JP2513441C - - Google Patents

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JP2513441C
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Brother Industries Ltd
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、印字媒体テープ上に1または複数行にわたって
キャラクタ印字が可能なテープ印字装置に関する。 【0002】 【従来の技術】 従来、幅約10ミリ前後の印字用テープに所望の文字列を印字する小型のテー
プ印字装置に関して種々提案されている。そこで、本願出願人は特開平1ー15
2070号公報において、印字可能な全角文字と4倍角文字のうち全角文字につ
いて、印字するキャラクタの印字位置を印字用テープの幅方向の中央位置に揃え
て印字するセンタ印字モードとその幅方向の下側に揃えて印字する下揃え印字モ
ードとを選択可能に構成した印字位置変更可能な印字装置を提案した。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 一般に、このテープ印字装置を用いて、例えばファイルの「表題」や「内容」
を印字用テープに印字し、この印字された印字用テープをファイルの所定の貼付
位置に貼付する場合が多い。また印字用テープの貼付箇所の事情によって、テー
プの幅内に多数の文字を印字しなければならなかったり、そのテープの幅内に2
行あるいは複数行に並べて印字したいことがある。 【0004】 しかし、本願出願人が提案した印字位置変更可能な印字装置においては、印字
用テープに印字するキャラクタの印字位置をセンタに揃える印字モードと下側に
揃える下揃え印字モードとしか設けていないので1行しか印字できず、貼付位置
の長さによって文字数が制限されるという問題がある。 【0005】 一般のワードプロセッサでは印字ヘッドを印字媒体に沿って往復移動させかつ
それと直角方向に印字媒体を送ることによって印字媒体全面に複数行印字するこ
とができるが、テープ印字装置では、ほぼ制限のない長さのテープの長手方向に
に連続して印字するので、複数行印字できない。仮に複数行印字しようとしても
、テープ幅内に1行印字に適するキャラクタサイズでは、同じテープ幅内に複数
行印字できない。複数行印字に適するキャラクタサイズでは、1行印字のときサ
イズが小さく、ファイルの「表題」等には適さない。 【0006】 本発明の目的は、印字媒体テープ上に1行または複数行にわたってキャラクタ 印字が可能で、しかも1行または複数行に適合したサイズで印字可能なテープ印
字装置を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】 本発明に係るテープ印字装置は、図1に大略構成を示すように、印字媒体テー
プの幅に対応配置された印字ヘッドと、その印字ヘッドと前記テープをそのテー
プの幅方向と直交する長手方向に相対移動させる移動手段と、印字されるべきキ
ャラクタのデータを入力する入力手段と、前記キャラクタのデータを適宜の位置
で区切って前記テープの幅方向に1または複数の行に印字することを設定する
めの行印字指令データを入力する行設定手段と、前記入力手段により入力された
キャラクタのデータと前記行設定手段により入力された行印字指令データとを入
力順に従って格納するための入力データバッファと、前記テープ上に印字される
キャラクタのサイズを選択する選択手段と、前記行設定手段で複数行に設定され
前記入力データバッファに格納された行印字指令データが複数行印字を表す行
印字指令データであるとき、前記テープ幅をその複数行に分割したときにその分
割された各行の幅内に印字可能なキャラクタのサイズを前記選択手段を制御して
選択し、且つ、前記行設定手段で設定された行数のキャラクタのデータを前記テ
ープの幅方向に対応して配置し印字データに形成するデータ形成手段を備えるも
のである。 【0008】 上記本発明に係るテープ印字装置においては、前記データ形成手段は、前記テ
ープの幅方向に対応して配置された全ての行の印字データを並列的に前記印字ヘ
ッドに供給するとともに前記テープの長手方向に対応するデータを順次前記印字
ヘッドに供給する構成とすることができる。 【0009】 上記本発明に係るテープ印字装置においては、 前記データ形成手段は、前記入力データバッファを備え、前記データ形成手段
は、前記入力データバッファに格納されている前記行印字指令データを検出して
1行印字または複数行印字かを判別し、且つ、その判別結果に基づいて前記選択 手段を制御してキャラクタのサイズを選択する構成とすることができる。 【0010】 また上記本発明に係るテープ印字装置においては、前記データ形成手段は、多
数のキャラクタのデータに対応したパターンデータを格納したパターンデータ記
憶手段と、複数の行に印字するために、前記入力手段により入力され、前記入力
バッファに格納され、複数の行に設定されているキャラクタのデータに対応する
パターンデータを前記パターンデータ記憶手段から受けて、前記テープの幅方向
