JP2515020B2 - ガリウム砒素半導体集積回路 - Google Patents

ガリウム砒素半導体集積回路

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はガリウム砒素半導体集積回路に関し、特に
ガリウム砒素メモリ装置の回路構成に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第2図は例えば1984年ガリウム砒素ICシンポジウム
テクニカルダイジェスト(GaAs IC Symposium Technica
l Digest)117〜120ページに記載の従来のガリウム砒素
メモリの回路構成を示すものであり、1はメモリセルア
レイ、2はXデコーダ、3はYデコーダ、41〜4mはワー
ド線ドライバ、51〜5nはビット線選択信号のドライバで
ある。また6はメモリセルの高い側の電源、7はXデコ
ーダ及びYデコーダの高い側の電源で、メモリセル、X
デコーダ及びYデコーダの低い側の電源はいずれも共通
で接地電位にとられる。
第3図に示すものは、メモリセルアレイ1に含まれる
1つのメモリセルであり、ノーマリオン型MESFET11を負
荷とし、ノーマリオフ型MESFET13をドライバとする第1
のインバータ回路と、ノーマリオン型MESFET12を負荷と
し、ノーマリオフ型MESFET14をドライバとする第2のイ
ンバータを含み、上記第1及び第2のインバータ回路の
入出力が互いに交差接続された構成を有する。ノーマリ
オン型MESFET15は第1のトランスファゲートで、ゲート
にワード線21が入力し、他の2端子には第1のビット線
19と第1のストレージノード17が接続される。同様にノ
ーマリオン型MESFET16は第2のトランスファゲートで、
ゲートにワード線21が入力し、他の2端子には第2のビ
ット線20と第2のストレージノード18が接続される。
第4図に示すものは、Xデコーダ2に含まれる1つの
Xデコーダ回路とワード線ドライバ回路である。30はNO
R回路によるデコーダ回路であり、ノーマリオン型MESFE
T22を負荷とし、p個のノーマリオフ型MESFET231〜23p
を並列のドライバ回路として、上記ノーマリオフ型MESF
ET231〜23pのそれぞれのゲートにはXアドレス信号X1
Xpが入力される構成を有する。また31はワード線ドライ
バ回路で、ノーマリオン型MESFET24はドレインが電源
8、ゲートがNOR出力27、ソースがショットキダイオー
ド25のアノードに接続され、ショットキダイオード25の
カソードはノーマリオン型MESFET26のドレイン28に接続
され、ノーマリオン型MESFET26のゲート及びソースは負
の電源29に接続される。ノード28はワード線となる。
第5図に示すものは、Yデコーダ3に含まれる1つの
Yデコーダ回路とビット線選択信号のドライバ回路であ
る。構成はXデコーダと同様で、39はNOR回路によるデ
コーダ回路であり、ノーマリオン型MESFET32を負荷と
し、q個のノーマリオフ型MESFET331〜33qを並列のドラ
イバ回路とし、上記ノーマリオフ型MESFENT331〜33q
それぞれのゲートにはYアドレス信号Y1〜Yqが入力され
る。また、40はビット線選択信号のドライバ回路で、ノ
ーマリオン型MESFET34はドレインが電源8,ゲートがNOR
出力37、ソースがショットキダイオード35のアノードに
接続され、ショットキダイオード35のカソードはノーマ
リオン型MESFET36のドレイン38に接続され、ノーマリオ
ン型MESFET36のゲート及びソースは負の電源29に接続さ
れる。ノード38はビット線選択信号となる。
次に動作について説明する。まず、ロウ方向の選択は
Xデコーダによって行われる。すなわち30はNOR回路に
より構成されるため、Xアドレス信号X1〜Xpが全てLOW
レベルの時のみNOR出力27はHighレベルとなり、X1〜Xp
のうち少なくとも1つでもHighレベルであればNOR出力2
7はLOWレベルとなる。通常X1〜Xpはそれぞれのアドレス
の組合せについて、m個のXデコーダのただ1つに対し
て全てがLOWレベルとなるように構成されるため、m個
のNOR出力のうちのただ1つがHighレベルとなり、他は
全てLOWレベルとなる。またワード線ドライバ31はソー
スフォロワによるレベルシフト回路として動作するた
め、出力信号28は入力信号27と同相となる。すなわち、
ワード線は、1つのLOWに対してのみHighレベルとな
