JP2521379Y2 - 階段仕上げ材 - Google Patents

階段仕上げ材

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JP2521379Y2
JP2521379Y2 JP1990099031U JP9903190U JP2521379Y2 JP 2521379 Y2 JP2521379 Y2 JP 2521379Y2 JP 1990099031 U JP1990099031 U JP 1990099031U JP 9903190 U JP9903190 U JP 9903190U JP 2521379 Y2 JP2521379 Y2 JP 2521379Y2
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tread
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stair
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剛 大石
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株式会社ノダ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は鉄製階段、コンクタート製階段、木製階段の
踏板として貼り付け使用する仕上げ用およびリフォーム
用の踏板に関する。
〔従来技術とその問題点〕 貼り付け使用する仕上げ用およびリフォーム用として
用いる階段仕上げ材として実開平1−151546号のように
踏板材と踏板材の前部から垂下する垂下材を有する側断
面L状の木質製踏板仕上げ材において、踏板材の裏面に
クッション材が貼着されてなる木質製階段踏板仕上げ
材、 が提案されている。
ところで、階段踏板は一般に150〜250mm踏面で施工が
行ななわれるため、踏板、踏面に対応する寸法に踏板仕
上げ材の後端を切断調整しなければならない。また階段
の蹴込板部は鉄製コンクリート製のものは素地が既在階
段においてはない蹴込板部が現れ見苦しくない。
そのために別部材として蹴込板を用意し施工しなくて
はならず、施工性も煩雑なものであった。
〔解決すべき課題〕 本考案は施工性が良好で、仕上げ後の体裁の良い階段
仕上げ材を提供することを課題とする。
〔問題点を解決するための手段とその作用〕
本考案は上記課題を解決するため、次のような構成を
思い付いたものである。すなわち 踏板Aと、該踏板Aの前端部に垂下する垂下材4とか
らなる階段仕上げ材において、 踏板Aとして少なくとも基板1の表面に化粧シート状
物2が貼着されるとともに、基板1の後部裏面に該化粧
シート状物2を残すV状溝3がその幅方向に複数本刻設
され、更に、基板1の裏面にV状溝3がその巾方向に複
数本刻設され、更に基板1の裏面にV状溝3を含む裏全
面に緩衝材6が貼着されてなり、V状溝3部分で緩衝材
5を切断して該切断部で折り曲げ可能であることを特徴
とする ものである。
〔作用〕
本考案は階段仕上げ材を階段に施工するには施工すべ
き階段の踏面寸法と蹴込寸法に合せてV状溝3部分で緩
衝材5を切断し、この切断部で折り曲げ階段の踏面と蹴
込面とに貼着するものである。
〔実施例の説明〕
以下、本考案の実施例について説明する。
合板、繊維板、パーティクルボード、積層材(LVL.LV
B)挽材等を基板1として用いる。基板1はその表面に
ツキ板、裏打ち貼りツキ板、化粧紙、化粧布、化粧樹脂
含浸紙、化粧合成樹脂シート、カーペット等の化粧シー
ト状物2が貼着され踏板Aとされる。
基板1の後部裏面に化粧シート状物2を残すV状溝3
を一定間隔をあけあるいは連続してその幅方向に複数本
刻設する。
踏板Aの前端部には踏板Aと同部材で構成された垂下
材4が取付けられ逆L字状に形成される。
基板1の裏面に発泡塩ビ、発泡ポリエチレン、発泡ポ
リスチレン、発泡ウレタン、ゴム等の緩衝材5を貼着す
る。このようにして本考案階段仕上げ材が得られる。
階段仕上げ材の奥行きは踏面寸法+蹴込寸法にて決め
られる。
一般に踏面寸法≧150mm、 蹴込寸法≦230mm が好ましい。
例えば第2図において、 踏面寸法 150mm、 蹴込寸法 300mm 階段仕上げ材の奥行寸法450mm蹴込寸法分300mm部分の
基板1の裏面にその幅方向に20mmピッチのV状溝3が刻
設される。
そして基板1裏面に貼着される緩衝材5によりV状溝
3による空間となる。
この階段仕上げ材をコンクリート製階段面、踏面寸法
150mm、蹴込寸法230mmに敷設する場合 該階段仕上げ材を踏面寸法と蹴込寸法に合わせ、表面
の化粧シート状物2および裏面の緩衝材5をV状溝3よ
り切断分離する。
化粧シート状物2、緩衝材5が容易に切断でき寸法合
せが簡単に行なえる。
階段仕上げ材を接着剤を介して敷設する。敷設は踏面
にのせるとともに、緩衝材5を切断分離した箇所のV状
溝3より上部に折り曲げ蹴込面に貼り合わせ行なわれ
る。
接着剤はエポキシ、ウレタン、アクリル、酢酸ビニル
など合成樹脂接着剤、ゴム系接着剤などが用いられる。
表面に緩衝材を貼着したので歩行感が良く、防音効果
も向上される。
(考案の効果) 鉄製階段、コンクリート製階段、木製階段に接着剤を
介して貼り付けるだけで階段の仕上げまたリフォームが
用意に行なえる。
合板の奥行きを広くし、後部裏面にV状溝3を形成し
てなるため、階段に応じて容易に寸法合せができ、また
カッターにて切断されるので専用工具の必要もない。
踏面、蹴込部を同時に簡単に仕上げられ、工期短縮の
みならず、意匠性が向上し緩衝材5により歩行感、防音
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案仕上げ材の側面図、 第2図:同じくその寸法説明図、 第3図:同じくその施工状態の説明図、 1:基板、2:化粧シート状物、3:V状溝、4:垂下材、5:緩
衝材、A:踏板。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】踏板Aと、該踏板の前端部に垂下する垂下
    材4とからなる階段仕上げ材において、踏板Aとして少
    なくとも基板1の表面に化粧シート状物2が貼着される
    とともに、基板1の後部裏面に該化粧シート状物2を残
    すV状溝3がその幅方向に複数本刻設され、更に、基板
    1の裏面のV状溝を含む裏全面に緩衝材5が貼着されて
    なり、V状溝3部分で緩衝材5を切断して該切断部で折
    り曲げ可能であることを特徴とする階段仕上げ材。
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JPH0456839U JPH0456839U (ja) 1992-05-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5922833Y2 (ja) * 1980-05-01 1984-07-07 株式会社榊原 階段の踏板
JPS5930439U (ja) * 1982-08-19 1984-02-25 足立 正一 階段ノンスリツプタイル
JPH01151546U (ja) * 1988-03-31 1989-10-19

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