JP2519758Y2 - 被溶接材のクランブ装置 - Google Patents

被溶接材のクランブ装置

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JP2519758Y2
JP2519758Y2 JP1990113996U JP11399690U JP2519758Y2 JP 2519758 Y2 JP2519758 Y2 JP 2519758Y2 JP 1990113996 U JP1990113996 U JP 1990113996U JP 11399690 U JP11399690 U JP 11399690U JP 2519758 Y2 JP2519758 Y2 JP 2519758Y2
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真一 平田
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は金属ストリツプを溶接する溶接機等に使用
される被溶接材のクランプ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図及び第3図は例えば特公昭56−8715号に示され
た従来の溶接機のクランプ装置の実施例を示す図であ
る。
第2図はクランプ装置の正面図、第3図はその側面図
である。第2図及び第3図において、(1)は固定フレ
ーム、(2)は被溶接材、(3)は上部クランプで、被
溶接材(2)と当接する当接体(4)と固定フレーム
(1)に支持され当接体(4)をそれぞれ被溶接材
(2)に押圧するアクチュエータ(5)とで構成されて
いる。(6)は下部クランプである。
次に動作について説明する。複数個の上部クランプ
(3)を分布して配置してあるので、それぞれの当接体
(4)にそれぞれのアクチュエータ(5)が作動するこ
とによつて、被溶接材を加圧している。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のクランプ装置は以上のように構成されているの
で、幅方向の広い範囲でクランプ力を得るためには複数
のアクチュエータを使用しなければならず、構造が複雑
であつた。
すなわち、アクチュエータへの配管が輻湊し、配管部
品を多用することから配管の信頼性に欠け、使用流体が
洩れる等の欠点を有していた。
この考案は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、1個のアクチュエータで板幅方向に幅広く
均等にクランプすることができる被溶接材のクランプ装
置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る被溶接材のクランプ装置は、被溶接材
の下面に板幅方向に配設される下部クランプと、固定フ
レームに支持され、被溶接材の上面に板幅方向に配設さ
れる上部クランプとで被溶接材をクランプする被溶接材
のクランプ装置において、上部クランプは被溶接材の上
面に当接する当接体と、当接体上の被溶接材の板幅方向
の一方の端部の第1の取付部及び中央部側の第2の取付
部を被溶接材の板幅方向と直角方向の第1のピン及び第
2のピンを介してそれぞれ回動自在に連結した第1の腕
と、当接体上の被溶接材の板幅方向の他方の端部の第3
の取付部及び第2の取付部より他方の端部側の第4の取
付部を被溶接材の板幅方向と直角方向の第3のピン及び
第4のピンを介してそれぞれ回動自在に連結した第2の
腕と、両腕間を連結した第3の腕と、この第3の腕と連
結して固定フレームで支持し、当接体を被溶接材に押圧
するアクチュエータとで構成したものである。
〔作用〕
この考案における被溶接材のクランプ装置は、1個の
アクチュエータからの押圧力が各腕を介して当接体を押
圧することによつて、板幅方向全幅にわたつて均一に伝
達されクランプする。
〔実施例〕
以下この考案の一実施例を図について説明する。第1
図において、(1),(2),(6)は従来と同様であ
る。(7)は固定フレーム(1)に支持された支持軸、
(8)は支持軸(7)に嵌合された案内体で、支持軸
(7)に支持さ、滑動自在である。(9)は案内体
(8)に固着され被溶接材(2)の板幅方向の上面全体
を押圧する1枚の当接体である。この当接体(9)上に
は、被溶接材(2)の板幅方向の一方の端部の第1の取
付部(9a)及び中央部側の第2の取付部(9b)を被溶接
材(2)の板幅方向と直角方向の第1のピン(11a)及
び第2のピン(11b)を介してそれぞれ回動自在に連結
した第1の腕(10)と、他方の端部の第3の取付部(9
c)及び第2の取付部(9b)より他方の端部側の第4の
取付部(9d)を被溶接材(2)の板幅方向と直角方向の
第3のピン(11c)及び第4のピン(11d)を介してそれ
