JP2506490Y2 - 定量取り出し装置 - Google Patents

定量取り出し装置

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JP2506490Y2
JP2506490Y2 JP1989103940U JP10394089U JP2506490Y2 JP 2506490 Y2 JP2506490 Y2 JP 2506490Y2 JP 1989103940 U JP1989103940 U JP 1989103940U JP 10394089 U JP10394089 U JP 10394089U JP 2506490 Y2 JP2506490 Y2 JP 2506490Y2
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誠一 北林
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誠一 北林
株式会社丸一製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本願考案は定量取り出し装置に関し、特に液体や粉体
を収容した容器の開口部に取り付ける定量取り出し装置
に関する。従来、液体容器或は粉体容器からその内容物
を取り出すときには、容器の開口部から出る内容物の量
を目分量で加減して取り出してきた。したがって、必要
量を取り出すということが難しく、使用者は使用のたび
に困惑してきた。
本願考案は上記の問題を解決することを目的とするも
のである。
そこで、定量取り出し装置の技術開発が必要になり、
実公昭56-44685号公報に記載の流体用定量取出容器が開
発されたのである。その具体的構成は、容器の口部に中
空栓体を摺動可能に密嵌し、前記中空栓体の側壁の上下
にそれぞれ取出孔及び取入孔を穿設し、前記両孔の位置
は取出孔が容器の外部に開口する際は取入孔が容器の口
部によって閉鎖され、取入孔が容器の内部に開口する際
は取出孔が容器の容器の口部によって閉鎖され、かつ、
取入孔は上下方向に変位できるように側壁に装着された
中空栓体の底壁より所要寸法だけ上方となるようになっ
ていることを特徴とする流体用定量取出容器である。そ
れに対して、本考案の定量取り出し装置は、円筒体など
の筒状体4の内部にピストン弁体18を挿入し、そのピス
トン弁体18に通孔20を設け、前記ピストン弁体18に弁棒
17を設け、その弁棒17の周囲にコイルばね19を配設し、
前記弁棒17の前記ピストン弁体18の反対側に弁板体16を
取り付け、その弁板体16に開口部15を設ており、その具
体的構成を有する定量取り出し装置である点で、実公昭
56-44685号公報に記載の流体用定量取出容器を改善する
ことを本考案の第一の目的とする。
また、実開昭54-157066号公報には、容器本体の口部
内に内挿取り付けられ、内壁部の軸方向途中に環状段部
を設けかつ適宜位置に容器本体内に連通する透孔を穿設
した有底筒体と上記筒体内に往復動可能に挿入され上記
段部により開閉する弁体と、上記筒体底部と弁体の間に
設けられ、上記弁体を外方に付勢するスプリングと上記
口部に螺合しこれを閉鎖すると共に上記弁体を内方に押
し上記容器本体内と筒体の段部上方とを連通せしめる一
定量を取り受ける蓋体とからなる定量容器が記載されて
いるが、本考案の主要構成要件である円筒体などの筒状
体4の内部にピストン弁体18を挿入し、そのピストン弁
体18に通孔20を設け、前記ピストン弁体18に弁棒17を設
け、その弁棒17の周囲にコイルばね19を配設し、前記弁
棒17の前記ピストン弁体18の反対側に弁板体16を取り付
け、その弁板体16に開口部15を設けた定量取り出し装置
とは構成が相違し、特に、実開昭54-157066号公報に
は、内側ハウジング内の定量室は、蓋体を閉鎖した状態
でのみ内側ハウジング内の定量室に定量の内容物を収容
