の開放によって水洗槽18内の水洗水が排液タンク134へ
排出されるようになっている。また液面レベルが上昇す
るとオーバーフローレベルより水洗水が排液タンク134
へ収容されるようになっている。
これらの循環ポンプ126、給水ポンプ130は制御部108
と接続されており、作動が制御されるようになってい
る。
水洗槽18のPS版12の搬送方向下流側に配置されたリン
ス処理槽又は不感脂化処理槽(以下「不感脂化処理槽」
という)20の上部には一対の搬送ローラ138が配置され
ている。この一対の搬送ローラ138は図示しない一対の
側板間に掛渡され回転可能に支持されている。この一対
の搬送ローラ138へは図示しない駆動手段の駆動力が伝
達されて回転するようになっている。この一対の搬送ロ
ーラ138間には一対の搬送ローラ118から送り出されたPS
版12が挿入されるようになっている。
不感脂化処理槽20の上部の一対の搬送ローラ138と一
対の搬送ローラ118との間には補助現像槽14に配置され
たスプレーパイプ28、ガイドローラ30と同様なスプレー
パイプ140とガイドローラ142とが配置されている。これ
らのスプレーパイプ140、ガイドローラ142は管路144の
一端と連通されている。管路144の他端は不感脂化処理
槽20の底部を貫通して不感脂化処理槽20内へ突出してい
る。管路144の途中には循環ポンプ146が配置されてお
り、この循環ポンプ146の作動によって不感脂化処理槽2
0内のリンス処理液又は不感脂化処理液(以下「不感脂
化処理液」という)がスプレーパイプ140、ガイドロー
ラ142へ供給されるようになっている。
また不感脂化処理槽20の上部には管路148の一端が開
口しており、管路148の他端は給水タンク88内へ連通し
ている。管路148の途中には給水ポンプ150が配置されて
おり、この給水ポンプ150の作動によって水が不感脂化
処理槽20へ供給されるようになっている。また不感脂化
処理槽20の上部には管路152の一端が開口しており、管
路152の他端はリンス処理液又は不感脂化処理液補充タ
ンク154内へ連通している。管路152の途中には補充液ポ
ンプ156が配置されており、この補充液ポンプ156の作動
によって不感脂化処理槽20内へリンス処理液又は不感脂
化処理液補充タンク154の不感脂化処理液が供給される
ようになっている。
また不感脂化処理槽20の底部には排液管路158の一端
が開口されている。この排液管路158の他端は排液タン
ク160と連通されている。排液管路158の途中にはバルブ
162が配置されている。このためバルブ162の開放によっ
て不感脂化処理槽20内の不感脂化処理液が排液タンク16
0内へ排出されるようになっている。また液面レベルが
上昇するとオーバーフローレベルよりリンス処理液また
は不感脂化処理液が廃液タンク160へ収容されるように
なっている。
循環ポンプ146、補充液ポンプ156は制御部108と接続
されており、その作動が制御されるようになっている。
次に本実施例の作用について説明する。
図示しない焼付装置で画像が焼付けられたPS版12は一
対の搬送ローラ22へ挿入された後に補助現像槽14の一対
の搬送ローラ24へ挿入される。一対の搬送ローラ24へ挿
入された後に略水平方向に送り出されたPS版12はガイド
ローラ30に案内されて一対の搬送ローラ26へ搬送挿入さ
れる。
この搬送に途中でPS版12の両面へは現像液がスプレー
パイプ28、ガイドローラ30によって塗布され、現像処理
がなされる。この現像ではPS版12は完全に現像処理され
るのではなく、あくまでも補助的に行われる。
一対の搬送ローラ26から送り出されたPS版12はガイド
ローラ60、ガイドローラ44に案内されて主現像槽16内へ
送り込まれる。主現像槽16内へ送り込まれたPS版12はガ
イドローラ48、ガイドローラ48、大径のガイドローラ6
8、ガイド72に案内され下降して、主現像槽16の中央部
へ送られる。
大径のガイドローラ68はPS版12の先端を所定の搬送路
からはずれることなく案内し、またガイド72はPS版12の
先端を一対の搬送ローラへ案内し挿入する働きをする。
一対の搬送ローラ66へ挿入され、この一対の搬送ロー
ラ66から送り出されたPS版12はガイドローラ50、52、5
4、56、62、58、64に案内されて上昇し主現像槽16から
送り出される。
この搬送によってPS版12は主現像槽16内の現像液に浸
漬されて現像処理される。この現像によってPS版12は最
終的に現像される。
主現像槽16内の現像液はPS版12の現像処理によって疲
労するが、PS版12は既に補助現像槽14によって補助的に
現像処理されているので主現像槽16の現像液の疲労度は
少ない。このため主現像槽16内の現像液を長期間使用す
ることができ、長期ランニングが可能となる。
また現像液の上面は蓋114によって覆われているので
現像液が空気により劣化することを防止している。
さらにPS版12は主現像槽16内の現像液中で一対の搬送
ローラ66によって挾持搬送されるとき絞られて、かつそ
の直後にガイドローラ50、スプレーパイプ80のよって現
像液が吹付られるので、PS版12が確実に現像処理される
ようになっている。またこのガイドローラ50、スプレー
パイプ80のよって主現像槽16内の現像液が循環されるよ
うになっている。
また主現像槽16内からオーバーフローしてオーバーフ
ロー液回収タンク96へ排出された現像液は補助現像槽14
へ供給され、補助現像に使用されるので、現像液を有効
に利用することができる。
主現像槽16から送り出されたPS版12は水洗槽18の一対
の搬送ローラ116へ挿入され水洗槽18の上部を略水平方