に配置される複数の行に合成する合成手段を備えることができる。 【0011】 さらに上記本発明に係るテープ印字装置においては、前記データ形成手段は、
前記入力データバッファと、前記入力データバッファから供給される前記行印字
指令データが複数行設定である場合に、当該行印字指令データに基づいて、前記
入力データバッファから供給されるキャラクタのデータを、複数の行に再配列し
各行ごとにキャラクタのデータのまま格納するデータ再配列手段と、多数のキ
ャラクタのデータに対応したパターンデータを格納したパターンデータ記憶手段
と、前記データ再配列手段に格納された各行のキャラクタのデータに対応するパ
ターンデータを前記パターンデータ記憶手段から受けて、前記テープの幅方向に
配置される複数の行に合成する合成手段を備えることができる。 【0012】 【作用】 本発明に係るテープ印字装置においては、入力手段から印字すべきキャラクタ
のデータを入力するとともに、行設定手段によりそのキャラクタのデータを適宜
の位置で区切って1行または複数の行に設定するための行印字指令データを入力
する。入力データバッファは入力されたキャラクタのデータと行設定のための行
印字指令データとを記憶する。データ形成手段は、行をテープ幅方向に配置して
、キャラクタのデータを印字データに形成する。その印字データの形成に際して
前記入力データバッファから供給される前記行印字指令データが複数行に設定
されているとき、テープの幅をその複数行に分割したときにその分割された各行
の幅内に印字可能なキャラクタのサイズを選択手段で選択する。これにより、テ ープの幅方向に1行及び複数行の印字をすることができるとともに、複数行のと
きにはテープ幅内に印字可能なサイズで印字をすることができる。 【0013】 またテープの幅方向に対応して配置された全ての行のデータを並列的に印字ヘ
ッドに供給するとともにテープの長手向に対応するデータを順次印字ヘッドに供
給することによって、印字ヘッドとテープをテープの長手方向に相対移動しなが
ら複数行を同時に印字することができる。 【0014】 入力データバッファに、入力手段により入力されたキャラクタのデータ及び
印字指令データを格納し、データ形成手段が行印字指令データを検出して1行印
字または複数行印字かを判別することによって、その判別結果に基づいて選択手
段でキャラクタのサイズを選択することができる。 【0015】 上記データ形成手段は、多数のキャラクタのデータに対応したパターンデータ
を格納したパターンデータ記憶手段から、入力されたキャラクタのデータに対応
するパターンデータを受けて、テープの幅方向に配置される複数の行に合成する
ことで、印字ヘッドに並行して供給するための行のデータを形成することができ
る。 【0016】 またデータ形成手段は、上記のようにパターンデータを合成するに際して、入
力されたキャラクタのデータ及び行設定手段により入力された行印字指令データ
入力データバッファに格納し、その入力データバッファから供給される行印字
指令データが複数行設定である場合に、当該行印字指令データに基づいて、その
入力データバッファから供給されるデータをデータ再配列手段に複数の行に再配
列して格納する。そして上記のように、再配列されたキャラクタのデータに対応
するパターンデータを受けて、複数の行に合成することができる。 【0017】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 【0018】 本実施例は、漢字やひらがなやカタカナ及びアルファベット文字などの多数の
キャラクタを印字用テープ(印字媒体テープ)に印字するテープ印字装置に本発
明を適用した場合のものである。 【0019】 図2に示すように、テープ印字装置1の本体フレーム2の前部には印字する為
の文字や記号(以下、キャラクタという)を選択するための環状の選字用ダイヤ
ル3が回転自在に配設されるとともに、キーボード部4が配設され、選字用ダイ
ヤル3の後方には6文字分表示可能な液晶ディスプレイ19が設けられている。
この選字用ダイヤル3の中央部には、選字用ダイヤル3の回転操作で選択したキ
ャラクタを確定したり或いは印字に関する設定内容を確定する為の設定キー5が
設けられている。更に、選字用ダイヤル3の後方の本体フレーム2内には印字機
構PMが内蔵されている。 【0020】 前記選字用ダイヤル3には1回転で50箇所の停止位置が設けられており、選
字用ダイヤル3の上面にはこれら50箇所の停止位置の夫々に対応させてキャラ
クタのイメージが2列に描かれている。尚、符号6は選字位置マークである。 【0021】 キーボード部4には、「ひらがな」と「カタカナ」と「アルファベット」との
入力を択一的に切換える為の文字種切換えキー、変換キー及び無変換キー、2行
印字を指示する2行印字キー、1行印字を指示する1行印字キー、印字を実行す
る印字キー、キャラクタの書体を選択する書体選択キー、印字用テープ9をテー
プ送りする為のテープ送りキー、電源をON・OFFする為の電源スイッチなど
が設けられている。 【0022】 次に、図3に基づいて印字機構PMについて簡単に説明すると、矩形状のテー
プ収納カセットCSには、透明なフィルムからなる印字用テープ9が巻装された
テープスプール8と、インクリボン12が巻装されたリボン供給スプール13と
、このインクリボン12を巻取る巻取りスプール14と、印字用テープ9と同一