し得るのであり、そして、その定量の内容物を内側ハウ
ジング内の定量室から蓋体に移動させて、初めて、蓋体
を定量容器の口部4から取り出して定量の内容物2を得
るのであるが、本考案は、そのように、蓋体の開閉に際
して、蓋体を取り外して、蓋体を開閉するような煩わし
い手間をかけることなく定量の内容物を取り出すことを
第二の目的とする。
次に、上記目的を達成するための具体的構成を図面に
従い説明すると、外方に向けてフランジ部2を有する底
なし円筒体1のフランジ部2の反対側の端部の外周面に
急傾斜のテーパー部3を形成し、前記底なし円筒体1の
内側にその底なし円筒体1に対して摺動自在に引き出し
取手付き円筒体4を配設し、その引き出し取手付き円筒
体4の引き出し取手5のある部分を蓋体6にし、その蓋
体6の周縁部を円筒体の部分に対してフランジ状に外方
に突出し、常時はそのフランジ状の部分7が前記底なし
円筒体1のフランジ部2の肩の部分に当接させられてお
り、前記引き出し取手付き円筒体4の引き出し取手5の
ある部分の蓋体6側の反対側を開口しており、その開口
部分8のわずか手前の前記引き出し取手付き円筒体4の
円筒部分の側壁面に複数の比較的大きな開口部13を形成
し常時は、それらの開口部13が前記底なし円筒体1の内
側端部より内側に位置して開放されるように位置させ、
前記引き出し取手付き円筒体4の円筒部分の側壁面で引
き出し取手5のある部分の蓋体6側にきわめて近い位置
に複数の排出口10を形成し、前記引き出し取手付き円筒
体4の円筒部分の側壁面で引き出し取手5のある蓋体6
側の反対側に開口した開口部分が引き出し取手5を引き
出して前記底なし円筒体1の内面部に位置して閉鎖され
た時、前記排出口10が開放されるようにし、前記引き出
し取手付き円筒体4の内面部に、前記引き出し取手付き
円筒体4と向き合うようにフランジ付き円筒体11を挿入
し、その円筒体11の周側壁面の部分に設けた複数の開口
部12と前記引き出し取手付き円筒体4の周側壁面の部分
に設けた複数の開口部13とが重なり合うように形成し、
前記フランジ付き円筒体11のフランジ部14を前記引き出
し取手付き円筒体4の内側端部に当接し、前記の両円筒
体の開口部12、13を重ねるとともに、前記フランジ付き
円筒体11の外端部を前記引き出し取手付き円筒体4の中
間位置に位置するようにし、前記フランジ付き円筒体11
の内端部に位置したフランジ部のさらに内側に複数の開
口部15を設けた薄板状の弁板体16を配接し、その弁板体
16の周縁部9の外径をフランジ付円筒体11のフランジ部
14の外径より大きくして、底なし円筒体1の内側端部の
内径より大きくし、前記引き出し取手付円筒体4を外方
に引き出した時、前記弁板体16の周縁部9の部分が底な
し円筒体1の内側端部に係止しうるようにし、前記弁板
体16の中心部に弁棒17の端部を固着し、その弁棒17の他
端部には円筒状のピストン弁体18を設け、そのピストン
弁体18の肩部と前記フランジ付き円筒体11の内端部の間
にばね19を介在し、前記ピストン弁体18の円筒部を支持
する部分に複数の通孔20を突設し、前記ピストン弁体18
の円筒部の外周壁面部により前記引き出し取手付き円筒
体4の引き出し取手5のある蓋体6に近い位置に設けら
れた排出口10の部分を開閉しうるようにしてなる定量取
り出し装置である。
次に上記構成から生じる作用効果を述べると、溶液タ
ンク或は粉粒体タンクなどの容器の開口部に本願考案を
施した定量取り出し装置を取り付けると、最も外側に位
置するフランジ部を有する底なし円筒体のフランジ部
が、前記容器の開口部に当接して、その容器の開口部の
円筒状部分の内側と、前記底なし円筒体の円筒部分の外
側とが密着して一体構造体のようになり、前記底なし円
筒体の内側の円筒面を案内にして前記引き出し取手付き
円筒体の外周面の部分が摺動自在となり、前記引き出し
取手付き円筒体の引き出し取手のある蓋体に近い位置の