り、他のロウでは全てLOWレベルとなる。
次にカラム方向の選択はYデコーダによって行われる
が、回路構成がXデコーダと全く同様であり、従って同
様の動作によって、ビット線選択信号はn個のうち1つ
のカラムに対してのみHighレベルとなり、他のカラムで
は全てLOWレベルとなる。
ワード線21がHighレベルとなるとトランスファゲート
15と16が導通状態となり、ストレージノード17及び18に
蓄えられた一対のデータがビット線19及び20に読み出さ
れる。一本のワード線は、全カラムに共通に入力される
ため、上記読み出し動作は全てのカラムで行われるが、
このうち、ビット線選択信号がHighレベルのカラムにお
いてのみ、外部と接続され、外部へのデータの読み出
し、外部からのデータの書き込みが可能となる。
すなわち、各アドレス信号の組み合せに対し、ただ1
つのメモリセルが選択され、データの読み出しあるいは
書き込みが行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のガリウム砒素メモリ装置は以上のような構成を
有するため、メモリセル、Xデコーダ及びYデコーダに
おける電流の流れは次のようになる。
まずメモリセルにおいては、電流は、負荷のノーマリ
オン型MESFET11及び12によって決まるが、この電流値は
ドライバFET13及び14におけるゲートがLOWレベルの際の
ドレインからソースへのリーク電流によって制限され
る。すなわち負荷11あるいは12の電流が、上記ドライバ
FET13あるいは14のリーク電流と同程度かこれを下回る
と、データのHighレベルが低下して、データの保持が不
可能となってしまうからである。通常は、これを回避す
るために、負荷11あるいは12の電流値を上記ドライバFE
T13あるいは14のリーク電流よりも1桁ないし2桁多く
とられるが、ガリウム砒素MESFETにおいては、このリー
ク電流が高温で100nA〜1μA程度と、例えばシリコンM
OSFETに比べて5〜6桁も高いため、上記負荷電流は1
〜50μAが必要となり、従ってメモリセルには常時大量
の貫通電流が流れることになる。この貫通電流は、メモ
リセルの選択、非選択にかかわらず流れ、しかも時間的
に変化しない。
次にXデコーダにおいては、選択されているNOR回路
においてはノーマリオフ型MESFET231〜23pが全てOFF状
態で貫通電流は流れないが、非選択のNOR回路ではノー
マリオフ型MESFET231〜23pのうち少なくとも1つはON状
態であるため電源7からノーマリオン型MESFET22及び上
記ON状態のノーマリオフ型MESFETを通じてGNDへ流れる
貫通電流が流れる。すなわち、選択されている1つのX
デコーダを除く全てのXデコーダで上記貫通電流が流れ
る。この貫通電流も時間的には変化しない。
またYデコーダについてもXデコーダと同様で、選択
されている1つのYデコーダを除く全てのYデコーダに
おいて時間的に不変な貫通電流が流れる。
このように従来の構成によるガリウム砒素メモリ装置
では、メモリセル、Xデコーダ及びYデコーダにおい
て、時間的に不変な大量の貫通電流が存在し、この貫通
電流が全体の電流のうちの大部分を占める。電流の増大
は消費電力の増大につながるだけでなく、チップ内の配
線における電圧降下による動作不良や、チップサイズの
増大にもつながり、高集積化を阻む大きな要因となって
いた。
この発明は、上記のような問題点を解消するためにな
されたもので、メモリセル、Xデコーダ、及びYデコー
ダにおける電流の小さい高集積化に適したガリウム砒素
メモリ装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るガリウム砒素半導体集積回路は、X及
びYデコーダにおけるNOR回路の高い側の電源となるノ
ードと、メモリセルアレイの低い側の電源となるノード
を、共に電源から切り離して共通としたものである。
〔作用〕
この発明におけるガリウム砒素半導体集積回路は、X
及びYデコーダとメモリセルが電気的に直列に接続され
ることにより、貫通電流が低減される。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図において1はメモリセルアレイ、2はXデコー
ダ、3はYデコーダ、41〜4mはワード線ドライバ、51
5nはビット線選択信号のドライバである。6はメモリセ
ルの高い側の電源、8はメモリセルの低い側の電源とな