向に送り出される。一対の搬送ローラ116を送り出され
たPS版12はガイドローラ122に案内されて一対の搬送ロ
ーラ118へ搬送挿入される。
この搬送の途中でPS版12の両面へはスプレーパイプ12
0、ガイドローラ122によって水洗水が吐出される。この
吐出によってPS版12の両面に付着していた現像液が洗い
流される。
一対の搬送ローラ118を送り出されたPS版12はガイド
ローラ142によって案内されて一対の搬送ローラ138へ挿
入される。一対の搬送ローラ138へ挿入される直前でPS
版12は両面へスプレーパイプ140、ガイドローラ142によ
ってリンス処理液が塗布される。このリンス処理液の塗
布によってPS版12の表面が保護されるようになってい
る。
主現像槽16で多数枚のPS版12を現像処理した場合、現
像液が疲労する。この現像液の疲労度は処理されるPS版
12の面積を検出器110で検出し、制御部108で演算するこ
とにより推定できる。しかし現像液の処理による疲労
は、PS版12の画像部の面積と非画像部の面積によって変
動する(画像部の面積が広ければ、現像液の疲労が大き
く)そこで疲労度検出器112によって現像液のインピー
ダンスも併せて検出される。この結果に基づいて制御部
108で補充液ポンプ86と給水ポンプ92の必要作動時間が
演算され、現像疲労度に応じた補充量の現像補充液(原
液)を現像液補充タンク82から、また水を給水タンク88
から一定の割合で供給するべく補充液ポンプ86と給水ポ
ンプ92が作動される。しかしながら、疲労度検出器112
にPS版12の溶解析出物、現像液成分の析出物等が付着し
て、疲労度検出器112によるインピーダンスの検出値に
異常が発生する場合があるので、検出器110によって検
出されPS版12の挿入面積とインピーダンスによる現像液
の疲労度の値との差が異常値を示した場合は、警報を発
生するか、あるいは以下に述べるように、PS版12の挿入
面積に基づく補充方式に、自動又は手動で切替えられる
ようになっている。
すなわち検出器110によって、挿入されるPS版12の面
積を検出し、この検出結果に基づいて制御部108で補充
液ポンプ86と給水ポンプ92の作動時間が演算されPS版12
の面積に応じた補充量だけ現像補充液を供給すべく補充
液ポンプ86、給水ポンプ92が作動されるようになってい
る。
一方水洗槽18には給水ポンプ130によって水洗水が補
充され、不感脂化処理槽20には補充液ポンプ156により
不感脂化処理液と給水ポンプ150により水が一定の割合
で補充されるようになっている。
各処理液、水はPS版12の面積に応じた補充量だけ制御
部108でコントロールされるようになっている。
以上のように補助現像槽14で予め現像されることによ
り主現像槽16での現像が促進される。
第2実施例 次に本発明の第2実施例について説明する。第1実施
例と同様な部分については同符号を付けて説明を省略す
る。
第2図に示されるように第2実施例では補助現像槽14
が主現像槽16と水洗槽18との間に配置されており、第1
実施例と同様に補助現像槽14内の現像液がスプレーパイ
プ28、ガイドローラ30へ供給されて主現像槽16から送り
出されたPS版12の両面へ塗布されるようになっている。
したがって図示しない焼付装置で画像が焼付けられた
PS版12は一対の搬送ローラ22へ挿入された後に主現像槽
16へ挿入され、現像処理される。この現像ではPS版12は
ほとんど現像される。さらに補助現像槽14へ搬送されて
28、30によって現像液が塗布されて最終的に未現像部分
も完全に現像処理される。これにより主現像槽16に補助
現像槽14と主現像槽16を併用することにより現像液の疲
労度が少なくなり、感光性平版印刷版(PS版)の種類に
関係なく長期に安定なランニングが可能となる。また補
助現像槽14への現像液補充方法としては、現像液補充タ
ンク82内の現像補充液(原液)と給水タンク88内の水を
所定の割合で供給し、そのオーバーフロー分を主現像槽
へ供給する方式を取ってもよい。
[発明の効果] 以上に説明したように本発明によれば、感光性平版印
刷版を安定に現像処理することが出来るという優れた効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る感光性平版印刷版処理機の第1実
施例を示す概略構成図、第2図は第2実施例を示す概略
構成図である。 10……感光性平版印刷版処理機、 12……感光性平版印刷版(PS版)、 14……補助現像槽、 16……主現像槽。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−21154(JP,A) 特開 昭63−81429(JP,A) 特開 昭62−25760(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像が焼付けられた感光性平版印刷版を処
    理する感光性平版印刷版処理機であって、 感光性平版印刷板が搬送され現像処理される浸漬型主現
    像槽と、前記浸漬型主現像槽に隣接して感光性平版印刷
    版の搬送方向の上流側又は下流側の少なくとも一方に配
    置され、感光性平版印刷版を搬送しながら現像液を塗布
    するスプレー手段と、前記スプレー手段へ現像液を供給
    すると共に塗布された余剰現像液を収容する補助現像槽
    と、前記補助現像槽へ前記浸漬型主現像槽からオーバー
    フローした現像液を供給する補給手段と、を有すること
    を特徴とする感光性平版印刷版処理機。
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