排出口の出没を可能にし、最初の位置即ち蓋体によって
容器の開口部が閉鎖されている場合は、前記引き出し取
手付き円筒体の内方端部の近くに設けた開口部が前記底
なし円筒体の内端部より内方に突出していて開かれてお
り、その結果は前記開口部を通して容器内の液体或は粉
粒体などの内容物は本願考案の定量取り出し装置の内部
に収容されることとなり、次に第2の段階として、引き
出し取手により筒状部分を引き出すと、前記引き出し取
手付き円筒体に設けた排出口とは別の開口部を前記フラ
ンジ付き円筒体の内部にもぐり込ませるとともに、前記
排出口のある部分を容器の開口部の外側に突出させ、第
3段階(第3図参照)としてさらに取手を引き出すと、
前記フランジ付き円筒体の内方端部によって支持された
弁板体の中心部にその一端を固着した弁棒の他端のピス
トン弁体が残されて、さらに前記引き出し取手付き円筒
体の部分が外方に移動して前記ピストン弁体によって閉
鎖されていた排出口が開かれて定量取り出し装置内に収
容されていた内容物が取り出されるのである。
その時、前記引き出し取手付き円筒体とともに移動す
る前記引き出し取手付き円筒体の内側に位置する最も内
側の円筒体の内側壁面の部分が、前記底なし円筒体の円
筒部の内面を案内にしてピストンの端面となって移動
し、そのピストンの端面と底なし円筒体の円筒部の内面
と弁板体との間で形成される空間部に弁板体の通孔を通
して容器内の内容物が流入し、前記引き出し取手付き円
筒体とその内側に位置するフランジ付き円筒体とで形成
される構造部分があたかも一体のピストン構造体である
かのように底なし円筒体の内部で作用し弁棒の端部に設
けられたピストン弁体の肩部と前記フランジ付き円筒体
の内部肩部との間に介在して働く圧縮コイルばねを前記
ピストン弁体の肩部で押圧して排出口を開くので、ばね
の弾発力を加減調節することにより排出口とは別の内容
物取り入れ口の閉鎖時から所望時間遅れて排出口を開く
ことを加減調節することができる効果がある。
最後に、本考案の定量取り出し装置の具体的構成から
生じる具体的効果を述べると、本考案の定量取り出し装
置の具体的構成の所望長さの底なし円筒体などの筒状体
1内に引き出し取手付き蓋体6をそなえた円筒体などの
筒状体4を往復動自在に嵌め込み、その円筒体などの筒
状体4の蓋体6側に近い円筒体などの筒状体の外周面の
適宜位置に排出口10を設け、その反対側の円筒体などの
筒状体の外周面の適宜位置に開口部13を設け、前記蓋体
6の部分が引き出されると前記開口部13が前記底なし円
筒体などの筒状体1内にはいり閉鎖されるようにし、最
初は、排出口10が、閉鎖されていて、その時、その排出
口10とは、別の開口部13を開放状態にして、その開口部
13から定量室となる取手付き蓋体6をそなえた円筒体な
どの筒状体4内に容器内の内容物の定量充填を可能に
し、その定量充填された内容物を、次の段階で、開放状
態にされた排出口10を介して外部に定量排出し得るよう
にし、内容物の定量排出後は、取手付き蓋体6をそなえ
た円筒体4などの筒状体を最初の状態に復帰させて、繰
り返し使用することができる効果がある。そして、本考
案は、引き出し取手付き蓋体6をそなえた円筒体などの
筒状体4の内側に排出口10の開閉に際し、前記底なし円
筒体などの筒状体1の内側に配設した前記円筒体などの
筒状体4の排出口10と開口部13を前記円筒体などの筒状
体1に対して往復動自在にさせ、前記円筒体などの筒状
体4の排出口10と開口部13を排出口10と開口部13の一方
が開いている時に他方が閉じているようにしたので、開
口部13から内容物の定量充填中は、前記円筒体などの筒
状体4の排出口10を閉鎖することにより、円筒体などの
筒状体4内に定量の内容物を確実に充填し得る効果があ
る。そして、それとともに円筒体などの筒状体4の排出
口10を開き、前記開口部13を閉鎖して、定量の内容物を
確実に排出し得る効果がある。そして、本考案の定量取
