JP2514247Y2 - 自動車移動装置 - Google Patents

自動車移動装置

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JP2514247Y2
JP2514247Y2 JP8862090U JP8862090U JP2514247Y2 JP 2514247 Y2 JP2514247 Y2 JP 2514247Y2 JP 8862090 U JP8862090 U JP 8862090U JP 8862090 U JP8862090 U JP 8862090U JP 2514247 Y2 JP2514247 Y2 JP 2514247Y2
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與曽次 木村
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與曽次 木村
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車移動装置に関する。
[従来の技術] 従来、自動車移動装置に関しては実開昭55−37716
号、実開昭56−13255号公報等に開示されている。これ
らの開示された公報の自動車移動装置の移動方法は、前
者にあってはモータ駆動、後者にあっては油圧駆動で行
なわれれている。
[考案が解決しようとする課題] 上記の如くモータ或いは油圧で以て移動する自動車移
動装置は電源ケーブル或いは油圧ケーブルが移動に伴な
う。そのため、係るケーブルの安全対策が必要であると
共に、邪魔になる。更に、係る駆動装置の製作には製作
費を要し、故障のため維持費がかかる問題点がある。
そこで、本考案は係る不都合を解決する自動車移動装
置を提供するものである。
[課題を解決する手段] 本考案の自動車移動装置は、自動車の車輪幅に対応し
て設置の載置台(1a、1b)を備え、自動車の乗降位置
(X′)と、その自動車の乗降方向と垂直方向に位置す
る収納位置(X)に移動可能であって、 収納位置(X)の壁際の床面に回転体(65)を固定
し、この回転体(65)に対して乗降位置(X′)側の床
面部(66)に端部を、他端部を載置台の側部(67)に固
定する弾性体(68)を前記回転体(65)に掛装して、常
時、自動車移動装置(100)を収納位置(X)側に引っ
張り、引張体(55)の端部を乗降位置(X′ )側の床
面部(63)に固定し、その床面部(63)に対して自動車
移動装置(100)が移動できる距離に選定した位置であ
る前記載置台(1a)に滑車(50)を取付け、前記引張体
(55)の他端部側を前記滑車(50)に掛装すると共に、
自動車移動装置(100)の乗降位置(X′)側に取り付
けた止め具(61)で係止可能とするものである。
[作用] 自動車移動装置(100)は、弾性体(68)の引っ張り
により収納位置(X)にある。そして、自動車を収納す
る場合には、先ず、引張体(55)を引っ張って、自動車
移動装置(100)を乗降位置(X′)に移動させた後、
引張体(55)を止め具(61)に係止することによって、
自動車移動装置(100)は乗降位置(X′)に留まる。
その状態で、自動車を自動車移動装置(100)に載せ、
引張体(55)を止め具(61)から離して自動車を押して
収納位置(X)に収納する。
一方、収納状態の自動車を出す場合には、引張体(55)
を引っ張って、自動車移動装置(100)を乗降位置
(X′)まで移動させた後に、自動車を自動車移動装置
(100)から離脱させると、弾性体(68)の引っ張り力
によって自動車移動装置(100)は収納位置(X)に戻
るため、運転者は自動車から降車して自動車移動装置
(100)を元の収納位置(X)に戻す必要はない。
[実施例] 本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は自動車移動装置100の全体平面図であり、第
2図は側面図、第3図は正面図である。自動車移動装置
100は主として一対の載置台1a、1bで構成され、一対の
自動車の載置台1a、1bは一対の側板2に複数の一定幅の
底板3を配設固定し、第3図に示すように断面U字状に
形成されている。載置台1a及び1bの両端部には第3図か
ら明らかなように軸ピン11で回転可能に車輪18が取り付
けられていて、載置台1a及び1bは、図1に実線で示す収
納位置(X)と破線で示す乗降位置(X′)に移動が可
能となっている。又、載置台1aの載置台1bに相対する側
の側部には固定材4a、4b、4cが其々取り付けられてい
て、該固定材4a、4b、4cには適宜の間隔で後述する保持
材5a、5b、5cを装着する孔7a、7b、7cが複数個穿設され
ている。一方、載置台1bの側部にも固定材10a、10b、10
cが固定されていて、該固定材10a、10b、10cには保持材
5a、5b、5cを装着する図示省略の孔8a、8b、8cが穿設さ
れている。尚、孔8a、8b、8cは複数個であってもよいが
本実施例では1個である。尚、固定材に穿設された孔の
数は少なくとも一方に複数の適宜の間隔に穿設すればよ
く、保持材5a、5b、5cを、適宜の孔7a、7b、7cと孔8a、
8b、8cにピン12を介して固定することによって、一対の
載置台1a、1b間の距離を変えることができる。
又、乗降板6は底板3の端部に接合してあり、自動車
が載置していない状態においては、乗降板6の端部が床
面69に当接しないように形成されている。載置台1a、1b
の乗降板6の反対側には、タイヤ止め9が配設されてい
て、タイヤ止め9は第7図に示すように方形状の板31の
端部にL字型のアングル32を載置固定し、該方形状の板
31の端部にピン14が垂設されている。このピン14は第1
図に示すように載置台1a、1bに設けられた適宜の間隔に
設けられた複数の孔16に挿入して、種々の車に対応でき
るように形成されている。尚、このタイヤ止め9の大き
さは第7図に示す2点鎖線がタイヤの外周となるように
形成されている。
次に、自動車移動装置100の移動方法について説明す
る。載置台1aの内側端部には第5図に示すように滑車50
がL字型の支持材51にボルト53で回転自在に取り付けら