幅を有する両面テープ15が剥離紙を外側にして巻装された供給スプール16と 、これら印字用テープ9と両面テープ15とを接合させる接合ローラとが回転自
在に設けられている。 【0023】 印字用テープ9とインクリボン12とが重なる位置には、サーマルヘッド7が
立設され、これら印字用テープ9とインクリボン12とをサーマルヘッド7に押
圧するプラテンローラ17と両テープ9・15を接合ローラ10に押圧する送り
ローラ45とは支持体46に回転可能に枢支されている。このサーマルヘッド7
には、図5に示すように48個の発熱素子からなる発熱素子群11が上下方向す
なわちテープの長手方向と直角な幅方向に列設されている。 【0024】 従って、接合ローラ10と巻取りスプール14とがテープ送りモータ(図4参
照)18で所定の回転方向に夫々同期して駆動されながら発熱素子群11に通電
されたとき、印字用テープ9上には図5に示すように複数のドット列により文字
が印字され、しかも印字用テープ9は両面テープ15を接合した状態でテープ送
り方向Aすなわちテープの長手方向にテープ送りされて本体フレーム2外に送出
される。尚印字機構PMは公知の構成(例えば特開平2−106555号公報)
と同様のものである。 【0025】 次に、テープ印字装置1の制御系は図4のブロック図に示すように構成されて
いる。 【0026】 表示機構DMは液晶ディスプレイ19と、このディスプレイ19に表示データ
を出力するための表示用RAMを有するディスプレイコントローラ(LCDコン
トローラ)20とを備えた一般的なものである。選字用ダイヤル3に連結された
絶対値エンコーダ21は、選字用ダイヤル3の50箇所の停止位置に対応して5
0種類の絶対値エンコーダ信号ENSを夫々出力する為のものであり、これら絶
対値エンコーダ信号ENSと文字種切換キーからの信号とに基づいて選字位置マ
ーク6に対応させて選択されたキャラクタのコードデータが得られるとともに、
選択操作前の絶対値エンコーダ信号ENSと現在の絶対値エンコーダ信号ENS とを比較することにより選字用ダイヤル3の回転方向及びその回転量が得られる
。符号22はサーマルヘッド7を駆動する為の駆動回路、符号23はテープ送り
モータ18を駆動する為の駆動回である。 【0027】 制御装置Cは、CPU27と、CPU27にデータバスなどのバス26を介し
て接続された入出力インターフェイス25、ROM28・29及びRAM30と
から構成されている。 【0028】 ROM(プログラムメモリ)28には、選字用ダイヤル3で選択されたコード
データに対応させて表示機構DMを制御する表示制御プログラム、設定キー5が
操作されたときのキャラクタのコードデータや印字の設定内容に関する種々の設
定データを入力データバッファ31に格納する制御プログラム、印字バッファ3
7のデータを順次読出してサーマルヘッド7とテープ送りモータ18とを駆動制
御する駆動制御プログラム、後述のテープ印字制御の制御プログラムなどが格納
されている。 【0029】 ROM(パターンデータメモリ)29には、選字用ダイヤル3上面に描かれた
多数のキャラクタの夫々に関するドットパターンデータが、16ドット(縦)×
15ドット(横)からなるSS文字パターンデータと48ドット(縦)×48ド
ット(横)からなるL文字パターンデータとでキャラクタのコードデータに対応
づけて夫々格納されている。尚、SS文字パターンデータは2行印字及び表示に
使用される。また、L文字パターンデータは1行印字に使用される。尚、符号2
4は、種々の書体のドットパターンデータを格納したオプション用のROMカー
ドを接続するためのコネクタである。 【0030】 RAM30の入力データバッファ31には、印字するキャラクタのコードデー
タや印字の設定内容に関する種々の設定データが格納される(図12参照、尚、
先頭アドレスをA0000とする)。第1再配列メモリ32には、1行印字のコード
データ及び2行印字の上段行のコードデータが格納され(図13参照、尚、先頭 アドレスをa0000とする)、また第2再配列メモリ33には、2行印字の下段行
のコードデータが格納される(図13参照、尚、先頭アドレスをb0000とする)
。第1ポインタ34には、第1再配列メモリ32の1つのアドレスが格納され、
また第2ポインタ35には、第2再配列メモリ33の1つのアドレスが格納され
る。 【0031】 印字基線位置変更量メモリ36には、通常印字基線位置PS2・PS3に対す
る印字基線位置のテープ幅方向の変更量が格納される。印字バッファ37には、
図17に示すように、縦方向(ドット列方向)に48ドットに対応する48ビッ
ト(6バイト)、横方向に48ドットに対応する48ビット(6バイト)からな
る大きさのメモリ容量が設けられ、印字するキャラクタのドットパターンデータ
がパターンデータメモリ29から読出して格納される。フラグメモリ38には、
2行印字のときにセット(データが「1」)される2行印字フラグF1、2行印
字における上段行印字(1行目印字)のときにセットされる上段行フラグF2、
印字基線位置変更に関する選択内容の表示中にセットされる表示フラグF3、印
字基線位置変更のときにセットされる基線位置変更フラグF4、印字基線位置の
変更量に関する選択内容の表示中にセットされる表示フラグF5及び書体に関連