り出し装置は、円筒体などの筒状体4の内部にピストン
弁体18を挿入し、そのピストン弁体18に通孔20を設け、
前記ピストン弁体18に弁棒17を設け、その弁棒17の周囲
にコイルばね19を配設し、前記弁棒17の前記ピストン弁
体18の反対側の弁板体16に開口部15を設けることによ
り、円筒体などの筒状体4を円筒体などの筒状体1に対
して往復動させる時に前記弁板体16に設けた開口部15を
介して内容物を底なし円筒体などの筒状体1の内部に、
内容物を充填させ得るようになっていて、一旦、円筒体
などの筒状体4の排出口10を開くまで、円筒体などの筒
状体4を引き抜いて、前記排出口10を開いた後に、ピス
トン弁体18を設けた弁棒17の周囲に配設したコイルばね
19の弾発力で、自然に、円筒体などの筒状体4を後退さ
せ、前記排出口10を閉鎖させ、前記ピストン弁体18に設
けた弁棒17の周囲に配設したコイルばね19を最も伸長さ
せた時に、円筒体などの筒状体4の内端部の端面部が前
記弁板体16に設けた開口部15に接触するまで移動し、そ
の状態において、排出口10を閉鎖し得るようにし、その
排出口10が閉鎖されている状態にして、その排出口10の
閉鎖状態において、その排出口10とは、別の開口部13を
開放状態にして、その開口部13から定量室となる取手付
き蓋体6をそなえた円筒体などの筒状体4の内部に、容
器内の内容物を定量充填させることを可能にし、その定
量充填された内容物の充填状態が、最初の排出口10が閉
鎖された状態と同じであって、最初の排出口10が閉鎖さ
れた状態に容易に復帰させ得る効果がある。そして、本
考案の定量取り出し装置は、その使用に際して、第一段
階は、前記円筒体などの筒状体4の蓋体6の部分が、前
記底なし円筒体1の外端部に接触していて、排出口10が
閉鎖し、開口部12と前記開口部13からなる開口部を入口
として開口し、内容物を前記円筒体などの筒状体4の内
部に入れ得るようにしてあるのであるが、常時は、第一
段階の状態であって、その状態では、排出口10が閉鎖
し、開口部12,13を開口して、その開口部12,13から定量
の内容物を前記円筒体などの筒状体4の内部に充填し
て、使用時に、いつでも、定量排出をなし得る準備体制
を取り得る効果がある。次の第二段階は、前記円筒体な
どの筒状体の筒状部分を引き出して、弁板体16が前記底
なし円筒体などの筒状体1の内端部に接触するまで引き
出し得るようにし、その状態で排出口10が閉鎖されてお
り、かつ、前記開口部12と前記開口部13からなる開口部
を閉鎖し得るようにしたので、前記円筒体などの筒状体
4の筒状部分を引き出して、弁板体16が前記底なし円筒
体などの筒状体1の内端部に接触するまで引き出し得る
ようにし、その状態で引き出された前記円筒体などの筒
状体4は、弁板体16が、前記底なし円筒体などの筒状体
1の内端部に接触すると、それ以上は、弁板体16ととも
に前記円筒体などの筒状体4を引き出すことが出来ず、
その状態では、ピストン弁体18と前記円筒体などの筒状
体4との間の相対的移動はなく、前記排出口10は依然と
して閉鎖状態であり、それとともに前記開口部12と前記
開口部13からなる開口部も閉鎖状態にし得るようにした
ので、両開口部をともに閉鎖したので、内容物の排出
は、事実上、不可能であって、定量の内容物を確実に前
記円筒体などの筒状体4の内部に充填状態で収容し得る
効果がある。次の第三段階は、前記円筒体などの筒状体
4の蓋体6を、さらに、引き出して、前記弁板体16が前
記底なし円筒体などの筒状体1の内端部に接触した状態
で前記円筒体などの筒状体4の蓋体6の部分を前記弁棒
17の前記ピストン弁体18から離して、前記排出口10を開
口して、定量の内容物を外部に排出させ得るので、前記
開口部12と前記開口部13からなる開口部も閉鎖状態にし
た状態で、両開口部をともに閉鎖して、内容物の定量排
出を、容易に、そして、確実になし得る効果がある。