れていて、更に、引張体55(ロープ)が滑車50から離脱
しないように、離脱防止具56が滑車50を覆う形で取り付
けられている。載置台1bの前記滑車50の取り付け位置と
相対する側部には、第6図に示すように回転体58が取り
付けられている。即ち、本例では後述する引張体55を立
ったままで容易に引っ張ることができるように、回転体
58は、載置台1bの側部に固定されたL字型の固定板57に
ボルト59を介して回転自在に取着されている。尚、固定
板57にはV字型の切り欠け部62が形成され、引張体55を
係止する止め具61を形成している。又、引張体55の端部
は、乗降位置(X′)側の床面部63で固定され、前記載
置台(1a)に取付けの滑車(50)対して自動車移動装置
(100)が移動できる距離に選定すると共に、引っ張る
力を半分で済むために滑車50及び回転体58を介して掛装
されていて、止め具61で係止することができるようにな
っている。
一方、自動車移動装置100を前記の引張体55で引っ張
る方向と反対方向に付勢させるために、第4図に示す、
台盤70が収納位置(X)の壁際の床面69に取り付け孔71
を介して図示略の固定ボルトで固定してある。又、この
台盤70には、ボルト72を介して回転自在の回転体65が取
りつけられている。弾性体(本例ではバネ)68は、回転
体65に掛装されて、端部を乗降位置(X′)側の床面部
66に、他端部を載置台1bの側部67に固定されている。こ
の弾性体68には常時引っ張り力が働き、弾性体68の引っ
張り強さは、自動車移動装置100に自動車を乗せないと
きは自動車移動装置100を収納位置(X)に移動可能
で、自動車を乗せたときには自動車移動装置100が移動
しないものを選択する。尚、壁面には弾性体83を取付け
た突台82が配設されていて、載置台1bの当接を和らげて
いる。
次に、上記の構成の自動車移動装置100の使用方法に
ついて説明する。
特定の車幅の自動車に対応するため、載置台1a、1bの
間隔は、各隔保持材5a、5b、5cによって選定され、図1
の実線で示す収納位置(X)に配置される。
そして、自動車を自動車移動装置100に乗せるときに
は、引張体55の他端部80を持って、図1の破線で示す乗
降位置(X′)に引っ張りながら歩行すると、滑車50に
よって引っ張り力は半分で済み、弾性体68の引っ張り力
に容易に打ち勝って、自動車移動装置100は乗降位置
(X′)まで移動する。そして、引張体55を止め具61で
係止すると、弾性体68の引っ張り力にも拘らず、自動車
移動装置100は停止状態を維持する。。
この状態で、自動車を乗降板6からタイヤ止め9まで
乗り入れる。そして、引張体55を止め具61から離脱させ
ても弾性体68の引っ張り力では自動車移動装置100は動
かないため、人力で自動車を押すが、自動車移動装置10
0は弾性体68の補助力でもって容易に収納位置(X)に
収納することができ、弾性体83に当接して停止する。
一方、既に自動車を乗せた自動車移動装置100から自
動車を出す場合には、前記と同様に引張体55を引っ張っ
て、自動車移動装置100を乗降位置(X′)まで移動さ
せる。この時、自動車移動装置100は自動車の重量のた
め弾性体68の引っ張り力では収納位置(X)の方向に移
動することはないため、引張体55を止め具61に係止しな
い状態としておく。その後、自動車を自動車移動装置10
0から離脱させると、自動車移動装置100は軽くなり弾性
体68の引っ張り力によって、自動車移動装置100は元の
収納位置(X)に戻されて収納される。その結果、運転
者は、自動車移動装置100を元の位置に戻すため、いち
いち自動車から降車する必要はなく、そのまま運転をす
ることができる。
[考案の効果] 本考案の自動車移動装置は引張体と弾性体を介して移
動させるものであり、構造が簡便で、故障が少なく維持
費の軽減を図ることができるし、自動車移動装置に載っ
ている自動車を出した後は、所謂、自動で元の収納位置
に収納されるため、運転者は降車して自動車移動装置を
収納位置に戻す煩わしさがない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の1実施例を示すもので、第1図は自動車移
動装置の全体平面図、第2図は自動車移動装置の側面
図、第3図は自動車移動装置の正面図、第4図は回転体
の斜視図、第5図は滑車の斜視図、第6図は回転体と止
め具の斜視図、第7図はタイヤ止めの斜視図である。 1a、1b……載置台、2……側板 3……底板、4a、4b、4c……固定材 10a、10b、10c……固定材、5a、5b、5c……保持材 7a、7b、7c……孔、8a、8b、8c……孔 18……車輪、50……滑車 55……引張体、58……回転体 61……止め具、65……回転体 68……弾性体 X……収納位置、X′……乗降位置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の車輪幅に対応して設置の載置台
    (1a、1b)を備え、自動車の乗降位置(X′)と、その
    自動車の乗降方向と垂直方向に位置する収納位置(X)
    に移動可能である自動車移動装置(100)であって、 収納位置(X)の壁際の床面に回転体(65)を固定し、
    その回転体(65)に対して乗降位置(X′)側の床面部
    (66)に端部を、他端部を載置台の側部(67)に固定す
    る弾性体(68)を全記回転体(65)に掛装して、常時、
    自動車移動装置(100)を収納位置(X)側に引っ張
    り、 引張体(55)の端部を乗降位置(X′)側の床面部(6
    3)に固定し、その床面部(63)に対して自動車移動装
    置(100)が移動できる距離に選定した位置である前記
    載置台(1a)に滑車(50)を取付け、前記引張体(55)
    の他端部側を前記滑車(50)に掛装すると共に、自動車
    移動装置(100)の乗降位置(X′)側に取り付けた止
    め具(61)で係止可能とすることを特徴とする自動車移
    動装置。
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