するフラグなどその他のフラグのフラグデータが夫々格納される。 【0032】 次に、テープ印字装置1の制御装置Cで行なわれるテープ印字制御のルーチン
について、図6〜図11のフローチャートに基づいて説明する。尚、図中、Si
(i=1、2、3・・・)は各ステップである。ここで、この制御においては図
5に示すように、1行印字のときには文字「A」で示すように、L文字パターン
データに基づいてサーマルヘッド7の発熱素子群11に対応する印字用テープ9
上の印字領域PE全域に亙って印字用テープ9上に印字され、また2行印字のと
きにはSS文字パターンデータに基づいて、上段行の印字はこの印字領域PE内
の上段印字行ULに行なわれ、下段行の印字は印字領域PEの下段印字行LLに
行なわれる。更に、L文字の通常印字基線位置PS1は発熱素子群11の最下位
置に対応し、またSS文字に関する上段行の印字基線位置PS2は発熱素子群1 1の幅方向の中央位置に対応する中央線CLよりも「4」ドット分上側の位置に
設けられ、SS文字に関する下段行の通常印字基線位置PS3は前記印字基線位
置PS1よりも「4」ドット分上側の位置に設けられている。 【0033】 このテープ印字装置1に電源が投入されるとこの制御が開始され、先ず表示機
構DMや各メモリ31〜38をクリアするとともに、ディスプレイ19に1行印
字マーク「>」が表示され且つこの1行印字マーク「>」に対応する1行印字指
令データを入力データバッファ31の先頭アドレスに格納するなどの初期設定が
実行される(S1)。次に、選字用ダイヤル3が回転操作されたときには(S2
:No、S13:Yes)、何れのフラグF1・F3・F5・・・もセットされ
ていないので(S14・S19・S24・S26:No)、絶対値エンコーダ2
1からのエンコーダ信号ENSに基づいて選択されたキャラクタがディスプレイ
19に表示され(S28)、S2に戻る。 【0034】 そして、設定キーが操作されたときに(S2・S3:Yes)、フラグF1〜
F5は何れもセットされていないときには(S29・S36・S41・S44:
No)、ディスプレイ19に表示中のキャラクタが確定されてそのコードデータ
が入力データバッファ31に格納される(S46)。例えば、ディスプレイ19
に文字「A」、「B」、「C」を表示させる毎に設定キーを操作したときには、
図2・図12に示すように、各文字「A」、「B」、「C」のコードデータが入
力データバッファ31に順次格納される。 【0035】 次に、2行印字を実行する為に2行印字キーを操作したときには(S2:Ye
s、S3:No、S4:Yes)、2行印字に関する先頭の選択内容、例えば「
上段印字行」がディスプレイ19に表示され(S5)、フラグF1がセットされ
る(S6)。次に、選字用ダイヤル3が回転操作されたとき(S2:No、S1
3:Yes)、フラグF1がセットされているので(S14:Yes)、2行印
字に関する次の選択内容、例えば「下段印字行」がディスプレイ19に表示され
(S15)、「上段印字行」を表示しているときには(S16:Yes)、フラ グF2がセットされるが(S17)、「下段印字行」を表示しているときには(
S16:No)、フラグF2がリセットされる(S18)。 【0036】 そして、設定キーが操作されたとき(S2・S3:Yes)、両フラグF1・
F2がセットされているときには(S29・S30:Yes)、上段印字行マー
ク「△」がディスプレイ19に表示されるとともに、この上段印字行マーク「△
」に対応する上段行印字指令データが入力データバッファ31に格納される。ま
た、フラグF2がリセットされているときには(S29:Yes、S30:No
)、下段行印字行マーク「▽」がディスプレイ19に表示されるとともに、この
下段印字行マーク「▽」に対応する下段行印字指令データが入力データバッファ
31に格納される(S32)。例えば、ディスプレイ19に「上段印字行」が表
示されているときに設定キーを操作したときには、上段印字行マーク「△」が表
示され且つ図12に示すように入力データバッファ31のアドレスA0004には上
段行印字指令データが格納される。 【0037】 そして、フラグF1がリセットされ(S33)、印字基線位置変更に関する先
頭の選択内容、例えば印字基線位置を通常印字基線位置PS2・PS3に対して
変更しない「通常基線位置」がディスプレイ19に表示され(S34)、フラグ
F3がセットされる(S35)。 【0038】 次に、選字用ダイヤル3が回転操作されたとき(S2:No、S13:Yes
)、フラグF3がセットされているので(S14:No、S19:Yes)、印
字基線位置変更に関する次の選択内容、例えば印字基線位置を変更する「基線位
置変更」がディスプレイ19に表示され(S20)、「基線位置変更」を表示し
ているときには(S21:Yes)、フラグF4がセットされるが(S22)、
「通常基線位置」を表示しているときには(S21:No)、フラグF4がリセ
ットされる(S23)。 【0039】 そして、設定キーが操作されたとき(S2・S3:Yes)、フラグF3がセ ットされているときには(S29:No、S36:Yes)、このフラグF3が
リセットされ(S37)、更にフラグF4がセットされているときには(S38