それ故に、本考案の定量取り出し装置は、常時は、排
出口から、内容物が外部に排出がないようにすることが
必要であるが、そのため、常時は、本考案の定量取り出
し装置の状態が、排出口を閉鎖した状態にし、それとと
もに定量充填が可能な状態にすることが要求されるので
ある。そこで、本考案の定量取り出し装置の第一段階の
状態では、排出口10が閉鎖し、開口部12,13を開口し
て、その開口部12,13から定量の内容物を前記円筒体な
どの筒状体4の内部に充填して、使用時に、いつでも、
定量排出をなし得る準備体制を取り得る効果がある。ま
た、引き出し取手付き蓋体の引き出し取手から指を離す
と、自動的に空の状態で、コイルばねの弾発力により、
元の位置まで復帰するのであるが、その時点では、円筒
体などの筒状体の排出口と流入口として使用される開口
部をともに閉鎖しており、この状態では、いまだ、内容
物は充填されることがなく、この状態から、もう一度、
深く、引き出し取手付き蓋体の引き出し取手を押し込む
と、引き出し取手付き蓋体と一体の円筒体などの筒状体
の排出口が閉ざされたまま、その円筒体などの筒状体の
内部に流入口として使用される開口部を開いた状態にし
て、その流入口として使用される開口部から、内容液な
どの内容物を定量室となる円筒体などの筒状体内に定量
の内容液などの内容物を充填して、次回の定量排出を可
能にし得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願考案を施した定量取り出し装置を容器の開
口部に取り付け、閉蓋状態にした横断面図であり、第2
図は第1図の状態から引き出し取手を引き出して円筒部
の内部開口部を閉鎖した状態を示す横断面図であり、第
3図は第2図の状態からさらに引き出し取手を引き出し
て排出口を開口した状態を示す横断面図であり、第4図
は、本願考案を施した定量取り出し装置の要部を断面図
で示した側面図であり、第5図は第4図に示した定量取
り出し装置の正面図であり、第6図は第1図に示した定
量取り出し装置を上方に位置するようにして示したもの
であって前記定量取り出し装置を容器に装填して、その
容器の部分だけ斜線を入れた図面であり、第7図は本願
考案の定量取り出し装置の引き出し取手のついた蓋体の
部分を第5図に示すように円形にするのではなく楕円形
にすることにより蓋体の回転を防止することを工夫した
正面図であり、第8図は、第5図および第7図とは異な
る形状のものであって四角形の蓋体の部分を示す正面図
であり、第9図は第1図の装置の正面図である。 1……底なし円筒体 2……フランジ部 3……テーパー部 4……引き出し取手付き円筒体 5……引き出し取手 6……蓋体 7……フランジ状の部分 8……開口部分 9……弁板体周縁部 10……排出口 11……フランジ付き円筒体 12……開口部 13……開口部 14……フランジ部 15……開口部 16……弁板体 17……弁棒 18……ピストン弁体 19……ばね 20……通孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望長さの底なし円筒体などの筒状体1内
    に引き出し取り手付き蓋体6を備えた円筒体などの筒状
    体4を往復自在に嵌め込み、その円筒体などの筒状体4
    の蓋体6側に近い円筒体などの筒状体の外周面の適宜位
    置に排出口10を設け、その反対側の円筒体などの筒状体
    の外周面の適宜位置に開口部13を設け、前記蓋体6の部
    分が引き出されると前記開口部13が前記底なし円筒体な
    どの筒状体1内にはいり閉鎖されるようにし、前記引き
    出し取り手付き蓋体6を備えた円筒体などの筒状体4の
    内側に位置する排出口10の開閉に際し、前記底なし円筒
    体などの筒状体1の内側に配設した前記円筒体などの筒
    状体4の排出口10と開口部13を排出口10と開口部13の一