るノード、Xデコーダの高い側の電源となるノード及び
Yデコーダの高い側の電源となるノードの3つのノード
を電源かり切り離して共通としたものである。また、X
デコーダ及びYデコーダの低い側の電源ノードは共に接
地されている。また本実施例においては、メモリセルア
レイ1における貫通電流の総和と、Xデコーダ及びYデ
コーダにおけるNOR回路の貫通電流の総和を同程度とし
ている。
本実施例の動作は、従来例と同様であるが、メモリセ
ルアレイとX及びYデコーダが第6図(a)のようにノ
ード8を介して電気的に直列接続されるため、第6図
(b)に示した従来の並列接続に比べ貫通電流は1/2に
なる。また、この貫通電流は時間的に不変であるため、
直列接続しても動作には影響を与えない。
なお、上記実施例ではメモリセルアレイにおける貫通
電流の総和とXデコーダ及びYデコーダにおけるNOR回
路の貫通電流の総和を同程度としたが、これらは異なっ
ていてもよい。すなわち、メモリセルアレイにおける貫
通電流の方が多いときは、第7図(a)に示すようにノ
ード8とGNDとの間に電流補償用の電流源41を設けて上
記2種の貫通電流を実質的に同程度とすればよいし、逆
の場合は第7図(b)に示すように電源6とノード8の
間に電流補償用の電流源42を設ければよい。
また上記実施例では、メモリセル及びデコーダのNOR
回路の負荷素子としてノーマリオン型MESFETを用いたも
のを説明したが、抵抗等の他の素子でもよく、上記と同
様の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、X及びYデコーダに
おけるNOR回路の高い側の電源となるノードと、メモリ
セルアレイの低い側の電源となるノードを、共に電源か
ら切り離して共通とすることにより、メモリセルアレイ
とX及びYデコーダとを電気的に直列に接続するように
したので、貫通電流が小さく、動作が安定で、チップサ
イズが小さく高集積化に適したガリウム砒素メモリ装置
が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるガリウム砒素メモリ装
置の回路ブロック図、第2図は従来のガリウム砒素メモ
リ装置の回路ブロック図、第3図は従来のメモリセルの
回路構成図、第4図は従来のXデコーダの回路構成図、
第5図は従来のYデコーダの回路構成図、第6図(a)
および(b)は、それぞれ本発明実施例および従来にお
ける貫通電流の経路を示す図、第7図は本発明の他の実
施例を示す回路ブロック図である。 1……メモリセルアレイ、2……Xデコーダ、3……Y
デコーダ、41〜4m……ワード線ドライバ、51〜5n……ビ
ット線選択信号のドライバ、6……メモリセルアレイの
電源、7……X及びYデコーダの電源、8……メモリセ
ルの低い側の電源ノード及びXデコーダとYデコーダの
高い側の電源ノード、11,12,15,16,22,24,26,32,34,36
……ノーマリオン型MESFET、13,14,231〜23p,331〜33q
……ノーマリオフ型MESFET、17,18……メモリセルの1
対のストレージノード、19,20……1対のビット線、21,
28……ワード線、X1〜Xp……Xアドレス信号、Y1〜Yq
…Yアドレス信号、25,35……ショットキダイオード、2
7,37……NOR出力ノード、29……第2の電源、30,39……
NOR回路、31……ワード線ドライバ、38……ビット線選
択信号ノード、40……ビット線選択信号のドライバ、4
1,42……電流補償用の電流源。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半絶縁性ガリウム砒素半導体基板上に形成
    され、複数のメモリセルと、上記メモリセルを選択する
    ためのNOR回路により構成される複数のデコーダ回路を
    含むメモリ装置において、 上記複数のメモリセルの全体又は一部が、第1の電源と
    第1のノードの間に、上記第1の電源を電流供給源、上
    記第1のノードを電流の引き抜きノードとして接続さ
    れ、 上記複数のNOR回路の全体又は一部が、上記第1のノー
    ドと第2の電源との間に、上記第1のノードを電流供給
    源、上記第2の電源を電流の引き抜きノードとして接続
    されていることを特徴とするガリウム砒素半導体集積回
    路。
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