:Yes)、印字基線位置に関する先頭の選択内容、例えば印字基線位置を通常
印字基線位置PS2・PS3に対して印字用テープ9の上端側に4ドット分だけ
変更する「基線位置+4」がディスプレイ19に表示され(S39)、フラグF
5がセットされる(S40)。 【0040】 次に、選字用ダイヤル3が回転操作されたとき(S2:No、S13:Yes
)、フラグF5がセットされているので(S14・S19:No、S24:Ye
s)、印字基線位置に関する次の選択内容、例えば「基線位置+3」がディスプ
レイ19に表示される(S25)。以後、選字用ダイヤル3を連続して回転操作
したときには、選択内容「基線位置+2」→「基線位置+1」→「基線位置−1
」→「基線位置−2」→「基線位置−3」→「基線位置−4」→「基線位置+4
」が順次ディスプレイ19に表示される。尚、「基線位置−1」〜「基線位置−
4」は、印字基線位置を通常印字基線位置PS2・PS3に対して印字用テープ
9の下端側への変更である。 【0041】 そして、設定キーが操作されたとき(S2・S3:Yes)、フラグF5がセ
ットされているので(S29・S36:No、S41:Yes)、ディスプレイ
19に表示されている選択内容に対応する印字基線位置変更量データが上段行印
字指令データ或いは下段行印字指令データ内に格納され(S42)、フラグF5
がリセットされる(S43)。 【0042】 例えば、選択内容「基線位置+4」がディスプレイ19に表示されているとき
に選択キーを操作したときには、図12に示すようにアドレスA0004の上段行印
字指令データ内に「+4ドット」の変更量データが格納される。更に、入力デー
タバッファ31において、以後選択された文字「D」、「E」、「F」の各コー
ドデータ、「−4ドット」の変更量データが格納された下段行印字指令データ、
選択された文字「G」、「H」、「I」、「J」の各コードデータが順次格納さ れる。 【0043】 次に、1行印字のために1行印字キーが操作されたときには(S2:Yes、
S3・S4:No、S7:Yes)、1行印字マーク「>」がディスプレイ19
に表示され且つ1行印字指令データが入力データバッファ31に格納され(S8
)、フラグF1がリセットされる(S9)。例えば、図12に示すように入力デ
ータバッファ31には、アドレスA000Dに1行印字指令データが格納されるとと
もに、以後選択された文字「K」、「L」、「M」のコードデータがアドレスA0
00E〜アドレスA0010に亙って格納される。尚、選字用ダイヤル3が回転操作され
たとき(S2:No、S13:Yes)、フラグF1・F3・F5以外のフラグ
がセットされているときには(S14・S19・S24:No、S26:Yes
)、そのセットされているフラグに対応する選択内容が順次表示される(S27
)。また、設定キーの操作時に(S2・S3:Yes)、その他のフラグがセッ
トされているときには(S29・S36・S41:No、S44:Yes)、そ
のフラグに対応する選択内容が設定される(S45)。 【0044】 次に、印字キーが操作されたときには(S2:Yes、S3・S4・S7:N
o、S10:Yes)、印字処理制御(図9参照)が実行される(S11)。こ
の制御が開始されると、先ず印字に関する種々のフラグやメモリなどのイニシャ
ライズが実行され(S50)、再配列処理制御(図10参照)が実行される(S
51)。尚、図12〜図16を参照しながらこの制御を説明する。この制御が開
始されると、図13に示すように、先ず入力データバッファ31に格納されてい
る全てのコードデータが第1再配列メモリ32に格納される(S70)。但し、
このこれら複数のコードデータの最後に終了データとして「FF」が追加格納され
る。 【0045】 次に、第1ポインタ34に第1再配列メモリ32の先頭アドレスa0000(以下
、この内容をP1とし、第1ボインタP1という)がセットされ(S71)、こ
の第1ポインタP1で指示する第1再配列メモリ32のデータが読出され(S7 2)、読出されたデータが1行印字指令データのときには(S73・S85・S
83:No)、第1ポインタP1に次のアドレスがセットされ(S84)、S7
2に戻る。そして、読出したデータがキャラクタのコードデータのときには上記
と同様の制御が繰り返される。 【0046】 次に、第1ポインタP1が「アドレスa0004」のときには上段行印字指令デー
タなので(S73:Yes)、第1ポインタP1により第1再配列メモリ32が
検索され(S74)、上段行印字指令データの次の指令データとして下段行印字
指令データが格納されているとき(S75:Yes)、図14に示すように、第
1ポインタP1に対応する第2再配列メモリ33の「アドレスb0004」が第2ポ
インタ35にセット(以下、同様に第2ポインタP2という)され、下段行印字
指令データ及びこれに続く下段印字行LLに印字するキャラクタのコードデータ
が第2ポインタP2以降の各アドレスに格納される(S76)。ここで、入力デ
ータバッファ31において、上段行印字指令データに続いて下段行印字指令デー
タが格納されているときには、下段印字指令データはこの指令データに続くコー
ドデータについて、印字する印字行を設定するとともに、その印字位置も設定さ
れる。 【0047】 次に、上段印字行ULに印字するキャラクタのコードデータ数UDNが下段印