    方が開いている時に他方が閉じているようにし、前記円
    筒体などの筒状体4の内部にピストン弁体18を挿入し、
    そのピストン弁体18に通孔20を設け、前記ピストン弁体
    18に弁棒17を設け、その弁棒17の周囲にコイルばね19を
    配設し、前記弁棒17の前記ピストン弁体18の反対側に弁
    板体16を取り付け、その弁板体16に開口部15を設け、そ
    の弁板体16に設けた開口部15の外側に位置する弁板体周
    縁部9と底なし円筒体1のテーパー部3の先端部の間で
    接触したり、離脱し得る関係を保持し、前記底なし円筒
    体1の筒状部分の内側に設けた円筒体などの筒状体4に
    設けた開口部13の部分が、その内側に位置するフランジ
    付き円筒体11に設けた開口部12と重ねられていて、相互
    移動がないようにし、第一段階は、前記円筒体などの筒
    状体4の蓋体6の部分が、前記底なし円筒体1の外端部
    に接触していて、排出口10が閉鎖し、開口部12と開口部
    13からなる開口部を入口として開口し、内容物を前記円
    筒体などの筒状体4の内部に入れ得るようにし、第二段
    階は、前記円筒体などの筒状体の筒状部分を引き出し
    て、前記弁板体16が、前記底なし円筒体などの筒状体1
    の内端部に接触するまで引き出し得るようにし、その状
    態で排出口10が閉鎖されており、かつ、前記開口部12と
    前記開口部13からなる開口部を閉鎖し、第三段階は、前
    記円筒体などの筒状体4の蓋体6を、さらに、引き出し
    て、前記弁板体16が前記底なし円筒体などの筒状体1の
    内端部に接触した状態で前記円筒体などの筒状体4の蓋
    体6の部分を前記弁棒17の前記ピストン弁体18から離し
    て、前記排出口10を開口して、定量の内容物を外部に排
    出させ得るとともに前記底なし円筒体1のテーパー部3
    と前記弁板体16の周縁部9との係合関係は、第一段階で
    は、前記底なし円筒体1のテーパー部3の先端部が、前
    記円筒体などの筒状体4の開口部13の手前の部分に位置
    していて、前記弁板体16の周縁部9と前記底なし円筒体
    1のテーパー部3とは離れて位置し、開口部12と開口部
    13からなる開口部を入口として開口し、内容物を前記円
    筒体などの筒状体4の内部に入れ得るようにし、第二段
    階では、前記円筒体などの筒状体4の蓋体6に設けた引
    き出し取手5を引き出すことにより前記底なし円筒体1
    のテーパー部3の先端部が、前記弁板体16の周縁部9の
    裏側に接触し、開口部12と開口部13からなる開口部を前
    記底なし円筒体1の筒状部分により閉鎖し、その底なし
    円筒体1の筒状部分とその蓋体6とフランジ付き円筒体
    11とピストン弁体18とによる閉鎖空間の部分に定量の流
    体を収容することを可能とし、第三段階では、前記円筒
    体などの筒状体4の蓋体6に設けた引き出し取手5を、
    さらに、引き出すことにより、前記円筒体などの筒状体
    4の蓋体6の近くに設けた前記排出口10を開口して、そ
    の開口から、定量の内容物を外部に排出させながら前記
    弁板体16に設けた開口部15から前記底なし円筒体1の筒
    状部分とフランジ付き円筒体11のフランジ付き部材と前
    記弁板体16の間で形成された空間部分に内容物を流入さ
    せることにより、定量の内容物を外部に排出させること
    を可能にした定量取り出し装置。
JP1989103940U 1989-09-06 1989-09-06 定量取り出し装置 Expired - Lifetime JP2506490Y2 (ja)

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