ぞれ回動自在に連結した第2の腕(14)とが連結されて
いる。(12)は、第1の腕(10)及び第2の腕(14)に
それぞれ設けた取付部(10a)及び取付部(14a)間をピ
ン(13)を介して連結した第3の腕で、取付部(12a)
が設けられている。(15)は、固定フレーム(1)に固
着されたアクチュエータで、ピン(16)を介して第3の
腕(12)に連結されて当接体(9)を被溶接材(2)に
押圧する。なお、(9)〜(15)で上部クランプ(17)
を構成している。
上記構成において、アクチュエータ(15)によって加
圧された力が互いに連結された各腕(10)〜(12)をト
ーナメント状に次々と下方に伝わっていき、最終的には
当接体(9)の両端部側にある各取付部(9a)、(9c)
及び中央部側にある各取付部(9b)、(9d)に伝わる。
このように、当接体(9)の両端部及び中央部の4個所
を均等に押圧することにより当接体(9)の変形を防止
して、被溶接材(2)を板幅方向に均等にクランプする
ことができる。
また、各腕(10)、(14)を板幅方向と直角方向のピ
ン(11a)〜(11d)を介して当接体(9)と連結したこ
とにより、当接体(9)をスムーズに降下させることが
できる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、上部クランプを、
被溶接材の上面に当接する当接体と、当接体上の被溶接
材の板幅方向の一方の端部の第1の取付部及び中央部側
の第2の取付部を被溶接材の板幅方向と直角方向の第1
のピン及び第2のピンを介してそれぞれ回動自在に連結
した第1の腕と、当接体上の被溶接材の板幅方向の他方
の端部の第3の取付部及び第2の取付部より他方の端部
側の第4の取付部を被溶接材の板幅方向と直角方向の第
3のピン及び第4のピンを介してそれぞれ回動自在に連
結した第2の腕と、両腕間を連結した第3の腕と、第3
の腕と連結して固定フレームで支持し、当接体を被溶接
材に押圧するアクチュエータとで構成したので、各腕を
介してアクチュエータで当接体の両端部及び中央部を均
等に押圧することにより、当接体の変形を防止して、被
溶接材を板幅方向に均等にクランプすることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の一実施例による被溶接材のクランプ
装置を示す正面図、第2図および第3図は従来の考案の
正面図および側面図である。 図において、(1)は固定フレーム、(2)は被溶接
材、(6)は下部クランプ、(9)は当接体、(9a)〜
(9d)、(10a)、(14a)は取付部、(10)、(12)、
(14)は腕、(11a)〜(11d)、(13)、(16)はピ
ン、(15)はアクチュエータ、(17)は上部クランプで
ある。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被溶接材の下面に板幅方向に配設される下
    部クランプと、固定フレームに支持され、上記被溶接材
    の上面に板幅方向に配設される上部クランプとで上記被
    溶接材をクランプする被溶接材のクランプ装置におい
    て、 上記上部クランプは上記被溶接材の上面に当接する当接
    体と、 上記当接体上の上記被溶接材の板幅方向の一方の端部の
    第1の取付部及び中央部側の第2の取付部を上記被溶接
    材の板幅方向と直角方向の第1のピン及び第2のピンを
    介してそれぞれ回動自在に連結した第1の腕と、 上記当接体上の上記被溶接材の板幅方向の他方の端部の
    第3の取付部及び上記第2の取付部より他方の端部側の
    第4の取付部を上記被溶接材の板幅方向と直角方向の第
    3のピン及び第4のピンを介してそれぞれ回動自在に連
    結した第2の腕と、 上記両腕間を連結した第3の腕と、 この第3の腕と連結して上記固定フレームで支持し、上
    記当接体を上記被溶接材に押圧するアクチュエータと で構成されていることを特徴とする被溶接材のクランプ
    装置。
JP1990113996U 1990-10-29 1990-10-29 被溶接材のクランブ装置 Expired - Lifetime JP2519758Y2 (ja)

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JPH0470289U JPH0470289U (ja) 1992-06-22
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JPS6273340A (ja) * 1985-09-27 1987-04-04 Toshiba Corp 中央処理装置

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