字行LLのコードデータ数LDNより小さいときには(S78・S80:No)
、図15に示すように第1再配列メモリ32の「アドレスa0008」にスペースコ
ード「SP」が格納される(S81)。しかし、コードデータ数UDNがコードデ
ータ数LDNより大きいときには(S78:Yes)、第2再配列メモリ33の
所定のアドレスにスペースコード「SP」が格納される(S79)。尚、両コード
データ数UDN・LDNが等しいときには(S78:No、S80:Yes)、
S82へ移行する。次に、図16に示すように第1再配列メモリ32において、
第2再配列メモリ33に格納したデータを削除し且つ削除したデータ以降の各デ
ータ「>、K、L、M、FF」を夫々移動させるなどの整理処理が実行され(S8
2)、第1再配列メモリ32内に検索するデータが存在するときには(S83; No)、第1ポインタP1に次に検索するアドレスとして「アドレスb0009」が
セットされる(S84)。 【0048】 そして、以降の各データ「>、K、L、M」については、S70〜S72、S
73・S85:No、S83〜S84が繰り返して実行され、終了データ「FF」
により(S83:Yes)、この制御を終了してリターンする。 【0049】 ところで、下段行印字指令データが存在しないときには(S75:No)、第
2再配列メモリ33内において、上段印字行ULのコードデータ数UDNに相当
するスペースコード「SP」が格納される(S77)。また、第1ポインタP1に
基づいて読出したデータが下段行印字指令データのときには(S73:No、S
85:Yes)、第1ポインタP1に対応する第2再配列メモリ33のアドレス
が第2ポインタP2にセットされ、下段行印字指令データ及びこれに続く下段印
字行LLに印字するキャラクタのコードデータが第2ボインタP2以降の各アド
レスに格納され(S86)、第1再配列メモリ32において、これら下段行印字
指令データ及び下段印字行LLに印字するキャラクタのコードデータが全てスペ
ースコードに変換される(S87)。 【0050】 次に、印字処理制御にリターンし、第1ポインタP1に第1再配列メモリ32
の先頭アドレスがセットされ(S52)、この第1ポインタP1に基づいて第1
再配列メモリ32のデータが読出され(S53)、この読出したデータが1行印
字指令データのときには(S54・S55:No、S56:Yes)、フラグF
1がリセットされ(S57)、フラグF1に基づいて1行印字に用いるL文字サ
イズの文字幅の値「48ドット」がRAM30に格納され(S59)、第1ポイ
ンタP1がインクリメントされ(S60)、S53に戻る。次に、読出したデー
タが文字「A」のコードデータのときには(S54:No、S55:Yes)、
L文字サイズに対応する文字間スペース値、例えば「3ドット」が設定され(S
61)、フラグF1がリセットされているので(S62:No)、コードデータ
に対応するドットパターンデータがパターンデータメモリ29から読出され、図 17に示すように印字バッファ37に格納され(S63)、文字「A」の印字が
実行され(S65)、S60へ移行する。但し、2番目のキャラクタ以降の各キ
ャラクタの印字の際には、先ず文字間スペースが設けられ、次にキャラクタ印字
が実行される。 【0051】 次に、読出したデータが上段行印字指令データのときには(S54・S55・
S56:No)、フラグF1がセットされ(S58)、フラグF1に基づいて2
行印字に用いるSS文字サイズの文字幅の値「16ドット」がRAM30に格納
され(S59)、S60を経てS53に戻る。そして、次に読出した文字「D」
はSS文字サイズなので(S54:No、S55:Yes)、SS文字サイズに
対応する文字間スペース値、例えば「1ドット」が設定され(S61)、フラグ
F1がセットされているので(S62:Yes)、データ合成処理制御(図11
参照)が実行される(S64)。 【0052】 この制御が開始されると、先ず第1ポインタP1に対応する第2再配列メモリ
33のアドレス「b0005」が第2ポインタP2にセットされ(S90)、第1ポ
インタP1で指示する文字「D」のコードデータが読出され(S91)、図18
に示すようにこのコードデータのドットパターンデータが印字バッファ37内の
前記中央線CLに対応する位置上に格納され(S92)、上段行印字指令データ
に印字基線位置変更量dが格納されているときには(S93:Yes)、その基
線位置変更量d(+4ドット)が読出されて印字基線位置変更量メモリ36に格
納され(S94)、図19に示すようにこのドットパターンデータを上段行の通
常印字基線位置PS2にシフトさせる為の「4ドット」にこの基線位置変更量d
を加算したドット数分だけドット列方向にシフトされる(S96)。 【0053】 更に、第2ポインタP2で指示する文字「G」のコードデータが読出され(S
97)、図20に示すようにこのコードデータのドットパターンデータが印字バ
ッファ37内の下端位置上に合成して格納され(S98)、同様に下段行印字指
令データに印字基線位置変更量dが格納されているときには(S99:Yes) 、その基線位置変更量d(−4ドット)が読出され印字基線位置変更量メモリ3
6に格納され(S100)、ドットパターンデータを下段行の通常印字基線位置
PS3にシフトさせる為の「4ドット」にこの基線位置変更量dを加算したドッ
ト数分だけドット列方向にシフトされ(S102)、この制御を終了してリター
ンする。尚、S92で読出したデータが下段行印字指令データであっても、S9
3〜S102が実行される。また、S93でNoと判定されたとき及びS99で
Noと判定されたときには、印字基線位置変更量メモリ36に変更量dとして「
0」が夫々格納される。 【0054】 その後、図20に示すように印字バッファ37に合成して格納された2文字分
のドットパターンデータに基づいて文字印字処理が実行される(S65)。以下
、同様にして、図16に示すように第1及び第2再配列メモリ32・33に格納
されたデータが、S50〜S65の印字処理制御により印字され、図21に示す
ように、印字用テープ9には文字列「ABC、KLM」が印字領域PEに対応し
て1行印字されるとともに、文字列「DEF」が上段印字行ULに印字され且つ
文字列「GHIJ」が下段印字行LLに印字される。しかも、これら文字列「D
EF」と文字列「GHIJ」とは、指示した印字基線位置変更量dに基づいて夫
々印字位置変更して印字される。尚、図16に示す第1及び第2再配列メモリ3
2・33のデータを印字基線位置変更しないで印字したときには、図22に示す
ように印字される。 【0055】 尚、パターンデータメモリ29に3〜4種類の文字サイズのドットパターンデ
ータを格納し、1行印字及び2行印字において所望の文字サイズを選択可能に構
成しても良い。 【0056】 尚、印字用テープ9上の印字領域PEを3〜4つに分割し、これら3〜4つの
印字行のうちの何れかの印字行を設定するように構成することも可能である。 【0057】 尚、印字用バッファを追加し、ドット列データが読出されている印字バッファ 以外の印字バッファに、次の印字の為のドット列データを格納するようにしても
よい。 【0058】 上記実施例では、1行印字と2行印字をテープの長手方向に順次印字している
が、当初に設定した1行または2行印字の設定を印字終了まで変更できないもの
にも、本発明を適用し得る。 【0059】 以上説明したように、1行印字キーを操作後、印字すべきキャラクタデータを
入力すると、ディスプレイ19に1行印字マーク「>」とともに入力されたキャ
ラクタデータが表示される。2行印字キーを操作後、印字すべきキャラクタデー
タを入力すると、ディスプレイ19に上段印字行または下段印字行を示すマーク
「△」「▽」とともに入力されたキャラクタデータが表示される。同時に1行印
字のデータとキャラクタのコードデータを対応づけて、また2行印字のデータと
キャラクタのコードデータを対応づけて入力データバッファ31に順次格納され
る。印字キーを操作すると、「>」に続く1行のコードデータは第1再配列メモ
リ32に格納される。また2行のうちの「△」に続く上段行のコードデータは第
1再配列メモリ32に、前群の例えば1行のコードデータに続いて格納され、「
▽」に続く下段行のコードデータは第2再配列メモリ33に再配列して格納され
る。その後、両メモリ32,33のそれぞれのデータが読出されるとともに、読
出されたコードデータに対応するドットパターンデータがパターンデータメモリ
29から読出され、印字バッファ37にドットパターンで格納される。このとき
、「>」が読出されると続くコードデータに対しては大サイズのドットパターン
データが読出され印字バッファ37に格納される。「>」でないときつまり「△
」「▽」に続くコードデータに対しては小サイズのドットパターンデータが読出
され印字バッファ37に2行に合成して格納される。そして印字バッファ37の
データに基づいて1行または2行の印字が印字用テープに沿って行なわれる。 【0060】 また2つの印字行のうちの所望の印字行を指定して、キャラクタを印字するこ
ともできる。 【0061】 尚、印字用テープ9を手動で引き出しながら印字用テープ9上にキャラクタ印
字をするように構成したものやワイヤードット方式によるテープ印字装置など、
種々のテープ印字装置に本発明を適用し得ることは勿論である。 【0062】 【発明の効果】本発明に係るテープ印字装置によれば、入力されたキャラクタの
データをテープ幅方向の行に配置し、テープ幅内に複数行を印字可能なキャラク
タのサイズを選択して印字データを形成するものであるから、テープの長手方向
に長く印字するものであっても、複数行の印字を達成することができる。これに
よりテープの貼付箇所の事情等で所定幅のテープに多数のキャラクタを印字した
り、あるいは「表題」等を複数行にわたって印字したい要望に応えることができ
るとともに、テープ幅内に見やすく印字したテープを得ることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の構成を示す機能ブロック図である。 【図2】テープ印字装置の平面図である。 【図3】印字機構の概略平面図である。 【図4】テープ印字装置の制御系のブロック図である。 【図5】印字用テープ及びサーマルヘッドを示す印字機構の部分正面図である。 【図6】テープ印字制御のルーチンの概略フローチャートの一部分である。 【図7】テープ印字制御のルーチンの概略フローチャートの一部分である。 【図8】テープ印字制御のルーチンの概略フローチャートの一部分である。 【図9】印字処理制御のルーチンの概略フローチャートである。 【図10】再配列処理制御のルーチンの概略フローチャートである。 【図11】データ合成処理制御のルーチンの概略フローチャートである。 【図12】入力データバッファ内のデータを模式的に示す説明図である。 【図13】第1及び第2再配列メモリ内のデータを模式的に示す説明図である。 【図14】第1及び第2再配列メモリ内のデータを模式的に示す説明図である。 【図15】第1及び第2再配列メモリ内のデータを模式的に示す説明図である。 【図16】第1及び第2再配列メモリ内のデータを模式的に示す説明図である。 【図17】印字バッファ内のドットパターンデータを模式的に示す説明図である
。 【図18】印字バッファ内のドットパターンデータを模式的に示す説明図である
。 【図19】印字バッファ内のドットパターンデータを模式的に示す説明図である
。 【図20】印字バッファ内のドットパターンデータを模式的に示す説明図である
。 【図21】2行印字の各印字行の文字列を印字基線位置変更して印字用テープに
印字した印字例を示す例示図である。 【図22】2行印字の各印字行の文字列を印字基線位置変更しないで印字用テー
プに印字した印字例を示す例示図である。 【符号の説明】 1 テープ印字装置 3 選字用ダイヤル 4 キーボード部 5 選択キー 7 サーマルヘッド 9 印字用テープ 27 CPU 28 ROM(プログラムメモリ) 29 ROM(パターンデータメモリ) 30 RAM 31 入力データバッファ 32 第1再配列メモリ 33 第2再配列メモリ 37 印字バッファ C 制御装置 PE 印字領域 UL 上段印字行 LL 下段印字行

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 印字媒体テープの幅に対応配置された印字ヘッドと、 その印字ヘッドと前記テープをそのテープの幅方向と直交する長手方向に相対
    移動させる移動手段と、 印字されるべきキャラクタのデータを入力する入力手段と、 前記キャラクタのデータを適宜の位置で区切って前記テープの幅方向に1また
    は複数の行に印字することを設定するための行印字指令データを入力する行設定
    手段と、 前記入力手段により入力されたキャラクタのデータと前記行設定手段により入
    力された行印字指令データとを入力順に従って格納するための入力データバッフ
    ァと、 前記テープ上に印字されるキャラクタのサイズを選択する選択手段と、 前記行設定手段で複数行に設定され、前記入力データバッファに格納された行
    印字指令データが複数行印字を表す行印字指令データであるとき、前記テープ幅
    をその複数行に分割したときにその分割された各行の幅内に印字可能なキャラク
    タのサイズを前記選択手段を制御して選択し、且つ、前記行設定手段で設定され
    た行数のキャラクタのデータを前記テープの幅方向に対応して配置し印字データ
    に形成するデータ形成手段 を備えることを特徴とするテープ印字装置。 【請求項2】 請求項1において、 前記データ形成手段は、前記テープの幅方向に対応して配置された全ての行の
    印字データを並列的に前記印字ヘッドに供給するとともに前記テープの長手方向
    に対応するデータを順次前記印字ヘッドに供給することを特徴とするテープ印字
    装置。 【請求項3】 請求項1において、 前記データ形成手段は、前記入力データバッファを備え、 前記データ形成手段は、前記入力データバッファに格納されている前記行印字
    指令データを検出して1行印字または複数行印字かを判別し、且つ、その判別結
    果に基づいて前記選択手段を制御してキャラクタのサイズを選択することを特徴
    とするテープ印字装置。 【請求項4】 請求項1において、前記データ形成手段は、 多数のキャラクタのデータに対応したパターンデータを格納したパターンデー
    タ記憶手段と、 複数の行に印字するために、前記入力手段により入力され、前記入力バッファ
    に格納され、複数の行に設定されているキャラクタのデータに対応するパターン
    データを前記パターンデータ記憶手段から受けて、前記テープの幅方向に配置さ
    れる複数の行に合成する合成手段 を備えることを特徴とするテープ印字装置。 【請求項5】 請求項1において、前記データ形成手段は、 前記入力データバッファと、 前記入力データバッファから供給される前記行印字指令データが複数行設定で
    ある場合に、当該行印字指令データに基づいて、前記入力データバッファから供
    給されるキャラクタのデータを、複数の行に再配列して各行ごとにキャラクタの
    データのまま格納するデータ再配列手段と、 多数のキャラクタのデータに対応したパターンデータを格納したパターンデー
    タ記憶手段と、 前記データ再配列手段に格納された各行のキャラクタのデータに対応するパタ
    ーンデータを前記パターンデータ記憶手段から受けて、前記テープの幅方向に配
    置される複数の行に合成する合成手段 を備えることを特徴とするテープ印字装置。

Family

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